JP7222861B2 - リフォーム提案システム - Google Patents

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Description

本発明は、リフォーム提案システムに関する。
近年、建物の居住者が、居住する建物の問題点を改善するため、建物のリフォームを希望するケースが増えてきている。
ところが、居住者が改善したい問題点には様々なもの(例えば、建物を構成する部材の劣化による建物の機能低下や、建物の状態が居住者の実情にそぐわなくなってきた等)があり、それによってリフォームの方針も異なってくる。また、同じ問題点を改善するリフォームの中にも、様々なものがある。
このため、建物の居住者は、具体的にどのようなリフォームを行えば建物の問題点を改善することができるのか分からないことが多い。
そこで、従来、建物メーカーの営業担当者等が、建物のリフォームを希望する顧客に対し具体的なリフォーム方法を提案する際に用いる各種技術が従来知られている。
例えば特許文献1には、診断データを参照して指摘された項目について対応する建物の部位とその弱点を選択するために使用されるチェックシートと、チェックシートで指摘された建物の状態と、診断データを参照して抽出された改修が求められる建物の全ての部位と、その部位の改修方法を例示した根本療法と、顧客が独自に対処できる改修以外の対処療法と、を列挙した療法提案シートと、チェックシートで指摘された建物の状態と、選択された部位毎の根本療法の全てを、順位付けされた費用対効果の優れた順に並べて列挙した工法選択シートと、を含む顧客に示すためのシートを、ディスプレイに表示または印刷する改修工法提案システムについて記載されている。
特許第5725872号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムのように、建物の診断結果に基づいて選択したリフォーム方法を全て表示してしまうと、リフォームを希望する居住者は、それらが費用対効果の優れた順に並べられていたとしても、選択肢が多すぎて判断に迷ってしまう場合がある。
また、システムが提案したリフォーム方法が、問題点の改善に最適であったとしても、顧客にとって最適なものであるとは限らない(例えば効果は認めるが費用が高すぎる、問題点は改善されるが顧客にとっての問題が新たに生じる可能性がある等)場合がある。
営業担当者は技術的な事項に精通していないことが多いため、システムが提案したリフォーム方法について顧客の納得が得られない場合、営業担当者がその他の提案を行うことは困難である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、リフォームを希望する顧客に建物のリフォーム方法を提案する際に、顧客が判断に迷いにくくするとともに、顧客が提案内容に納得しない場合に更なる提案が行えるようにすることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば図1,3,7,8に示すように、リフォームを希望する顧客に建物のリフォーム方法を提案するためのリフォーム提案システム100であって、ユーザーが操作可能な操作部15と、ユーザーによる、顧客が居住する建物に対して感じている問題点の入力を受け付ける受付手段11と、建物が有する問題点を改善するための対策の概要Sを複数格納するとともに、建物が有する問題点を改善するためのリフォーム方法を複数格納する格納手段13と、前記受付手段11が受け付けた前記問題点に基づいて、前記格納手段13に格納された複数の前記リフォーム方法の中から、提案する前記リフォーム方法を選択する選択手段11と、前記選択手段11が選択した前記リフォーム方法を表示部14に表示させる表示制御手段11と、換算手段11と、を備え、前記表示制御手段11は、前記建物の問題点に関するものであって、かつ、複数の前記概要Sの何れかとそれぞれ対応付けられた複数の設問Qを前記表示部に表示させ、前記受付手段11は、前記設問Qに対する顧客の回答の入力を受け付け、前記換算手段11は、前記受付手段11が受け付けた回答を点数に換算し、さらに、換算した点数を、回答対象の前記設問Qに対応付けられた前記概要Sの得点として加点し、前記選択手段11は、得点が高かった前記概要S及び当該概要Sに対応する複数の前記リフォーム方法Mを選択し、さらに、前記表示制御手段11は、前記概要S及び当該概要Sに対応する複数の前記リフォーム方法を所定領域F32に初期表示させ、前記初期表示を行っている状態でユーザーにより前記操作部15に所定操作がなされると、前記選択手段11が選択した全ての前記リフォーム方法を表示させ、全ての前記リフォーム方法の中からユーザーが前記操作部15を操作することにより選択した前記リフォーム方法を前記所定領域F32に表示させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、選択した複数のリフォーム方法のうちの一部を初期表示するため、提案内容が多くなりすぎず、顧客が判断し易くなる。
一方、請求項1に係る発明は、所定操作がなされると、初期表示していたリフォーム方法以外のリフォーム方法を追加表示することができる。
このため、請求項1に記載の発明によれば、顧客が判断に迷いにくくするとともに、顧客が提案内容に納得しない場合に更なる提案が行えるようにすることができる。
また、設問Qに回答するだけでよいため、顧客は建物の問題点を容易に入力することができる。
また、回答を点数化するため、正確なリフォーム方法Mを提案することができる。
また、回答内容を点数化し、それを対応付けられた(密接に関連する)対策の概要Sの得点として加点するため、より正確なリフォーム方法Mを提案することができる。
請求項2に記載の発明は、例えば図7に示すように、請求項1に記載のリフォーム提案システム100において、前記選択手段11は、前記換算手段11が換算した前記概要Sの得点の高さに基づいて、提案する前記概要Sを複数選択するとともに、前記概要S毎に対応する前記リフォーム方法Mをそれぞれ複数選択し、前記表示制御手段11は、複数の前記概要S及び各概要Sに対応する複数の前記リフォーム方法Mを表示させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、具体的なリフォーム方法Mとは別に、どのような対策をとればよいかを大まかに示すことで、どのようにすれば建物の問題点を改善できるのかをよりわかり易く顧客に提案することができる。
請求項3に記載の発明は、例えば図7に示すように、請求項2に記載のリフォーム提案システム100において、前記換算手段11が換算した前記概要Sの得点の高さに基づいて、前記選択手段11が選択した複数の前記概要Sの優先順位をそれぞれ決定する決定手段11を備え、前記表示制御手段11は、複数の前記概要Sを、優先順位が高い順に並べて表示することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、より提案したい対策が先に表示されるため、顧客はどの対策をとるか判断し易くなる。
請求項に記載の発明は、例えば図4,6に示すように、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のリフォーム提案システム100において、前記複数の設問のうちの少なくとも何れかは、複数の前記概要Sと対応付けられており、前記換算手段は、複数の前記概要Sと対応付けられた前記設問に対する回答の入力を前記受付手段が受け付けると、換算した点数を、回答対象の前記設問Qに対応付けられた複数の前記概要Sの各得点としてそれぞれ加点することを特徴とする。
例えば、暑さ対策、寒さ対策、湿気対策等は、密接に関係している。このため、一つの設問に対し対応する対策の概要Sが一つに絞れない場合がある。しかし、請求項に記載の発明によれば、複数の対策の概要Sに関連する設問については複数の対策の概要Sにそれぞれ加点するため、より正確に対策を提案することができる。
請求項に記載の発明は、例えば図4に示すように、請求項に記載のリフォーム提案システム100において、前記受付手段11は、設問Qの内容に対する同意の程度が異なる複数の回答の選択肢に対してユーザーが行った選択を入力として受け付け、前記換算手段は、前記受付手段が受け付けた回答の同意の程度が高いほど、点数を大きく換算することを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、顧客が大きいと考えている問題点ほど点数が高くなるため、顧客が感じていることをより正確に提案内容に反映させることができる。
請求項に記載の発明は、例えば図5,9に示すように、請求項4又は請求項のいずれか一項に記載のリフォーム提案システム100において、前記受付手段11は、前記建物が建てられた年代の入力を受け付け、前記換算手段11は、複数の前記設問Qのうちの特定の前記設問Qに対する回答の入力を前記受付手段11が受け付けた場合に、前記受付手段11が受け付けた年代に応じて、点数を重みづけして換算することを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、建物が古くなるほど大きくなる問題点に関する設問Qの回答に対する加点を大きくすることができるため、古い建物に住む顧客に対してより効果的なリフォーム方法Mを提案することができる。
請求項に記載の発明は、例えば図1,2,9に示すように、請求項1から請求項のいずれか一項に記載のリフォーム提案システム100において、リフォームに用いられる部材に関する部材情報Iを複数格納する第二格納手段21を備え、前記選択手段11が選択した前記リフォーム方法Mに対応する部材情報Iを前記第二格納手段21から取得する取得手段11を備え、前記表示制御手段11は、前記取得手段11が取得した部材情報Iを表示させることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、提案するリフォーム方法Mが決定すると、そのリフォームに用いる部材も併せて提案することができるため、技術的な事項に詳しくない者(例えば建物メーカーの営業担当者等)であっても、顧客に対して十分な提案を行うことができる。
請求項に記載の発明は、例えば図2,5,9,10に示すように、請求項に記載のリフォーム提案システム100において、複数の前記部材情報Iには、部材の種類に関する情報I1と、部材の性能に関する情報I2と、がそれぞれ含まれ、前記受付手段11は、前記建物が建てられた年代の入力を受け付け、前記取得手段11は、前記受付手段11が受け付けた年代に応じて、取得する部材情報Iを、部材の性能に関する情報I2が異なるものに変更することを特徴とする。
建物は古くなるほど各種性能(断熱性能等)が低い傾向がある。このため、請求項に記載の発明によれば、例えば入力を受け付けた年代が相対的に古い場合に、より性能の高い部材を用いたリフォーム方法Mを提案することができる。
請求項に記載の発明は、例えば図2,5,9,10に示すように、請求項に記載のリフォーム提案システム100において、前記部材の種類には、断熱材が含まれ、前記部材の性能には、厚さが含まれ、前記概要Sには、建物内の温度に関する対策と、建物の利便性に関する対策と、が含まれ、前記取得手段11は、前記選択手段11が前記建物の温度に関する対策を選択した場合に、相対的に厚い断熱材に関する前記部材情報Iを取得することを特徴とする。
建物内の温度に関する対策が選択されるということは、顧客は主に建物の断熱性に問題を感じている可能性が高いため、請求項に記載の発明によれば、建物内の温度に関する対策を提案する際に、厚い断熱材を併せて提案するため、より顧客の要望に沿った内容のリフォームを提案することができる。
請求項10に記載の発明は、例えば図2,5,9,10に示すように、請求項に記載のリフォーム提案システム100において、前記取得手段11は、前記選択手段11が前記建物の利便性に関する対策を選択した場合、相対的に薄く且つ所定以上の断熱性能を有する断熱材に関する前記部材情報Iを取得することを特徴とする。
建物の利便性が低いと感じる場合、建物内の空間が狭いことが要因になっている可能性が高い。このため、一般的な断熱材を厚くするリフォームでは、空間がより狭められ、リフォームが逆効果になってしまう可能性がある。
しかし、請求項10に記載の発明によれば、断熱材が厚くならないリフォームを提案するため、顧客が重要視する建物の利便性を損なわないリフォームを提案することができる。
本発明によれば、顧客が判断に迷いにくくするとともに、顧客が提案内容に納得しない場合に更なる提案が行えるようにすることができる。
本発明の実施形態に係るリフォーム提案システムを表すブロック図である。 図1のリフォーム提案システムが備えるサーバに格納される部材情報の一例である。 図1のリフォーム提案システムが備えるリフォーム提案装置を表すブロック図である。 図3のリフォーム提案装置が表示する画面の一例である。 図3のリフォーム提案装置が表示する画面の一例である。 図3のリフォーム提案装置が表示する画面(一部)の一例である。 図3のリフォーム提案装置が表示する画面の一例である。 図3のリフォーム提案装置が表示する画面(一部)の一例である。 図3のリフォーム提案装置が表示する画面の一例である。 図3のリフォーム提案装置が表示する画面(一部)の一例である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
〔1.リフォーム提案システム〕
まず、本実施形態に係るリフォーム提案システム(以下、システム100)の概略構成について説明する。
図1は、システム100を表すブロック図、図2はシステム100が備えるサーバ2に格納される部材情報の一例である。
本実施形態のシステム100は、例えば建物メーカーの関係者が、建物のリフォームを希望する顧客に建物のリフォーム方法Mを提案する際に用いられるものである。
システム100は、リフォーム提案装置(以下、提案装置1)と、サーバ2と、を備えている。
提案装置1とサーバ2とは、通信ネットワークN(例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等)を介して互いに通信可能に接続されている。
なお、サーバ2は、本システム100専用のものであってもよいし、他の外部システムを構成するものであってもよい。
提案装置1は、PC、携帯端末、又は専用の装置で構成されている。
なお、提案装置1をノート型PCや携帯端末で構成されたものとすれば、提案装置1を顧客のもとに持ち運ぶことができるため、より容易に提案活動を行うことができる。
この提案装置1の詳細については後述する。
サーバ2は、データベース(以下、DB21)を備えている。
DB21は、例えば図2に示すようなリフォームに用いられる部材に関する部材情報を複数格納している。
この部材情報の詳細については後述する。
本実施形態に係るDB21は、部材情報を格納することにより、第二格納手段をなす。
〔2.リフォーム提案装置〕
次に、上記システム100が備える提案装置1の詳細について説明する。
図3は提案装置1を表すブロック図、図4~10は提案装置1が表示する各種画面S1~S4の一例である。
(2-1.構成)
提案装置1は、図3に示すように、制御部11と、通信部12と、記憶部13と、表示部14と、操作部15と、を備えている。
これらは、バス等で電気的に接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等により構成されている。
そして、制御部11のCPUは、記憶部13に記憶されている各種プログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行し、提案装置1各部の動作を集中制御するようになっている。
通信部12は、有線通信モジュール又は無線通信モジュール等で構成され、通信ネットワークNを介して接続された他の装置(サーバ2等)との間で各種信号や各種データを有線又は無線で送受信することが可能となっている。
記憶部13は、不揮発性の半導態メモリやハードディスク等により構成されている。
また、記憶部13は、制御部11が各種処理を実行するためのプログラム(後述するリフォーム提案アプリケーションを含む)を記憶している。
また、本実施形態に係る記憶部13は、建物が有する問題点を改善するための対策の概要Sを複数格納している。
本実施形態に係る「対策の概要S」は、建物内の温度に関する対策と、建物の利便性に関する対策と、その他の対策と、に分類される。
なお、対策の概要Sの分類は、ここに挙げたものの一部であってもよいし、ここに挙げなかったものを含んでいてもよい。
「建物内の温度に関する対策」には、例えば、暑さ対策、寒さ対策、湿気対策、ヒートショック対策等が含まれる。
「建物の利便性に関する対策」には、例えば、安全性対策、コミュニケーション促進等が含まれる。
「その他の対策」には、例えば、ストレス対策、眠り改善等が含まれる。
なお、各分類に含まれる対策の概要Sは、ここに挙げたものの一部であってもよいし、ここに挙げなかったものを含んでいてもよい。
また、記憶部13は、建物が有する問題点を改善するためのリフォーム方法Mを複数格納している。
本実施形態に係る「リフォーム方法M」は、上記対策の概要Sを具体的にしたもので、各対策の概要Sと対応付けられている。
「暑さ対策」に対応付けられたリフォーム方法Mには、例えば、断熱性の向上、遮熱性の向上、通風・排熱機能の向上等が含まれる。
「寒さ対策」に対応付けられたリフォーム方法Mには、例えば、断熱性の向上、機密性能の向上等が挙げられる。
「湿気対策」に対応付けられたリフォーム方法Mには、例えば、湿度コントロール機能の追加、断熱性の向上、換気性能の向上等が含まれる。
「ヒートショック対策」に対応付けられたリフォーム方法Mには、例えば、断熱性の向上、暖房機能の追加、水廻りの集約等が含まれる。
「安全性対策」に対応付けられたリフォーム方法Mには、例えば、転倒・転落防止、指はさみ防止、衝突防止等が含まれる。
「コミュニケーション促進」に対応付けられたリフォーム方法Mには、例えば、対面式キッチンへの交換、飾り棚のしつらえ、ソファーダイニング、趣味スペースの追加等が含まれる。
「ストレス対策」に対応付けられたリフォーム方法Mには、例えば、ベージュ系インテリア色への変更、木質系内装材への変更、間接・調光照明の追加、吸音・遮音素材の追加、寝室の個別化等が含まれる。
「眠り改善」に対応付けられたリフォーム方法Mには、例えば、木質系内装材への変更、薄明かりの照明への変更、吸音・遮音素材の追加、自然光の利用、寝室の個別化等が含まれる。
なお、各対策の概要Sに含まれるリフォーム方法Mは、ここに挙げたものの一部であってもよいし、ここに挙げなかったものを含んでいてもよい。
本実施形態に係る記憶部13は、複数のリフォーム方法M及び複数の対策の概要Sを格納することにより、格納手段をなす。
なお、記憶部13は、サーバ2のDBの格納内容を代わりに記憶するようになっていてもよい。その場合、サーバ2や、提案装置1の通信部12は不要となる。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)、有機EL(Electro Luminescence)等のモニタにより構成され、制御部11から入力される表示信号の指示に従って、各種画像や各種情報等を表示するようになっている。
操作部15は、カーソルキーや、数字入力キー、各種機能キー等を備えたキーボードや、マウス等のポインティングデバイス、表示部14の表面に積層されたタッチパネル等で、ユーザーが操作可能に構成されている。
そして、操作部15は、操作者によってなされた操作に基づく制御信号を制御部11に出力するようになっている。
(2-2.動作)
このように構成された提案装置1の制御部11は、以下のような機能を有している。
例えば、本実施形態に係る制御部11は、リフォーム提案アプリケーション(以下、アプリ)が起動されたことを契機として、チェック画面S1を表示部14に表示させる機能を有している。
なお、制御部11は、他の条件が成立した(例えば、提案装置1の電源がオンにされたこと、サーバ2から所定のデータや制御信号を受信したこと等)を契機として、チェック画面を表示させるようになっていてもよい。
本実施形態に係るチェック画面S1は、例えば図4に示すように、設問欄F11と、チェック欄F12と、得点欄F13と、を有している。
そして、制御部11は、設問欄F11に、建物の問題点に関する複数の設問Qを表示させるようになっている。
また、制御部11は、ユーザーにより操作部15になされた操作に基づいて、顧客が居住する建物に対して感じている問題点の入力を受け付ける機能を有している。
本実施形態に係る制御部11は、図4に示したチェック画面S1に表示された設問Qに対する顧客の回答の入力を受け付けるようになっている。
より具体的には、制御部11は、設問Qの内容に対する同意の程度が異なる複数の回答の選択肢Cに対してユーザーが行った選択を入力として受け付けるようになっている。
より具体的には、制御部11は、ユーザーにより、チェック画面S1における、選択肢Cに対応するチェック欄がクリックされたり、タッチされたり、選択肢Cに対応するキーが押下されたりすると、その選択肢Cを顧客の回答として受け付ける。
本実施形態に係る「同意の程度が異なる複数の回答」には、特にそう思う、そう思う、あまり思わない、思わない、の4つが含まれる。
また、本実施形態に係る制御部11は、所定条件が満たされた(例えば、提案装置1の電源がオンにされたこと、アプリが起動されたこと、アプリが起動している状態で画面の切り替え操作が行われたこと等)を契機として、情報入力画面S2を表示部14に表示させる機能を有している。
本実施形態に係る情報入力画面S2は、例えば図5に示すように、家族情報入力欄F21と、建築年入力欄F22と、を有している。
なお、この情報入力画面S2と上記チェック画面S1とは一画面にまとめられていてもよい。
また、制御部11は、建物が建てられた年代の入力を受け付ける機能を有している。
具体的には、図5に示した情報入力画面S2の建築年入力欄F22に数値が入力されると、複数の年代のうち入力された数値が含まれる年代を建物が建てられた年代として受け付ける。
本実施形態に係る「複数の年代」には、昭和55年まで、昭和55年以降平成4年まで、平成4年以降平成11年まで、平成11年以降、の4つが含まれる。
なお、数値ではなく、複数の年代の中からいずれかを選択するようになっていてもよい。
本実施形態に係る制御部11は、設問Qに対する回答や建物の建築年の入力を受け付けることにより受付手段をなす。
また、制御部11は、受け付けた回答を点数に換算する機能を有している。
本実施形態に係る制御部11は、受け付けた回答の同意の程度が高いほど、点数を大きく換算するようになっている。
具体的には、受け付けた回答が、「特にそう思う」の場合には例えば8点、「そう思う」の場合には4点、「あまり思わない」の場合には2点、「思わない」の場合には1点、に換算する。
なお、換算する点数は、この場合に限られるものでなく、配点の傾斜は上記よりも大きくなっていてもよいし小さくなっていてもよい。
また、配点を調整できるようになっていてもよい。
また、本実施形態に係る複数の設問Qは、複数の対策の概要Sの何れかとそれぞれ対応付けられている。
そして、制御部11は、回答の入力を受け付けると、換算した点数を、回答対象の設問Qに対応付けられた対策の概要Sの得点として加点するようになっている。
また、本実施形態に係る複数の設問Qのうちの少なくとも何れかは、例えば図6(a)に示すように、複数の概要Sと対応付けられている。
このため、本実施形態に係る制御部11は、複数の対策の概要Sと対応付けられた設問Qに対する回答の入力を受け付けると、換算した点数を、例えば図6(b)に示すように、回答対象の設問Qに対応付けられた複数の対策の概要Sの各得点としてそれぞれ加点する。
また、本実施形態に係る制御部11は、複数の設問Qのうちの特定の設問Q1に対する回答の入力を受け付けた場合に、受け付けた年代に応じて、点数を重みづけして換算するようになっている。
具体的には、受け付けた年代が古いほど、暑さ対策及び寒さ対策に対応する設問Qに対する回答の入力を受け付けた場合に、より大きい点数に換算する。
より具体的には、受け付けた回答が、「特にそう思う」の場合には例えば16点、「そう思う」の場合には8点、「あまり思わない」の場合には4点、「思わない」の場合には2点、に換算する。
なお、制御部11は、受け付けた年代が新しいほど、小さい点数に換算するようになっていてもよい。
本実施形態に係る制御部11は、換算手段をなす。
また、制御部11は、受け付けた回答(問題点)に基づいて、記憶部13に格納された複数のリフォーム方法Mの中から、提案するリフォーム方法Mを選択する機能を有している。
本実施形態に係る制御部11は、換算した問題点の点数に基づいてリフォーム方法Mを選択するようになっている。
具体的には、制御部11は、まず、各対策の概要Sの得点を参照し、得点が高かった複数(ここでは三つ)の対策の概要Sを、提案する対策の概要Sとして選択する。
次に、制御部11は、選択した対策の概要S毎に対応するリフォーム方法Mをそれぞれ複数選択する。
なお、本実施形態に係る制御部11は、三つの対策の概要Sを選択するようになっていたが、選択する対策の概要Sは一つでもよいし、二つ又は四つ以上でもよい。
また、選択するリフォーム方法Mは、選択した対策の概要Sに対応する全てのリフォーム方法Mであってもよいし、一部だけであってもよい。
本実施形態に係る制御部11は、対策の概要S及びリフォーム方法Mを選択することにより選択手段をなす。
また、本実施形態に係る制御部11は、受け付けた問題点に基づいて、選択した複数の対策の概要Sの優先順位をそれぞれ決定する機能を有している。
具体的には、選択した複数の対策の概要Sに、得点が高いものから順に1,2,3・・と順位をつけるようになっている。
本実施形態に係る制御部11は、このような機能を有することにより決定手段をなす。
なお、選択する対策の概要Sが一つの場合には、この決定手段としての機能は不要である。
また、本実施形態に係る制御部11は、選択したリフォーム方法Mに対応する部材情報Iをサーバ2から取得する機能を有している。
上述したように、サーバ2のDBには、部材情報Iが格納されている。
複数の部材情報Iには、図2に示したように、部材の種類に関する情報I1と、部材の性能に関する情報I2と、がそれぞれ含まれる。
「部材の種類」には、例えば断熱材、サッシ、換気装置等が含まれる。
「部材の性能」には、例えば材質、厚さ等が含まれる。
また、部材の種類に関する情報I1には、改修方法に関する情報(例えば、「付加断熱」や「内張り断熱」等)が対応付けられている。
なお、格納する部材情報Iは、建物の部屋(例えば、リビング、寝室、浴室等)毎、又は部位(窓、床、壁、天井等)ごとに格納されていてもよい。
本実施形態に係る制御部11は、提案する対策の概要Sとして建物の温度に関する対策を選択した場合に、相対的に厚い断熱材に関する部材情報Iを取得するようになっている。
一方、制御部11は、提案する対策の概要Sとして建物の利便性に関する対策を選択した場合、相対的に薄く且つ所定以上の断熱性能を有する断熱材(例えば真空断熱材等)に関する部材情報Iを取得するようになっている。
また、本実施形態に係る制御部11は、受け付けた年代に応じて、取得する部材情報Iを、部材の性能に関する情報が異なるものに変更する機能を有している。
具体的には、受け付けた年代が古いほど、取得する部材情報Iを、性能が高いもの(例えば断熱材に関する部材情報Iを取得する場合には厚いもの)に変更する。
本実施形態に係る制御部11は、取得手段をなす。
また、本実施形態に係る制御部11は、取得した部材情報Iに基づいて、部材情報Iとして示された部材を用いた場合に改善される程度(達成度)を判定する機能を有している。
具体的には、部材情報Iに含まれる部材の種類や性能毎に基づいて、住宅の性能値を算出し、算出した性能値を所定の閾値と比較した結果を達成度として出力するようになっている。
例えば、断熱性能を判定する場合には、住宅性能表示制度の断熱等性能等級・等級4に相当する各部位の熱貫流率(U値)を目標値、現在値と目標値との中間値を第一閾値、目標値の10%増の値を第二閾値とし、算出した性能値が、現在値から第一閾値の間にある場合は達成度を△、第一閾値から第二閾値の間にある場合には達成度を〇、第二閾値よりも大きい場合には◎と判定するようになっている。
また、制御部11は、表示させる部材情報Iが変更された場合には、変更後の部材情報Iに基づいて性能値を再度算出し、算出した性能値を所定の閾値と比較した結果を達成度として再度出力するようになっている。
また、制御部11は、選択したリフォーム方法Mを表示部14に表示させる機能を有している。
本実施形態に係る制御部11は、選択した複数の対策の概要S及び各対策の概要Sに対応する複数のリフォーム方法Mを表示させるようになっている。
具体的には、制御部11は、方法提案画面S3を表示部14に表示させるようになっている。
本実施形態に係る方法提案画面S3は、例えば図7に示すように、概要表示欄F31と、方法表示欄F32と、得点表示欄F33と、を有している。
そして、制御部11は、複数の対策の概要Sを、概要表示欄F31に、優先順位が高い順に並べて表示させるようになっている。
このように、具体的なリフォーム方法Mとは別に、どのような対策をとればよいかを大まかに示すことで、どのようにすれば建物の問題点を改善できるのかをよりわかり易く顧客に提案することができる。
また、より提案したい対策が先に表示されるため、顧客はどの対策をとるか判断し易くなる。
また、選択した複数のリフォーム方法Mのうちの一部のリフォーム方法Mを、方法提案画面S3の方法表示欄F32(所定領域)に初期(デフォルト)表示させるようになっている。
なお、本実施形態に係る方法表示欄F32は、二つのリフォーム方法Mを初期表示するようになっていたが、初期表示するリフォーム方法Mは一つでもよいし、三つ以上でもよい。
また、制御部11は、選択したリフォーム方法Mの数が、方法表示欄F32に表示可能な数以下である場合には、選択された全てのリフォーム方法Mを表示するようになっていてもよい。
また、本実施形態に係る制御部11は、初期表示を行っている状態でユーザーにより操作部15に所定操作がなされると、選択した全てのリフォーム方法を表示させる機能を有している。
具体的には、制御部11は、方法表示欄F32がクリック等されると、例えば図8(a)に示すように、方法表示欄F32の近傍(ここでは側方)に、プルダウンボタンBを表示させるようになっている。
そして、制御部11は、このプルダウンボタンBがクリック等されると、例えば図8(b)に示すように、選択した全てのリフォーム方法Mを、プルダウンリストLの形で、方法表示欄F32の近傍(ここでは下方)に表示させるようになっている。
なお、制御部11は、選択した全てのリフォーム方法Mのうち初期表示されなかったリフォーム方法MのみをプルダウンリストLに表示するようになっていてもよい。
また、本実施形態に係る制御部11は、プルダウンリストLに表示されたリフォーム方法Mの中からユーザーが操作部15を操作することにより選択したリフォーム方法を所定領域に表示させる機能を有している。
具体的には、制御部11は、表示された複数のリフォーム方法Mのうちのいずれかがクリック等されると、クリック等されたリフォーム方法Mを、初期表示していたものと入れ替えて方法表示欄F32に表示させるようになっている。
なお、制御部11は、選択したリフォーム方法Mを初期表示していたものと入れ替えるのではなく、初期表示していたものの近傍に追加表示させるようになっていてもよい。
また、本実施形態に係る制御部11は、取得した部材情報Iを表示させる機能を有している。
具体的には、制御部11は、部材提案画面S4を表示部14に表示させるようになっている。
本実施形態に係る部材提案画面S4は、例えば図9に示すように、現在の建物に用いられている部材の仕様を部位毎に(窓、床、壁、天井に分けて)表示する現状部材表示欄F41と、提案する部材の仕様や改修方法を部位毎に(窓、床、壁、天井に分けて)表示する提案部材表示欄F42と、を有している。
そして、制御部11は、取得した部材情報Iを提案部材表示欄F42に表示させるようになっている。
また、上述したように、受け付けた年代が古く、取得する部材情報Iを性能が高いものに変更した場合、制御部11は、例えば図10に示すように、通常よりも性能が高い部材(厚い断熱材等)を提案部材表示欄F42に表示させるようになっている。
また、本実施形態に係る制御部11は、部材情報Iを提案部材表示欄F42に表示させている状態でユーザーにより操作部15に所定操作がなされると、その表示内容を変更することが可能となっている。
具体的には、例えば、部材情報Iの表示領域にクリック等がなされたことを契機としてDB21を参照して複数の部材情報Iのプルダウンリストを表示させ、プルダウンリストに表示された部材情報Iの中からユーザーが操作部15を操作することにより選択した部材情報Iを表示させる。
なお、この部材提案画面S4と上記方法提案画面S3とは一画面にまとめられていてもよい。
また、提案部材表示欄F42は、図9に示したように、部屋毎及び/又は空間毎に分けて部材を表示するようになっていてもよい。
また、提案部材表示欄F42は、制御部11が判定した、又は判定後に再度判定した、部材情報Iとして示された部材を用いた場合に改善される程度(達成度)を部位毎に記号A(例えば、◎、〇、△等)で表示するようになっていてもよい。
また、部材提案画面S4は、建物の現状(現在値)、改善の目標(目標値)、及び提案したリフォームで改善される程度(達成度)を視覚化(数値化)して表示する比較欄F43を有していてもよい。
本実施形態に係る制御部11は、上記各種画面S1~S4を表示することにより表示制御手段をなす。
〔3.効果〕
以上説明してきたシステム100は、選択した複数のリフォーム方法Mのうちの一部を初期表示するため、提案内容が多くなりすぎず、顧客が判断し易くなる。
一方、システム100は、所定操作がなされると、初期表示していたリフォーム方法M以外のリフォーム方法Mを追加表示することができる。
このため、システム100によれば、顧客が判断に迷いにくくするとともに、顧客が提案内容に納得しない場合に更なる提案が行えるようにすることができる。
また、システム100によれば、具体的なリフォーム方法Mとは別に、どのような対策をとればよいかを大まかに示すことで、どのようにすれば建物の問題点を改善できるのかをよりわかり易く顧客に提案することができる。
また、システム100によれば、より提案したい対策が先に表示されるため、顧客はどの対策をとるか判断し易くなる。
また、システム100によれば、設問Qに回答するだけでよいため、顧客は建物の問題点を容易に入力することができる。
また、システム100によれば、回答を点数化するため、正確なリフォーム方法Mを提案することができる。
また、システム100によれば、回答内容を点数化し、それを対応付けられた(密接に関連する)対策の概要Sの得点として加点するため、より正確なリフォーム方法Mを提案することができる。
また、暑さ対策、寒さ対策、湿気対策等は、密接に関係している。このため、一つの設問に対し対応する対策の概要Sが一つに絞れない場合がある。しかし、システム100によれば、複数の対策の概要Sに関連する設問については複数の対策の概要Sにそれぞれ加点するため、より正確に対策を提案することができる。
また、システム100によれば、顧客が大きいと考えている問題点ほど点数が高くなるため、顧客が感じていることをより正確に提案内容に反映させることができる。
また、システム100によれば、建物が古くなるほど大きくなる問題点に関する設問Qの回答に対する加点を大きくすることができるため、古い建物に住む顧客に対してより効果的なリフォーム方法Mを提案することができる。
また、システム100によれば、提案するリフォーム方法Mが決定すると、そのリフォームに用いる部材も併せて提案することができるため、技術的な事項に詳しくない者(例えば建物メーカーの営業担当者等)であっても、顧客に対して十分な提案を行うことができる。
また、建物は古くなるほど各種性能(断熱性能等)が低い傾向がある。このため、システム100によれば、例えば入力を受け付けた年代が相対的に古い場合に、より性能の高い部材を用いたリフォーム方法Mを提案することができる。
建物内の温度に関する対策が選択されるということは、顧客は主に建物の断熱性に問題を感じている可能性が高いため、請求項12に記載の発明によれば、建物内の温度に関する対策を提案する際に、厚い断熱材を併せて提案するため、より顧客の要望に沿った内容のリフォームを提案することができる。
また、建物の利便性が低いと感じる場合、建物内の空間が狭いことが要因になっている可能性が高い。このため、一般的な断熱材を厚くするリフォームでは、空間がより狭められ、リフォームが逆効果になってしまう可能性がある。
しかし、システム100によれば、断熱材が厚くならないリフォームを提案するため、顧客が重要視する建物の利便性を損なわないリフォームを提案することができる。
〔4.変形例〕
以上、本発明を実施形態に基づいて具体的に説明してきたが、上述したように、本発明の技術的範囲は、上記実施形態及び図示例に限定されるものではない。
例えば、提案装置1にはブラウザ機能のみを持たせ、格納手段や選択手段としての機能をサーバ2に持たせるようにしてもよい。
また、システム100に、提案装置1に表示された各種画面を印刷するためのプリンターが備えられていてもよい。
100 リフォーム提案システム
1 提案装置
2 サーバ
11 制御部(受付手段、選択手段、表示制御手段、決定手段、換算手段、取得手段)
12 通信部
13 記憶部(格納手段)
14 表示部
15 操作部
21 データベース(第二格納手段)
S1 チェック画面
11 設問欄
Q 設問
1 特定の設問
12 チェック欄
C 選択肢
13 得点欄
S2 情報入力画面
21 家族情報入力欄
22 建築年入力欄
S3 方法提案画面
31 概要表示欄
S 対策の概要
32 方法表示欄(所定領域)
M リフォーム方法
B プルダウンボタン
L プルダウンリスト
33 得点表示欄
S4 部材提案画面
41 現状部材表示欄
42 提案部材表示欄
43 比較欄
I 部材情報
1 部材の種類に関する情報
2 部材の性能に関する情報
A 記号
N 通信ネットワーク

Claims (10)

  1. リフォームを希望する顧客に建物のリフォーム方法を提案するためのリフォーム提案システムであって、
    ユーザーが操作可能な操作部と、
    ユーザーによる、顧客が居住する建物に対して感じている問題点の入力を受け付ける受付手段と、
    建物が有する問題点を改善するための対策の概要を複数格納するとともに、建物が有する問題点を改善するためのリフォーム方法を複数格納する格納手段と、
    前記受付手段が受け付けた前記問題点に基づいて、前記格納手段に格納された複数の前記リフォーム方法の中から、提案する前記リフォーム方法を選択する選択手段と、
    前記選択手段が選択した前記リフォーム方法を表示部に表示させる表示制御手段と、
    換算手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記建物の問題点に関するものであって、かつ、複数の前記概要の何れかとそれぞれ対応付けられた複数の設問を前記表示部に表示させ、
    前記受付手段は、前記設問に対する顧客の回答の入力を受け付け、
    前記換算手段は、前記受付手段が受け付けた回答を点数に換算し、さらに、換算した点数を、回答対象の前記設問に対応付けられた前記概要の得点として加点し、
    前記選択手段は、得点が高かった前記概要及び当該概要に対応する複数の前記リフォーム方法を選択し、
    さらに、前記表示制御手段は、
    前記概要及び当該概要に対応する複数の前記リフォーム方法を所定領域に初期表示させ、
    前記初期表示を行っている状態でユーザーにより前記操作部に所定操作がなされると、前記選択手段が選択した全ての前記リフォーム方法を表示させ、
    全ての前記リフォーム方法の中からユーザーが前記操作部を操作することにより選択した前記リフォーム方法を前記所定領域に表示させることを特徴とするリフォーム提案システム。
  2. 請求項1に記載のリフォーム提案システムにおいて、
    記選択手段は、前記換算手段が換算した前記概要の得点の高さに基づいて、提案する前記概要を複数選択するとともに、前記概要毎に対応する前記リフォーム方法をそれぞれ複数選択し、
    前記表示制御手段は、複数の前記概要及び各概要に対応する複数の前記リフォーム方法を表示させることを特徴とするリフォーム提案システム。
  3. 請求項2に記載のリフォーム提案システムにおいて、
    前記換算手段が換算した前記概要の得点の高さに基づいて、前記選択手段が選択した複数の前記概要の優先順位をそれぞれ決定する決定手段を備え、
    前記表示制御手段は、複数の前記概要を、優先順位が高い順に並べて表示することを特徴とするリフォーム提案システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のリフォーム提案システムにおいて、
    前記複数の設問のうちの少なくとも何れかは、複数の前記概要と対応付けられており、
    前記換算手段は、複数の前記概要と対応付けられた前記設問に対する回答の入力を前記受付手段が受け付けると、換算した点数を、回答対象の前記設問に対応付けられた複数の前記概要の各得点としてそれぞれ加点することを特徴とするリフォーム提案システム。
  5. 請求項4に記載のリフォーム提案システムにおいて、
    前記受付手段は、設問の内容に対する同意の程度が異なる複数の回答の選択肢に対してユーザーが行った選択を入力として受け付け、
    前記換算手段は、前記受付手段が受け付けた回答の同意の程度が高いほど、点数を大きく換算することを特徴とするリフォーム提案システム。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のリフォーム提案システムにおいて、
    前記受付手段は、前記建物が建てられた年代の入力を受け付け、
    前記換算手段は、複数の前記設問のうちの特定の前記設問に対する回答の入力を前記受付手段が受け付けた場合に、前記受付手段が受け付けた年代に応じて、点数を重みづけして換算することを特徴とするリフォーム提案システム。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のリフォーム提案システムにおいて、
    リフォームに用いられる部材に関する部材情報を複数格納する第二格納手段を備え、
    前記選択手段が選択した前記リフォーム方法に対応する部材情報を前記第二格納手段から取得する取得手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記取得手段が取得した部材情報を表示させることを特徴とするリフォーム提案システム。
  8. 請求項に記載のリフォーム提案システムにおいて、
    複数の前記部材情報には、部材の種類に関する情報と、部材の性能に関する情報と、がそれぞれ含まれ、
    前記受付手段は、前記建物が建てられた年代の入力を受け付け、
    前記取得手段は、前記受付手段が受け付けた年代に応じて、取得する部材情報を、部材の性能に関する情報が異なるものに変更することを特徴とするリフォーム提案システム。
  9. 請求項に記載のリフォーム提案システムにおいて、
    前記部材の種類には、断熱材が含まれ、
    前記部材の性能には、厚さが含まれ、
    前記格納手段は、建物が有する問題点を改善するための対策の概要として、建物内の温度に関する対策と、建物の利便性に関する対策と、を格納し、
    前記取得手段は、前記選択手段が前記建物の温度に関する対策を選択した場合に、相対的に厚い断熱材に関する前記部材情報を取得することを特徴とするリフォーム提案システム。
  10. 請求項に記載のリフォーム提案システムにおいて、
    前記取得手段は、前記選択手段が前記建物の利便性に関する対策を選択した場合、相対的に薄く且つ所定以上の断熱性能を有する断熱材に関する前記部材情報を取得することを特徴とするリフォーム提案システム。
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