JP7220466B2 - 光学活性ベンズアザボロール誘導体およびその製造方法 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 IKCOC-14 The 14th International Kyoto Conference on New Aspects of Organic Chemistry(第14回国際有機化学京都会議)Program and Abstracts II、一般社団法人 近畿化学協会 (1)予稿集発行日 平成30年11月12日 (2)学会発表日 平成30年11月13日
本発明は、光学活性ベンズアザボロール誘導体およびその製造方法に関する。
ベンズオキサボロール誘導体は、糖類等の生体高分子のレセプターや医薬品等に利用されている有用化合物である。そのため、物理、化学、生物を問わず様々な学術分野で研究が推進されている。一方で、その窒素類縁体であるベンズアザボロール誘導体は、構造的特徴から様々な機能が期待されているにも関わらず、その製造方法や機能性分子としての応用に関する報告例は少ない。
現在報告されているベンズアザボロール誘導体の限られた応用例として、非特許文献1に記載されている合成レクチンとしての利用、及び非特許文献2に記載されているヨウ化物イオンに対する蛍光レセプターとしての利用が報告されている。一方で、非特許文献3にアザボリンユニットをカルボン酸との水素結合形成に活用したアミド化触媒が記載されている。しかし、簡便な光学活性ベンズアザボロール誘導体の製造法の開発や、不斉触媒としての有機合成化学への応用は未開拓である。
K. L. Bicker, J. Sun, J. J. Lavigne, P. R. Thompson, ACS Comb. Sci. 2011, 13, 232. R. Zhang, Y.-D. Zhang, L.-X. Wang, C.-H. Ge, Z.-Y. Ma, J.-P. Miao, X.-D. Zhang, Inorg. Chem. Commun. 2016, 74, 52. H. Noda, Y. Asada, M. Shibasaki, N. Kumagai, J. Am. Chem. Soc., 2019, 141, 1546.
本発明は、上記課題を鑑み、光学活性ベンズアザボロール誘導体の簡便な新規合成法の開発を目的とする。更に、合成した光学活性ベンズアザボロール誘導体を不斉触媒として有機合成化学に応用する。新規触媒の開発により、新たな医薬品候補化合物等の合成が可能となる。
本発明者らは、上記課題について鋭意検討を行ったところ、シンコナアルカロイド由来の光学活性アミンと市販の2-ホルミルフェニルボロン酸との還元的アルキル化、及び続く分子内脱水反応によって光学活性ベンズアザボロール誘導体の合成に成功した。更に、得られた化合物を不斉触媒として活用する一例として、環状ジオールの不斉スルホニル化反応による光学活性スルホン酸エステル誘導体の製造にも成功し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明にて合成された光学活性ベンズアザボロール誘導体は、下記式(1)で示される。
Figure 0007220466000001
シンコナアルカロイド(シンコニン、シンコニジン、キニーネ、キニジン)に由来する4種の基本骨格を有し、Rは、水素、ヒドロキシ基、アルコキシ基(メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、ヘプチルオキシ基、オクチルオキシ基、ノニルオキシ基、デシルオキシ基)である。R2は、ビニル基、アルキル基(エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基)である。
以上、本発明によると、これまでに合成法の確立されていなかった光学活性ベンズアザボロール誘導体が簡便に合成可能となる。その結果、光学活性ベンズアザボロール誘導体の不斉触媒への応用をはじめとし、物理、化学、生物を問わず様々な学術分野で光学活性ベンズアザボロール誘導体を活用する研究の推進が期待される。用いるシンコナアルカロイドの選択による基本骨格の調整に加え、R置換基の変更による電子的、及び立体的効果の調整を行うことで、目的の研究に応じた光学活性ベンズアザボロール誘導体を柔軟に提供することができる。
以下、本発明の実施形態について化学式を参照しつつ説明する。ただし、本発明は多くの異なる形態で実施することが可能であり、以下に示す実施形態に限定されるものではない。
本実施形態に係る光学活性ベンズアザボロール誘導体は、上記化学式(1)で示されることを特徴とする。
本実施形態に係る光学活性ベンズアザボロール誘導体はシンコナアルカロイド(シンコニン、シンコニジン、キニーネ、キニジン)に由来する4種の基本骨格を有し、Rは、水素、ヒドロキシ基、アルコキシ基(メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、ヘプチルオキシ基、オクチルオキシ基、ノニルオキシ基、デシルオキシ基)である。R2は、ビニル基、アルキル基(エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基)である。
本実施形態に係る光学活性ベンズアザボロール誘導体は様々な反応に触媒として用いることができると考えられ、限定されるわけではないが、不斉スルホニル化反応に好適に用いることができる。
(光学活性ベンズアザボロール誘導体の製造)
まず、下記式(2)で示されるシンコナアルカロイドに対し、アゾジカルボン酸ジイソプロピル、トリフェニルホスフィン、ジフェニルリン酸アジドを作用させる。続いて、トリフェニルホスフィン、水を順に加えることにより下記式(3)で示される、水酸基をアミノ基へと変換したシンコナアルカロイド誘導体を得ることができる。
Figure 0007220466000002
Figure 0007220466000003
次に、上記式(3)で示されるシンコナアルカロイド誘導体に対し、2-ホルミルフェニルボロン酸を作用させてイミンを形成させる。そこへ水素化ホウ素ナトリウムを加えて還元する。続く後処理により分子内脱水反応が進行し、上記式(1)に示される光学活性ベンズアザボロール誘導体を得ることができる。
以上、本実施形態により、例えば不斉スルホニル化反応において広範な基質にて高い不斉収率を与える有機ホウ素触媒として機能する光学活性ベンズアザボロール誘導体を提供することができる。
以下、上記実施形態の光学活性ベンズアザボロール誘導体について実際に作成し、その効果について確認を行った。以下説明する。
本実施例では、下記式(4)で示される光学活性ベンズアザボロール誘導体を作成し、触媒として不斉スルホニル化反応に用いた。
Figure 0007220466000004
(光学活性ベンズアザボロール誘導体の合成)
下記反応式(5)に従い、上記式(4)の合成を行った。
Figure 0007220466000005
まず、上記反応式(5)に従い、シンコニジン(1.47g、5.0mmol)、トリフェニルホスフィン(1.97g、7.5mmol)を無水THF(24mL)に溶かし、氷浴につけて氷冷する。そこにアゾジカルボン酸ジイソプロピル(1.50mL、7.5mmol)を加える。続いて、無水THF(12mL)に溶かしたジフェニルリン酸アジド(1.60mL、7.5mmol)をゆっくりと加え、アルゴン雰囲気下、氷浴を除き、室温で13時間攪拌する。更に、50度に昇温して2時間攪拌する。その後、トリフェニルホスフィン(3.28g、12.5mmol)を加え、50度で2時間攪拌する(注意:発泡)。反応液を室温まで冷やし、蒸留水(1.5mL)を加えて室温で26時間攪拌する。その後、ジクロロメタンを加えて希釈し、pHが2になるまで1Nの塩酸水溶液をゆっくりと加える。水相をジクロロメタンで3度洗浄し、続いてアンモニア水を加えてpHを10にする。水相にジクロロメタンを加えて3度抽出し、有機相を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムを用いて乾燥したのち、減圧濃縮する。黄色油状のシンコニジン誘導体を97%の収率で得た。
次に、上記で得たシンコニジン誘導体(1.47g、5.0mmol)を無水1,2-ジクロロエタン(15mL)に溶かし、2-ホルミルフェニルボロン酸(1.12g、7.5mmol)とモレキュラーシーブス4A(4.5g)を加え、アルゴン雰囲気下、室温で22時間攪拌する。その後、モレキュラーシーブス4Aをろ過し、減圧濃縮する。生じた黄色いアモルファス状のイミンをメタノール(15mL)に溶かし、0度に冷やす。水素化ホウ素ナトリウム(378mg、10.0mmol)を少しずつ加える(注意:発泡)。その後、室温まで昇温し、4時間攪拌する。水を加えて反応を停止し、ジクロロメタンを加えて3度抽出する。得られた有機相を硫酸ナトリウムにより乾燥したのち、減圧濃縮する。残渣をアルミナカラムクロマトグラフィー(展開溶媒クロロホルム/メタノール=1:0から10:1)により精製し、上記式(4)に示す2-((S)-quinolin-4-yl((1S,2S,4S,5R)-5-vinylquinuclidin-2-yl)methyl)-2,3-dihydro-1H-benzo[c][1,2]azaborol-1-ol(A)の白色固体を72%の収率で得た。
(A)の機器データ:
H NMR (400 MHz, CDOD): δ 8.94 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 8.44 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.10 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.86-7.71 (m, 3H), 7.49 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 7.20-6.96 (m, 2H), 6.86 (br s, 1H), 6.00-5.76 (m, 1H), 5.27-4.95 (m, 3H), 3.88 (br, 2H), 3.59-3.21 (m, 3H), 3.05-2.67 (m, 2H), 2.36 (br s, 1H), 1.62 (br s, 3H), 1.40-1.28 (m, 1H), 0.73 (br s, 1H); 13C NMR (100 MHz, CDOD): δ 150.8, 149.1, 144.9, 142.6, 134.1, 131.2, 130.2, 129.6, 128.6, 128.3, 127.9, 124.8, 121.6, 115.0, 61.3, 56.6, 52.2, 41.9, 40.8, 28.7, 28.4, 26.6; IR (neat) 3255, 3060, 3001, 2941, 1593, 1446, 1392, 1360, 1218, 745 cm-1; HRMS (ESI+) calcd for C2629BNO [M + H] 410.2404: found 410.2394; [α] 24 = +36.8 (c = 1.0, CHCl).
(光学活性スルホン酸エステルの合成)
次に、この得られた光学活性ベンズアザボロール誘導体(4)8.2mgを触媒として活用し、cis-1,2-シクロヘキサンジオールと塩化スルホニルの不斉スルホニル化反応を行った。その結果を下記反応式(6)に示しておく。
上記の触媒及びcis-1,2-シクロヘキサンジオール(23.2mg、0.2mmol)、炭酸ナトリウム(42.4mg、0.4mmol)、p-トルエンスルホン酸塩化物(76.3mg、0.4mmol)を反応容器に加え、1-メチルイミダゾールの10mMアセトニトリル溶液1mLに溶かし、アルゴン雰囲気下、室温で13時間攪拌した。その結果、反応が92%進行し、スルホン酸エステルのエナンチオ選択性が81%であった。この結果より、本発明により得られた光学活性ベンズアザボロール誘導体の触媒としての有用性を確認することができた。また、ベンゼンスルホン酸塩化物を基質に用いて反応を行った場合、反応は96%進行し、目的物は83%eeであった。更に4-クロロベンゼンスルホン酸塩化物を基質に用いて反応を行った場合、反応は90%進行し、目的物は80%eeであった。
Figure 0007220466000006
以上本実施例により本触媒の効果を確認することができ、広範な基質において高い不斉収率を与える触媒を提供することができるのを確認した。
本発明で開発した光学活性ベンズアザボロール誘導体は、新たな有機ホウ素触媒として産業上の利用可能性がある。

Claims (2)

  1. 下記式(1)で示される光学活性ベンズアザボロール誘導体。
    Figure 0007220466000007
    シンコナアルカロイド(シンコニン、シンコニジン、キニーネ、キニジン)に由来する4種の基本骨格を有し、Rは、水素、ヒドロキシ基、アルコキシ基(メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、ヘプチルオキシ基、オクチルオキシ基、ノニルオキシ基、デシルオキシ基のいずれかである)である。R2は、ビニル基、アルキル基(エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基のいずれかである)である。
  2. 下記式(2)で示されるシンコナアルカロイドの水酸基をアミノ基に変換したシンコナアルカロイド誘導体と2-ホルミルフェニルボロン酸との還元的アルキル化の後、分子内脱水反応によって下記式(1)で示される光学活性ベンズアザボロール誘導体を製造する方法。
    Figure 0007220466000008
    Figure 0007220466000009
    シンコナアルカロイド(シンコニン、シンコニジン、キニーネ、キニジン)に由来する4種の基本骨格を有し、R は、水素、ヒドロキシ基、アルコキシ基(メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、ヘプチルオキシ基、オクチルオキシ基、ノニルオキシ基、デシルオキシ基のいずれかである)である。R 2 は、ビニル基、アルキル基(エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基のいずれかである)である。
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