JP7211887B2 - 貯湯タンクユニット - Google Patents

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この発明は、任意の温度に加熱した温水を貯めておく貯湯タンクユニットに関するものである。
従来、この種の貯湯タンクユニットにおける断熱材として、低熱伝導率断熱材として知られる真空断熱材を用いて、貯湯タンクの保温性を高めることが行われている。(たとえば特許文献1参照)
図5は、特許文献1に記載された貯湯タンクユニットを示すものである。
この貯湯タンクユニットは、上部板102と、上部板102と上接合部102aにて接合されている胴部板103と、胴部板103と下接合部104aにて接合されている下部板104から形成されている貯湯タンク106と、貯湯タンク106の外側面に装着されている真空断熱材105と、を備え、真空断熱材105は、上接合部102a、または下接合部104aを覆うように装着されており、真空断熱材105の上接合部102a、または下接合部104aと対向する部位は、内方に向かって凹んだ凹形状(105a、105c)としており、上部板102と真空断熱材105の間に隙間を設けることで、上部板102と真空断熱材105とが当接することがなく、真空断熱材105の外皮が擦れたりすることがないことを特徴とする。
特開2018-162933号公報
しかしながら、前記従来技術では、真空断熱材105の一部を強く圧縮して凹形状を形成する加工が必要であり、この加工そのものが、真空断熱材105の外皮を傷つけてしまうという課題を有していた。
また、一般に真空断熱材は、内部の芯材として多孔質構造のガラス繊維板またはグラスウールなどを堆積し、それらをアルミ箔などの外皮に挿入した構造となっており、内部および外皮が硬質なものではないために、真空断熱材105の凹形状が長期にわたり保持されることは考えにくく、時間の経過の末に圧縮加工により形成された凹形状の表面が接合部102aに接近し、接合部102aと真空断熱材105とが擦れる可能性があり、その場合、真空断熱材105の外皮が破損して断熱性が低下するという課題も有していた。
また、前記従来技術では、真空断熱材105の一部を凹形状としているため、凹形状とした部分が他の部分より厚みが薄いために、断熱性能が部分的に低下してしまうという課題も有していた。
前記従来の課題を解決するために、本発明の貯湯タンクユニットは、略半球状の上部板と、前記上部板と上接合部にて接合されている円筒状の胴部板と、前記胴部板と下接合部にて接合されている略半球状の下部板から形成されている温水を貯留する貯湯タンクと、前記貯湯タンクの外側面に装着されている真空断熱材と、を備え、前記真空断熱材は、前記上接合部を覆うように装着されており、前記上接合部は、前記上部板の端部と前記胴部板の端部を突き合わせた突き合わせ溶接部であり、前記上接合部は、前記貯湯タンクの内側に向けて凹んだ凹状部であることを特徴とするものである。
これにより、真空断熱材の外皮を傷つけることなく貯湯タンクに装着でき、従って貯湯タンクの断熱性能(保温性能)を高めることのできる貯湯タンクユニットを提供できる。
本発明によれば、上接合部を貯湯タンクの内側に向けて凹んだ凹状部としたので、真空断熱材に対してその外皮を破損する加工を行う必要がなく、前記上接合部を覆うように真空断熱材を装着して貯湯タンクの断熱性を確保することができる。
また、真空断熱材の一部を凹形状とする必要がないため、時間の経過により真空断熱材の外皮が前記上接合部に当接する心配がなく、また、凹形状とする必要がないため、真空断熱材の断熱性能の部分的な低下を招くこともない。
以上により、真空断熱材の外皮を傷つけることなく貯湯タンクに装着でき、貯湯タンクの断熱性能を高めることができる。
本発明の実施の形態1における貯湯タンクユニットの全体断面図 本発明の実施の形態1における貯湯タンクユニットの要部拡大断面図 本発明の実施の形態1における真空断熱材の断面図 本発明の実施の形態2における貯湯タンクユニットの要部拡大断面図 従来の貯湯タンクユニットの断面図
図1は、本発明の実施の形態1における貯湯タンクユニット1の全体断面図である。2は、温水を貯湯する貯湯タンク、40は、貯湯タンク2の外周に装着された真空断熱材、3は、貯湯タンク2と真空断熱材40を収容した筐体、5は、筐体3の底部に設けられた脚である。
貯湯タンク2は、略半球状の上部板10と円筒形状の胴部板20と略半球状の下部板30から成る。上部板10は、ステンレス鋼鈑を絞り加工で略半球状に成形したものである。胴部板20は、ステンレス鋼鈑の平板をロール加工にて円筒形状に溶接したものであり、その上方には、上部板10と突合わせ溶接した上接合部20aがある。下部板30は、胴部板20の下方に配され、ステンレス鋼鈑を絞り加工で略半球状に成形したものであり、その上方には、胴部板20との突合わせ溶接した下溶接部30aがある。
図2は、図1の上接合部20aの要部拡大断面図である。上接合部20aは、上部板10と胴部板20との突合せ溶接部であり、この溶接後に、上接合部20aが貯湯タンク2の内側に向けて凹んだ凹状部60を形成するようローラー等により絞り加工してある。
この絞り加工による凹状部60の深さは、溶接時に上接合部20aに形成されるバリ50の高さ(最大で0.5mm程度)を超える深さ(例えば1mm)となるよう成形してある。
真空断熱材40は、上接合部20aを覆うように、胴部板20の同心円上に密着して装着されていて、粘着テープと成形断熱材(図示せず)で外周から固定してある。
加熱装置(図示せず)により水を加熱し温水を貯めた際の貯湯タンク2内の水温は、上方の方が高温となる。また、真空断熱材40を上部板10と胴部板20の接合部である上接合部20aを覆うように装着できるため、貯湯タンク2の高温部にて放熱を抑えることで、断熱性能を高めることができる。
図3は、本発明の実施の形態1における低熱伝導率断熱材である真空断熱材40の断面図である。真空断熱材40は、内部に多孔質構造のガラス繊維板またはグラスウールなどの芯材を有し、これらを内包するアルミ箔などの金属製の外皮とを有し、外皮部を減圧して密封したものである。
真空断熱材40の内部は、極めて高い真空状態にされており、ゆえに高い断熱性能を有しているが、内部の減圧状態が損なわれると断熱性能が大きく低下する。そのため、真空断熱材40は、外皮に小さな穴が開いただけで実質的に破損する。このため、真空断熱材40の加工は外皮を破損させることがないよう極めて注意を要する。
本発明では、上部板10と胴部板20の上接合部20aを貯湯タンク2の内側に向けて凹んだ凹状部60としたことにより、真空断熱材40を上接合部20aを覆うように装着でき、上接合部20aに形成されるバリ50が、真空断熱材40に当接することがない。
さらに、真空断熱材40は、貯湯タンク2に沿って覆うようにロール加工するほかに、真空断熱材40に対して凹形状の特別な形状となる加工を必要とせずに、上接合部20aと真空断熱材40との間に隙間を設けることができ、従って、真空断熱材40の外皮を破損する加工が必要ない。
また、真空断熱材40は内部に多孔質構造のガラス繊維板またはグラスウールなどの芯材を有し、これらを内包するアルミ箔などの金属製の外皮とを有した構造となっているため、内部および外皮が硬質なものではないために、前記従来技術のように真空断熱材40の一部を凹形状となるよう加工した場合、当該凹形状が長期にわたり保持されることは考えにくく、時間の経過の末に当該凹形状の表面が上接合部20aに接近し、上接合部20aと真空断熱材40とが擦れる可能性があり、その場合、真空断熱材40の外皮が破損して断熱性が低下する可能性がある。
本発明では、真空断熱材40の一部を凹形状とする必要がないため、真空断熱材40の外皮が上接合部20aに当接する心配がなく、真空断熱材40の破損の懸念を払拭することが可能となる。
また、前記従来技術では、真空断熱材の一部を凹形状としているため、凹形状とした部分が他の部分より厚みが薄いために、断熱性能が部分的に低下してしまうという課題も有していたが、本発明では真空断熱材40を凹形状とする必要がないため、真空断熱材40の断熱性能の部分的な低下を招くこともない。
図4は、本発明の実施の形態2における要部拡大断面図である。図2で説明したように、凹状部60の形成は、上部板10と胴部板20との突合せ溶接の後に、上接合部20aが貯湯タンク2の内側に向けて凹んだ凹状部60を形成するようローラー等による絞り加工を行っている。この際に、上接合部20aは絞り加工の底部となるため、溶接後の割れの発生を避けなければならない。
そのため、図4に示すように、本発明の実施の形態2では、凹状部60の底部に接合部20aを中心にして上部板10側と胴部板20側にそれぞれ平坦部(10a、20b)を設けた。これにより、絞り加工時の上接合部20aの割れの発生を抑えることが期待できる。
以上のように、本発明にかかる貯湯タンクユニットであれば、真空断熱材の外皮を傷つけることなく貯湯タンクに装着でき、貯湯タンクの断熱性能(保温性能)を高めることのできる貯湯タンクユニットを提供できる。
1 貯湯タンクユニット
2 貯湯タンク
10 上部板
10a、20b 平坦部
20 胴部板
20a 上接合部
30 下部板
30a 下接合部
40 真空断熱材
60 凹状部

Claims (2)

  1. 略半球状の上部板と、前記上部板と上接合部にて接合されている円筒状の胴部板と、前記胴部板と下接合部にて接合されている略半球状の下部板から形成されている温水を貯留する貯湯タンクと、前記貯湯タンクの外側面に装着されている真空断熱材と、を備え、前記真空断熱材は、前記上接合部を覆うように装着されており、前記上接合部は、前記上部板の端部と前記胴部板の端部を突き合わせて溶接した突き合わせ溶接部であり、前記上接合部は、前記貯湯タンクの内側に向けて凹んだ凹状部であることを特徴とする貯湯タンクユニット。
  2. 前記凹状部は、前記上接合部の近傍は平坦部としたことを特徴とする請求項1記載の貯湯タンクユニット。
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