JP7210300B2 - 遠隔操作システム、通信装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、遠隔操作システム、通信装置及びコンピュータプログラムに関する。
近年、遠隔地から操作可能な家電機器が普及してきている。例えば、このような家電機器の遠隔操作は、遠隔操作端末として機能するスマートフォンがネットワークを介してサーバと通信し、サーバに家電機器の操作指示を行い、この操作指示を受けたサーバがネットワークを介して家電機器に対して動作指示を行うといった形態で実現される。このような家電機器の遠隔操作には家電機器及び遠隔操作端末の無線通信が必須であり、無線通信による消費電力がユーザ宅内全体での消費電力に占める割合が大きくなってきている。そのため、より少ない消費電力で家電機器の遠隔操作を実現する技術が望まれている。
特開2004-302586号公報 特開2015-82669号公報 特開2015-231230号公報 特開2017-192117号公報
本発明が解決しようとする課題は、より少ない消費電力で家電機器の遠隔操作を実現することができる遠隔操作システム、通信装置及びコンピュータプログラムを提供することである。
実施形態の遠隔操作システムは、自装置又は子機の遠隔操作に関する要求を処理する1の親機と、自装置の遠隔操作に関する要求を処理する1以上の子機と、前記親機又は子機の遠隔操作に関する要求を行う遠隔操作端末と、を持つ。親機は、第1の通信手段を持つ。第1の通信手段は、セントラルがペリフェラルに対して行う接続の要求に応じてペリフェラルがセントラルとの接続を確立することによりセントラルとペリフェラルとの間のデータの送受信が可能となる近距離無線通信方式で子機又は遠隔操作端末と通信する。子機は、第2の通信手段を持つ。第2の通信手段は、前記近距離無線通信方式で前記親機又は前記遠隔操作端末と通信する。親機は、前記子機の遠隔操作に関する要求が受信された場合には、その要求を前記近距離無線通信方式で前記子機に中継する。
第1の実施形態における遠隔操作システムのシステム構成の具体例を示す図。 第1の実施形態における家電親機の機能構成の具体例を示すブロック図。 第1の実施形態における家電子機の機能構成の具体例を示すブロック図。 第1の実施形態における遠隔操作端末の機能構成の具体例を示すブロック図。 第1の実施形態の遠隔操作システムにおいて遠隔操作端末に家電機器が登録される際の動作例を示すシーケンス図。 第1の実施形態の遠隔操作システムにおいて家電子機の遠隔操作が行われる際の動作例を示すシーケンス図。 第1の実施形態の遠隔操作システムにおいて家電子機の遠隔操作が行われる際の動作例を示すシーケンス図。 第1の実施形態の遠隔操作システムにおいて家電子機が遠隔操作端末に通知する際の動作例を示すシーケンス図。 第1の実施形態における家電親機が家電子機及び遠隔操作端末と同時に通信することができることを模式的に表した図。 第2の実施形態における遠隔操作システムのシステム構成の具体例を示す図。 第2の実施形態における家電親機の機能構成の具体例を示すブロック図。 第2の実施形態における家電子機の機能構成の具体例を示すブロック図。 第2の実施形態における遠隔操作端末の機能構成の具体例を示すブロック図。 第2の実施形態の遠隔操作システムにおいて家電親機が動作モードを変更する際の動作例を示すシーケンス図。 第2の実施形態の遠隔操作システムにおいて家電子機が動作モードを変更する際の動作例を示すシーケンス図。 第2の実施形態の遠隔操作システムにおいて宅外の遠隔操作端末が宅内の家電子機を遠隔から操作する際の動作例を示すシーケンス図。
以下、実施形態の遠隔操作システム、通信装置及びコンピュータプログラムを、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態における遠隔操作システム100のシステム構成の具体例を示す図である。第1の実施形態の遠隔操作システム100は、遠隔操作対象の家電機器1と、自装置への操作入力によって指定された動作を家電機器1に指示する遠隔操作端末2と、を備える。図1は、遠隔操作システム100が3台の空調機を操作対象の家電機器1として備える場合を示している。ここで3台の空調機のうちの少なくとも1台は親機として機能し、親機以外の空調機は子機として機能する。操作対象の家電機器1は、少なくとも1台の親機を含む限りにおいて、空調機以外の任意の家電機器であってよく、その台数は2台以下であってもよいし、4台以上であってもよい。以下では、親機として機能する家電機器1を家電親機1Pと記載し、子機として機能する家電機器1を家電子機1Cと記載して区別する。図1は、ユーザ宅内に1台の家電親機1Pと2台の家電子機1C-1及び1C-2が設置されている例を示す。
家電親機1P及び家電子機1Cは、BLE(Bluetooth Low Energy)(Bluetoothは登録商標)等の近距離無線通信方式に基づいて互いに無線通信可能に接続される。また、家電親機1P及び家電子機1Cは、同様の近距離無線通信方式に基づいて遠隔操作端末2と無線通信可能に接続される。
図2は、第1の実施形態における家電親機1Pの機能構成の具体例を示すブロック図である。家電親機1Pは、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、プログラムを実行する。家電親機1Pは、プログラムの実行によって第1通信部101、第2通信部102、記憶部103、機器登録部11P、遠隔操作処理部12P及び家電機能部13を備える装置として機能する。なお、家電親機1Pの各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
第1通信部101は、家電親機1Pを家電子機1Cと無線通信可能に接続する無線通信インタフェースである。第1通信部101は、宅内の消費電力を下げるという目的のために、より少ない消費電力で通信可能な無縁通信方式に対応していることが望ましい。例えば、第1通信部101は、低消費電力での近距離無線通信を実現可能なBLEに対応しているものとする。
第2通信部102は、家電親機1Pを遠隔操作端末2と無線通信可能に接続する無線通信インタフェースである。第2通信部102は、第1通信部101と同様にBLEに対応しているものとする。
記憶部103は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成され、家電親機1Pの動作に関する種々の情報を記憶する。例えば、記憶部103は、家電親機1Pの動作に関するプログラムやその実行に必要な設定情報、プログラムの実行によって生成又は取得される種々の情報等の記憶領域として用いられる。
機器登録部11Pは、家電機器1を遠隔操作の対象として遠隔操作端末2に登録する機能を有する。具体的には、機器登録部11Pは、自装置(家電親機1P)を遠隔操作システム100における家電機器1の親機として登録することを遠隔操作端末2に要求し、他の家電子機1Cを前記親機以外の子機として登録することを遠隔操作端末2に要求する。
ここで、機器登録部11Pは、家電子機1Cを自装置(家電親機1P)の子機として登録する機能を有しており、遠隔操作端末2に対する家電子機1Cの登録要求に先立って、当該家電子機1Cを子機として予め自装置に登録済みであるものとする。
遠隔操作処理部12Pは、遠隔操作端末2と連携して各家電機器1の遠隔操作を実現する機能を有する。具体的には、遠隔操作処理部12Pは家電機器1の遠隔操作要求を遠隔操作端末2から受け付け、その遠隔操作要求が要求する動作を自装置(家電親機1P)又は家電子機1Cに行わせることで家電機器1の遠隔操作を実現する。
より詳細には、受け付けた遠隔操作要求が自装置(家電親機1P)の操作を要求するものである場合には、遠隔操作処理部12Pが要求されている動作を自装置の家電機能部13に行わせることで家電親機1Pの遠隔操作が実現される。
一方で、受け付けた遠隔操作要求が家電子機1Cの操作を要求するものである場合には、遠隔操作処理部12Pは、遠隔操作端末2から受け付けた遠隔操作要求を操作対象の家電子機1Cに転送する。この場合、転送先の家電子機1Cにおいて、遠隔操作処理部12Pと同様の機能を有する遠隔操作処理部12Cが転送された遠隔操作要求を受け付け、その遠隔操作要求によって要求されている動作を自装置の家電機能部13に行わせることで家電子機1Cの遠隔操作が実現される。
従来、遠隔操作端末で生成される操作要求情報は直接的に操作対象の家電機器宛てに送信されるのが一般的であったのに対して、本実施形態における遠隔操作端末2は、複数の家電機器1のうち親機として機能する1つの家電親機1Pに対して遠隔操作要求を送信する点で従来の遠隔操作端末と異なる。このように、家電親機1Pが、自装置を含む全ての家電機器1に対する遠隔操作要求を遠隔操作端末2から一元的に受け付けることにより、家電機器1の遠隔操作に係る通信リソースを家電親機1Pが主体となって管理することが可能になる。
家電機能部13は、家電親機1Pの家電機器としての機能(以下「家電機能」という。)を実現する機能部である。例えば、家電親機1Pが空調機であれば、家電機能部13には家電親機1Pを空調機として機能させるために必要な機能を有する。また、家電機能部13は、家電機能に関する動作や設定値等を遠隔操作処理部12Pの指示に応じて変更する機能を有する。このような機能を有することにより、家電機能部13は、遠隔操作処理部12Pと連携して自装置の家電機能に関する遠隔操作を実現する。
図3は、第1の実施形態における家電子機1Cの機能構成の具体例を示す図である。家電子機1Cは、親機としての機能を実現する構成を備えない点以外では、基本的に家電親機1Pと同様の機能構成を有する。具体的には、家電子機1Cは、機器登録部11Pに代えて機器登録部11Cを備える点、遠隔操作処理部12Pに代えて遠隔操作処理部12Cを備える点、で家電親機1Pと異なる。その他の家電子機1Cの機能構成は家電親機1Pと同様のため、これらの家電親機1Pと同様の構成には図2と同じ符号を付すことによりここでの説明を省略する。
機器登録部11Cは、家電親機1Pと連携して自装置(家電子機1C)を遠隔操作の対象として遠隔操作端末2に登録する機能を有する。具体的には、機器登録部11Cは、家電親機1Pに対し自装置を子機として登録することを要求する。これは、遠隔操作端末2に対する家電子機1Cの登録の要求が、上述のとおり、家電親機1Pによって行われるためである。すなわち、家電子機1Cが機器登録部11Cによって家電親機1Pに子機として登録されることで、家電子機1Cは家電親機1Pによって遠隔操作端末2に登録されることになる。
遠隔操作処理部12Cは、遠隔操作端末2と連携して自装置(家電子機1C)の遠隔操作を実現する機能を有する。具体的には、遠隔操作処理部12Cは自装置に対する遠隔操作要求を家電親機1Pから受け付け、その遠隔操作要求が要求する動作を自装置の家電機能部13に行わせることで自装置の遠隔操作を実現する。
図4は、第1の実施形態における遠隔操作端末2の機能構成の具体例を示すブロック図である。遠隔操作端末2は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、プログラムを実行する。遠隔操作端末2は、プログラムの実行によって第1通信部21、記憶部22、表示部23、入力部24、機器登録部25及び遠隔操作要求部26を備える装置として機能する。なお、遠隔操作端末2の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
第1通信部21は、遠隔操作端末2を家電親機1Pと無線通信可能に接続する無線通信インタフェースである。第1通信部21は、家電機器1の第1通信部101と同様に、低消費電力での近距離無線通信を実現可能なBLEに対応しているものとする。
記憶部22は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成され、遠隔操作端末2の動作に関する種々の情報を記憶する。例えば、記憶部22は、遠隔操作端末2の動作に関するプログラムやその実行に必要な設定情報、プログラムの実行によって生成又は取得される種々の情報等の記憶領域として用いられる。
表示部23は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の表示装置を含んで構成される。表示部23には、遠隔操作端末2の動作に関する種々の情報が表示される。例えば、表示部23には、遠隔操作の対象となる家電機器1の登録画面や、登録済みの家電機器1に対する遠隔操作の入力を受け付ける操作画面等が表示される。
入力部24は、タッチパネルやキーボード等の入力装置を含んで構成される。入力部24は、遠隔操作端末2に対するユーザの操作入力を受け付け、入力情報を対応する機能部に出力する。例えば、入力部24は、登録画面に対する入力情報を機器登録部25に出力し、操作画面に対する入力情報を遠隔操作要求部26に出力する。
機器登録部25は、家電機器1を遠隔操作の対象として自装置(遠隔操作端末2)に登録する機能を有する。具体的には、機器登録部25は、自装置に対して家電機器1の登録要求を行う家電親機1Pと、家電親機1Pから通知される家電子機1Cと、を遠隔操作の対象として登録する。
遠隔操作要求部26は、自装置(遠隔操作端末2)に対する操作入力に応じて、指定された家電機器1の遠隔操作を家電親機1Pに要求する機能を有する。この機能により、遠隔操作要求部26は、家電親機1Pと連携して家電機器1の遠隔操作を実現する。具体的には、遠隔操作要求部26は、自装置に対する操作入力に応じて、指定された家電機器1に対して指定された動作を行わせる制御情報(以下「遠隔制御情報」という。)を生成し、生成した遠隔制御情報を家電親機1Pに送信することにより、対象の家電機器1に対する遠隔操作を家電親機1Pに要求する。以下、この遠隔操作の要求を「遠隔操作要求」という。
図5は、第1の実施形態の遠隔操作システム100において遠隔操作端末2に家電機器1が登録される際の動作例を示すシーケンス図である。まず、家電親機1P(親機)において機器登録部11Pが遠隔操作端末2に対して自装置の登録を要求する(ステップS101)。この要求に応じて、遠隔操作端末2では機器登録部25が要求元の家電親機1Pを遠隔操作の対象として自装置に登録する(ステップS102)。
一方、家電子機1C(子機)において、機器登録部11Cが自装置を家電親機1Pの子機として登録することを家電親機1Pに要求する(ステップS103)。この要求に応じて、家電親機1Pでは機器登録部11Pが要求元の家電子機1Cを自装置の子機として自装置に登録する(ステップS104)。
さらに、この子機の登録に応じて、機器登録部11Pは、自装置の子機として登録した家電子機1Cの登録を遠隔操作端末2に対して要求する(ステップS105)。この要求に応じて、遠隔操作端末2では機器登録部25が要求元の家電親機1Pから通知された家電子機1Cを遠隔操作の対象として自装置に登録する(ステップS106)。そして、機器登録部25は、家電子機1Cの登録が完了した旨を要求元の家電親機1Pに通知する(ステップS107)。
このような処理の流れにより、家電子機1Cについては、まず家電親機1Pに対する登録が行われ、子機を登録した家電親機1Pによって遠隔操作端末2に登録される。
また、上述のとおり、家電親機1Pは消費電力の少ない近距離無線通信方式で家電子機1C及び遠隔操作端末2と通信するが、例えばBLEではマスタとして機能するセントラルと、スレーブとして機能するペリフェラルとが所定の手順で接続を確立することによりデータの送受信が可能となる。図中に記載した(C)及び(P)は、BLE通信をする家電子機1C、家電親機1P、遠隔操作端末2の各装置がセントラル(C)又はペリフェラル(P)のどちらで機能するかを表している。
すなわち図5は、家電親機1Pと家電子機1Cとの間の通信においては、家電親機1Pがセントラルとして機能し、家電子機1Cがペリフェラルとして機能することを表している。また、図5は、家電親機1Pと遠隔操作端末2との間の通信においては、遠隔操作端末2がセントラルとして機能し、家電親機1Pがペリフェラルとして機能することを表している。
図6は、第1の実施形態の遠隔操作システム100において家電子機1Cの遠隔操作が行われる際の動作例を示すシーケンス図である。まず、遠隔操作端末2において遠隔操作要求部26が、家電機器1の家電親機1Pに対して家電子機1Cの遠隔操作を要求する。ここでは例えば、遠隔操作要求部26は、家電子機1Cの設定温度の変更又は現在の設定温度の取得を要求する場合を想定する。この場合、具体的には、遠隔操作要求部26は、家電親機1Pの遠隔操作処理部12Pに対して設定温度のSET(変更)又はGET(取得)を要求する(ステップS201:SET/GET要求)。なお、ここで、遠隔操作端末2と家電親機1Pとの間の通信接続は常時確立されているものとする。また、SET要求時においてはその要求とともに変更後の設定温度の値が家電親機1Pに通知されるものとする。
続いて、家電親機1Pにおいて遠隔操作処理部12Pが、遠隔操作端末2のSET/GET要求に応じて、周辺の家電機器1(すなわち家電子機1C)に対してSCAN要求を発信する(ステップS202)。SCAN要求は、BLE通信において、セントラルがペリフェラルとの接続に際して周辺のペリフェラルを検出するために行う受信応答要求である。SCAN要求を受けた家電子機1Cは要求元の家電親機1Pに応答する(ステップS203:SCAN応答)。
続いて、遠隔操作処理部12Pが、SCAN要求に応答した家電子機1Cに対して通信接続の確立を要求する(ステップS204:CONNECTION要求)。CONNECTION要求を受けた家電子機1Cでは遠隔操作処理部12Cが要求元の家電親機1Pに対して要求を受け付けた旨を応答する(ステップS205:CONNECTION応答)。ここまでの処理により、家電親機1Pと家電子機1Cとの間に通信接続が確立される。
続いて、遠隔操作処理部12Pが、通信接続を確立した家電子機1Cに対して設定温度のSET又はGETを要求する(ステップS206:SET/GET要求)。この要求に応じて、家電子機1Cの遠隔操作処理部12Cが要求された設定温度の変更又は取得を行うとともに、その旨を家電親機1Pに応答する(ステップS207:SET/GET応答)。
例えば、SET要求時においては、遠隔操作端末2から家電親機1Pに通知された変更後の設定温度の値がその要求とともに家電子機1Cに通知され、設定温度変更の完了がSET応答によって家電親機1Pに通知される。また、例えば、GET要求時においては、取得された現在の設定温度の値がGET応答によって家電親機1Pに通知される。
家電子機1CからSET/GET応答を受けた遠隔操作処理部12Pは、家電子機1Cに対して自装置(家電親機1P)との通信接続を切断する旨を通知し、その通信接続を切断する(ステップS208:DISCONNECTION)。
このように、本実施形態では、家電親機1Pと家電子機1Cとが個々の遠隔操作の要求ごとに通信接続の確立及び切断を行うため、無線通信の接続を常時維持するために必要な電力を削減することが可能となる。
図7は、第1の実施形態の遠隔操作システム100において家電子機1Cの遠隔操作が行われる際の動作例を示すシーケンス図である。図6に示した動作例との違いは、遠隔操作端末2の遠隔操作要求によって、複数の家電機器1が同時に操作される点である。以下このような複数の家電機器1に対して同時に行われる操作を「一括操作」という。例えば、ここでは、3台の家電子機1C(図中の家電子機#1、家電子機#2、家電子機#3)の電源オンを同時に行う一括操作を想定する。
この場合、まず、遠隔操作端末2において遠隔操作要求部26が、家電子機#1、家電子機#2、家電子機#3の一括操作(電源オン)を要求する(ステップS301:一括SET要求)。なお、この時点において家電子機#1、家電子機#2、家電子機#3は電源オフの状態にあり、電源オンの遠隔操作要求を受け付けることが可能な状態にあるものとする。
続いて、家電親機1Pにおいて、遠隔操作処理部12Pが、遠隔操作端末2の一括SET要求に応じて操作対象の家電子機1Cを選択する(ステップS302)。このとき、操作対象の家電子機1Cは一括SET要求によって指定されてもよいし、家電親機1Pとの接続実績を持つ家電子機1Cとして選択されてもよい。また、一括SET要求による操作対象には家電親機1P自身が含まれてもよい。図7の例では家電子機#1、家電子機#2、家電子機#3が操作対象として選択される。そして、遠隔操作処理部12Pは、操作対象として選択した各家電子機1C(家電子機#1、家電子機#2、家電子機#3)に対して電源オンを要求する(ステップS303-1~S303-3:SET要求)。遠隔操作処理部12Pは、この要求に対する各家電子機1Cの応答を待機し、応答があった場合にはその旨を要求元である遠隔操作端末2に通知する。
例えば、遠隔操作処理部12Pは、各家電子機1Cに対して電源オンのSET要求を行ったことに応じて、そのSET要求に対する応答の待機時間を計時するタイマを開始する(ステップS304)。このタイマは待機時間の計時完了とともに終了し、遠隔操作処理部12Pは、このタイマが動作中であるか否かを判定する(ステップS305)ことにより、SET要求の発行から待機時間が経過したか否かを判定する。
このとき、遠隔操作処理部12Pは、タイマが動作中である場合(ステップS305-YES)、すなわちSET要求の発行時点から待機時間が経過していないタイミングで家電子機1CからSET要求に対する応答があった場合(ステップS306:ADVERTISE)、応答があった家電子機1Cに対する遠隔操作が成功した旨を遠隔操作端末2に通知する(ステップS307:成功通知)。このとき、図7の例では家電子機#1及び家電子機#2が待機時間内に応答し、家電子機#1及び家電子機#2についての成功通知が遠隔操作端末2に通知される(ステップS307-1、S307-2)。
一方、遠隔操作処理部12Pは、タイマが動作中でない場合(ステップS305-NO)、すなわちSET要求の発行時点から待機時間が経過してタイマが終了した場合、一括操作対象として選択した全ての家電子機1Cから成功通知が受信されたか否かを判定する(ステップS308)。ここで操作対象として選択した全ての家電子機1Cから成功通知が受信されている場合(ステップS308-YES)、成功をもって家電子機1Cの一括操作が終了する。
一方、操作対象として選択した家電子機1Cの一部から成功通知が受信されていない場合(ステップS308-NO)、遠隔操作処理部12Pは、成功通知が受信されていない一部の家電子機1Cについて遠隔操作が失敗した旨を遠隔操作端末2に通知する(ステップS309)。この場合、一部の失敗をもって家電子機1Cの一括操作が終了する。図7の例では、SET要求に対する家電子機#3の応答が何らかの理由により家電親機1Pに受信されず、家電子機#3についての失敗をもって家電子機#1~#3の一括操作が終了した場合を表している。
図8は、第1の実施形態の遠隔操作システム100において家電子機1Cが遠隔操作端末2に通知する際の動作例を示すシーケンス図である。まず、家電子機1Cにおいて通知すべき事象が発生すると、遠隔操作処理部12Cがブロードキャスト型の通信手段を用いてその旨を家電親機1Pに通知する。なお、ここでいうブロードキャスト型の通信手段とは、通信接続の確立を必要としない通信手段を意味するものである。
例えば、本実施形態で用いられる近距離無線通信方式の一例であるBLEにはこのようなブロードキャスト型の通信手段としてアドバタイズと呼ばれる動作がある。アドバタイズは、データ通信時とは異なるチャネルで発信されるビーコン信号を用いた通知手段であり、情報量の制限はあるものの任意の情報を付加して通知することができる。例えば、機器で発生し得るイベントの識別情報をアドバタイズすることで自身の状態変化を他の機器に通知することができる。また、アドバタイズは、データ通信時のように通信接続の確立及び維持を必要としないため少ない消費電力での通知手段として用いることができる。
例えば、家電子機1Cの遠隔操作処理部12Cは、このアドバタイズ動作によって自装置のエラー情報を家電親機1Pに通知する(ステップS401:ADVERTISE)。一般にBLE通信を行う通信装置は、他の通信装置のアドバタイズを所定の周期ごとに検出する(SCAN)ように構成されている。そのため、家電親機1Pでは遠隔操作処理部12Pが所定の周期で行うSCAN動作(ステップS402)によって、アドバタイズによる家電子機1Cの通知が検出される。そして、家電親機1Pの遠隔操作処理部12Pは、家電子機1Cから通知されたエラー情報を遠隔操作端末2に送信する(ステップS403)。
このように構成された第1の実施形態の遠隔操作システム100によれば、より少ない消費電力で家電機器1の遠隔操作を実現することができる。具体的には、家電親機1Pが家電子機1Cに対する遠隔操作要求を受け付け、遠隔操作要求の都度、家電子機1Cとの通信接続の確立及び切断を行うことにより、家電親機1Pと家電子機1Cとの間の無線通信による消費電力を削減することが可能になる。
また、第1の実施形態の遠隔操作システム100では、家電子機1Cが家電親機1Pとの通信接続の確立を必要としない手段で家電親機1Pに通知を行い、家電親機1Pがその通知を遠隔操作端末2に中継する。これにより、家電子機1Cは遠隔操作端末2に対する通知をより少ない消費電力で行うことが可能になる。
また、第1の実施形態の家電親機1Pは、自身をセントラルとしてペリフェラルである家電子機1Cと接続するための第1通信部101と、自身をペリフェラルとしてセントラルである遠隔操作端末2と接続するための第2通信部102と、を備える。図9は、このような構成を備える家電親機1Pが家電子機1C及び遠隔操作端末2と同時に通信することができることを模式的に表した図である。これにより、遠隔操作の応答性が低下することを抑制しつつ、消費電力を削減することが可能になる。
(変形例)
アドバタイズによる通知には、通知すべき情報そのものが付加されてもよいし、通知すべき情報(以下「要通知情報」という。)の有無を示す情報のみが付加されてもよい。例えば、後者の場合、アドバタイズを受けた家電親機1Pは、要通知情報の存在を通知するアドバタイズの検出に応じて通知元の家電子機1Cと通信接続を確立し、通知元から要通知情報を取得するように構成されてもよい。
家電親機1Pにおいて、家電子機1Cとの通信と遠隔操作端末2との通信とが同時に実行されないように制御される場合、第1通信部101及び第2通信部102は必ずしも異なる通信インタフェースとして構成される必要はなく、一つの通信インタフェースに集約されてもよい。例えば、このような通信の排他制御は遠隔操作端末2との通信を家電子機1Cとの通信よりも優先させることによって実現可能である。この場合、遠隔操作処理部12Pが自装置に対する接続要求の有無をアドバタイズによって検出し、より優先度の高い接続要求を通知するアドバタイズの発信元と通信接続を確立するように構成されてもよい。このようにすれば、家電親機1Pは、セントラルとしての役割とペリフェラルとしての役割を通信先の機器の優先度に応じて切り替えることにより、家電子機1C及び遠隔操作端末2との通信を一つの通信インタフェースで実現することができる。
遠隔操作システム100において、親機として登録されている家電機器1を子機に、子機として登録されている他の家電機器1を親機に、それぞれ任意のタイミングで変更することもできる。例えば、家電親機1Pが故障等により遠隔操作端末2との通信が不能になった場合、家電子機1Cを親機に変更するようにしても良い。また、家電子機1Cを登録する際に、家電子機1C間での優先順位を設定しておき、家電親機1Pが通信不能になった場合に、優先順位が高い家電子機1Cを親機に変更することもできる。さらに、家電機器1を遠隔操作システム100に追加する場合において、新たに追加される家電機器1を親機として登録し、すでに親機として登録されている家電機器1を子機に変更するようにしても良い。
(第2の実施形態)
図10は、第2の実施形態における遠隔操作システム100aのシステム構成の具体例を示す図である。遠隔操作システム100aは、家電機器1に代えて家電機器1aを備える点、遠隔操作端末2に代えて遠隔操作端末2aを備える点、遠隔制御サーバ3をさらに備える点、で第1の実施形態の遠隔操作システム100と異なる。遠隔制御サーバ3は、ネットワークを介して宅内の家電機器1aを遠隔から制御する制御装置である。例えば、遠隔制御サーバ3はLAN(Local Area Network)又はWAN(Wide Area Network)を構成するネットワークNWに接続され、ネットワークNWに接続された宅内のアクセスポイントAPを介して家電機器1aの親機と通信可能に接続される。以下、家電機器1aのうちの親機を家電親機1Paと記載し、子機を家電子機1Caと記載する。
また、第2の実施形態の遠隔操作システム100aは、遠隔操作端末2aが、宅内の家電機器1a及び遠隔制御サーバ3と、ネットワークNWを介して宅外から接続可能に構成される点で第1の実施形態の遠隔操作システム100と異なる。例えば、遠隔操作端末2aがスマートフォンやタブレット、携帯電話等の移動通信端末を用いて構成される場合、遠隔操作端末2aは3G(3rd Generation)や4G(4th Generation)等の移動体通信網の基地局BSを介してネットワークNWに接続されてもよい。
図11は、第2の実施形態における家電親機1Paの機能構成の具体例を示すブロック図である。家電親機1Paは、遠隔操作処理部12Pに代えて遠隔操作処理部12Paを備える点、第3通信部104及びスリープ制御部14Pをさらに備える点で第1の実施形態における家電親機1Pと異なる。その他の構成は第1の実施形態における家電親機1Pと同様のため、第1の実施形態と同様の構成には図2と同じ符号を付すことによりここでの説明を省略する。
遠隔操作処理部12Paは、第1の実施形態における遠隔操作処理部12Pと同様の機能に加え、ネットワークNWを介して受信された遠隔操作要求を家電子機1Caとの通信接続の状態に応じて保留する機能を有する。
第3通信部104は、自装置(家電親機1Pa)をアクセスポイントAPと無線通信可能に接続する無線通信インタフェースである。第3通信部104はアクセスポイントAPに対応するものであればどのような無線通信方式に基づくものであってもよい。近年の宅内における無線LANの普及状況を鑑みれば、第3通信部104は典型的にはIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11に準拠した通信インタフェースである場合が想定される。
スリープ制御部14Pは、通常モードで動作する自装置(家電親機1Pa)のスリープモードへの遷移、及びスリープモードで動作する自装置の通常モードへの復帰を制御する機能を有する。ここで、「スリープモード」とは家電機器1aが一部の機能を停止した状態で動作するモードをいい、「通常モード」とは家電機器1aが全ての機能が使用可能な状態で動作するモードをいうものとする。なお、スリープモードで必要な処理が実行可能であれば、スリープモードにおいて停止される機能の範囲は任意に決定されてよい。ここでは簡単のため、スリープモードでは、第2通信部102及びスリープ制御部14Pのみが動作可能に構成されるものとする。
図12は、第2の実施形態における家電子機1Caの機能構成の具体例を示すブロック図である。家電子機1Caは、スリープ制御部14Cをさらに備える点で第1の実施形態における家電子機1Cと異なる。その他の構成は第1の実施形態における家電子機1Cと同様のため、第1の実施形態と同様の構成には図3と同じ符号を付すことによりここでの説明を省略する。
スリープ制御部14Cは、通常モードで動作する自装置(家電子機1Ca)のスリープモードへの遷移、及びスリープモードで動作する自装置の通常モードへの復帰を制御する機能を有する。なお、家電親機1Paと同様に、スリープモードで必要な処理が実行可能であれば、スリープモードにおいて停止される機能の範囲は任意に決定されてよい。ここでは簡単のため、家電親機1Paと同様に、スリープモードでは、第2通信部102及びスリープ制御部14Cのみが動作可能に構成されるものとする。
図13は、第2の実施形態における遠隔操作端末2aの機能構成の具体例を示すブロック図である。遠隔操作端末2aは、第2通信部27をさらに備える点、遠隔操作要求部26に代えて遠隔操作要求部26aを備える点で第1の実施形態における遠隔操作端末2と異なる。その他の構成は第1の実施形態における遠隔操作端末2と同様のため、第1の実施形態と同様の構成には図4と同じ符号を付すことによりここでの説明を省略する。
第2通信部27は、自装置(遠隔操作端末2a)をネットワークNWに接続する通信インタフェースである。例えば、第2通信部27は、基地局BSに無線接続可能な無線通信インタフェースであってもよいし、ネットワークNWに有線接続可能な有線通信インタフェースであってもよい。
遠隔操作要求部26aは、第1の実施形態における遠隔操作要求部26と同様の機能に加えて、スリープモードで動作中の家電機器1aに対して通常モードに復帰する契機を与える機能を有する。例えば、その契機の一例として、遠隔操作要求部26aは、スリープモードで動作中の家電機器1aに対して通信接続の確立を要求する。この接続要求がスリープ制御部14P又は14Cによって受け付けられて処理されることにより、スリープモードで動作中の家電機器1aにおいて通常モードに復帰する処理が実行される。
図14は、第2の実施形態の遠隔操作システム100aにおいて家電親機1Paが動作モードを変更する際の動作例を示すシーケンス図である。まず、家電親機1Paにおいて、スリープ制御部14Pが通信路の正常性を確認するために遠隔制御サーバ3に対して所定の通信を試みる。具体的には、スリープ制御部14Pは、遠隔制御サーバ3に対して所定の周期で応答を要求する(ステップS501-1~S501-3:応答要求)。なお、この時点において家電親機1Paは通常モードで動作しているものとする。
遠隔制御サーバ3は、家電親機1Paから応答要求を受けると、その旨を家電親機1Paに応答する(ステップS502-1~S502-3:応答)。家電親機1Paのスリープ制御部14Pは、遠隔制御サーバ3の応答を所定時間待機した後、その応答の受信状況に基づいて通信路の異常有無を判定する(ステップS503)。例えば、スリープ制御部14Pは過去の所定期間に行った応答要求の全てに対して遠隔制御サーバ3の応答が受信されている場合には『通信路に異常無し』と判定し、いずれかの応答要求について応答が受信されていない場合には『通信路に異常有り』と判定してもよい。
なお図14の動作例はステップS502-3で実行された遠隔制御サーバ3の応答が家電親機1Paに受信されない場合を表しており、このような場合、スリープ制御部14Pによって『通信路に異常有り』と判定されることになる。
通信路に異常有りと判定した場合(ステップS503-YES)、スリープ制御部14Pは通常モードで動作中の自装置をスリープモードに遷移させる(ステップS504)。その後、遠隔操作端末2aから接続確立の要求があった場合(ステップS505:CONNECTION要求)には、スリープ制御部14Pは、スリープモードで動作中の自装置を通常モードに復帰させる(ステップS506)。一方、通信路に異常無しと判定した場合(ステップS503-NO)、スリープ制御部14Pは自装置に対して通常モードでの動作を継続させる。
図15は、第2の実施形態の遠隔操作システム100aにおいて家電子機1Caが動作モードを変更する際の動作例を示すシーケンス図である。まず、家電親機1Paにおいて、スリープ制御部14Pが遠隔制御サーバ3に対して図14のステップS501と同様の応答要求を行い、この応答要求に対する遠隔制御サーバ3の応答(ステップS502と同様)が家電親機1Paに受信される。すなわち、ここでは、家電親機1Paと遠隔制御サーバ3との間の通信路に異常がない場合を想定する。このように通信路に異常がない場合、スリープ制御部14Pは自装置(家電親機1Pa)の正常性を通知するための空データを所定の周期で家電子機1Caに送信する(ステップS601-1~S601-3:SET要求)。なお、この時点において家電子機1Caは通常モードで動作しているものとする。
家電子機1Caではスリープ制御部14Cが、家電親機1PaからSET要求を受けると、その旨を家電親機1Paに応答する(ステップS602-1~S602-2:SET応答)。家電子機1Caのスリープ制御部14Cは、家電親機1PaのSET要求を所定時間待機した後、そのSET要求の受信状況に基づいて家電親機1Paの異常有無を判定する(ステップS603)。例えば、スリープ制御部14Cは過去の所定期間においてSET要求を規定回数受信しておらず、かつ前回のSET要求の受信から所定時間以上新たなSET要求を受信していない場合には『家電親機に異常有り』と判定し、過去の所定期間においてSET要求を規定回数受信している場合には『家電親機に異常無し』と判定してもよい。
なお図15の動作例はステップS601-3で実行されたSET要求が家電子機1Caに受信されない場合を表しており、このような場合、スリープ制御部14Cによって『家電親機に異常有り』と判定されることになる。
家電親機1Paに異常有りと判定した場合(ステップS603-YES)、スリープ制御部14Cは通常モードで動作中の自装置をスリープモードに遷移させる(ステップS604)。その後、遠隔操作端末2aから接続確立の要求があった場合(ステップS605:CONNECTION要求)には、スリープ制御部14Cは、スリープモードで動作中の自装置を通常モードに復帰させる(ステップS606)。一方、家電親機1Paに異常無しと判定した場合(ステップS603-NO)、スリープ制御部14Cは自装置に対して通常モードでの動作を継続させる。
なお、図15において、仮にステップS502の応答が家電親機1Paに受信されなかった場合、スリープ制御部14Pは図14で説明したとおり自装置をスリープモードに遷移させることになる。この場合、スリープ制御部14Pは、家電子機1Caに対してからデータのSET要求を送信しないことで家電子機1Caとの間に擬似的な通信異常を発生させるように構成されてもよい。このようにすることで、家電親機1Paと遠隔制御サーバ3との間の通信路に異常が発生したことに応じて家電子機1Caをスリープモードに遷移させることが可能となる。
さらに、この場合、スリープ制御部14Pは、家電親機1Paと遠隔制御サーバ3との間の通信路の正常性が確認されたことに応じて家電子機1Caに対する空データのSET要求を再開するように構成されてもよい。また、スリープ制御部14Pは、スリープモードから通常モードに復帰させるのに代えて、停止している機能の一部又は全部を動作可能な状態に復帰させるように構成されてもよい。
図16は、第2の実施形態の遠隔操作システム100aにおいて宅外の遠隔操作端末2aが宅内の家電子機1Caを遠隔から操作する際の動作例を示すシーケンス図である。ここでは、家電親機1Paが家電子機#1と通信接続を確立しているときに、宅外の遠隔操作端末2aから家電子機#2に対する操作要求があった場合について説明する。まず、家電親機1Paと家電子機#1とが通信接続を確立する(ステップS701)。なお、ここでの通信接続は、家電親機1Paに対する家電子機#1の登録の際に確立されるものであってもよいし、家電親機1Paが家電子機#1に対して遠隔操作要求を行う際に確立されるものであってもよい。
続いて、宅外にある遠隔操作端末2aにおいて家電子機#2に対する遠隔操作の入力が行われる。この入力に応じて遠隔操作端末2aでは、遠隔操作要求部26aが家電親機1Paに対して家電子機#2の遠隔操作要求を行う(ステップS702)。この遠隔操作要求に応じて家電親機1Paでは、遠隔操作処理部12Paが自装置と家電子機1Caとの間の通信接続の状態に応じて、その遠隔操作要求を遠隔操作である家電子機#2に即座に中継するか、又は一時保留して中継するかを決定する。
例えば、図16の動作例では、家電親機1Paは家電子機#1と通信接続を確立している状態において家電子機#2の遠隔操作要求を受信している。この場合、家電親機1Paは、第1通信部101を家電子機#1との通信に使用しているため、家電子機#1との通信接続が切断されるまで家電子機#2との通信に使用することができない。そのため、この場合、遠隔操作処理部12Paは、家電子機#2に対する遠隔操作要求を一時保留し(ステップS703)、家電子機#1との通信接続が切断可能な状態になるまで待機する。
例えば、図6の例では家電親機1Paと家電子機#1との間のやり取りがステップS207まで完了した時点で通信接続の切断(すなわちステップS208のDISCONNECTION)が可能な状態となる。この状態になると、遠隔操作処理部12Paは、家電子機#1との通信接続を切断する(ステップS704)。
家電子機#1との通信接続を切断した後、遠隔操作処理部12Paは、ステップS703で一時保留した遠隔操作要求を家電子機#2に中継する(ステップS705)。一方、この要求を受けた家電子機#2では、遠隔操作処理部12Cが要求された操作を実行し、その旨を家電親機1Paに応答する(ステップS706)。そして、家電子機#2の応答を受けた家電親機1Paでは、遠隔操作処理部12Paが家電子機#2から受信した応答を宅外の遠隔操作端末2aに中継する(ステップS707)。
このように構成された第2の実施形態の遠隔操作システム100aによれば、より少ない消費電力で家電機器1aの遠隔操作を実現することができる。具体的には、家電親機1Paが、遠隔制御サーバ3との間の通信路の異常を検出してスリープモードに遷移することにより不要な電力消費を抑制するとともに、家電親機1Paをより安全に動作させることが可能となる。また、同様に、家電子機1Caが、家電親機1Paの異常を検出してスリープモードに遷移することにより不要な電力消費を抑制するとともに、家電子機1Caをより安全に動作させることが可能となる。なお、家電機器を安全に動作させるための停止要件は例えば電気用品取安全法(通称:電安法)等の法律によって定められている。
また、一般にBLE通信ではあるセントラルと通信接続を確立しているペリフェラルに対して他のセントラルが新たな通信接続を確立することができない。このため、家電機器や遠隔操作端末の無線通信をWi-Fi等の従来の無線LAN規格からBLE等の近距離無線通信に単純に置き換えただけでは、宅内の遠隔操作端末による遠隔操作と、宅外の遠隔操作端末による遠隔操作とを同時に実行することができない場合があった。これに対して第2の実施形態の遠隔操作システム100aでは、家電親機1Paが家電子機1Caに対する遠隔操作の都度、通信接続の確立及び切断を行うことにより、宅内での遠隔操作と宅外からの遠隔操作とをほぼ同時に実行することが可能となるため、遠隔操作の応答性を損なうことなく電力消費を抑制することができる。
(変形例)
遠隔操作端末2aは、宅内においてアクセスポイントAPと直接通信するための無線通信インタフェースを備えてもよい。
家電親機1Paは、家電子機1Caとの通信接続を確立しているときに宅外の遠隔操作端末2aによって行われる遠隔操作要求を一時保留するのではなく、要求元の遠隔操作端末2aに対して一時的に遠隔操作の不可を応答して要求を受け付けないように構成されてもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、セントラルがペリフェラルに対して行う接続の要求に応じてペリフェラルがセントラルとの接続を確立することによりセントラルとペリフェラルとの間のデータの送受信が可能となるBLE通信(近距離無線通信方式の一例)で家電子機又は遠隔操作端末と通信する第1通信部又は第2通信部(第1の通信手段の一例)を備え、自装置又は家電子機の遠隔操作に関する要求を処理する1の家電親機と、BLE通信で家電親機又は遠隔操作端末と通信する第1通信部又は第2通信部(第2の通信手段の一例)を備え、自装置の遠隔操作に関する要求を処理する1以上の家電子機と、家電親機又は家電子機の遠隔操作に関する要求を行う遠隔操作端末と、を持ち、家電親機が、家電子機の遠隔操作に関する要求が受信された場合には、その要求をBLE通信で家電子機に中継することにより、より少ない消費電力で家電機器の遠隔操作を実現することができる遠隔操作システム、通信装置及びコンピュータプログラムを提供することができる。
なお、実施形態の遠隔操作システムにおける家電親機が備える第3通信部は第3の通信手段の一例である。また、実施形態の遠隔操作システムにおける一括SET要求は一括操作要求の一例である。また、実施形態の遠隔操作システムにおける遠隔制御サーバは上位装置の一例である。また、実施形態の遠隔操作システムにおける家電機器のスリープモードは休止状態の一例である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100,100a…遠隔操作システム、1-1~1-3…空調機、1,1a…家電機器、1C,1Ca…家電子機、1P,1Pa…家電親機、101…第1通信部、102…第2通信部、103…記憶部、104…第3通信部、11C,11P…機器登録部、12C,12P,12Pa,遠隔操作処理部、13…家電機能部、14C,14P…スリープ制御部、2,2a…遠隔操作端末、21…第1通信部、22…記憶部、23…表示部、24…入力部、25…機器登録部、26,26a…遠隔操作要求部、27…第2通信部、3…遠隔制御サーバ

Claims (15)

  1. セントラルがペリフェラルに対して行う接続の要求に応じてペリフェラルがセントラルとの接続を確立することによりセントラルとペリフェラルとの間のデータの送受信が可能となる近距離無線通信方式で子機又は遠隔操作端末と通信する第1の通信手段と、前記近距離無線通信方式とは異なる手段で前記遠隔操作端末と通信する第3の通信手段とを備え、自装置又は子機の遠隔操作に関する要求を処理する1の親機と、
    前記近距離無線通信方式で前記親機又は前記遠隔操作端末と通信する第2の通信手段を備え、自装置の遠隔操作に関する要求を処理する1以上の子機と、
    前記親機又は子機の遠隔操作に関する要求を行う遠隔操作端末と、
    を備え、
    前記親機は、前記子機の遠隔操作に関する要求が受信された場合には、その要求を前記近距離無線通信方式で前記子機に中継し、
    前記遠隔操作端末は、前記子機と前記近距離無線通信方式で通信接続を確立できる場合には前記子機の遠隔操作に関する要求を前記子機に対して直接的に行い、前記子機と前記近距離無線通信方式で通信接続を確立できない場合には前記子機の遠隔操作に関する要求を前記親機に対して前記近距離無線通信方式とは異なる手段で行う、
    遠隔操作システム。
  2. 前記子機は自装置を前記親機に登録し、
    前記親機は自装置及び自装置に登録済みの子機を前記遠隔操作端末に登録し、
    前記遠隔操作端末は自装置に登録済みの前記親機又は前記子機の遠隔操作に関する要求を行う、
    請求項1に記載の遠隔操作システム。
  3. 前記親機は、前記子機の遠隔操作に関する要求を中継する場合、1回の前記要求ごとに前記接続の確立及び切断を行う、
    請求項1または2に記載の遠隔操作システム。
  4. 前記子機は、前記近距離無線通信方式において前記接続の確立を必要としないブロードキャスト型の通信手段によって前記親機への通知を行う、
    請求項1からのいずれか一項に記載の遠隔操作システム。
  5. 前記親機は、自装置をセントラル、前記子機を前記ペリフェラルとして前記子機と接続し、自装置をペリフェラル、前記遠隔操作端末をセントラルとして前記遠隔操作端末と接続する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の遠隔操作システム。
  6. 前記親機は、操作対象となりうる親機又は子機の遠隔操作を一括して要求する一括操作要求が前記遠隔操作端末から受信された場合、前記要求を自装置との接続実績のある全ての子機に中継する、
    請求項に記載の遠隔操作システム。
  7. 前記親機は、いずれかの前記子機と接続しているときに前記遠隔操作端末から遠隔操作の要求が受信された場合、前記接続が切断されるまで前記要求を一時保留する、
    請求項5又は6に記載の遠隔操作システム。
  8. 前記親機は、いずれかの前記子機と接続しているときに前記遠隔操作端末から遠隔操作の要求が受信された場合、前記遠隔操作端末に対して前記要求が受け入れられない旨を応答する、
    請求項5又は6に記載の遠隔操作システム。
  9. 前記親機は、第3の通信手段を介して通信可能な上位装置との間で所定時間以上の通信異常が発生した場合、自装置の状態を一部の機能が停止した親機休止状態に遷移させる、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の遠隔操作システム。
  10. 前記親機は、前記親機休止状態において前記遠隔操作端末から遠隔操作の要求を受信した場合、又は自装置に対する所定の操作入力があった場合、停止している前記機能の一部又は全部を動作可能な状態に復帰させる、
    請求項に記載の遠隔操作システム。
  11. 前記子機は、前記親機との間で所定時間以上の通信異常が発生した場合、自装置の状態を一部の機能が停止した子機休止状態に遷移させる、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の遠隔操作システム。
  12. 前記子機は、前記子機休止状態において前記遠隔操作端末から遠隔操作の要求を受信した場合、又は自装置に対する所定の操作入力があった場合、停止している前記機能の一部又は全部を動作可能な状態に復帰させる、
    請求項11に記載の遠隔操作システム。
  13. 前記親機は、自装置の状態を一部の機能が停止した親機休止状態において、前記子機が自装置との間で所定時間以上の通信異常が発生したと判定するように擬似的な通信異常を発生させる、
    請求項11又は12に記載の遠隔操作システム。
  14. セントラルがペリフェラルに対して行う接続の要求に応じてペリフェラルがセントラルとの接続を確立することによりセントラルとペリフェラルとの間のデータの送受信が可能となる近距離無線通信方式で子機又は遠隔操作端末と通信する第1の通信手段と、前記近距離無線通信方式とは異なる手段で前記遠隔操作端末と通信する第3の通信手段とを備え、自装置又は子機の遠隔操作に関する要求を処理する1の親機と、
    前記近距離無線通信方式で前記親機又は前記遠隔操作端末と通信する第2の通信手段を備え、自装置の遠隔操作に関する要求を処理する1以上の子機と、
    前記親機又は子機の遠隔操作に関する要求を行う遠隔操作端末と、
    を備え、
    前記親機が、前記子機の遠隔操作に関する要求が受信された場合には、その要求を前記近距離無線通信方式で前記子機に中継し、
    前記遠隔操作端末が、前記子機と前記近距離無線通信方式で通信接続を確立できる場合には前記子機の遠隔操作に関する要求を前記子機に対して直接的に行い、前記子機と前記近距離無線通信方式で通信接続を確立できない場合には前記子機の遠隔操作に関する要求を前記親機に対して前記近距離無線通信方式とは異なる手段で行う、
    遠隔操作システムにおいて、前記親機として機能する
    通信装置。
  15. 請求項14に記載の通信装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
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