JP7210746B2 - 硫化水素を検出するための、または硫化水素濃度を測定するための組成物、および、生体内の炎症、低酸素損傷を有する組織、または癌を診断またはイメージングするための有効成分と同じものを含む組成物 - Google Patents
硫化水素を検出するための、または硫化水素濃度を測定するための組成物、および、生体内の炎症、低酸素損傷を有する組織、または癌を診断またはイメージングするための有効成分と同じものを含む組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7210746B2 JP7210746B2 JP2021537427A JP2021537427A JP7210746B2 JP 7210746 B2 JP7210746 B2 JP 7210746B2 JP 2021537427 A JP2021537427 A JP 2021537427A JP 2021537427 A JP2021537427 A JP 2021537427A JP 7210746 B2 JP7210746 B2 JP 7210746B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydrogen sulfide
- formula
- cancer
- composition
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K51/00—Preparations containing radioactive substances for use in therapy or testing in vivo
- A61K51/02—Preparations containing radioactive substances for use in therapy or testing in vivo characterised by the carrier, i.e. characterised by the agent or material covalently linked or complexing the radioactive nucleus
- A61K51/025—Preparations containing radioactive substances for use in therapy or testing in vivo characterised by the carrier, i.e. characterised by the agent or material covalently linked or complexing the radioactive nucleus inorganic Tc complexes or compounds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K51/00—Preparations containing radioactive substances for use in therapy or testing in vivo
- A61K51/02—Preparations containing radioactive substances for use in therapy or testing in vivo characterised by the carrier, i.e. characterised by the agent or material covalently linked or complexing the radioactive nucleus
- A61K51/04—Organic compounds
- A61K51/0474—Organic compounds complexes or complex-forming compounds, i.e. wherein a radioactive metal (e.g. 111In3+) is complexed or chelated by, e.g. a N2S2, N3S, NS3, N4 chelating group
- A61K51/0478—Organic compounds complexes or complex-forming compounds, i.e. wherein a radioactive metal (e.g. 111In3+) is complexed or chelated by, e.g. a N2S2, N3S, NS3, N4 chelating group complexes from non-cyclic ligands, e.g. EDTA, MAG3
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/483—Physical analysis of biological material
- G01N33/487—Physical analysis of biological material of liquid biological material
- G01N33/49—Blood
- G01N33/4925—Blood measuring blood gas content, e.g. O2, CO2, HCO3
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K51/00—Preparations containing radioactive substances for use in therapy or testing in vivo
- A61K51/02—Preparations containing radioactive substances for use in therapy or testing in vivo characterised by the carrier, i.e. characterised by the agent or material covalently linked or complexing the radioactive nucleus
- A61K51/04—Organic compounds
- A61K51/0402—Organic compounds carboxylic acid carriers, fatty acids
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2800/00—Detection or diagnosis of diseases
- G01N2800/28—Neurological disorders
- G01N2800/2814—Dementia; Cognitive disorders
- G01N2800/2821—Alzheimer
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2800/00—Detection or diagnosis of diseases
- G01N2800/70—Mechanisms involved in disease identification
- G01N2800/7014—(Neo)vascularisation - Angiogenesis
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2800/00—Detection or diagnosis of diseases
- G01N2800/70—Mechanisms involved in disease identification
- G01N2800/7019—Ischaemia
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2800/00—Detection or diagnosis of diseases
- G01N2800/70—Mechanisms involved in disease identification
- G01N2800/7023—(Hyper)proliferation
- G01N2800/7028—Cancer
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2800/00—Detection or diagnosis of diseases
- G01N2800/70—Mechanisms involved in disease identification
- G01N2800/7038—Hypoxia
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2800/00—Detection or diagnosis of diseases
- G01N2800/70—Mechanisms involved in disease identification
- G01N2800/7095—Inflammation
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Hematology (AREA)
- Ecology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Urology & Nephrology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
Description
関連出願の相互参照
本特許出願は、2019年9月11日に出願された国際出願No.PCT/KR2019/011848の国内段階であり、2018年9月11日に出願された韓国出願No.10-2018-0108234からの優先権の利益を主張し、その各々は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本発明は、硫化水素を検出するための、または硫化水素の濃度を測定するための組成物、および、生体内の炎症、低酸素損傷を有する組織、または癌を診断またはイメージングするための、活性成分と同じものを含む組成物に関する。
2.関連技術の記載
硫化水素ガスは、卵などのたんぱく質を腐敗させることにより引き起こされ、およびその悪臭で有名である。このガスは主に、有機物で汚染された自然の火山、土壌、または水資源から発生し、および正常なまたは疾患状態の生物から発生され得る。加えて、硫化水素は、動物の体において病気のタイプに応じて、病気の状態を改善または悪化させることが見出されている。したがって、自然の土壌、空気、水資源の汚染レベルを測定するため、または生体の病的状態を診断するためには、硫化水素を検出して定量化する必要がある。
本発明の目的は、硫化水素を検出するための、または硫化水素の濃度を測定するための組成物を提供することである。
本発明の別の目的は、炎症、低酸素損傷を有する組織、またはがんを診断またはイメージングするための組成物を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明のある側面において、99mTcでラベル化されたアルファ-ヒドロキシ酸を有する、式1で表される化合物を含む、硫化水素を検出するための組成物が提供される:
[式1]
O=99mTc(O=CO--CHO--(CHR1)m-CH2R2)2
(式1において、
R1およびR2は、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である)。
[式1]
O=99mTc(O=CO--CHO--(CHR1)m-CH2R2)2
(式1において
R1およびR2は、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である)
[式2]
HOOC-CHOH-(CHR1)m-CH2R2
(式2において、
R1およびR2は、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である)。
[式1]
O=99mTc(O=CO--CHO--(CHR1)m-CH2R2)2
(式1において、
R1およびR2は、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である)。
[式1]
O=99mTc(O=CO--CHO--(CHR1)m-CH2R2)2
(式1において、
Rは、独立して水素またはヒドロキシル基であり、および、
mは、0~20の整数である)。
[式1]
O=99mTc(O=CO--CHO--(CHR1)m-CH2R2)2
(式1において、
Rは、独立して水素またはヒドロキシル基であり、および、
mは、0~20の整数である)。
[式1]
O=99mTc(O=CO--CHO--(CHR1)m-CH2R2)2
(式1において、
Rは、独立して水素またはヒドロキシル基であり、および、
mは、0~20の整数である)
[式2]
HOOC-CHOH-(CHR1)m-CH2R2
(式2において、
R1およびR2は、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である)。
99mTcでラベル化されたアルファ-ヒドロキシ酸を有する式1(99mTc-アルファ-ヒドロキシ酸)で表される化合物を含む、本発明に従う硫化水素を検出または硫化水素の濃度を測定するための組成物は、インビトロおよびインビボレベルにおいて、硫化水素の検出または濃度測定を可能にし、およびしたがって、硫化水素を検出するため、および硫化水素の濃度を測定するため、およびさらにまたインビボにおける硫化水素の生物学的役割を発見するために、とくに、血管新生、炎症、癌、アルツハイマー病、心血管虚血、および脳血管虚血からなる群から選択される疾患において、または低酸素組織において硫化水素を検出、イメージング、および定量的に測定するために有利に使用され得る。
本発明のある側面において、99mTcでラベル化されたアルファ-ヒドロキシ酸を有する、式1で表される化合物を含む、硫化水素を検出するための組成物が提供される:
[式1]
O=99mTc(O=CO--CHO--(CHR1)m-CH2R2)2
(式1において、
R1およびR2は、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である)。
アルファ-ヒドロキシ酸は、以下の式2
[式2]
HOOC-CHOH-(CHR1)m-CH2R2
(式2において、
R1およびR2は、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である)
で表される化合物であり得る。
硫化水素を検出するための組成物は、対象動物から単離された組織または細胞における硫化水素を検出し得る。
本発明の硫化水素を検出するための組成物は、活性スルフィド(active sulfide)の中で、NaHS(硫化水素)のみを選択的に検出するため、それは硫化水素の検出のために効果的に使用され得る(実験例2)。
[式1]
O=99mTc(O=CO--CHO--(CHR1)m-CH2R2)2
(式1において
R1およびR2は、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である)
[式2]
HOOC-CHOH-(CHR1)m-CH2R2
(式2において、
R1およびR2は、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である)。
アルカリ金属は、リチウム(Li)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、ルビジウム(Rb)およびセシウム(Cs)からなる群から選択され得る。
SnCl2、アスコルビン酸、ゲンチシニン酸(gentisinic acid)、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、ナトリウムホスファート、マンニトール、グルコース、ラクトース、ナトリウムアスコルバート等は、他の添加剤として使用され得る。
本発明に従う調製方法は、アルファ-ヒドロキシ酸を、99mTcで、ほとんど100%のラベル化効率でラベル化することができた(実験例1)。
O=99mTc(O=CO--CHO--(CHR1)m-CH2R2)2
(式1において、
R1およびR2は、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である)
[式2]
HOOC-CHOH-(CHR1)m-CH2R2
(式2において、
R1およびR2は、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である)
加えて、式2で表されるアルファ-ヒドロキシ酸は、D-グルコン酸、D-グルコヘプトン酸、ガラクトン酸、D-グルカル酸、酒石酸、クエン酸、グリコール酸、D-乳酸、L-乳酸およびD-グルクロン酸からなる群から選択され得る。
硫化水素の濃度を測定するための組成物は、対象動物から単離された組織または細胞における硫化水素の濃度を測定し得る。
不溶性物質の形成の度合いは、硫化水素の濃度に従って変化するため、硫化水素の濃度を測定するための組成物は、硫化水素の濃度を測定するために効果的に使用され得る(実験例3)。
[式1]
O=99mTc(O=CO--CHO--(CHR1)m-CH2R2)2
(式1において、
Rは、独立して水素またはヒドロキシル基であり、および、
mは、0~20の整数である)
[式2]
HOOC-CHOH-(CHR1)m-CH2R2
(式2において、
R1およびR2は、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である)
硫化水素が発生する疾患をイメージングするための組成物は、硫化水素と反応し、不溶性材料を形成し、硫化水素がイメージングされ得る。
疾患は、血管新生、炎症、がん、アルツハイマー認知症、心臓血管虚血、脳血管虚血および低酸素症からなる群から選択され得る。
[式1]
O=99mTc(O=CO--CHO--(CHR1)m-CH2R2)2
(式1において、
Rは、独立して水素またはヒドロキシル基であり、および、
mは、0~20の整数である)。
アルファ-ヒドロキシ酸は、以下の式2で表される化合物であり得る。
[式2]
HOOC-CHOH-(CHR1)m-CH2R2
(式2において、
R1およびR2は、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である)。
硫化水素が発生する疾患を診断するための組成物は、硫化水素と反応し、不溶性材料を形成し、硫化水素が発生する疾患の診断が実行可能である。
疾患は、血管新生、炎症、がん、アルツハイマー認知症、心臓血管虚血、脳血管虚血および低酸素症からなる群から選択され得る。
加えて、本発明に従ってイメージングのための組成物を使用して、中大脳動脈閉塞後の再灌流における硫化水素濃度の上昇から、再灌流組織に硫化水素が発生したことが確認された。再灌流組織は、中大脳動脈閉塞後に診断できることもまた確認された(実験例6)。
[式1]
O=99mTc(O=CO--CHO--(CHR1)m-CH2R2)2
(式1において、
Rは、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である)
[式2]
HOOC-CHOH-(CHR1)m-CH2R2
(式2において、
R1およびR2は、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である)。
アルカリ金属は、リチウム(Li)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、ルビジウム(Rb)およびセシウム(Cs)からなる群から選択され得る。
キットは、アルファ-ヒドロキシ酸の99mTcでの容易および便利なラベル化のために、アジュバンドを包含し得る。アジュバンドは、安定剤、賦形剤、またはバッファーでもよく、および具体的に言うと他の添加剤として、SnCl2、アスコルビン酸、ゲンチシニン酸(gentisinic acid)、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、ナトリウムホスファート、マンニトール、グルコース、ラクトース、ナトリウムアスコルバート等が使用され得る。
99mTcは、キットに添加され、それは、室温~100℃にて1時間以内にアルファ-ヒドロキシ酸を99mTcでラベル化して使用され得る。
キットは、不活性ガス環境下、滅菌容器内で凍結または凍結乾燥されてもよい。キットは、病院で使用する注射液を準備するためのバッファー滅菌バイアル、生理食塩水、シリンジ、フィルター、カラム、およびその他の補助装置をさらに包含してもよい。かかる改変は、当業者によく知られている。
以下、本発明は、以下の例および実験例により詳細に説明される。
しかしながら、以下の例および実験例は、本発明を単に例示するためのものであり、本発明の内容は、それに限定されるものではない。
D-グルコナート、D-グルコヘプトナート、D-グルカラート、シトラート、L-タートラート、およびD-グルクロナートは、アルファ-ヒドロキシ酸として選択され、および各アルファ-ヒドロキシ酸を以下の方法により99mTcでラベル化した。ラベル化に使用した蒸留水はすべて、窒素ガスを1時間吹き込んだ後に使用した。各0.3Mのα-ヒドロキシ酸の100μLにナトリウムアスコルバート(25mg/mL)10μLを添加し、SnCl2・2H2O(0.05MHCl中2.5mg/mL)50μLを添加し、続いてよく混合した。ジェネレータから得られた99mTc(3mCi)140μLをそこへ添加し、室温で20分間、または100℃で10分間加熱してラベル化した。
例1で調製した99mTcでラベル化されたアルファ-ヒドロキシ酸(99mTc-アルファ-ヒドロキシ酸)のラベル化効率を測定するために、以下の実験を実施した。各99mTc-アルファ-ヒドロキシ酸のラベル化効率を測定した結果を図2~7に示す。
具体的には、ラベル化効率を、ITLC(Instant Thin Layer Chromatography)によって測定した。長さ10cm、幅1cmのITLCプレートの底から1cmの位置に1~5μLのサンプルをロードした後、プレートをアセトンまたは生理食塩水を含有する展開槽に入れ、および展開した。展開完了すると、Radio-TLCスキャナーを使用して放射能をスキャンした。このとき、アセトンで展開したとき、ラベル化されていない99mTcのみが溶媒に沿って上昇し、およびラベル化された99mTcおよびコロイド状の99mTcが原点(origin)に残った。生理食塩水で展開したとき、コロイド状の99mTcは原点に残り、およびラベル化されていない99mTcおよびラベル化された99mTcは溶媒に沿って上昇した。
図2~7に示すように、すべてのα-ヒドロキシ酸でほぼ100%のラベル化効率が示された。
本発明に従って99mTc-アルファ-ヒドロキシ酸と、NaHS(硫化水素)を包含する様々な活性硫化物との反応性を評価するために、以下の実験を実施し、およびその結果を図8および表1に示す。
具体的には、例1において調製された99mTc-アルファ-ヒドロキシ酸を生理食塩水で5倍に希釈し、および次いで各希釈剤100μLを取り、各100μLに、0.4mMのNaHS、4mMのグルタチオン、0.4mMのシステイン、0.4mMの亜硫酸ナトリウム、0.4mMの硫酸ナトリウム、0.4mMのチオ硫酸ナトリウム、および0.4mMのNONOate(NO発生試薬)を含有する0.2Mリン酸ナトリウムバッファー(pH7.4)を添加し、および37℃にて15分間反応させた。次いで、生理食塩水でITLCを展開し、原点に残存する放射能のパーセンテージを決定した。生理食塩水で展開したとき、原点に残存する放射能は不溶性物質から作られ、その部位に沈着されていた。
以下の表1は、99mTcでラベル化されたアルファ-ヒドロキシ酸と活性スルフィドとの反応の後に生成する不溶性物質のパーセンテージを示す。
図8に示すとおり、99mTcラベル化されたグルコナート、グルコヘプトナート、グルカラートはNaHSとのみ反応し、37.0~87.8%の不溶性物質を生成したが、他の活性硫化物と反応せず、硫化水素以外の活性硫化物との反応は極めて低かったことを意味する。一方、99mTc-シトラートはNaHSによってさえ、不溶性物質をあまり生成しなかった。
すなわち、本発明による9mTcラベル化されたα-ヒドロキシ酸は、活性硫化物の中からNaHS(硫化水素)のみを選択的に検出し、およびしたがって硫化水素の検出に効果的に使用され得ることが確認された。
本発明の99mTc-アルファ-ヒドロキシ酸のNaHS(硫化水素)濃度による反応度を評価するために、以下の実験を行い、その結果を図9に示す。
具体的に、例1において調製された99mTc-アルファ-ヒドロキシ酸を生理食塩水で5倍に希釈し、および次いで各希釈剤100μLを取り、それへ0~0.4mMのNaHSを含有する0.2Mリン酸ナトリウムバッファー(pH7.4)100μLを添加し、続いて37℃で15分間反応させた。次いで、不溶性物質の割合を決定するために、ITLCを、生理食塩水を使用して展開した。
表9に示すとおり、99mTc-グルコン酸は硫化水素と反応し、および不溶性物質を最も生成し、0.1mM未満の濃度で濃度が増加するにつれて不溶性物質の生成が増加することが確認された。しかしながら、0.1mMを超える濃度で平衡に達した。
99mTc-グルカラートもまた、硫化水素の濃度が高くなるにつれて、不溶性物質の生成が徐々に増加することが確認された。
一方、99mTc-シトラートは不溶性物質をほとんど生成しないことが確認された。
硫化水素は、カラギーナンの投与によって誘発された炎症を起こした組織で発生したことが報告されている(Li L、Bhatia M、Zhu YZ、etal。FASEBJ。(2005)19:1196-1198; Bhatia M、Sidhapuriwala J、 Moochhala SM、etal。BrJPharmacol。(2005)145:141-144。)したがって、本発明に従って99mTc-アルファ-ヒドロキシ酸を投与したとき、硫化水素が発生した炎症を起こした組織のイメージングが可能かどうかを確認するために、以下の実験を実施した。
1%カラギーナンを含有する生理食塩水30μLをマウスの右後足に注射し、および生理食塩水30μLをマウスの左後足に注射した。4時間後、例1でラベル化された300μCiの99mTc-グルコナートまたは99mTc-グルコヘプトナートをマウスの尾静脈に注射した。1時間後、SPECT-CTで後足を撮影し、結果を図10に示す。
図10に示すとおり、両方のイメージは、炎症が誘発された足の放射性同位元素摂取量が多い結果を示す。
言い換えれば、99mTc-グルコナートと99mTc-グルコヘプトナートの両方は、カラギーナンを投与された炎症を起こしたエリアの放射能が、生理食塩水を投与されたエリアの放射能よりも明らかに高いことを示した。したがって、硫化水素が生成した炎症を起こしたエリアをイメージングできることが証明された。
炎症を起こしたエリアの硫化水素濃度が正常なエリアの硫化水素濃度よりも高いことを確認するために、文献に記載されている方法(AD Ang、A Konigstorfer、GI Giles、M Bhatia. AdvBiolChem、2012、2:360-365)を使用し以下のとおり測定した。4時間後、二酸化炭素ガスでマウスを安楽死させ、および足首を切り、および体重を測定した。氷で冷やした50mM炭酸ナトリウムバッファー(pH9)500μLを添加し、30秒間穏やかに、1分30秒適度に、そして30秒間激しく均質化した。1200xgで5分間遠心分離した後、上清を取得し、それに350μLの1%酢酸亜鉛と50μLの1.5M水酸化ナトリウムの混合溶液400μLを添加し、続いてよく混合した。1200xgで5分間遠心分離した後、上清を捨てた。沈殿したペレットに、窒素を飽和させた蒸留水1mLを添加し、1分間ボルテックスさせることにより混合させた。1200xgで5分間遠心分離した後、上清を捨てた。1g/Lのアスコルビン酸を含む160μLの25mM水酸化ナトリウム溶液をペレットに加え、よく混合した。7.2M塩酸に溶解させた20μLの47.5mのMDMPDおよび1.2M塩酸に溶解した20μLの80mMのFeCl3を添加し、および10秒間ボルテックスした。室温で15分間反応させた後、665nmで吸光度を測定した。同じ方法で測定した標準サンプルを用いて標準定量曲線を作成し、および次いで定量した。
マウスの脳内の血流が遮断されて再灌流された12時間後に、脳内の硫化水素濃度が上昇したことが報告されている(Ren C、Du A、Li D、etal. BrainRes.(2010)1345:197 -205.)。そこで、本発明の99mTc-アルファ-ヒドロキシ酸を投与したとき、中大脳動脈閉塞後の再灌流マウス脳において硫化水素濃度を測定およびイメージングできるかを確認するため、以下の実験を実施し、および結果を図11に示す。
加えて、本発明による99mTc-アルファ-ヒドロキシ酸を使用して、硫化水素の検出、濃度測定、および中大脳動脈閉塞後の再灌流組織のイメージングが可能であることが確認された。
以下の実験を、本発明による99mTc-アルファ-ヒドロキシ酸が硫化水素を含む組織に投与されたときに99mTcが蓄積されたかを確認するために実施した。
加えて、99mTcは他の放射性同位元素よりも供給が容易で価格競争力があるため、経済的な利点を有する。
本発明に従う、99mTcでラベル化されたアルファ-ヒドロキシ酸を有する、式1で表される化合物(99mTc-アルファ-ヒドロキシ酸)を含む、硫化水素を検出するための、または硫化水素の濃度を測定するための組成物は、インビトロおよびインビボレベルにおいて硫化水素の検出または濃度測定を可能にし、およびそのため、硫化水素を検出するため、および硫化水素の濃度を測定するため、およびさらにまた硫化水素のインビボでの生物学的な役割を発見するため、とくに、血管新生、炎症、がん、アルツハイマー病、心臓血管虚血、および脳血管虚血からなる群から選択される疾患または低酸素組織において硫化水素を検出する、イメージングする、および定量的に測定するために、有利に使用され得る。
Claims (13)
- 99mTcでラベル化されたアルファ-ヒドロキシ酸を有する化合物を含む、硫化水素を検出するための組成物:
ここで、前記 99m Tcがラベル化された化合物は、下記式1で表される化合物:
[式1]
O=99mTc(O=CO--CHO--(CHR1)m-CH2R2)2
(式1において、
R1およびR2は、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である); または
99m Tcがラベル化されたD-グルカル酸である。 - アルファ-ヒドロキシ酸が、D-グルカル酸または以下の式2
[式2]
HOOC-CHOH-(CHR1)m-CH2R2
(式2において、
R1およびR2は、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である)
で表される化合物である、請求項1に記載の硫化水素を検出するための組成物。 - アルファ-ヒドロキシ酸が、D-グルコン酸、D-グルコヘプトン酸、ガラクトン酸、D-グルカル酸、D-乳酸、およびL-乳酸からなる群から選択される、請求項1に記載の硫化水素を検出するための組成物。
- 組成物が硫化水素と反応し、不溶性材料を形成し、それによってイメージングを可能にする、請求項1に記載の硫化水素を検出するための組成物。
- 組成物が、対象動物から単離される組織または細胞において硫化水素を検出する、請求項1に記載の硫化水素を検出するための組成物。
- 組成物が、血管新生、炎症、がん、アルツハイマー認知症、心臓血管虚血、脳血管虚血、および低酸素症からなる群から選択される疾患において硫化水素を検出する、請求項1に記載の硫化水素を検出するための組成物。
- 99mTcを、D-グルカル酸または式2で表されるアルファ-ヒドロキシ酸またはそのアルカリ金属またはアルカリ土類金属塩と反応させるステップを含有する、99mTcでラベル化されたアルファ-ヒドロキシ酸を有する化合物を含む、硫化水素を検出するための組成物の調製方法:
ここで、前記 99m Tcがラベル化された化合物は、下記式1で表される化合物:
[式1]
O=99mTc(O=CO--CHO--(CHR1)m-CH2R2)2
(式1において
R1およびR2は、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である);
[式2]
HOOC-CHOH-(CHR1)m-CH2R2
(式2において、
R1およびR2は、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である); または
99m Tcがラベル化されたD-グルカル酸である。 - 還元剤、安定剤、賦形剤、およびバッファーからなる群から選択される1以上のアジュバントがさらに使用され得る、請求項7に記載の調製方法。
- 99mTcでラベル化されたアルファ-ヒドロキシ酸を有する化合物を含む、硫化水素の濃度を測定するための組成物:
ここで、前記 99m Tcがラベル化された化合物は、下記式1で表される化合物:
[式1]
O=99mTc(O=CO--CHO--(CHR1)m-CH2R2)2
(式1において、
R1およびR2は、独立して水素または-OHであり、および、
mは、0~20の整数である); または
99m Tcがラベル化されたD-グルカル酸である。 - 式1で表される化合物を含む、硫化水素が発生する疾患をイメージングするための組成物:
[式1]
O=99mTc(O=CO--CHO--(CHR1)m-CH2R2)2
(式1において、
Rは、独立して水素またはヒドロキシル基であり、および、
mは、0~20の整数である)。 - 疾患が、血管新生、炎症、がん、アルツハイマー認知症、心臓血管虚血、脳血管虚血、および低酸素症からなる群から選択される、請求項10に記載のイメージングするための組成物。
- 疾患が、リウマチ性関節炎、非リウマチ性炎症性関節炎、ライム病に関連する関節炎、腎盂腎炎、腎炎、炎症性骨関節炎、髄膜炎、骨髄炎、炎症性腸疾患、虫垂炎、膵炎、敗血症、細菌感染に起因する炎症性疾患、心筋梗塞、心臓虚血、アンギーナ、狭心症、心筋症、心内膜炎、動脈硬化症、敗血症、糖尿病、脳卒中、肝硬変、喘息、パーキンソン病、アルツハイマー病、認知症、ダウン症候群、肺がん、乳房がん、子宮がん、卵巣がん、肝臓がん、脳がん、前立腺がん、甲状腺がん、神経内分泌腫瘍、胃がん、結腸がん、膵臓がん、膀胱がん、食道がん、および頭/首がんからなる群から選択される、請求項10に記載のイメージングするための組成物。
- 式1で表される化合物を含む、硫化水素が発生する疾患を診断するための組成物:
[式1]
O=99mTc(O=CO--CHO--(CHR1)m-CH2R2)2
(式1において、
Rは、独立して水素またはヒドロキシル基であり、および、
mは、0~20の整数である)。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR10-2018-0108234 | 2018-09-11 | ||
KR1020180108234A KR102124442B1 (ko) | 2018-09-11 | 2018-09-11 | 황화수소 검출 또는 농도 측정용 조성물 및 이를 유효성분으로 함유하는 생체내 염증, 저산소 손상조직 또는 암의 진단 또는 영상화용 조성물 |
PCT/KR2019/011848 WO2020055175A1 (ko) | 2018-09-11 | 2019-09-11 | 황화수소 검출 또는 농도 측정용 조성물 및 이를 유효성분으로 함유하는 생체내 염증, 저산소 손상조직 또는 암의 진단 또는 영상화용 조성물 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021536508A JP2021536508A (ja) | 2021-12-27 |
JP7210746B2 true JP7210746B2 (ja) | 2023-01-23 |
Family
ID=69776709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021537427A Active JP7210746B2 (ja) | 2018-09-11 | 2019-09-11 | 硫化水素を検出するための、または硫化水素濃度を測定するための組成物、および、生体内の炎症、低酸素損傷を有する組織、または癌を診断またはイメージングするための有効成分と同じものを含む組成物 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20210190759A1 (ja) |
EP (1) | EP3851127A4 (ja) |
JP (1) | JP7210746B2 (ja) |
KR (1) | KR102124442B1 (ja) |
CN (1) | CN112714650B (ja) |
WO (1) | WO2020055175A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200110205A (ko) | 2019-03-14 | 2020-09-23 | 주식회사 만도 | 자동차 조향컬럼 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2316493A3 (en) * | 2002-11-07 | 2011-08-10 | Board of Regents, The University of Texas System | Ethylenedicysteine (EC)-drug conjugates, compositions and methods for tissue specific disease imaging |
US9052289B2 (en) * | 2010-12-13 | 2015-06-09 | Schlumberger Technology Corporation | Hydrogen sulfide (H2S) detection using functionalized nanoparticles |
KR20150116421A (ko) * | 2014-04-07 | 2015-10-15 | 경북대학교 산학협력단 | 황화수소 검출용 방사성 프로브 |
KR20170018121A (ko) | 2015-08-05 | 2017-02-16 | (주) 임베디드 솔루션 | 수족관 제어 장치 및 방법 |
KR102597051B1 (ko) * | 2016-06-07 | 2023-11-01 | 경북대학교 산학협력단 | 황화수소 검출용 조성물 및 이를 이용한 황화수소 검출방법 |
-
2018
- 2018-09-11 KR KR1020180108234A patent/KR102124442B1/ko active IP Right Grant
-
2019
- 2019-09-11 JP JP2021537427A patent/JP7210746B2/ja active Active
- 2019-09-11 CN CN201980059586.XA patent/CN112714650B/zh active Active
- 2019-09-11 EP EP19861156.8A patent/EP3851127A4/en not_active Withdrawn
- 2019-09-11 US US17/272,636 patent/US20210190759A1/en active Pending
- 2019-09-11 WO PCT/KR2019/011848 patent/WO2020055175A1/ko unknown
Non-Patent Citations (4)
Title |
---|
Eur. J. Nucl. Med. Mol. Imaging (2006) vol.33, no.3, p.319-328 |
Indian J. Nucl. Med. (2011) vol.26, issue 4, p.165-170 |
J. Nucl. Med. (1993) vol.34, no.2, p.242-245 |
Technetium-99m Radiopharmaceuticals: Manufacture of Kits, International Atoimc Energy Agency, 2008, [retieved on 2022-06-01], <https://www-pub.iaea.org/MTCD/Publications/PDF/trs466_web.pdf> |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20210190759A1 (en) | 2021-06-24 |
EP3851127A1 (en) | 2021-07-21 |
JP2021536508A (ja) | 2021-12-27 |
EP3851127A4 (en) | 2021-11-24 |
KR102124442B1 (ko) | 2020-06-23 |
WO2020055175A1 (ko) | 2020-03-19 |
CN112714650A (zh) | 2021-04-27 |
KR20200029779A (ko) | 2020-03-19 |
CN112714650B (zh) | 2022-12-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102214462B1 (ko) | 황화수소 검출용 방사성 프로브 | |
EP3375787B1 (en) | Peptide thiourea derivative, radioisotope labeled compound containing same, and pharmaceutical composition containing same as active ingredient for treating or diagnosing prostate cancer | |
CN103242255B (zh) | 伊文氏蓝配合物及其制备方法和应用 | |
JP2014515729A (ja) | 新規petトレーサー | |
Motaleb et al. | Novel radioiodinated sibutramine and fluoxetine as models for brain imaging | |
Reissig et al. | The impact of barium isotopes in radiopharmacy and nuclear medicine–From past to presence | |
US8834839B2 (en) | Labeled molecular imaging agents, methods of making and methods of use | |
JP2860157B2 (ja) | 腎機能測定用の既放射能標識テクネチウムキレート注射剤の製造方法 | |
CN109867591A (zh) | 18f标记的aie荧光/pet双模态探针及其制备方法和应用 | |
CN109475594A (zh) | 用于成像ido1酶的放射性配体 | |
JP7210746B2 (ja) | 硫化水素を検出するための、または硫化水素濃度を測定するための組成物、および、生体内の炎症、低酸素損傷を有する組織、または癌を診断またはイメージングするための有効成分と同じものを含む組成物 | |
Munekane et al. | Visualization of biodistribution of Zn complex with antidiabetic activity using semiconductor Compton camera GREI | |
US8709381B2 (en) | Compound containing a carbon or an oxygen isotope, preparation and use thereof, and composition comprising thereof | |
KR20190094192A (ko) | 영상화제 및 그의 사용 | |
US11065349B2 (en) | 18F labeled BODIPY dye and its derivatives for PET imaging of heart perfusion and others | |
JP2014037395A (ja) | 放射性ヨウ素により標識された標識化合物 | |
Munekane et al. | Investigation of Biodistribution and Speciation Changes of Orally Administered Dual Radiolabeled Complex, Bis (5-chloro-7-[131I] iodo-8-quinolinolato)[65Zn] zinc | |
US12082918B2 (en) | Preparation for magnetic resonance diagnostics for oncological diseases, comprising deuterated 2-amino-2-methylpropionic acid and/or 2-(N-methylamino)-2-methylpropionic acid, and diagnostic method using said preparation | |
JPH03504011A (ja) | 温血生物における局所エネルギー代謝の定位定量方法とそのための組成物 | |
WO2019131998A1 (ja) | アスタチン溶液及びその製造方法 | |
KR20220064867A (ko) | 포피린 유도체 및 암의 영상화, 진단, 또는 치료용 조성물 | |
CN118125991A (zh) | 靶向acly的小分子化合物及其制备方法与应用 | |
RU2121367C1 (ru) | Радионуклид для исследования метаболизма миокарда | |
CN118126025A (zh) | 靶向fasn的小分子化合物及其制备方法与应用 | |
KR20210048827A (ko) | 전립선 암의 영상 또는 치료를 위한 동위원소 표지 화합물 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210507 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210507 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220607 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220906 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221216 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230111 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7210746 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |