JP7221084B2 - 樹脂成形体、その製造方法及びシース接続口成形用挿入具 - Google Patents
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Description
上記製造方法は、
所定長さの円筒状の樹脂成形管と、上記シース接続管の開口端の内径よりも小さな外径を有する円筒部を絞り成形する先細部及び該先細部よりも外径が大きく、拡径フランジ部を成形する拡径部を有する絞り加工用金型とを準備し、
上記樹脂成形管を加熱し、
上記加熱した樹脂成形管を上記拡径部側から挿入して上記先細部に向かって加圧し、
上記円筒部及び上記拡径フランジ部が一体に成形された樹脂成形体を成形する構成とする。
上記拡径フランジ部を上記樹脂成形体の軸線方向と垂直な断面から0°以上15°以下の範囲で切断する構成とする。
上記拡径フランジ部を上記樹脂成形体の軸線方向と垂直な断面から0°以上15°以下の範囲で切断する構成とする。
上記樹脂成形体における、上記円筒部及び上記拡径フランジ部で形成される境界部に、円筒状弾性部材の上記樹脂成形体の軸方向側の側面と面接触する当接面を機械加工にて形成する構成とする。
上記シース接続口成形用挿入具は、
上記シース接続管の開口端の内径よりも小さな外径を有し、該シース接続管の開口端に弾性部材が円筒状に巻き付けられた状態で挿入される円筒部と、
上記円筒部に一体に形成され、上記シース接続管の開口端の外径よりも大きな外径を有し、型枠に当接する拡径フランジ部とを備えており、
上記円筒部と拡径フランジ部との間の境界部には、上記円筒部の軸方向側における、上記弾性部材の側面と面接触する当接面が形成されている。
上記樹脂成形体は、
円筒部と、
上記円筒部に一体に形成され、シース接続管の開口端の外径よりも大きな外径を有し、型枠に当接する拡径フランジ部とを備えている。
図4は、本発明の実施形態に係るシース接続口成形用挿入具10が挿入された状態でコンクリートを打設した状態を示す。シース接続管3は、コンクリートセグメント2の端面2aに開口端3aが臨むように埋設される。すなわち、型枠1を介して突き合わされた状態で成形される一対のコンクリートセグメント2の端面2aにおいて、一対のシース接続管3が型枠1の例えば円形の第1ボルト挿通孔1aを挟んで対向する位置に埋め込まれる。このシース接続管3は、例えば、ポリ塩化ビニール等の樹脂成形品よりなるが、金属成形品等でもよい。図4に示すように、コンクリート打設前のシース接続管3は、長尺の被接続シースが鉄筋枠に必要に応じて勾配をもって固定されるので、コンクリートセグメント2の端面2aに対して垂直ではなく傾斜して埋め込まれることが多い。
まず、図2(a)に示すように、所定長さの円筒状の樹脂成形管30を準備する。
次いで、このシース接続口成形用挿入具10を用いてコンクリートセグメント2を成形した後、設置場所にて設置する方法について説明する。
図8は、本実施形態の変形例1に係るシース接続口成形用挿入具10’を示し、コンクリートセグメント2内に埋め込まれる一対のシース接続管3が直線状に延びている点が上記実施形態と異なる。
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
1a 第1ボルト挿通孔
2 コンクリートセグメント
2a 端面
3 シース接続管
3a 開口端
10,10’ シース接続口成形用挿入具
11 芯材
11’’ 第1樹脂成形体
11’ 第2樹脂成形体
11a 円筒部
11b 拡径フランジ部
11c 境界部
11d 当接面
12 円板部
12a 第2ボルト挿通孔
13 ゴムシート(弾性部材)
14 固定部材
14a 固定用ボルト
14b,14c 締付ナット
14d テーパワッシャ
15 中子
16 接着剤
17 ビニールテープ
20 シース接続口
30 樹脂成形管
31 加工用金型
31a 先細部
31b 拡径部
Claims (6)
- コンクリートセグメントの端面に埋め込まれるシース接続管の開口端の内部に挿入されるシース接続口成形用挿入具に使用する樹脂成形体の製造方法であって、
所定長さの円筒状の樹脂成形管と、上記シース接続管の開口端の内径よりも小さな外径を有する円筒部を絞り成形する先細部及び該先細部よりも外径が大きく、拡径フランジ部を成形する拡径部を有する絞り加工用金型とを準備し、
上記樹脂成形管を加熱し、
上記加熱した樹脂成形管を上記拡径部側から挿入して上記先細部に向かって加圧し、
上記円筒部及び上記拡径フランジ部で形成される境界部に、円筒状弾性部材の上記樹脂成形体の軸方向側の側面と面接触する当接面を形成するように、上記円筒部及び上記拡径フランジ部が一体に成形された樹脂成形体を成形する
ことを特徴とする樹脂成形体の製造方法。 - 請求項1に記載の樹脂成形体の製造方法において、
上記拡径フランジ部を上記樹脂成形体の軸線方向と垂直な断面で又は該垂直な面から傾斜した断面で切断する
ことを特徴とする樹脂成形体の製造方法。 - 請求項2に記載の樹脂成形体の製造方法において、
上記拡径フランジ部を上記樹脂成形体の軸線方向と垂直な断面から0°以上15°以下の範囲で切断する
ことを特徴とする樹脂成形体の製造方法。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載の樹脂成形体の製造方法において、
上記当接面を機械加工にて形成する
ことを特徴とする樹脂成形体の製造方法。 - コンクリートセグメントの端面に埋め込まれるシース接続管の開口端の内部に挿入されるシース接続口成形用挿入具であって、
上記シース接続管の開口端の内径よりも小さな外径を有し、該シース接続管の開口端に弾性部材が円筒状に巻き付けられた状態で挿入される円筒部と、
上記円筒部に一体に形成され、上記シース接続管の開口端の外径よりも大きな外径を有し、型枠に当接する拡径フランジ部とを備えており、
上記円筒部と拡径フランジ部との間の境界部には、上記円筒部の軸方向側における、上記弾性部材の側面と面接触する当接面が形成されている
ことを特徴とするシース接続口成形用挿入具。 - コンクリートセグメントの端面に埋め込まれるシース接続管の開口端の内部に挿入されるシース接続口成形用挿入具を製造するために使用する樹脂成形体であって、
円筒部と、
上記円筒部に一体に形成され、シース接続管の開口端の外径よりも大きな外径を有し、型枠に当接する拡径フランジ部とを備えている
ことを特徴とする樹脂成形体。
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2019
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