JP7229902B2 - 照明装置 - Google Patents
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Description
照明装置1は、波長変換部材30を収容するスリーブ10を更に備えてもよい。スリーブ10は、ボディ12と射出部14とを備える。ボディ12は、光軸20と同軸の円筒状に構成されるとする。ボディ12は、内壁12aと外壁12bとを有し、内壁12aで区画される内部空間を有する。光軸20に直交する断面視における内壁12a及び外壁12bの形状は、図2に例示されるように円であってよいが、これに限られず、直線又は曲線を含む他の種々の形状であってよい。
図3に示されるように、波長変換部材30は、蛍光体35を備える。波長変換部材30は、透光性を有する透光部材38を更に備えてよい。透光部材38は、蛍光体35を内部に含有することによって、略均一に分散された状態で蛍光体35を保持してよい。波長変換部材30の屈折率は、透光部材38及び蛍光体35それぞれの屈折率、並びに、透光部材38に対する蛍光体35の含有率に基づいて定まり得る。波長変換部材30の屈折率は、透光部材38の屈折率に等しいとみなされてもよいし、蛍光体35の屈折率に等しいとみなされてもよい。
波長変換部材30は、励起光を所定の割合で異なる波長の光に変換する。波長変換部材30に入射する励起光のうち異なる波長の光に変換される励起光の割合は、変換効率とも称される。波長変換部材30の変換効率は、蛍光体35の量子効率に基づいて定まる。
図4に示されるように、比較例に係る照明装置9は、光源91と、入射ファイバ92と、波長変換部材93、94及び95と、射出ファイバ96と、射出部97とを備える。照明装置9は、光源91が射出する励起光90aを入射ファイバ92で分岐して波長変換部材93、94及び95それぞれに入射させる。波長変換部材93、94及び95それぞれは、励起光90aを変換光90bに変換する。変換光90bは、射出ファイバ96を通って射出部97で合流し、合成光90cとして射出される。波長変換部材93は、励起光90aを赤色の変換光90bに変換する。波長変換部材94は、励起光90aを緑色の変換光90bに変換する。波長変換部材95は、励起光90aを青色の変換光90bに変換する。合成光90cは、赤色の変換光90bと、緑色の変換光90bと、青色の変換光90bとを含む白色光になり得る。合成光90cの色は、入射ファイバ92に分岐する励起光90aの割合を制御することによって、又は、波長変換部材93、94及び95それぞれの変換効率を制御することによって、種々の色に制御され得る。
第1波長変換部材31は、第2波長変換部材32よりも第1ファイバ22の端部24aの近くに位置してよい。つまり、第1波長変換部材31は、第2波長変換部材32から見て伝搬元に位置してよい。第1波長変換部材31が第2波長変換部材32から見て伝搬元に位置する場合、第1光のピーク波長は、第2光のピーク波長よりも長くされてよい。
図6に示されるように、照明装置1は、部屋の壁面82又は天井面84に設置されてよい。照明装置1は、射出部14が壁面82又は天井面84に設けられている孔に挿入されるように設置されてよい。照明装置1は、射出部14から照明光を射出することによって、部屋の中を照明できる。部屋にいる人は、照明装置1の射出部14だけ視認する。照明装置1のスリーブ10等が部屋にいる人から見えないことによって、壁面82又は天井面84の美観に影響を及ぼしにくい。
図7に示されるように、波長変換部材30は、スリーブ10の内壁12aに沿う筒状であってよい。波長変換部材30が筒状である場合、筒の内部は、中空であってもよいし、透光部材38又は他の透光性を有する材料で満たされていてもよい。
図7に示されるように、射出部14は、第2ファイバ52を接続可能に構成されてよい。第2ファイバ52は、フェルール58を介して射出部14に接続されてよい。第2ファイバ52は、フェルール58を介して射出部14に接続されることによって、射出部14に対して容易に着脱され得る。
図9に示されるように、スリーブ10の内壁12aの内径は、第1ファイバ22の端部24aからの距離に応じて変化してよい。端部24aから遠いほど、内壁12aの内径が大きくされてよい。つまり、内壁12aは、端部24aから遠ざかるにつれて広がるようにテーパ化されてよい。このようにすることで、波長変換部材30の内部において、励起光、並びに、変換光及び未変換光は、端部24aに向かう方向よりも端部24aから離れる方向に反射しやすくなる。つまり、励起光、並びに、変換光及び未変換光は、端部24aに向けて戻りにくくなる。励起光、並びに、変換光及び未変換光が端部24aに向けて戻りにくくなることによって、射出部14に到達する光が増加し得る。その結果、波長変換部材30に入射する励起光の強度に対する射出部14から射出される照明光の強度の比率が高められ得る。つまり、励起光の変換効率が高められ得る。
図1に示されるように、ボディ12は、外壁12bから外側に突出するフィン16を更に備えてよい。フィン16は、光軸20に沿う方向に延在してもよいし、円周方向に延在してもよい。フィン16は、ボディ12に伝わった熱を外部に放出しやすくする。
10 スリーブ(12:ボディ、12a:内壁、12b:外壁、12c:端部、12d:端部、14:射出部、14a:内壁、14b:内壁、16:フィン)
20 光軸
22 第1ファイバ(24:コア、24a:端部、26:クラッド)
28 フェルール
30 波長変換部材(30a:端部、30b:端部、31~33:第1~第3波長変換部材、31a~33a:内壁、35:蛍光体、35a:第1蛍光体、35b:第2蛍光体、38:透光部材)
42 第1光学部材
44 第2光学部材
52 第2ファイバ(54:コア、54a:テーパ部、56:クラッド)
58 フェルール
60 光源
82 壁面
84 天井面
Claims (14)
- 光軸に沿って励起光を伝搬させ、端部から前記励起光を射出する第1ファイバと、
前記第1ファイバの光軸と同軸に位置し、前記励起光を異なる波長の光に変換する波長変換部材と
を備え、
前記波長変換部材は、長手方向を有し、前記長手方向が前記第1ファイバの光軸に沿って位置し、
前記波長変換部材は、前記励起光を第1光に変換する第1波長変換部材と、前記励起光を第2光に変換する第2波長変換部材とを含み、
前記第1波長変換部材及び前記第2波長変換部材はそれぞれ、前記第1ファイバの光軸と同軸に位置し、
前記第1波長変換部材は、前記第2波長変換部材よりも前記第1ファイバの端部の近くに位置し、
前記第1光の波長は、前記第2光の波長よりも長い、照明装置。 - 光軸に沿って励起光を伝搬させ、端部から前記励起光を射出する第1ファイバと、
前記第1ファイバの光軸と同軸に位置し、前記励起光を異なる波長の光に変換する波長変換部材と、
前記波長変換部材を収容するスリーブと
を備え、
前記波長変換部材は、長手方向を有し、前記長手方向が前記第1ファイバの光軸に沿って位置し、
前記波長変換部材の少なくとも一部は、前記スリーブの内壁に当接する、照明装置。 - 前記波長変換部材は、前記スリーブの内壁に沿った筒状である、請求項2に記載の照明装置。
- 前記スリーブの内壁の径は、前記第1ファイバに近い側から遠い側に向けて大きくなる、請求項2又は3に記載の照明装置。
- 前記スリーブは、前記第1ファイバの光軸と同軸に位置し、前記波長変換部材で変換された光を射出する射出部を備え、
前記スリーブの前記射出部が位置する部分の外形の寸法は、前記スリーブの前記波長変換部材を収容する部分の外形の寸法よりも小さい、請求項2から4までのいずれか一項に記載の照明装置。 - 前記射出部は、光学パワーを有する第1光学部材を有する、請求項5に記載の照明装置。
- 前記射出部は、前記波長変換部材と前記第1光学部材との間に位置する第2光学部材を更に有し、
前記第2光学部材の屈折率は、前記第1光学部材の屈折率より大きく且つ前記波長変換部材の屈折率より小さい、請求項6に記載の照明装置。 - 前記射出部は、第2ファイバを接続可能に構成される、請求項5から7までのいずれか一項に記載の照明装置。
- 前記第2ファイバを更に備え、
前記第2ファイバは、コアを有し、
前記第2ファイバのコアの内径は、前記射出部に近い側から遠い側に向けて小さくなる、請求項8に記載の照明装置。 - 前記第2ファイバの端部は、前記波長変換部材に当接する、請求項9に記載の照明装置。
- 前記スリーブは、前記波長変換部材を収容する部分の外壁にフィンを有する、請求項2から10までのいずれか一項に記載の照明装置。
- 前記励起光の波長は、360nm以上且つ430nm以下である、請求項1から11までのいずれか一項に記載の照明装置。
- 前記第1ファイバは、前記励起光としてレーザ光を射出する光源に接続可能に構成される、請求項1から12までのいずれか一項に記載の照明装置。
- 前記第1ファイバの端部は、前記波長変換部材に当接する、又は、前記波長変換部材の端部よりも前記長手方向に見て内側に位置する、請求項1から13までのいずれか一項に記載の照明装置。
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JP2010160948A (ja) | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Olympus Corp | 光源装置 |
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