JP7217513B2 - 食肉塊充填機 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 平成30年11月21日に武市勝氏が発明した食肉塊充填機を日本食品株式会社古賀工場に卸したことにより公開された。
本発明は、食肉塊をケーシングに充填するための食肉塊充填機に関する。
この種の充填機は、ハムなどの肉加工食品を製造するために利用されている。例えば、特許文献1の充填機は、上側型および下側型からなる収容部を備える。充填機は、収容部の一方側に設けられた充填シリンダ部と、収容部の他方側に設けられた充填ノズルとをさらに備える。
ピックル液(塩漬液)が食肉塊(肉原木とも呼ばれる)に注入され、次いで食肉塊がマッサージされる。それから、食肉塊が、充填機の収容部に収容される。充填機は、肉食塊を上側型および下側型によって挟み込んで円柱形状に成形する。充填機は、充填シリンダ部の充填ピストンを動かして、肉食塊を、収容部から押し出して、充填ノズルに装着されたケーシングに充填する。
ところで、食肉塊は脱気されて、その内部の気泡が取り除かれることが好ましい。食肉塊をスライスしてハムを製造するとき、この気泡は、孔のあるハム、すなわち不良品の原因となり、歩留まりを悪くする。
特許文献2は、食肉塊を脱気するための真空脱気装置を開示している。特許文献2の脱気装置は、円筒状の真空チャンバーと、真空チャンバーに接続された真空ポンプとを備える。食肉塊が真空チャンバー内に収容された後に、真空チャンバー内が真空ポンプによって減圧され、食肉塊が脱気される。
この真空脱気装置では、食肉塊は予めケーシングに充填され、ケーシングごと真空チャンバーに挿入されるものである。したがって、食肉塊を特許文献1のような充填機によってケーシングに充填した後に、真空脱気装置まで運んで、真空脱気装置によって脱気しなければならない負担がある。
特開2012-24047号公報 特開2006-217894号公報
本発明は、食肉塊を脱気および成形してからケーシングに充填することができる食肉塊充填機を提供する。
本発明は、食肉塊をケーシングに充填する食肉塊充填機であって、
一端側に入口を有し、他端側に出口を有する真空チャンバーと、
押型を有し、前記押型を前記真空チャンバーの底面に向けて動かして前記食肉塊を前記真空チャンバー内で前記押型と前記底面とによって挟んで成形する成形部と、
前記ケーシングが装着される充填ノズルと、
充填ピストンを有し、前記充填ピストンを前記入口から前記出口へ前記真空チャンバー内を挿通させて、前記食肉塊を前記真空チャンバー内から前記出口を通じて押し出して、前記充填ノズルに装着された前記ケーシングに充填する充填シリンダ部と、
前記入口を開きかつ気密に閉じる入口開閉部と、
前記出口を開きかつ気密に閉じる出口開閉部と、
前記真空チャンバー内を減圧して前記食肉塊を前記真空チャンバー内で脱気する真空吸引部と、を備える。
前記真空チャンバーは、
前記入口、前記出口、および、投入口を有するチャンバー本体と、
前記投入口を開きかつ気密に閉じるために前記チャンバー本体に取り付けられる蓋と、を備えてよく、
前記成形部は、
前記蓋を気密に貫通して前記押型に接続され、前記押型を動かすシリンダをさらに備えてよく、
前記蓋が前記チャンバー本体に取り付けられたとき、前記押型が前記真空チャンバー内に位置し、前記真空チャンバーの前記底面と対向してよい。
前記真空吸引部は、
前記真空チャンバーに接続された配管と、
空気を前記真空チャンバーから前記配管を通じて吸引するための真空ポンプと、
前記真空チャンバーと前記真空ポンプとの間において前記配管に介在された真空タンクと、
前記真空チャンバーと前記真空タンクとの間において前記配管に介在され、前記配管を開閉する電磁弁と、を備えてよい。
前記入口開閉部は、
連通孔を有するシャッターと、
前記シャッターを、前記入口が前記シャッターによって気密に閉じられる位置と、前記入口が前記連通孔との整合によって開かれる位置との間で移動させるシリンダと、を備えてよい。
前記出口開閉部は、
連通孔を有するシャッターと、
前記シャッターを、前記出口が前記シャッターによって気密に閉じられる位置と、前記出口が前記連通孔との整合によって開かれる位置との間で移動させるシリンダと、を備えよい。
本発明によれば、食肉塊を脱気および成形してからケーシングに充填することができる食肉塊充填機を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る食肉塊充填機の概略部分断面図である。 図1の食肉塊充填機の要部の拡大断面図である。 図2の真空チャンバーの拡大断面図である。 図4Aは、入口開閉部を示し、図4Bは、図4Aのシャッターを示す。 図5Aは、出口開閉部を示し、図5Bは、図5Aのシャッターを示す。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る食肉塊充填機(以下、単に充填機とする)について説明される。
図1の通り、充填機は、真空チャンバー1と、真空チャンバー1に設けられ、真空チャンバー1内で食肉塊(図示略)を成形する成形部2とを備える。真空チャンバー1は、その一方側に入口10を有し、その他方側に出口11を有する。
さらに、充填機は、真空チャンバー1外において入口10側に設けられた充填シリンダ部3と、真空チャンバー1外において出口11側に設けられた充填ノズル4とを備える。円筒状のケーシング(図示略)が、充填ノズル4に装着される。充填シリンダ部3は、後述の通り、食肉塊を充填ノズル4に装着されたケーシングに充填する。
さらに、充填機は、真空チャンバー1と充填シリンダ部3との間に設けられ、真空チャンバー1の入口10を開きかつ気密に閉じる入口開閉部5と、真空チャンバー1と充填ノズル4との間に設けられ、真空チャンバー1の出口11を開きかつ気密に閉じる出口開閉部6とを備える。
さらに、充填機は、真空チャンバー1に接続された真空吸引部7を備える。真空吸引部7は、後述の通り、真空チャンバー1内を減圧して食肉塊を真空チャンバー1内で脱気する。さらに、充填機は、真空チャンバー1を収容するフレーム8を備える。
以下、各部の詳細が説明される。図2は、入口10および出口11を含む真空チャンバー1の断面図を示し、図3は、図2とは直交する方向の真空チャンバー1の断面図である。図2の通り、真空チャンバー1は、チャンバー本体12と蓋13とを有する。チャンバー本体12は、フレーム8に支持されている。チャンバー本体12は、前記入口10を有する円筒形状の入口路14と、前記出口11を有する円筒形状の出口路15と、入口路14と出口路15との間に設けられた成形室16とに区画される。成形室16は、上向きに開口する投入口17を有する。
図3の通り、蓋13は、投入口17を開きかつ気密に閉じるためにチャンバー本体12に着脱自在に取り付けられる。蓋13は、不図示の案内機構によって投入口17を開閉するように案内される。例えばシリコンチューブのようなパッキン18が、蓋13に取り付けられており、蓋13が図3の通りチャンバー本体12に取り付けられたとき、これらの間のシール性を高めている。
図3の通り、成形部2は、押型20を備える。押型20は、上方に凹んだ半円柱形状の成形面21を有する。
成形部2は、押型20を移動させるシリンダ22をさらに備える。実施形態では、2つのシリンダ22(図2参照)が設けられており、いずれもエアシリンダである。シリンダ22は、チューブ23と、チューブ23に対して往復移動するピストンロッド24とを含む。ピストンロッド24は、パッキンなどを用いることで蓋13を気密に貫通して押型20に接続されている。
図3の通り、蓋13がチャンバー本体12に取り付けられたときに、押型20は、真空チャンバー1内に位置して、その成形面21がチャンバー本体12の底面19に対向する。この底面19は、下方に凹んだ半円柱形状を有する。押型20がシリンダ22によって底面19に向かって下降すると、押型20の成形面21と真空チャンバー1の底面19との組合せによって、真空チャンバー1の長手方向(入口10から出口11への方向)にのびる円柱形状の空間が形成される。
したがって、食肉塊が真空チャンバー1の成形室16内に置かれた状態で、押型20が底面19に向かって移動すると、食肉塊は底面19と成形面21とによって挟まれて円柱形状に成形される。こうして、成形部2は、押型20と真空チャンバー1の底面19とによって食肉塊を成形する。
図1の通り、充填シリンダ部3は、充填ピストン30と、充填ピストン30を往復移動させるロッドレスシリンダ31とを備える。充填ピストン30は、その先端にヘッド32を有する。ロッドレスシリンダ31は、そのスライダ33を水平方向に往復移動させるように配置されている。充填ピストン30は、その基端において、スライダ33に取り付けられて、スライダ33の移動方向に水平支持されている。
充填ノズル4は、後述の出口開閉部6を介して真空チャンバー1の出口11に接続されている。
充填ピストン30と、入口10、出口11、充填ノズル4、および、これに装着されたケーシングとは、一直線状に整列する。ロッドレスシリンダ31は、スライダ33を水平方向に移動させて、充填ピストン30をその長手方向に移動させる。したがって、充填ピストン30は、図1のように真空チャンバー1から退避した位置(第1位置)と、そのヘッド32が図1の一点鎖線で示される通り充填ノズル4を超える位置(すなわち、充填ノズル4に装着されたケーシングに挿入される位置)(第2位置)との間で移動する。
したがって、成形された食肉塊が真空チャンバー1内に置かれた状態で、充填ピストン30を図1の状態から真空チャンバー1に向かって移動させると、充填ピストン30は、入口10から出口11へ真空チャンバー1内を挿通し、それにより、食肉塊が充填ピストン30のヘッド32によって真空チャンバー1内から出口11を通じて押し出されて、充填ノズル4に装着されたケーシングに充填される。こうして、充填シリンダ部3は、充填ピストン30によって、食肉塊を真空チャンバー1から押し出して、充填ノズル4に装着されたケーシングに充填する。
図2の通り、入口開閉部5および出口開閉部6は、フレーム8の外側に設けられている。真空チャンバー1の入口路14はフレーム8を貫通して、入口10がフレーム8の外側に露出しており、入口開閉部5に接続されている。また、真空チャンバー1の出口路15はフレーム8を貫通して、出口11がフレーム8の外側に露出しており、出口開閉部6に接続されている。
図4Aは、入口開閉部5を図2の右側から見た図である。入口開閉部5は、連通孔50を有するシャッター51を備える。シャッター51の形状は、図4Bに明確に示されている。ガイド52がフレーム8に取り付けられており、シャッター51がガイド52に案内されるように設けられている。なお、シャッター51およびガイド52は、カバー56によって覆われている。
入口開閉部5は、シャッター51をガイド52に沿って移動させるシリンダ53をさらに備える。シリンダ53は、フレーム8に取り付けられたチューブ54と、チューブ54に対して往復移動するピストンロッド55とを備える。シャッター51は、ピストンロッド55の先端に取り付けられている。シリンダ53は、エアシリンダである。
シリンダ53は、シャッター51を、入口10が連通孔50と整合することにより開かれる位置(図4A参照)と、入口10がシャッター51に完全に覆われてシャッター51によって気密に閉じられる位置との間で移動させる。こうして、入口開閉部5は、真空チャンバー1の入口10を開きかつ気密に閉じる。
図5Aは、出口開閉部6を図2の左側から見た図であり、充填ノズル4の図示は省略されている。出口開閉部6は、連通孔60が形成されたシャッター61を備える。シャッター61の形状は、図5Bに明確に示されている。ガイド62がフレーム8に取り付けられており、シャッター61はガイド62に案内されるように設けられている。シャッター61およびガイド62は、カバー66によって覆われている。
出口開閉部6は、シャッター61をガイド62に沿って移動させるシリンダ63をさらに備える。シリンダ63は、フレーム8に取り付けられたチューブ64と、チューブ64に対して往復移動するピストンロッド65とを備える。シャッター61は、ピストンロッド65の先端に取り付けられている。シリンダ63は、エアシリンダである。
シリンダ63は、シャッター61を、出口11が連通孔60と整合することにより開かれる位置(図5A参照)と、出口11がシャッター61に完全に覆われてシャッター61によって気密に閉じられる位置との間で移動させる。こうして、出口開閉部6は、真空チャンバー1の出口11を開きかつ気密に閉じる。
なお、図5Aの通り、固定レバー67がカバー66に取り付けられている。この固定レバー67によって、充填ノズル4が出口開閉部6に着脱自在に固定される。固定レバー67の詳細は省略される。
図1の通り、真空吸引部7は、真空チャンバー1の蓋13に接続された配管70と、配管70に接続され、空気を真空チャンバー1から配管70を通じて吸引するための真空ポンプ71とを備える。さらに、真空吸引部7は、真空チャンバー1と真空ポンプ71との間において配管70に介在された真空タンク72と、真空チャンバー1と真空タンク72との間において配管70に介在されて、配管70を開閉する電磁弁(図示略)とを備える。
真空ポンプ71は、電磁弁が真空チャンバー1と真空タンク72との間で配管70を閉じているときに、空気を真空タンク72から吸引して真空タンク72内を減圧状態にする。それから、電磁弁が配管70を開くと、空気が真空チャンバー1から配管70を通じて減圧状態の真空タンク72へ急速に流れ込む。
真空チャンバー1において入口10、出口11、および投入口17が気密に閉じられた状態で、空気を上記のように真空チャンバー1から吸引すれば、真空チャンバー1内を急速に減圧することができる。
したがって、食肉塊が真空チャンバー1内にある状態で、真空チャンバー1内を減圧することで、食肉塊を脱気することができ、これに含まれる気泡を取り除くことができる。こうして、真空吸引部7は、真空チャンバー1内を減圧して食肉塊を真空チャンバー1内で脱気する。
以下、上記の充填機の使用例が説明される。充填機で処理される前に、食肉塊にはピックル液が注入され、食肉塊がマッサージされている。また、ケーシングが充填ノズル4に装着されている。
作業者が、蓋13をチャンバー本体12から取り外し、食肉塊を投入口17からチャンバー本体12(成形室16)に投入する。そして、作業者は、蓋13をチャンバー本体12に取り付けて投入口17を気密に閉じる。その後、作業者がスイッチなどを操作すると、入口開閉部5は、入口10をシャッター51によって気密に閉じるとともに、出口開閉部6は、出口11をシャッター61によって気密に閉じる。これにより、真空チャンバー1は、配管70との接続部分を除いて気密に閉じられる。
次いで、真空吸引部7が、上記の方法で、空気を真空チャンバー1から配管70を通じて吸引することで真空チャンバー1内を減圧して、食肉塊を真空チャンバー1内で脱気する。これにより、食肉塊に含まれている気泡が除去される。上述の通り、真空チャンバー1内が急速に減圧されるので、この脱気処理は、数十秒程度で完了する。
次いで、真空ポンプ71の動作を停止する、または、入口10または出口11を開くなどして、真空チャンバー1は、減圧状態から大気圧状態に戻される。
次いで、成形部2が、脱気された食肉塊を真空チャンバー1(成形室16)内で成形する。具体的には、押型20がシリンダ22によって真空チャンバー1の底面19に向けて下降して、食肉塊を底面19に向けて押し付け、成形面21と底面19とによって挟んで、円柱形状に成形する。
次いで、充填シリンダ部3が、成形された食肉塊を真空チャンバー1から押し出して、充填ノズル4に装着されたケーシングに充填する。具体的には、充填シリンダ部3は、入口10および出口11が入口開閉部5および出口開閉部6によって開かれている状態で、充填ピストン30を入口10から出口11へ真空チャンバー1内を挿通させ、さらに充填ノズル4内を挿通させて、食肉塊を、真空チャンバー1から出口11を通じて押し出して、ケーシングに充填する。
以上のようにして、充填機は、食肉塊を、脱気および成形した後に、ケーシングに充填する。この一連の処理は、作業者によるボタン操作などによって自動的に行なわれるので、作業者の負担は少ない。
食肉塊が脱気処理されることにより、不良品の原因となる気泡が取り除かれている。したがって、歩留まりが向上する。また、特許文献2のように食肉塊を成形しケーシングに充填した後に脱気処理するような負担がないことも、この充填機の利点の1つである。
また、食肉塊の成形処理は、成形部2によって、真空チャンバー1内で真空チャンバー1の底面19を利用して行われる。そのため、成形処理するためのスペースと、脱気処理するためのスペースとを別々に設けなくてよい。これは、充填機のスペース効率を向上させる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、真空チャンバー1は、実施形態の形状に限られず、他の形状を有してよい。また、入口開閉部5は、シャッター51およびシリンダ53を用いることなく、他の周知の方法で入口10を開きかつ気密に閉じてよい。出口開閉部6も、シャッター61およびシリンダ63を用いることなく、他の周知の方法で出口11を開きかつ気密に閉じてよい。
1 真空チャンバー
10 入口
11 出口
12 チャンバー本体
13 蓋
19 底面
2 成形部
20 押型
22 シリンダ
3 充填シリンダ部
30 充填ピストン
31 ロッドレスシリンダ
4 充填ノズル
5 入口開閉部
50 連通孔
51 シャッター
53 シリンダ
6 出口開閉部
60 連通孔
61 シャッター
63 シリンダ
66 カバー
7 真空吸引部
70 配管
71 真空ポンプ
72 真空タンク
8 フレーム

Claims (5)

  1. 食肉塊をケーシングに充填する食肉塊充填機であって、
    一端側に入口を有し、他端側に出口を有する真空チャンバーと、
    押型を有し、前記押型を前記真空チャンバーの底面に向けて動かして前記食肉塊を前記真空チャンバー内で前記押型と前記底面とによって挟んで成形する成形部と
    前記入口を開きかつ気密に閉じる入口開閉部と、
    前記出口を開きかつ気密に閉じる出口開閉部と、
    前記ケーシングが装着される充填ノズルであって、前記出口開閉部を介して前記真空チャンバーの前記出口に接続された充填ノズルと、
    前記真空チャンバー内を減圧して前記食肉塊を前記真空チャンバー内で脱気する真空吸引部と、
    先端にヘッドを有する充填ピストンを備える充填シリンダ部であって、前記充填ピストンを、当該充填ピストンが前記真空チャンバーから退避して前記ヘッドが前記チャンバー外において前記入口と対向する第1位置と、当該充填ピストンが前記入口、前記真空チャンバー内、および、前記出口を挿通して前記ヘッドが前記充填ノズルを超える第2位置との間で移動させる充填シリンダ部と、を備え、
    前記充填シリンダ部は、前記充填ピストンを前記第1位置から前記第2位置へ移動させて、前記食肉塊を前記ヘッドによって前記真空チャンバー内から前記出口を通じて押し出して、前記充填ノズルに装着された前記ケーシングに充填するものである、
    ことを特徴とする食肉塊充填機。
  2. 前記真空チャンバーは、
    前記入口、前記出口、および、投入口を有するチャンバー本体と、
    前記投入口を開きかつ気密に閉じるために前記チャンバー本体に取り付けられる蓋と、を備え、
    前記成形部は、
    前記蓋を気密に貫通して前記押型に接続されたピストンロッドを有するシリンダをさらに備え、
    前記蓋が前記チャンバー本体に取り付けられたとき、前記押型が前記真空チャンバー内に位置し、前記真空チャンバーの前記底面と対向する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の食肉塊充填機。
  3. 前記真空吸引部は、
    前記真空チャンバーに接続された配管と、
    空気を前記真空チャンバーから前記配管を通じて吸引するための真空ポンプと、
    前記真空チャンバーと前記真空ポンプとの間において前記配管に介在された真空タンクと、
    前記真空チャンバーと前記真空タンクとの間において前記配管に介在され、前記配管を開閉する電磁弁と、を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の食肉塊充填機。
  4. 前記入口開閉部は、
    連通孔を有するシャッターと、
    前記シャッターを、前記入口が前記シャッターによって気密に閉じられる位置と、前記入口が前記連通孔との整合によって開かれる位置との間で移動させるシリンダと、を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の食肉塊充填機。
  5. 前記出口開閉部は、
    連通孔を有するシャッターと、
    前記シャッターを、前記出口が前記シャッターによって気密に閉じられる位置と、前記出口が前記連通孔との整合によって開かれる位置との間で移動させるシリンダと、を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の食肉塊充填機。
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