JP7213426B2 - ステータの検査方法及び検査システム - Google Patents
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Description
前記検査室内に密閉状態で前記ステータを収納する収納工程と、
前記検査液に前記ステータを浸漬する浸漬工程と、
前記浸漬工程後、前記検査液の電気伝導率を測定する測定工程と、
前記測定工程後、測定した前記電気伝導率が一定範囲内であれば、前記ステータからの前記検査液を介した漏電を検査する検査工程とを備えていることを特徴とする。
前記検査室内に密閉状態で前記ステータを収納する収納工程と、
前記検査液に前記ステータを浸漬する浸漬工程と、
前記浸漬工程後、前記検査液の電気伝導率を測定する測定工程と、
前記測定工程後、前記ステータからの前記検査液を介した漏電を検査する検査工程とを備え、
前記検査液は、電気伝導率が0.2μS/cm以上、14.5μS/cm以下であることを特徴とする。
図3に示されるように、電気伝導率が0.2μS/cm以上の検査液であれば、ステータの良否を高い検査精度かつ短時間で行なえることがわかる。但し、電気伝導率が0.2μS/cmより小さい検査液では、例えば図1に示されるように、経過時間が短い間は合格品と不合格品とで絶縁抵抗値に明確な差がみられないため、短時間で良否判定することができない。
内部に前記ステータを収納可能であり、電気伝導性を有する検査液に前記ステータを浸漬可能な検査室が形成された検査容器と、
前記検査室と減圧通路によって連通し、前記検査室を減圧可能な減圧装置と、
前記検査室と液体供給通路によって連通し、前記検査液を貯留する液体タンクと、
前記減圧通路を開閉可能な第1開閉弁と、
前記液体供給通路を開閉可能な第2開閉弁と、
少なくとも前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を制御するとともに前記検査液の電気伝導率を測定する制御装置と、
測定した前記電気伝導率が一定範囲内であれば、前記ステータからの前記検査液を介した漏電を検査する検査装置とを備えていることを特徴とする。
内部に前記ステータを収納可能であり、電気伝導性を有する検査液に前記ステータを浸漬可能な検査室が形成された検査容器と、
前記検査室と減圧通路によって連通し、前記検査室を減圧可能な減圧装置と、
前記検査室と液体供給通路によって連通し、前記検査液を貯留する液体タンクと、
前記減圧通路を開閉可能な第1開閉弁と、
前記液体供給通路を開閉可能な第2開閉弁と、
少なくとも前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を制御するとともに前記検査液の電気伝導率を測定する制御装置と、
前記ステータからの前記検査液を介した漏電を検査する検査装置とを備え、
液体タンクは、検査液を温度調整する温調手段を有していることを特徴とする。
3c…検査室(モータ室)
17…検査液
1a…コイル
1…ステータ
1i…リード
1d…チューブ
1e…ターミナル
1c…クラスタブロック
1f…封止部材
S1…収納工程
S2…減圧工程
S3…浸漬工程
S4…大気開放工程
S5…検査工程
19a、19b…減圧通路
5…減圧装置(真空ポンプ)
8a、8b…液体供給通路
7…液体タンク
9…第1開閉弁
16…第2開閉弁
13…制御装置
15…検査装置
21…大気開放弁
7a…温調手段(ヒータ)
Claims (11)
- 検査室内において、電気伝導性を有する検査液に絶縁被覆導線からなるコイルを有するステータを浸漬し、前記ステータからの前記検査液を介した漏電を検査する検査方法であって、
前記検査室内に密閉状態で前記ステータを収納する収納工程と、
前記検査液に前記ステータを浸漬する浸漬工程と、
前記浸漬工程後、前記検査液の電気伝導率を測定する測定工程と、
前記測定工程後、測定した前記電気伝導率が一定範囲内であれば、前記ステータからの前記検査液を介した漏電を検査する検査工程とを備えていることを特徴とするステータの検査方法。 - 前記検査液は、電気伝導率が14.5μS/cm以下である請求項1記載のステータの検査方法。
- 検査室内において、電気伝導性を有する検査液に絶縁被覆導線からなるコイルを有するステータを浸漬し、前記ステータからの前記検査液を介した漏電を検査する検査方法であって、
前記検査室内に密閉状態で前記ステータを収納する収納工程と、
前記検査液に前記ステータを浸漬する浸漬工程と、
前記浸漬工程後、前記検査液の電気伝導率を測定する測定工程と、
前記測定工程後、前記ステータからの前記検査液を介した漏電を検査する検査工程とを備え、
前記検査液は、電気伝導率が0.2μS/cm以上、14.5μS/cm以下であることを特徴とするステータの検査方法。 - 前記検査液は、電気伝導率が13.0μS/cm以下である請求項3記載のステータの検査方法。
- 前記収納工程と前記浸漬工程との間に、前記検査室内を減圧する減圧工程を行い、
前記浸漬工程においては、前記検査液を前記検査室内に供給し、前記検査液に前記ステータを浸漬し、
前記浸漬工程と前記検査工程との間に、前記検査室内を大気に開放する大気開放工程を行う請求項1乃至4のいずれか1項記載のステータの検査方法。 - 検査室内において、電気伝導性を有する検査液に絶縁被覆導線からなるコイルを有するステータを浸漬し、前記ステータからの前記検査液を介した漏電を検査する検査方法であって、
前記検査室内に密閉状態で前記ステータを収納する収納工程と、
前記検査液に前記ステータを浸漬する浸漬工程と、
前記浸漬工程後、前記検査液の電気伝導率を測定する測定工程と、
前記測定工程後、前記ステータからの前記検査液を介した漏電を検査する検査工程とを備え、
前記浸漬工程と前記検査工程との間で前記ステータと前記検査液とを均温とすることを特徴とするステータの検査方法。 - 絶縁被覆導線からなるコイルを有するステータの検査システムであって、
内部に前記ステータを収納可能であり、電気伝導性を有する検査液に前記ステータを浸漬可能な検査室が形成された検査容器と、
前記検査室と減圧通路によって連通し、前記検査室を減圧可能な減圧装置と、
前記検査室と液体供給通路によって連通し、前記検査液を貯留する液体タンクと、
前記減圧通路を開閉可能な第1開閉弁と、
前記液体供給通路を開閉可能な第2開閉弁と、
少なくとも前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を制御するとともに前記検査液の電気伝導率を測定する制御装置と、
測定した前記電気伝導率が一定範囲内であれば、前記ステータからの前記検査液を介した漏電を検査する検査装置とを備えていることを特徴とするステータの検査システム。 - 前記制御装置は、前記検査室内で前記ステータが前記検査液に浸漬された時点で、前記検査液の電気伝導率を測定する請求項7記載のステータの検査システム。
- 前記制御装置は、前記ステータが収納された前記検査室内に前記検査液がない状態で、前記第2開閉弁を閉じるとともに前記第1開閉弁を開き、
前記検査室が所定の真空度になった時点で、前記第1開閉弁を閉じるとともに前記第2開閉弁を開いて前記検査液を前記検査室内に供給し、
前記検査室内で前記ステータが前記検査液に浸漬された時点で、前記第2開閉弁を閉じ、前記検査装置を作動させる請求項7又は8記載のステータの検査システム。 - 前記検査室内を大気開放可能な大気開放弁を備え、
前記制御装置は、前記検査室内で前記ステータが前記検査液に浸漬された時点で、前記第2開閉弁を閉じた後、前記大気開放弁により前記検査室内を大気開放し、前記検査装置を作動させる請求項9記載のステータの検査システム。 - 絶縁被覆導線からなるコイルを有するステータの検査システムであって、
内部に前記ステータを収納可能であり、電気伝導性を有する検査液に前記ステータを浸漬可能な検査室が形成された検査容器と、
前記検査室と減圧通路によって連通し、前記検査室を減圧可能な減圧装置と、
前記検査室と液体供給通路によって連通し、前記検査液を貯留する液体タンクと、
前記減圧通路を開閉可能な第1開閉弁と、
前記液体供給通路を開閉可能な第2開閉弁と、
少なくとも前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を制御するとともに前記検査液の電気伝導率を測定する制御装置と、
前記ステータからの前記検査液を介した漏電を検査する検査装置とを備え、
前記液体タンクは、前記検査液を温度調整する温調手段を有していることを特徴とするステータの検査システム。
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---|---|
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JP2002202339A (ja) | 2000-10-24 | 2002-07-19 | Nissan Motor Co Ltd | コイルの絶縁被覆検査方法および装置 |
JP2004347609A (ja) | 2004-08-05 | 2004-12-09 | Nissan Motor Co Ltd | コイル傷検査装置、およびその方法 |
JP2005274234A (ja) | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Ngk Spark Plug Co Ltd | セラミック素子の検査方法 |
JP2010223883A (ja) | 2009-03-25 | 2010-10-07 | Honda Motor Co Ltd | 電動機のコイル損傷検出方法 |
JP2011058864A (ja) | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Aisin Aw Co Ltd | コイルの非破壊検査方法 |
JP2019102694A (ja) | 2017-12-05 | 2019-06-24 | 株式会社東光高岳 | 変圧器の診断システム、変圧器の診断方法、及び変圧器 |
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---|---|---|---|---|
JPS62180282A (ja) * | 1986-02-05 | 1987-08-07 | Shinko Electric Co Ltd | 低圧回転機絶縁欠陥の非破壊検査方法 |
-
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- 2019-09-11 JP JP2019165212A patent/JP7213426B2/ja active Active
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