JP7215637B1 - 認証装置、認証システム、画面生成方法、及び、プログラム - Google Patents

認証装置、認証システム、画面生成方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

認証装置において、入力受付画面生成手段は、メッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、第1エリア、または、第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成する。メニュー画面生成手段は、第1エリアまたは第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成する。

Description

本開示は、顔認証の技術に関する。
本人確認のために用いられる認証技術の1つとして、顔認証が従来知られている。
具体的には、例えば、特許文献1には、画像形成装置のユーザインタフェースに設けられたカメラにより撮影された、当該画像形成装置の使用者の顔画像を用いて顔認証を行う技術が開示されている。
特開2016-212624号公報
ところで、例えば、予め登録された人物以外の入場が規制されているエリア(以降、入場規制エリアとも称する)への入場の可否を判断するための顔認証においては、児童及び高齢者等のような、様々な人物が当該顔認証の対象者となり得る。そのため、入場規制エリアへの入場の可否を判断するための顔認証においては、簡便な操作により、当該顔認証の認証状態に応じた情報へアクセスできるようなユーザインタフェースが採用されることが望ましい。この点は、所定エリアへの入場の可否を判断するための顔認証に限らず、他の各種の用途に用いられる顔認証においても同様である。
しかし、特許文献1には、前述の観点について特に言及されていない。そのため、特許文献1に開示された技術によれば、顔認証の認証状態に応じた情報へアクセスするための操作が煩雑になってしまう、という問題点がある。
本開示の1つの目的は、簡便な操作により、顔認証の認証状態に応じた情報へアクセスできるようなユーザインタフェース、及び、そのための装置を提供することにある。
本開示の一つの観点では、認証装置は、
入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、前記第1エリア、または、前記第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、前記入場規制エリアへの入場の可否を判断するための顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成する入力受付画面生成手段と、
前記第1エリアまたは前記第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて前記入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成するメニュー画面生成手段と、
を備え、
前記入力受付画面生成手段は、前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可されなかった場合、前記入力受付画面として前記入場規制エリアへの入場許可が得られなかった旨を前記対象者に知らせるための前記メッセージを含む画面を生成し、
前記メニュー画面生成手段は、前記入力受付画面から遷移した後の前記メニュー画面として、前記顔認証とは異なる他の認証方法を実施可能とするための前記メニュー項目を含む画面を生成する。
本開示の他の観点では、認証装置は、
入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、前記第1エリア、または、前記第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、前記入場規制エリアへの入場の可否を判断するための顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成する入力受付画面生成手段と、
前記第1エリアまたは前記第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて前記入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成するメニュー画面生成手段と、
を備え、
前記入力受付画面生成手段は、前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可された場合であって、かつ、前記対象者がマスクを着用していない場合の前記入力受付画面として、前記入場規制エリアへ入場する前記対象者にマスクの着用を促すための前記メッセージを含む画面を生成する。
本開示のさらに他の観点では、認証装置は、
入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、前記第1エリア、または、前記第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、前記入場規制エリアへの入場の可否を判断するための顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成する入力受付画面生成手段と、
前記第1エリアまたは前記第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて前記入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成するメニュー画面生成手段と、
を備え、
前記入力受付画面生成手段は、前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可された場合であって、かつ、前記対象者が体調不良を起こしていると推定される場合の前記入力受付画面として、前記入場規制エリアへの入場ができない旨を前記対象者に知らせるための前記メッセージを含む画面を生成する。
本開示のさらに他の観点では、認証装置は、
入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、前記第1エリア、または、前記第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、前記入場規制エリアへの入場の可否を判断するための顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成する入力受付画面生成手段と、
前記第1エリアまたは前記第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて前記入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成するメニュー画面生成手段と、
を備え、
前記入力受付画面生成手段は、前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可されなかった場合の前記入力受付画面として、前記入場規制エリアへの入場に際して入場同意書の記入が必要である旨を前記対象者に知らせるための前記メッセージを含む画面を生成する。
本開示のさらに他の観点では、認証装置は、
メッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、前記第1エリア、または、前記第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成する入力受付画面生成手段と、
前記第1エリアまたは前記第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて前記入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成するメニュー画面生成手段と、
を備え、
前記入力受付画面生成手段は、前記入力受付画面として、前記対象者の前記顔認証の認証状態に応じて異なる画面を生成する
本開示のさらに他の観点では、認証システムは、
入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、前記第1エリア、または、前記第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、前記入場規制エリアへの入場の可否を判断するための顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成する入力受付画面生成手段と、
前記第1エリアまたは前記第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて前記入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成するメニュー画面生成手段と、
前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可された場合に、前記入場規制エリアの所定の入口における入場規制の解除に係る制御を行う制御手段と、
を備え
前記入力受付画面生成手段は、前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可されなかった場合、前記入力受付画面として前記入場規制エリアへの入場許可が得られなかった旨を前記対象者に知らせるための前記メッセージを含む画面を生成し、
前記メニュー画面生成手段は、前記入力受付画面から遷移した後の前記メニュー画面として、前記顔認証とは異なる他の認証方法を実施可能とするための前記メニュー項目を含む画面を生成する。
本開示のさらに他の観点では、画面生成方法は、
入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、前記第1エリア、または、前記第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、前記入場規制エリアへの入場の可否を判断するための顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成し、
前記第1エリアまたは前記第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて前記入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成し、
前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可されなかった場合、前記入力受付画面として前記入場規制エリアへの入場許可が得られなかった旨を前記対象者に知らせるための前記メッセージを含む画面を生成し、
前記入力受付画面から遷移した後の前記メニュー画面として、前記顔認証とは異なる他の認証方法を実施可能とするための前記メニュー項目を含む画面を生成する。
本開示の他の観点では、プログラムは、
入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、前記第1エリア、または、前記第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、前記入場規制エリアへの入場の可否を判断するための顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成し、
前記第1エリアまたは前記第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて前記入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成し、
前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可されなかった場合、前記入力受付画面として前記入場規制エリアへの入場許可が得られなかった旨を前記対象者に知らせるための前記メッセージを含む画面を生成し、
前記入力受付画面から遷移した後の前記メニュー画面として、前記顔認証とは異なる他の認証方法を実施可能とするための前記メニュー項目を含む画面を生成する処理をコンピュータに実行させる。
本開示によれば、簡便な操作により、顔認証の認証状態に応じた情報へアクセスできるようなユーザインタフェース、及び、そのための装置を提供することができる。
第1実施形態に係る認証システムの構成の一例を示す図。 第1実施形態に係る端末装置の正面側の外観を説明するための図。 第1実施形態に係る端末装置の背面側に背面ユニットを取り付けた場合の例を示す図。 図2Bの背面ユニットに対して拡張ユニットを取り付けた場合の例を示す図。 第1実施形態に係る端末装置の設置例を説明するための図。 第1実施形態に係る端末装置の設置例を説明するための図。 第1実施形態に係る端末装置の機能構成の一例を示す図。 第1実施形態に係るサーバ装置の機能構成の一例を示す図。 第1実施形態に係る認証システムにおいて行われる処理を説明するためのフローチャート。 図7の処理に応じて端末装置に表示される待受画面の一例を示す図。 図8の待受画面から遷移可能なメニュー画面の一例を示す図。 図7の処理に応じて端末装置に表示される認証失敗画面の一例を示す図。 第2実施形態に係る認証システムにおいて行われる処理を説明するためのフローチャート。 図11の処理に応じて端末装置に表示される入場不許可画面の一例を示す図。 図12の入場不許可画面から遷移可能なメニュー画面の一例を示す図。 図11の処理に応じて端末装置に表示される入場許可画面の一例を示す図。 図14の入場許可画面から遷移可能なメニュー画面の一例を示す図。 第3実施形態に係る認証システムにおいて行われる処理を説明するためのフローチャート。 図16の処理に応じて端末装置に表示されるアラート画面の一例を示す図。 図17のアラート画面から遷移可能なメニュー画面の一例を示す図。 端末装置に表示される待受画面の変形例を示す図。 端末装置に表示される入場不許可画面の変形例を示す図。 図20の入場不許可画面から遷移可能なメニュー画面の一例を示す図。 端末装置に表示される入場不許可画面の変形例を示す図。 図22の入場不許可画面から遷移可能なメニュー画面の一例を示す図。 端末装置に表示される入場不許可画面の一例を示す図。 図24の入場不許可画面から遷移可能なメニュー画面の一例を示す図。 図12の入場不許可画面から遷移可能なメニュー画面の一例を示す図。 端末装置に表示される入場不許可画面の一例を示す図。 図27の入場不許可画面から遷移可能なメニュー画面の一例を示す図。 第4実施形態に係る認証装置の機能構成を示すブロック図。 第4実施形態に係る認証装置において行われる処理を説明するためのフローチャート。
以下、図面を参照して、本開示の好適な実施形態について説明する。
<第1実施形態>
[システム構成]
図1は、第1実施形態に係る認証システムの構成の一例を示す図である。
認証システム1は、図1に示すように、端末装置100と、サーバ装置200と、を有している。
端末装置100は、例えば、オフィスビル及び会議室等のような、予め登録された人物以外の入場が規制されているエリア(入場規制エリア)へ通じる入口付近に設けられている。また、端末装置100は、サーバ装置200における顔照合処理に用いられる照合情報を取得し、当該取得した照合情報をサーバ装置200へ送信する。また、端末装置100は、照合情報の送信後に受信した判定結果情報(後述)に基づき、入場規制エリアへの入場が許可されたことを検出した場合に、当該入場規制エリアへ通じる入口のドアまたはゲートを開くための制御を行う。
サーバ装置200は、端末装置100から送信される照合情報と、登録済の顔画像を含む登録情報と、を照合するための顔照合処理を行うとともに、当該顔照合処理の処理結果として、入場規制エリアへの入場を許可するか否かを示す判定結果情報を取得する。また、サーバ装置200は、前述のように取得した判定結果情報を端末装置100へ送信する。
(端末装置)
図2Aは、第1実施形態に係る端末装置の前面側の外観を説明するための図である。
端末装置100は、図2Aに示すように、板状の端末として構成されている。また、端末装置100の前面のうちの透明カバー120に覆われた部分には、サーモセンサ115と、カメラ116と、タッチパネル118と、が設けられている。また、端末装置100の下部には、人感センサ117と、スピーカ119と、が設けられている。また、端末装置100の前面の下部には、人感センサ117による人の有無の検出と、スピーカ119からの音声の出力と、に兼用される複数の孔121が設けられている。すなわち、複数の孔121は、端末装置100の前面の省スペース化に寄与している。
サーモセンサ115は、端末装置100の正面またはその付近に立っている人の体表温度を検出する。換言すると、サーモセンサ115は、入場規制エリアへ入場する入場者の体表温度を検出する。
カメラ116は、端末装置100の正面またはその付近に立っている人を撮影して画像を取得する。換言すると、カメラ116は、入場規制エリアへ入場する入場者を撮影して画像を取得する。
人感センサ117は、端末装置100の正面またはその付近における人の存在の有無を検出する。換言すると、人感センサ117は、入場規制エリアへ入場する入場者の存在の有無を検出する。また、人感センサ117は、少なくとも1つの孔121を通じ、端末装置100の正面またはその付近に立っている人から放射される赤外線を検出する。
タッチパネル118は、端末装置100の正面またはその付近に立っている人に対し、入場規制エリアへの入場の手順に係る情報等を表示する表示部としての機能を有している。また、タッチパネル118は、例えば、GUI(Graphical User Interface)ボタン等の入力インタフェースにより、端末装置100の正面またはその付近に立っている人による指示及び情報の入力を行うことが可能な入力部としての機能を有している。
スピーカ119は、端末装置100の正面またはその付近に立っている人に対し、入場規制エリアへの入場の手順に係る案内用の音声を出力する。また、スピーカ119は、複数の孔121を通じ、前述の案内用の音声を出力する。
図2Bは、第1実施形態に係る端末装置の背面側に背面ユニットを取り付けた場合の例を示す図である。図2Cは、図2Bの背面ユニットに対して拡張ユニットを取り付けた場合の例を示す図である。
一方、端末装置100の背面側は、図2Bに示すような背面ユニット130を着脱自在に取り付け可能な構成を有している。また、背面ユニット130は、図2Cに示すような拡張ユニット131を着脱自在に取り付け可能な構成を有している。
図3及び図4は、第1実施形態に係る端末装置の設置例を説明するための図である。
端末装置100は、一例では、図3に示すように、会議室等の入場規制エリアへ通じるドア近辺の壁面において、当該入場規制エリアへ入場する入場者NPの顔を撮影可能な位置に設置される。
端末装置100は、他の例では、図4に示すように、オフィスビル等の入場規制エリアへ通じるセキュリティゲートにおいて、支持部材SMにより支持された状態で設置される。支持部材SMは、入場者NPの顔を撮影することができるように、端末装置100の向き及び高さを調整可能な構成を有している。
図5は、第1実施形態に係る端末装置の機能構成の一例を示す図である。
端末装置100は、図5に示すように、通信部111と、プロセッサ112と、メモリ113と、記録媒体114と、サーモセンサ115と、カメラ116と、人感センサ117と、タッチパネル118と、スピーカ119と、を有している。
通信部111は、サーバ装置200との間で通信を行うことができるように構成されている。換言すると、通信部111は、サーバ装置200との間で情報及びデータのやり取りを行うことができるように構成されている。
プロセッサ112は、CPU(Central Processing Unit)等により構成されており、予め用意されたプログラムを実行することにより端末装置100の全体を制御する。なお、プロセッサ112は、GPU(Graphics Processing Unit)またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)であってもよい。
プロセッサ112は、カメラ116により撮影された画像の中から顔を検出するための顔検出処理を行う。また、プロセッサ112は、顔検出処理により検出された顔に含まれる目及び鼻等の特徴を表す特徴量を抽出するための特徴量抽出処理を行う。すなわち、プロセッサ112は、前述の特徴量抽出処理により抽出した特徴量を照合情報として取得する。プロセッサ112により取得された照合情報は、通信部111を介してサーバ装置200へ送信される。
なお、本実施形態によれば、プロセッサ112は、顔検出処理により検出された顔においてマスクが装着されているか否かに応じて異なる特徴量抽出処理を行うことができる。
具体的には、プロセッサ112は、例えば、顔検出処理により検出された顔においてマスクが装着されていない場合には、当該顔の全域から特徴量を抽出する通常の特徴量抽出処理を行う。また、具体的には、プロセッサ112は、例えば、顔検出処理により検出された顔においてマスクが装着されている場合には、当該顔に含まれる目の周辺に重点を置いて特徴量を抽出する特別な特徴量抽出処理を行う。
プロセッサ112は、照合情報の送信後に通信部111において受信された判定結果情報に基づき、入場規制エリアへの入場が許可されたことを検出した場合に、当該入場規制エリアへ通じる入口のドアまたはゲートを開く。また、プロセッサ112は、照合情報の送信後に通信部111において受信された判定結果情報に基づき、入場規制エリアへの入場が許可されなかったことを検出した場合に、当該入場規制エリアへ通じる入口のドアまたはゲートを閉じた状態に維持する。また、プロセッサ112は、入場規制エリアへの入場が許可されたことを検出してから所定時間が経過するまでの間において、当該入場規制エリアへの入場が許可された入場者の顔がカメラ116の画角内に入っている場合に、当該入場規制エリアへ通じる入口のドアまたはゲートを開いた状態に維持する。
プロセッサ112は、入力受付画面生成手段、メニュー画面生成手段、及び、制御手段としての機能を有している。
メモリ113は、ROM(Read Only Memory)、及び、RAM(Random Access Memory)等により構成されている。メモリ113は、プロセッサ112による各種の処理の実行中に作業メモリとしても使用される。
記録媒体114は、ディスク状記録媒体、半導体メモリなどの不揮発性で非一時的な記録媒体であり、端末装置100に対して着脱可能に構成されている。また、記録媒体114には、プロセッサ112により実行される各種のプログラムが格納されている。端末装置100が各種の処理を実行する際には、記録媒体114に格納されているプログラムがメモリ113にロードされ、プロセッサ112により実行される。
(サーバ装置)
図6は、第1実施形態に係るサーバ装置の機能構成の一例を示す図である。
サーバ装置200は、図6に示すように、通信部211と、プロセッサ212と、メモリ213と、記録媒体214と、データベース215と、を有している。
通信部211は、端末装置100との間で通信を行うことができるように構成されている。換言すると、通信部211は、端末装置100との間で情報及びデータのやり取りを行うことができるように構成されている。
プロセッサ212は、CPU等により構成されており、予め用意されたプログラムを実行することによりサーバ装置200の全体を制御する。なお、プロセッサ212は、GPUまたはFPGAであってもよい。また、プロセッサ212は、通信部211において受信された照合情報と、データベース215に格納されている登録済の顔画像を含む登録情報と、を照合するための顔照合処理を行う。また、プロセッサ212は、前述の顔照合処理の処理結果として、入場規制エリアへの入場を許可するか否かを示す判定結果情報を取得する。プロセッサ212により取得された判定結果情報は、通信部211を介して端末装置100へ送信される。
本実施形態においては、前述の顔照合処理として、例えば、照合情報に含まれる特徴量と、登録済の顔画像から抽出された特徴量と、が近いか否かを判定するための処理が行われればよい。また、本実施形態においては、例えば、前述の2つの特徴量が互いに近い場合に、入場規制エリアへの入場を許可することを示す判定結果情報が取得されるようにすればよい。また、本実施形態においては、例えば、前述の2つの特徴量が互いに遠い場合に、入場規制エリアへの入場を許可しないことを示す判定結果情報が取得されるようにすればよい。
メモリ213は、ROM、及び、RAM等により構成されている。メモリ213は、プロセッサ212による各種の処理の実行中に作業メモリとしても使用される。
記録媒体214は、ディスク状記録媒体、半導体メモリなどの不揮発性で非一時的な記録媒体であり、サーバ装置200に対して着脱可能に構成されている。また、記録媒体214には、プロセッサ212により実行される各種のプログラムが格納されている。サーバ装置200が各種の処理を実行する際には、記録媒体214に格納されているプログラムがメモリ213にロードされ、プロセッサ212により実行される。
データベース215には、登録済の顔画像を含む登録情報が格納されている。また、データベース215には、入場規制エリアへの入場許可を有する人物に関する情報が、登録情報に紐付けられた状態で格納されている。
登録済の顔画像は、入場規制エリアへの入場許可を有する人物を特定可能な状態で当該人物の顔を撮影することにより得られた画像に相当する。なお、本実施形態においては、例えば、ID番号等のような、入場規制エリアへの入場が許可されている人物の識別に利用可能な識別情報が登録情報に含まれていてもよい。また、本実施形態においては、例えば、所定の病気等に対応するワクチンの接種を証明するための証明書(以降、ワクチン接種証明書と称する)に係る情報が登録情報に含まれていてもよい。本実施形態においては、例えば、年齢等のような、入場規制エリアへの入場許可を有する人物の属性に係る情報が登録情報に含まれていてもよい。また、登録情報には、顔画像の代わりに、顔画像から抽出された特徴量情報を含めてもよい。
(処理フロー)
次に、認証システム1において行われる処理について説明する。図7は、第1実施形態に係る認証システムにおいて行われる処理を説明するためのフローチャートである。
まず、プロセッサ112は、人感センサ117により人が検出されたか否かを判定する(ステップS11)。
プロセッサ112は、人感センサ117により人が検出されていない場合(ステップS11:NO)においては、端末装置100を待機状態(スリープ状態)に維持する。また、プロセッサ112は、人感センサ117により人が検出された場合(ステップS11:YES)に、端末装置100を待機状態から起動状態に移行させるとともに、図8に例示するような待受画面D11を生成してタッチパネル118に表示させる(ステップS12)。図8は、図7の処理に応じて端末装置に表示される待受画面の一例を示す図である。
待受画面D11は、入場者NPに対する顔認証処理(後述のステップS16)が未実施の場合に生成される画面である。換言すると、待受画面D11は、入場者NPの顔認証が行われる前に表示される画面である。また、待受画面D11は、後述のメッセージエリアMA11を有する入力受付画面として構成されている。また、待受画面D11には、カメラ画像エリアCAと、GUIエリアGAと、が設けられている。
カメラ画像エリアCAは、カメラ116の画角内に存在する入場者NP等の被写体をライブビュー表示するためのエリアとして構成されている。
GUIエリアGAは、端末装置100の状態等を示す文言、並びに、端末装置100に対して指示及び情報の入力等を行うための入力インタフェースを表示するためのエリアとして構成されている。また、GUIエリアGAには、メッセージエリアMA11が設けられている。
メッセージエリアMA11は、入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するためのエリアである。また、メッセージエリアMA11は、入場者NPによるタップ操作が可能なボタンとしての機能を有するエリアとして構成されている。すなわち、メッセージエリアMA11は、入場規制エリアへの入場の可否を判断するための顔認証の対象となる入場者NPによるタップ操作を受け付けるエリアとして構成されている。また、メッセージエリアMA11には、「正面にお立ち下さい」との文言に相当するメッセージME11が表示されている。
プロセッサ112は、メッセージエリアMA11に対するタップ操作が一定時間内に行われたか否かを判定する(ステップS13)。
プロセッサ112は、メッセージエリアMA11に対するタップ操作が一定時間内に行われた場合(ステップS13:YES)には、図9に例示するようなメニュー画面D12を生成してタッチパネル118に表示させる(ステップS14)。図9は、図8の待受画面から遷移可能なメニュー画面の一例を示す図である。
メニュー画面D12は、メッセージエリアMA11に対するタップ操作の実施に応じて待受画面D11から遷移した後の画面である。また、メニュー画面D12には、ボタンエリアMB12が設けられている。
ボタンエリアMB12は、待受画面D11またはメッセージME11のいずれかに関連するメニュー項目、すなわち、顔認証処理が実施される前の状況に応じたメニュー項目を表示するためのエリアである。また、ボタンエリアMB12は、入場者NPによるタップ操作が可能なボタンとしての機能を有するエリアとして構成されている。また、ボタンエリアMB12には、「使用方法」との文言に相当するメニュー項目MK12が表示されている。
そして、例えば、ボタンエリアMB12に対するタップ操作が行われた場合には、プロセッサ112は、端末装置100の使用方法を説明するための画面を生成してタッチパネル118に表示させる。
プロセッサ112は、例えば、メニュー画面D12におけるボタンエリアMB12以外のエリアに対するタップ操作等により、当該メニュー画面D12の表示を終了させるための指示が行われたか否かを判定する(ステップS15)。
プロセッサ112は、メニュー画面D12の表示を終了させるための指示が行われた場合(ステップS15:YES)には、待受画面D11を再度表示させる(ステップS12)。また、プロセッサ112は、メニュー画面D12の表示を終了させるための指示が行われなかった場合(ステップS15:NO)には、メニュー画面D12の表示を維持する(ステップS14)。なお、本実施形態によれば、プロセッサ112は、メニュー画面D12の表示を開始してから一定時間内にボタンエリアMB12に対するタップ操作が行われなかった場合に、待受画面D11を再度表示させるようにしてもよい。
一方、メッセージエリアMA11に対するタップ操作が一定時間内に行われなかった場合(ステップS13:NO)には、プロセッサ112による顔検出処理、プロセッサ112による特徴量抽出処理、及び、プロセッサ212による顔照合処理を含む一連の処理に相当する顔認証処理が行われる(ステップS16)。
プロセッサ112は、ステップS16の処理結果として得られた判定結果情報に基づき、顔認証処理が成功したか否かを判定する(ステップS17)。
具体的には、プロセッサ112は、例えば、カメラ116により撮影された画像から入場者NPの顔を検出することができなかったこと等に起因し、認証エラーを示す判定結果情報が得られた場合に、顔認証処理が失敗したと判定する。また、プロセッサ112は、入場者NPの入場規制エリアへの入場を許可するか否かを示す判定結果情報が得られた場合に、顔認証処理が成功したと判定する。
プロセッサ112は、顔認証処理が失敗したと判定した場合(ステップS17:NO)には、図10に例示するような認証失敗画面D13を生成してタッチパネル118に表示させる(ステップS18)。認証失敗画面D13は、入場者NPの顔認証が失敗した状態において表示される画面である。また、プロセッサ112は、認証失敗画面D13の表示を開始してから一定時間が経過した際に、待受画面D11を再度表示させる(ステップS12)。図10は、図7の処理に応じて端末装置に表示される認証失敗画面の一例を示す図である。
認証失敗画面D13は、待受画面D11のメッセージエリアMA11の代わりにメッセージエリアMA13を設けたものに相当する。
メッセージエリアMA13は、入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するためのエリアである。また、メッセージエリアMA13には、「認証できませんでした」との文言に相当するメッセージME13が表示されている。
プロセッサ112は、顔認証処理が成功したと判定した場合(ステップS17:YES)には、入場規制エリアの所定の入口(端末装置100が設置されている入口)における入場規制の解除に係る制御を行う(ステップS19)。
具体的には、プロセッサ112は、入場規制エリアの所定の入口における入場規制の解除に係る制御として、例えば、当該所定の入口のドアを解錠する制御、または、当該所定の入口のゲートを開放する制御を行う。
プロセッサ112は、ステップS19の処理(制御)を行った後、図7に示した一連の処理を終了する。また、プロセッサ112は、図7に示した一連の処理を終了した後、人感センサ117により人が検出されなくなった際に、または、一定時間が経過した際に、端末装置100を起動状態から待機状態に移行させる。
なお、本実施形態によれば、プロセッサ112は、例えば、ステップS16の顔認証処理を行っている期間中において、待受画面D11の少なくとも一部を変更した他の画面D1Xを表示させるようにしてもよい。また、本実施形態によれば、プロセッサ112は、例えば、前述の画面D1Xから遷移可能なメニュー画面D1Yを表示させるようにしてもよい。すなわち、本実施形態によれば、プロセッサ112は、入場者NPの顔認証の認証状態に応じて異なる画面を生成してタッチパネル118に表示させるようにしてもよい。
以上に述べたように、本実施形態によれば、入力受付画面に設けられたメッセージエリアまたはボタンエリアに対するタップ操作が行われた際に、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成してタッチパネル118に表示させることができる。そのため、本実施形態によれば、簡便な操作により、顔認証の認証状態に応じた情報へアクセスできるようなユーザインタフェースを提供することができる。
<第2実施形態>
図11は、第2実施形態に係る認証システムにおいて行われる処理を説明するためのフローチャートである。
なお、本実施形態においては、第1実施形態の認証システム1の各部と同様の機能構成及びハードウェア構成を有する認証システムにおいて処理が行われるものとして説明する。また、本実施形態においては、ステップS17により顔認証処理が成功したと判定された場合以降に行われる処理等が第1実施形態とは異なっている一方で、その他の部分が第1実施形態と同じである。そのため、本実施形態においては、図11に示す各処理のうち、ステップS11~S18の処理に係る説明を省略しつつ、ステップS31~ステップS40の処理に係る具体的な説明を行うものとする。
プロセッサ112は、顔認証処理が成功したと判定した場合(ステップS17:YES)に、ステップS16の処理結果として得られた判定結果情報に基づき、入場者NPの入場規制エリアへの入場が許可されたか否かを判定する(ステップS31)。
プロセッサ112は、入場者NPの入場規制エリアへの入場が許可されなかった場合(ステップS31:NO)に、図12に例示するような入場不許可画面D14を生成してタッチパネル118に表示させる(ステップS32)。図12は、図11の処理に応じて端末装置に表示される入場不許可画面の一例を示す図である。
入場不許可画面D14は、待受画面D11のメッセージエリアMA11の代わりにメッセージエリアMA14を設けたものに相当する。換言すると、入場不許可画面D14は、メッセージエリアMA14を有する入力受付画面として構成されている。
メッセージエリアMA14は、入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するためのエリアである。また、メッセージエリアMA14は、入場者NPによるタップ操作が可能なボタンとしての機能を有するエリアとして構成されている。すなわち、メッセージエリアMA14は、入場規制エリアへの入場の可否を判断するための顔認証の対象となる入場者NPによるタップ操作を受け付けるエリアとして構成されている。また、メッセージエリアMA14には、入場規制エリアへの入場許可が得られなかった旨を入場者NPに知らせるためのメッセージとして、「許可がありません」との文言に相当するメッセージME14が表示されている。
プロセッサ112は、メッセージエリアMA14に対するタップ操作が行われたか否かを判定する(ステップS33)。
プロセッサ112は、メッセージエリアMA14に対するタップ操作が一定時間内に行われた場合(ステップS33:YES)には、図13に例示するようなメニュー画面D15を生成してタッチパネル118に表示させる(ステップS34)。また、プロセッサ112は、メッセージエリアMA14に対するタップ操作が一定時間内に行われなかった場合(ステップS33:NO)には、待受画面D11を再度表示させる(ステップS12)。図13は、図12の入場不許可画面から遷移可能なメニュー画面の一例を示す図である。
メニュー画面D15は、メッセージエリアMA14に対するタップ操作の実施に応じて入場不許可画面D14から遷移した後の画面である。また、メニュー画面D15は、メニュー画面D12のボタンエリアMB12の代わりに、ボタンエリアMB151、MB152及びMB153を設けたものに相当する。
ボタンエリアMB151、MB152及びMB153は、入場不許可画面D14またはメッセージME14のいずれかに関連するメニュー項目、すなわち、顔認証による入場規制エリアへの入場が不可能な状況に応じたメニュー項目を表示するためのエリアである。また、ボタンエリアMB151、MB152及びMB153は、入場者NPによるタップ操作が可能なボタンとしての機能を有するエリアとして構成されている。また、ボタンエリアMB151には、「暗証番号入力」との文言に相当するメニュー項目MK151が表示されている。また、ボタンエリアMB152には、「管理者へ通知」との文言に相当するメニュー項目MK152が表示されている。また、ボタンエリアMB153には、「使用方法」との文言に相当するメニュー項目MK153が表示されている。すなわち、メニュー画面D15は、顔認証とは異なる他の認証方法を実施可能とするためのメニュー項目を含む画面に相当する。
そして、例えば、ボタンエリアMB151に対するタップ操作が行われた場合には、プロセッサ112は、入場者NPに暗証番号の入力を促す画面を生成してタッチパネル118に表示させる。また、例えば、ボタンエリアMB152に対するタップ操作が行われた場合には、プロセッサ112は、入場規制エリアへの入場ができない旨を施設の管理人に知らせることが可能な画面を生成してタッチパネル118に表示させる。また、例えば、ボタンエリアMB153に対するタップ操作が行われた場合には、プロセッサ112は、端末装置100の使用方法を説明するための画面を生成してタッチパネル118に表示させる。
なお、本実施形態によれば、メニュー画面D15において、暗証番号の入力以外の他の方法で認証を行うためのボタンエリアが設けられていてもよい。
プロセッサ112は、例えば、メニュー画面D15におけるボタンエリアMB151、MB152及びMB153以外のエリアに対するタップ操作等により、当該メニュー画面D15の表示を終了させるための指示が行われたか否かを判定する(ステップS35)。
プロセッサ112は、メニュー画面D15の表示を終了させるための指示が行われた場合(ステップS35:YES)には、待受画面D11を再度表示させる(ステップS12)。また、プロセッサ112は、メニュー画面D15の表示を終了させるための指示が行われなかった場合(ステップS35:NO)には、メニュー画面D15の表示を維持する(ステップS34)。なお、本実施形態によれば、プロセッサ112は、メニュー画面D15の表示を開始してから一定時間内にボタンエリアMB151、MB152及びMB153のうちのいずれかに対するタップ操作が行われなかった場合に、待受画面D11を再度表示させるようにしてもよい。
一方、プロセッサ112は、入場者NPの入場規制エリアへの入場が許可された場合(ステップS31:YES)に、当該入場規制エリアの所定の入口(端末装置100が設置されている入口)における入場規制の解除に係る制御を行う(ステップS36)。
具体的には、プロセッサ112は、入場規制エリアの所定の入口における入場規制の解除に係る制御として、例えば、当該所定の入口のドアを解錠する制御、または、当該所定の入口のゲートを開放する制御を行う。
プロセッサ112は、ステップS36の制御を行った後、図14に例示するような入場許可画面D16を生成してタッチパネル118に表示させる(ステップS37)。入場許可画面D16は、入場者NPの顔認証が成功した状態において表示される画面である。図14は、図11の処理に応じて端末装置に表示される入場許可画面の一例を示す図である。
入場許可画面D16は、待受画面D11のメッセージエリアMA11の代わりにメッセージエリアMA16を設けたものに相当する。換言すると、入場許可画面D16は、メッセージエリアMA16を有する入力受付画面として構成されている。
メッセージエリアMA16は、入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するためのエリアである。また、メッセージエリアMA16は、入場者NPによるタップ操作が可能なボタンとしての機能を有するエリアとして構成されている。すなわち、メッセージエリアMA16は、入場規制エリアへの入場の可否を判断するための顔認証の対象となる入場者NPによるタップ操作を受け付けるエリアとして構成されている。また、メッセージエリアMA16には、「認証しました」との文言に相当するメッセージME16が表示されている。
プロセッサ112は、メッセージエリアMA16に対するタップ操作が行われたか否かを判定する(ステップS38)。
プロセッサ112は、メッセージエリアMA16に対するタップ操作が一定時間内に行われた場合(ステップS38:YES)には、図15に例示するようなメニュー画面D17を生成してタッチパネル118に表示させる(ステップS39)。図15は、図14の入場許可画面から遷移可能なメニュー画面の一例を示す図である。
メニュー画面D17は、メッセージエリアMA16に対するタップ操作の実施に応じて入場許可画面D16から遷移した後の画面である。また、メニュー画面D17は、メニュー画面D12のボタンエリアMB12の代わりに、ボタンエリアMB171及びMB172を設けたものに相当する。
ボタンエリアMB171及びMB172は、入場許可画面D16またはメッセージME16のいずれかに関連するメニュー項目、すなわち、顔認証による入場規制エリアへの入場が可能となった状況に応じたメニュー項目を表示するためのエリアである。また、ボタンエリアMB171及びMB172は、入場者NPによるタップ操作が可能なボタンとしての機能を有するエリアとして構成されている。また、ボタンエリアMB171には、「ON」との文言に相当するメニュー項目MK171が表示されている。また、ボタンエリアMB172には、「OFF」との文言に相当するメニュー項目MK172が表示されている。
そして、例えば、ボタンエリアMB171に対するタップ操作が行われた場合には、プロセッサ112は、入場規制エリアとして設定されている室内の照明等をオン状態にするための制御を行う。また、例えば、ボタンエリアMB172に対するタップ操作が行われた場合には、プロセッサ112は、入場規制エリアとして設定されている室内の照明等をオフ状態にするための制御を行う。
プロセッサ112は、例えば、メニュー画面D17におけるボタンエリアMB171及びMB172以外のエリアに対するタップ操作等により、当該メニュー画面D17の表示を終了させるための指示が行われたか否かを判定する(ステップS40)。
プロセッサ112は、メニュー画面D17の表示を終了させるための指示が行われた場合(ステップS40:YES)には、入場許可画面D16を再度表示させる(ステップS37)。また、プロセッサ112は、メニュー画面D17の表示を終了させるための指示が行われなかった場合(ステップS40:NO)には、メニュー画面D17の表示を維持する(ステップS39)。なお、本実施形態によれば、プロセッサ112は、メニュー画面D17の表示を開始してから一定時間内にボタンエリアMB171及びMB172のうちのいずれかに対するタップ操作が行われなかった場合に、入場許可画面D16を再度表示させるようにしてもよい。
一方、プロセッサ112は、メッセージエリアMA14に対するタップ操作が一定時間内に行われなかった場合(ステップS38:NO)には、図11に示した一連の処理を終了する。また、プロセッサ112は、図11に示した一連の処理を終了した後、人感センサ117により人が検出されなくなった際に、または、一定時間が経過した際に、端末装置100を起動状態から待機状態に移行させる。
すなわち、以上に述べた処理によれば、プロセッサ112は、入力受付画面として、入場者NPの顔認証の認証状態に応じて異なる画面を生成してタッチパネル118に表示させることができる。また、(第1の実施形態及び)本実施形態によれば、前述の顔認証の認証状態には、例えば、認証前(未実施)の状態、認証中の状態、認証に失敗した状態、及び、認証に成功した状態の4つの状態が含まれる。
なお、本実施形態によれば、プロセッサ112は、ステップS31の処理を行ってから所定時間が経過するまでの間において、入場者NPの顔がカメラ116の画角内に入っている場合に、ステップS37及びステップS38の処理を繰り返し行いつつ、ステップS39及びステップS40の処理を必要に応じて行うようにしてもよい。
以上に述べたように、本実施形態によれば、入力受付画面に設けられたメッセージエリアまたはボタンエリアに対するタップ操作が行われた際に、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成してタッチパネル118に表示させることができる。そのため、本実施形態によれば、簡便な操作により、顔認証の認証状態に応じた情報へアクセスできるようなユーザインタフェースを提供することができる。
<第3実施形態>
図16は、第3実施形態に係る認証システムにおいて行われる処理を説明するためのフローチャートである。
なお、本実施形態においては、第1実施形態の認証システム1の各部と同様の機能構成及びハードウェア構成を有する認証システムにおいて処理が行われるものとして説明する。また、本実施形態においては、ステップS17により顔認証処理が成功したと判定された場合以降に行われる処理等が第1実施形態とは異なっている一方で、その他の部分が第1実施形態と同じである。そのため、本実施形態においては、図16に示す各処理のうち、ステップS11~S18の処理に係る説明を省略しつつ、ステップS51~ステップS55の処理に係る具体的な説明を行うものとする。
プロセッサ112は、顔認証処理が成功したと判定した場合(ステップS17:YES)に、サーモセンサ115により検出された入場者NPの体表温度に基づき、当該入場者NPの体温が正常であるか否かを判定する(ステップS51)。
プロセッサ112は、入場者NPの体表温度が所定値未満である場合には、当該入場者NPの体温が正常であると判定し(ステップS51:YES)、図16の一連の処理を終了する。また、プロセッサ112は、図16に示した一連の処理を終了した後、人感センサ117により人が検出されなくなった際に、または、一定時間が経過した際に、端末装置100を起動状態から待機状態に移行させる。
プロセッサ112は、入場者NPの体表温度が所定値以上である場合には、当該入場者NPの体温が異常であると判定し(ステップS51:NO)、図17に例示するようなアラート画面D91を生成してタッチパネル118に表示させる(ステップS52)。図17は、図16の処理に応じて端末装置に表示されるアラート画面の一例を示す図である。
アラート画面D91は、待受画面D11のメッセージエリアMA11の代わりにメッセージエリアMA91を設けたものに相当する。換言すると、アラート画面D91は、メッセージエリアMA91を有する入力受付画面として構成されている。
メッセージエリアMA91は、入場者NPの状態に係るメッセージを表示するためのエリアである。また、メッセージエリアMA91は、入場者NPによるタップ操作が可能なボタンとしての機能を有するエリアとして構成されている。すなわち、メッセージエリアMA91は、顔認証の対象となる入場者NPによるタップ操作を受け付けるエリアとして構成されている。また、メッセージエリアMA91には、体温が異常である旨を入場者NPに知らせるためのメッセージとして、「異常な体温です」との文言に相当するメッセージME91が表示されている。
プロセッサ112は、メッセージエリアMA91に対するタップ操作が行われたか否かを判定する(ステップS53)。
プロセッサ112は、メッセージエリアMA91に対するタップ操作が一定時間内に行われた場合(ステップS53:YES)には、図18に例示するようなメニュー画面D92を生成してタッチパネル118に表示させる(ステップS54)。また、プロセッサ112は、メッセージエリアMA91に対するタップ操作が一定時間内に行われなかった場合(ステップS53:NO)には、図16の一連の処理を終了する。また、プロセッサ112は、図16に示した一連の処理を終了した後、人感センサ117により人が検出されなくなった際に、または、一定時間が経過した際に、端末装置100を起動状態から待機状態に移行させる。図18は、図17のアラート画面から遷移可能なメニュー画面の一例を示す図である。
メニュー画面D92は、メッセージエリアMA91に対するタップ操作の実施に応じてアラート画面D91から遷移した後の画面である。また、メニュー画面D92は、メニュー画面D12のボタンエリアMB12の代わりにボタンエリアMB92を設けたものに相当する。
ボタンエリアMB92は、アラート画面D91またはメッセージME91のいずれかに関連するメニュー項目、すなわち、顔認証の後に体温の異常が確認された状況に応じたメニュー項目を表示するためのエリアである。また、ボタンエリアMB92は、入場者NPによるタップ操作が可能なボタンとしての機能を有するエリアとして構成されている。また、ボタンエリアMB92には、「医療機関受診」との文言に相当するメニュー項目MK92が表示されている。
そして、例えば、ボタンエリアMB92に対するタップ操作が行われた場合には、プロセッサ112は、端末装置100の設置場所の近辺における受診可能な医療機関を案内するための画面を生成してタッチパネル118に表示させる。
プロセッサ112は、例えば、メニュー画面D92におけるボタンエリアMB92以外のエリアに対するタップ操作等により、当該メニュー画面D92の表示を終了させるための指示が行われたか否かを判定する(ステップS55)。
プロセッサ112は、メニュー画面D92の表示を終了させるための指示が行われた場合(ステップS55:YES)には、図16の一連の処理を終了する。また、プロセッサ112は、図16に示した一連の処理を終了した後、人感センサ117により人が検出されなくなった際に、または、一定時間が経過した際に、端末装置100を起動状態から待機状態に移行させる。また、プロセッサ112は、メニュー画面D92の表示を終了させるための指示が行われなかった場合(ステップS55:NO)には、メニュー画面D92の表示を維持する(ステップS54)。
なお、本実施形態によれば、プロセッサ112は、例えば、入場者NPの体温が正常であると判定した場合において、アラート画面D91の少なくとも一部を変更した他の画面D9Xを表示させるようにしてもよい。また、本実施形態によれば、プロセッサ112は、例えば、前述の画面D9Xから遷移可能なメニュー画面D9Yを表示させるようにしてもよい。すなわち、本実施形態によれば、プロセッサ112は、入場者NPの顔認証が成功した状態の入力受付画面として、当該入場者NPの体温が正常か否かに応じて異なる画面を生成してタッチパネル118に表示させるようにしてもよい。
以上に述べたように、本実施形態によれば、入力受付画面に設けられたメッセージエリアまたはボタンエリアに対するタップ操作が行われた際に、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成してタッチパネル118に表示させることができる。そのため、本実施形態によれば、簡便な操作により、顔認証の認証状態に応じた情報へアクセスできるようなユーザインタフェースを提供することができる。
[変形例]
以下、上記の実施形態に対する変形例を説明する。なお、以降においては、簡単のため、既述の処理等を適用可能な部分に関する具体的な説明を適宜省略するものとする。
(変形例1)
図19は、端末装置に表示される待受画面の変形例を示す図である。
プロセッサ112は、ステップS12において、図8に示した待受画面D11の代わりに、図19に示すような待受画面D21を生成してタッチパネル118に表示させるようにしてもよい。
待受画面D21は、待受画面D11のメッセージエリアMA11の代わりにメッセージエリアMA21を設け、さらに、当該待受画面D11のGUIエリアGAにボタンエリアMB21を追加したものに相当する。換言すると、待受画面D21は、ボタンエリアMB21を有する入力受付画面として構成されている。
メッセージエリアMA21は、入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するためのエリアである。また、メッセージエリアMA21には、待受画面D11と同様のメッセージME11が表示されている。
ボタンエリアMB21は、入場者NPによるタップ操作が可能なボタンとしての機能を有するエリアとして構成されている。すなわち、ボタンエリアMB21は、メッセージエリアMA21とは別に設けられたエリアであるとともに、入場規制エリアへの入場の可否を判断するための顔認証の対象となる入場者NPによるタップ操作を受け付けるエリアとして構成されている。
以上に述べたような待受画面D21の画面構成によれば、プロセッサ112は、例えば、ボタンエリアMB21に対するタップ操作が一定時間内に行われた場合に、メニュー画面D12を生成してタッチパネル118に表示させることができる。また、以上に述べたような待受画面D21の画面構成によれば、例えば、ボタンエリアMB21に対するタップ操作が一定時間内に行われなかった場合には、ステップS16の処理に相当する顔認証処理が行われる。
なお、図19に例示した待受画面D21の表示態様は、入場不許可画面D14及び入場許可画面D16に対しても同様に適用することができる。
また、図19に例示した待受画面D21によれば、複数のボタンエリアがGUIエリアGAに設けられていてもよい。
また、図19に例示した待受画面D21によれば、ボタンエリアMB21の代わりに、メニュー画面D12のボタンエリアMB12が設けられていてもよい。
(変形例2)
図20は、端末装置に表示される入場不許可画面の変形例を示す図である。
プロセッサ112は、例えば、ステップS31の直後において、サーモセンサ115により検出された入場者NPの体表温度が所定値以上であるか否かを判定してもよい。また、プロセッサ112は、サーモセンサ115により検出された入場者NPの体表温度が所定値以上であると判定した場合に、当該入場者NPが体調不良を起こしていると推定し、図20に示すような入場不許可画面D31を生成してタッチパネル118に表示させるようにしてもよい。また、プロセッサ112は、サーモセンサ115により検出された入場者NPの体表温度が所定値未満である場合に、ステップS36の処理(制御)を行うようにしてもよい。
入場不許可画面D31は、入場不許可画面D14のメッセージエリアMA14の代わりにメッセージエリアMA31を設けたものに相当する。換言すると、入場不許可画面D31は、メッセージエリアMA31を有する入力受付画面として構成されている。
メッセージエリアMA31は、入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するためのエリアである。また、メッセージエリアMA31は、入場者NPによるタップ操作が可能なボタンとしての機能を有するエリアとして構成されている。また、メッセージエリアMA31には、入場規制エリアへの入場ができない旨を入場者NPに知らせるためのメッセージとして、「入場できません」との文言に相当するメッセージME31が表示されている。
以上に述べたような入場不許可画面D31の画面構成によれば、プロセッサ112は、例えば、メッセージエリアMA31に対するタップ操作が一定時間内に行われた場合に、図21に示すようなメニュー画面D32を生成してタッチパネル118に表示させることができる。図21は、図20の入場不許可画面から遷移可能なメニュー画面の一例を示す図である。
メニュー画面D32は、メッセージエリアMA31に対するタップ操作の実施に応じて入場不許可画面D31から遷移した後の画面である。また、メニュー画面D32は、メニュー画面D12のボタンエリアMB12の代わりにボタンエリアMB32を設けたものに相当する。
ボタンエリアMB32は、入場不許可画面D31またはメッセージME31のいずれかに関連するメニュー項目、すなわち、顔認証をパスしたにも関わらず発熱により入場許可を受けられない状況に応じたメニュー項目を表示するためのエリアである。また、ボタンエリアMB32は、入場者NPによるタップ操作が可能なボタンとしての機能を有するエリアとして構成されている。また、ボタンエリアMB32には、「医療機関受診」との文言に相当するメニュー項目MK32が表示されている。
そして、例えば、ボタンエリアMB32に対するタップ操作が行われた場合には、プロセッサ112は、端末装置100の設置場所の近辺における受診可能な医療機関を案内するための画面を生成してタッチパネル118に表示させる。
なお、本変形例によれば、プロセッサ112は、例えば、カメラ116により得られた画像にワクチン接種証明書が含まれていることを認識した場合に、サーモセンサ115により検出された体表温度に基づいて入場規制エリアへの入場の可否を判断する処理を行わずにステップS36の処理(制御)を行うようにしてもよい。
(変形例3)
図22は、端末装置に表示される入場不許可画面の変形例を示す図である。
プロセッサ112は、例えば、ステップS31の直後において、入場者NPがマスクを着用しているか否かを判定してもよい。また、プロセッサ112は、入場者NPがマスクを着用していないと判定した場合に、図22に示すような入場不許可画面D41を生成してタッチパネル118に表示させるようにしてもよい。
入場不許可画面D41は、入場不許可画面D14のメッセージエリアMA14の代わりにメッセージエリアMA41を設けたものに相当する。換言すると、入場不許可画面D41は、メッセージエリアMA41を有する入力受付画面として構成されている。
メッセージエリアMA41は、入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するためのエリアである。また、メッセージエリアMA41は、入場者NPによるタップ操作が可能なボタンとしての機能を有するエリアとして構成されている。また、メッセージエリアMA41には、入場規制エリアへ入場する入場者NPにマスクの着用を促すためのメッセージとして、「マスクをご着用下さい」との文言に相当するメッセージME41が表示されている。
以上に述べたような入場不許可画面D41の画面構成によれば、プロセッサ112は、例えば、メッセージエリアMA41に対するタップ操作が一定時間内に行われた場合に、図23に示すようなメニュー画面D42を生成してタッチパネル118に表示させることができる。図23は、図22の入場不許可画面から遷移可能なメニュー画面の一例を示す図である。
メニュー画面D42は、メッセージエリアMA41に対するタップ操作の実施に応じて入場不許可画面D41から遷移した後の画面である。また、メニュー画面D42は、メニュー画面D12のボタンエリアMB12の代わりにボタンエリアMB421及びMB422を設けたものに相当する。
ボタンエリアMB421及びMB422は、入場不許可画面D41またはメッセージME41のいずれかに関連するメニュー項目、すなわち、顔認証をパスしたにも関わらずマスク未着用により入場許可を受けられない状況に応じたメニュー項目を表示するためのエリアである。また、ボタンエリアMB421及びMB422は、入場者NPによるタップ操作が可能なボタンとしての機能を有するエリアとして構成されている。また、ボタンエリアMB421には、「マスク着用済」との文言に相当するメニュー項目MK421が表示されている。また、ボタンエリアMB422には、「マスク未所持」との文言に相当するメニュー項目MK422が表示されている。
そして、例えば、ボタンエリアMB421に対するタップ操作が行われた場合には、プロセッサ112は、入場者NPがマスクを着用しているか否かに係る再判定を行う。その後、プロセッサ112は、入場者NPがマスクを着用していると判定した場合に、ステップS36の処理(制御)を行う。また、例えば、ボタンエリアMB422に対するタップ操作が行われた場合には、プロセッサ112は、端末装置100の設置場所の近辺においてマスクを入手可能な場所を案内するための画面を生成してタッチパネル118に表示させる。
なお、本変形例によれば、プロセッサ112は、例えば、入場不許可画面D41の表示中に入場者NPがマスクを着用したことを検出した場合に、ボタンエリアMB421に対するタップ操作が行われずともステップS36の処理(制御)を行うようにしてもよい。
また、本変形例によれば、プロセッサ112は、例えば、入場者NPがマスクを着用していると判定した場合において、入場許可画面D16の少なくとも一部を変更した他の入場許可画面D4Xを表示させるようにしてもよい。また、本変形例によれば、プロセッサ112は、例えば、前述の入場許可画面D4Xから遷移可能なメニュー画面D4Yを表示させるようにしてもよい。また、本変形例によれば、プロセッサ112は、例えば、入場者NPのマスクの着用状態が不適切な着用状態であることを検出した場合において、入場不許可画面D41の少なくとも一部を変更した他の入場不許可画面D4Pを表示させるようにしてもよい。また、本変形例によれば、プロセッサ112は、例えば、前述の入場不許可画面D4Pから遷移可能なメニュー画面D4Qを表示させるようにしてもよい。すなわち、本実施形態によれば、プロセッサ112は、入場者NPの顔認証が成功した状態の入力受付画面として、当該入場者NPのマスクの着用状態に応じて異なる画面を生成してタッチパネル118に表示させるようにしてもよい。また、本変形例によれば、前述のマスクの着用状態には、例えば、未着用の状態、不適切な着用状態、及び、適切な着用状態の3つの状態が含まれる。
(変形例4)
図24は、端末装置に表示される入場不許可画面の一例を示す図である。
プロセッサ112は、例えば、ステップS32において、入場者NPが入場規制エリアへ入場する前に同意すべき事項が列挙された書類である入場同意書の記入を入場者NPに求めるために、入場不許可画面D14の代わりに、図24に示すような入場不許可画面D51を生成してタッチパネル118に表示させるようにしてもよい。
入場不許可画面D51は、入場不許可画面D14のメッセージエリアMA14の代わりにメッセージエリアMA51を設けたものに相当する。換言すると、入場不許可画面D51は、メッセージエリアMA51を有する入力受付画面として構成されている。
メッセージエリアMA51は、入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するためのエリアである。また、メッセージエリアMA51は、入場者NPによるタップ操作が可能なボタンとしての機能を有するエリアとして構成されている。また、メッセージエリアMA51には、入場規制エリアへの入場に際して入場同意書の記入が必要である旨を入場者NPに知らせるためのメッセージとして、「入場同意書のご記入が必要です」との文言に相当するメッセージME51が表示されている。
以上に述べたような入場不許可画面D51の画面構成によれば、プロセッサ112は、例えば、メッセージエリアMA51に対するタップ操作が一定時間内に行われた場合に、図25に示すようなメニュー画面D52を生成してタッチパネル118に表示させることができる。図25は、図24の入場不許可画面から遷移可能なメニュー画面の一例を示す図である。
メニュー画面D52は、メッセージエリアMA51に対するタップ操作の実施に応じて入場不許可画面D51から遷移した後の画面である。また、メニュー画面D52は、メニュー画面D12のボタンエリアMB12の代わりにボタンエリアMB521及びMB522を設けたものに相当する。
ボタンエリアMB521及びMB522は、入場不許可画面D51またはメッセージME51のいずれかに関連するメニュー項目、すなわち、顔認証による入場規制エリアへの入場ができず、かつ、入場同意書の記入による同意の有無を確認することができない状況に応じたメニュー項目を表示するためのエリアである。また、ボタンエリアMB521及びMB522は、入場者NPによるタップ操作が可能なボタンとしての機能を有するエリアとして構成されている。また、ボタンエリアMB521には、「同意事項説明サイトのQRコード(登録商標)を表示」との文言に相当するメニュー項目MK521が表示されている。また、ボタンエリアMB522には、「記録を残すことに同意する」との文言に相当するメニュー項目MK522が表示されている。
そして、例えば、ボタンエリアMB521に対するタップ操作が行われた場合には、プロセッサ112は、入場同意書の記入内容を説明するための文章、及び、当該入場同意書の入力フォーム等を含むWebサイトのURLに対応するQRコード(登録商標)を含む画面を生成してタッチパネル118に表示させる。また、例えば、ボタンエリアMB522に対するタップ操作が行われた場合には、プロセッサ112は、前述のWebサイトにおける入場同意書の記入内容をサーバ装置200へ送信するための処理を行った後、ステップS36の処理(制御)を行う。端末装置100からサーバ装置200へ送信された入場同意書の記入内容は、登録情報に紐付けられた状態でデータベース215に格納される。
なお、本変形例によれば、プロセッサ112は、例えば、ボタンエリアMB522に対するタップ操作が行われた際にサーモセンサ115により検出された入場者NPの体表温度を、入場同意書の記入内容に併せてサーバ装置200へ送信するようにしてもよい。また、本変形例によれば、プロセッサ112は、例えば、ボタンエリアMB522に対するタップ操作が行われた際に、入場者NPの顔認証の実施結果に係る認証履歴を生成し、当該生成した認証履歴を入場同意書の記入内容に併せてサーバ装置200へ送信するようにしてもよい。
また、本変形例によれば、プロセッサ112は、例えば、メッセージエリアMA51に対するタップ操作が一定時間内に行われなかった場合に、メッセージME31を含む入場不許可画面を生成してタッチパネル118に表示させるようにしてもよい。
(変形例5)
図26は、図12の入場不許可画面から遷移可能なメニュー画面の一例を示す図である。本変形例においては、端末装置100が集合住宅の入口に設置されている場合、すなわち、当該集合住宅の内部が入場規制エリアである場合について説明する。
プロセッサ112は、例えば、ステップS38の直後において、サーバ装置200から取得した入場者NPの登録情報に基づき、当該入場者NPが集合住宅の住人であるか否かを判定してもよい。
また、プロセッサ112は、例えば、ステップS39において、メニュー画面D17の代わりに、入場者NPが集合住宅の住人であるか否かの判定結果に応じて異なるメニュー画面を生成してタッチパネル118に表示させるようにしてもよい。すなわち、プロセッサ112は、入場者NPの顔認証が成功した状態のメニュー画面として、当該入場者NPの属性に応じて異なる画面を生成してタッチパネル118に表示させるようにしてもよい。
また、プロセッサ112は、例えば、ステップS33において、メニュー画面D15の代わりに、図26に示すようなメニュー画面D62を生成してタッチパネル118に表示させるようにしてもよい。
メニュー画面D62は、メッセージエリアMA14に対するタップ操作の実施に応じて入場不許可画面D14から遷移した後の画面である。また、メニュー画面D62は、メニュー画面D12のボタンエリアMB12の代わりに、ボタンエリアMB621及びMB622を設けたものに相当する。
ボタンエリアMB621及びMB622は、入場不許可画面D14またはメッセージME14のいずれかに関連するメニュー項目、すなわち、顔認証による入場規制エリアへの入場が不可能な状況に応じたメニュー項目を表示するためのエリアである。また、ボタンエリアMB621及びMB622は、入場者NPによるタップ操作が可能なボタンとしての機能を有するエリアとして構成されている。また、ボタンエリアMB621には、「他の方法で入場」との文言に相当するメニュー項目MK621が表示されている。また、ボタンエリアMB522には、「来客情報の入力」との文言に相当するメニュー項目MK622が表示されている。
そして、例えば、ボタンエリアMB621に対するタップ操作が行われた場合には、プロセッサ112は、集合住宅の管理者の連絡先を含む画面を生成してタッチパネル118に表示させる。
また、例えば、ボタンエリアMB622に対するタップ操作が行われた場合には、プロセッサ112は、入場者NPの名前及び訪問先を含む来客情報を入力するための画面を生成してタッチパネル118に表示させる。また、プロセッサ112は、入場者NPによる来客情報の入力が完了したことを検出した際に、当該来客情報と、当該入場者NPの顔をカメラ116により撮影して得られた画像と、をサーバ装置200へ送信するための処理を行う。そして、このような処理によれば、入場者NPに係る来客情報及び画像がサーバ装置200から集合住宅の住人へ送信され、さらに、当該来客情報及び当該画像を確認した当該住人により当該入場者NPの入場を許可するか否かが判断される。
(変形例6)
図27は、端末装置に表示される入場不許可画面の一例を示す図である。
プロセッサ112は、例えば、ステップS31の直後において、サーバ装置200から取得した入場者NPの登録情報に基づき、当該入場者NPのワクチン接種証明書の登録状態を検出するための処理を行ってもよい。
また、プロセッサ112は、例えば、登録済のワクチン接種証明書の有効期間(現在の日付から有効期限日までの期間)が所定期間より長いことを検出した場合に、ステップS36以降の処理を行うようにしてもよい。このような場合には、プロセッサ112は、ステップS37の処理を行うことにより、入場許可画面D16を生成してタッチパネル118に表示させる。
また、プロセッサ112は、例えば、ワクチン接種証明書が登録されていないことを検出した場合に、または、登録済のワクチン接種証明書の有効期間が所定期間以下であることを検出した場合に、入場不許可画面D14の代わりに、図27に示すような入場不許可画面D71を生成してタッチパネル118に表示させるようにしてもよい。
すなわち、プロセッサ112は、入場者NPの顔認証が成功した状態の入力受付画面として、当該入場者NPの属性に応じて異なる画面を生成してタッチパネル118に表示させるようにしてもよい。
入場不許可画面D71は、入場不許可画面D14のメッセージエリアMA14の代わりにメッセージエリアMA71を設けたものに相当する。換言すると、入場不許可画面D71は、メッセージエリアMA71を有する入力受付画面として構成されている。
メッセージエリアMA71は、入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するためのエリアである。また、メッセージエリアMA71は、入場者NPによるタップ操作が可能なボタンとしての機能を有するエリアとして構成されている。また、メッセージエリアMA71には、ワクチン接種証明書の登録または再登録を入場者NPに促すためのメッセージとして、「ワクチン接種証明書の登録または再登録が必要です」との文言に相当するメッセージME71が表示されている。
以上に述べたような入場不許可画面D71の画面構成によれば、プロセッサ112は、例えば、メッセージエリアMA71に対するタップ操作が一定時間内に行われた場合に、図28に示すようなメニュー画面D72を生成してタッチパネル118に表示させることができる。図28は、図27の入場不許可画面から遷移可能なメニュー画面の一例を示す図である。
メニュー画面D72は、メッセージエリアMA71に対するタップ操作の実施に応じて入場不許可画面D71から遷移した後の画面である。また、メニュー画面D72は、メニュー画面D12のボタンエリアMB12の代わりにボタンエリアMB721を設けたものに相当する。
ボタンエリアMB721は、入場不許可画面D71またはメッセージME71のいずれかに関連するメニュー項目、すなわち、顔認証をパスした一方でワクチン接種証明書の登録に不備があるため入場許可を受けられない状況に応じたメニュー項目を表示するためのエリアである。また、ボタンエリアMB721は、入場者NPによるタップ操作が可能なボタンとしての機能を有するエリアとして構成されている。また、ボタンエリアMB721には、「証明書を登録」との文言に相当するメニュー項目MK721が表示されている。
そして、例えば、ボタンエリアMB721に対するタップ操作が行われた場合には、プロセッサ112は、ワクチン接種証明書の登録を行うための登録フォーム等を含むWebサイトのURLに対応するQRコード(登録商標)を含む画面を生成してタッチパネル118に表示させる。
なお、本変形例によれば、プロセッサ112は、例えば、入場者NPの年齢が所定の年齢以下であることを検出した場合に、当該入場者NPのワクチン接種証明書の登録状態を検出するための処理をスキップしてステップS36以降の処理を行うようにしてもよい。なお、入場者NPの年齢は、例えば、サーバ装置200から取得した入場者NPの登録情報に含まれるものであってもよく、または、入場者NPをカメラ116により撮影して得られた画像に基づいて推定するものであってもよい。
[応用例]
以下においては、上記の実施形態が、入場規制エリアへ通じる入口のドアまたはゲートを開く用途以外の他の用途に対して適用される場合の概要について説明する。
(応用例1)
上記の実施形態は、例えば、商品の購入時等における決済の用途に適用することができる。
具体的には、プロセッサ112は、顔認証による本人確認が完了した際に、図14の入場許可画面D16と略同様の画面構成を有する認証完了画面を生成してタッチパネル118に表示させることができる。また、プロセッサ112は、前述の認証完了画面におけるメッセージエリアに対してタップ操作が行われた場合に、予め登録された複数の決済方法のうちの1つを選択可能な複数のボタンエリアを含むメニュー画面を生成してタッチパネル118に表示させることができる。また、プロセッサ112は、前述の認証完了画面におけるメッセージエリアに対してタップ操作が行われた場合に、複数の種類のポイントのうちの1つを決済用のポイントとして選択可能な複数のボタンエリアを含むメニュー画面を生成してタッチパネル118に表示させることができる。また、プロセッサ112は、前述の認証完了画面におけるメッセージエリアに対してタップ操作が行われた場合に、ポイントを使用するか否か、または、ポイントを蓄積するか否かを選択するためのボタンエリアを含むメニュー画面を生成してタッチパネル118に表示させることができる。
一方、プロセッサ112は、顔認証による本人確認ができなかった場合に、図12の入場不許可画面D14と略同様の画面構成を有する認証未完了画面を生成してタッチパネル118に表示させることができる。また、プロセッサ112は、前述の認証未完了画面におけるメッセージエリアに対してタップ操作が行われた場合に、予め登録された決済方法以外の他の決済方法を選択可能とするための1つ以上の複数のボタンエリアを含むメニュー画面を生成してタッチパネル118に表示させることができる。
(応用例2)
上記の実施形態は、例えば、バス等の公共交通機関の乗客が行先を決める用途に適用することができる。
具体的には、プロセッサ112は、顔認証による本人確認が完了した際に、図14の入場許可画面D16と略同様の画面構成を有する認証完了画面を生成してタッチパネル118に表示させることができる。また、プロセッサ112は、前述の認証完了画面におけるメッセージエリアに対してタップ操作が行われた場合に、本人確認を行った乗客の公共交通機関の利用履歴に基づき、複数の行先候補のうちの1つを実際の行先として選択可能な複数のボタンエリアを含むメニュー画面を生成してタッチパネル118に表示させることができる。なお、前述の複数の行先候補には、本人確認を行った乗客の過去の行先として記録されている場所が含まれていてもよく、または、当該乗客の行先として薦める場所が含まれていてもよい。
<第4実施形態>
図29は、第4実施形態に係る認証装置の機能構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る端末装置300は、端末装置100と同様のハードウェア構成を有している。また、端末装置300は、入力受付画面生成手段311と、メニュー画面生成手段312と、を有している。
図30は、第4実施形態に係る認証装置において行われる処理を説明するためのフローチャートである。
入力受付画面生成手段311は、メッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、当該第1エリア、または、当該第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成する(ステップS71)。
メニュー画面生成手段312は、第1エリアまたは第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成する(ステップS72)。
本実施形態によれば、簡便な操作により、顔認証の認証状態に応じた情報へアクセスできるようなユーザインタフェースを提供することができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
メッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、前記第1エリア、または、前記第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成する入力受付画面生成手段と、
前記第1エリアまたは前記第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて前記入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成するメニュー画面生成手段と、
を備える認証装置。
(付記2)
前記メッセージは、入場規制エリアへの入場に係るメッセージであり、
前記顔認証は、前記入力規制エリアへの入場の可否を判断するための認証である付記1の認証装置。
(付記3)
前記入力受付画面生成手段は、前記対象者に対する前記顔認証を未実施の場合、前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可されなかった場合、及び、前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可された場合のうちの少なくともいずれか1つの場合において、前記入力受付画面を生成する付記2の認証装置。
(付記4)
前記入力受付画面生成手段は、前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可されなかった場合の前記入力受付画面として、前記入場規制エリアへの入場許可が得られなかった旨を前記対象者に知らせるための前記メッセージを含む画面を生成し、
前記メニュー画面生成手段は、前記入力受付画面から遷移した後の前記メニュー画面として、前記顔認証とは異なる他の認証方法を実施可能とするための前記メニュー項目を含む画面を生成する付記3の認証装置。
(付記5)
前記入力受付画面生成手段は、前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可された場合であって、かつ、前記対象者がマスクを着用していない場合の前記入力受付画面として、前記入場規制エリアへ入場する前記対象者にマスクの着用を促すための前記メッセージを含む画面を生成する付記3の認証装置。
(付記6)
前記入力受付画面生成手段は、前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可された場合であって、かつ、前記対象者が体調不良を起こしていると推定される場合の前記入力受付画面として、前記入場規制エリアへの入場ができない旨を前記対象者に知らせるための前記メッセージを含む画面を生成する付記3の認証装置。
(付記7)
前記入力受付画面生成手段は、前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可されなかった場合の前記入力受付画面として、前記入場規制エリアへの入場に際して入場同意書の記入が必要である旨を前記対象者に知らせるための前記メッセージを含む画面を生成する付記3の認証装置。
(付記8)
前記入力受付画面生成手段は、前記入力受付画面として、前記対象者の前記顔認証の認証状態に応じて異なる画面を生成する付記1の認証装置。
(付記9)
前記入力受付画面生成手段は、前記対象者の前記顔認証が成功した状態の前記入力受付画面として、前記対象者の体温が正常か否かに応じて異なる画面を生成する付記8の認証装置。
(付記10)
前記入力受付画面生成手段は、前記対象者の前記顔認証が成功した状態の前記入力受付画面として、前記対象者のマスクの着用状態に応じて異なる画面を生成する付記8の認証装置。
(付記11)
前記入力受付画面生成手段は、前記対象者の前記顔認証が成功した状態の前記入力受付画面として、前記対象者の属性に応じて異なる画面を生成する付記8の認証装置。
(付記12)
前記メニュー画面生成手段は、前記対象者の前記顔認証が成功した状態の前記メニュー画面として、前記対象者の属性に応じて異なる画面を生成する付記1の認証装置。
(付記13)
付記2の認証装置と、
前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可された場合に、前記入場規制エリアの所定の入口における入場規制の解除に係る制御を行う制御手段と、
を備える認証システム。
(付記14)
メッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、前記第1エリア、または、前記第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成し、
前記第1エリアまたは前記第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて前記入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成する画面生成方法。
(付記15)
メッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、前記第1エリア、または、前記第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成し、
前記第1エリアまたは前記第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて前記入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成する処理をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体。
(付記16)
対象者の顔認証を行うための認証装置であって、
前記対象者に対して前記顔認証の認証状態に係る情報を表示するタッチパネルと、
前記対象者の体表温度を検出するサーモセンサと、
前記対象者を撮影することにより、前記顔認証に用いられる画像を取得するカメラと、
前記対象者に対して音声を出力するスピーカと、
前記対象者の存在の有無を検出する人感センサと、
前記人感センサによる前記対象者の有無の検出と、前記スピーカからの音声の出力と、に兼用される複数の孔と、
を有する認証装置。
以上、実施形態及び実施例を参照して本開示を説明したが、本開示は上記実施形態及び実施例に限定されるものではない。本開示の構成や詳細には、本開示のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
112,212 プロセッサ
115 サーモセンサ
116 カメラ
117 人感センサ
118 タッチパネル
215 データベース

Claims (11)

  1. 入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、前記第1エリア、または、前記第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、前記入場規制エリアへの入場の可否を判断するための顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成する入力受付画面生成手段と、
    前記第1エリアまたは前記第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて前記入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成するメニュー画面生成手段と、
    を備え、
    前記入力受付画面生成手段は、前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可されなかった場合、前記入力受付画面として前記入場規制エリアへの入場許可が得られなかった旨を前記対象者に知らせるための前記メッセージを含む画面を生成し、
    前記メニュー画面生成手段は、前記入力受付画面から遷移した後の前記メニュー画面として、前記顔認証とは異なる他の認証方法を実施可能とするための前記メニュー項目を含む画面を生成する認証装置。
  2. 入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、前記第1エリア、または、前記第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、前記入場規制エリアへの入場の可否を判断するための顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成する入力受付画面生成手段と、
    前記第1エリアまたは前記第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて前記入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成するメニュー画面生成手段と、
    を備え、
    前記入力受付画面生成手段は、前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可された場合であって、かつ、前記対象者がマスクを着用していない場合の前記入力受付画面として、前記入場規制エリアへ入場する前記対象者にマスクの着用を促すための前記メッセージを含む画面を生成する認証装置。
  3. 入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、前記第1エリア、または、前記第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、前記入場規制エリアへの入場の可否を判断するための顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成する入力受付画面生成手段と、
    前記第1エリアまたは前記第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて前記入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成するメニュー画面生成手段と、
    を備え、
    前記入力受付画面生成手段は、前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可された場合であって、かつ、前記対象者が体調不良を起こしていると推定される場合の前記入力受付画面として、前記入場規制エリアへの入場ができない旨を前記対象者に知らせるための前記メッセージを含む画面を生成する認証装置。
  4. 入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、前記第1エリア、または、前記第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、前記入場規制エリアへの入場の可否を判断するための顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成する入力受付画面生成手段と、
    前記第1エリアまたは前記第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて前記入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成するメニュー画面生成手段と、
    を備え、
    前記入力受付画面生成手段は、前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可されなかった場合の前記入力受付画面として、前記入場規制エリアへの入場に際して入場同意書の記入が必要である旨を前記対象者に知らせるための前記メッセージを含む画面を生成する認証装置。
  5. メッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、前記第1エリア、または、前記第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成する入力受付画面生成手段と、
    前記第1エリアまたは前記第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて前記入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成するメニュー画面生成手段と、
    を備え、
    前記入力受付画面生成手段は、前記入力受付画面として、前記対象者の前記顔認証の認証状態に応じて異なる画面を生成する認証装置。
  6. 前記入力受付画面生成手段は、前記対象者の前記顔認証が成功した状態の前記入力受付画面として、前記対象者の体温が正常か否かに応じて異なる画面を生成する請求項5に記載の認証装置。
  7. 前記入力受付画面生成手段は、前記対象者の前記顔認証が成功した状態の前記入力受付画面として、前記対象者のマスクの着用状態に応じて異なる画面を生成する請求項5に記載の認証装置。
  8. 前記入力受付画面生成手段は、前記対象者の前記顔認証が成功した状態の前記入力受付画面として、前記対象者の属性に応じて異なる画面を生成する請求項5に記載の認証装置。
  9. 請求項1に記載の認証装置と、
    前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可された場合に、前記入場規制エリアの所定の入口における入場規制の解除に係る制御を行う制御手段と、
    を備える認証システム。
  10. 入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、前記第1エリア、または、前記第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、前記入場規制エリアへの入場の可否を判断するための顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成し、
    前記第1エリアまたは前記第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて前記入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成し、
    前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可されなかった場合、前記入力受付画面として前記入場規制エリアへの入場許可が得られなかった旨を前記対象者に知らせるための前記メッセージを含む画面を生成し、
    前記入力受付画面から遷移した後の前記メニュー画面として、前記顔認証とは異なる他の認証方法を実施可能とするための前記メニュー項目を含む画面を生成する画面生成方法。
  11. 入場規制エリアへの入場に係るメッセージを表示するための第1エリアを含むとともに、前記第1エリア、または、前記第1エリアとは別に設けられた第2エリアにおいて、前記入場規制エリアへの入場の可否を判断するための顔認証の対象となる対象者によるタップ操作を受け付ける入力受付画面を生成し、
    前記第1エリアまたは前記第2エリアに対するタップ操作の実施に応じて前記入力受付画面から遷移した後の画面として、1つのまたは複数のメニュー項目を含むメニュー画面を生成し、
    前記顔認証により前記対象者の前記入場規制エリアへの入場が許可されなかった場合、前記入力受付画面として前記入場規制エリアへの入場許可が得られなかった旨を前記対象者に知らせるための前記メッセージを含む画面を生成し、
    前記入力受付画面から遷移した後の前記メニュー画面として、前記顔認証とは異なる他の認証方法を実施可能とするための前記メニュー項目を含む画面を生成する処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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