JP7224402B2 - 駐車場管理装置 - Google Patents

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Description

本願は、駐車場管理装置に関するものである。
連続して多数の車両が駐車場に進入する場合、従来は進入してきた順に、車両に近い駐車スペースから駐車していく。この場合、駐車動作を開始した車両の後続車両は減速するか、一旦停止して通過可能になるのを待つ必要があり、駐車場に進入してから駐車が完了するまでの時間が長くなり、駐車場空間及び車両エネルギーの利用効率が悪くなる。
自動運転走行が可能な車両が、効率的に駐車場内を走行し、目的の駐車スペースに到達するために、自動運転走行車両に走行経路情報を提示する駐車場管理装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5361619号公報
特許文献1の駐車場管理装置では、他車両等との干渉が発生しそうになってはじめて経路変更の対応がなされる。そのため、経路変更後の干渉再発生の可能性、経路変更のため車両の減速、または停止発生による効率低下が起こりうる。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、駐車場内の車両の走行経路の干渉および駐車スペースの状態を考慮して、適切な駐車スペースを選択できる駐車場管理装置を提供することを目的とする。
本願に開示される駐車場管理装置は、駐車場内の複数の駐車スペースを管理するとともに前記駐車場内の車両と通信し、前記車両の走行経路を管理する駐車場管理装置であって、前記車両と通信する通信部と、複数の前記駐車スペースの占有状況を取得する駐車スペース占有状況受信部と、前記車両の駐車及び出発の要求を受信する駐車及び出発要求受信部と、前記車両の少なくとも位置情報を含む車両情報を受信する車両情報受信部と、複数の前記駐車スペースに対して、車両の割り当て状況を記憶する駐車スペース割当状況記憶部と、複数の前記車両の走行経路の干渉の有無を判定する走行経路干渉判定部と、前記駐車及び出発要求受信部が受信した駐車要求の車両に対して、前記駐車スペース占有状況受信部で取得した前記駐車スペースの占有状況及び前記駐車スペース割当状況記憶部に記憶されている前記車両の割り当て状況を用いて、複数の前記駐車スペースの中から駐車スペースを選択する駐車スペース選択部と、複数の前記車両に走行経路指示を送信する走行経路指示生成部と、を備え、前記走行経路干渉判定部は、複数の前記車両の車間距離と走行速度に基づいて、一定時間に駐車場に進入する前記車両の台数を算出するとともに、前記駐車スペース占有状況受信部で取得した前記駐車スペースの占有状況から占有されていない前記駐車スペースの数と比較し、算出された前記車両の台数が閾値を超えた場合は、一定時間に駐車場に進入する前記車両の走行経路は干渉すると判定し、前記駐車スペース選択部は、前記走行経路干渉判定部が複数の前記車両の走行経路が干渉すると判定した場合に、複数の前記車両の走行、駐車、及び出発の動作が互いに干渉しないように前記駐車スペースの選択を行い、前記走行経路指示生成部は、前記駐車スペース選択部により選択された前記駐車スペースの情報に基づいて、複数の前記車両に走行経路指示を送信する、ものである。

本願に開示される駐車場管理装置によれば、駐車場内の車両の走行経路の干渉および駐車スペースの状態を考慮して、適切な駐車スペースを選択するようにできる。
実施の形態1に係る駐車場管理装置を含む駐車場管理システムの全体構成を示す概略図である。 実施の形態1に係る駐車場管理装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る駐車場管理装置のハードウェア構成図である。 実施の形態1に係る駐車場内の車両のシステム構成を示すブロック図である。 車両に搭載される自動運転制御装置の構成を示すブロック図である。 車両に搭載される自動運転制御装置のハードウェア構成図である。 実施の形態1に係る駐車場管理装置による指示された駐車スペースへの駐車のパターンの例を説明する図である。 実施の形態1に係る駐車場管理装置による指示された駐車スペースへの駐車のパターンの別の例を説明する図である。 実施の形態1に係る駐車場管理装置による指示された駐車スペースへの駐車のパターンのさらに別の例を説明する図である。 実施の形態1に係る駐車場管理装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る駐車場管理装置が管理する駐車場に進入する車両の動作を示すフローチャートである。
以下、本願で開示される駐車場管理装置の実施の形態について図を参照して説明する。なお、各図中、同一符号は、同一または相当部分を示すものとする。
実施の形態1.
以下に、実施の形態1に係る駐車場管理装置について図を用いて説明する。
図1は、実施の形態1に係る駐車場管理装置1を含む駐車場管理システムの構成を示す概略図である。図において、駐車場管理システム1000は、主として、駐車場、駐車場管理装置1、及び駐車場内を走行または駐車する車両20から構成されている。駐車場は複数の駐車スペース3及び駐車スペース3に車両20が駐車するための走行可能領域を備えている。複数の駐車スペース3は、有線または無線通信により駐車場管理装置1に接続されている。複数の車両20は、ネットワーク網2の無線通信により、駐車場管理装置1に接続されている。駐車場管理装置1の具備する通信装置が複数の駐車スペース3の占有状況と、その周辺の車両20が走行可能な領域の情報を取得できるように、駐車場管理装置1は、駐車場内に設置されている。
第一の車両を先頭とする車列が駐車場に進入して連続で駐車動作が発生するとき、第二の車両が第一の車両と隣合わせとならないような駐車スペースを選択すれば、第三の車両以後の車両の減速量を抑制することが可能となる。
そのため、実施の形態1に係る駐車場管理装置1は、第一の車両に既定以上の車間を開けず第二の車両が駐車場に進入した場合、既に駐車場内にいる他の車両の台数及び出発要求を確認し、進入車両に対する駐車可能スペースと、駐車挙動を待機するための減速及び停車が発生する恐れがあるかを判定する。その結果、駐車しようとする車列の車両が互いに影響しない駐車スペースを選択する。このような動作により、駐車場内の適切な交通を確保可能な駐車場管理が実現できる。
以下、駐車場内の適切な交通を確保可能な駐車場管理を実現するための駐車場管理装置1の構成と機能について図2及び図3を用いて説明する。
図2は、実施の形態1に係る駐車場管理装置1の構成を示すブロック図である。図において、駐車場管理装置1は、車両20及び駐車スペース3と通信を行う通信部108と、駐車場内の駐車スペース3の占有状況を取得するスペース占有状況受信部101と、駐車場内の車両20から駐車または出発の動作を行う要求を受信する駐車及び出発要求受信部102と、駐車場内の車両20から車両情報を受信する車両情報受信部103と、現在までの車両に対する駐車スペース割当の結果を記憶し、駐車又は出発を要求している車両の情報を記憶する駐車スペース割当状況記憶部104と、駐車場内を走行する車両の走行経路、駐車または出発動作を行う車両の走行経路が干渉するかを判定する走行経路干渉判定部105と、走行経路干渉判定部105の判定結果に基づいて駐車を要求する車両に駐車スペースを選択する駐車スペース選択部106と、駐車スペース選択部106の選択結果に基づいて割り当てた駐車スペースまでの走行経路を指示、または対象の車両から駐車場の出口までの走行経路指示を与える走行経路指示生成部107と、を備えている。
次に、駐車場管理装置1の具備する各機能部について説明する。
通信部108は、複数の車両20と通信する。駐車スペース3を選択する対象の車両20は、駐車場内の通信可能な走行可能領域を走行している車両20であって駐車を要求している車両20、または駐車場管理装置1が駐車スペース3の再選択が必要と判断した車両20である。
スペース占有状況受信部101は、駐車場内の各駐車スペース3の停車車両の有無、すなわち駐車スペースの占有状況を、通信部108を介して受信する。
なお、駐車場内に設置したカメラ、センサなどを用いて駐車スペース3の占有状況を取得してもよい。
駐車及び出発要求受信部102は、駐車場内を走行中の車両20から駐車のための進入であれば駐車要求を、駐車中の車両20から出発の要求があれば出発要求を受信する。
車両情報受信部103は、各車両20から、少なくとも位置情報を含む、進行方向、速度、乗員の数などを含む車両情報を受信する。
駐車スペース割当状況記憶部104は、現在までの車両に対する駐車スペース割当の結果、空き駐車スペースの有無、及び駐車又は出発を要求している車両の情報を記憶する。
走行経路干渉判定部105は、現在の駐車スペースの占有状況と、車両20から受信した駐車及び出発要求、各車両の位置情報、進行方向等、または駐車スペース割当状況記憶部104の内容から、複数の車両20の走行経路が将来のある時刻において重複するか判定する。
走行経路干渉判定部105により、走行経路の干渉の有無が判定されると、以下に説明する複数のルールを組み合わせて駐車スペース3を選択する。
まず、進入車両の車間距離及び走行速度から、一定時間に進入する車両台数を算出し、駐車場内の有効な駐車スペース数、すなわち占有されていない空きの駐車スペース数が、進入台数の2倍より少ない場合、ある車両の駐車動作が後続車両に影響を与える、すなわち干渉すると判定する。換言すれば、算出される進入台数が占有されていない駐車スペース数に対し、予め定められた閾値を超えた場合は、進入する車両の走行経路が干渉すると判定する。このように、走行経路干渉判定部105により干渉すると判定されると、次に述べるが、駐車スペース選択部106は各車両に対して、駐車動作を行っても十分な車間距離を維持できるように駐車スペース3を選択する。
駐車スペース選択部106は、走行経路干渉判定部105が、複数の車両20の走行経路が干渉する、または駐車及び発進、走行の動作のために減速する必要があると判定した場合、駐車予定車両の駐車スペース3として、走行距離が少なく、車列に影響を与えない駐車スペース3を選択し、その駐車スペース3を駐車予定車両に割り当てる。
例えば、車列の先頭車両が駐車する駐車スペース3から、N個おきに後続車両のスペースを選択する。N個は、例えば2台目以降の車両が、先行車両の駐車動作の妨げとならないように減速した後、車列の平均速度に加速するために要する移動距離を、駐車スペース一つ分の幅で除したものである。ここで、Nは自然数であり、1個(N=1)は、駐車スペースの幅1つ分である。
すなわち、連続で駐車動作が発生するとき、先頭車両に続く後続の車両が先頭の車両と隣合わせとならないような駐車スペース3を選択する方法の例である。
走行経路指示生成部107は、駐車スペース選択部106により新たに駐車スペース3を選択して割り当てた車両20に対し、対象の車両20の現在の位置から、選択した駐車スペース3までの走行経路指示を生成する。
図3は、駐車場管理装置1の機能を実現するためのハードウェア構成図である。
駐車場管理装置1の各機能部は、駐車場管理装置1が備えた処理回路により実現される。駐車場管理装置1は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置(コンピュータ)70、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ハードディスク等の記憶装置71、データ通信を行う通信装置72等を備えている。通信装置72は、ネットワークに接続され、データ通信を行う。
駐車場管理装置1の記憶装置71には、駐車場管理装置1の各機能を実現するためのプログラムが記憶されている。駐車場管理装置1の各機能は、演算処理装置70が記憶装置71から入力されたプログラムを実行し、記憶装置71、通信装置72等のハードウェアと協働することにより実現される。また、演算処理装置70は演算結果等のデータを記憶装置71に出力してもよいし、通信装置72を介して外部に出力してもよい。
なお、図1の駐車場管理装置1では、駐車場管理装置単独で図3で説明したハードウェアを備える構成としているが、例えば、ネットワークを介して接続するサーバ内に駐車場管理装置と他の駐車場管理システム(図示せず)とが共存する構成とすることもできる。
次に、駐車場内を走行する車両のシステム構成について説明する。
図4は、実施の形態1に係る駐車場内の車両20のシステム構成を示すブロック図である。車両20は、車載ネットワーク21、通信装置22、ロケータ23、ナビゲーション装置24、自動運転制御装置25、動力制御装置26、ブレーキ制御装置27、自動操舵制御装置28、およびライト制御装置29を備えている。
車載ネットワーク21は、各車載装置22~29の相互の通信を行うネットワークである。CAN(Controller Area Network:登録商標)、Ethernet(登録商標)、FlexRay(登録商標)などの通信規格が用いられる。
通信装置22は、アンテナ22aを用いて、通信圏内に存在する駐車場管理装置1と無線通信を行い、駐車場管理装置1とデータ通信を行う装置である。本実施の形態では通信装置22は、ネットワーク網2に接続されている。
ロケータ23は、自車両の位置を認識する装置であり、GPS(Global Positioning System)アンテナ、加速センサ、方位センサを有している。
ロケータ23は、GPSアンテナ等から得た自車両の位置情報(緯度、経度、標高)および自動運転制御装置25が備える周辺監視装置25aから得た情報等と、高精度の地図データとをマッチングし、自車両の高精度な位置情報を認識する。
ナビゲーション装置24は、ロケータ23から得た自車両の現在位置、搭乗者が設定した目標地点または駐車場管理装置1によって指示された目標地点、地図データ、および道路状況に応じて、現在位置から目標地点までの目標経路を決定する。ナビゲーション装置24は、ヒューマンインターフェース24aを備えており、搭乗者による目標地点の設定を受け付ける。ナビゲーション装置24は、ナビゲーション情報を、スピーカ24bおよびディスプレイ24cに出力し、搭乗者に提示することができる。
また、車両の所有者の持つスマートフォン、タブレットなどの、通信端末に対し、ネットワーク網2を介して、現在のナビゲーション情報を送信することができる。
自動運転制御装置25は、自動運転のための認知、判断、および制御を行う装置である。自動運転制御装置25の構成、および機能については、後で説明する。
動力制御装置26は、自車両の速度が目標速度に追従するように、内燃機関、モータ等の動力機26aの出力を制御する。
ブレーキ制御装置27は、自車両の速度が目標速度に追従するように、電動ブレーキ装置27aのブレーキ動作を制御する。
自動操舵制御装置28は、操舵角が目標操舵角に追従するように、電動操舵装置28aを制御する。
ライト制御装置29は、自動運転制御装置25からの操作指令に従って、方向指示器29aを制御する。
次に、自動運転制御装置25の構成及びおよび機能について図5及び図6を用いて説明する。
図5は、車両20に搭載される自動運転制御装置25の構成を示すブロック図である。自動運転制御装置25は、センサ情報取得部251、認知部252、通信部253、目標走行経路生成部254、管理部255、及び車両制御指令生成部256を備えている。
センサ情報取得部251は、周辺監視装置25aからの周辺情報を取得する。周辺監視装置25aは、自車両の周辺を監視するカメラ及びレーダ等である。レーダには、ミリ波レーダ、レーザレーダ、超音波レーダ等が用いられる。
認知部252は、ロケータ23から得た自車両の位置情報、高精度の地図データ、周辺監視装置25aから得た周辺情報に基づいて、周辺車両の走行状態及び走行道路の状態等の周辺の走行状況を認知する。周辺車両の走行状態として、周辺車両の位置、速度、走行方向、走行車線、大きさ、及び種別等が認知される。
走行道路の状態として、道路の形状、車線、障害物の有無、及び歩行者の有無等が認知される。
通信部253は、車載ネットワーク21を介して他の車載装置22~24、26~29と通信する。
目標走行経路生成部254は、ナビゲーション装置24、または駐車場管理装置1により設定された目標地点までの走行経路に沿って走行するために、認知した周辺の走行状況に合わせた、近距離の目標走行経路を決定する。近距離の目標走行経路とは、前述の目標走行経路情報に含まれる近い将来の各時刻の車両の位置等を示す時系列の走行計画データであり、現在から所定距離前方、又は所定時間先までの目標走行経路とされる。どれだけ将来の目標走行経路を決定するかは、任意であるが、例えば周辺監視装置25aにより検知できる範囲に対応した範囲内の目標走行経路を決定する。
したがって、目標走行経路情報には、将来の各時刻における車両の位置(緯度、経度)、車両の進行方向、車両の向き、車両の速度等の情報に加えて、目標駐車スペース、及び自動駐車動作の開始位置等の情報も含まれる。
管理部255は、自車両が駐車または出発したいとき、駐車または出発要求を、通信装置22を介して駐車場管理装置1に送信する。
駐車場管理装置1は、受信した各車両20の駐車または出発要求と、車両情報に基づいて、駐車スペース選択、および車両に対する駐車スペースの割当と走行経路指示生成を実施し、車両20に送信する。各車両20の自動運転制御装置25は、駐車場管理装置1から受信した、目標駐車スペースを含む走行経路指示に従って、車両20の自動運転を行う。
例えば、管理部255は、受信した指示が、駐車場管理装置1から新たに目標駐車スペースとそこに到達するまでの走行経路指示であった場合には、受信した走行経路指示及び周辺監視装置25aからの取得情報に基づいて、目標走行経路生成部254で生成された目標走行経路を、車両制御指令生成部256に出力する。
受信した指示が出発及び駐車場出口までの走行経路指示の場合には、管理部255は、受信した指示に基づいて目標走行経路生成部254で生成された目標走行経路及び発進動作を実施する指示を車両制御指令生成部256に出力する。
受信した指示に走行経路指示が含まれていない場合には、車両20はナビゲーション装置24により設定された走行経路に従って走行を続ける
また、管理部255は、駐車場管理装置1からの走行経路指示がある場合には、通信部253及びナビゲーション装置24を介して、スピーカ24bおよびディスプレイ24cの一方または両方を用いて、走行状況を搭乗者に通知する。
車両20が無人走行中である場合には、管理部255は、ネットワークを介して、走行状況を車両所有者の持つスマートフォン、タブレットなどの通信端末に通知する。
車両制御指令生成部256は、管理部255から出力された目標経路の指令に従って走行するように、目標速度、目標操舵角、方向指示器の操作指令を生成し、目標速度を動力制御装置26及びブレーキ制御装置27に出力し、目標操舵角を自動操舵制御装置28に出力し、方向指示器の走行指令をライト制御装置29に出力し指令する。
なお、自動運転機能を有する車両20の構成は、車両製造メーカによって異なるため、上記で説明した自動運転制御装置25の構成から異なる部分があってもよい。しかし、少なくとも、駐車場管理装置1に車両情報および駐車または出発要求を送信し、駐車場管理装置1から送信された走行指示に従って自動運転を行う機能を有する車両20であれば、本実施の形態の駐車スペース割当システムに適用することができる。
図6は、自動運転制御装置25の機能を実現するハードウェア構成である。
自動運転制御装置25の各機能は、自動運転制御装置25が備えた処理回路により実現される。自動運転制御装置25は、図6に示すように、CPU等の演算処理装置(コンピュータ)80、RAM、ROM、ハードディスク等の記憶装置81、データ通信を行う通信装置82等を備えている。通信装置82は、車載ネットワーク21、ネットワーク網2、アンテナ22aに接続され、データ通信を行う。
自動運転制御装置25の記憶装置81には、自動運転制御装置25の各機能のためのプログラムが記憶されている。自動運転制御装置25の各機能は、演算処理装置80が記憶装置81から入力されたプログラムを実行し、記憶装置81、通信装置82等の他ハードウェアと協働することにより実現される。また、演算処理装置80は演算結果等のデータを記憶装置81に出力してもよいし、通信装置82を介して外部に出力してもよい。
次に、走行経路干渉判定部105により、走行経路の干渉の有無が判定された後、駐車スペースを選択するパターンについて図を用いて説明する。
ここでは、4台以上からなる進入車両がそれぞれ駐車要求を送信し、そのうち先頭から3台までの車両201、202、203について駐車スペースを選択するパターンを図7から図9を用いて説明する。
図7~9は、駐車場管理装置1により指示された駐車スペースへ駐車するパターンの例を説明する図である。なお、図7~9において、8個の駐車スペース301~308が駐車区画に対し反時計回りに、符号301から順に配置されており、駐車スペース304、306、307は既に駐車車両があり、駐車スペースとしては占有状態である。このような駐車スペースの占有状態において、右手方向から車両201、202、203が順次進入してくる。
パターン1:入口から近い順に駐車スペースを選択
図7を用いて、駐車場管理装置1により、3台の車両201、202、203の走行経路同士が干渉しないと判定されたケースを説明する。このとき、車列の車両には駐車場内に進入した時点で駐車可能なスペースのうち、走行経路が最も短くなるスペースが割り当てられる。各車両201、202、203には、駐車スペースが割り当てられたときに、走行経路指示が送信される。
すなわち、進入車両の車間が十分あり、車両201の走行経路R1a、車両202の走行経路R2a、車両203の走行経路R3aは干渉しない。そのため、走行経路が最も短くなるように、先頭の車両201には入口に近い駐車スペース301が割り当てられ、2台目の第2の車両202にはその次に入口に近い駐車スペース302が割り当てられ、3台目の第3の車両203にはさらにその次に入口に近い駐車スペース303が割り当てられるとともに、各車両201、202、203に各走行経路R1a、R2a、R3aが送信される。
パターン2:進入台数の分だけ奥にあるスペースから、順にスペースを選択
図8を用いて、駐車場管理装置1により、3台の車両201、202、203の走行経路同士が干渉すると判定されたケースであって、駐車スペースから出発を要求する車両がないケースを説明する。
まず、先頭車両201と第2の車両202の進入時点では、各車両に対し、入口から最も近い駐車可能なスペースが割り当てられ、すなわち、先頭車両201には駐車スペース301、第2の車両202には駐車スペース302が割り当てられ、それぞれの駐車スペースへの走行経路の指示が送信される。次に3台目の第3の車両203が、第2の車両202に対して狭い車間距離で進入したとき、先頭車両201には、入口から最も近い駐車スペース301の2つ先の駐車スペースである駐車スペース303に、第2の車両202には、入口から最も近い駐車スペースの1つ先の駐車スペースである駐車スペース302に割り当てなおされ、点線で示す走行経路R1b、R2bの指示が送信される。第3の車両203には、入口から最も近いスペース303が割り当てられ、走行経路R3bの指示が送信される。
ここで、狭い車間距離とは、駐車場管理装置1によって、走行経路同士が干渉すると判定される距離以下の場合をいう。
また、本ケースでは、結果的に第2の車両202の駐車スペースには変更が生じなかったが、進入台数によっては、各車両に対し駐車スペースの割り当ての変更は生じる。
パターン3:近い駐車スペースから、一定個数おきに駐車スペースを選択
図9を用いて、駐車場管理装置1により、駐車場管理装置1により、3台の車両201、202、203の走行経路同士が干渉すると判定されたケースであって、上記パターン1の場合に割り当てられる駐車スペースの近傍の駐車スペースから出発を要求する車両のあるケースを説明する。
まず、先頭車両201と第2の車両202の進入時点では、各車両に対し、入口から最も近い駐車可能なスペースが割り当てられ、すなわち、先頭車両201には駐車スペース301、第2の車両202には駐車スペース302が割り当てられ、それぞれの駐車スペースへの走行経路の指示が送信される。次に第3の車両203が、第2の車両202に対して狭い車間距離で進入したとき、第2の車両には、先頭車両201に割り当てられた駐車スペース301から更に一定個数(N個)進んだ位置のスペース303が割り当てられ、点線で示す変更された走行経路R1c、R2cの指示が送信される。第3の車両203には、第2の車両202に割り当てられた駐車スペース303からさらに一定個数進んだ位置のスペース305が割り当てられ、走行経路R3cの指示が送信される。
ここで、図9において一定個数は2としたが、これに限るものではない。ここでは、一定個数を、後続車両のある状態で、先行車両の駐車動作または出発動作の妨げとならないように減速した後、後続車両との車間距離がもとの距離に戻るために加速走行する距離を、駐車スペース1個分を通過するのに走行する距離で除し、切り上げた値として定めた。
近傍の駐車スペースとは、その駐車スペースから出発するために占有する領域と、他の車両が駐車動作または通過するための走行経路が重複する場合の駐車スペースである。代表的な例としては図9に示されるように、上記パターン1で割り当てられた駐車スペースに隣接する駐車スペースである。
当初は上記パターン1の場合に割り当てられる駐車スペースは3台の車両201、202、203に対し、駐車スペース301、302、303であり、近傍の駐車スペースは駐車スペース304である。
この近傍の駐車スペース304から出発要求車両210があるため、走行経路が干渉しないように第3の車両203が駐車スペース305に向かって通過した後、出発要求車両210を出発させるようにすれば最も効率的に進入してくる車両を駐車させることが可能となる。
例えば、走行経路干渉判定部105は、予め車両の出発動作及び駐車動作に要する時間を車両の種類ごとに設定し、出発動作時間及び駐車動作時間と通行する車両の速度とに基づいて、車両の走行経路の干渉の有無を判定するようにする。
駐車スペース選択部106は、走行経路干渉判定部105が複数の車両の走行経路が干渉すると判定した場合に、出発動作時間及び駐車動作時間と通行する車両の速度とに基づいて、上述の一定個数Nを定め、駐車スペースの選択を行うようにする。
上述の3つの駐車スペースの選択パターンは4台以上からなる進入車両のうち先頭から3台までの車両を例にして説明したが、車両数が増えても基本的選択パターンとして用いることが可能である。
以下に、図7から9で説明した駐車スペースの選択パターンを用いた駐車場管理装置1の動作について図10を用いて説明する。
図10は、本実施の形態1に係る駐車場管理装置1の動作を示すフローチャートである。この動作処理は例えば一定の演算周期ごとに、繰り返し実行される。
ステップS101において、スペース占有状況受信部101は、駐車場内の各駐車スペースの割当状況及び占有状況を受信する。
ステップS102で、駐車及び出発要求受信部102は、進入車両からの駐車要求または駐車中車両からの出発要求の受信有無を判定する。駐車または出発の要求の少なくともいずれかがある場合(ステップS102でYES)には、ステップS103に進み、駐車及び出発の要求がない場合(ステップS102でNO)には処理を終了する。
ステップS103において、車両情報受信部103は駐車場内の各車両20から車両情報を受信する。
ステップS104において、走行経路干渉判定部105は、駐車予定の車両同士に充分な車間距離があるか、出発を要求しており且つその近傍の駐車スペースに駐車が割り当てられた車両が接近していないか、すなわち、駐車スペースを対象とした動作を行う車両同士の走行経路に干渉する箇所がないかを判定する。干渉する箇所がある場合(ステップS104でYES)はステップS105に進む。干渉する箇所がない場合は処理を終了する、すなわち、車両の走行が継続される。
ステップS105において、駐車スペース選択部106は、駐車を要求している車両または駐車スペースに向かう車両に対し駐車スペースを選択する。スペースの選択方法は、先に図7から9で説明したパターンに従って実施する。
具体的には、上述のパターン1に対応して、進入車両に割り当てられる駐車スペース近傍の駐車スペースにおいて出発要求車両がない場合は、複数の進入車両のうち駐車を要求する各車両に対して、駐車を要求する車両の台数分だけ、駐車場の入口から最も近い駐車可能な駐車スペースから順に確保し、入口から移動距離の長い順に(離れた奥から)入口側にむかって、先頭車両から順に駐車スペースを選択し割り当てる。駐車を要求する車両が3台の場合は図8のパターン2の通りである。
上述のパターン1に対応して、進入車両に割り当てられる駐車スペース近傍の駐車スペースにおいて予め定められた範囲の近さで出発要求の車両がある場合は、2台目以降の車両に対して、先行車両の駐車する駐車スペースから一定個数の駐車スペースだけ奥のスペースを選択する(図9のパターン3を参照)。
駐車スペース選択部106において、各車両の駐車スペースが選択されると、ステップS106において、走行経路指示生成部107は、ステップS103で受信した車両情報と、ステップS105で選択された駐車スペースの位置に基づいて、駐車を要求した車両または出発を要求した車両に走行経路指示を生成して送信する。
次に、車両20の自動運転制御装置25の動作について図11を用いて説明する。
図11は、本実施の形態1に係る駐車場管理装置1が管理する駐車場に進入する車両20の自動運転制御装置25の動作を示すフローチャートである。
この処理は、例えば一定の演算周期ごとに、繰り返し実行される。
ステップS201において、センサ情報取得部251は、周辺監視装置25aから周辺情報を取得する。
ステップS202において、管理部255は、ナビゲーション装置24等による情報から、駐車または出発を必要としているかを判定する。駐車または出発が必要である場合(ステップS202でYES)は、ステップS203に進む。駐車及び出発の両方とも必要がない場合(ステップS202でNO)は、処理を終了し、車両制御指令生成部256に従う。
ステップS203において、管理部255は、通信部253と通信装置22を通じて、駐車または出発要求と、目標走行経路を含む車両情報を駐車場管理装置1に送信する。
ステップS204において、管理部255は、駐車場管理装置1からの走行経路指示の指令を待機する。駐車場管理装置1からの走行経路指示があった場合(ステップS204でYES)にはステップS205に進む。一定時間以内に駐車場管理装置1からの指令がなかった場合(ステップS204でNO)には、処理を終了し、車両制御指令生成部256に従う。
ステップS205において、管理部255は、駐車場管理装置1からの駐車スペース割当、および走行経路指示の指示内容を車両制御指令生成部256に反映する。
上述のように、実施の形態1に係る駐車場管理装置1は、駐車場管理装置1と有線または無線通信により駐車場管理装置1に接続されてその状態が管理される複数の駐車スペース3と、無線通信により駐車場管理装置1に接続されてその走行経路が管理される複数の車両20と、から構成される駐車場管理システム1000を対象としたものである。
そして、実施の形態1に係る駐車場管理装置1は、駐車場内の駐車スペース3の占有状況を取得するスペース占有状況受信部101と、駐車場内の車両20から、駐車または出発の動作を行うことを要求する駐車または出発要求を受信する駐車及び出発要求受信部102と、駐車場内の車両20から車両情報を受信する車両情報受信部103と、駐車または出発要求、および車両情報に含まれる位置情報及び各目標走行経路情報から駐車場内を走行する車列または出発動作を行う車両が干渉するかを判定する走行経路干渉判定部105と、走行経路干渉判定部105の判定結果に基づいて駐車を要求する車両20に駐車スペース3を選択する駐車スペース選択部106と、駐車スペース選択部106の選択結果に基づいた、対象の車両から対象車両に割り当てた駐車スペース3までの走行経路、または対象の車両から駐車場の出口までの走行経路指示を生成する走行経路指示生成部107と、を備えている。
このような構成により、駐車場内の車両の走行経路の干渉および駐車スペースの状態を考慮して、適切な駐車スペースを選択するようにできる。すなわち、自動運転車両が駐車場に複数進入する場面において、駐車場の混雑状況を勘案した駐車スペース選択し、適宜変更することができ、より効率的な駐車場利用の実現を得ることができる。
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合が含まれるものとする。
1:駐車場管理装置、 2:ネットワーク網、 3:駐車スペース、 20:車両、
21:車載ネットワーク、 22:通信装置、 22a:アンテナ、
23:ロケータ、 24:ナビゲーション装置、
24a:ヒューマンインターフェース、 24b:スピーカ、
24c:ディスプレイ、 25:自動運転制御装置、 25a:周辺監視装置、
26:動力制御装置、 26a:動力機、 27:ブレーキ制御装置、
27a:電動ブレーキ装置、 28:自動操舵制御装置、 28a:電動操舵装置、
29:ライト制御装置、 29a:方向指示器、 101:スペース占有状況受信部、 102:駐車及び出発要求受信部、 103:車両情報受信部、
104:駐車スペース割当状況記憶部、 105:走行経路干渉判定部、
106:駐車スペース選択部、 107:走行経路指示生成部、 108:通信部、
70:演算処理装置、 71:記憶装置、 72:通信装置、 80:演算処理装置、 81:記憶装置、 82:通信装置、 201:先頭車両、
202:第2の車両、 203:第3の車両、 210:出発要求車両、
251:センサ情報取得部、 252:認知部、 253:通信部、
254:目標走行経路生成部、 255:管理部、 256:車両制御指令生成部、
301、302、303、304、305、306、307、308:駐車スペース、
1000:駐車場管理システム

Claims (7)

  1. 駐車場内の複数の駐車スペースを管理するとともに前記駐車場内の車両と通信し、前記車両の走行経路を管理する駐車場管理装置であって、
    前記車両と通信する通信部と、
    複数の前記駐車スペースの占有状況を取得する駐車スペース占有状況受信部と、
    前記車両の駐車及び出発の要求を受信する駐車及び出発要求受信部と、
    前記車両の少なくとも位置情報を含む車両情報を受信する車両情報受信部と、
    複数の前記駐車スペースに対して、車両の割り当て状況を記憶する駐車スペース割当状況記憶部と、
    複数の前記車両の走行経路の干渉の有無を判定する走行経路干渉判定部と、
    前記駐車及び出発要求受信部が受信した駐車要求の車両に対して、前記駐車スペース占有状況受信部で取得した前記駐車スペースの占有状況及び前記駐車スペース割当状況記憶部に記憶されている前記車両の割り当て状況を用いて、複数の前記駐車スペースの中から駐車スペースを選択する駐車スペース選択部と、
    複数の前記車両に走行経路指示を送信する走行経路指示生成部と、を備え、
    前記走行経路干渉判定部は、複数の前記車両の車間距離と走行速度に基づいて、一定時間に駐車場に進入する前記車両の台数を算出するとともに、前記駐車スペース占有状況受信部で取得した前記駐車スペースの占有状況から占有されていない前記駐車スペースの数と比較し、算出された前記車両の台数が閾値を超えた場合は、一定時間に駐車場に進入する前記車両の走行経路は干渉すると判定し、
    前記駐車スペース選択部は、
    前記走行経路干渉判定部が複数の前記車両の走行経路が干渉すると判定した場合に、複数の前記車両の走行、駐車、及び出発の動作が互いに干渉しないように前記駐車スペースの選択を行い、
    前記走行経路指示生成部は、前記駐車スペース選択部により選択された前記駐車スペースの情報に基づいて、複数の前記車両に走行経路指示を送信することを特徴とする駐車場管理装置。
  2. 駐車場内の複数の駐車スペースを管理するとともに前記駐車場内の車両と通信し、前記車両の走行経路を管理する駐車場管理装置であって、
    前記車両と通信する通信部と、
    複数の前記駐車スペースの占有状況を取得する駐車スペース占有状況受信部と、
    前記車両の駐車及び出発の要求を受信する駐車及び出発要求受信部と、
    前記車両の少なくとも位置情報を含む車両情報を受信する車両情報受信部と、
    複数の前記駐車スペースに対して、車両の割り当て状況を記憶する駐車スペース割当状況記憶部と、
    複数の前記車両の走行経路の干渉の有無を判定する走行経路干渉判定部と、
    前記駐車及び出発要求受信部が受信した駐車要求の車両に対して、前記駐車スペース占有状況受信部で取得した前記駐車スペースの占有状況及び前記駐車スペース割当状況記憶部に記憶されている前記車両の割り当て状況を用いて、複数の前記駐車スペースの中から駐車スペースを選択する駐車スペース選択部と、
    複数の前記車両に走行経路指示を送信する走行経路指示生成部と、を備え、
    前記走行経路干渉判定部は、予め車両の出発動作に要する出発動作時間及び駐車動作に要する駐車動作時間を設定し、前記出発動作時間及び前記駐車動作時間と、通行する前記車両の速度とに基づいて、複数の前記車両の走行経路の干渉の有無を判定し、
    前記駐車スペース選択部は、前記走行経路干渉判定部が複数の前記車両の走行経路が干渉すると判定した場合に、前記出発動作時間及び前記駐車動作時間と、通行する前記車両の速度とに基づいて、複数の前記車両の走行、駐車、及び出発の動作が互いに干渉しないように前記駐車スペースの選択を行い、
    前記走行経路指示生成部は、前記駐車スペース選択部により選択された前記駐車スペースの情報に基づいて、複数の前記車両に走行経路指示を送信することを特徴とする駐車場管理装置。
  3. 前記駐車スペース選択部は、前記駐車及び出発要求受信部が受信した駐車要求の車両に対して、前記駐車スペース占有状況受信部で取得した前記駐車スペースの占有状況及び前記駐車スペース割当状況記憶部に記憶されている前記車両の割り当て状況を用いて、占有されていない前記駐車スペースのうち前記駐車場の入口側から順に複数の前記車両の先頭から前記駐車スペースを選択して割り当てる第1のパターンを有し、
    前記走行経路干渉判定部が、前記第1のパターンに基づいて生成された複数の前記車両の走行経路が干渉すると判定した場合に、
    前記駐車スペース選択部は、前記第1のパターンから変更し、複数の前記車両の駐車すべき前記駐車スペースの再選択を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の駐車場管理装置。
  4. 駐車場内の複数の駐車スペースを管理するとともに前記駐車場内の車両と通信し、前記車両の走行経路を管理する駐車場管理装置であって、
    前記車両と通信する通信部と、
    複数の前記駐車スペースの占有状況を取得する駐車スペース占有状況受信部と、
    前記車両の駐車及び出発の要求を受信する駐車及び出発要求受信部と、
    前記車両の少なくとも位置情報を含む車両情報を受信する車両情報受信部と、
    複数の前記駐車スペースに対して、車両の割り当て状況を記憶する駐車スペース割当状況記憶部と、
    複数の前記車両の走行経路の干渉の有無を判定する走行経路干渉判定部と、
    前記駐車及び出発要求受信部が受信した駐車要求の車両に対して、前記駐車スペース占有状況受信部で取得した前記駐車スペースの占有状況及び前記駐車スペース割当状況記憶部に記憶されている前記車両の割り当て状況を用いて、複数の前記駐車スペースの中から駐車スペースを選択する駐車スペース選択部と、
    複数の前記車両に走行経路指示を送信する走行経路指示生成部と、を備え、
    前記駐車スペース選択部は、前記駐車及び出発要求受信部が受信した駐車要求の車両に対して、前記駐車スペース占有状況受信部で取得した前記駐車スペースの占有状況及び前記駐車スペース割当状況記憶部に記憶されている前記車両の割り当て状況を用いて、占有されていない前記駐車スペースのうち前記駐車場の入口側から順に複数の前記車両の先頭から前記駐車スペースを選択して割り当てる第1のパターンを有し、
    前記走行経路干渉判定部が、前記第1のパターンに基づいて生成された複数の前記車両の走行経路が干渉すると判定した場合に、
    前記駐車スペース選択部は、前記第1のパターンから変更し、複数の前記車両の走行、駐車、及び出発の動作が互いに干渉しないように複数の前記車両の駐車すべき前記駐車スペースの再選択を行い、
    前記走行経路指示生成部は、前記駐車スペース選択部により再選択された前記駐車スペースの情報に基づいて、複数の前記車両に走行経路指示を送信することを特徴とする駐車場管理装置。
  5. 前記走行経路干渉判定部は、前記駐車及び出発要求受信部が前記第1のパターンで割り当てられた駐車スペースに隣接する駐車スペースに駐車している車両から出発要求を受信した場合、出発要求の前記車両の走行経路が前記第1のパターンに基づいて生成された複数の前記車両の走行経路と干渉するか判定することを特徴とする請求項4に記載の駐車場管理装置。
  6. 前記駐車及び出発要求受信部が、前記第1のパターンで割り当てられた駐車スペースに対し予め定められた範囲内の駐車スペースに駐車している車両から出発要求を受信し、
    前記走行経路干渉判定部が、出発要求の前記車両の走行経路が前記第1のパターンに基づいて生成された複数の前記車両の走行経路と干渉すると判定した場合、
    前記駐車スペース選択部は、前記第1のパターンから変更し、前記駐車要求の各車両が先行する他の車両の駐車動作または出発動作の妨げにならない駐車スペースを選択するように、入口から移動距離の短い順に予め定められた個数おきに隔てた駐車スペースを選択し割り当てることを特徴とする請求項4または5に記載の駐車場管理装置。
  7. 前記駐車及び出発要求受信部が、前記第1のパターンで割り当てられた駐車スペースに対し予め定められた範囲内の駐車スペースに駐車している車両からの出発要求を受信していない場合に、
    前記走行経路干渉判定部が、前記第1のパターンに基づいて生成された複数の前記車両の走行経路が干渉すると判定した場合、
    前記駐車スペース選択部は、前記第1のパターンから変更し、前記駐車及び出発要求受信部が受信した駐車要求の車両の台数分だけ、占有されていない前記駐車スペースのうち前記駐車場の入口側から移動距離の長い順に、複数の前記車両の先頭から前記駐車スペースを選択して割り当てることを特徴とする請求項4に記載の駐車場管理装置。
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