JP7220467B2 - 野菜収穫機 - Google Patents
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Description
本願請求項1の発明は、圃場に植生している野菜を自動で(収穫機を走行させることで)収穫し得るようにした野菜収穫機を対象にしたものである。尚、本願の野菜収穫機で収穫できる野菜としては、ホーレン草や小松菜のような葉部面積が大きいものも収穫可能であるが、葉ネギのような細長野菜の収穫に適したものである。そして、以下の説明でも、本願の野菜収穫機で収穫する野菜として葉ネギのような細長野菜で説明する。
本願請求項2の発明は、上記請求項1の野菜収穫機において、搬送ユニット搭載フレーム3の前部に、細長野菜Pの植生面Gに接地して搬送装置4の前端部を植生面Gに対して一定高さに保持した状態で左右の平行度を維持するための接地ゲージ輪71を設け、搬送ユニット搭載フレーム3と機体フレーム2との間に、搬送ユニット搭載フレーム3と機体フレーム2とを左右に相対揺動させ得る左右揺動ジョイント26と、搬送ユニット搭載フレーム3と機体フレーム2とを前後に相対揺動させ得る前後揺動ジョイント27とを有したクロスジョイント25を介設していることにより、走行装置1の走行路面Gaに応じて機体フレーム2の姿勢が左右又は前後に傾動しても、接地ゲージ輪71が植生面Gに接地していることにより搬送ユニット搭載フレーム3の姿勢が植生面Gに対して常に正常姿勢に維持されるようにしていることを特徴としている。
本願請求項3の発明は、上記請求項2の野菜収穫機において、接地ゲージ輪71を搬送ユニット搭載フレーム3に対して上下変位可能に取付け、接地ゲージ輪71を位置調整レバー76で上下変位させることで、搬送装置4の前端部の支持高さを調整し得るようにしていることを特徴としている。
本願請求項4の発明は、上記請求項1から3のいずれか1項の野菜収穫機において、搬送ユニット5に、両挟持ベルト51,51における対面走行部51b,51bを相互に接触する側に押圧するためのローラ62付きの押圧アーム61,61・・を設け、各押圧アーム61,61・・を板バネ63によりローラ62が挟持ベルト51の対面走行部51bを対向する挟持ベルト51の対面走行部51b側に押圧するように付勢させていることを特徴としている。
本願請求項5の発明は、上記請求項1から4のいずれか1項の野菜収穫機において、 上記複数基の搬送ユニット5,5・・における各搬送ユニット5は、上記前搬送部5Aの左右一対の挟持ベルト51,51及び上記後搬送部5Bの左右一対の挟持ベルト52,52を共通に駆動するモータ53を備えており、上記後搬送部5Bにおける野菜Pの保持を解除する位置の下方位置にモータ53の取付台となる左右に所定幅を持った台フレーム56を設置し、該台フレーム56の幅方向中央部分に、上記後搬送部5Bから保持状態を解除されて落下する野菜Pが下方に通過するのを許容するための台フレーム後端から前方に向けて切り欠いた空間部57を設け、上記モータ(53)から、上記前搬送部(5A)の左右一対の挟持ベルト(51,51)及び上記後搬送部(5B)の左右一対の挟持ベルト(52,52)への動力伝達手段(54)を、上記台フレーム(56)の上記空間部(57)を迂回した余剰部分に設置していることを特徴としている。
本願請求項6の発明は、上記請求項1から5のいずれか1項の野菜収穫機において、搬送装置4の前端部に、圃場に植生している細長野菜Pの根元付近Pbを切断する刈刃装置8Aと、細長野菜Pの根Paを地中から掘り出す掘出装置8Bとを付け替え可能に装着し得るとともに、搬送装置4の前端部に付け替えて装着される刈刃装置8A又は掘出し装置8Bを共通の駆動装置9で駆動するようにしていることを特徴としている。
本願請求項1の発明の野菜収穫機は、搬送装置4として、野菜Pを植生列ごとに搬送し得る個別の搬送ユニット5を植生列の列数に応じて複数基使用し、それら各搬送ユニット5,5・・を、機体フレーム2に設置している搬送ユニット搭載フレーム3の前後2本の支持部材31,32に対して、取り付け及び取り外し自在で、かつ取り付け状態において左右両方向に相互に平行な状態でスライド及び固定できるように搭載することによって、収穫圃場における一畝当たりの野菜Pの植生列の列数に応じた任意のユニット基数、同植生列の列間隔に応じた任意のユニット間隔の搬送ユニット5,5・・による収穫を可能としている。
本願請求項2の発明は、上記請求項1の野菜収穫機において、搬送ユニット搭載フレーム3に搬送装置4の前端部を位置保持するための接地ゲージ輪71を設ける一方、搬送ユニット搭載フレーム3と機体フレーム2との間に左右相対揺動用の左右揺動ジョイント26と前後相対揺動用の前後揺動ジョイント27とを有したクロスジョイント25を介設している。
本願請求項3の発明は、上記請求項2の野菜収穫機において、接地ゲージ輪71を上下変位させる位置調整レバー76を設けているので、該位置調整レバー76を操作することで搬送装置4の前端部の支持高さを調整できる。
本願請求項4の発明は、上記請求項1から3のいずれか1項の野菜収穫機において、搬送ユニット5に両挟持ベルト51,51における対面走行部51b,51bを押圧するためのローラ62付きの押圧アーム61,61・・を付勢するのに板バネ63を使用しているが、このように各押圧アーム61の付勢手段として板バネ63を使用すると、例えばコイルバネ使用の場合より設置スペースが少なくて済む。
本願請求項5の野菜収穫機では、細長野菜Pが搬送ユニット5で搬送され、その後搬送部5Bから保持解除された細長野菜Pが落下するが、その下方にはモータ53やその動力伝達手段54を取付けるための台フレーム56が設置されているが、この台フレーム56には後搬送部5Bから落下してくる細長野菜Pを通過させるための空間部57を設けている。
本願請求項6の野菜収穫機では、搬送装置4の前端部に、細長野菜Pの根元付近を切断する刈刃装置8Aと、細長野菜Pの根Paを地中から掘り出す掘出装置8Bとを付け替え可能に装着し得るとともに、搬送装置4の前端部に付け替えて装着される刈刃装置8A又は掘出し装置8Bを共通の駆動装置9で駆動するようにしている。
Claims (6)
- 圃場に列状に植生している野菜(P)を、走行装置(1)上に設けた機体フレーム(2)の前部において順次搬送装置(4)の始端部で保持した後、該搬送装置(4)により上記機体フレーム(2)の前部下方から後部上方に搬送し、同後部上方において直下の収納部に順次収納するようにした野菜収穫機であって、
上記搬送装置(4)は、圃場における一畝当たりの野菜(P)の植生列数に応じ、該植生列ごとに収穫して上記機体フレーム(2)の前部下方から後部上方直下の収納部に搬送する複数基の搬送ユニット(5,5・・)により構成されていると共に、
該複数基の搬送ユニット(5,5・・)は、それぞれ上記各列の野菜(P)を搬送部始端において直立状態で左右から挟持して上記機体フレーム(2)の前部下方から後部上方に搬送する左右一対の挟持ベルト(51,51)を有した前搬送部(5A)と、上記機体フレーム(2)の後部上方において上記前搬送部(5A)の終端部に連続し、上記前搬送部(5A)から搬送される上記野菜(P)を順次後傾させながら直下の収納部に収納する左右一対の挟持ベルト(52,52)を有した後搬送部(5B)との2組の搬送部により構成されており、
上記機体フレーム(2)に設置された搬送ユニット搭載フレーム(3)の前後2本の支持部材(31,32)に対して、上記前搬送部(5A)と後搬送部(5B)を一体として、取り付け及び取り外し可能、かつ取り付け状態において左右両方向に相互に平行な状態でスライド及び固定できるように搭載することにより、
収穫圃場における一畝当たりの野菜(P)の植生列の列数に応じた任意の基数、同植生列の列間隔に応じた任意の間隔の搬送ユニット(5,5・・)による収穫を可能とした、
ことを特徴とする野菜収穫機。 - 請求項1において、
上記搬送ユニット搭載フレーム(3)の前部に、野菜(P)の植生面(G)に接地して上記搬送装置(4)の前端部を上記植生面(G)に対して一定高さを保持した状態で左右の平行度を維持するための接地ゲージ輪(71)を設け、
上記搬送ユニット搭載フレーム(3)と上記機体フレーム(2)との間に、上記搬送ユニット搭載フレーム(3)と上記機体フレーム(2)とを左右に相対揺動させ得る左右揺動ジョイント(26)と上記搬送ユニット搭載フレーム(3)と上記機体フレーム(2)とを前後に相対揺動させ得る前後揺動ジョイント(27)とを有したクロスジョイント(25)を介設していることにより、
上記走行装置(1)の走行路面(Ga)に応じて上記機体フレーム(2)の姿勢が左右又は前後に傾動しても、上記搬送ユニット搭載フレーム(3)の姿勢が上記植生面(G)に対して常に正常姿勢に維持されるようにしている、
ことを特徴とする野菜収穫機。 - 請求項2において、
上記接地ゲージ輪(71)を上記搬送ユニット搭載フレーム(3)に対して上下変位可能に取付け、
上記接地ゲージ輪(71)を位置調整レバー(72)で上下変位させることで、上記搬送装置(4)の前端部の支持高さを調整し得るようにしている、
ことを特徴とする野菜収穫機。 - 請求項1から3のいずれか1項において、
上記搬送ユニット(5)に、上記両挟持ベルト(51,51)における対面走行部(51b,51b)を相互に接触する側に押圧するためのローラ(62)付きの押圧アーム(61,61・・)を設け、
上記各押圧アーム(61,61・・)を板バネ(63)により上記ローラ(62)が上記挟持ベルト(51)の対面走行部(51b)を対向する挟持ベルト(51)の対面走行部(51b)側に押圧するように付勢させている、
ことを特徴とする野菜収穫機。 - 請求項1から4のいずれか1項において、
上記複数基の搬送ユニット(5,5・・)における各搬送ユニット(5)は、上記前搬送部(5A)の左右一対の挟持ベルト(51,51)及び上記後搬送部(5B)の左右一対の挟持ベルト(52,52)を共通に駆動するモータ(53)を備えており、
上記後搬送部(5B)における野菜(P)の保持を解除する位置の下方位置にモータ(53)の取付台となる左右に所定幅を持った台フレーム(56)を設置し、
該台フレーム(56)の幅方向中央部分に、上記後搬送部(5B)から保持状態を解除されて落下する野菜(P)が下方に通過するのを許容するための台フレーム後端から前方に向けて切り欠いた空間部(57)を設け、
上記モータ(53)から、上記前搬送部(5A)の左右一対の挟持ベルト(51,51)及び上記後搬送部(5B)の左右一対の挟持ベルト(52,52)への動力伝達手段(54)を、上記台フレーム(56)の上記空間部(57)を迂回した余剰部分に設置している、
ことを特徴とする野菜収穫機。 - 請求項1から5のいずれか1項において、
上記搬送装置(4)の前端部に、圃場に植生している野菜(P)の根元付近を切断する刈刃装置(8A)と、上記野菜(P)の根を地中から掘り出す掘出装置(8B)とを付け替え可能に装着し得るとともに、
上記搬送装置(4)の前端部に付け替えて装着される上記刈刃装置(8A)又は上記掘出装置(8B)を共通の駆動装置(9)で駆動するようにしている、
ことを特徴とする野菜収穫機。
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- 2019-03-04 JP JP2019038226A patent/JP7220467B2/ja active Active
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