JP7211126B2 - 診断装置及び、診断方法 - Google Patents

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本開示は、診断装置及び、診断方法に関し、特に、エンジンの冷却水回路に設けられる流路切替弁の診断装置及び、診断方法に関する。
一般に、エンジンの冷却水回路は、冷却水を外気との熱交換により冷却するラジエータや、冷却水をラジエータから迂回させるバイパス流路等を備えている。このようなバイパス流路の分岐部には、冷却水温が所定の暖機温度に達すると開弁することにより、冷却水の流れをバイパス流路からラジエータに切り替えるサーモスタット等の流路切替弁が設けられている。
流路切替弁が、例えば開固着等により機能不全に陥ると、冷却水がエンジン始動直後からラジエータを流通することになり、エンジンの暖機遅れを引き起こす要因となる。エンジンに暖機遅れが生じると、排気再循環(Exhaust Gas Recirculation:以下、EGR)装置の作動開始が遅れる等、各種エンジン制御に影響を与える虞がある。このため、流路切替弁の故障を適宜に診断することが望まれる。
例えば、特許文献1には、サーモスタットの上流側及び下流側に水温センサをそれぞれ設け、これら各水温センサの水温値を比較することにより、サーモスタットの故障を診断する技術が開示されている。
特開平10-266858号公報
ところで、上記特許文献1記載の技術では、上流側及び下流側の各水温センサの水温値を単純に比較し、これら水温値が等しい場合、或は、略等しい場合に故障と判定している。しかしながら、例えば、エンジンが停止後に短期間で再始動する等、エンジンの運転状況によっては、サーモスタットよりも下流側の水温値が高温状態にある場合もある。このような場合、特許文献1記載の技術では、サーモスタットが正常に機能しているにもかかわらず、各水温センサの水温値が略等しい値を示すことで、サーモスタットを故障と誤判定してしまう可能性がある。
本開示の技術は、冷却水回路に設けられる流路切替弁の診断精度を効果的に向上することを目的とする。
本開示の装置は、エンジンからラジエータに冷却水を導入する上流流路と、前記ラジエータから前記エンジンに冷却水を戻す下流流路と、前記上流流路と前記下流流路とを接続して冷却水を前記ラジエータから迂回させるバイパス流路と、前記上流流路と前記バイパス流路との分岐部に設けられる流路切替弁とを含む冷却水回路の前記流路切替弁の診断装置であって、前記上流流路の前記流路切替弁よりも上流側に設けられており、前記流路切替弁よりも上流側の前記上流流路内を流れる冷却水の第1水温値を取得する第1水温取得手段と、前記上流流路の前記流路切替弁よりも下流側に設けられており、前記流路切替弁よりも下流側の前記上流流路内を流れる冷却水の第2水温値を取得する第2水温取得手段と、冷却水温が所定の暖機温度に達するよりも前の所定期間における前記第1水温値の変化量及び前記第2水温値の変化量に基づいて、前記流路切替弁の故障又は正常を診断する診断手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記流路切替弁は、冷却水温が前記暖機温度に達するまでは冷却水を前記バイパス流路に流通させると共に、冷却水温が前記暖機温度に達すると冷却水を前記ラジエータに流通させ、前記診断手段は、前記所定期間における前記第1水温値と前記第2水温値との温度差の変化率が所定の閾値以上であれば、前記流路切替弁を正常と診断し、前記変化率が前記閾値未満であれば、前記流路切替弁を故障と診断することが好ましい。
本開示の方法は、エンジンからラジエータに冷却水を導入する上流流路と、前記ラジエータから前記エンジンに冷却水を戻す下流流路と、前記上流流路と前記下流流路とを接続して冷却水を前記ラジエータから迂回させるバイパス流路と、前記上流流路と前記バイパス流路との分岐部に設けられる流路切替弁とを含む冷却水回路の前記流路切替弁の診断方法であって、前記流路切替弁よりも上流側の前記上流流路内を流れる冷却水の第1水温値を取得すると共に、前記流路切替弁よりも下流側の前記上流流路内を流れる冷却水の第2水温値を取得し、冷却水温が所定の暖機温度に達するよりも前の所定期間における前記第1水温値の変化量及び前記第2水温値の変化量に基づいて、前記流路切替弁の故障又は正常を診断することを特徴とする。
本開示の技術によれば、冷却水回路に設けられる流路切替弁の診断精度を効果的に向上することができる。
本実施形態に係る診断装置を備えたエンジン及び冷却水回路を示す模式的な全体構成図である。 本実施形態に係る電子制御ユニット及び、関連する周辺構成を示す模式的な機能ブロック図である。 (A)は、エンジン始動後の第1水温値及び、第2水温の時間変化の一例を示す模式的なグラフであり、(B)は、(A)の第1水温値と第2水温値との温度差の時間変化の一例を示す模式的なグラフである。 本実施形態に係る診断処理の流れを説明するフローチャート図である。 他の実施形態に係る診断装置を備えたエンジン及び冷却水回路を示す模式的な全体構成図である。
以下、添付図面に基づいて、本実施形態に係る診断装置及び、診断方法を説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称及び機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本実施形態に係る診断装置を備えたエンジン1及び冷却水回路10を示す模式的な全体構成図である。
図1に示すように、エンジン1は、シリンダCが形成されたシリンダブロック2を備えている。シリンダブロック2の上部に配置された不図示のシリンダヘッドには、吸気マニホールド3及び、排気マニホールド4が設けられている。吸気マニホールド3には、吸気通路5が接続され、排気マニホールド4には排気通路6が接続されている。
EGR装置7は、排気通路6から吸気通路5に排気ガス(EGRガス)を再循環させるEGR通路7Aと、EGRガスを冷却する、例えば水冷式のEGRクーラ7Bと、EGRガスの還流量を調整するEGRバルブ7Cとを備えている。EGR装置7の作動は、電子制御ユニット(Electronic Control Unit:以下、ECU)100からの指令に応じて制御される。
冷却水回路10は、主として、ウォータジャケット11と、上流流路12と、ラジエータ13と、下流流路14と、バイパス流路15とを備えている。
ウォータジャケット11は、シリンダブロック2内に形成されており、その内部に流通させる冷却水により各シリンダCを冷却する。上流流路12は、ウォータジャケット11の出口部と、ラジエータ13の入口部とを接続する。ラジエータ13は、その内部に流通させる冷却水を外気との熱交換により冷却する。
下流流路14は、ラジエータ13の出口部と、ウォータジャケット11の入口部とを接続する。下流流路14には、例えば、エンジン1の動力で駆動して冷却水を圧送するウォータポンプ16が設けられている。なお、ウォータポンプ16は、エンジン1の動力以外で駆動する他のポンプであってもよい。
バイパス流路15は、上流流路12と下流流路14とを接続しており、冷却水をラジエータ13から迂回させる。バイパス流路15と上流流路12との分岐部には、冷却水の流路を切り替え可能な流路切替弁17が設けられている。
流路切替弁17は、例えばワックス式のサーモスタット等の三方弁であって、流路切替弁17を通過する冷却水の温度が所定の暖機温度TW(例えば、約80度)未満のときは閉弁状態となり、冷却水をラジエータ13から迂回させるバイパス流路15に流通させる。一方、流路切替弁17は、流路切替弁17を通過する冷却水の温度が暖機温度TW以上になると開弁状態となり、冷却水の流れをバイパス流路15からラジエータ13に切り替えるようになっている。なお、流路切替弁17は、サーモスタットに限定されず、電子制御弁等の他の切替弁であってもよいが、以下では、その一態様として流路切替弁17をサーモスタットとして説明する。
第1水温センサ30(第1水温取得手段の一例)は、上流流路12のサーモスタット17よりも上流側に設けられている。第1水温センサ30は、ウォータジャケット11から上流流路12内に流入してサーモスタット17を通過する前の冷却水C1の温度(以下、第1水温値T1という)を取得する。第2水温センサ31(第2水温取得手段の一例)は、上流流路12のサーモスタット17よりも下流側に設けられている。第2水温センサ31は、サーモスタット17を通過して、サーモスタット17よりも下流側の上流流路12内を流通する冷却水C2の温度(以下、第2水温値T2という)を取得する。これら水温センサ30,31のセンサ値は、電気的に接続されたECU100に送信される。
図2は、本実施形態に係るECU100及び、関連する周辺構成を示す模式的な機能ブロック図である。
ECU100は、エンジン1等の各種制御を行うもので、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入力ポート、出力ポート等を備えて構成されている。
また、ECU100は、診断部110(診断手段)と、報知処理部120とを一部の機能要素として有する。これら各機能要素は、本実施形態では一体のハードウェアであるECU100に含まれるものとして説明するが、これらのいずれか一部を別体のハードウェアに設けることもできる。
診断部110は、各水温センサ30,31から入力される第1水温値T1及び、第2水温値T2に基づいて、サーモスタット17に故障(例えば、開固着等の機能不全)が発生しているか、或は、サーモスタット17が正常に機能しているかを判定する故障診断を実行する。以下、診断部110による故障診断の詳細を説明する。
図3(A)は、エンジン始動後の第1水温値T1及び、第2水温T2の時間変化の一例を示す模式的なグラフであり、図3(B)は、(A)の第1水温値T1と第2水温値T2との温度差ΔT(=T1-T2)の時間変化の一例を示す模式的なグラフである。
サーモスタット17が正常に機能していれば、冷却水温が暖機温度TW(サーモスタット17の開弁温度)に達するまでの時刻t0~時刻t1の間、サーモスタット17は閉弁状態となり、冷却水はラジエータ13を迂回してウォータジャケット11及バイパス流路15を循環する。このため、図3(A)に実線で示すように、時刻t0~t1に亘って、第1水温値T1はエンジン始動から大きく上昇する一方、第2水温値T2の上昇は小さく抑えられる。すなわち、図3(B)に実線で示すように、サーモスタット17が正常に機能していれば、エンジン始動から暖機温度TWに達するまでの時刻t0~t1に亘って、温度差ΔT(=T1-T2)は時間の経過とともに大きく上昇するようになる。
一方、サーモスタット17が開固着等の機能不全により故障している場合、冷却水はバイパス流路15に流通することなく、ウォータジャケット11及ラジエータ13を循環する。このため、図3(A)に破線で示すように、各水温値T1,T2は略同程度の温度で実線よりも緩やかに上昇すると共に、各水温値T1,T2が暖機温度TWに達するまでの時刻t0~t2の暖機時間は長くなる。すなわち、図3(B)に破線で示すように、サーモスタット17が故障していれば、温度差ΔT(=T1-T2)は殆ど変化しない状態となる。
診断部110は、エンジン始動から冷却水温が暖機温度TWに達するまでの間において、所定期間tsにおける温度差ΔTの変化率ΔT%(図3(B)に示すグラフの傾きに相当)が所定の閾値以上であれば、サーモスタット17の機能を正常と判定する。一方、診断部110は、エンジン始動から冷却水温が暖機温度TWに達するまでの間において、所定期間tsにおける温度差ΔTの変化率ΔT%が所定の閾値未満であれば、サーモスタット17を故障(例えば、開固着状態)と判定する。このように、所定期間tsにおける温度差ΔTの変化率ΔT%に基づいて故障診断を行うことで、各水温値T1,T2を単純に比較する場合に比べ、診断精度を効果的に向上することが可能になる。
なお、診断に用いる所定期間tsや閾値等の各基準値は、エンジン1や冷却水回路10の仕様等に応じて適宜に設定すればよい。また、これら所定期間tsや閾値は、固定値に限定されず、外気温度やエンジン1の停止から再始動までのインターバル等に応じて適宜に補正してもよい。
報知処理部120は、診断部110によってサーモスタット17が故障と判定されると、不図示の運転室内に設けられた表示器200にサーモスタット17が故障した旨を表示させる指示信号を出力する。なお、報知の手法は表示器200への表示に限定されず、スピーカ210等による音声によって行ってもよい。
図4は、本実施形態に係る診断処理の流れを説明するフローチャート図である。本ルーチンは、例えば、エンジン1の始動と同時に開始される。
ステップS100では、各水温センサ30,31により取得される第1水温値T1_1及び、第2水温値T2_1から第1温度差ΔT_1(=T1_1-T2_1)を演算すると共に、演算した第1温度差ΔT_1をECU100のメモリに格納する。次いで、ステップS110では、ECU100内蔵のタイマ等による計時を開始する。
ステップS120では、ステップS110から計時を開始した経過時間が所定期間tsに達したか否かを判定する。所定期間tsに達した場合(Yes)、本制御はステップS130に進む。一方、所定期間tsに達していない場合(No)、本制御はステップS120の判定を繰り返す。
ステップS130では、所定期間tsに達した際に各水温センサ30,31により取得される第1水温値T1_2及び、第2水温値T2_2から、これらの第2温度差ΔT_2(=T1_2-T2_2)を演算すると共に、ステップS100で格納した第1温度差ΔT_1に対する第2温度差ΔT_2の変化率ΔT%(=(ΔT_2-ΔT_1)/ts)を求める。
ステップS140では、変化率ΔT%が所定の閾値以上であるか否かを判定する。変化率ΔT%が閾値以上の場合(Yes)、本制御はステップS150に進みサーモスタット17の機能を正常と判定する。次いで、ステップS160に進み、冷却水温が暖機温度TWに達していれば、本制御はリターンされ、冷却水温が暖機温度TWに達していなければ、本制御はステップS100に戻される。
ステップS140の判定にて、変化率ΔT%が所定の閾値未満の場合(No)、本制御はステップS170に進み、サーモスタット17を故障と判定する。次いで、ステップS180では、表示器200及び、又はスピーカ210による報知を行い、その後、本制御はリターンされる。
以上詳述した本実施形態によれば、サーモスタット17よりも上流側及び下流側に第1及び第2水温センサ30,31をそれぞれ設け、これら各水温センサ30,31により取得される第1及び第2水温値T1,T2の所定期間tsにおける温度差ΔTの変化率ΔT%に基づいて、サーモスタット17の故障診断を行うように構成されている。これにより、例えば、エンジン1が停止後に短時間で再始動した場合等、第2水温値T2が高い状態にあっても、第1及び第2水温値T1,T2を単純に比較することで生じ得る誤判定を効果的に防止することが可能となり、診断精度を確実に向上することができる。
なお、本開示は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、図5に示すように、バイパス流路15に第3水温センサ32をさらに追加して構成してもよい。この場合は、例えば、温度差ΔT(=T1-T2)の変化率ΔT%が閾値以上であり、且つ、第1水温センサ30により取得される第1水温値T1と、第3水温センサ32により取得される第3水温値T3とが等しい場合(或は、略等しい場合)に、サーモスタット17を正常と判定すればよい。このように二段階で判定を行えば、診断精度をさらに向上することが可能になる。
また、故障診断は、温度差ΔT(=T1-T2)の変化率ΔT%に基づいて行うものとして説明したが、所定期間tsにおける第1水温値T1及び、第2水温値T2の変化量(例えば、所定期間tsにおける第1水温値T1の第2水温値T2に対する上昇量)に基づいて判定するように構成してもよい。
1 エンジン
10 冷却水回路
11 ウォータジャケット
12 上流流路
13 ラジエータ
14 下流流路
15 バイパス流路
17 サーモスタット(流路切替弁)
30 第1水温センサ(第1水温取得手段)
31 第2水温センサ(第2水温取得手段)
100 ECU
110 診断部

Claims (3)

  1. エンジンからラジエータに冷却水を導入する上流流路と、前記ラジエータから前記エンジンに冷却水を戻す下流流路と、前記上流流路と前記下流流路とを接続して冷却水を前記ラジエータから迂回させるバイパス流路と、前記上流流路と前記バイパス流路との分岐部に設けられる流路切替弁とを含む冷却水回路の前記流路切替弁の診断装置であって、
    前記上流流路の前記流路切替弁よりも上流側に設けられており、前記流路切替弁よりも上流側の前記上流流路内を流れる冷却水の第1水温値を取得する第1水温取得手段と、
    前記上流流路の前記流路切替弁よりも下流側に設けられており、前記流路切替弁よりも下流側の前記上流流路内を流れる冷却水の第2水温値を取得する第2水温取得手段と、
    前記バイパス流路に設けられており、前記バイパス流路内を流れる冷却水の第3水温値を取得する第3水温取得手段と、
    冷却水温が所定の暖機温度に達するよりも前の所定期間における前記第1水温値の変化量及び前記第2水温値の変化量に基づいて、前記流路切替弁の故障又は正常を診断する診断手段と、を備え
    前記診断手段は、前記所定期間における前記第1水温値と前記第2水温値との差の変化率が閾値以上であり、且つ、前記第1水温値と前記第3水温値とが等しい場合に、前記流路切替弁が正常であると診断す
    ことを特徴とする診断装置。
  2. 前記流路切替弁は、冷却水温が前記暖機温度に達するまでは冷却水を前記バイパス流路に流通させると共に、冷却水温が前記暖機温度に達すると冷却水を前記ラジエータに流通させ、
    前記診断手段は、前記所定期間における前記第1水温値と前記第2水温値との温度差の変化率が所定の閾値以上であれば、前記流路切替弁を正常と診断し、前記変化率が前記閾値未満であれば、前記流路切替弁を故障と診断する
    請求項1に記載の診断装置。
  3. エンジンからラジエータに冷却水を導入する上流流路と、前記ラジエータから前記エンジンに冷却水を戻す下流流路と、前記上流流路と前記下流流路とを接続して冷却水を前記ラジエータから迂回させるバイパス流路と、前記上流流路と前記バイパス流路との分岐部に設けられる流路切替弁とを含む冷却水回路の前記流路切替弁の診断方法であって、
    前記流路切替弁よりも上流側の前記上流流路内を流れる冷却水の第1水温値を取得すると共に、前記流路切替弁よりも下流側の前記上流流路内を流れる冷却水の第2水温値と前記バイパス流路内を流れる冷却水の第3水温値とを取得し、冷却水温が所定の暖機温度に達するよりも前の所定期間における前記第1水温値及び前記第2水温値の差の変化率が閾値以上であり、且つ、前記第1水温値と前記第3水温値とが等しい場合に、前記流路切替弁が正常であると診断する
    ことを特徴とする診断方法。
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