JP2009180467A - 熱交換器 - Google Patents

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Etsuko Yamazaki
悦子 山崎
Taketo Okada
武人 岡田
Michiro Matsushita
理郎 松下
Masato Tsukagoshi
正人 塚越
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Abstract

【課題】複数のチューブ間での温度のバラツキが生じない熱交換器を提供すること。
【解決手段】熱交換器は、第1のタンク(上タンク1)と第2のタンク(下タンク2)とを並設された複数の熱交換用のチューブ(第1チューブ8,第2チューブ9)で連通させると共に、前記複数のチューブ(第1チューブ8,第2チューブ9)を介して前記両タンク(1,2)間で作動流体を流す際に、前記チューブ(第1チューブ8,第2チューブ9)内の作動流体と前記チューブ(第1チューブ8,第2チューブ9)外の外部流体との間での熱交換を行うようにしている。しかも、前記複数のチューブ(第1チューブ8,第2チューブ9)内を流れる前記作動流体の流れ方向を一本置き又は数本置きに異ならせるようにしている。
【選択図】図1

Description

この発明は、並設された複数の熱交換用のチューブを有する熱交換器に関するものである。
この種の熱交換器としては、例えば自動車のラジエータやヒータコア等がある。このような熱交換器では、並設された多数の熱交換用のチューブの両端部を一対のタンクにそれぞれ接続すると共に、この多数のチューブ間にコルゲートフィンを設けた構成としているのが普通である。
ところで、従来の熱交換器には、一方のタンク内の長手方向の中央に隔壁を設けて、一方のタンク内を流入タンク部と流出タンク部とに分けた構成としたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この熱交換器において、多数のチューブのうち並設方向の半分は複数の上流側チューブとなり、多数のチューブのうち並設方向の残り半分は複数の下流側チューブとなり、他方のタンクは上流側チューブと下流側チューブの中間に位置する中間タンクとなる。このような熱交換器では、一方のタンクの流入タンク部に流入するクーラント(流体)が、上流側チューブ,中間タンク,下流側チューブ,一方のタンクの流出タンク部の順に流れることになる。
特開平11−351786号公報
しかし、従来の熱交換器では、クーラント(冷却水または冷却液)が上流側チューブ,中間タンク,下流側チューブと流れるに従って温度が低下するために、複数の上流側チューブ内のクーラントの温度は複数の下流側チューブ内のクーラントの温度よりも高く、多数のチューブ間で温度のバラツキが生ずるものであった。
そこで、この発明は、複数のチューブ間での温度のバラツキが生じない熱交換器を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、この発明は、第1のタンクと第2のタンクとを並設された複数の熱交換用のチューブで連通させると共に、前記複数のチューブを介して前記両タンク間で作動流体を流す際に、前記チューブ内の作動流体と前記チューブ外の外部流体との間での熱交換を行うようにした熱交換器において、前記複数のチューブ内を流れる前記作動流体の流れ方向を一本置き又は数本置きに異ならせるようにした熱交換器としたことを特徴とする。
この構成によれば、複数のチューブ間での温度のバラツキが生じるのを防止できる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図7は、この発明にかかるラジエータ,ヒータコア等の熱交換器を示したものである。この図1,図2,図4〜図6において、1は熱交換器の左右に延びる上タンク(第1のタンク)、2は熱交換器の左右に延びる下タンク(第2のタンク)である。また、上タンク1は、仕切壁3により、流入タンク部としての下部の第1タンク部4と、流出タンク部としての上部の第2タンク部5に区画されている。
この仕切壁3には、図5に示したように上タンク1の左右方向の一端部(右端部)側において下端が第1タンク部4に開口し、且つ、第2タンク部5を貫通して上タンク1の上方に突出するパイプ6が流入パイプ(第1のパイプ)として一体に設けられている。この上タンク1の上壁1aには、上タンク1の左右方向の他端部(左端部)側において下端が第2タンク部5に開口するパイプ7が流出パイプ(第2のパイプ)として一体に設けられている。
また、上タンク1と下タンク2との間には、扁平で上下に延びる熱交換用の複数の上流側チューブとしての第1チューブ8、及び扁平で上下に延びる熱交換用の複数の下流側チューブとしての第2チューブ9が配設されている。
この複数の第1チューブ8及び第2チューブ9は、互いに平行に且つ左右に間隔をおいて1つ置きに(交互)に配設されている。しかも、第1チューブ8は、上下端部が第1タンク部4と下タンク2に接続されて、第1タンク部4と下タンク2に連通している。
更に、第2チューブ9は、下端が下タンク2に接続されて、下タンク2に連通している。また、第2チューブ9の上端部は、上タンク1の下壁1bを貫通して第1タンク部4内に配設されていると共に、第2タンク部5に接続されて第2タンク部5に連通している。
また、第1チューブ8は、第2チューブ9よりも扁平に形成されている。しかも、この第1チューブ8は、図7に示したように水平断面において配列方向と直交する方向のる長さL1が第2チューブ9の長さL2の略2倍に形成されている(図3参照)。更に、第1チューブ8及び第2チューブ9の断面積は略同じに形成されている。
尚、説明の便宜上、図示は省略したが、第1チューブ8と第2チューブ9との間には放熱フィンが介装されると共に、送風ファン(図示せず)により第1チューブ8と第2チューブ9との間に空気が送風されるようになっている。
このような構成において、パイプ6から第1タンク部4内に作動流体(クーラントである冷却液または冷却水等)を流入させると、この作動流体は矢印B1のように複数の第1チューブ8内を下方に向けて流れて下タンク2内に流入する。この後、作動流体は、第2チューブ9内を矢印B2のように上方に向けて流れて第2タンク部5内に流入した後、パイプ7から流出させられる。
このような作動流体の流れに伴って、送風ファン(図示せず)で第1チューブ8と第2チューブ9との間に空気が送風されることにより、第1チューブ8と第2チューブ9の外表面及び放熱フィン(図示せず)の部分で熱交換が行われる。
このように第2チューブ9の横断面形状の扁平度を小さくすることで、第2チューブ9内の流体抵抗を小さくできるので、熱交換器全体の流路抵抗を少なくして効果的な熱交換を行うことができる。
[変形例1]
以上説明した実施例では、第1チューブ8と第2チューブ9との水平断面における寸法や形状を異ならせたが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、図8〜図15に示したように構成しても良い。
即ち、図8,図10,図15に示したように、第1チューブ8と第2チューブ9との水平断面における寸法や形状を同じにしても良い。また、パイプ6とパイプ7は、図8,図10に示したように第1チューブ8と第2チューブ9の配列方向の互いに反対側に配置されている。しかも、パイプ6とパイプ7は、配列方向と直交(交差)する方向の互いに反対側に配置されている。尚、第1チューブ8と第2チューブ9の配列範囲をA0とすると、パイプ6とパイプ7は配列範囲をA0を避けた位置で且つ最も離れた位置に設けられている。
尚、図1では、パイプ6を流入パイプとして、パイプ7を流出パイプとしていると共に、第1チューブ8を上流側チューブとし且つ第2チューブ9を下流側チューブとしているが、必ずしもこれに限定されるものではない。即ち、図8〜図10に示したように、パイプ6を流出パイプとし且つパイプ7を流入パイプとし、第2チューブ9を上流側チューブとし且つ第1チューブ8を下流側チューブとしてもよい。
このような構成において、パイプ7から第2タンク部5内に作動流体を流入させると、作動流体は第2チューブ9の上部開口端を避けた位置で第2タンク部5内に流入することになる。この後、この作動流体は矢印B3で示したように複数の第2チューブ9内を下方に向けて流れて下タンク2内に流入する。そして、この作動流体は、第1チューブ8内を上方に向けて流れて第1タンク部4内に流入した後、パイプ6から流出させられる。この際、作動流体は、第1チューブ8の上部開口端を避けた位置でパイプ6から流出させられる。
このような作動流体の流れに伴って、上述した実施例と同様に、送風ファン(図示せず)で第1チューブ8と第2チューブ9との間に空気が送風されることにより、第1チューブ8と第2チューブ9の外表面及び放熱フィン(図示せず)の部分で熱交換が行われる。
このように第2チューブ9の配列範囲A0の真上から互いに水平方向に避けた位置にパイプ7を設けることで、作動流体がパイプ7から第2タンク部5内に流入する際に、作動流体はパイプ7近傍の第2チューブ9に直線的に流入することはないので、作動流体が複数の第2チューブ9により平均的に分散して流入しやすくなる。この結果、複数の第2チューブ9内を流れる作動流体の流速をより均一化できる。
また、第1チューブ8の配列範囲A0の真上から避けた位置にパイプ6を設けることで、作動流体が複数の第1チューブ8から第1タンク部4内に流入する際に、作動流体がパイプ6近傍の第1チューブ8からパイプ6に直線的に流入することはないので、作動流体が複数の第1チューブ8から第1タンク部4内に流入して混合された後、平均化されてパイプ6から流出しやすくなる。この結果、複数の第1チューブ8内を流れる作動流体の流速をより均一化できる。
しかも、図10に示したようにパイプ7から第2タンク部5内に流入した作動流体が複数の第2チューブ9に流入する際の流れを上流側タンク内流れB3とし、複数の第1チューブ8から第1タンク部4内に流入した作動流体がパイプ6に向けて流れる際の流れを下流側タンク内流れをB4とすると、第2チューブ9と第1チューブ8の配列範囲の真上から互いに水平方向且つ反対方向に避けた位置にパイプ7とパイプ6を設けることで、上流側タンク内流れB3と下流側タンク内流れB4は互いにずれた状態となる。
この結果、第1タンク部4と第2タンク部5を仕切壁3で区画した上タンク1であっても、上流側タンク内流れB3と下流側タンク内流れB4とが仕切壁3を介して熱交換されるエネルギー量が少なくなるので、複数の第1チューブ8と第2チューブ9からなるコア部分で良好な熱交換を行うことができる。
[変形例2]
変形例1では、パイプ6及びパイプ7を上タンク1の上方に突出させるように構成したが、必ずしもこれに限定されるものではない。
例えば、図16に示したように、パイプ6及びパイプ7を上タンク1の側方に突出させた構成としても良い。
[変形例3]
また、上述した実施例では、上タンク1内を仕切壁3により下側の第1タンク部4と上側の第2タンク部5に区画した構成としたが、必ずしもこれに限定されるものではない。
例えば、図17〜図19に示したように構成しても良い。この図17,図19において上タンク1内は、上下及び左右方向に延びる仕切壁(第1,第2の仕切壁)10,11で中央の接続タンク部12とその両側の第1タンク部13及び第2タンク部14に区画されている。また、接続タンク部12内は、チューブ配列方向に間隔をおいて配列した複数の仕切壁15により複数の上流側小流体室16a,16cと下流側小流体室16b,16dに区画されている。この上流側小流体室16a,16cと下流側小流体室16b,16dは交互に一つ置きに設けられている。
そして、複数の第1チューブ8は上流側小流体室16a,16cに連通するように接続タンク部12に接続され、複数の第2チューブ9は下流側小流体室16b,16dに連通するように接続タンク部12に接続されている。
しかも、図19に示したように、仕切壁10には第1タンク部13と上流側小流体室16a,16cを連通させている上流側連通口17a,17cが形成され、仕切壁11には第2タンク部14と下流側小流体室16b,16dを連通させている下流側連通口17b,17dが形成されている(図18参照)。尚、第1タンク部13にはパイプ13aが接続され、第2タンク部14にはパイプ14aが接続されている。
このような構成において、パイプ14dから第1タンク部14内に作動流体を流入させると、この作動流体は仕切壁10の上流側連通口17a,17cを介して上流側小流体室16a,16cに流入する。この上流側小流体室16a,16cの作動流体は、矢印B5のように第1チューブ8内を下方に流れて、下タンク2内に流入する。
また、下タンク2内に流入した作動流体は、矢印B6のように第2チューブ9内を上方に向けて流れて下流側小流体室16b,16dに流入した後、下流側連通口17b,17dから第2タンク部14に流入し、パイプ14aから流出する。
このような作動流体の流れに伴って、送風ファン(図示せず)で第1チューブ8と第2チューブ9との間に空気が送風されることにより、第1チューブ8と第2チューブ9の外表面及び放熱フィン(図示せず)の部分で熱交換が行われる。
以上説明したように、この発明の実施の形態の熱交換器は、第1のタンク(上タンク1)と第2のタンク(下タンク2)とを並設された複数の熱交換用のチューブ(第1チューブ8,第2チューブ9)で連通させると共に、前記複数のチューブ(第1チューブ8,第2チューブ9)を介して前記両タンク(1,2)間で作動流体を流す際に、前記チューブ(第1チューブ8,第2チューブ9)内の作動流体と前記チューブ(第1チューブ8,第2チューブ9)外の外部流体との間での熱交換を行うようにしている。しかも、前記複数のチューブ(第1チューブ8,第2チューブ9)内を流れる前記作動流体の流れ方向を一本置き又は数本置きに異ならせるようにしている。
この構成によれば、複数のチューブ(第1チューブ8,第2チューブ9)間での温度のバラツキが生じるのを防止できる。
また、この発明の実施の形態の熱交換器において、前記第1のタンク(上タンク1)は仕切壁3により区画された第1,第2タンク部4,5を備え、前記第1タンク部4は前記複数のチューブ側に配置され、前記第1,第2タンク部4,5には作動流体の流入又は流出用の第1,第2のパイプ(6,7)がそれぞれ設けられている。しかも、前記複数のチューブは一本置き又は数本置きに前記第1タンク部4に連通させられている第1チューブ8であり、前記複数のチューブの残りは前記第2タンク部5に連通させられている第2チューブ9である構成としている。
この構成によれば、簡単且つコンパクトな構成で、複数のチューブ(第1チューブ8,第2チューブ9)間での温度のバラツキが生じるのを防止できる。
更に、この発明の実施の形態の熱交換器において、前記第1チューブ8と前記第2チューブ9の断面積は略同じに形成されていると共に、前記第1チューブ8と前記第2チューブ9は配列方向と直交する方向の長さが異ならせている。
この構成によれば、第1チューブ8と第2チューブ9の放熱条件や流体抵抗を異ならせて、第1チューブ8と第2チューブ9と間での温度のバラツキが生じるのを防止するようにできる。
また、この発明の実施の形態の熱交換器において、前記第1チューブ8の配列方向と直交する方向の長さは前記第2チューブ9の配列方向と直交する方向の長さの略2倍に形成している。
この構成によれば、第1チューブ8と第2チューブ9の放熱条件や流体抵抗を異ならせて、第1チューブ8と第2チューブ9と間での温度のバラツキが生じるのを防止するようにできる。
また、この発明の実施の形態の熱交換器において、前記第1,第2のパイプ(6,7)は前記複数のチューブ(8,9)の配列方向の互いに反対側に配置されている。
この構成によれば、第1,第2タンク部4,5内を流れる流体を互いに反対側において流出入させることができるので、第1チューブ8と第2チューブ9と間での温度のバラツキが生じるのをより効果的に防止できる。
また、この発明の実施の形態の熱交換器において、前記第1チューブ8と前記第2チューブ9の断面積は略同じに形成されていると共に、前記第1,第2チューブ(8,9)の配列方向と直交する方向の長さは同じに形成されている。
この構成によれば、第1チューブ8と第2チューブ9の放熱条件や流体抵抗を同じにして、第1チューブ8と第2チューブ9と間での温度のバラツキが生じるのを防止するようにできる。
また、この発明の実施の形態の熱交換器において、前記第1,第2のパイプ(6,7)は、前記複数のチューブ(8,9)の配列範囲を避けた位置に配置されている。
この構成によれば、複数の第1チューブ8と第1のパイプ(6)との間で直線的な流体の流れが生ぜず、複数の第2チューブ9と第2のパイプ(7)との間で直線的な流体の流れが生じない。この結果、複数の第1チューブ8と第1タンク部4との間の流れの均一化を向上させることができると共に、複数の第2チューブ9と第2タンク部5との間の流れの均一化を向上させることができるので、第1チューブ8と第2チューブ9と間での温度のバラツキが生じるのをより効果的に防止するようにできる。
また、この発明の実施の形態の熱交換器において、前記第1,第2のパイプ(6,7)は、前記複数のチューブ(8,9)の配列方向の互いに反対側の位置で且つ前記複数のチューブ(8,9)の配列方向と交差する方向の互いに反対側に位置に設けられている。この際、前記第1,第2のパイプ(6,7)は、前記複数のチューブ(8,9)の配列範囲を避けた位置に配置されている。
この構成によれば、第1,第2タンク部4,5内を流れる流体を互いに反対側において流出入させることができる。しかも、複数の第1チューブ8と第1のパイプ(6)との間で直線的な流体の流れが生ぜず、複数の第2チューブ9と第2のパイプ(7)との間で直線的な流体の流れが生じない。この結果、複数の第1チューブ8と第1タンク部4との間の流れの均一化を向上させることができると共に、複数の第2チューブ9と第2タンク部5との間の流れの均一化を向上させることができる。これらの結果、第1チューブ8と第2チューブ9と間での温度のバラツキが生じるのをより効果的に防止するようにできる。
また、この発明の実施の形態の熱交換器において、前記第1,第2のパイプ(6,7)は、前記第1,第2タンク部4,5の側方にそれぞれ突出させられている。
この構成によれば、第1タンク1の上方に配管スペースがない場合でも、第1,第2のパイプ(6,7)への配管を第1タンク1の側方から容易に行うことができる。
また、この発明の実施の形態の熱交換器において、前記第1タンク1は中央の接続タンク部12及び該接続タンク部12の両側に第1,第2の仕切壁10,11を介して設けられた第1,第2タンク部13,14を有し、前記第1,第2タンク部13,14には作動流体の流入又は流出用の第1,第2のパイプ(13a,14a)がそれぞれ設けられている。しかも、前記接続タンク部12内は前記チューブ(8,9)の配列方向に間隔をおいて配列した複数の仕切壁15により複数の上流側小流体室16a,16cと下流側小流体室16b,16dに区画され、前記上流側小流体室16a,16cには前記第1タンク部13及び前記第1チューブ8が接続され、前記下流側小流体室16b,16dには前記第2タンク部14及び第2チューブ9が接続されている。
この構成によれば、簡単な構成で、複数のチューブ(第1チューブ8,第2チューブ9)間での温度のバラツキが生じるのを防止できる。
この発明に係る熱交換器の概略斜視図である。 図1の熱交換器の正面図である。 図1の熱交換器の平面図である。 図3の熱交換器の右側面図である。 図3のA1−A1線に沿う断面図である。 図3のA2−A2線に沿う断面図である。 図6のA3−A3線に沿う断面図である。 この発明に係る熱交換器の変形例を示す概略斜視図である。 図8の熱交換器の正面図である。 図8の熱交換器の平面図である。 図8の熱交換器の右側面図である。 図10のA4−A4線に沿う断面図である。 図10のA5−A5線に沿う断面図である。 図10のA6−A6線に沿う断面図である。 図12のA7−A7線に沿う断面図である。 この発明に係る熱交換器の他の変形例を示す概略側面図である。 この発明に係る熱交換器の更に他の変形例を示す概略斜視図である。 図17の熱交換器の上タンクの第1タンク部及び第2タンク部を省略した概略斜視図である。 図17の上タンクの水平断面図である。
符号の説明
1・・・上タンク(第1のタンク)
2・・・下タンク(第2のタンク)
3・・・仕切壁
4・・・第1タンク部
5・・・第2タンク部
6・・・パイプ(第1のパイプ)
7・・・パイプ(第2のパイプ)
8・・・第1チューブ
9・・・第2チューブ
10・・・仕切壁(第1の仕切壁)
11・・・仕切壁(第2の仕切壁)
12・・・接続タンク部
13・・・第1タンク部
13a・・・パイプ(第1のパイプ)
14・・・第2タンク部
14a・・・パイプ(第2のパイプ)
15・・・仕切壁
16a,16c・・・上流側小流体室
16b,16d・・・下流側小流体室

Claims (10)

  1. 第1のタンクと第2のタンクとを並設された複数の熱交換用のチューブで連通させると共に、前記複数のチューブを介して前記両タンク間で作動流体を流す際に、前記チューブ内の作動流体と前記チューブ外の外部流体との間での熱交換を行うようにした熱交換器において、
    前記複数のチューブ内を流れる前記作動流体の流れ方向を一本置き又は数本置きに異ならせるようにしたことを特徴とする熱交換器。
  2. 請求項1に記載の熱交換器において、前記第1のタンクは仕切壁により区画された第1,第2タンク部を備え、前記第1タンク部は前記複数のチューブ側に配置され、前記第1,第2タンク部には作動流体の流入又は流出用の第1,第2のパイプがそれぞれ設けられていると共に、前記複数のチューブは一本置き又は数本置きに前記第1タンク部に連通させられている第1チューブであり、前記複数のチューブの残りは前記第2タンク部に連通させられている第2チューブであることを特徴とする熱交換器。
  3. 請求項2に記載の熱交換器において、前記第1チューブと前記第2チューブの断面積は略同じに形成されていると共に、前記第1チューブと前記第2チューブは配列方向と直交する方向の長さが異なることを特徴とする熱交換器。
  4. 請求項2に記載の熱交換器において、前記第1チューブの配列方向と直交する方向の長さは前記第2チューブの配列方向と直交する方向の長さの略2倍に形成されていることを特徴とする熱交換器。
  5. 請求項2〜4のいずれか一つに記載の熱交換器において、前記第1,第2のパイプは前記複数のチューブの配列方向の互いに反対側に配置されていることを特徴とする熱交換器。
  6. 請求項2に記載の熱交換器において、前記第1チューブと前記第2チューブの断面積は略同じに形成されていると共に、前記第1,第2チューブの配列方向と直交する方向の長さは同じに形成されていることを特徴とする熱交換器。
  7. 請求項6に記載の熱交換器において、前記第1,第2のパイプは、前記複数のチューブの配列範囲を避けた位置に配置されていることを特徴とする熱交換器。
  8. 請求項7に記載の熱交換器において、前記第1,第2のパイプは、前記複数のチューブの配列方向の互いに反対側の位置で且つ前記複数のチューブの配列方向と交差する方向の互いに反対側に位置に設けられていることを特徴とする熱交換器。
  9. 請求項2に記載の熱交換器において、前記第1,第2のパイプは、前記第1,第2タンク部の側方にそれぞれ突出させられていることを特徴とする熱交換器。
  10. 請求項1に記載の熱交換器において、前記第1タンクは中央の接続タンク部及び該接続タンク部の両側に第1,第2の仕切壁を介して設けられた第1,第2タンク部を有し、前記第1,第2タンク部には作動流体の流入又は流出用の第1,第2のパイプがそれぞれ設けられていると共に、前記接続タンク部内は前記チューブの配列方向に間隔をおいて配列した複数の仕切壁により複数の上流側小流体室と下流側小流体室に区画され、前記上流側小流体室には前記第1タンク部及び前記第1チューブが接続され、前記下流側小流体室には前記第2タンク部及び第2チューブが接続されていることを特徴とする熱交換器。
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