JP7213785B2 - 半導体ウエハマウント装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体ウエハマウント装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体ウエハマウント装置および半導体装置の製造方法に関するものである。
半導体ウエハマウント装置を用いた半導体装置の製造方法として、周縁部に吸着部が設けられるとともにその吸着部の内側に上面開放の凹部が形成された吸着テーブルを用いた方法がある。この方法では、吸着テーブルの吸着部に回路基板の表面の周縁部を吸着固定し、回路基板の裏面に接着テープを貼り付ける際の押圧力とバランスする加圧流体を凹部に供給しながら接着テープを回路基板の裏面に貼り付けている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭62-287639号公報
特許文献1に記載の技術はプレーナー型半導体ウエハの場合には適しているが、メサ型半導体ウエハの場合には次のような問題がある。
メサ型半導体ウエハの裏面に接着テープを貼り付ける際、吸着テーブルの周縁部に設けられた吸着部の吸着溝とメサ型半導体ウエハの表面に格子状に形成されたメサ溝が連通するため、メサ型半導体ウエハの表面の周縁部において吸着漏れが発生する。その結果、押圧力と流体供給による加圧力とをバランスさせることができないため、吸着部により保持されていないメサ型半導体ウエハの中央部が撓み、メサ型半導体ウエハの裏面と接着テープとの間に気泡が発生するという問題があった。
そこで、本発明は、メサ型半導体ウエハの裏面に接着テープを貼り付ける際、メサ型半導体ウエハにおける表面の周縁部の吸着漏れを抑制する技術を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体ウエハマウント装置は、メサ型半導体ウエハの表面の周縁部を吸着した状態で、前記メサ型半導体ウエハの裏面に接着テープが貼り付けられる半導体ウエハマウント装置であって、前記メサ型半導体ウエハが下向きに載置された状態で、前記メサ型半導体ウエハの表面の周縁部を吸着する吸着テーブルを備え、前記吸着テーブルは、前記メサ型半導体ウエハの表面の周縁部に対向する領域のうち、前記メサ型半導体ウエハの表面に格子状に形成されたメサ溝に対向する位置を除く領域に形成された吸着溝と、前記吸着溝よりも内周側に形成されかつ前記接着テープが貼り付けられる際に前記吸着テーブルに加わる押圧力とのバランスを取るための流体が供給される上面開放の凹部とを備えたものである。
本発明によれば、吸着テーブルの吸着溝は、メサ型半導体ウエハの表面の周縁部に対向する領域のうち、メサ型半導体ウエハの表面に格子状に形成されたメサ溝に対向する位置を除く領域に形成された。
したがって、吸着溝とメサ型半導体ウエハのメサ溝が連通しないため、メサ型半導体ウエハの裏面に接着テープを貼り付ける際、メサ型半導体ウエハにおける表面の周縁部の吸着漏れを抑制することができる。
実施の形態1に係る半導体ウエハマウント装置の概略図である。 実施の形態1に係る半導体ウエハマウント装置が備える吸着テーブルの平面図である。 メサ型半導体ウエハを下向きにした状態を示す断面図である。 実施の形態2に係る半導体ウエハマウント装置が備える吸着テーブルの吸着部の断面図である。 実施の形態2に係る半導体ウエハマウント装置が備える吸着テーブルの吸着部にメサ型半導体ウエハを下向きに載置した状態を示す断面図である。 実施の形態3に係る半導体ウエハマウント装置が備えるプレートおよびその周囲の断面図である。 実施の形態4に係る半導体ウエハマウント装置の概略図である。 関連技術に係る半導体ウエハマウント装置が備える吸着テーブルの平面図である。 プレーナー型半導体ウエハを下向きにした状態を示す断面図である。 プレーナー型半導体ウエハの拡大断面図である。 メサ型半導体ウエハの拡大断面図である。
<関連技術>
最初に、本発明の実施の形態の関連技術について説明する。図8は、関連技術に係る半導体ウエハマウント装置が備える吸着テーブル32の平面図である。図9は、プレーナー型半導体ウエハ30を下向きにした状態を示す断面図である。
関連技術に係る半導体ウエハマウント装置は、吸着テーブル32を除いて図1に示す実施の形態1に係るウエハマウント装置と同じ構成であるため、図1を用いて説明する。
図1と図8に示すように、関連技術に係る半導体ウエハマウント装置は、吸着テーブル32、調整弁7、減圧装置8、減圧弁9、圧力源10、調整弁11、排気装置12、および貼付ローラー13を備えている。
関連技術では、図9に示すプレーナー型半導体ウエハ30が吸着テーブル32に載置されている。一例としてプレーナー型半導体ウエハ30のサイズは、直径4インチ、厚み300μmとして説明する。
吸着テーブル32は、例えば金属部材を用いて、平面視にて円形状に形成されている。吸着テーブル32は、吸着テーブル32の周縁部を形成する吸着部3と、吸着部3の内周側に形成された上面開放の凹部6aを備えている。
吸着部3は凹部6aの外周側を覆うように形成され、凹部6aの周壁を担っている。吸着部3の上端部の全周に渡って、下方に凹む吸着溝2が形成されている。吸着溝2の幅は1mm程度であり、吸着テーブル32にプレーナー型半導体ウエハ30が載置された場合、プレーナー型半導体ウエハ30の表面の周縁部と吸着テーブル32の吸着部3が接触する。
排気装置12は、調整弁11を介して吸着テーブル32の吸着溝2に連通する吸引孔4に接続されており、吸着テーブル32に載置されたプレーナー型半導体ウエハ30の表面の周縁部を、吸着溝2を介して吸着する。
圧力源10は、減圧弁9を介して、吸着テーブル32の吸着部3の下端部に形成された加圧孔5に接続されており、加圧孔5に流体を供給し、プレーナー型半導体ウエハ30と吸着テーブル32にて密閉された空間を加圧する。減圧装置8は、凹部6aの底面に形成された減圧孔6に調整弁7を介して接続されており、プレーナー型半導体ウエハ30の裏面に接着テープ14が貼り付けられた後、プレーナー型半導体ウエハ30と吸着テーブル32にて密閉された空間を減圧する。
貼付ローラー13による押圧力と流体供給による加圧をバランスさせながら、プレーナー型半導体ウエハ30の平行度を保持した状態で、プレーナー型半導体ウエハ30の裏面に接着テープ14が貼り付けられる。プレーナー型半導体ウエハ30の平行度を保持することにより、プレーナー型半導体ウエハ30と接着テープ14の間に気泡が発生することを抑制できる。仮に気泡が発生した場合はダイシングする際に、チップクラックを誘発させるからである。
プレーナー型半導体ウエハ30の場合には問題はないが、メサ型半導体ウエハ20の場合には次のような問題がある。図10と図11を用いて、プレーナー型半導体ウエハ30とメサ型半導体ウエハ20の構造の違いについて説明する。図10は、プレーナー型半導体ウエハ30の拡大断面図である。図11は、メサ型半導体ウエハ20の拡大断面図である。
図10と図11に示すように、プレーナー型半導体ウエハ30とメサ型半導体ウエハ20の構造で大きく異なる点は、絶縁性確保の方式である。すなわち、プレーナー型半導体ウエハ30ではデバイス31の表面に形成された保護膜31aの距離Bで確保するのに対し、メサ型半導体ウエハ20ではデバイス22の上部側面を斜めにカットしてその部分に形成された保護膜22aの距離Aで確保することである。したがって、デバイス22を個片にカットする前のウエハ段階では、デバイス22とデバイス22との間にメサ溝21が形成されることになる。
接着テープ14を貼り付ける際、吸着テーブル32の周縁部に設けられた吸着部3とメサ型半導体ウエハ20の表面に格子状に形成されたメサ溝21が連通するため、メサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部において吸着漏れが発生する。その結果、貼付ローラー13による押圧力と流体供給による加圧力とをバランスさせることができず、吸着部3により保持されていないメサ型半導体ウエハ20の中央部が撓み、メサ型半導体ウエハ20の裏面と接着テープ14との間に気泡が発生するという問題があった。実施の形態では、このような問題を解決するためになされたものであり、以下に詳細に説明する。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1について、図面を用いて以下に説明する。図1は、実施の形態1に係る半導体ウエハマウント装置の概略図である。図2は、半導体ウエハマウント装置が備える吸着テーブル1の平面図である。図3は、メサ型半導体ウエハ20を下向きにした状態を示す断面図である。
図1に示すように、実施の形態1に係る半導体ウエハマウント装置は、半導体ウエハマウント装置は、メサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部を吸着した状態で、メサ型半導体ウエハ20の裏面に接着テープ14が貼り付けられる。実施の形態1に係る半導体ウエハマウント装置は、関連技術に係る半導体ウエハマウント装置に対して吸着テーブル1を除いて同じ構造であるため、ここでは吸着テーブル1のみを説明し、他の構成要素の説明は省略する。
図1~図3に示すように、吸着テーブル1は、例えば金属部材を用いて、平面視にて円形状に形成されている。吸着テーブル1は、メサ型半導体ウエハ20が下向きに載置された状態で、メサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部を吸着する。吸着テーブル1は、吸着テーブル1の周縁部を形成する吸着部3、吸着溝2、および上面開放の凹部6aを備えている。
吸着部3は凹部6aの外周側を覆うように形成され、凹部6aの周壁を担っている。吸着部3の上端部の全周に渡って、下方に凹む吸着溝2が形成されている。吸着溝2の幅は1mm程度であり、吸着テーブル1にメサ型半導体ウエハ20が載置された場合、メサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部と吸着テーブル1の吸着部3が接触する。
吸着溝2は、吸着部3におけるメサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部に対向する領域のうち、メサ型半導体ウエハ20の表面に格子状に形成されたメサ溝21に対向する位置を除く領域に形成されている。すなわち、吸着溝2は、メサ溝21を回避するように形成され、分割された円形状になっている。なお、図2においてメサ溝21は二点鎖線で示されている。
凹部6aは、吸着溝2よりも内周側に形成されている。凹部6aには、接着テープ14がメサ型半導体ウエハ20の裏面に貼り付けられる際に貼付ローラー13により吸着テーブル1に加わる押圧力とのバランスを取るための流体が供給される。
図3を用いて、メサ型半導体ウエハ20の形状について説明する。メサ型半導体ウエハ20の厚みはプレーナー型半導体ウエハ30と同じだが、断面形状が異なっている。メサ型半導体ウエハ20にはメサ溝21が形成されており、メサ溝21の幅は300μm、メサ溝21の深さはウエハ厚み方向に200μmである。
次に、実施の形態1に係る半導体ウエハマウント装置を用いた半導体装置の製造方法を説明する。
先ず、吸着テーブル1上にメサ型半導体ウエハ20を下向きに載置する。次に、排気装置12は、吸着テーブル32に載置されたメサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部を、吸着溝2を介して吸着させる。
次に、メサ型半導体ウエハ20の裏面に接着テープ14を配置し、貼付ローラー13で接着テープ14を押圧することによりメサ型半導体ウエハ20の裏面に接着テープ14を貼り付ける。このとき、圧力源10は、減圧弁9を介して、加圧孔5に流体を供給し、メサ型半導体ウエハ20と吸着テーブル32にて密閉された空間を加圧している。
以上のように、実施の形態1に係る半導体ウエハマウント装置は、メサ型半導体ウエハ20が下向きに載置された状態で、メサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部を吸着する吸着テーブル1を備え、吸着テーブル1は、メサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部に対向する領域のうち、メサ型半導体ウエハ20の表面に格子状に形成されたメサ溝21に対向する位置を除く領域に形成された吸着溝2と、吸着溝2よりも内周側に形成されかつ接着テープ14が貼り付けられる際に吸着テーブル1に加わる押圧力とのバランスを取るための流体が供給される上面開放の凹部6aとを備えている。
また、実施の形態1に係る半導体装置の製造方法は、吸着テーブル1上にメサ型半導体ウエハ20を下向きに載置し、吸着テーブル1にメサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部を吸着させる工程(a)と、メサ型半導体ウエハ20の裏面に接着テープ14を配置し、貼付ローラー13で接着テープ14を押圧することによりメサ型半導体ウエハ20の裏面に接着テープ14を貼り付ける工程(b)とを備えている。
したがって、吸着溝2とメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21が連通しないため、メサ型半導体ウエハ20の裏面に接着テープ14を貼り付ける際、メサ型半導体ウエハ20における表面の周縁部の吸着漏れを抑制することができる。
これにより、貼付ローラー13による押圧力と流体供給による加圧力をバランスさせながら、メサ型半導体ウエハ20の平行度を保持した状態で、メサ型半導体ウエハ20の裏面に接着テープ14を貼り付けることができる。メサ型半導体ウエハ20の平行度を保持することにより、メサ型半導体ウエハ20と接着テープ14の間に気泡が発生することを抑制できる。
その結果、次工程であるダイシング工程においてチップクラックが生じることを抑制することができる。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2に係る半導体ウエハマウント装置について説明する。図4は、実施の形態2に係る半導体ウエハマウント装置が備える吸着テーブル1の吸着部3の断面図である。図5は、実施の形態2に係る半導体ウエハマウント装置が備える吸着テーブル1の吸着部3にメサ型半導体ウエハ20を下向きに載置した状態を示す断面図である。なお、実施の形態2において、実施の形態1で説明したものと同一の構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
図4と図5に示すように、実施の形態2では、吸着テーブル1は、メサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部に対向する領域のうち、メサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に対向する位置にメサ溝21に嵌合する凸部3aをさらに備えている。
複数の凸部3aは、吸着テーブル1の周縁部に形成された吸着部3における複数のメサ溝21に対向する位置に、それぞれ上方に突出するように形成されているため、複数の凸部3aは、複数のメサ溝21にそれぞれ嵌合するようになっている。
凸部3aの幅は、メサ溝21に嵌合し易いように、メサ溝21よりも数μm~100μm程度小さい。
次に、実施の形態2に係る半導体ウエハマウント装置を用いた半導体装置の製造方法を説明する。
先ず、吸着テーブル1上にメサ型半導体ウエハ20を下向きに載置する。次に、吸着テーブル1の凸部3aがメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に嵌合した状態で、排気装置12は、吸着テーブル32に載置されたメサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部を、吸着溝2を介して吸着させる。
次に、メサ型半導体ウエハ20の裏面に接着テープ14を配置し、貼付ローラー13で接着テープ14を押圧することによりメサ型半導体ウエハ20の裏面に接着テープ14を貼り付ける。このとき、吸着テーブル1の凸部3aがメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に嵌合した状態で、圧力源10は、減圧弁9を介して、加圧孔5に流体を供給し、メサ型半導体ウエハ20と吸着テーブル32にて密閉された空間を加圧している。
以上のように、実施の形態2に係る半導体ウエハマウント装置では、吸着テーブル1は、メサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部に対向する領域のうち、メサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に対向する位置にメサ溝21に嵌合する凸部3aをさらに備えている。
また、実施の形態2に係る半導体装置の製造方法は、吸着テーブル1上にメサ型半導体ウエハ20を下向きに載置し、吸着テーブル1の凸部3aがメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に嵌合した状態で吸着テーブル1にメサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部を吸着させる工程(c)と、メサ型半導体ウエハ20の裏面に接着テープ14を配置し、吸着テーブル1の凸部3aがメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に嵌合した状態で、貼付ローラー13で接着テープ14を押圧することによりメサ型半導体ウエハ20の裏面に接着テープ14を貼り付ける工程(d)とを備えている。
したがって、メサ型半導体ウエハ20と吸着テーブル1の空隙体積が減少することで、吸着テーブル1の吸着能力を増加させることなく、メサ型半導体ウエハ20における表面の周縁部の吸着漏れを一層抑制することができる。これにより、メサ型半導体ウエハ20と接着テープ14の間に気泡が発生することを一層抑制できることから、次工程であるダイシング工程においてチップクラックが生じることを一層抑制することができる。
<実施の形態3>
次に、実施の形態3に係る半導体ウエハマウント装置について説明する。図6は、実施の形態3に係る半導体ウエハマウント装置が備えるプレート16およびその周囲の断面図である。なお、実施の形態3において、実施の形態1,2で説明したものと同一の構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
図6に示すように、実施の形態3では、半導体ウエハマウント装置は、吸着テーブル1におけるメサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部に対向する領域に配置される、柔軟性を有するプレート16をさらに備えている。なお、図6は、図1における吸着テーブル1の吸着部3の左側部分に対応する拡大図である。
吸着テーブル1の吸着部3における上端部の全周に渡ってプレート16を装着するためのプレート溝3bが形成されている。プレート16は、例えばシリコーンゴムまたはテフロン(登録商標)等を用いて、円形枠状に形成されており、プレート16の上面が吸着部3の上面に位置するようにプレート溝3bに装着されている。また、プレート16は吸着溝2に連通する吸着溝16aを備えている。
吸着溝16aは、プレート16におけるメサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部に対向する領域のうち、メサ型半導体ウエハ20の表面に格子状に形成されたメサ溝21に対向する位置を除く領域に形成されている。すなわち、吸着溝16aは、メサ溝21を回避するように形成され、分割された円形状になっている。
常温では、プレート16におけるメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に対向する位置には吸着溝16aが形成されておらず、その位置の上面は平面であるため、吸着テーブル1上にメサ型半導体ウエハ20が下向きに載置された状態で、メサ溝21とプレート16におけるメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に対向する位置の上面との間にメサ溝21の容積に相当する空隙が形成されている。吸着テーブル1が40℃程度に加熱されることにより、プレート16におけるメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に対向する位置の上面が上記の空隙を埋める方向に膨張する。すなわち、プレート16におけるメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に対向する位置の上面が凸状に変形し、凸状の部分(以下「凸部」という)がメサ溝21に嵌合した状態となる。
次に、実施の形態3に係る半導体ウエハマウント装置を用いた半導体装置の製造方法を説明する。
先ず、吸着テーブル1上にメサ型半導体ウエハ20を下向きに載置する。次に、吸着テーブル1が40℃程度に加熱されることにより、プレート16におけるメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に対向する位置の上面が上記空隙を埋める方向に膨張し凸部に変形する。プレート16の凸部がメサ溝21に嵌合した状態で、排気装置12は、吸着テーブル32に載置されたメサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部を、吸着溝2を介して吸着させる。
次に、メサ型半導体ウエハ20の裏面に接着テープ14を配置し、貼付ローラー13で接着テープ14を押圧することによりメサ型半導体ウエハ20の裏面に接着テープ14を貼り付ける。このとき、プレート16の凸部がメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に嵌合した状態で、圧力源10は、減圧弁9を介して、加圧孔5に流体を供給し、メサ型半導体ウエハ20と吸着テーブル32にて密閉された空間を加圧している。
以上のように、実施の形態3に係る半導体ウエハマウント装置は、吸着テーブル1におけるメサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部に対向する領域に配置される、柔軟性を有するプレート16をさらに備え、プレート16におけるメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に対向する部分が凸部に変形することにより凸部がメサ溝21に嵌合する。
また、実施の形態3に係る半導体装置の製造方法は、吸着テーブル1上にメサ型半導体ウエハ20を下向きに載置し、吸着テーブル1の加熱により変形したプレート16の凸部がメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に嵌合した状態で吸着テーブル1にメサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部を吸着させる工程(e)と、メサ型半導体ウエハ20の裏面に接着テープ14を配置し、プレート16の凸部がメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に嵌合した状態で、貼付ローラー13で接着テープ14を押圧することによりメサ型半導体ウエハ20の裏面に接着テープ14を貼り付ける工程(f)とを備えている。したがって、実施の形態2の場合と同様の効果が得られる。
<実施の形態4>
次に、実施の形態4に係る半導体ウエハマウント装置について説明する。図7は、実施の形態4に係る半導体ウエハマウント装置の概略図である。なお、実施の形態4において、実施の形態1~3で説明したものと同一の構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
図7に示すように、実施の形態4では、半導体ウエハマウント装置は、吸着テーブル1に載置されたメサ型半導体ウエハ20の裏面を加圧する加圧部としての押さえ治具15をさらに備えている。吸着テーブル1は、実施の形態2の場合と同様に凸部3aを備えている。
押さえ治具15は、側面視にてコの字形状であり、メサ型半導体ウエハ20の裏面の周縁部を図7の矢印方向に加圧する治具である。押さえ治具15は、ステンレス鋼、黄銅、またはアルミニウムを用いて形成されており、メサ型半導体ウエハ20の裏面の周縁部を加圧するために必要な重量を有している。押さえ治具15により吸着テーブル1に載置されたメサ型半導体ウエハ20の裏面を加圧することで、吸着テーブル1の凸部3aがメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に嵌合するのを促進させることができる。なお、押さえ治具15は自重により加圧するのではなく、別の機構を用いて押さえ治具15を加圧してもよい。
次に、実施の形態4に係る半導体ウエハマウント装置を用いた半導体装置の製造方法を説明する。
先ず、吸着テーブル1上にメサ型半導体ウエハ20を下向きに載置する。次に、押さえ治具15をメサ型半導体ウエハ20の裏面の周縁部に配置することにより矢印方向に加圧する。押さえ治具15による加圧により吸着テーブル1の凸部3aがメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に嵌合した状態で、排気装置12は、吸着テーブル32に載置されたメサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部を、吸着溝2を介して吸着させる。
次に、押さえ治具15を取り外した後、メサ型半導体ウエハ20の裏面に接着テープ14を配置し、貼付ローラー13で接着テープ14を押圧することによりメサ型半導体ウエハ20の裏面に接着テープ14を貼り付ける。このとき、吸着テーブル1の凸部3aがメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に嵌合した状態で、圧力源10は、減圧弁9を介して、加圧孔5に流体を供給し、メサ型半導体ウエハ20と吸着テーブル32にて密閉された空間を加圧している。
なお、吸着テーブル1が凸部3aを備える代わりに、実施の形態3の場合と同様に、半導体ウエハマウント装置は柔軟性を有するプレート16を備えていてもよい。
以上のように、実施の形態4に係る半導体ウエハマウント装置は、吸着テーブル1に載置されたメサ型半導体ウエハ20の裏面を加圧する押さえ治具15をさらに備えている。
また、実施の形態4に係る半導体装置の製造方法は、吸着テーブル1上にメサ型半導体ウエハ20を下向きに載置し、押さえ治具15をメサ型半導体ウエハ20の裏面に配置する工程(g)と、押さえ治具15による加圧により凸部がメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に嵌合した状態で吸着テーブル1にメサ型半導体ウエハ20の表面の周縁部を吸着させる工程(h)と、押さえ治具15を取り外した後、メサ型半導体ウエハ20の裏面に接着テープ14を配置し、凸部がメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に嵌合した状態で、貼付ローラー13で接着テープ14を押圧することによりメサ型半導体ウエハ20の裏面に接着テープ14を貼り付ける工程(i)とを備えている。
したがって、吸着テーブル1の凸部3aまたはプレート16の凸部がメサ型半導体ウエハ20のメサ溝21に嵌合し易くなる。メサ型半導体ウエハ20と吸着テーブル1の空隙体積が減少することで、吸着テーブル1の吸着能力を増加させることなく、メサ型半導体ウエハ20における表面の周縁部の吸着漏れを一層抑制することができる。これにより、メサ型半導体ウエハ20と接着テープ14の間に気泡が発生することを一層抑制できることから、次工程であるダイシング工程においてチップクラックが生じることを一層抑制することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 吸着テーブル、2 吸着溝、3a 凸部、6a 凹部、14 接着テープ、15 押さえ治具、16 プレート、20 メサ型半導体ウエハ、21 メサ溝。

Claims (8)

  1. メサ型半導体ウエハの表面の周縁部を吸着した状態で、前記メサ型半導体ウエハの裏面に接着テープが貼り付けられる半導体ウエハマウント装置であって、
    前記メサ型半導体ウエハが下向きに載置された状態で、前記メサ型半導体ウエハの表面の周縁部を吸着する吸着テーブルを備え、
    前記吸着テーブルは、前記メサ型半導体ウエハの表面の周縁部に対向する領域のうち、前記メサ型半導体ウエハの表面に格子状に形成されたメサ溝に対向する位置を除く領域に形成された吸着溝と、前記吸着溝よりも内周側に形成されかつ前記接着テープが貼り付けられる際に前記吸着テーブルに加わる押圧力とのバランスを取るための流体が供給される上面開放の凹部とを備えた、半導体ウエハマウント装置。
  2. 前記吸着テーブルは、前記メサ型半導体ウエハの表面の周縁部に対向する領域のうち、前記メサ型半導体ウエハの前記メサ溝に対向する位置に前記メサ溝に嵌合する凸部をさらに備えた、請求項1に記載の半導体ウエハマウント装置。
  3. 前記吸着テーブルにおける前記メサ型半導体ウエハの表面の周縁部に対向する領域に配置される、柔軟性を有するプレートをさらに備え、
    前記プレートにおける前記メサ型半導体ウエハの前記メサ溝に対向する部分が凸部に変形することにより前記凸部が前記メサ溝に嵌合する、請求項1に記載の半導体ウエハマウント装置。
  4. 前記吸着テーブルに載置された前記メサ型半導体ウエハの裏面を加圧する加圧部をさらに備えた、請求項2または請求項3に記載の半導体ウエハマウント装置。
  5. 請求項1に記載の半導体ウエハマウント装置を用いた半導体装置の製造方法であって、
    (a)前記吸着テーブル上に前記メサ型半導体ウエハを下向きに載置し、前記吸着テーブルに前記メサ型半導体ウエハの表面の周縁部を吸着させる工程と、
    (b)前記メサ型半導体ウエハの裏面に前記接着テープを配置し、貼付ローラーで前記接着テープを押圧することにより前記メサ型半導体ウエハの裏面に前記接着テープを貼り付ける工程と、
    を備えた、半導体装置の製造方法。
  6. 請求項2に記載の半導体ウエハマウント装置を用いた半導体装置の製造方法であって、
    (c)前記吸着テーブル上に前記メサ型半導体ウエハを下向きに載置し、前記吸着テーブルの前記凸部が前記メサ型半導体ウエハの前記メサ溝に嵌合した状態で前記吸着テーブルに前記メサ型半導体ウエハの表面の周縁部を吸着させる工程と、
    (d)前記メサ型半導体ウエハの裏面に前記接着テープを配置し、前記吸着テーブルの前記凸部が前記メサ型半導体ウエハの前記メサ溝に嵌合した状態で、貼付ローラーで前記接着テープを押圧することにより前記メサ型半導体ウエハの裏面に前記接着テープを貼り付ける工程と、
    を備えた、半導体装置の製造方法。
  7. 請求項3に記載の半導体ウエハマウント装置を用いた半導体装置の製造方法であって、
    (e)前記吸着テーブル上に前記メサ型半導体ウエハを下向きに載置し、前記吸着テーブルの加熱により変形した前記プレートの前記凸部が前記メサ型半導体ウエハの前記メサ溝に嵌合した状態で前記吸着テーブルに前記メサ型半導体ウエハの表面の周縁部を吸着させる工程と、
    (f)前記メサ型半導体ウエハの裏面に前記接着テープを配置し、前記プレートの前記凸部が前記メサ型半導体ウエハの前記メサ溝に嵌合した状態で、貼付ローラーで前記接着テープを押圧することにより前記メサ型半導体ウエハの裏面に前記接着テープを貼り付ける工程と、
    を備えた、半導体装置の製造方法。
  8. 請求項4に記載の半導体ウエハマウント装置を用いた半導体装置の製造方法であって、
    (g)前記吸着テーブル上に前記メサ型半導体ウエハを下向きに載置し、前記加圧部を前記メサ型半導体ウエハの裏面に配置する工程と、
    (h)前記加圧部による加圧により前記凸部が前記メサ型半導体ウエハの前記メサ溝に嵌合した状態で前記吸着テーブルに前記メサ型半導体ウエハの表面の周縁部を吸着させる工程と、
    (i)前記加圧部を取り外した後、前記メサ型半導体ウエハの裏面に前記接着テープを配置し、前記凸部が前記メサ型半導体ウエハの前記メサ溝に嵌合した状態で、貼付ローラーで前記接着テープを押圧することにより前記メサ型半導体ウエハの裏面に前記接着テープを貼り付ける工程と、
    を備えた、半導体装置の製造方法。
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