JP2013135372A - ネットワークシステム及びネットワーク構築方法、端末 - Google Patents

ネットワークシステム及びネットワーク構築方法、端末 Download PDF

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Abstract

【課題】既に構築された環状ネットワークにおいて、他の経路による環状ネットワークの迂回経路を構成するネットワークシステムを提供する。
【解決手段】端末が、環状ネットワークのネットワークシステムを構成する端末の数nを特定し、nが示す値と互いに素である正の整数pを特定する。そして、端末は、環状ネットワークにおいて特定された整数pが示す数の接続先の端末との間で迂回経路を設定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、端末間のネットワークシステム及びそのネットワーク構築方法とそのネットワークシステムを構成する端末に関する。
近年、携帯電話やスマートフォン、PDA、タブレットPCなどの携帯端末を利用した情報提供サービスが増加している。このような状況において、基地局を介さずに、端末間で直接、通信接続を行って構築された通信ネットワーク内で情報提供サービスを行うことが検討されている。そして、このような、端末間同士で直接に通信接続を行ってネットワークを構築する技術が、特許文献1、特許文献2に開示されている。
特開2004−088657号公報 特開2001−268128号公報
上述の特許文献1の技術では、動的に構成する端末の位置や数が変化するネットワークについて環状のメッセージ経路を用い、通信内容を秘匿する技術について記述されている。しかしながら、ネットワークを構成する端末間の通信状況の安定性に関する記述はなく、フェージング等による端末間の不安定な無線通信を安定化させることは困難である。
また上述の特許文献2の技術は、経路の複数化により通信品質の向上と安定化を図る技術であるが、主経路にも、代替経路にも、ネットワークを構成する全ての端末を通過する経路を構築することができない。
そこでこの発明は、上述の課題を解決することのできるネットワークシステム及びネットワーク構築方法、端末を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、n台の端末が環状に無線通信により通信接続され、当該環状に通信接続された各端末のうち隣接して接続される2つの端末のうちの一方の端末が他方の端末をデフォルトゲートウェイとして記憶しており、当該他方の端末は前記一方の端末とは異なる端末をデフォルトゲートウェイとして記憶するよう設定されるネットワークシステムであって、前記端末が、前記環状ネットワークの構築を制御するネットワーク管理部と、ネットワークシステムを構成する端末の数nを特定する構成端末数特定部と、前記nが示す値と互いに素である正の整数pを特定する接続先端末特定部と、前記環状ネットワークを構成する前記デフォルトゲートウェイへの無線による通信接続を行う第1無線通信部と、前記環状ネットワークにおいて特定された前記整数pが示す数の接続先の端末との間で迂回経路を設定する接続先設定部と、を備えることを特徴とするネットワークシステムである。
また本発明は、上述のネットワークシステムにおいて、前記端末の前記接続先設定部は、前記整数pが示す数の接続先の端末へ自端末の識別情報を含む迂回路先通知信号を、自端末を迂回経路の接続先とするために送信することを特徴とする。
また本発明は、上述のネットワークシステムにおいて、前記端末が、前記nが示す値と互いに素である正の整数pが特定できないと判定された場合に、自端末の処理をエミュレートするエミュレート部と、を備え、前記ネットワーク管理部は、前記エミュレートされた端末を含む前記環状ネットワークを構築し、前記構成端末数特定部と、前記接続先端末特定部と、前記接続先設定部との処理を再度行うよう制御する再処理制御部と、を備えることを特徴とする。
また本発明は、n台の端末が環状に無線通信により通信接続され、当該環状に通信接続された各端末のうち隣接して接続される2つの端末のうちの一方の端末が他方の端末をデフォルトゲートウェイとして記憶しており、当該他方の端末は前記一方の端末とは異なる端末をデフォルトゲートウェイとして記憶するよう設定されるネットワークシステムのネットワーク構築方法であって、前記端末が、前記環状ネットワークの構築を制御し、ネットワークシステムを構成する端末の数nを特定し、前記nが示す値と互いに素である正の整数pを特定し、前記環状ネットワークを構成する前記デフォルトゲートウェイへの無線による通信接続を行い、前記環状ネットワークにおいて特定された前記整数pが示す数の接続先の端末との間で迂回経路を設定することを特徴とするネットワーク構築方法である。
また本発明は、n台の端末が環状に無線通信により通信接続され、当該環状に通信接続された各端末のうち隣接して接続される2つの端末のうちの一方の端末が他方の端末をデフォルトゲートウェイとして記憶しており、当該他方の端末は前記一方の端末とは異なる端末をデフォルトゲートウェイとして記憶するよう設定されるネットワークシステムの前記端末であって、前記環状ネットワークの構築を制御するネットワーク管理部と、ネットワークシステムを構成する端末の数nを特定する構成端末数特定部と、前記nが示す値と互いに素である正の整数pを特定する接続先端末特定部と、前記環状ネットワークを構成する前記デフォルトゲートウェイへの無線による通信接続を行う第1無線通信部と、前記環状ネットワークにおいて特定された前記整数pが示す数の接続先の端末との間で迂回経路を設定する接続先設定部と、を備えることを特徴とする端末である。
本発明によれば、環状ネットワークを構成するネットワークシステムにおいて、他の経路による環状ネットワークの迂回経路を構成することができる。
ネットワークシステムの概要を示す図である。 環状ネットワークを構成する端末の機能ブロック図である。 迂回経路の特定処理時における端末の処理フローを示す図である。 ネットワークシステムにおける迂回経路を示す第1の図である。 ネットワークシステムにおける迂回経路を示す第2の図である。 ネットワークシステムにおける迂回経路を示す第3の図である。 ネットワークシステムにおける迂回経路を示す第4の図である。 ネットワークシステム構築処理時の端末の処理フローを示す図である。 ネットワークシステム構築処理のイメージ図である。
以下、本発明の一実施形態によるネットワークシステム及びネットワーク構築方法を図面を参照して説明する。
図1は本実施形態によるネットワークシステムの概要を示す図である。
この図において符号Aは端末である。そしてネットワークシステムは複数の端末Aにより構成されている。当該ネットワークシステムは、それら複数の端末Aが無線を用いて環状に通信接続することにより、各端末Aが一方向のみを通信可能方向とする環状ネットワークを構成している。当該一方向のみを通信可能方向とする通信接続とは、端末が行うデータ処理に必要な情報の送信を、通信制御において一方向のみに送信することが定義されている通信接続のことである。従って、例えば環状ネットワークの通信接続維持のための制御の通信については双方向であってよい。
より詳しく説明すると環状ネットワークは、3つ以上の端末Aが環状に無線通信により通信接続され、当該環状に通信接続された各端末Aのうち隣接して接続される2つの端末Aのうちの一方の端末が他方の端末をデフォルトゲートウェイとして記憶しており、当該他方の端末は一方の端末とは異なる端末をデフォルトゲートウェイとして記憶するよう設定されるネットワークシステムである。各端末においては、送信先が特に指定されている場合を除き、データをデフォルトゲートウェイ宛に送信する。
図2は環状ネットワークを構成する端末の機能ブロック図である。
この図において符号Aは端末である。端末Aは、図2に示すように、ユーザインタフェース11、制御部12、端末特定通信部13、第1無線通信部14、ネットワーク管理部15、記憶部16、迂回経路管理部17、第2無線通信部18、エミュレート部19を少なくとも含んで構成されている。
ユーザインタフェース11は、端末Aに備えられているテンキーや、タッチパネルディスプレイ等のインタフェースデバイスからの情報を入力する。
制御部12は、端末A内の各処理部を制御する。
端末特定通信部13は、NFC(Near Field Communication)や、RFID(Radio Frequency Identification)の技術を利用したICカード通信、IrDA(Infrared Data Association)などを用いて、近距離にある他端末との無線通信に利用する通信技術による通信処理を行う処理部である。
第1無線通信部14は、Bluetooth(登録商標)やWiFi(wireless fidelity)、ZigBee(登録商標)などの比較的距離の長い無線通信に利用する通信技術による通信処理を行う処理部である。
ネットワーク管理部15は、環状ネットワーク構築のための各処理を行なう処理部である。
記憶部16は、各処理に利用される情報を記憶する。
迂回経路管理部17は、ネットワーク管理部15が構築した環状ネットワークを構成する各端末Aによる迂回経路である、第2の環状ネットワークを構築するための処理を行う処理部である。
第2無線通信部18は、第1無線通信部14同様に、比較的距離の長い無線通信に利用する通信技術による通信処理を行う処理部であり、迂回経路管理部17が特定した迂回先の端末との通信接続時の通信処理を行う処理部である。
エミュレート部19は、端末Aの処理をエミュレートする処理部である。
またネットワーク管理部15は、ネットワーク構築開始部151、接続要求通知部152、接続要求受信部153、通信接続部154、既接続端末切断制御部155、新参加端末切断制御部156の各処理部を備える。
ここで、ネットワーク構築開始部151は、他端末と、環状ネットワークの構築の開始の契機となる通信接続を行う処理部である。
また接続要求通知部152は、他端末との通信接続の完了に基づいて、自端末が通信接続している既接続端末への接続先情報を含む当該既接続端末との接続要求を他端末へ通知する処理部である。
また接続要求受信部153は、他端末が一方向の接続先として通信接続している既接続端末の接続先情報を含む当該既接続端末への接続要求を他端末より受信する処理部である。
また通信接続部154は、他端末が通信接続している既接続端末の接続先情報を用いて、当該既接続端末との通信接続を行う処理部である。
また既接続端末切断制御部155は、新たな環状ネットワークの構築の開始前に自端末または他端末が一方向の通信接続先として通信接続していた既接続端末との間の通信切断を制御する処理部である。
また新参加端末切断制御部156は、環状ネットワークに新たに参加する端末との間の、新たな環状ネットワークの構築の開始の契機となった通信接続の通信切断を制御する処理部である。
また迂回経路管理部17は、構成端末数特定部171、接続先端末特定部172、再処理制御部173、接続先設定部174の各処理部を備える。
構成端末数特定部171は、ネットワークシステムを構成する端末の数nを特定する処理部である。
また接続先端末特定部172は、ネットワークシステムを構成する端末の数nが示す値と互いに素である最も小さい正の整数pを特定する。
また再処理制御部173は、構成端末数特定部171と、接続先端末特定部172と、接続先設定部174の処理を再度行うよう制御する処理部である。
また接続先設定部174は、環状ネットワークにおいて特定された整数pが示す数の接続先の端末の識別情報を記録する処理部である。
そして、上述のような各処理部を備えた端末を用いることにより、接続先の一方向のみを通信可能方向とする環状ネットワークにおいて、迂回経路などに用いる他の環状ネットワークを構築する。これにより環状ネットワークを構成するネットワークシステムの各端末間の通信接続の安定性を向上することができる。
図3は迂回経路の特定処理時における端末の処理フローを示す図である。
以下、ネットワークシステムにおけるネットワーク構築方法の詳細について、順を追って説明する。
まず、ネットワークシステムは、予め図1で示すような環状ネットワークを構成している。そしてそのような環状ネットワークの構築完了後、当該環状ネットワークを構成する端末Aの制御部12は、所定のタイミングで迂回経路の特定処理を開始する(ステップS101)。所定のタイミングは、例えば他の端末や管理サーバからの迂回路特定の要求信号を受信したタイミングでもよいし、環状ネットワークの構築完了後に所定の時刻が経過したタイミングでもよく、それ以外の方法によって決定したタイミングであってもよい。
そして迂回経路の特定処理を開始すると、構成端末数特定部171は、第1無線通信部14を介して環状ネットワークにおける次に接続されている他の端末へ端末数確認情報を送信する(ステップS102)。端末数確認情報には、当該端末数確認情報を送信した端末Aの識別情報が格納される。端末数確認情報は環状ネットワークを構成する各端末Aをバケツリレー的に経由して、端末数確認情報の送信元の端末Aが受信する(ステップS103)。ネットワークを構成する各端末Aを端末数確認情報が経由する際、その端末数確認情報を受信した端末Aの構成端末数特定部171は、自端末の識別情報を格納して次の接続先の端末Aへ送信する。そして、端末数確認情報の送信元の端末Aは、端末数確認情報を受信すると、端末数確認情報に含まれる各端末Aの識別情報の数をカウントし、当該カウント結果を端末数nの値であると判定し、メモリ等に記録する(ステップS104)。
環状ネットワークを構成する端末数nの特定が終了すると、次に接続先端末特定部172は、環状ネットワークを構成する端末数nをメモリから読み取る。そして接続先端末特定部172は、端末数nが示す値と互いに素である最も小さい正の整数pを特定する。例えば端末数がnである場合、接続先端末特定部172はnが奇数か偶数かを判定し(ステップS105)、nが奇数であれば互いに素である最も小さい正の整数pをp=2と特定する(ステップS106)。また接続先端末特定部172はnが偶数であれば、n÷m(mは2以上の正の整数)を最も小さいmの値から代入して順に算出し(ステップS107)、剰余を最初に出した計算に用いたmの値が、n÷2で得られる値より小さいかを判定する(ステップS108)。剰余を最初に出した計算に用いたmの値が、n÷2で得られる値より小さい場合には、当該mの値を、端末数nが示す値と互いに素である最も小さい正の整数pと特定する(ステップS109)。
そして、接続先端末特定部172は、算出した整数pの値をホップ数として格納し、また自端末の識別情報を格納した迂回路先通知信号を、第1無線通信部14を介して環状ネットワークの次の接続先の端末へ送信する(ステップS110)。当該迂回路先通知信号は、各端末Aを経由してバケツリレー的に環状ネットワーク内で転送される。この時、各端末Aは迂回路先通知信号を受信すると、当該迂回路先通知信号に含まれるホップ数を「1」減じて値を更新する。そして、ホップ数が「1」である迂回路先通知信号を受信した端末Aの接続先設定部174が、当該迂回路先通知信号に記録されている端末Aの識別情報を、記憶部16の迂回路先記憶領域に記録する。これにより、迂回路先通知信号を送信した端末Aは、算出した整数pの値で示されるホップ数先に接続された環状ネットワーク内の端末に対して、自端末を迂回経路先として記録するよう指示することができる。
以降、端末Aの制御部12は環状ネットワークに障害が発生したことを検知した場合、ネットワーク管理部15は、記憶部16から迂回経路の端末Aの識別情報を読み取って、当該識別情報の示す端末Aを接続先として第2無線通信部18を介して情報を送信する。これにより、ネットワークシステムの安定性が向上する。
図4はネットワークシステムにおける迂回経路を示す第1の図である。
環状ネットワークを構成する端末Aが図1で示すように7台存在する場合、図4で示すように各端末Aの符号を端末A1,端末A2,端末A3,端末A4,端末A5,端末A6,端末A7とする。この場合、端末数nは奇数であるためp=2となる。従って、端末A1の接続先端末特定部172は、2つ先の接続先の端末A3に迂回経路時の接続先として自端末(端末A1)を記録するよう指示する迂回路先通知信号を送信する。これにより、端末A3は、端末A1を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A4は端末A2を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A5は端末A3を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A6は端末A4を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A7は端末A5を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A1は端末A6を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A2は端末A7を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。
図5はネットワークシステムにおける迂回経路を示す第2の図である。
なお、図5で示すように、算出した整数pの値で示される接続先の端末を、迂回経路先とするようにしてもよい。
この場合、接続先端末特定部172は、算出した整数pの値をホップ数として格納した識別情報要求信号を、第1無線通信部14を介して環状ネットワークの次の接続先の端末へ送信する。当該識別情報要求信号は、各端末Aを経由してバケツリレー的に環状ネットワーク内で転送される。この時、各端末Aは識別情報要求信号を受信すると、当該識別情報要求信号に含まれるホップ数を「1」減じて値を更新する。そして、ホップ数が「1」である識別情報要求信号を受信した端末Aが、当該識別情報要求信号に自端末の識別情報を格納して、ホップ数を「1」減じて「0」に更新し、次の接続先へ転送する。なお、ホップ数「0」の含まれる識別情報要求信号を受信した端末Aは、その信号を単に次の接続先へ転送する。これにより、ホップ数で特定されている端末Aの識別情報を格納した識別情報要求信号が、当該識別情報要求信号の送信元の端末Aに送信されることとなる。
そして、識別情報要求信号の送信元の端末Aが、識別情報を含む識別情報要求信号を受信する。すると送信元の端末Aの接続先設定部174は、識別情報要求信号から識別情報を読み取って、記憶部16の迂回路先記憶領域に記録する。この識別情報で示される端末Aが迂回経路を示す端末となる。なお、識別情報は、環状ネットワークを構成する端末AのIPアドレスや、その他の環状ネットワークを構成するネットワークシステム内で端末を特定するための識別子であればどのような値であってもよい。これにより、迂回経路の特定処理を終了する。なお迂回経路の端末Aの識別情報は、上述のステップS108以降の処理以外の方法によって取得するようにしてもよい。
図5の例の場合、端末数nは奇数であるためp=2となる。従って、端末A1は2つ先の接続先の端末A3を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A2は端末A4を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A3は端末A5を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A4は端末A6を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A5は端末A7を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A6は端末A1を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A7は端末A2を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。
図6はネットワークシステムにおける迂回経路を示す第3の図である。
環状ネットワークを構成する端末Aが、図5で示すように端末A1,端末A2,端末A3,端末A4,端末A5,端末A6,端末A7,端末A8の8台が存在するとする。この場合、端末数nは偶数であるため、端末数nが示す値と互いに素である最も小さい正の整数pはp=3である。この値はn÷2で示す値4よりも小さい。従って、端末A1の接続先端末特定部172は、3つ先の接続先の端末A4に迂回経路時の接続先として自端末(端末A1)を記録するよう指示する。これにより、端末A4は、端末A1を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A5は端末A2を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A6は端末A3を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A7は端末A4を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A8は端末A5を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A1は端末A6を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A2は端末A7を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A3は端末A8を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。
ここで、上述のステップS108において、n÷m(mは2以上の正の整数)を最も小さいmの値から代入して順に算出し、剰余を最初に出した計算に用いたmの値が、n÷2で得られる値以上であると判定した場合、接続先端末特定部172は、エミュレート部19に対して処理の開始を指示する。例えば環状ネットワークを構成する端末数nがn=4である場合、m=3となる。この値(m=3)はn÷2で得られる値2よりも大きい。この場合、mの値を端末数nが示す値と互いに素である最も小さい正の整数pと特定すると、環状ネットワークを構成する各端末Aによって異なる迂回経路を構成することができない。例えば、端末数n=4である場合、nが示す値と互いに素である最も小さい正の整数p=3であるため、元の環状ネットワークと逆向きの通信接続の環状ネットワークが迂回経路となり、迂回経路が接続方向を逆としただけのものとなってしまうため、迂回経路として適さない。従って、このような場合、エミュレート部19は、接続先端末特定部172の指示によって、端末Aのネットワーク管理部15や迂回経路管理部17の処理をエミュレートする(ステップS111)。そして、エミュレート部19は、端末A内に仮想的に2つの端末Aが存在するように処理する。そして、端末A3は、上述のステップS102からの処理を繰り返す。
図7はネットワークシステムにおける迂回経路を示す第4の図である。
図7の例では端末A1〜端末A4の4台が環状ネットワークを構成し、端末A3が上述のステップS101迂回経路の特定処理を開始したとする。この場合、端末数n=4であるため、nが示す値と互いに素である最も小さい正の整数p=3である。またこのp=3はn÷2で得られる値以上である。従って端末A3は、エミュレート部19を起動し、図7で示すように端末A3内に、端末A3の機能と、端末A3’の機能を構成する。この場合、端末A3は、端末A3’を、自端末の接続先の端末A4との間に入れて、新たな環状ネットワークを構成する。新たな環状ネットワークは、端末A3→端末A3’→端末A4→端末A1→端末A2→端末A3のように通信接続されて、構成される。そして、端末A3は、このような端末数n=5の環状ネットワークにおいて、ステップS102からの処理を繰り返す。この時、端末数nは奇数であるため、nが示す値と互いに素である最も小さい正の整数p=2である。図7の破線で示すような迂回経路の環状ネットワークが構成される。
つまり、図7においては、端末A3の接続先端末特定部172は、2つ先の接続先の端末A4に迂回経路時の接続先として自端末(端末A3)を記録するよう指示する迂回経路先通知信号を送信する。これにより、端末A4は、端末A3を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A1は端末A3’を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A2は端末A4を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A3は端末A1を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。また同様に端末A3’は端末A2を迂回経路時の接続先として記憶部16に記憶する。
なお、ステップS106において端末数nが偶数であると判定した場合には、ステップS107やステップS108の処理を行わずに、環状ネットワークを構成するいずれかの端末AがステップS111のエミュレート処理を直ちに行い、環状ネットワークを構成する端末数を仮想的に奇数にし、互いに素である最も小さい正の整数pをp=2と特定するようにしてもよい。
上述した処理において、端末数nが示す値と互いに素である最も小さい正の整数pを特定する処理を行っているが、最も小さい正の整数pが示す数の接続先の端末との間で迂回経路を設定することにより、端末の距離が近くなることが期待され、迂回経路の接続先の通信品質が最もよくなると考えられる。しかしながら、端末数nが示す値と互いに素となる値であれば、最小でない値を、整数pと特定するようにしてもよい。
図8はネットワークシステム構築処理時の端末の処理フローを示す図である。
図9はネットワークシステム構築処理のイメージ図である。
次に、上述のネットワークシステムにおける環状ネットワークの構築処理について説明する。つまり、図1の環状ネットワークがどのように構築されたのかについて以下に説明する。
なお、環状ネットワークの構築処理は以下に説明する処理以外の手法を用いてもよい。
図9で示すように、まず、端末Aa,端末Ab,端末Acの3台の端末によって環状ネットワークが構築されている。環状ネットワークは、端末Aaが、端末Abに対する一方向のみを通信可能方向とする通信接続を端末Abに対して行い、端末Abが、端末Acに対する一方向のみを通信可能方向とする通信接続を端末Acに対して行っている。また当該環状ネットワークにおいて、端末Acは、端末Aaに対する一方向のみを通信可能方向とする通信接続を端末Aaに対して行っている。環状ネットワークを構築する各端末Aは、第1無線通信部14を用いて一方向の接続先の他端末(既接続端末)と通信接続をしている。
このような状況において、端末Aa(第1端末;一方の端末)と、環状ネットワークには参加していない端末Ad(第2端末;他方の端末)とが、端末Aa,端末Adの各端末のユーザの操作に基づいて、新たな環状ネットワークの構築の開始の契機となる通信接続を行う。例えば、図4(A)で示すように、端末Aaのユーザと、端末Adのユーザとがそれら端末同士を近接させ、他方の端末との通信接続を行う操作を行う。
端末Aaの制御部12は、新たな環状ネットワークの構築の開始の契機となる通信接続の操作を検知すると(ステップS201)、ネットワーク管理部15へその旨を通知する。なお、ステップS201の処理においては、制御部12が端末特定通信部13を制御して、定期的に他の端末と通信できたかを判断し、通信できた場合には自動的に以降の処理を行うようにしてもよい。この時、接続可否入力画面を出力して、ユーザからの接続可否を入力させることで、期待しない他の端末との接続を確実に避けることができる。ステップS201の後、ネットワーク管理部15内のネットワーク構築開始部151が記憶部16に記録されている端末固有の端末IDを読み取って、端末Adへ送信するよう制御部12へ要求する。すると、制御部12は、端末特定通信部13を介して端末IDを端末Adへ送信する(ステップS202)。同様に、端末Adからも当該端末Adの端末IDが送信され、端末特定通信部13が受信する(ステップS203)。そして端末Aaのネットワーク構築開始部151は端末Adから送信された端末IDを記憶部16に記録する。
また端末Aaのネットワーク構築開始部151は、環状ネットワークでの通信に使用しているPIN(Personal identification number)を、記憶部16で記憶しているかを判定する。そして、PINを記憶している場合、ネットワーク構築開始部151は、そのPINを読み取って送信するよう制御部12へ要求する。そして、制御部12は、端末特定通信部13を介してPINを端末Adへ送信する(ステップS204)。他方、端末Adが図4に示していない他の端末と環状ネットワークを構成している場合には、端末Aaは端末Adからも、当該端末Adによって構成される環状ネットワークのPINを受信することとなる。図4の例では、端末Adは、他の端末と共に環状ネットワークを構成していないため、端末AaでPINを受信することはない。そして、ネットワーク構築開始部151は、自端末である端末Aaと端末Adとの間のPINの送受信終了を検知する(ステップS205)。これにより、端末Aaと端末Adのネットワーク構築開始部151は、端末特定通信部13を介した通信接続が行われたと判定し(ステップS206)、図4(B)で示すような状態となる。なお、この通信接続はネットワーク構築完了まで維持される。
次にネットワーク構築開始部151は、接続要求通知部152へ処理開始指示を通知する。すると、接続要求通知部152は、記憶部16に既接続端末への接続先情報が記録されているかを判定する。接続要求通知部152は、既接続端末への接続先情報が記録されている場合には、当該接続先情報を読み取って、当該接続先情報を含む接続要求を端末Adへ送信するよう制御部12へ要求する。すると制御部12は、端末特定通信部13を介して既接続端末への接続先情報を含む接続要求を、端末Adへ送信する(ステップS207)。ここで、既接続端末とは、環状ネットワークの構築の開始の契機となる通信接続を行う前から、端末Aaが通信接続している端末Abである。従って、端末Adに送信される接続先情報は、端末Abの接続先情報であり、例えば、端末AbのIPアドレスやマックアドレス等である。または環状ネットワーク特有の、当該端末Abを特定するための識別子であってよい。
他方、環状ネットワークへ参加する端末Adは、同様に、端末Aaに対して送信先情報を含む接続要求の送信処理を行う。しかしながら、端末Adは他端末との間で環状ネットワークを構成していない。従って、端末Adの接続要求通知部152は、記憶部16に既接続端末への接続先情報が記録されていないと判定する。この場合、端末Adの接続要求通知部152は、記憶部16から自端末を接続先とする場合の接続先情報を読み取って、当該接続先情報を含む接続要求を、端末Aaへ送信する。そして、端末Aaの接続要求受信部153は、端末特定通信部13を介して、端末Adを接続先とする接続先情報を含む接続要求を受信する(ステップS208)。
端末Aaの接続要求受信部153は、端末Adからの接続要求を受信すると、当該接続要求に含まれる接続先情報を通信接続部154へ通知する。すると、通信接続部154は、当該接続先情報で示される接続先への通信接続を、第1無線通信部14を介して行う。端末Adから送信された接続要求は、端末Adを接続先とする接続先情報を含むものである。従って、端末Aaは第1無線通信部14を介して端末Adと通信接続する(ステップS209)。これにより、図4(C)で示すように、端末Adと端末Aaとは、端末特定通信部13を介した通信接続と、第1無線通信部14を介した通信接続の、2つの通信接続が行われていることとなる。
他方、端末Adも同様に、端末Aaから受信した接続要求に基づいて、当該接続要求に含まれる接続先情報を接続先とする通信接続を行う。端末Aaから端末Adに対して送信された接続要求に含まれる接続先情報は端末Abを示す。従って、図4(C)で示すように、端末Adは、第1無線通信部14を介して端末Abと通信接続を行う。これにより端末Adは、端末特定通信部13を介して端末Aaと通信接続し、第1無線通信部14を介して端末Abと通信接続した状態となる。
そして、端末Aaの通信接続部154は、通信要求された接続先情報を用いた通信接続が完了すると、通信接続完了を、端末特定通信部13を介して端末Adへ通知する(ステップS210)。他方、端末Adの通信接続部154も同様に、通信要求された接続先情報を用いた通信接続が完了すると、通信接続完了を、端末特定通信部13を介して端末Aaへ通知する。端末Aaの通信接続部154は、端末Adから送信された通信接続完了を受信する(ステップS211)。これにより、端末Aa、端末Adが行った通信要求に基づく通信が完了したことを互いに検知することができる。
そして、端末Aaの通信接続部154は、端末Adから受けた通信要求に基づく通信接続と、端末Adに対して行った通信要求に基づく通信接続が完了したことを検知すると、その旨を既接続端末切断制御部155へ通知する。すると、既接続端末切断制御部155は、ネットワークの再構築を開始する前から通信接続していた既接続端末に対する方向の通信接続の切断制御を行う(ステップS212)。ここで、端末Aaがネットワーク再構築を開始する前から通信接続していた通信接続先の既接続端末は端末Abである。従って、端末Aaの既接続端末切断制御部155は、端末Abとの通信接続を切断する。
他方、端末Adも同様に、既接続端末との通信接続の切断制御を行う。しかしながら、端末Adは他端末と環状ネットワークを構築していない。従って、端末Adにおいて、既接続端末は、仮想的に自端末の端末Adとして記憶部16に記録されている。端末Adの既接続端末切断制御部155は、既接続端末との通信接続の切断制御において、既接続端末が自端末であることを認識すると、その制御を終了する。
そして、端末Aaは、既接続端末との通信接続の切断を終了すると、端末特定通信部13を介して切断完了を端末Adへ通知する(ステップS213)。また、端末Aaは、端末Abから切断完了を受信する(ステップS214)。端末Aaの既接続端末切断制御部155は端末Adから切断完了を受信すると、新参加端末切断制御部156へその旨を通知する。これにより、端末Aaの新参加端末切断制御部156は、端末特定通信部13を用いて端末Adと接続している通信の切断の制御を行う(ステップS215)。同様に端末Adも、端末特定通信部13を用いて端末Aaとの間で接続している通信の切断の制御を行う。この結果、端末Aaは、端末Adを一方向の接続先とする第1無線通信部14を用いた通信接続を行う。また端末Adは、端末Abを一方向の接続先とする第1無線通信部14を用いた通信接続を行う。これにより、図4(D)で示すような、新たな環状ネットワークが構築される。
図7で示した、端末A3のエミュレート部19は、ステップS111においてネットワーク管理部15や迂回経路管理部17の処理をエミュレートし、端末A3’を構成した場合、当該端末A3と端末A3’との間で、ステップS201以降の処理と同様の処理をエミュレートし、新たな環状ネットワークを構築する。
なお上述の各端末は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
A・・・端末
11・・・ユーザインタフェース
12・・・制御部
13・・・端末特定通信部
14・・・第1無線通信部
15・・・ネットワーク管理部
16・・・記憶部
17・・・迂回経路管理部
18・・・第2無線通信部
19・・・エミュレート部
151・・・ネットワーク構築開始部
152・・・接続要求通知部
153・・・接続要求受信部
154・・・通信接続部
155・・・既接続端末切断制御部
156・・・新参加端末切断制御部
171・・・構成端末数特定部
172・・・接続先端末特定部
173・・・再処理制御部
174・・・接続先設定部

Claims (5)

  1. n台の端末が環状に無線通信により通信接続され、当該環状に通信接続された各端末のうち隣接して接続される2つの端末のうちの一方の端末が他方の端末をデフォルトゲートウェイとして記憶しており、当該他方の端末は前記一方の端末とは異なる端末をデフォルトゲートウェイとして記憶するよう設定されるネットワークシステムであって、
    前記端末が、
    環状ネットワークの構築を制御するネットワーク管理部と、
    ネットワークシステムを構成する端末の数nを特定する構成端末数特定部と、
    前記nが示す値と互いに素である正の整数pを特定する接続先端末特定部と、
    前記環状ネットワークを構成する前記デフォルトゲートウェイへの無線による通信接続を行う第1無線通信部と、
    前記環状ネットワークにおいて特定された前記整数pが示す数の接続先の端末との間で迂回経路を設定する接続先設定部と、
    を備えることを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記接続先設定部は、前記整数pが示す数の接続先の端末へ自端末の識別情報を含む迂回路先通知信号を、自端末を迂回経路の接続先とするために送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記nが示す値と互いに素である正の整数pが特定できないと判定された場合に、自端末の処理をエミュレートするエミュレート部と、を備え、
    前記ネットワーク管理部は、前記エミュレートされた端末を含む前記環状ネットワークを構築し、
    前記構成端末数特定部と、前記接続先端末特定部と、前記接続先設定部との処理を再度行うよう制御する再処理制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載のネットワークシステム。
  4. n台の端末が環状に無線通信により通信接続され、当該環状に通信接続された各端末のうち隣接して接続される2つの端末のうちの一方の端末が他方の端末をデフォルトゲートウェイとして記憶しており、当該他方の端末は前記一方の端末とは異なる端末をデフォルトゲートウェイとして記憶するよう設定されるネットワークシステムのネットワーク構築方法であって、
    前記端末が、
    環状ネットワークの構築を制御し、
    ネットワークシステムを構成する端末の数nを特定し、
    前記nが示す値と互いに素である正の整数pを特定し、
    前記環状ネットワークを構成する前記デフォルトゲートウェイへの無線による通信接続を行い、
    前記環状ネットワークにおいて特定された前記整数pが示す数の接続先の端末との間で迂回経路を設定する
    ことを特徴とするネットワーク構築方法。
  5. n台の端末が環状に無線通信により通信接続され、当該環状に通信接続された各端末のうち隣接して接続される2つの端末のうちの一方の端末が他方の端末をデフォルトゲートウェイとして記憶しており、当該他方の端末は前記一方の端末とは異なる端末をデフォルトゲートウェイとして記憶するよう設定されるネットワークシステムの前記端末であって、
    環状ネットワークの構築を制御するネットワーク管理部と、
    ネットワークシステムを構成する端末の数nを特定する構成端末数特定部と、
    前記nが示す値と互いに素である正の整数pを特定する接続先端末特定部と、
    前記環状ネットワークを構成する前記デフォルトゲートウェイへの無線による通信接続を行う第1無線通信部と、
    前記環状ネットワークにおいて特定された前記整数pが示す数の接続先の端末との間で迂回経路を設定する接続先設定部と、
    を備えることを特徴とする端末。
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