JP2016119141A - 固体照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】放出される光が正常でないことを検出可能な固体照明装置を提供する。【解決手段】固体照明装置は、第1のレーザー光を放出する第1の照射部と;前記第1のレーザー光が入射する第1の端部と、前記第1の端部とは反対の側の第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部との間に設けられた外縁と、を有する導光部と;前記導光部の前記外縁の第1領域を覆うように設けられ、前記第1のレーザー光を吸収し前記第1のレーザー光の波長よりも長い波長の第1の波長変換光を外側方向へ放出する波長変換部と;前記第1領域と前記第2の端部との間に設けられ、前記導光部の前記外縁の第2領域からの漏れ光が入射する受光部と;前記受光部から出力され、前漏れ光の強度に対応した電気信号により、前記漏れ光の前記強度が所定の範囲外であると、前記レーザー光の放出停止信号を前記照射部に向けて出力する制御部と;を具備している。【選択図】 図1
Description
後述する実施形態は、概ね、固体照明装置に関する。
LED(Light Emitting Diode)やLD(Laser Diode)などの半導体発光素子や波長変換層などを用いて、白色光などの光を放出する固体照明(SSL: Solid-State Lighting)装置を形成できる。
固体照明装置から放出される光が正常でない場合に備えて、固体照明装置は、異常を検出可能な自己診断機能を有することが望ましい。
本発明が解決しようとする課題は、放出される光が正常でないことが検出可能な固体照明装置を提供することである。
実施形態にかかる固体照明装置は、第1のレーザー光を放出する第1の照射部と;前記第1のレーザー光が入射する第1の端部と、前記第1の端部とは反対の側の第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部との間に設けられた外縁と、を有する導光部と;前記導光部の前記外縁の第1領域を覆うように設けられ、前記第1のレーザー光を吸収し前記第1のレーザー光の波長よりも長い波長の第1の波長変換光を外側方向へ放出する波長変換部と;前記第1領域と前記第2の端部との間に設けられ、前記導光部の前記外縁の第2領域からの漏れ光が入射する受光部と;前記受光部から出力され、前漏れ光の強度に対応した電気信号により、前記漏れ光の前記強度が所定の範囲外であると、前記レーザー光の放出停止信号を前記照射部に向けて出力する制御部と;を具備している。
本発明の実施形態によれば、放出される光が正常でないことが検出可能な固体照明装置を提供することができる。
第1の発明は、第1のレーザー光を放出する第1の照射部と;前記第1のレーザー光が入射する第1の端部と、前記第1の端部とは反対の側の第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部との間に設けられた外縁と、を有する導光部と;前記導光部の前記外縁の第1領域を覆うように設けられ、前記第1のレーザー光を吸収し前記第1のレーザー光の波長よりも長い波長の第1の波長変換光を外側方向へ放出する波長変換部と;前記第1領域と前記第2の端部との間に設けられ、前記導光部の前記外縁の第2領域からの漏れ光が入射する受光部と;前記受光部から出力され、前漏れ光の強度に対応した電気信号により、前記漏れ光の前記強度が所定の範囲外であると、前記レーザー光の放出停止信号を前記照射部に向けて出力する制御部と;を具備した固体照明装置である。
この固体照明装置によれば、制御部は、受光部から出力された電気信号に基づいて、漏れ光の強度が所定の範囲外であるか否かを演算する。もし、漏れ光の強度が所定の範囲外であると、制御部は、レーザー光の放出停止信号を出力する。この結果、半導体レーザーは、駆動を停止する。このようにして、レーザー光が、外部に漏れることが抑制され、安全な固体照明装置とすることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記導光部の前記第2領域は、前記第1のレーザー光を散乱して前記受光部に向けて放出する散乱領域を含む固体照明装置である。
この固体照明装置によれば、第2領域で散乱されやすくなるので、高い感度で漏れ光を検出できる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記導光部の前記第2の端部から放出された前記第1のレーザー光を前記第1の端部に向かって反射する反射部をさらに具備した固体照明装置である。
この固体照明装置によれば、外部に無駄に放出される光量が低減される。この結果、エネルギー効率が高められ、安全性をさらに高めることができる。
この固体照明装置によれば、外部に無駄に放出される光量が低減される。この結果、エネルギー効率が高められ、安全性をさらに高めることができる。
第4の発明は、第1または第2の発明において、第2のレーザー光を放出する第2の照射部をさらに具備した固体照明装置である。
この固体照明装置によれば、第2のレーザー光は、導光部の第2の端部に入射し、第1の端部に向かって導光される。また、波長変換部は、第2のレーザー光を吸収し第2のレーザー光の波長よりも長い波長の第2の波長変換光を外側方向へ放出する。この結果、高い光出力が容易となる。
この固体照明装置によれば、第2のレーザー光は、導光部の第2の端部に入射し、第1の端部に向かって導光される。また、波長変換部は、第2のレーザー光を吸収し第2のレーザー光の波長よりも長い波長の第2の波長変換光を外側方向へ放出する。この結果、高い光出力が容易となる。
第5の発明は、前記第1の照射部と、前記受光部と、前記制御部と、を少なくとも収納する筐体部をさらに具備した固体照明装置である。
この固体照明装置によれば、小型化かつ安全な照明装置とすることができる。
この固体照明装置によれば、小型化かつ安全な照明装置とすることができる。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1(a)は第1の実施形態にかかる固体照明装置の構成図、図1(b)は光ファイバーの領域を表す模式斜視図、である。
図1(a)は第1の実施形態にかかる固体照明装置の構成図、図1(b)は光ファイバーの領域を表す模式斜視図、である。
固体照明装置は、第1の照射部10と、導光部20と、波長変換部30と、受光部40と、制御部50と、を有する。
第1の照射部10は、半導体レーザー12などの固体発光素子と、その駆動回路14と、を有し、紫外〜青色(380〜490nm)の波長範囲の第1のレーザー光BL1を放出する。
第1の照射部10は、半導体レーザー12などの固体発光素子と、その駆動回路14と、を有し、紫外〜青色(380〜490nm)の波長範囲の第1のレーザー光BL1を放出する。
導光部20は、第1のレーザー光BL1が入射する第1の端部20aと、第1の端部20aとは反対の側の第2の端部20bと、を有する。なお、図1において、導光部20は、石英などからなる光ファーバー80とするが、ガラスや透光性樹脂などからなる導光体であってもよい。
光ファイバー80は、コア80a、コア80aの屈折率よりも低い屈折率を有するクラッド80bとを有する。レーザー光の波長が、たとえば、0.7〜1.55μmである場合、コア80aとクラッド80bとの屈折率差により、第1のレーザー光BL1はコア80aに閉じ込められ全反射により光信号が伝搬される。
他方、第1のレーザー光BL1の波長が、490nm以下と短くなると、コア80aとクラッド80bとの界面80cでレーリー散乱が増加する。このため、第1のレーザー光BL1は、クラッド80bに漏れ、さらにクラッド80bの外方に漏れる。
たとえば、第1のレーザー光BL1が青色光であると、略50mの長さの光ファイバー80における伝送損失は、略1.55dBとなる。すなわち、光ファイバー80の長さを50m以上とすると、第2の端部20bから外部に放出する第1のレーザー光BL1の強度を低減することが可能である。
波長変換部30は、導光部20の第1領域PHのクラッド80bを覆うように設けられ、第1のレーザー光BL1を吸収し第1のレーザー光BL1の波長よりも長い波長の波長変換光YLを外側方向へ放出する。たとえば、第1のレーザー光BL1を青色光とし、波長変換部30が黄色蛍光体を含むとする。波長変換部30は、波長変換光YLを外方に放出するとともに、第1のレーザー光BL1を散乱して散乱光SLとして外方に放出する。導光部20の第1領域PHと、第1領域PHに設けられた波長変換部30と、は、発光部34を構成し、波長変換光YLと、散乱光SLと、が混合され白色である照明光GTを放出する。なお、発光部34の形状については、後に詳細に説明する。
波長変換部30は、第1のレーザー光BL1を吸収しその波長よりも長い波長を含む発光スペクトルを有する波長変換光YLを放出する。波長変換部30は、たとえば、(Ca、Sr)2Si5N8:Eu、(Ca、Sr)AlSiN3:Euなどの窒化物系蛍光体や、Cax(Si、Al)12(O,N)16:Eu、(Si、Al)6(O、N)8:Eu、BaSi2O2N2:Eu、BaSi2O2N2:Euなどの酸窒化物系蛍光体や、Lu3Al5O12:Ce、(Y、Gd)3(Al、Ga)5O12:Ce、(Sr、Ba)2SiO4:Eu、Ca3Sc2Si3O12:Ce、Sr4Al14O25:Euなどの酸化物系蛍光体や、(Ca、Sr)S:Eu、CaGa2S4:Eu、ZnS:Cu、Al等の硫化物系蛍光体などの中から、単体または少なくとも1種類以上混合させた蛍光体を用いることができる。
受光部40は、導光部20の第1領域PHと、第2の端部20bとの間に設けられ、導光部20の第2領域DEから放出される漏れ光LLを検出する。この場合、導光部20の第1領域PH(波長変換部30で覆われた領域)から外側方向に放出された第1のレーザー光BL1またはその散乱光を含む漏れ光LLを検出するために、導光部20の第2領域DEに散乱構造を設けることが好ましい。また、波長変換部30から放出される波長変換光YLのうち、導光部20を導光した光を漏れ光LLとして、用いても良い。
図1(b)は、その一例を表す。第2領域DEにおいて、受光部40と対向する領域のクラッド80bを除去し、界面80cを露出させる。このようにすると、漏れ光LLが放出されやすくなる。界面80cに、フロスト加工などによる散乱部を形成するとさらに漏れ光LLの取り出し効率を高めることができる。
または、界面80cの近傍に、光散乱材などからなる散乱層を設けてもよい。このようにすると、受光部40は、半導体レーザー12や導光部20の破損などで生じた異常を高い感度で検出することができる。
制御部50は、演算回路52と、保護回路54と、を有する。演算回路52は、受光部40から出力された電気信号に基づいて、漏れ光の強度が所定の範囲外であるか否かを演算する。もし、漏れ光LLの強度が所定の範囲外であると、演算回路52は、第1のレーザー光BL1の放出停止信号STを第1の照射部10の駆動回路14に向けて出力する。この結果、駆動回路14は、半導体レーザー12の駆動を停止する。
たとえば、波長変換部30に破損を生じると、波長変換部30に吸収される第1のレーザー光BL1が減少するので、漏れ光LLの強度は、所定の範囲よりも大きくなる。また、導光部20に破損を生じると、導光部20の第2領域DEに到達する第1のレーザー光BL1の強度が低下し、漏れ光LLの強度は所定の範囲よりも小さくなる。波長変換部30や導光部20の異常を検出することにより、第1のレーザー光BL1が、外部に漏れ照明対象物を直接照射することを抑制できる。このため、安全な固体照明装置とすることができる。
また、半導体レーザー12が劣化すると、漏れ光LLの強度が所定の範囲よりも小さくなる。このため、半導体レーザー12を交換し、正常の動作に戻すことができる。
図2(a)は導光部を径方向に切断した発光部の模式断面図、図2(b)は導光部を軸方向に切断した発光部の模式断面図、である。
導光部20が石英などからなる光ファイバー80の場合、発光部34の一例を説明する。発光部34は、光ファイバー80と、透光性の被覆層81と、散乱剤が分散して配置された光散乱層86と、波長変換部30と、透光性の保護チューブ90と、を有する。
光ファイバー80は、第1の端部20aのコア80aに導入された第1のレーザー光BL1をコア80aとクラッド80bとの界面80cにおいて反射させ第2の端部20bに向けて導光する。被覆層81は、クラッド80bの周囲に設けられる。被覆層81は、少なくとも第1のレーザー光BL1の波長帯を透過する材料で、たとえば、透過率は50%以上が好ましい。また、光ファイバー80は、界面80cにおける散乱光G2をクラッド80bおよび被覆層81を通して外方に向かって放出する。
波長変換部30は、被覆層81の周囲に設けられる。また、透光性の保護チューブ90には、光ファイバー80と被覆層81と波長変換部30とが挿入される。保護チューブ90は、少なくとも可視光を透過する材料で、たとえば、透過率は60%以上が好ましい。また、保護チューブ90は、光散乱機能を有していてもよい。
光ファイバー80のコア80aの直径D1は100μm、クラッド80bの直径D2は150μm、などとすることができる。また、被覆層81は、アクリル樹脂などからなるものとし、その外径を250μmなどとすることができる。波長変換部30の厚さは50μmなどとすることができる。保護チューブ90はフッ素樹脂などからなるものとすることができる。
保護チューブ90の内縁90aと、蛍光体層などの波長変換部30の外縁30aと、は互いに離間する。発光部34の長さが短い場合、離間距離Kが短くてよい。なお、保護チューブ90の中心とコア80aの中心とは、一致しなくてもよい。発光部34が、たとえば、100mのように長い場合、離間距離Kを長くしたほうが組立が容易である。発光部34の外径は、たとえば、1〜3mmなどとすることができる。
光散乱層86は、コア80aとクラッド80bとの界面80c近傍で生じた散乱光G2をさらに散乱した散乱光G5を生じる。コヒーレンスを低減させるとともに均一発光とすることができる。コヒーレンスの低減により、安全性をより高めることができる。波長変換光G3と散乱光G5とは、混合されて、照明光GTとなる。
図3は、発光部の形状の一例を表す模式斜視図である。
発光部34は、たとえば、骨組み92に巻回して所望の形状とすることができる。骨組み92は、金属、絶縁体、樹脂などからなる線状体を組み合わせて構成することができる。この場合、線状の発光部34の間は隙間となり、光を自由に通過させる。または、骨組み92は、透明体などとしてもよい。光は、透明体内を自由に通過する。さらに、骨組み92の外枠は、球体、楕円体、直方体、立方体、円柱、および錐体などと自由に選択することができる。
発光部34は、たとえば、骨組み92に巻回して所望の形状とすることができる。骨組み92は、金属、絶縁体、樹脂などからなる線状体を組み合わせて構成することができる。この場合、線状の発光部34の間は隙間となり、光を自由に通過させる。または、骨組み92は、透明体などとしてもよい。光は、透明体内を自由に通過する。さらに、骨組み92の外枠は、球体、楕円体、直方体、立方体、円柱、および錐体などと自由に選択することができる。
骨組み92の内部は光が通過できるので、発光部34から放出された照明光GTを、骨組み92の内部や反対に側などの広い角度範囲に広げることができる。
図4は、第2の実施形態にかかる固体照明装置の構成図である。
導光部20の第2の端部20bから放出された第1のレーザー光BL1を第1の端部20aに向かって反射する反射部60をさらに有することができる。反射部60は、金属層などからなるものとすることができる。波長変換に寄与せず、また散乱光に転じることなく導光部20の第2の端部20bに到達した第1のレーザー光BL1は、反射部60により再び導光部20を伝搬する。このため、外部に無駄に放出される光量が低減され、エネルギー効率が高められる。また、第1のレーザー光BL1の外部への放出が抑制され、安全性を高めることができる。
導光部20の第2の端部20bから放出された第1のレーザー光BL1を第1の端部20aに向かって反射する反射部60をさらに有することができる。反射部60は、金属層などからなるものとすることができる。波長変換に寄与せず、また散乱光に転じることなく導光部20の第2の端部20bに到達した第1のレーザー光BL1は、反射部60により再び導光部20を伝搬する。このため、外部に無駄に放出される光量が低減され、エネルギー効率が高められる。また、第1のレーザー光BL1の外部への放出が抑制され、安全性を高めることができる。
図5は、第3の実施形態にかかる固体照明装置の構成図である。
固体照明装置は、第2のレーザー光BL2を放出する第2の照射部16をさらに有する。第2のレーザー光BL2は、導光部20の第2の端部20bに入射し、第1の端部20aに向かって導光される。波長変換部30は、第2のレーザー光BL2を吸収し第2のレーザー光BL2の波長よりも長い波長の波長変換光を外方向へ向かってさらに放出する。
固体照明装置は、第2のレーザー光BL2を放出する第2の照射部16をさらに有する。第2のレーザー光BL2は、導光部20の第2の端部20bに入射し、第1の端部20aに向かって導光される。波長変換部30は、第2のレーザー光BL2を吸収し第2のレーザー光BL2の波長よりも長い波長の波長変換光を外方向へ向かってさらに放出する。
第1のレーザー光BL1の波長と、第2のレーザー光BL2の波長と、が、それぞれ波長変換部30の発光スペクトルの極大値近傍となるようにすると、波長変換効率および光出力を高めることができる。また、2つの波長を少しずらすと、照明光GTの演色性を変化させ、色度を調整することができる。
なお、第2領域DEにおいて、第2のレーザー光BL2の強度は、波長変換部30を照射した後の第1のレーザー光BL1の強度よりも通常大きい。この場合、駆動回路14により、第1のレーザー光BL1を短い(目では感知できない程度)期間OFFとし、その短い期間内に第1のレーザー光BL1の光強度を検出するなどにより、異常検出が容易となる。
図6は、第4実施形態にかかる固体照明装置の構成図である。
固体照明装置は、筐体部94をさらに有することができる。筐体部94は、照射部10、16と、受光部40と、制御部50と、反射部60と、を収納する。すなわち、固体照明装置は、筐体部94と、発光部4と、を有し、小型かつ安全な固体照明装置とすることができる。
固体照明装置は、筐体部94をさらに有することができる。筐体部94は、照射部10、16と、受光部40と、制御部50と、反射部60と、を収納する。すなわち、固体照明装置は、筐体部94と、発光部4と、を有し、小型かつ安全な固体照明装置とすることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 第1の照射部、16 第2の照射部、20 導光部、20a 第1の端部、20b 第2の端部、30 波長変換部、34 発光部、40 受光部、50 制御部、60 反射部、 80 光ファイバー(導光部)、80a コア、80b クラッド、80c 界面、80d 外縁、94 筐体、PH 第1領域、DE 第2領域、BL1 第1のレーザー光、BL2 第2のレーザー光、YL 波長変換光、SL 散乱光、LL 漏れ光、G3 波長変換光、G5 散乱光、GT 照明光
Claims (5)
- 第1のレーザー光を放出する第1の照射部と;
前記第1のレーザー光が入射する第1の端部と、前記第1の端部とは反対の側の第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部との間に設けられた外縁と、を有する導光部と;
前記導光部の前記外縁の第1領域を覆うように設けられ、前記第1のレーザー光を吸収し前記第1のレーザー光の波長よりも長い波長の第1の波長変換光を外側方向へ放出する波長変換部と;
前記第1領域と前記第2の端部との間に設けられ、前記導光部の前記外縁の第2領域からの漏れ光が入射する受光部と;
前記受光部から出力され、前漏れ光の強度に対応した電気信号により、前記漏れ光の前記強度が所定の範囲外であると、前記レーザー光の放出停止信号を前記照射部に向けて出力する制御部と;
を具備した固体照明装置。 - 前記導光部の前記第2領域は、前記第1のレーザー光を散乱して前記受光部に向けて放出する散乱部を含む請求項1記載の固体照明装置。
- 前記導光部の前記第2の端部から放出された前記第1のレーザー光を前記第1の端部に向かって反射する反射部をさらに具備した請求項1または2に記載の固体照明装置。
- 第2のレーザー光を放出する第2の照射部をさらに具備し、
前記第2のレーザー光は、前記導光部の前記第2の端部に入射し、前記第1の端部に向かって導光され、
前記波長変換部は、前記第2のレーザー光を吸収し前記第2のレーザー光の波長よりも長い波長の第2の波長変換光を外側方向へ放出する請求項1または2に記載の固体照明装置。 - 前記第1の照射部と、前記受光部と、前記制御部と、を少なくとも収納する筐体部をさらに具備した請求項1〜4のいずれか1つに固体照明装置。
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