JP7225036B2 - 油性スラリー供給方法および油性スラリー供給装置 - Google Patents
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Description
特許文献4は、導管の内面に沿って進むように導管の内面にわたる本体を生じさせることによって、流体流通導管の内部を清掃する又は掃除する方法、または流体流通導管に移動可能な栓を設ける方法において、本体が、非ゲル状で湿った液体が配合された凍結した固体粒子、で作られた、密着し、流動可能に凝集した、塊りであり、非ゲル状で湿った液体が、凍結した固体粒子からの融解生成物からなっており、前記粒子を密着させて、本体を形成させることを特徴とする方法を開示している。
特許文献6は、スラリー洗浄剤で洗浄対象定置配管系の固着物を剥離辞去し、固形物をスラリー洗浄剤から分離し、スラリー洗浄剤を再生し、洗浄対象定置配管系に循環供給して洗浄対象定置配管系を洗浄するCIP洗浄方法において、可溶性スラリー材料を一部結晶化させた結晶化スラリー洗浄剤を洗浄対象定置配管系に循環供給し、洗浄対象定置配管系に残留するスラリー結晶を溶解する温度にしたリンス液を用いて洗浄対象定置配管系からスラリー結晶を排出することを特徴とするCIP洗浄方法を開示している。
〔1〕 空気中の水分と反応する成分、塩素元素含有成分、および金属元素含有成分からなる群から選ばれる少なくともひとつを含む油性スラリーを該スラリーの貯蔵された第二密閉容器からスラリーポンプを経て油性スラリー処理装置に輸送し、同時に不活性ガスを該不活性ガスの貯蔵された第一密閉容器から第二密閉容器に輸送すること、
第一密閉容器から第二密閉容器への不活性ガスの輸送および第二密閉容器から油性スラリー処理装置への油性スラリーの輸送を停止して、油性洗浄液を第三容器から前記スラリーポンプを経て油性スラリー処理装置に輸送すること、
次いで油性洗浄液を第三容器から前記スラリーポンプを経て第三容器に一巡して輸送することを含む、
油性スラリー供給方法。
空気中の水分と反応する成分、塩素元素含有成分、および金属元素含有成分からなる群から選ばれる少なくともひとつを含む油性スラリーを貯蔵するための第二密閉容器、
油性洗浄液を貯蔵するための第三容器、
スラリーポンプ、
油性スラリー処理装置、
第一密閉容器内と第二密閉容器内とを連通するガス供給ライン、
第二密閉容器内とスラリーポンプ内とを連通するスラリー吸入ライン
スラリーポンプ内と油性スラリー処理装置内とを連通するスラリー吐出ライン、
スラリー吐出ラインの途中で分岐し第三容器内に連通する洗浄液戻りライン、
スラリー吸入ラインの途中で分岐し第三容器内に連通する洗浄液供給ライン、ならびに
第二密閉容器内の油性スラリーが第二密閉容器からスラリー吸入ライン、スラリーポンプおよびスラリー吐出ラインを経て油性スラリー処理装置に輸送され、同時に第一密閉容器内の不活性ガスが第一密閉容器からガス供給ラインを経て第二密閉容器に輸送され、且つ第三容器内の油性洗浄液がどこにも輸送されない、第一配管系統、
第三容器内の油性洗浄液が第三容器から洗浄液供給ライン、スラリー吸入ライン、スラリーポンプおよびスラリー吐出ラインを経て油性スラリー処理装置に輸送され、同時に第一密閉容器内の不活性ガスが第二密閉容器に輸送されず且つ第二密閉容器内の油性スラリーがどこにも輸送されない、第二配管系統、および
第三容器内の油性洗浄液が第三容器から洗浄液供給ライン、スラリー吸入ライン、スラリーポンプ、スラリー吐出ラインおよび洗浄液戻りラインを経て第三容器に一巡して輸送され、同時に第一密閉容器内の不活性ガスが第二密閉容器に輸送されず且つ第二密閉容器内の油性スラリーがどこにも輸送されない、第三配管系統、
のいずれかひとつに設定することができるバルブ機構、
を有する、油性スラリー供給装置。
第三容器内は、スラリー吐出ライン9の途中で分岐し第三容器3に繋がる洗浄液戻りライン10によって、必要に応じてバルブ等を介して、スラリー吐出ライン9内と連通し、さらにスラリー吸入ライン8の途中で分岐し第三容器に繋がる洗浄液供給ライン11によって、必要に応じてバルブ等を介して、スラリー吸入ライン8内と連通している。第三容器は密閉容器であることが好ましい。
スラリーポンプ内などの複雑な形状をした流路の壁には油性スラリー中の成分が沈着しやすいので、それを除去するために、バルブ操作によって、油性洗浄液を第三容器から洗浄液供給ライン、スラリー吸入ライン、スラリーポンプ、スラリー吐出ラインおよび洗浄液戻りラインを経て第三容器に一巡して送ることができる。
第一配管系統においては、第二密閉容器内の油性スラリーが第二密閉容器からスラリー吸入ライン、スラリーポンプおよびスラリー吐出ラインを経て油性スラリー処理装置に輸送され、同時に第一密閉容器内の不活性ガスが第一密閉容器からガス供給ラインを経て第二密閉容器に輸送され、且つ第三容器内の油性洗浄液がどこにも輸送されない。
第二配管系統においては、第三容器内の油性洗浄液が第三容器から洗浄液供給ライン、スラリー吸入ライン、スラリーポンプおよびスラリー吐出ラインを経て油性スラリー処理装置に輸送され、同時に第一密閉容器内の不活性ガスが第二密閉容器に輸送されず且つ第二密閉容器内の油性スラリーがどこにも輸送されない。
第三配管系統においては、第三容器内の油性洗浄液が第三容器から洗浄液供給ライン、スラリー吸入ライン、スラリーポンプ、スラリー吐出ラインおよび洗浄液戻りラインを経て第三容器に一巡して輸送され、同時に第一密閉容器内の不活性ガスが第二密閉容器に輸送されず且つ第二密閉容器内の油性スラリーがどこにも輸送されない。バルブ機構によって各配管系統を適宜切り替えることによって本発明の方法を円滑に行うことができる。
2:第二密閉容器
3:第三容器
4:換気扇
5:ヒュームフード
6:油性スラリー処理装置
7:スラリーポンプ
8:スラリー吸入ライン
9:スラリー吐出ライン
10:洗浄液戻りライン
11:洗浄液供給ライン
12:ガス供給ライン
13:残圧排気弁
Claims (4)
- 空気中の水分と反応する成分、塩素元素含有成分、および金属元素含有成分からなる群から選ばれる少なくともひとつを含む油性スラリーを該スラリーの貯蔵された第二密閉容器からスラリーポンプを経て油性スラリー処理装置に輸送し、同時に不活性ガスを該不活性ガスの貯蔵された第一密閉容器から第二密閉容器に輸送すること、
第一密閉容器から第二密閉容器への不活性ガスの輸送および第二密閉容器から油性スラリー処理装置への油性スラリーの輸送を停止して、油性洗浄液を第三容器から前記スラリーポンプを経て油性スラリー処理装置に輸送すること、
次いで油性洗浄液を第三容器から前記スラリーポンプを経て第三容器に一巡して輸送することを含む、
油性スラリー供給方法。 - 油性洗浄液が、原油常圧蒸留において150~320℃において採取される留分を主に含むものである、請求項1に記載の油性スラリー供給方法。
- 不活性ガスを貯蔵するための第一密閉容器、
空気中の水分と反応する成分、塩素元素含有成分、および金属元素含有成分からなる群から選ばれる少なくともひとつを含む油性スラリーを貯蔵するための第二密閉容器、
油性洗浄液を貯蔵するための第三容器、
スラリーポンプ、
油性スラリー処理装置、
第一密閉容器内と第二密閉容器内とを連通するガス供給ライン、
第二密閉容器内とスラリーポンプ内とを連通するスラリー吸入ライン
スラリーポンプ内と油性スラリー処理装置内とを連通するスラリー吐出ライン、
スラリー吐出ラインの途中で分岐し第三容器内に連通する洗浄液戻りライン、
スラリー吸入ラインの途中で分岐し第三容器内に連通する洗浄液供給ライン、ならびに
第二密閉容器内の油性スラリーが第二密閉容器からスラリー吸入ライン、スラリーポンプおよびスラリー吐出ラインを経て油性スラリー処理装置に輸送され、同時に第一密閉容器内の不活性ガスが第一密閉容器からガス供給ラインを経て第二密閉容器に輸送され、且つ第三容器内の油性洗浄液がどこにも輸送されない、第一配管系統、
第三容器内の油性洗浄液が第三容器から洗浄液供給ライン、スラリー吸入ライン、スラリーポンプおよびスラリー吐出ラインを経て油性スラリー処理装置に輸送され、同時に第一密閉容器内の不活性ガスが第二密閉容器に輸送されず且つ第二密閉容器内の油性スラリーがどこにも輸送されない、第二配管系統、および
第三容器内の油性洗浄液が第三容器から洗浄液供給ライン、スラリー吸入ライン、スラリーポンプ、スラリー吐出ラインおよび洗浄液戻りラインを経て第三容器に一巡して輸送され、同時に第一密閉容器内の不活性ガスが第二密閉容器に輸送されず且つ第二密閉容器内の油性スラリーがどこにも輸送されない、第三配管系統、
のいずれかひとつに設定することができるバルブ機構、
を有する、油性スラリー供給装置。 - 油性スラリー処理装置が、焼却炉を含むものである、請求項3に記載の油性スラリー供給装置。
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JP2019108795A JP7225036B2 (ja) | 2019-06-11 | 2019-06-11 | 油性スラリー供給方法および油性スラリー供給装置 |
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JP2019108795A JP7225036B2 (ja) | 2019-06-11 | 2019-06-11 | 油性スラリー供給方法および油性スラリー供給装置 |
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JP2020199464A JP2020199464A (ja) | 2020-12-17 |
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Family Applications (1)
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001170590A (ja) | 1999-12-16 | 2001-06-26 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 炭化水素油処理装置の洗浄方法 |
JP2006142152A (ja) | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Teijin Ltd | スラリー送液を行う設備の洗浄方法 |
JP2009179543A (ja) | 2008-02-01 | 2009-08-13 | Taiheiyo Cement Corp | 金属粉末を含有する液体の燃料化方法及び燃料化システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5332536B2 (ja) * | 1973-06-19 | 1978-09-08 | ||
JPS5198170A (ja) * | 1975-02-25 | 1976-08-28 |
-
2019
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JP2006142152A (ja) | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Teijin Ltd | スラリー送液を行う設備の洗浄方法 |
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