JP7224847B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、シートに画像を形成する複写機、プリンタ等の画像形成装置に関するものである。
近年、シートに画像を形成する複写機、プリンタ等の画像形成装置では、小型化の要望に対応するため、装置筐体の内部はデッドスペースが形成されないように部品の配置がなされる。その結果、シートの搬送路は装置筐体の中心付近に配置され、装置筐体の中心付近の搬送路にシートが詰まった際、操作者が装置筐体の中心付近までの隙間に手を入れてシートを回収することは困難になってしまう。
そこで、特許文献1に記載された画像形成装置では、装置筐体の中心付近の搬送路を形成する搬送ガイドを、装置筐体の外部へ引き出し可能に設けた構成が提案されている。これにより、搬送ガイドを装置筐体の外部に引き出し、装置筐体の外部において作業領域を確保してシートを除去できる。
また、シートに画像を形成する複写機、プリンタ等の画像形成装置において、シートに画像を形成する画像形成装置の鉛直方向の上方に、画像が形成されたシートを積載する積載部を移動可能に備えた構成が知られている(特許文献2)。特許文献2に記載された画像形成装置は、図20に示すように、画像が形成されたシートを積載する積載部を、画像形成装置201の中で独立したユニット202とし、画像形成装置201の一部に対して接続、離間できるように移動可能に備えている。また、画像形成装置201の一部は、ユニット202の上部の積載部202aにシートを排出する排出部201aと、ユニット202の内部であって積載部202aの下方に設けた処理部204に向けてシートを排出する排出部201bである。画像形成装置201の中で独立して移動可能なユニット202は、図20(a)に示すように排出部201a,201bに接続でき、または図20(b)に示すように排出部201a,201bから離間できる。図20(a)に示すユニット202を排出部201a,201bに接続した位置では、排出部201aから排出されたシートを積載部202aに積載でき、排出部201bから排出されたシートを処理部204に搬送できる。また、画像形成装置201は、積載部を構成するユニット202の上部であって、画像形成装置201の排出部201a,201bの上部に、原稿の画像を読み取る画像読取装置203を備えている。
特開2001-253585号公報 特開2014-106294号公報
しかしながら、前記画像形成装置において、ユニット202と画像形成装置201の排出部201a,201bとの接続部付近の搬送路にシートが詰まった場合、その詰まったシートを除去するジャム処理作業が必要である。この場合、図20(b)に示すように、ユニット202を画像形成装置201の排出部201a,201bから離間して、シートが詰まった搬送路にアクセスし、ジャム処理をする必要がある。このとき、ユニット202の上部の積載部202aに積載されたシートSを取り除かずに、ユニット202を画像形成装置201の排出部201a,201bから離間させてしまう場合がある。この場合、離間させたユニット202と画像形成装置201の排出部201a,201bとの間の空間に、積載部202aに積載されたシートSが落下し、落下したシートがジャム処理作業の妨げとなってしまうことがある。
この対処として、ジャム処理をする場合は、ユニット202の上部の積載部202aに積載されたシートを取り除いてから、ユニットを離間させるように操作手順を定め、その操作手順を操作パネルを用いてユーザーに促すことが考えられる。しかし、この場合、ユニット202の上部の積載部202aに積載されたシートを置く場所の確保や、積載されたシートを別の場所へ移動させる手間がかかってしまう。また複数のユーザーで画像形成装置を共用している場合、他のユーザーが出力した出力物を、ジャム処理が終わった後で元に戻す手間がかかるため、ジャム処理の操作性が損なわれていた。
そこで、本発明の目的は、積載部にシートを積載した状態で積載部を移動させた場合でも、積載部に積載されたシートが積載部を移動させて生じた空間に落下することを防止し、ジャム処理の操作性を向上させることである。
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、シートに画像を形成する画像形成部と、画像が形成されたシートを搬送する搬送部と、前記搬送部から排出されたシートを積載するための積載トレイと、前記搬送部から搬送されたシートを受け取り、より下流側へ搬送するための搬送路と、を有し、前記搬送部から搬送されたシートを前記搬送路から受け取り可能な第1位置と前記第1位置から前記下流側に離間した第2位置との間で移動可能に構成される積載部と、前記積載部の前記第1位置から前記第2位置への移動に連動して、前記積載部の前記第1位置から前記第2位置への移動に伴って生じる前記搬送部と前記積載部の間の空間に移動する可動部材と、 を有する画像形成装置であって、前記可動部材は、前記画像形成装置に回動可能に設けられ、前記積載部の前記第1位置において、前記積載部のシート搬送方向上流側の端部より上方に回動支点を有し、前記積載部のシート搬送方向上流側の端部より下方に前記積載部と係合可能な係合ピンを有し、前記可動部材は、前記積載部の前記第1位置から前記第2位置への移動に連動して、前記回動支点を中心に係合ピン側が前記積載部のシート搬送方向上流側の端部より下方から上方に向けて移動することを特徴とする。
本発明によれば、積載部にシートを積載した状態で積載部を移動させた場合でも、積載部に積載されたシートが積載部を移動させて生じた空間に落下することを防止でき、ジャム処理の操作性を向上させることができる。
実施例1における画像形成装置の概略図 実施例1におけるシート処理装置のスライド移動の説明図 実施例1における装置本体側の搬送ユニットの開閉動作の説明図 実施例1におけるシート処理装置と搬送ユニットの斜視図 実施例1におけるシート処理装置と搬送ユニットの開閉動作の説明図 実施例1におけるシート処理装置と搬送ユニットの開閉動作の説明図 実施例1におけるシート処理装置と搬送ユニットの開閉動作の説明図 実施例1におけるシート処理装置と搬送ユニットの開閉動作の説明図 排出ローラ対と上部積載壁と下部積載壁の搬送方向の位置関係の説明図 実施例2における画像形成装置の要部概略図 実施例2におけるシート処理装置のスライド移動の説明図 実施例2における装置本体側の搬送ユニットの開閉動作の説明図 実施例2におけるシート処理装置と搬送ユニットの斜視図 実施例2におけるシート処理装置と搬送ユニットの斜視図 実施例2におけるシート処理装置と搬送ユニットの開閉動作の説明図 実施例2におけるシート処理装置と搬送ユニットの開閉動作の説明図 実施例2におけるシート処理装置と搬送ユニットの開閉動作の説明図 実施例2におけるシート処理装置と搬送ユニットの開閉動作の説明図 実施例2におけるシート処理装置と搬送ユニットの開閉動作の説明図 従来技術の説明図
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔実施例1〕
図1から図8を用いて、実施例1に係る画像形成装置について説明する。ここでは、説明の順序として、まず本実施例に係る画像形成装置の全体構成について説明し、次に排紙トレイ周辺の構成について説明する。
[画像形成装置の全体構成]
図1は実施例1に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。ここでは、画像形成装置の一例として、両面画像形成機能を有する電子写真方式のカラーレーザビームプリンタを例示しているが、これに限定されるものではない。例えば、画像形成装置は、カラーレーザビームプリンタのみに限定するものではなく、複写機、ファクシミリ等、他の画像形成装置に適用してもよい。
図1に示すように、画像形成装置100は、画像形成部101と、シート給紙部102と、搬送部である搬送ユニット103と、を有する。
(画像形成部)
画像形成部101は、シートに画像を形成するものであり、以下に説明するプロセスカートリッジ3Y,3M,3C,3K、中間転写ベルトユニット10、二次転写部15、定着装置18を有する。
図1に示す画像形成装置100は、プロセスカートリッジ3Y,3M,3C,3Kを着脱可能に備えている。これら4個のプロセスカートリッジ3Y,3M,3C,3Kは、同一構造であるが、異なる色、すなわち、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)のトナーによる画像を形成する点で相違している。プロセスカートリッジ3Y,3M,3C,3Kは、現像ユニット4Y,4M,4C,4Kと、クリーナユニット5Y,5M,5C,5Kによって構成されている。このうち前者の現像ユニット4Y,4M,4C,4Kは、現像ローラ6Y,6M,6C,6Kを有している。一方、後者のクリーナユニット5Y,5M,5C,5Kは、像担持体である感光ドラム1Y,1M,1C,1Kと、帯電ローラ2Y,2M,2C,2Kと、ドラムクリーニングブレード8Y,8M,8C,8Kと、廃トナー容器とを有している。プロセスカートリッジ3Y,3M,3C,3Kの鉛直下方には露光ユニット9が配置され、画像信号に基づく露光を感光ドラム1Y,1M,1C,1Kに対して行う。感光ドラム1Y,1M,1C,1Kは、帯電ローラ2Y,2M,2C,2Kによって所定の電位に帯電された後、露光ユニット9によってそれぞれ静電潜像が形成される。この静電潜像は現像ユニット4Y,4M,4C,4Kのトナーによって現像され、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像が形成される。
中間転写ベルトユニット10は、中間転写ベルト12が駆動ローラ13、テンションローラ14に張架されている。テンションローラ14は中間転写ベルト12に対して矢印T方向に張力をかけている。各感光ドラム1Y,1M,1C,1Kは時計周りに回転し、中間転写ベルト12は反時計周りに回転する。また、各感光ドラム1Y,1M,1C,1Kに対向して、中間転写ベルト12の内側に一次転写ローラ11Y,11M,11C,11Kが配設されており、不図示のバイアス印加手段により転写バイアスを印加する構成となっている。
一次転写ローラ11Y,11M,11C,11Kにバイアスを印加することにより、感光ドラム上のトナー像から順次、中間転写ベルト12上に一次転写され、4色のトナー像が重なった状態で二次転写部15まで搬送される。
トナー像転写後に感光ドラム1Y,1M,1C,1Kの表面に残ったトナーは、ドラムクリーニングブレード8Y,8M,8C,8Kによって除去される。また、シートSへの二次転写後に中間転写ベルト12上に残ったトナーは、中間転写ベルトクリーニング装置21によって除去され、廃トナー回収容器22に回収される。
二次転写部15には、後述するシート給紙部102のレジストローラ対17によりシートSが搬送される。二次転写部15において、二次転写ローラ16にバイアスを印加することにより、搬送されたシートSに中間転写ベルト12上の4色のトナー像が二次転写される。
定着部である定着装置18は、シートSに転写された複数色のトナー画像を定着させるものであり、加熱手段であるヒーター7によって加熱される定着部材である加熱ローラ19と、これに圧接して回転する加圧部材である加圧ローラ20を有している。シートSは、入口案内部にガイドされて、加熱ローラ19と加圧ローラ20との圧接部である定着ニップ部に導入され、該定着ニップ部で挟持搬送されることで熱及び圧力が与えられる。これによって複数色のトナー像が溶融混色してフルカラー画像としてシートの表面に定着される。
シート給紙部102は、画像形成部101に向けてシートを給送するものであり、着脱可能な給紙カセット24と、給紙ローラ23と、両面搬送ローラ対43,44と、レジストローラ対17とから構成される。
給紙ローラ23は不図示の給紙駆動ユニットの動力によって回転させられる。給紙駆動ユニットは画像形成装置100に固定されており、ギア等の駆動機構を配置している。
給紙駆動ユニットの動力によって、給紙カセット24からシートSを1枚毎分離給送し、給送されたシートSは、その先端が、その時点では回転停止状態のレジストローラ対17のニップ部に突き当って受け止められる。このレジストローラ対17により最終的なシートSの斜行補正と、画像形成部での画像書き込みとシート搬送のタイミング合わせを行うようになっている。
(搬送ユニット)
定着装置18を通過し、画像が形成されたシートSは、搬送部である搬送ユニット103によって搬送される。搬送ユニット103は、搬送ローラ対25,26、振り分け案内部材28,29、搬送ローラ対30、排出ローラ対31、一方の搬送ガイド44aを有する可動部材であるガイドユニット46、他方の搬送ガイド44b、両面搬送ローラ対40,42を有する。
定着装置18から搬送されたシートSは、搬送ローラ対25,26によって搬送される。
本実施例では、画像形成装置100は、搬送ユニット103の上方に、原稿の画像を読み取る画像読取部(画像読取装置)としてのイメージスキャナ45を有している。画像形成装置100は、画像形成部101とイメージスキャナ45との間の胴内に、積載部であるシート処理装置33を移動可能に備えている。シート処理装置33は、画像形成部101の直上に配置されている。ここで、画像形成部101の直上とは、シート処理装置33の画像形成装置100における移動方向(図1に示す矢印方向)において、画像形成部101の一方の端部101aから他方の端部101bまでの範囲である。シート処理装置33は上面に第1積載トレイである排紙トレイ27を有し、側面に第2積載トレイである側面トレイ34を有している。
シートSを第1積載トレイである排紙トレイ27に排出する場合は、シートSは振り分け案内部材28,29に誘導されて搬送ローラ対30を通り、排出ローラ対31に搬送される。シートSは、排出ローラ対31により搬送され、シート処理装置33上面の排紙トレイ27上へ排出される。この時、シートSは、満載検知フラグ32を跳ね上げながら、第1積載トレイである排紙トレイ27上へ排出される。
また、シートSを第2積載トレイである側面トレイ34に排出する場合は、シートSは振り分け案内部材28に誘導されてシート処理装置33に搬送される。シートSは、シート処理装置33の内部においてシート搬送路を形成する搬送ガイド35に案内されて、搬送ローラ対36を通り排出ローラ対37に搬送され、排出ローラ対37によりシート処理装置33側面の側面トレイ34上へ排出される。この時、シート処理を施すものはシート処理装置33内部で、シート処理部38によって処理を施される。その後、処理を施されたシートは、排出ローラ対37に搬送され、シート処理装置33側面の第2積載トレイである側面トレイ34上へ排出される。
また、両面画像形成(両面印刷)モードの場合は、シートSの搬送は次のように制御される。すなわち、片面印刷済みのシートSが、振り分け案内部材28,29に誘導されて搬送ローラ対30を通り排出ローラ対31に搬送される。そのシートSの後端部が、振り分け案内部材29と排出ローラ対31のニップ部の間に留まっているタイミングで、排出ローラ対31の回転が逆回転に制御される。これにより、その片面印刷済みのシートSはシート処理装置33に向けて搬送する方向とは逆方向にスイッチバック搬送されていく。スイッチバックされたシートSは、振り分け案内部材29の上側を通って搬送ガイド39によって形成された両面搬送経路へ進入し、第1両面搬送ローラ対40、第2両面搬送ローラ対41により順次搬送される。その後、シートSはシート給紙部102の第3両面搬送ローラ対42、第4両面搬送ローラ対43により順次搬送され、レジストローラ対17に対して表裏反転された状態になって再送される。
そして、以後は片面印刷モードの場合と同様に、このシートSはレジストローラ対17により斜行補正と画像形成部での画像書き込みとシート搬送のタイミング合わせを行った後、二次転写部15において4色のトナー像を二次転写する。次いで再び定着装置18 に導入されて、1面目と2面目の両面に印刷済みのシートが排紙トレイ27もしくは側面トレイ34へ排出される。
[シート処理装置の構成]
上述したように、積載部であるシート処理装置33は、画像形成装置100の中で独立したユニットとして図1に示す矢印方向にスライド移動可能に設けられている。画像形成装置100において、シート処理装置33は画像形成部101の直上に設けられている。ここで、画像形成部101の直上とは、前述したようにシート処理装置33の画像形成装置100における移動方向(図1に示す矢印方向)において、画像形成部101の一方の端部101aから他方の端部101bまでの範囲である。シート処理装置33の直上であって、搬送部である搬送ユニット103を構成する排出ローラ対31の上に、画像読取部であるイメージスキャナ45が設けられている。シート処理装置33は、画像形成装置100において画像形成部101とイメージスキャナ45との間の胴内に配置されている。
シート処理装置33は、図3(a)及び図3(b)に示すように画像形成装置100において水平方向にスライド移動可能に設けられている。シート処理装置33は、搬送ユニット103から排出されたシートを積載する積載トレイである排紙トレイ27と、搬送ユニット103から搬送されたシートを搬送するシート搬送路を形成する搬送ガイド35と、を有している。シート処理装置33は、搬送ユニット103から搬送されたシートSを前記シート搬送路に搬送可能な第1位置である図3(a)に示す位置と前記第1位置から離間した第2位置である図3(b)に示す位置との間で移動可能に構成される積載部である。シート処理装置33は、上面に第1積載トレイである排紙トレイ27を有し、側面に第2積載トレイである側面トレイ34を有している。シート処理装置33は、排紙トレイ27の下方であって装置内部に、搬送ユニット103から送られてきたシートを案内するシートガイドである搬送ガイド35を有している。またシート処理装置33は、搬送ガイド35に案内されたシートを搬送する搬送ローラ対36を有している。またシート処理装置33は、シートガイドである搬送ガイド35の下方に、シートに処理を施すシート処理部38を有している。シート処理部38は、シートに綴じ処理を行うステイプラである。ステイプラは大きくなりがちで、シート処理装置33は、画像形成装置の鉛直方向(高さ方向)に高くなる傾向である。さらにシート処理装置33は、処理が施されたシートを側面トレイ34上に排出する排出ローラ対37を有している。
搬送部である搬送ユニット103は、搬送ローラ対26に搬送され、振り分け案内部材28に誘導されたシートを排出する排出口103aを有する。積載部であるシート処理装置33は、搬送ユニット103の排出口103aと対向する位置に、排出口103aから排出されたシートを受け入れる供給口33aを有する。そして、搬送ユニット103の排出口103aから搬送されたシートSをシート処理装置33の供給口33aに搬送可能な第1位置である図3(a)に示す位置のとき、排出口103aから供給口33aまでの距離が最も短い。一方、前記第1位置から離間した第2位置である図3(b)に示す位置のとき、第1位置のときに比べて、排出口103aから供給口33aまでの距離が長い。
[排紙トレイ周辺の構成]
排紙トレイ27周辺には、シートを排紙トレイ27に排出する排出ローラ対31と、シートが排出ローラ対31を通過したことと排紙トレイ27上に積載されたシートの高さを検知する満載検知フラグ32がある。排出ローラ対31の下方には、排紙トレイ27に積載されたシートの搬送方向上流側の端部である後端を支持する支持壁である積載壁50がほぼ垂直に立っている。本実施例の積載壁50は、画像形成装置の一部51とシート処理装置の一部52とで構成されている。
排紙トレイ27は、前述のようにシート処理装置33の上部に形成されている。排紙トレイ27のシート積載面は、排出ローラ対31から排出されたシートによって、先に排出されたシートが押し出されないように、積載壁50から排出方向下流に向けて上昇する斜面を形成している。
排出ローラ対31はシートを搬送するため、シート搬送方向の上流の搬送路44との相対位置が重要になっている。搬送路44は、シートを案内する搬送ガイドである一方の搬送ガイド44aと、搬送ガイド44aと対向する他方の搬送ガイド44bとにより形成されたシートの搬送路である。搬送ローラ対30への駆動源(不図示)を持つ画像形成装置100で排出ローラ対31を支持することで、少ない部品点数で効率的に排出ローラ対31へ駆動を入力することができる。このため排出ローラ対31は画像形成装置100に設けている。
満載検知フラグ32はシートが排出ローラ対31のニップを通過したことを検知することで、シートの滞留や遅延を画像形成装置100の不図示の制御部へ報知する搬送センサとしての機能を有する。また、満載検知フラグ32はシートが排出ローラ対31のニップを通過したことを検知することで、排紙トレイ27に積載されたシートの高さを検知して過積載を防止する満載検知センサとしての機能を有する。満載検知フラグ32は、排出ローラ対31との相対関係が重要なので、排出ローラ対31を有する画像形成装置100に回動可能に支持されている。
積載壁50は、シート処理装置33上の排紙トレイ27に積載されたシートの後端を支持し、排紙トレイ27のシート積載面から排出ローラ対31直下まで伸びている。
排出ローラ対31から排出されたシートの後端が、積載壁50に引っかかると排紙トレイ27に降りたシートの位置が乱れて、積載されたシートの整列性が悪化する。また、積載壁50にシート後端がもたれかかることで、少ない枚数しか積まれていないにもかかわらず、満載検知フラグ32が所定量のシートが積まれたと認識し、印刷動作を止めてしまうことがある。このため、排出ローラ対31の下ローラと積載壁50の搬送方向の位置関係は重要な項目となっている。
積載壁50と排出ローラ対31の下ローラとの上下方向の隙間が広すぎると、排紙トレイ27に満載まで積載されたときに、積載された最上部のシートが下ローラと接触して、画像形成装置本体の内部に再度引き込まれる可能性がある。両者の上下方向の隙間が狭すぎると、排出ローラ対31の下ローラ31aと積載壁50が接触して異音を発生させてしまう。このため、排出ローラ対31の下ローラ31aと積載壁50の上下方向の位置関係も重要になっている。
排紙トレイ27を有するシート処理装置33は、後述するジャム処理操作において、シートの排出方向へスライド移動可能な構成となっている。また、前述のように排出ローラ対31や満載検知フラグ32は搬送路44との関係から画像形成装置100に設けられている。このため排出ローラ対31との位置関係が重要な積載壁50を、鉛直方向の上限に分割している。即ち、積載壁50は、鉛直方向の上側に設けた第1支持壁である上部積載壁51と、鉛直方向の下側に設けた第2支持壁である下部積載壁52とからなる。
排出ローラ対31との位置関係が重要な上部積載壁51は、排出ローラ対31への搬送路44を形成する一方の搬送ガイド44aを有するガイドユニット46に設けている。上部積載壁51を設けたガイドユニット46は、画像形成装置100に回動可能に設けている。一方、上部積載壁51よりも鉛直方向下側の下部積載壁52は、シート処理装置33に設けている。具体的には、下部積載壁52は、排紙トレイ27のシート搬送方向上流側の端部である後端に設けている。下部積載壁52をシート処理装置33の排紙トレイ27に設けることで、排紙トレイ27にある程度のシートを積載した状態でシート処理装置33をスライドさせてもシートの積載状態が乱すことがない。
積載壁50の上部積載壁51と下部積載壁52の分割位置は、鉛直方向において、満載検知フラグ32の先端より下である。さらに詳しくは、下部積載壁52の上端は、満載検知フラグ32の先端より下である。これにより、シート処理装置33をスライド移動させても、満載検知フラグ32と下部積載壁52が干渉することなく、シート処理装置33を移動させることができる。
また、排出ローラ対31の下ローラ31aと、積載壁50の上部積載壁51と下部積載壁52の搬送方向の位置関係は、図9に示す位置関係になっている。すなわち、シートの搬送方向(図9に示す矢印方向)において、上部積載壁51のシート端部の規制面は、排出ローラ対31の下ローラの外周面より上流側に位置する。また下部積載壁52のシート端部の規制面は、上部積載壁51の規制面より上流側に位置する。これにより、排出ローラ対31から排出されたシートの後端が、積載壁50に引っかかることによる、排紙トレイ27に積載されたシートの整列性の悪化を防止することができる。
また、排出ローラ対31の下ローラ31aと、積載壁50の上部積載壁51の上下方向の位置関係は、図9に示す位置関係になっている。排出ローラ対31の下ローラ31aは、シートの搬送方向と直交する幅方向において、分割して配置されている。そして、積載壁50の上部積載壁51は、前記シートの幅方向において、分割された排出ローラ対31の下ローラの間に突出した凸部51aを有している。これにより、積載壁50の上部積載壁51と排出ローラ対31の下ローラ31aの外周面との間に上下方向の隙間があっても、排紙トレイ27に積載された最上部のシートが下ローラと接触して、画像形成装置本体内部に再度引き込まれるのを防止できる。
[シート処理装置と搬送ユニットの連動]
次に、排紙トレイ27に排出するための搬送路44でシートSが詰まった際のシート処理装置33と可動部材であるガイドユニット46の連動について説明する。
本実施例では可動部材であるガイドユニット46はシート処理装置33の移動に連動する。図2(a)(b)にシート処理装置33のみをスライド移動させた状態と、図3(a)(b)にシート処理装置33のスライド移動に連動してガイドユニット46が移動した状態を示す。
ガイドユニット46は、画像が形成されたシートを搬送する搬送部である搬送ユニット103の一部を構成し、排出ローラ対31への搬送路44を形成する搬送ガイドのうちの一方の搬送ガイド44a及び搬送ローラ対30の一方のローラ30aを有する。ガイドユニット46は、排出ローラ対31の下ローラ31aの回転軸を回動支点として、画像形成装置100に回動可能に設けられた可動部材である。したがって、前記ガイドユニット46を、前記下ローラ30aの回動軸を中心に、対向する他方の搬送ガイド44b及び搬送ローラ対30の他方のローラ30bから離間する方向に回動させることで、搬送路44を開放することができる。ガイドユニット46の回動支点である下ローラ30aの回転軸は、排紙トレイ27のシート搬送方向上流側の端部より上方に設けられている。ここでは、排紙トレイ27のシート搬送方向上流側の端部とは、後述する下部積載壁52の上端である。ガイドユニット46は、排紙トレイ27を有するシート処理装置33と係合された係合ピン62を有する。係合ピン62は、ガイドユニット46の回動軸側とは反対側の端部側に設けられ、シート処理装置33の動作位置において排紙トレイ27のシート搬送方向上流側の端部より下方に位置する。
また積載部であるシート処理装置33は、画像形成装置100の画像形成部101とイメージスキャナ45との間の胴内において不図示のレールユニットを介して画像形成装置本体と接続されている。ここで、画像形成装置本体とは、本実施例の画像形成装置100のうち、画像形成装置100を構成するシート処理装置33とイメージスキャナ45、プロセスカートリッジ、給紙ユニットを除いた部分のことである。シート処理装置33は、画像形成装置本体に対してレールに沿ってスライド移動可能な構成となっている。シート処理装置33は、搬送ユニット103から搬送されたシートSを前記シート搬送路に搬送可能な第1位置である図3(a)に示す位置と、前記第1位置から離間した第2位置である図3(b)に示す位置との間で移動可能である。
積載部であるシート処理装置33には、シートの搬送方向と直交する幅方向において、シートの搬送領域の外側(シート搬送路外側)に、案内部であるカム溝60をもつ連結部材であるアーム部61が設けてある。カム溝60は、ガイドユニット46の係合ピン62と係合し、シート処理装置33の第1位置から第2位置への移動に伴って、ガイドユニット46の係合ピン側を回動軸を中心に下方から上方へ向けて移動するよう案内する。ガイドユニット46が有する係合ピン62、およびシート処理装置33が有するカム溝60は、図4に示すように、シートの搬送方向と直交する幅方向において、シートの搬送領域の外側(シート搬送路外側)であって、装置本体の奥側に設けてある。図4は、イメージスキャナ45を除いた状態で、シート処理装置33がスライド移動しガイドユニット46が回動した状態を示す要部斜視図である。したがって、係合ピン62とカム溝60の係合はシートの搬送領域の外側であるため、シートの搬送を妨げることがない。また係合ピン62とカム溝60の係合は、ジャム処理をする際の操作側となる装置本体の手前側とは反対側の奥側であるため、ジャム処理の操作を妨げることもない。ここで、装置本体の手前側とはシート搬送方向と直交する幅方向の一方側であり、装置本体の奥側とはシート搬送方向と直交する幅方向の一方側とは反対側の他方側である。
シート処理装置33の供給口33aと搬送ユニット103の排出口103aとの接続部の周辺である搬送路44近辺に詰まったシートを除去する場合、シート処理装置33を以下のように移動させる。すなわち、シート処理装置33を図3(a)に示す第1位置である動作位置から図3(b)に示す第2位置であるJam処理位置にスライド移動させる。するとカム溝60はシート処理装置33とともに移動し、ガイドユニット46の係合ピン62と接触して、ガイドユニット46を排出ローラ対31の下ローラ31aの回動軸を中心に回動させる。即ち、シート処理装置33の動作位置からJam処理位置への移動に連動して、ガイドユニット46が図3(a)に示す位置から図3(b)に示す位置に回動される。詳しくは、一方の搬送ガイド44a及び一方のローラ30aを有するガイドユニット46が、下ローラ31aの回動軸を中心に、対向する他方の搬送ガイド44b及び他方のローラ30bから離間する方向に回動される。これにより、図3(b)に示すように、シート処理装置33と搬送ユニット103との間にJam処理空間ができ、搬送ガイド44a,44bによって形成された搬送路44が開放される。したがって、シート処理装置33をJam処理位置に移動させるだけで搬送ユニット側の搬送路44が開放され、搬送路44近辺に詰まったシートを容易に取り除くことができる。
次に、排紙トレイ27上にシートが下部積載壁52を超えて積まれた状態で、シート処理装置33を動作位置からJam処理位置へスライド移動させていく過程を、図5から図8を用いて説明する。
図5に示すように、動作位置にあるシート処理装置33の排紙トレイ27上にシートが下部積載壁52を超えて積まれた状態である。この図5に示す動作位置から、シート処理装置33をJam処理位置へ向かう矢印方向へスライドさせると、下部積載壁52を超えて排紙トレイ27に積まれたシートは、シート処理装置33の動き出しの衝撃で位置ズレすることがある。排紙トレイ27は、シート積載面が図5において右下がりの傾斜となっているため、積載されたシートはガイドユニット46側へ移動しやすくなっている。また下部積載壁52を超えて積まれたシートは、図5に示すように満載検知フラグ32先端が積載された最上面にあるシートS1に接触している。このため最上面のシートS1には満載検知フラグ32との摩擦が働くため、最上面にあるシートS1は特にガイドユニット46側へずれやすくなっている。
図6に示すように、シート処理装置33を動作位置からJam処理位置へ向けて矢印L方向へ移動させる。すると、シート処理装置33のアーム部61に設けたカム溝60がガイドユニット46の係合ピン62と接触し、ガイドユニット46を排出ローラ対31の下ローラ31aを回転軸として時計周りの矢印V1方向に回動させ始める。このとき、排紙トレイ27の下部積載壁52を超えて積載された最上面のシートS1が上述の理由により破線矢印方向でガイドユニット46に向かって移動することがある。このようなことがあっても、ガイドユニット46は、下部積載壁52の上端より下方に位置する係合ピン側が、下部積載壁52の上端より上方に位置する下ローラ31aの回動軸を中心に、下方から上方に向けて回動してくる。即ち、シート処理装置33が移動してできる搬送ユニット103との間の空間の上部を塞ぐように、ガイドユニット46の係合ピン側が下方から上方に向けて移動してくる。このため、ガイドユニット46に向かって移動するシートS1は、ガイドユニット46に接触して停止する。
また、シート処理装置33のJam処置位置へ向けた移動により、排紙トレイ27上の下部積載壁52を超えて積載されたシートが、ガイドユニット46に向かって移動することがある。このようなことがあっても、前述したようにガイドユニット46は、下部積載壁52の上端より下方に位置する係合ピン側が、下部積載壁52の上端より上方に位置する下ローラ31aの回動軸を中心に、下方から上方に向けて移動してくる。即ち、シート処理装置33が移動してできる搬送ユニット103との間の空間の上部を塞ぐように、ガイドユニット46の係合ピン側が下方から上方に向けて回動してくる。このため、排紙トレイ27上の下部積載壁52を超えて積載されたシートも、最上面のシートS1と同様に、ガイドユニット46に接触して停止する。
図7に示すように、シート処理装置33が動作位置とJam処理位置の中間付近に移動しても、ガイドユニット46は係合ピン62とカム溝60の当接により、シート処理装置33が退避した空間の上部を覆うように移動を続ける。このため、前記空間に最上面のシートS1が落下してきても、前記空間において下方から上方に向けて移動するガイドユニット46ですくい上げることができる。また、排紙トレイ27上の下部積載壁52を超えて積載されたシートも、最上面のシートS1と同様に、前記空間において下方から方法に向けて移動するガイドユニット46ですくい上げることができる。そしてシート処理装置33が図8に示すJam処理位置に移動すると、ガイドユニット46の係合ピン62がカム溝60の上部に当接して、ガイドユニット46はほぼ水平となる位置まで移動し、シート処理装置33が退避してできる空間の上部を覆う。
このように、本実施例によれば、シート処理装置33の移動に連動して移動する可動部材としてのガイドユニット46が、シート処理装置33の移動によってできる空間の上部をふさぐように移動する。これにより、排紙トレイ27上に下部積載壁52を超えて積載されたシートは、前記空間にむけて移動することがあっても、前記空間に向けて下部積載壁52の下方から上方に向けて移動するガイドユニット46によってすくい上げられる。このため、排紙トレイ27にシートを積載した状態でシート処理装置33を移動させた場合でも、排紙トレイ27上に積載されたシートが、シート処理装置33が退避してできるJam処理空間に落下することを防止できる。このため、搬送ユニット103内部の搬送路44に詰まったシートを除去する際に、排紙トレイにシートが満載されたままシート処理装置33を移動させることが可能となり、ジャム処理の操作性を向上させることができる。
〔実施例2〕
前述した実施例では可動部材としてのガイドユニット46を画像形成装置100の搬送ユニット103に設けた構成を例示したが、本実施例では可動部材としての可動壁をシート処理装置に設けた構成を例示して説明する。図10から図19を用いて、可動部材としての可動壁をシート処理装置に設けた構成を説明する。
本実施例では、図10に示すように可動部材としての可動壁72が、排紙トレイ27に回動可能に設けられている。可動部材としての可動壁72は、一方の端部が排紙トレイ27のシート搬送方向上流側の端部である下部積載壁52の上端に、軸70を中心に回動可能に設けられている。また、可動壁72は、他方の端部にシートの搬送方向上流側の端部である後端を突き当てる屈曲部71が設けられている。可動壁72は、シート処理装置33が図10に示す第1位置である動作位置にあるときは搬送ユニット103の搬送路44を形成するガイドユニット46に対向し、下部積載壁52の裏面に保持されている。
可動壁72は、画像形成装置100と係合された係合ピン73を有する。画像形成装置100は、可動壁72の係合ピン73と係合する案内部であるカム溝80を有する。カム溝80は、シート処理装置33の第1位置である動作位置から第2位置である退避位置への移動に伴って、可動壁72の屈曲部側を回動中心である軸70を中心に下方から上方へ向けて移動するよう、係合ピン73を案内する。
シート処理装置33が第1位置である動作位置から第2位置Jam処理位置へ移動すると、可動壁72の係合ピン73はカム溝80と当接しカム溝80に沿って案内され、屈曲部71を下方から上方に持ち上げるように可動壁72が回動される。即ち、可動壁72は、シート処理装置33の動作位置から退避位置であるJam処理位置への移動に連動して、一方の端部の回動中心である軸70を中心に屈曲部側が排紙トレイ27の下部積載壁52より下方から上方に向けて移動される。
図14に示すように、可動壁72が有する係合ピン73、および画像形成装置100が有する案内部であるカム溝80は、シートの搬送方向と直交する幅方向において、シートの搬送領域の外側(シート搬送路外側)であって、装置本体の奥側に設けてある。図14に示すように、可動壁72の幅方向の一方側(装置本体の奥側)に突出する係合ピン73が設けられ、幅方向において係合ピン73と対向する画像形成装置100の対向面にカム溝80が形成されている。図14は、イメージスキャナ45を除いた状態で、シート処理装置33がスライド移動し可動壁72及びガイドユニット46が回動した状態を示す要部斜視図である。したがって、係合ピン73とカム溝80の係合はシートの搬送領域の外側であるため、シートの搬送を妨げることがない。また係合ピン73とカム溝80の係合は、ジャム処理をする際の操作側となる装置本体の手前側とは反対側の奥側であるため、ジャム処理の操作を妨げることもない。ここで、装置本体の手前側とはシート搬送方向と直交する幅方向の一方側であり、装置本体の奥側とはシート搬送方向と直交する幅方向の一方側とは反対側の他方側である。
ガイドユニット46は、前述した実施例と同様に、画像が形成されたシートを搬送する搬送部である搬送ユニットを構成する。ガイドユニット46は、排出ローラ対31への搬送路44を形成する搬送ガイドのうちの一方の搬送ガイド44a及び搬送ローラ対30の一方のローラ30aを有する。ガイドユニット46は、排出ローラ対31の下ローラ31aの回転軸を回動支点として、画像形成装置100に回動可能に設けられている。したがって、ガイドユニット46を、下ローラ30aの回動軸を中心に、対向する他方の搬送ガイド44b及び搬送ローラ対30の他方のローラ30bから離間する方向に回動させることで、搬送路44を開放することができる。ガイドユニット46の回動支点である下ローラ30aの回転軸は、排紙トレイ27のシート搬送方向上流側の端部より上方に設けられている。ここでは、排紙トレイ27のシート搬送方向上流側の端部とは、後述する下部積載壁52の上端である。ガイドユニット46は、シートの搬送方向と直交する幅方向の一方側(装置本体の奥側)に突出した係合ピン73を有する。係合ピン73は、排紙トレイ27を有するシート処理装置33と係合される。係合ピン73は、ガイドユニット46の回動軸側とは反対側の端部側に設けられている。
また図13に示すように、画像形成装置100のカム溝80の下方には、シートの搬送方向と直交する幅方向にスライド可能で、不図示のバネにより画像形成装置側から積載部側であるシート処理装置側へ付勢されたラッチ81が設けてある。ラッチ81はシート処理装置33が動作位置にあるときはシート処理装置の側面に押されて、図13(a)に示すようにバネの弾性力に抗して引っ込んだ位置にある。一方、ラッチ81はシート処理装置33がJam処理位置近傍に移動してラッチ81とのオーバーラップが無くなると、図13(b)に示すようにバネの弾性力で突出した位置にスライドする。ラッチ81は、図12(b)に示す位置と、図12(a)に示す位置との間で移動可能である。図12(b)に示す位置は、搬送路44を形成する搬送ガイドのうちの一方の搬送ガイド44aを他方の搬送ガイド44bから離間し搬送路44を開放する開放位置に保持する保持位置である。図12(a)に示す位置は、開放位置に保持された一方の搬送ガイド44aの保持を解除する解除位置を含む位置である。
図12(b)に示すようにラッチ81には第1斜面81aと第2斜面82bが設けてある。第1斜面81aは、一方の搬送ガイド44aを有するガイドユニット46を図12(a)に示す位置から図12(b)に示す位置に向けて回動した際に、係合ピン73と当接し、付勢力に抗して幅方向に移動させることができる斜面である。ラッチ81は、第1斜面81aを通過したガイドユニット46を図12(a)に示す開放位置に保持する。第2斜面81bは、シート処理装置33を第2位置である退避位置から第1位置である動作位置に向けて移動した際に、シート処理装置33の側面と当接し、付勢力に抗して幅方向に移動させることができる斜面である。ラッチ81は、シート処理装置33との当接により、付勢力に抗して幅方向に移動し、ガイドユニット46の保持を解除する。
シート処理装置33の供給口33aと搬送ユニット103の排出口103aとの接続部の周辺である搬送路44近辺に詰まったシートを除去する場合、シート処理装置33を以下のように移動させる。すなわち、シート処理装置33を図10に示す第1位置である動作位置から図11に示す第2位置であるJam処理位置にスライド移動させる。シート処理装置33を図12(a)に示すJam処理位置に移動させた後、図12(b)に示すようにガイドユニット46を回動させると、搬送路44が開放され、ジャムしたシートSにアクセス可能となる。ガイドユニット46を回動させていくと、先端の係合ピン62がラッチ81の第1斜面81aと接触する。すると、ラッチ81は第1斜面81aによってバネの弾性力に抗ってスライドして図13(a)に示す位置に退避するため、ガイドユニット46は回動を続けることができる。そして、係合ピン62がラッチ81を通過すると、バネの弾性力が開放されてラッチ81はスライドして図13(b)に示す位置に突出する。すると係合ピン62の下でラッチ81が出張るので、図12(b)及び図14に示すように、ラッチ81でガイドユニット46を搬送路44を解放した位置に保持することができる。これにより、搬送路44周辺に詰まったシートSを破線で示す矢印のように容易に取り除くことができる。
次に、排紙トレイ27上にシートが下部積載壁52を超えて積まれた状態で、シート処理装置33を動作位置からJam処理位置へ移動させてガイドユニット46を開放させる過程を、図15から図18を用いて説明する。
図15にシート処理装置33をJam処理位置に移動させ始めた状態を示す。図15に示すように、シート処理装置33を動作位置からJam処理位置へ向けて矢印L方向に移動させ始める。すると、カム溝80と可動壁72の係合ピン73が接触し、可動壁72を軸70を中心に図15において矢印W1方向に回動させ始める。このとき、排紙トレイの傾斜やシート処理装置の動き始めの衝撃、満載検知フラグ32との当接により、排紙トレイ27に積まれた最上部にあるシートS1がガイドユニット46側へ移動することがある。本実施例では上部積載壁51を持つガイドユニット46はシート処理装置33の移動に連動しないので、シート処理装置33の移動し始めの状態では最上部のシートS1は上部積載壁51に当接した状態で停止する。
図16に示す位置までシート処理装置33が移動すると、可動壁72がカム溝80と係合ピン73の接触により下方から上方に持ち上がり、シート処理装置33が退避した空間の上部を塞ぐように矢印W1方向に回動する。このとき、満載検知フラグ32の先端は排紙トレイ27の下部積載壁52を通過して積載されたシートの束の角を超えるため、最上部のシートS1は満載検知フラグの重みで先端が下方に曲がり出す。しかし、このとき可動壁72下端の屈曲部71でシートS1の先端をすくい上げることができる。
この状態からさらにシート処理装置33を矢印L方向へ退避させると、図17に示すように、可動壁72はほぼ水平の姿勢となり、シート処理装置33が退避して生じた空間の上部を塞いだ状態を維持する。このとき屈曲部71でシートS1の先端をすくい上げることができたので、積載されたシートはシート処理装置33が退避してできた空間に落下することはない。また排紙トレイ27上の下部積載壁52を超えて積載されたシートが、ガイドユニット46に向かって移動することがあっても、同様に可動壁72は前記下部積載壁52を超えて積載されたシートをすくい上げることができる。そのため、積載されたシートはシート処理装置33が退避してできた空間に落下することはない。
シート処理装置33がJam処理位置に移動してラッチ81とのオーバーラップが無くなると、前述したようにラッチ81がスライドしてシート処理装置33が移動してできた空間内部に突出する。この後でガイドユニット46を回動させると、前述したように、ガイドユニット46の係合ピン62とラッチ81の第1斜面81aが当接し、ラッチ81がスライドして退避してガイドユニット46の回動を許容する。ガイドユニット46をさらに回動し続けると、ガイドユニット46の係合ピン62がラッチ81を通過して、ラッチ81の上方に移動して図18に示す状態になる。すると、ラッチ81がバネの弾性力により前記空間に再び突出するため、図18に示すようにガイドユニット46が搬送路44を解放した離間位置に保持される。
このため、シート処理装置33の排紙トレイ27にシートを満載付近まで積載した状態で、シート処理装置33をJam処理位置に移動させても、積載されたシートをシート処理装置が移動してできた空間内に落下させることがない。また、搬送路44に詰まったシートを容易に除去することができる。
次に搬送路44に詰まったシートを除去した後、シート処理装置33を動作位置に移動させる場合を図19を用いて説明する。図19に示すように、シート処理装置33を矢印R方向に移動させJam処理位置から動作位置へ向けて移動させる。すると、ラッチ81の第2斜面81bとシート処理装置33の当接により、ラッチ81はバネの弾性力に抗してスライドして図13(a)に示す位置に退避する。するとラッチ81によるガイドユニット46の係合ピン62の保持も解除されるので、ガイドユニット46は自重により図19に示す矢印V2方向に回動する。さらにシート処理装置33を動作位置へ向けて移動させることで、可動壁72が下方に向けて移動されつつ、ガイドユニット46が搬送路44を形成する位置に移動され、図10に示す位置に復帰することができる。
以上説明してきたように、本実施例によれば、シート処理装置33の移動に連動して移動する可動部材としての可動壁が、シート処理装置33の移動によってできる空間の上部をふさぐように移動する。これにより、シート処理装置の排紙トレイに満載されたシートがシート処理装置33の移動によってできるジャム処理空間に落下することを防止できる。このため、搬送ユニット103内部の搬送路44に詰まったシートを除去する際に、排紙トレイにシートが満載されたままシート処理装置33を移動させることが可能となり、ジャム処理の操作性を向上させることができる。
〔他の実施例〕
前述した実施例では、画像形成部を構成するプロセスカートリッジを4つ使用しているが、この使用個数は限定されるものではなく、必要に応じて適宜設定すれば良い。
また前述した実施例では、画像形成装置に対して着脱可能なプロセスカートリッジとして、感光ドラムと、該感光ドラムに作用するプロセス手段としての帯電手段,現像手段,クリーニング手段を一体に有するプロセスカートリッジを例示した。しかし、これに限定されるものではない。感光ドラムの他に、帯電手段、現像手段、クリーニング手段のうち、いずれか1つを一体に有するプロセスカートリッジであっても良い。
また前述した実施例では、画像形成装置として複写機を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えばプリンタ、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であってもよい。また中間転写体を使用し、該中間転写体に各色のトナー像を順次重ねて転写し、該中間転写体に担持されたトナー像をシートに一括して転写する画像形成装置を例示したが、これに限定されるものではない。シート担持体を使用し、該シート担持体に担持されたシートに各色のトナー像を順次重ねて転写する画像形成装置であっても良い。これらの画像形成装置のうち、積載部或いはシート処理装置をスライド移動可能に備えた画像形成装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
27 …排紙トレイ
30 …搬送ローラ対
31 …排出ローラ対
32 …満載検知フラグ
33 …シート処理装置
33a …供給口
34 …側面トレイ
35 …搬送ガイド
36 …搬送ローラ対
37 …排出ローラ対
38 …シート処理部
45 …イメージスキャナ
46 …ガイドユニット
50 …積載壁
51 …上部積載壁
52 …下部積載壁
60 …カム溝
61 …アーム部
62 …係合ピン
70 …軸
71 …屈曲部
72 …可動壁
73 …係合ピン
80 …カム溝
81 …ラッチ
81a …第1斜面
81b …第2斜面
100 …画像形成装置
101 …画像形成部
102 …シート給紙部
103 …搬送ユニット
103a …排出口

Claims (16)

  1. シートに画像を形成する画像形成部と、
    画像が形成されたシートを搬送する搬送部と、
    前記搬送部から排出されたシートを積載するための積載トレイと、前記搬送部から搬送されたシートを受け取り、より下流側へ搬送するための搬送路と、を有し、前記搬送部から搬送されたシートを前記搬送路から受け取り可能な第1位置と前記第1位置から前記下流側に離間した第2位置との間で移動可能に構成される積載部と、
    前記積載部の前記第1位置から前記第2位置への移動に連動して、前記積載部の前記第1位置から前記第2位置への移動に伴って生じる前記搬送部と前記積載部の間の空間に移動する可動部材と、 を有する画像形成装置であって
    前記可動部材は、前記画像形成装置に回動可能に設けられ、前記積載部の前記第1位置において、前記積載部のシート搬送方向上流側の端部より上方に回動支点を有し、前記積載部のシート搬送方向上流側の端部より下方に前記積載部と係合可能な係合ピンを有し、
    前記可動部材は、前記積載部の前記第1位置から前記第2位置への移動に連動して、前記回動支点を中心に係合ピン側が前記積載部のシート搬送方向上流側の端部より下方から上方に向けて移動することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記積載部は、前記可動部材の係合ピンと係合し、前記積載部の前記第1位置から前記第2位置への移動に伴って、前記回動支点を中心に前記可動部材の係合ピンを下方から上方へ向けて移動するよう案内する案内部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記可動部材が有する前記係合ピン、および前記積載部が有する前記案内部は、シートの搬送方向と直交する幅方向において、シートの搬送領域の外側に設けてあることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記可動部材は、前記搬送部においてシートを案内する搬送路を形成するガイドのうちの一方のガイドを有するガイドユニットであり、前記積載部の前記第1位置から前記第2位置への移動に連動して、前記搬送路を開放するように前記ガイドのうちの一方のガイドが他方のガイドから離れる方向に回動することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. シートに画像を形成する画像形成部と、
    画像が形成されたシートを搬送する搬送部と、
    前記搬送部から排出されたシートを積載するための積載トレイと、前記搬送部から搬送されたシートを受け取り、より下流側へ搬送するための搬送路と、を有し、前記搬送部から搬送されたシートを前記搬送路から受け取り可能な第1位置と前記第1位置から前記下流側に離間した第2位置との間で移動可能に構成される積載部と、
    前記積載部の前記第1位置から前記第2位置への移動に連動して、前記積載部の前記第1位置から前記第2位置への移動に伴って生じる前記搬送部と前記積載部の間の空間に移動する可動部材と、 を有する画像形成装置であって
    前記可動部材は、前記積載部に回動可能に設けられ、一方の端部が前記積載部のシート搬送方向上流側の端部に回動可能に設けられ、他方の端部にシートの搬送方向上流側の端部を突き当てる屈曲部が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記可動部材は、前記積載部の前記第1位置から前記第2位置への移動に連動して、一方の端部の回動中心を中心に屈曲部側が前記積載部のシート搬送方向上流側の端部より下方から上方に向けて移動することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記可動部材は、前記画像形成装置と係合された係合ピンを有し、
    前記画像形成装置は、前記可動部材の係合ピンと係合し、前記積載部の前記第1位置から前記第2位置への移動に伴って、前記可動部材の屈曲部側を回動中心を中心に下方から上方へ向けて移動するよう案内する案内部を備えていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記可動部材が有する係合ピン、および前記画像形成装置が有する案内部は、シート搬送方向と直交する幅方向において、シートの搬送領域の外側に設けてあることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成装置の前記案内部の下方に、前記搬送部のシート搬送方向と直交する幅方向に移動可能に設けられ、幅方向において画像形成装置側から積載部側へ付勢されたラッチを有し、
    前記ラッチは、前記搬送部においてシートを案内する搬送路を形成するガイドのうちの一方のガイドを他方のガイドから離間し搬送路を開放する開放位置に保持する保持位置と、開放位置に保持された一方のガイドの保持を解除する解除位置との間で移動可能であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記ラッチは、前記一方のガイドを前記他方のガイドと対向し搬送路を形成する位置から前記保持位置に向けて回動した際に、前記一方のガイドと当接し、付勢力に抗して幅方向に移動させることができる第1斜面を有し、
    前記ラッチは、前記第1斜面を通過した前記一方のガイドを保持位置に保持することを 特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記ラッチは、前記積載部を前記第2位置から前記第1位置に向けて移動した際に、前記積載部と当接し、付勢力に抗して幅方向に移動させることができる第2斜面を有し、
    前記ラッチは、前記積載部との当接により、付勢力に抗して幅方向に移動し、前記一方のガイドの保持を解除することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記搬送部は、前記積載部より鉛直方向の上方に設けられ、前記積載部にシートを排出する排出ローラ対と、前記排出ローラ対へシートを案内する搬送路を形成するガイドと、を有し、
    前記排出ローラ対の下方に、前記積載部に積載されたシートの搬送方向上流側の端部を支持し、前記積載部のシート積載面から前記排出ローラ対の直下まで伸びている支持壁を有し、
    前記支持壁は、鉛直方向の上下に分割された第1支持壁と第2支持壁とからなり、
    前記第1支持壁は、鉛直方向の上側に設けられ、前記搬送路を形成するガイドのうちの 一方のガイドに設けられ、
    前記第2支持壁は、鉛直方向の下側に設けられ、前記積載部のシート搬送方向上流側の端部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記画像形成装置に回動可能に設けられ、シートが前記排出ローラ対を通過したことと前記積載部に積載されたシートの高さを検知するための検知フラグを有し、
    前記第1支持壁と前記第2支持壁の分割位置は、鉛直方向において、前記検知フラグの先端より下であることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記排出ローラ対の下ローラと、前記支持壁の第1支持壁と第2支持壁の搬送方向の位置関係は、シートの搬送方向において、第1支持壁のシート端部の規制面は、排出ローラ対の下ローラの外周面より上流側に位置し、第2支持壁のシート端部の規制面は、第1支持壁の規制面より上流側に位置することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記積載部は、前記積載トレイの下方に設けられ、前記搬送部から送られたシートを案内するシートガイドと、前記シートガイドより下方に設けられ、シートに処理を施すシート処理部と、処理が施されたシートを積載する第2積載トレイと、を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  16. 前記積載部は、画像形成部の直上に設けられ、
    前記積載部の直上であって、前記搬送部の上に、原稿の画像を読み取る画像読取部が設けられていることを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
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