JP6906345B2 - 操作装置および操作方法 - Google Patents

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本発明は、機器を操作する操作装置および操作方法に関する。
空気調和機、照明機器をはじめとした機器の操作を音声入力によって受付ける場合、一般的な操作装置では、機器に対して指示可能な操作は限定された語彙だけであるにもかかわらず、自然言語全てを音声入力として受付けるように構成される。このため、ユーザーは、操作装置がどのような語彙に対応しているのかが分からず、すなわち操作装置によりどのような操作を機器へ指示することが可能であるかが分からず、機器に対して指示可能でない操作を音声により入力してしまう可能性がある。機器に対して指示可能でない操作が音声により入力されると、操作装置は、入力された操作が実施できないことを表示し、ユーザーはこの表示により再度音声入力を試みることになる。すなわち、操作装置は、音声入力による機器の操作に失敗することになる。
また、操作装置は、ユーザーが何に関心を持っているのか分からない状態で、音声入力を受付けるため、音声認識結果の候補は多岐にわたり、正しい音声認識結果が得られず、音声入力による機器の操作に失敗する可能性がある。
これに対し、特許文献1には、音声認識の対象となる語彙を制限することにより音声認識の精度を向上させることも記載されている。
特開2004−12809号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術によれば、音声認識辞書の認識する語彙の範囲を限定することにより音声認識の精度を向上させている。そのため、音声認識の精度を向上させるためには、あらかじめ語彙の範囲を限定しておく必要がある。しかしながら、機器の操作を行う操作装置では、複数の機器の操作が可能な場合があり、機器によって操作の内容が異なり、語彙の範囲をあらかじめ決定しておくことは困難である。また、仮に操作装置が操作可能な機器が1つであり、語彙の範囲をあらかじめ定められたとしても、ユーザーは、機器に対して指示可能でない操作を音声により入力してしまう可能性が有り、これにより音声入力による機器の操作に失敗する可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、音声入力による機器の操作の成功率を向上させることができる操作装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、1以上の空間に設置された機器の操作を行うことが可能な操作装置であって、機器の操作として受付可能な項目が階層化された情報である操作情報を記憶する記憶部と、操作情報における最上位の階層を含む上位一定数の階層の情報の入力をユーザーからの操作によって受付ける操作入力部と、音声により入力を受付ける音声入力部と、を備える。また、この操作装置は、操作情報と操作入力部により受付けた上位一定数の階層の情報とに基づいて、音声入力部によって受付ける語彙を制限し、制限された語彙と音声入力部により受付けられた音声とに基づいて音声認識を行い、音声認識の結果に基づいて機器の操作を行うための操作情報を生成する制御部、を備え、操作情報は、最上位の階層である第1階層と、第1階層より下位の層である第2階層と、第2階層より下位の層である第3階層とのそれぞれの情報を含み、第1階層の情報は、操作対象の空間を示す情報であり、第2階層の情報は、操作対象の空間に設置された機器によってもたらされる空間環境の属性を示す情報であり、第3階層の情報は、空間環境を変更するための操作値である。
本発明によれば、音声認識による操作の受付けの成功率を向上させることができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる機器システムの一例を示す図 実施の形態1の操作装置における機器の操作手順の一例を示すフローチャート 実施の形態1のデータベースの一例を示す図 ユーザーに対して第1階層の入力を促すための実施の形態1の画面の一例を示す図 ユーザーに対して第2階層の入力を促すための実施の形態1の画面の一例を示す図 実施の形態1のステップS12で表示される画面の一例を示す図 実施の形態2にかかるデータベースの一例を示す図 実施の形態2においてステップS10で第1階層の入力を促すために表示される表示画面の一例を示す図 実施の形態2においてステップS10で第2階層の入力を促すために表示される表示画面の一例を示す図 図9に示した画面が表示された場合に照明が選択された場合に表示される画面の一例を示す図 実施の形態3にかかるデータベースの一例を示す図 実施の形態3においてステップS10で表示される表示画面の一例を示す図 実施の形態3においてステップS10で表示される表示画面の一例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる操作装置および操作方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる機器システムの一例を示す図である。図1に示すように、実施の形態1の機器システム100は、操作装置1および機器2−1,2−2を備える。以下、機器2−1,2−2を区別せずに示すときには、機器2と記載する。
機器2は、例えば、空気調和機(以下、エアコンと略す)、照明機器、オーディオ機器をはじめとした宅内機器である。図1では、機器2を2台図示しているが、機器2の数に制約はなく、機器2は何台であってもよい。操作装置1は、機器2の操作を行うことが可能な装置である。操作装置1は、機器2の操作のためのリモートコントローラと呼ばれる装置であってもよいし、汎用の端末であるスマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータなどであってもよい。また、操作装置1と機器2との間の通信回線は、無線回線であっても有線回線であってもよい。
操作装置1は、図1に示すように、操作入力部11、音声入力部12、表示部13、制御部14、記憶部15および通信部16を備える。操作入力部11は、ユーザーから入力操作によって入力を受付ける入力手段であり、音声入力部12はユーザーからの音声による入力を受付ける入力手段である。以下では、操作入力部11および表示部13が一体化されてタッチパネルにより実現される例を説明するが、操作入力部11および表示部13はそれぞれ別に設けられてもよい。操作入力部11および表示部13はそれぞれ別に設けられる場合、操作入力部11は、例えば、キーボード、マウス、ボタンであり、表示部13は、例えばディスプレイ、モニタである。記憶部15はメモリにより実現される。通信部16は、通信回路により実現される。
制御部14は、例えば、メモリとCPU(Central Processing Unit)などであるプロセッサとにより実現される。制御部14の機能は、メモリに格納されたプログラムがプロセッサによって実行されることにより実現される。メモリは、プロセッサがプログラムを実行する際にも使用される。制御部14は、マイクロコンピュータなどにより実現されてもよい。また、制御部14はASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの専用の処理回路により実現されてもよい。
次に、本実施の形態の操作装置1における機器2の操作方法について説明する。図2は、操作装置1における機器2の操作手順の一例を示すフローチャートである。図2に示すように、まず、操作装置1の制御部14は、ユーザーからの操作装置1の操作入力部11による入力を受付ける(ステップS10)。
具体的には、制御部14は、ユーザーに対して機器2の操作に関する入力を促すための画面を表示部13へ表示する。ユーザーは、表示部13に表示された画面にしたがって、操作入力部11を操作することにより、機器2の操作に関する情報を操作装置1へ入力する。操作入力部11は、ユーザーの操作を情報に変換して、変換された情報を入力された情報として制御部14へ出力する。
制御部14は、機器2の操作に関する入力を促すための画面を表示部13へ表示する際に、記憶部15に格納されているデータベースを参照する。データベースは、機器2に対して操作可能な項目である操作情報が格納されたデータベースであり、階層構造を有する。なお、以下では、階層構造を有する操作情報がデータベースとして記憶部15に格納される例を示すが、操作情報が記憶部15に格納される方法はどのような方法であってもよい。
図3は、本実施の形態のデータベースの一例を示す図である。図3に示した例では、操作情報は、対象機器、操作属性および操作値の3階層で構成される。第1階層が対象機器であり、第2階層が操作属性であり、第3階層が操作値である。対象機器は、操作の対象を示す情報の一例であり、操作の対象となる機器2を示す情報である。操作属性は、操作の属性を示す情報である。なお、ここでは、第1階層が最上位階層であり、第2階層、第3階層というように階層数が増えるにしたがってより下位の階層であるとする。データベースは、操作装置1の操作対象となる機器2に応じてあらかじめ設定される。
図3では、機器2にエアコンおよび照明機器が含まれる例を示している。したがって、第1階層の情報である対象機器には、エアコンおよび照明機器が含まれる。第2階層の情報である操作属性には、第1階層がエアコンの場合には、運転モード、設定温度および風が含まれ、第1階層が照明機器の場合には、オンまたはオフ(ON/OFF)およびモード、および照度が含まれる。第3階層の情報である操作値には、例えば、第1階層がエアコンであり第2階層が運転モードである場合には、冷房、暖房、除湿および送風が含まれる。なお、図3では、照明機器には、モードとして、おやすみモードが設定可能である例を示している。おやすみモードは、例えば、常夜灯の点灯を行うモードであるが、おやすみモードの内容はこの例に限定されない。なお、図3は、一例であり、具体的な対象機器、操作属性および操作値の内容は、機器2に応じて設定されればよく、図3の例に限定されない。また、本実施の形態では、第1階層が対象機器であり、第2階層が操作属性であり、第3階層が操作値である例を示すが、各階層の項目はこの例に限定されない。また、階層数も3階層に限定されない。
図4および図5は、ユーザーに対して機器2の操作に関する入力を促すための画面の一例を示す図である。図4および図5は、図3に例示したデータベースを前提とした画面の一例を示している。制御部14は、まず、図4に示すように、記憶部15のデータベースを参照して、第1階層の情報であるエアコンおよび照明機器をそれぞれ示す画像を含む画面を表示部13へ表示する。ここでは、ユーザーが操作入力部11を介してエアコンを選択したとする。制御部14は、操作入力部11が受付けた入力に基づいて、図5に示すように、エアコンに対応する第2階層の情報である運転モード、設定温度および風を示す画像を含む画面を表示部13へ表示する。ユーザーは、図5に示した画面が表示部13に表示されると、運転モード、設定温度および風のうちのいずれかを操作入力部11を介して選択する。これにより、制御部14は、第1階層および第2階層に対する選択結果の入力を、操作入力部11を介して受付けたことになる。例えば、ユーザーは、タッチ動作により、運転モード、設定温度および風のうちのいずれかを選択する。なお、図5では、エアコンの画像に重ねて第2階層の情報を示す画像をそれぞれ表示する例を示しているが、第2階層の情報を示す画像の表示方法は、図5に示した例に限定されない。
図4および図5に示した例では、図2に示したステップS10において、操作入力部11により第1階層および第2階層の2階層分の入力を受付けているが、操作入力部11により入力を受付ける階層は2階層分に限定されず1階層以上であればよい。
図2の説明に戻る。ステップS10の後、制御部14は、ステップS10で入力された情報と記憶部15に格納されたデータベースとに基づいて受付対象を限定する(ステップS11)。具体的には、制御部14は、データベースのうちステップS10で入力された情報に合致する項目を抽出し、抽出した項目だけを入力として受付けるように受付対象を限定する。データベースのうちステップS10で入力された情報に合致する項目とは、操作情報の階層のうちステップS10で入力された情報が第1階層から第M(Mは1以上の整数)階層までであったとするとき、第1階層から第M階層までの情報がデータベースと一致する第(M+1)階層以上の階層の項目である。例えば、図4および図5に示した例において、図5に示した画面が表示され、設定温度がユーザーにより選択された場合、図3に示した対象機器がエアコンであり操作属性が設定温度である場合の操作値である10℃〜30℃、上げるおよび下げるの項目が抽出される。なお、10℃〜30℃については、1つには決まらないため、10℃〜30℃の項目は、例えば、実際には10℃、11℃、12℃、・・・、30℃というように1℃刻みの項目として扱われたり、0.5℃刻みの項目として扱われたりといったように複数の項目として扱われる。
次に、制御部14は、ユーザーに対して入力を促す画面を表示部13へ表示して、ユーザーからの入力を待機する(ステップS12)。図6は、ステップS12で表示される画面の一例を示す図である。図6では、図5で設定温度が選択された例を示している。例えば、ユーザーはフリック操作により設定温度を選択する。設定温度が選択された場合、制御部14は、表示部13へ、図6に示すように、矢印ボタンにより設定温度が変更可能な画面を表示する。また、制御部14は、表示部13へ矢印ボタンにより設定温度を変更可能な範囲をステップS11で限定した範囲に制約する。さらに、制御部14は、設定温度が音声入力によっても入力可能であることを示す情報を表示部13へ表示する。
図2の説明に戻る。ステップS12の後、制御部14は、操作入力部11による入力が有ったか否かを判断する(ステップS13)。具体的には、制御部14は、例えば、図6に示した画面において矢印ボタンが押下されることにより設定温度が変更されたか否かを判断する。
制御部14は、操作入力部11による入力が有ったと判断した場合(ステップS13 Yes)、入力された情報に基づいて、機器2へ入力された情報を指示するための操作情報を生成する(ステップS16)。制御部14は、通信部16を介して機器2へ操作情報を送信し(ステップS17)、処理を終了する。
ステップS13で、操作入力部11による入力が無いと判断した場合(ステップS13 No)、制御部14は、音声入力部12による入力が有ったか否かを判断する(ステップS14)。音声入力部12による入力が無いと判断した場合(ステップS14 No)、制御部14は、ステップS12からの処理を再度実施する。
音声入力部12による入力が有ったと判断した場合(ステップS14 Yes)、制御部14は、音声認識の対象を、受付対象すなわちステップS11によって限定された受付対象に限定して音声認識を実施する(ステップS15)。制御部14は、音声認識の結果を入力された情報としてステップS16の処理へ進む。例えば、図6に示した例では、エアコンの設定温度に対応する操作値に受付対象が限定されているため、制御部14は、音声認識の対象を10℃〜30℃に対応する項目に限定する。すなわち、この場合、制御部14は、音声認識において、認識結果として得られる語彙の候補を10℃〜30℃に限定する。
なお、図2に示した処理における任意のタイミングで、例えば図示しない終了ボタンがタッチされるなどにより、図2に示した処理が終了できるようにしてもよい。
一般に、音声認識では、入力された音声の特徴と、あらかじめ定められた音声認識用の辞書とを用いて、音声認識用の辞書に含まれる語彙の特徴のうち、入力された音声の特徴に最も近い語彙を認識結果として求める。本実施の形態では、上述したように、音声認識用の辞書、すなわち認識結果として得られる候補を操作入力部11による入力に基づいて限定する。これにより、限定を行わない場合に比べて音声を正しく認識する確率を向上させることができる。音声認識の具体的なアルゴリズムは、どのようなものを用いてもよい。なお、制御部14は、音声認識に失敗した場合には、エラー表示などを行ってもよい。
上述したように、本実施の形態では、記憶部15は、機器2の操作として受付可能な項目が階層化された情報である操作情報を記憶し、操作入力部11は、操作情報における最上位の階層を含む上位一定数の階層の情報の入力をユーザーからの操作によって受付け、音声入力部12は音声により入力を受付ける。図3から図5を用いて説明した例では、上位一定数の階層は、第1階層および第2階層の2階層である。制御部14は、操作情報と操作入力部11により受付けた上位一定数の階層の情報とに基づいて、音声入力部12によって受付ける語彙を制限し、制限された語彙と音声入力部12により受付けられた音声とに基づいて音声認識を行い、音声認識の結果に基づいて機器2の操作を行うための操作情報を生成する。図3から図5を用いて説明した例では、制御部14は、操作入力部11により受付けた第1階層および第2階層に対応する情報に基づいて、音声入力部12によって受付ける語彙を操作情報に格納されている操作値に限定する。
このため、音声認識の対象とする語彙の制限を行わない場合に比べて音声を正しく認識する確率を向上させることができる。したがって、操作装置1は、音声認識結果の候補を限定しない場合に比べて、音声入力による機器2の操作の成功率を向上させることができる。また、対象機器がタッチ動作により選択され、操作属性がフリック動作により選択されるように構成すれば、フリック動作による選択はタッチ動作からの一連の動作のなかでなされるため、ユーザーはタッチおよびフリック動作を1回の操作で実施できる。すなわち、第1階層および第2階層に対応する情報の選択が、ユーザーによる1回の操作により実施可能となる。したがって、ユーザーは、1回の動作で2階層分の選択を行うことができ、容易に2階層分の選択を行うことができる。
また、はじめから音声入力により操作を受付ける場合には、ユーザーはどのような機器に対するどのような操作が可能かについてなんの知識もなく発声するため、実際には操作可能な内容ではない語彙が発声される可能性もある。これに対し、本実施の形態では、はじめに操作入力部11により上位の1層以上の入力を受付けているため、ユーザーはある程度の範囲のなかの語彙を発生することになり、有効でない語彙が操作装置1に音声入力される可能性が低くなり、音声入力による機器の操作の成功率を向上させることができる。
実施の形態2.
次に、本発明にかかる実施の形態2の操作装置について説明する。本実施の形態の機器システム100の構成および操作装置1の構成は実施の形態1と同様である。以下実施の形態1と異なる点を主に説明する。
図7は、実施の形態2にかかるデータベースの一例を示す図である。図7に示したデータベースは実施の形態2の機器情報に対応するデータベースである。図7に示すように、実施の形態2の操作情報は、対象空間、操作属性および操作値の3階層で構成される。対象空間は、操作対象を示す情報の一例であり、操作の対象となる空間を示す情報である。第1階層が対象空間であり、第2階層が操作属性であり、第3階層が操作値である。図7では、機器2に、リビングに設置されたエアコン、リビングに設置された照明機器、子供部屋に設置されたエアコン、および子供部屋に設置された照明機器が含まれている例を示している。
図7に示した例では、第1階層の対象空間は、リビングおよび子供部屋である。第2階層の操作属性は温度および照明である。このように、本実施の形態では、機器2の種別単位ではなく、対象空間と操作対象となる内容を示す操作属性とが操作情報として設定される。そして、対象空間および操作対象に対応した操作値が設定される。なお、図7に示した例では、リビングに設置された機器2と子供部屋に設置された機器2とで操作属性および操作値が同一であるが、リビングに設置された機器2と子供部屋に設置された機器2とで、操作属性および操作値は同一でなくても良い。例えば、リビングに設置されたエアコンは空気清浄機能があり、子供部屋に設置されたエアコンに空気清浄機能がない場合、操作情報において、対象空間がリビングの場合の操作属性として空気清浄が追加される。また、子供部屋に機器2として加湿器が設置され、リビングに加湿器がない場合、操作情報において、対象空間が子供部屋の場合の操作属性として加湿が追加される。
本実施の形態の操作装置1における機器2の操作方法は、操作情報の内容が異なるが、実施の形態1と同様である。図8および図9は、本実施の形態において図2のステップS10で表示される表示画面の一例を示す図である。図8および図9では、図7に例示したデータベースを前提とした画面の一例を示している。
制御部14は、まず、記憶部15のデータベースを参照して、第1階層の情報であるリビングおよび子供部屋をそれぞれ示す画像を含む画面を表示部13へ表示する。ここでは、ユーザーが操作入力部11を介してリビングを選択したとする。制御部14は、操作入力部11が受付けた入力に基づいて、図9に示すように、リビングに対応する第2階層の情報である温度および照明をそれぞれ示す画像を含む画面を表示部13へ表示する。
図10は、図9に示した画面が表示された場合に照明が選択された場合に表示される画面の一例を示す図である。図10に示した画面は、図2のステップS12で表示される画面である。図10に示した例では、第1階層はリビングが選択され、第2階層は照明が選択されているため、音声認識の対象、すなわち音声認識結果の候補は、明るく、暗く、つける、消すおよびおやすみに限定される。以上述べた以外の本実施の形態の動作は実施の形態1と同様である。
以上のように、本実施の形態の操作装置1では、第1階層を対象空間とし、第2階層を操作対象となる内容を示す操作属性として階層化された操作情報を用いて実施の形態1と同様の動作を実施するようにした。このように、空間を単位として音声認識結果を限定した場合にも、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。また、対象空間がタッチ動作により選択され、操作属性がフリック動作により選択されるように構成すれば、ユーザーはタッチおよびフリック動作を一回の操作で実施できる。したがって、ユーザーは、1回の動作で2階層分の選択を行うことができ、容易に2階層分の選択を行うことができる。
実施の形態3.
次に、本発明にかかる実施の形態3の操作装置について説明する。本実施の形態の機器システム100の構成および操作装置1の構成は実施の形態1と同様である。以下実施の形態1と異なる点を主に説明する。
図11は、実施の形態3にかかるデータベースの一例を示す図である。図11に示したデータベースは実施の形態3の機器情報に対応するデータベースである。図11に示すように、実施の形態3の操作情報は、対象機器、操作属性および操作値の3階層で構成される。第1階層が対象機器であり、第2階層が操作属性であり、第3階層が操作値である。ただし、本実施の形態には、対象機器には設置場所を示す情報すなわち対象空間を示す情報も含まれる。すなわち、本実施の形態の対象機器は、操作対象を示す情報の一例であり、操作の対象となる空間および機器2を示す情報である。図11に示した例では、対象機器として、リビングエアコンおよび子供部屋エアコンが含まれる。操作属性および操作値については、実施の形態1と同様である。なお、図11では、リビングエアコンと子供部屋エアコンとで、操作可能な項目が同一である例を示しているが、リビングエアコンと子供部屋エアコンとが別機種である場合などには、リビングエアコンと子供部屋エアコンとで、操作属性および操作値は同一でなくてもよい。
本実施の形態の操作装置1における機器2の操作方法は、操作情報の内容が異なるが、実施の形態1と同様である。図12および図13は、本実施の形態において図2のステップS10で表示される表示画面の一例を示す図である。図12および図13では、図11に例示したデータベースを前提とした画面の一例を示している。
制御部14は、まず、記憶部15のデータベースを参照して、第1階層の情報であるリビングエアコンおよび子供部屋エアコンをそれぞれ示す画像を含む画面を表示部13へ表示する。ここでは、ユーザーが操作入力部11を介してリビングエアコンを選択したとする。制御部14は、操作入力部11が受付けた入力に基づいて、図13に示すように、リビングに対応する第2階層の情報である運転モード、設定温度および風をそれぞれ示す画像を含む画面を表示部13へ表示する。以上述べた以外の本実施の形態の動作は実施の形態1と同様である。
以上のように、本実施の形態の操作装置1では、第1階層を対象空間の情報も含む対象機器とし、実施の形態1と同様の動作を実施するようにした。このように、第1階層に対象空間の情報も含めることで、複数の部屋に同一種別の機器2が設置される場合にも、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。また、対象機器がタッチ動作により選択され、操作属性がフリック動作により選択されるように構成すれば、ユーザーはタッチおよびフリック動作を一回の操作で実施できる。したがって、ユーザーは、1回の動作で2階層分の選択を行うことができ、容易に2階層分の選択を行うことができる。
なお、実施の形態1から実施の形態3では、操作情報のうち最下層の1階層だけを音声入力により受付けるようにしたが、操作情報のうち1階層以上を音声入力により受付けてもよい。例えば、図3に示したエアコンの操作属性の風の下の操作値を2階層に階層化し、操作値の上位層を風向および風量とする。そして、風向の下の階層に上におよび下にの項目を設け、風量の下の階層に強く、弱くおよび1〜5の項目を設ける。図5に示した画面が表示されたときに風が選択された場合には、風向および風量のいずれかの選択を受付ける画面が表示され、操作入力部11と音声入力部12とのうちのどちらでも入力できるようにする。そして、風向および風量のいずれかが選択された場合、選択された項目に対応する下位の階層の入力を操作入力部11と音声入力部12とのうちのどちらでも入力できるようにする。また、エアコンと証明器具とで階層数が異なるといったように、操作情報における階層数は全て同一でなくてもよい。
また、実施の形態1から実施の形態3において、第1階層および第2階層の入力が操作入力部11により受付けられていない状態では、音声入力部12による入力の受付を停止させ、第1階層および第2階層の情報の入力が操作入力部11により受付けられた後に、音声入力部12による入力の受付けを有効にするようにしてもよい。これにより、操作装置1で音声認識により受け付け可能な語彙をユーザーが容易に想像できる局面になるまで、音声入力の受付を開始しないため、誤認識を抑制することができる。例えば、図3から図5に示した例では、図5に示した表示画面が表示された時点で、ユーザーは、選択された操作属性に対応する操作値が音声入力により入力すればよいことがわかる。したがって、図4に示した表示画面により第2階層までの入力が受け付けられた後に、音声入力を受け付け、それまでは音声入力を受け付けないようにすることにより、ユーザーが、選択された操作属性に対応する操作値以外の語彙を発声することを抑制することができ、誤認識を抑制することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 操作装置、2−1,2−2 機器、11 操作入力部、12 音声入力部、13 表示部、14 制御部、15 記憶部、16 通信部、100 機器システム。

Claims (4)

  1. 1以上の空間に設置された機器の操作を行うことが可能な操作装置であって、
    前記機器の操作として受付可能な項目が階層化された情報である操作情報を記憶する記憶部と、
    前記操作情報における最上位の階層を含む上位一定数の階層の情報の入力をユーザーからの操作によって受付ける操作入力部と、
    音声により入力を受付ける音声入力部と、
    前記操作情報と前記操作入力部により受付けた前記上位一定数の階層の情報とに基づいて、前記音声入力部によって受付ける語彙を制限し、制限された語彙と前記音声入力部により受付けられた音声とに基づいて音声認識を行い、前記音声認識の結果に基づいて前記機器の操作を行うための操作情報を生成する制御部と、
    を備え
    前記操作情報は、最上位の階層である第1階層と、前記第1階層より下位の層である第2階層と、前記第2階層より下位の層である第3階層とのそれぞれの情報を含み、
    前記第1階層の情報は、操作対象の空間を示す情報であり、
    前記第2階層の情報は、前記操作対象の空間に設置された前記機器によってもたらされる空間環境の属性を示す情報であり、
    前記第3階層の情報は、前記空間環境を変更するための操作値である操作装置。
  2. 前記上位一定数の階層は、前記第1階層および前記第2階層の2階層であり、
    前記第1階層および前記第2階層に対応する情報の選択が、ユーザーによる1回の操作により実施可能である請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記上位一定数の階層の情報の入力が前記操作入力部により受付けられていない状態では、前記音声入力部による入力の受付を停止させ、前記上位一定数の階層の情報の入力が前記操作入力部により受付けられた後に、前記音声入力部による入力の受付けを有効にする請求項1または2に記載の操作装置。
  4. 1以上の空間に設置された機器の操作を行うことが可能な操作装置における操作方法であって、
    操作装置が、
    前記機器の操作として受付可能な項目が階層化された情報である操作情報を記憶する第1のステップと、
    前記操作情報における最上位の階層を含む上位一定数の階層の情報の入力をユーザーからの操作によって受付ける第2のステップと、
    音声により入力を受付ける第3のステップと、
    前記操作情報と前記第2のステップで受付けた前記上位一定数の階層の情報とに基づいて、音声によって受付ける語彙を制限し、制限された語彙と前記第3のステップで受付けられた音声とに基づいて音声認識を行い、前記音声認識の結果に基づいて前記機器の操作を行うための操作情報を生成する第4のステップと、
    を含み、
    前記操作情報は、最上位の階層である第1階層と、前記第1階層より下位の層である第2階層と、前記第2階層より下位の層である第3階層とのそれぞれの情報を含み、
    前記第1階層の情報は、操作対象の空間を示す情報であり、
    前記第2階層の情報は、前記操作対象の空間に設置された前記機器によってもたらされる空間環境の属性を示す情報であり、
    前記第3階層の情報は、前記空間環境を変更するための操作値である操作方法。
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