JP7224801B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
[画像形成装置の構成]
図1は、本実施例の画像形成装置100の概略構成図である。また、図2は、本実施例の画像形成装置100の制御部のブロック図である。図2に示すように、画像形成装置100は、ホストコンピュータ101に接続している。ホストコンピュータ101による動作開始指令と画像信号は、制御手段としてのコントローラ102に送信され、コントローラ102が各種手段を制御することによって画像形成装置100において画像形成が実行される。
図3に示すように、画像形成動作が開始されると、各感光ドラム1、中間転写ベルト25、現像ローラ3、供給ローラ6は、それぞれ所定の回転速度で、図中矢印A~D方向に回転を始める。回転する感光ドラム1の表面は、帯電ローラ2により所定の極性(本実施例では負極性)に略一様に帯電させられる。このとき帯電ローラ2には、帯電電源42から所定の帯電電圧が印加される。その後、感光ドラム1は、各画像形成部に対応した画像情報に応じて露光手段20によって露光されることにより、感光ドラム1の表面に、画像情報に従った静電潜像が形成される。
本実施例の画像形成装置においては、基準画像形成モードとしての通常モード(第1のモード)に加えて、転写材Pに形成される画像の色再現範囲を拡大する広色域モード(第2のモード)を実行することが可能である。広色域モードでは、感光ドラム1の回転速度と現像ローラ3の回転速度の速度比を、通常モードにおける感光ドラム1と現像ローラ3の速度比よりも大きく設定している。これにより、感光ドラム1に担持される単位面積あたりのトナー量を増やすことで、色再現範囲を拡大している。なお、広色域モードを実行する場合、感光ドラム1と現像ローラ3の速度比を通常モードに対して変更するだけでなく、感光ドラム1の表面電位の設定も変更している。以下、通常モード及び広色域モードにおける各種設定について説明する。
図4は、感光ドラム1の層構成を説明する模式図である。図4に示すように、感光ドラム1は下層から、導電性材料からなる基体31と、光の干渉を抑え上層の接着性を向上させる下引き層32と、キャリアを生成する電荷発生層33と、発生したキャリアを輸送する電荷輸送層34と、を有する。
以上説明したように広色域モードにおいては、感光ドラム1に担持される単位面積あたりのトナー量が、通常モードにおいて感光ドラム1に担持される単位面積当たりのトナー量よりも多い。即ち、広色域モードにおいて感光ドラム1から中間転写ベルト25にトナー像を転写するために1次転写電源40から1次転写ローラ26に印加する電圧(以下、1次転写電圧と称する)は、増加したトナー量に応じて適切に設定する必要がある。
実施例1においては、画像形成装置100の周囲環境に基づいて、広色域モードにおける1次転写電圧を設定する構成について説明した。これに対し、実施例2では、画像形成装置100の周囲環境と画像形成部Sの耐久度とに基づいて、広色域モードにおける1次転写電圧を設定する構成について説明する。なお、本実施例の構成は、画像形成装置100の周囲環境と画像形成部Sの耐久度とに基づいて1次転写電圧を設定する点を除いて、実施例1と同一の構成を有する。したがって、以下の説明において実施例1と共通する部分に関しては、同一の符号を付して説明を省略する。
実施例1で説明したように、広色域モードにおける1次転写電圧は、トナー載り量に応じて適切に設定する必要があり、トナー載り量はトリボによって変動する。そして、画像形成部Sの耐久度によっても、トナーのトリボは変動する。より具体的には、画像形成部Sの使用初期にくらべ、使用後期においてはトナーのトリボが低くなる傾向がある。そこで、本実施例においては、画像形成装置100の周囲環境から得られた重量絶対湿度と、画像形成部Sの耐久度と、に基づいて、最適な1次転写電圧を設定する。より詳細には、本実施例の構成においては、重量絶対湿度と、画像形成部Sの耐久度と、に基づいて1次転写電流の値が予め設定されており、この1次転写電流の値に基づいて1次転写電源40から1次転写ローラ26に適切な1次転写電圧が印加される。
本実施例においては、通常モードにおける1次転写電流と広色域モードにおける1次転写電流の比を、通常モードにおけるトナー載り量と広色域モードにおけるトナー載り量の比よりも、小さく設定している。以下、この設定について詳細に説明する。
実施例1及び実施例2においては、広色域モードを実行する場合に、画像形成部SY、SM、SC、SKの4つの画像形成部全てにおいて、通常モードに対してトナー載り量を増加させる構成について説明した。これに対し、実施例3においては、広色域モードを実行する場合に、画像形成部SY、SM、SCにおいては通常モードに対してトナー載り量を増加させ、画像形成部SKにおいては通常モードに対してトナー載り量を増加させない構成について説明する。なお、本実施例の構成は、画像形成部SKにおいては通常モードに対してトナー載り量を増加させない点を除いて、実施例2と実質同一である。したがって、以下の説明においては、実施例2と共通する部分に関しては同一の符号を付して説明を省略する。
実施例2においては、広色域モードにおいて感光ドラム1から中間転写ベルト25にトナー像を1次転写する際の1次転写電圧の制御について説明した。これに対し、実施例4においては、広色域モードにおいて中間転写ベルト25から転写材Pにトナー像を2次転写する際に2次転写電源41から2次転写ローラ11に印加する電圧(以下、2次転写電圧と称する)の制御について説明する。なお、本実施例における構成は、周囲環境に基づいて2次転写電圧を制御する点を除いて、実施例2と実質同一である。したがって、以下の説明においては、実施例2と共通する部分に関しては同一の符号を付して説明を省略する。
3 現像ローラ
25 中間転写ベルト
26 1次転写ローラ
40 1次転写電源
102 コントローラ
Claims (7)
- トナー像を担持する第1の像担持体と、前記第1の像担持体に対向して配置される第1の現像部材を有し、前記第1の像担持体に形成された静電潜像をトナーによって現像する第1の現像手段と、前記第1の像担持体と接触する移動可能なベルトと、前記ベルトを介して前記第1の像担持体に対応する位置に設けられ、前記第1の像担持体から前記ベルトに向けてトナー像を転写するための第1の転写部材と、前記第1の転写部材に第1の転写電圧を印加する第1の転写電源と、前記ベルトと接触し、前記ベルトの移動方向に関して前記第1の像担持体よりも下流側に設けられ、ブラックのトナー像を担持する第2の像担持体と、前記第2の像担持体に対向して配置される第2の現像部材を有し、前記第2の像担持体に形成された静電潜像をトナーによって現像する第2の現像手段と、前記ベルトを介して前記第2の像担持体に対応する位置に設けられ、前記第2の像担持体から前記ベルトに向けてトナー像を転写するための第2の転写部材と、前記第2の転写部材に第2の転写電圧を印加する第2の転写電源と、を備え、
前記第1の像担持体の回転速度に対する前記第1の現像部材の回転速度の速度比が第1の速度比となるように制御して画像形成を行う第1のモードと、前記第1の像担持体の回転速度に対する前記第1の現像部材の回転速度の速度比が前記第1の速度比よりも値が大きい第2の速度比となるように制御して画像形成を行う第2のモードと、を実行することが可能な制御手段と、を備える画像形成装置において、
前記制御手段は、前記第2のモードにおいて、前記第2の像担持体の回転速度に対する前記第2の現像部材の回転速度の速度比を前記第1の速度比となるように制御し、前記画像形成装置の周囲環境が第1の環境である場合における、前記第2の転写部材から前記第2の像担持体に向かって流れる第2の転写電流の値が前記第1のモードにおける前記第2の転写電流の値よりも大きい値になるように、前記第2の転写電源を制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記周囲環境における温度と湿度を検知する検知手段を備え、
前記制御手段は、前記第2のモードを実行する場合に、前記検知手段による検知結果に基づいて、前記第2の転写電源を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記第2のモードを実行する場合に、前記検知手段による検知結果から得られる絶対湿度に基づいて設定された第2の転写電流が前記第2の転写部材から前記第2の像担持体に向かって流れるように、前記第2の転写電源を制御することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記第2の像担持体と前記第2の現像手段の少なくとも一方から得られる耐久に関する情報と、前記周囲環境と、に基づいて、前記第2の転写電源を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記ベルトは中間転写ベルトであり、前記第1の像担持体又は前記第2の像担持体に担持されたトナー像は、前記第1の像担持体又は前記第2の像担持体から前記中間転写ベルトに1次転写された後に前記中間転写ベルトから転写材に2次転写されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記中間転写ベルトの外周面に当接する2次転写部材と、前記2次転写部材に2次転写電圧を印加する2次転写電源と、を備え、
前記制御手段は、前記第2のモードを実行する場合に、前記周囲環境に基づいて前記2次転写電源を制御し、且つ、前記第2のモードにおける前記2次転写部材から前記中間転写ベルトに向かって流れる2次転写電流の値が、前記第1のモードにおける前記2次転写電流の値よりも大きい値になるように、前記2次転写電源を制御することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記第2のモードを実行する場合に、前記周囲環境によらず前記第2の速度比を一定の値に設定して制御を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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