JP7217403B2 - 除湿機 - Google Patents
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Description
前記乾燥度算出部が前記所定の乾燥度以上を算出した後、所定の待機時間の間に対象物の乾燥度の低下を算出した場合、前記制御部は、前記対象物の前記送風側面と前記非送風側面との入れ替えが前記使用者によって行われたと判断し、前記除湿部の除湿量を増加させるものとし、これにより初期の目的を達成するものである。
(除湿機)
除湿機1について説明する。図1は除湿機1の概略構成を示す斜視図である。図2は除湿機1の概略構成を示す側断面構成図である。本体2において、上面には吹出口11と発光部7と受光部8とを設け、側面の下方には吸込口10を設ける。なお、吹出口11と吸込口10は同一の側面に係るように設けられている。送風部3は、除湿部4を通過した空気を吹出口11へ導き、吹出口11より所定の対象範囲にある対象物100に送風する。除湿部4は、室内空気を除湿できればよく、例えば、シリカゲルなどの除湿材を用いたデシカント除湿や蒸気圧縮式のヒートポンプなどである。吸込口10から取り込まれた室内空気は、除湿部4にて除湿され、送風部3によって吹出口11から除湿空気として送風される。
発光部7は、水に吸収される波長の光である第一波長帯を含む検知光と、第一波長帯よりも水による吸収が小さい第二波長帯を含む参照光とを対象物100に向けて発する。具体的には、発光部7は、投光レンズ21と、光源22とを備えている。投光レンズ21は、光源22が発した光を、対象物100に対して集光する集光レンズである。投光レンズ21は、樹脂製の凸レンズであるが、これに限らない。光源22は、検知光をなす第一波長帯と参照光をなす第二波長帯とを含み、ピーク波長が第二波長帯側にある連続した光を発するLED(Light Emitting Diode)光源である。具体的には、光源22は、化合半導体からなるLED光源である。
図3に示すように受光部8では、発光部7によって照射され対象物100に反射した反射光RA1を、受光レンズ71によって集光しハーフミラー34によって第一光路LR01と第二光路LR02に分割される。
制御部5は、発光部7の光源22を点灯制御するとともに、第一受光素子73及び第二受光素子43から出力された第一電気信号及び第二電気信号を処理することで、水分量を演算する水分量算出部56と、対象物100の乾燥度を算出する乾燥度算出部57を備える。そして、乾燥度の変化に応じて、送風部3または除湿部4のうち少なくとも1つの乾燥手段を制御し、表示部6に乾燥度などを伝達する。
水分量算出部56による水分量の検出処理について説明する。本実施の形態では、水分量算出部56は、反射光に含まれる検知光の光エネルギーPdと、参照光の光エネルギーPrとを比較することで、対象物100に含まれる成分量を検出する。なお、検知光の光エネルギーPdは、第一受光素子73から出力される第一電気信号の強度に対応し、参照光の光エネルギーPrは、第二受光素子43から出力される第二電気信号の強度に対応する。
ここで、αaは、予め定められた吸光係数であり、具体的には、成分(水分)による検知光の吸光係数である。Caは、対象物100に含まれる成分(水分)の体積濃度である。Dは、検知光の吸収に寄与する成分の厚みの2倍である寄与厚みである。
本実施の形態では、参照光は、対象物100に含まれる成分によって実質的には吸収されないとみなすことができるので、(式1)と比較して分かるように、水分による吸収率Aadに相当する項は(式3)には含まれていない。
ここで、Zは、定数項であり、(式5)で示される。
光エネルギーPd0及びPr0はそれぞれ、光源22の初期出力として予め定められている。また、透過率Td及び透過率Trはそれぞれ、第一バンドパスフィルタ72及び第二バンドパスフィルタ42の透過特性により予め定められている。受光感度Ivd及び受光感度Ivrはそれぞれ、第一受光素子73及び第二受光素子43の受光特性により予め定められている。したがって、(式5)で示されるZは、定数とみなすことができる。
図6は、実施の形態に係る発光部7及び受光部8の検出範囲Aを模式的に示す平面図である。検出範囲Aは、除湿機1によって除湿された風が送風される範囲と同等または広く設定されていることが好ましい。また、検出範囲Aは、受光部8の受光範囲と同等または広い範囲である。図6に示すように、領域Rは、受光部8によって個別に光の検出が行われる領域である。領域Rは検出範囲Aと同等サイズでも良いし、検出範囲Aよりも小さいサイズでも良い。例えば、領域Rは検出範囲Aを縦方向に6分割し、横方向に6分割したサイズである。領域RのS11~S66ごとに検出を行う方法として、例えば、第一受光素子73と第二受光素子43にイメージセンサを採用しても良い。また、他の方法として図7のように発光部7の照射領域を走査させながら照射すると同時に受光部8の受光領域も走査させて、各領域の反射光を受光する方法を採用しても良い。走査の手段としては、例えば発光部7と受光部8を固定した台座を2つのステッピングモータ(図示せず)を用いて直行する2軸に回転可能に配置する。一方のステッピングモータは、図7の主走査方向に照射領域を走査できる角度に配置し、もう一方のステッピングモータは、図7の副走査方向に照射領域を走査できる角度に配置する。図6および図7では、一行あたり等間隔で6箇所検出し、一列あたり等間隔で6箇所検出する場合を例示している。
図10に示す通り、衣類の水分量が多ければ乾燥度は低く(濡れている状態)、衣類の水分量が少なければ乾燥度は高くなる(乾燥している状態)。水分量と乾燥度は、概ね線形の変化を示しており、水分量と乾燥度との関係を一次近似直線Cで表すことができる。この一次近似曲線Cは、対象物100の水分量が0である場合の乾燥度を100%と定義している。
表示部6は、例えば、図12のように、乾燥度テーブルKを基に検出位置毎に乾燥度が100%の領域を「乾燥」、それ以外を「湿潤」となるように表示する。よって、使用者は、表示部6を基に対応する位置に配置される対象物100の乾燥状態を認識することができる。なお、図12に示すように、表示部6は設定部9とともに操作端末に設けられている。
2 本体
3 送風部
4 除湿部
5 制御部
6 表示部
7 発光部
8 受光部
9 設定部
10 吸込口
11 吹出口
21 投光レンズ
22 光源
34 ハーフミラー
42 第二バンドパスフィルタ
43 第二受光素子
51 光源制御部
52 第一増幅部
53 第二増幅部
54 第一信号処理部
55 第二信号処理部
56 水分量算出部
57 乾燥度算出部
71 受光レンズ
72 第一バンドパスフィルタ
73 第一受光素子
100 対象物
F 送風側面
H 非送風側面
W 待機時間
Q 所定時間
Claims (3)
- 本体と、
空気を前記本体内に吸い込む吸込口と、
前記吸込口から吸い込んだ空気を外部へ吹き出す吹出口と、
前記吸込口から前記吹出口へ空気を搬送させる送風部と、
前記吸込口から吸い込んだ空気を除湿する除湿部と、
対象物へ向けて発光する発光部と、
前記発光に対して前記対象物から反射された光を受光する受光部と、
前記送風部及び前記除湿部を制御する制御部と、を備え、
前記発光部は、水に吸収される波長の光である検知光と、前記検知光より水に吸収されにくい波長の光である参照光とを発光し、
前記受光部は、前記反射された前記検知光と、前記反射された前記参照光とを受光し、
前記制御部は、前記受光部が受光した前記検知光と前記参照光の強度とを比較して対象物の水分量を算出する水分量算出部と、前記水分量算出部による水分量算出結果に基づいて前記対象物の乾燥度を算出する乾燥度算出部とを備え、
前記乾燥度算出部が所定の乾燥度以上を算出した場合、前記制御部は、前記対象物における前記送風部による送風側に面していた側である送風側面と前記対象物における前記送風部による送風側に面していなかった側である非送風側面とを入れ替える時期であることを使用者に通知し、前記除湿部の除湿量を低下させ、
前記乾燥度算出部が前記所定の乾燥度以上を算出した後、所定の待機時間の間に対象物の乾燥度の低下を算出した場合、前記制御部は、前記対象物の前記送風側面と前記非送風側面との入れ替えが前記使用者によって行われたと判断し、前記除湿部の除湿量を増加させることを特徴とする除湿機。 - 前記待機時間の経過後に前記乾燥度算出部が前記所定の乾燥度以上を算出した場合、前記制御部は前記除湿部を停止させることを特徴とする請求項1に記載の除湿機。
- 前記乾燥度算出部が前記待機時間の間に対象物の乾燥度の低下を算出しなかった場合、前記制御部は前記除湿部及び前記送風部を所定時間運転させた後、停止させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の除湿機。
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