JP7219533B2 - セルロースナノファイバーの製造方法 - Google Patents
セルロースナノファイバーの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7219533B2 JP7219533B2 JP2016195448A JP2016195448A JP7219533B2 JP 7219533 B2 JP7219533 B2 JP 7219533B2 JP 2016195448 A JP2016195448 A JP 2016195448A JP 2016195448 A JP2016195448 A JP 2016195448A JP 7219533 B2 JP7219533 B2 JP 7219533B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulp fibers
- slurry
- enzyme
- pulp
- treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Description
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るセルロースナノファイバーの製造方法は、加水分解処理工程(s1a)、及び微細化工程(s2)をこの順に備え、微細化工程(s2)の後に、酵素失活工程(s3)をさらに備える。当該製造方法によれば、加水分解処理工程(s1a)によって予備的なパルプ繊維の解繊がなされた後に微細化工程(s2)において機械的な解繊を行うので、効率的なパルプの解繊がなされる。さらに、当該方法においては、酵素失活程(s3)が微細化工程(s2)の後になされるため、加水分解処理工程(s1a)において用いられる酵素が微細化工程(s2)においても失活しておらず、微細化工程(s2)において上記機械的な解繊と共に加水分解による補助的な繊維の解繊がなされる。その結果、微細化工程(s2)の処理回数を低減し、省エネルギーでセルロースナノファイバーを製造することができる。以下、各工程を詳説する。
加水分解処理工程(s1a)は、スラリー中のパルプ繊維に対して酵素を用いた加水分解処理を施す工程であり、パルプ繊維を機械的な処理により微細化する前に、加水分解処理を単独で施す工程である。このような加水分解処理を施すことにより、パルプ繊維中の化学結合の一部を分断すると共に、パルプ繊維を膨潤させることができる。以下に、セルロースナノファイバーの原料となるパルプ繊維について説明する。
広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)、広葉樹未晒クラフトパルプ(LUKP)等の広葉樹クラフトパルプ(LKP)、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)、針葉樹未晒クラフトパルプ(NUKP)等の針葉樹クラフトパルプ(NKP)等の化学パルプ;
ストーングランドパルプ(SGP)、加圧ストーングランドパルプ(PGW)、リファイナーグランドパルプ(RGP)、ケミグランドパルプ(CGP)、サーモグランドパルプ(TGP)、グランドパルプ(GP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、晒サーモメカニカルパルプ(BTMP)等の機械パルプ;
茶古紙、クラフト封筒古紙、雑誌古紙、新聞古紙、チラシ古紙、オフィス古紙、段ボール古紙、上白古紙、ケント古紙、模造古紙、地券古紙、更紙古紙等から製造される古紙パルプ;
古紙パルプを脱墨処理した脱墨パルプ(DIP)などが挙げられる。これらは、本発明の効果を損なわない限り、単独で用いてもよく、複数種を組み合わせて用いてもよい。
微細化工程(s2)は、加水分解処理が施された上記スラリー中のパルプ繊維を機械的な処理により微細化する工程である。本発明のセルロースナノファイバーの製造方法によれば、微細化工程(s2)前に加水分解処理を行っているため、本微細化工程(s2)の処理回数を低減(短縮化)でき、セルロースナノファイバーの製造効率をより高めることができる。
酵素失活工程(s3)は、微細化工程(s2)後に、上記スラリー中の酵素を失活させる工程である。この失活は加熱によって行われている。本工程により酵素活性が失活されて酵素による加水分解が終了し、セルロースナノファイバーを得ることができる。加水分解処理工程(s1a)において添加された酵素は、その後の微細化工程(s2)においても活性が失活しておらず、微細化工程(s2)において上記機械的な解繊と共に加水分解による補助的なパルプ繊維の解繊がなされる。このため、効率よくパルプを微細化することができるとともに、微細化工程(s2)の処理回数を低減することができる。このため、微細化工程の処理回数を低減し、省エネルギーでセルロースナノファイバーを製造することができる。
粗解繊処理工程(s1b)は、スラリー中のパルプ繊維をリファイナーにより粗解繊する工程である。間隙を極小さくして負荷をかけながら叩解するリファイナーを用いた粗解繊処理により、パルプ繊維に対して剪断力が効果的に付与され、パルプ繊維に毛羽立ちが生じ、パルプ繊維が柔軟になり、予備的な解繊が生じる。リファイナーとは、パルプ繊維を叩解する装置であり、公知のものを用いることができる。リファイナーとしては、パルプ繊維に対して効率的に剪断力を付与し、予備的な解繊を進めることができること等の点から、コニカルタイプやダブルディスクリファイナー(DDR)及びシングルディスクリファイナー(SDR)が好ましい。なお、粗解繊処理工程において、リファイナーを用いると、処理後の分離や洗浄が不要となる点からも好ましい。
上記実施形態では、加水分解処工程(s1a)後に粗解繊処理工程(s1b)を行うとしたが、粗解繊処理工程(s1b)後に加水分解処工程(s1a)を行ってもよい。
本発明のセルロースナノファイバーの製造方法は、必要に応じて、上記微細化工程の前に酵素を用いた加水分解処理工程以外の他の化学的処理工程を備えることができる。他の化学的処理工程は、パルプ繊維を機械的な処理により微細化する前に、パルプ繊維に対して酵素を用いた加水分解処理以外の他の化学的処理を施す工程である。他の化学的処理としては、酸化処理、酵素以外を用いた他の加水分解処理等が挙げられる。これらは、単独で施してもよく、複数種を組み合わせて施してもよい。このような化学的処理を施すことにより、パルプ繊維中の化学結合の一部を分断すると共に、パルプ繊維を膨潤させることができる。このため、微細化工程の処理回数をより低減し、より省エネルギーでセルロースナノファイバーを製造することができる。
加水分解処理工程、必要に応じて行われる粗解繊工程、他の化学的処理工程等の前処理工程を経て微細化工程に供されるパルプ繊維のファイン率の下限としては、例えば60%が好ましく、70%がより好ましく、75%がさらに好ましい。また、このファイン率の上限としては、例えば90%が好ましく、85%がより好ましい。このファイン率を上記下限以上とすることで、十分な前処理(解繊)が進んだパルプ繊維となり、微細化工程において効率的に更なる微細化を行うことができる。また、ファイン率を上記下限以上とすることで、微細化工程において高圧ホモジナイザーを用いて処理した際、パルプ繊維の流路内での詰まりの発生を低減することもできる。一方、このパルプ繊維のファイン率が上記上限以下とすることで、過剰に前処理、特に必要に応じて施される粗解繊処理を施すことを抑制することができ、製造工程全体としての、省エネルギー化及び高効率化を図ることができ、セルロースナノファイバーの生産性を高めることができる。なお、前処理工程と微細化工程との間に、パルプ繊維のファイン率を測定するファイン率測定工程を設けてもよい。ここで、「ファイン率」とは、繊維長が0.2mm以下、かつ繊維幅が75μm以下であるパルプ繊維の質量基準の割合をいう。このファイン率は、バルメット社製の繊維分析計「FS5」によって測定することができる。繊維分析計「FS5」は、希釈したセルロース繊維が繊維分析計内部の測定セルを通過する際の画像分析により高い精度でセルロース繊維の長さ、幅を測定できる。
前処理工程を経て微細化工程に供されるパルプ繊維の平均繊維長としては特に限定されないが、下限としては、0.15mmが好ましく、0.2mmがより好ましく、0.25mmがさらに好ましい。一方、この上限としては、0.5mmが好ましく、0.4mmがより好ましい。このような繊維長のパルプ繊維を微細化工程に供することで、製造工程全体としての省エネルギー化及び高効率化を図ることができ、セルロースナノファイバーの生産性を高めることができる。
<その他の工程>
酵素失活工程を経て得られたセルロースナノファイバーは、必要に応じて、改質処理工程や乾燥工程等のその他の工程に供することができる。
s1b 粗解繊工程
s2 微細化工程
s3 酵素失活程
10 対向衝突型高圧ホモジナイザー
11 上流側流路
12 下流側流路
S1、S2、S3 スラリー
X 合流部
Claims (1)
- スラリー中のパルプ繊維に対して酵素を用いた加水分解処理を施す工程、及び
上記スラリー中のパルプ繊維を機械的な処理により微細化する工程
をこの順に備えるセルロースナノファイバーの製造方法であって、
上記微細化工程における機械的な処理を高圧ホモジナイザーにより行い、上記高圧ホモジナイザーが上記スラリーを一直線上で対向衝突させる対向衝突型高圧ホモジナイザーであり、
上記微細化工程の後に、上記スラリー中の酵素を失活させる工程
をさらに備え、
上記微細化工程において温度制御のために用いられ加熱された冷却媒体を上記酵素失活工程の熱エネルギーとして利用し、
上記加水分解処理工程と上記微細化工程との間に、
上記パルプ繊維をリファイナーにより粗解繊する工程
をさらに備え、
上記加水分解処理工程及び上記粗解繊工程を経て上記微細化工程に供されるパルプ繊維のファイン率を60%以上とし、
上記ファイン率が、繊維長が0.2mm以下、かつ繊維幅が75μm以下であるパルプ繊維の質量基準の割合であり、
上記加水分解処理工程及び上記粗解繊工程を経て上記微細化工程に供されるパルプ繊維の平均繊維長が0.15mm以上0.5mm以下であり、
得られるセルロースナノファイバーは、水分散状態でレーザー回折法により測定される擬似粒度分布曲線において1つのピークを有し、上記擬似粒度分布曲線におけるピークとなる粒径(最頻径)が5μm以上25μm以下であるセルロースナノファイバーの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016195448A JP7219533B2 (ja) | 2016-10-03 | 2016-10-03 | セルロースナノファイバーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016195448A JP7219533B2 (ja) | 2016-10-03 | 2016-10-03 | セルロースナノファイバーの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018059217A JP2018059217A (ja) | 2018-04-12 |
JP7219533B2 true JP7219533B2 (ja) | 2023-02-08 |
Family
ID=61908760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016195448A Active JP7219533B2 (ja) | 2016-10-03 | 2016-10-03 | セルロースナノファイバーの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7219533B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009298972A (ja) | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Kao Corp | セルロース繊維とその製造方法 |
WO2011118746A1 (ja) | 2010-03-26 | 2011-09-29 | 日本製紙株式会社 | セルロースナノファイバーの製造方法 |
WO2015150620A1 (en) | 2014-03-31 | 2015-10-08 | Upm-Kymmene Corporation | A method for producing fibrillated cellulose |
-
2016
- 2016-10-03 JP JP2016195448A patent/JP7219533B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009298972A (ja) | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Kao Corp | セルロース繊維とその製造方法 |
WO2011118746A1 (ja) | 2010-03-26 | 2011-09-29 | 日本製紙株式会社 | セルロースナノファイバーの製造方法 |
WO2015150620A1 (en) | 2014-03-31 | 2015-10-08 | Upm-Kymmene Corporation | A method for producing fibrillated cellulose |
JP2017517589A (ja) | 2014-03-31 | 2017-06-29 | ウーペーエム−キュンメネ コーポレイションUPM−Kymmene Corporation | フィブリル化セルロースを製造する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018059217A (ja) | 2018-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6783078B2 (ja) | セルロースナノファイバーの製造方法及びセルロースナノファイバーの製造装置 | |
JP6839511B2 (ja) | セルロースナノファイバーの製造装置及びセルロースナノファイバーの製造方法 | |
CN102378839B (zh) | 生产纳米纤维状纤维素悬浮体的方法 | |
JP6814444B2 (ja) | セルロースナノファイバーの製造装置及びセルロースナノファイバーの製造方法 | |
EP0775232B1 (en) | Low-resident, high-temperature, high-speed chip refining | |
KR20170141237A (ko) | 건조 혼합된 재분산성 셀룰로스 필라멘트/캐리어 제품 및 이의 제조 방법 | |
JP2008169497A (ja) | ナノファイバーの製造方法およびナノファイバー | |
JP2009221648A (ja) | パルプの中コンシステンシーリファイニング方法および装置 | |
JP6905318B2 (ja) | セルロースナノファイバーの製造装置及びセルロースナノファイバーの製造方法 | |
JP6310044B1 (ja) | セルロースナノファイバーの製造装置及びセルロースナノファイバーの製造方法 | |
KR101973758B1 (ko) | 전자빔 조사를 통한 셀룰로오스 나노화이버 제조방법 및 이에 따른 셀룰로오스 나노화이버 | |
JP6280593B2 (ja) | セルロースナノファイバーの製造方法 | |
EP2287396B1 (en) | Tissue paper for domestic use | |
JP7194503B2 (ja) | セルロースナノファイバーの製造方法 | |
JP6882873B2 (ja) | セルロースナノファイバーの製造装置及びセルロースナノファイバーの製造方法 | |
JP6670059B2 (ja) | セルロースナノファイバーの製造方法 | |
JP7219533B2 (ja) | セルロースナノファイバーの製造方法 | |
JP6243991B1 (ja) | パルプ繊維前処理装置、セルロースナノファイバーの製造装置及びセルロースナノファイバーの製造方法 | |
CN111819328B (zh) | 纤维素纳米纤维的制造方法 | |
JPH06212587A (ja) | 微細繊維状セルロースの製造方法 | |
JP2014227535A (ja) | 複合材料及びその製造方法 | |
JP6797320B2 (ja) | セルロースナノファイバーの製造方法 | |
JP2012057268A (ja) | 微細繊維状セルロースの製造方法 | |
JP2018039955A (ja) | パルプ繊維前処理装置、セルロースナノファイバーの製造装置及びセルロースナノファイバーの製造方法 | |
Mansfield | Enzymatic modification of Douglas-fir pulp |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190926 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200901 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210209 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210406 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210713 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211008 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20211008 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20211018 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20211019 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20211126 |
|
C211 | Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211 Effective date: 20211130 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20220601 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20220906 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20220927 |
|
C13 | Notice of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13 Effective date: 20221004 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20221011 |
|
C302 | Record of communication |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C302 Effective date: 20221125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221205 |
|
C23 | Notice of termination of proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23 Effective date: 20221220 |
|
C03 | Trial/appeal decision taken |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03 Effective date: 20230124 |
|
C30A | Notification sent |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012 Effective date: 20230124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230127 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7219533 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |