JP7216601B2 - 研磨装置 - Google Patents
研磨装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7216601B2 JP7216601B2 JP2019078468A JP2019078468A JP7216601B2 JP 7216601 B2 JP7216601 B2 JP 7216601B2 JP 2019078468 A JP2019078468 A JP 2019078468A JP 2019078468 A JP2019078468 A JP 2019078468A JP 7216601 B2 JP7216601 B2 JP 7216601B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- wafer
- polishing
- passage
- polishing pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Description
本実施形態では、チャックテーブル18がY軸方向に沿って移動することにより、研磨手段26の研磨パッド36が、チャックテーブル18に保持されているウェーハWを研磨する。
図2に示すように、本実施形態では、ウェーハWは、保護テープTを介して、チャックテーブル18の保持面19に吸着保持される。研磨部材38を含む研磨パッド36は、チャックテーブル18の保持面19に保持されたウェーハWに接触した状態で、スピンドル32およびマウント34とともに回転する。これにより、このウェーハWが、研磨部材38の研磨面によって研磨される。
また、マウント34にも、研磨パッド開口35に対応するように、中央に、開口部としてのマウント開口34aが形成されている。マウント開口34aの直径は、たとえば13mmである。
さらに、スピンドル32には、その中心を貫通し、マウント開口34aを介して研磨パッド開口35に連通する貫通路110が形成されている。
第2管63は、第1管62の外側壁との間に隙間64を形成するように、第1管62を囲繞するように貫通路110内に配置されている。したがって、第2管63は、第1管62とともに二重管を形成している。
エア供給部65は、第1管62と第2管63との間の隙間64に接続されており、隙間64に、その上部からエアを供給する。
環状エア噴射口66は、エア供給部65から隙間64の上部に供給されたエアを、貫通路110内に、貫通路110の延びる方向に沿って下方に向けて噴射する。
排気口67は、スピンドル32の貫通路110の内壁と第2管63の外壁との間を、エア導入部61の外部と接続している。エア導入部61では、貫通路110内の圧力が所定圧以上にならないように、排気口67からエアが排気される。たとえば、貫通路110内の圧力が所定圧に近づいた場合に、貫通路110内のエアの一部が、排気口67から排出される。
このように、貫通路110内にエアが充満した状態で、研磨パッド36をウェーハWに接近させ、ウェーハWに接触した際に、研磨パッド開口35が塞がれ貫通路110内を研磨パッドに付着した研磨屑が立ち上がるのを防止している。
このため、噴霧状のスラリーおよび研磨屑のような遮光物質が、貫通路110の上方に到達すること、および、貫通路110および第1管開口621を抜けて厚み測定器71に到達することが回避されている。
これにより、排気されるエアとともに遮光物質を外部に排出することが可能となるので、噴霧状のスラリーおよび研磨屑のような遮光物質が、貫通路110、マウント開口34aおよび研磨パッド開口35の中央部分から除去される。
このようにして、研磨装置11では、ウェーハWの厚みを測定しながら、ウェーハWを研磨することが可能となる。
11:研磨装置、12:基台、13:コラム、14:Z軸方向移動手段、
15:保持手段、16:支持部材、18:チャックテーブル、19:保持面、
26:研磨手段、30:スピンドルハウジング、32:スピンドル、110:貫通路
34:マウント、34a:マウント開口、
36:研磨パッド、35:研磨パッド開口、37:円板、38:研磨部材、
51:厚み測定手段、
61:エア導入部、62:第1管、63:第2管、64:隙間、65:エア供給部、
66:環状エア噴射口、67:排気口、120:エア供給路、121:エア噴出部、621:第1管開口、
71:厚み測定器、72:投光部、73:受光部
Claims (1)
- ウェーハを保持するチャックテーブルと、下端に研磨パッドを装着したスピンドルを回転させることによって、該チャックテーブルに保持された該ウェーハを該研磨パッドで研磨する研磨手段と、該研磨手段の上方に配設され、研磨加工中のウェーハの厚みを非接触で測定する厚み測定手段と、を備える研磨装置であって、
該研磨パッドは、研磨面の中心に開口部としての研磨パッド開口を有し、
該スピンドルは、中心を貫通し該研磨パッド開口に連通する貫通路を備え、
該厚み測定手段は、
該貫通路の上端に配設され、該貫通路にエアを導入するエア導入部と、
該エア導入部の上端から上方に離れた位置に配置され、該エア導入部、該貫通路および該研磨パッド開口を通してウェーハに測定光を投光する投光部、および、ウェーハで反射された反射光を受光する受光部を備える厚み測定器と、を備え、
該エア導入部は、
該貫通路の上端部分に開口を有し、該貫通路に沿って延びるように設けられた第1管と、
該第1管の外側壁との間に隙間を形成するように該第1管を囲繞するように配置され、該第1管とともに二重管を形成する第2管と、
該第1管と該第2管との間の該隙間に接続されており、該隙間の上部からエアを供給するエア供給部と、
該第1管と該第2管との間の該隙間の下端に設けられ、該エア供給部から供給されたエアを該貫通路内に噴射する環状エア噴射口と、
該貫通路からエアの一部を排気するための排気口とを備え、
該貫通路の下端をウェーハが塞いでいるウェーハの研磨加工中では、該環状エア噴射口から該貫通路に噴射されたエアが該貫通路に充満されていることにより、厚みを測定するウェーハの測定点から該測定光を遮光する遮光物質が除去され、該貫通路内の圧力が所定圧以上にならないように該排気口からエアが排気され、該環状エア噴射口から該貫通路に噴射される環状のエアの流れにより、該第1管内が負圧になり外気を該第1管内および該貫通路に導入し、該測定光の光軸上から遮光物質を除去し、該ウェーハの厚みを測定しながら研磨する、
研磨装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019078468A JP7216601B2 (ja) | 2019-04-17 | 2019-04-17 | 研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019078468A JP7216601B2 (ja) | 2019-04-17 | 2019-04-17 | 研磨装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020175464A JP2020175464A (ja) | 2020-10-29 |
JP7216601B2 true JP7216601B2 (ja) | 2023-02-01 |
Family
ID=72937264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019078468A Active JP7216601B2 (ja) | 2019-04-17 | 2019-04-17 | 研磨装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7216601B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014103213A (ja) | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | 半導体ウエハの厚み測定方法及び半導体ウエハ加工装置 |
JP2015112675A (ja) | 2013-12-11 | 2015-06-22 | 株式会社ディスコ | 切削装置 |
JP2016209951A (ja) | 2015-05-08 | 2016-12-15 | 株式会社ディスコ | 乾式研磨装置 |
JP2018153879A (ja) | 2017-03-16 | 2018-10-04 | 株式会社ディスコ | 研磨パッド及び研磨装置 |
-
2019
- 2019-04-17 JP JP2019078468A patent/JP7216601B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014103213A (ja) | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | 半導体ウエハの厚み測定方法及び半導体ウエハ加工装置 |
JP2015112675A (ja) | 2013-12-11 | 2015-06-22 | 株式会社ディスコ | 切削装置 |
JP2016209951A (ja) | 2015-05-08 | 2016-12-15 | 株式会社ディスコ | 乾式研磨装置 |
JP2018153879A (ja) | 2017-03-16 | 2018-10-04 | 株式会社ディスコ | 研磨パッド及び研磨装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020175464A (ja) | 2020-10-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7108450B2 (ja) | 研磨装置 | |
CN107756238B (zh) | 研磨装置 | |
TWI783136B (zh) | 研磨裝置 | |
JP6316652B2 (ja) | 研削装置 | |
JP7068098B2 (ja) | 研削装置 | |
JP2016055408A (ja) | 研磨装置 | |
JP7216601B2 (ja) | 研磨装置 | |
KR20190100023A (ko) | 연삭 장치 | |
JP2015112552A (ja) | 静電気除去装置および加工機 | |
JP2014079838A (ja) | 研削装置 | |
CN112338706B (zh) | 主轴单元 | |
CN115805600A (zh) | 机器人手 | |
JP6534335B2 (ja) | 研磨装置 | |
JP2015082601A (ja) | 洗浄装置及び洗浄方法 | |
JP2022025341A (ja) | 加工装置 | |
JP2016072327A (ja) | 研磨装置 | |
JP2016132045A (ja) | 加工装置 | |
JP6366431B2 (ja) | 研削装置 | |
JP6276982B2 (ja) | スピンナー洗浄装置 | |
JP6566881B2 (ja) | 洗浄機構 | |
JP7544547B2 (ja) | 加工装置 | |
JP2023087899A (ja) | スピンドルユニット | |
JP2024067347A (ja) | 加工装置 | |
JP2017198586A (ja) | 研削装置 | |
JP2021169126A (ja) | 研削研磨装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221221 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221227 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7216601 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |