JP7227756B2 - 熱交換器 - Google Patents
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Description
このような入口ポートから入口ダクトに導かれる連結部における圧力損失を低減させるものとして、下記特許文献1に記載の熱交換器が提案されている。
これは、小径の供給管から大径の小径部内に供給される排気ガスを、小径部で旋回させることにより、圧力損失を低減させるものである。
そこで、本発明は上述の問題を解決し、圧力損失の少ない熱交換器を実現することを課題とする。
ケーシング4の上蓋4bには、それぞれ前記熱交換器コア3に対向する一対の入口ダクト部7および出口ダクト部8を具備し、
入口ダクト部7と出口ダクト部8との間には、蓋側仕切11b及び本体側仕切板11aを有し、
それぞれ実質的に断面円形の入口ダクト部7に、その直径より小なる直径の入口ポート部9が連通し、
入口ポート部9、入口ダクト部7を介して熱交換器コア3に流通し、ケーシング本体4aの内部をUターンして、蓋側仕切11b及び本体側仕切板11aによって仕切られた出口ダクト部8から出口ポート部10に導かれる第1流体5は、入口ダクト部7において、熱交換器コア3内の第2流体6の流通する方向と交差する方向に偏向され、
入口ポート部の直径Pi,入口ダクト部の直径Diとしたとき、Pi/Diの比が0.65<Pi/Di<0.85であると共に、入口ポート部9の中心軸9aと入口ダクト部7の中心軸7aとが直交し且つ、
入口ポート部9の中心軸9aが入口ダクト部7の中心軸7aに対して偏心され、その偏心量Osiが、
0.15Pi<Osi<0.4Pi
であることを特徴とする熱交換器である。
0.65<Pi/Di<0.85であると共に、入口ポート部9の中心軸9aと入口ダクト部7の中心軸7aとが直交し且つ、
両者の中心軸9a、7a間の偏心量Osiが、
0.15Pi<Osi<0.4Piに形成されたものである。
それにより、偏心量Osiが適切となり、入口ダクト部7に必要且つ十分な旋回流が生じるので、第1流体が当該部を流通する際の圧力損失を小さくすることができる。
図1~図5は本発明の熱交換器の実施例を示し、図1(A)は上蓋4bの平面図、図1(B)は底面図、図1(C)は同熱交換器の縦断面図、図2は同熱交換器の分解斜視図、図3(A)は同熱交換器に用いられる上蓋4b及び、側体16その他の分解斜視図、図3(B)は同組立て状態を示す斜視図、図4(A)は図1(C)のIV-IV矢視横断面図、図4(B)は図4(A)のB-B矢視断面図である。
熱交換器コア3は、図1(C)及び図4(A)に示す如く、上下2列に並列した多数のチューブ1と各チューブ1との間に配置されたフィン2とで熱交換器コア3を構成する。そして、各チューブ1の両端が図1(C)に示す如く、ヘッダプレート15に貫通する。そして各チューブ1の開口は一対の水タンク17に連通する。そして、水タンク17に設けた水パイプ14から第2流体6の冷却水が、各チューブ1を介して他方の水タンク17に流通する。
この実施例において、入口ポート部9及び入口ダクト部7は断面が円形のパイプ状に形成され、入口ポート部9と入口ダクト部7とは直交する。それと共に、入口ポート部9の中心軸9aと入口ダクト部7の中心軸7aとは、図1(A)に示す如く、入口ダクト部7の中心軸7aに対する入口ポート部9の中心軸9aの偏心量Osiだけ位置ずれする。
上蓋4bは、図1(C)において、左側に入口ポート部9と入口ダクト部7を有し、右側に出口ダクト部8と出口ポート部10とを有する。出口ダクト部8は、この例では、図2の如く略角錐状に形成され、その端部が出口ポート部10に一体に連通する。
出口ダクト部8と入口ダクト部7との間には、蓋側仕切11b及び本体側仕切板11aを有すると共に、それらの両端に図2に示す如く、側体16が設けられている。本体側仕切板11aは図4(A)に示す如く熱交換器コア3の上縁に当接し、側体16が熱交換器コア3の両側に当接する。
なお、本体側仕切板11a及び蓋側仕切11bは熱交換器コア3の長手方向の中央部に配置される。
このようにしてなる熱交換器は、一例としてチャージエアクーラとして利用される。
チャージエアとしての第1流体5は、熱交換器コア3の入口ポート部9,入口ダクト部7を介して熱交換器コア3の左半分を流通し、ケーシング本体4aの内部をUターンして出口ダクト部8から出口ポート部10に導かれる。
また、一方の水タンク17の水パイプ14から流入した冷却水は、熱交換器コア3の各チューブ1に供給され、他方の水タンク17から流出する。そして、第1流体5と第2流体6との間に熱交換される。
この第1流体5は、入口ポート部9から入口ダクト部7に導かれるとき、入口ポート部9の中心軸9aと入口ダクト部7の中心軸7aとが偏心量Osiだけ偏心しているので、図1(B)の如く、第1流体5が入口ダクト部7内で旋回しつつ、ケーシング4のケーシング本体4aに供給される。その旋回流の発生により、入口ポート部9及び入口ダクト部7を通るときの空気抵抗が減少する。
なお、図4(B)は熱交換器コア3の各フィン2を流通する第2流体6の流れを示す。
この例では、入口ポート部の直径Piの直径を53.5mmとし、偏心量Osiを0~35mmまで変化させたときのオフセット量(偏心量Osi)に対する圧力損失比を曲線で表したものである。
この曲線からオフセット量(偏心量Osi)が8mm<Osi<21.7mmの範囲で圧力損失が低下することが明らかとなった。
なお、偏心量Osiの下限値より小さくなると、偏心による旋回流が十分生じない。また、偏心量Osiの上限値より大きくなると、偏心が過剰となり、空気流が内壁に偏り、かえって圧力損失が増大する。
2 フィン
3 熱交換器コア
4 ケーシング
4a ケーシング本体
4b 上蓋
5 第1流体
6 第2流体
7 入口ダクト部
7a 中心軸
8 出口ダクト部
9 入口ポート部
9a 中心軸
11a 本体側仕切板
11b 蓋側仕切
13 溝部
14 水パイプ
15 ヘッダプレート
16 側体
17 水タンク
Pi 入口ポート部の直径
Di 入口ダクト部の直径
Osi 入口ダクト部の中心軸に対する入口ポート部の中心軸の偏心量
Claims (1)
- 複数のチューブ(1)が配置された熱交換器コア(3)と、熱交換器コア(3)の外周を被嵌するケーシング本体(4a)と、その上端を被蔽する上蓋(4b)とからなるケーシング(4)を有し、ケーシング(4)と熱交換器コア(3)との間に第1流体(5)として気体が導かれ、熱交換器コア(3)のチューブ(1)内に第2流体(6)が導かれ、両流体(5)(6)間に熱交換が行われる熱交換器において、
ケーシング(4)の上蓋(4b)には、それぞれ前記熱交換器コア(3)に対向する一対の入口ダクト部(7)および出口ダクト部(8)を具備し、
入口ダクト部(7)と出口ダクト部(8)との間には、蓋側仕切(11b)及び本体側仕切板(11a)を有し、
それぞれ実質的に断面円形の入口ダクト部(7)に、その直径より小なる直径の入口ポート部(9)が連通し、
入口ポート部(9)、入口ダクト部(7)を介して熱交換器コア(3)に流通し、ケーシング本体(4a)の内部をUターンして、蓋側仕切(11b)及び本体側仕切板(11a)によって仕切られた出口ダクト部(8)から出口ポート部(10)に導かれる第1流体(5)は、入口ダクト部(7)において、熱交換器コア(3)内の第2流体(6)の流通する方向と交差する方向に偏向され、
入口ポート部の直径(Pi),入口ダクト部の直径(Di)としたとき、Pi/Diの比が0.65<Pi/Di<0.85であると共に、入口ポート部(9)の中心軸(9a)と入口ダクト部(7)の中心軸(7a)とが直交し且つ、
入口ポート部(9)の中心軸(9a)が入口ダクト部(7)の中心軸(7a)に対して偏心され、その偏心量(Osi)が、
0.15Pi<Osi<0.4Pi
であることを特徴とする熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013200053A (ja) | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Taiho Kogyo Co Ltd | 熱交換器 |
JP2013221473A (ja) | 2012-04-18 | 2013-10-28 | Toyota Motor Corp | インタークーラ |
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2018
- 2018-12-14 JP JP2018234389A patent/JP7227756B2/ja active Active
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