JP2016019260A - 連携システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のデバイスを中継する携帯端末の変更を容易に行える装置を提供する。
【解決手段】
連携システムは、第1携帯端末と、第1携帯端末と連携して動作する連携装置と、第1携帯端末の中継により連携装置と連携して動作する第2携帯端末とを備える。第1携帯端末は、連携装置と第2携帯端末とを中継する携帯端末を変更する所定条件が満足した場合に、第2携帯端末との無線接続の確立に用いられる認証情報を第2携帯端末から取得して、認証情報を前記連携装置に送信する。連携装置は、認証情報に基づき前記第2携帯端末との無線接続を確立する。第2携帯端末は、連携装置との無線接続の確立後に、第1携帯端末と連携装置とを中継する。これにより、連携システムは、複数のデバイスを中継する中継端末を自動で変更でき、ユーザの負担を軽減できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末と連携装置との通信の技術に関する。
近年、車室内での音響の出力制御を行う連携装置(例えば、アンプ)には、スマートフォン等の携帯端末との無線通信機能が実装され、それに応じた無線通信の規格が制定されている。無線通信の規格の例としては、Wi−Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)等がある。このような規格に基づき携帯端末と連携装置との無線接続が確立し、携帯端末と連携装置とが連携して動作する。
また携帯端末は、連携装置との無線接続を確立した状態で、他の携帯端末との接続を確立させられる。このように連携装置との無線接続が確立した携帯端末が、他の携帯端末との無線接続を確立することで、他の携帯端末は携帯端末の中継により、連携装置との連携動作が可能となる。
このように連携装置との接続が確立した1台の携帯端末が中継端末となり、中継端末との接続が確立した他の携帯端末が被中継端末となる。その結果、中継端末および被中継端末が、連携装置と連携して動作し、各種機能を実行する。例えば連携装置が、中継端末および被中継端末のそれぞれが有する音響データを再生するネットワークオーディオ機能が実行される。なお、本発明と関連する技術を説明する資料としては特許文献1がある。
特開2009-506603号公報
ところで、被中継端末のうちのいずれかの携帯端末を次の中継端末候補として、中継端末を変更する場合、ユーザは以下のような操作が必要となる。ユーザは中継端末候補の識別情報であるSSID(Service Set Identifier)、および、認証情報であるパスワードを確認し、中継端末候補と、連携装置および被中継端末との接続を確立するために、中継端末候補のパスワードを連携装置や被中継端末に手動で入力する必要がある。このような操作は、ユーザにとっては非常に煩雑であり、ユーザの利便性を阻害するおそれがあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、中継端末の変更を容易に行える技術を提供する。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、携帯端末と連携装置とが無線通信により連携して動作する連携システムであって、第1携帯端末と、前記第1携帯端末との無線接続を確立し、前記第1携帯端末と連携して動作する連携装置と、前記第1携帯端末との無線接続を確立し、前記第1携帯端末の中継により前記連携装置と連携して動作する第2携帯端末と、を備え、前記第1携帯端末は、前記携帯端末と前記連携装置とを中継する中継端末を変更する所定条件が満足した場合に、前記第2携帯端末との無線接続の確立に用いられる認証情報を前記連携装置に送信し、前記連携装置は、前記認証情報に基づき前記第2携帯端末との無線接続を確立し、前記第2携帯端末は、前記連携装置との無線接続の確立後に、他の携帯端末と前記連携装置とを中継する。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の連携システムであって、前記第1携帯端末との無線接続を確立し、前記第1携帯端末の中継により前記連携装置と連携して動作する第3携帯端末をさらに備え、前記第1携帯端末は、前記所定条件が満足した場合に、前記認証情報を前記第3携帯端末に送信し、前記第3携帯端末は、前記認証情報に基づき前記第2携帯端末との無線接続を確立し、前記第2携帯端末は、前記連携装置との無線接続の確立後に、前記第3携帯端末と前記連携装置とを中継する。
また、請求項3の発明は、請求項1または2に記載の連携システムであって、前記所定条件は、ユーザの操作により、前記中継端末のアプリケーションにおける前記中継端末を変更する機能が実行されることで満足する。
また、請求項4の発明は、請求項1または2に記載の連携システムであって、前記所定条件は、前記中継端末の電池残量が閾値を下回ることで満足する。
また、請求項5の発明は、請求項1または2に記載の連携システムであって、前記所定条件は、前記中継端末の電波の受信強度が閾値を下回ることで満足する。
また、請求項6の発明は、請求項1または2に記載の連携システムであって、前記所定条件は、前記中継端末と、該中継端末との無線接続が確立された被中継端末とが近接無線通信を行うことで満足する。
また、請求項7の発明は、請求項1または2に記載の連携システムであって、前記所定条件は、前記連携装置と、前記中継端末との無線接続が確立された被中継端末とが、近接無線通信を行うことで満足する。
また、請求項8の発明は、請求項1または2に記載の連携システムであって、前記所定条件は、前記中継端末と被中継端末との無線接続が確立されてから一定時間を経過することで満足する。
本発明によれば、連携システムは、中継端末を自動で変更でき、ユーザの負担を軽減できる。
また、本発明によれば、連携システムは、次の中継端末と、連携装置および被中継端末との接続の確立は自動で行われるため、ユーザはさらに負担を軽減できる。
また本発明によれば、連携システムは、中継端末をユーザの判断に応じて変更できる。
また本発明によれば、連携システムは、中継端末の電池残量が低下した場合に、中継端末を別の携帯端末に変更でき、電池が消耗する役割を公平に分担させられる。
また本発明によれば、連携システムは、中継端末の電波の受信強度が低下した場合に、中継端末を別の携帯端末に変更でき、システムの無線通信を安定化できる。
また本発明によれば、連携システムは、中継端末に近づけられた被中継端末を次の中継端末に変更できる。
また本発明によれば、連携システムは、中継端末がどの携帯端末か不明な場合であっても、連携装置に近づけられた被中継端末を次の中継端末に変更することで、確実に中継端末を変更できる。
また本発明によれば、連携システムは、中継端末としての役割を各携帯端末に平等に分担させることができ、携帯端末の電池の消耗割合を略均一化できる。
図1は、本実施の形態の連携システムの概要を示す図である。 図2は、携帯端末の構成を示すブロック図である。 図3は、連携装置の構成を示すブロック図である。 図4は、各デバイスの無線接続の確立を説明する図である。 図5は、中継端末の変更処理を説明する図である。 図6は、中継端末の変更処理を説明する図である。 図7は、中継端末の変更処理を説明する図である。 図8は、中継端末を次の中継端末に変更した後の接続状態を示す図である。
以下、図面を参照し本発明の実施の形態について説明する。
<1.システムの概要>
図1は、本実施の形態の連携システム10の概要を示す図である。連携システム10は、車両1の車室内に持ち込まれる携帯端末2,4,5と、車両1の車室内に設けられる連携装置3と、連携装置3と電気的に接続されたスピーカ36とを備える。
携帯端末2,4,5は、車室内のユーザが所持する可搬型の電子機器であり、例えばスマートフォン、タブレット、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)等である。
連携装置3は、車両1の車室内に設けられた電子機器である。連携装置3は、例えばスマートフォン等の携帯端末2,4,5と連携して動作し、携帯端末2,4,5が有する音響データを取得して、スピーカ36から音響を出力させるアンプや、ディスプレイオーディオ等である。
ここで連携システム10では、連携装置3との接続が確立した1台の携帯端末(例えば、携帯端末2)を中継端末とし、中継端末と、中継端末との接続が確立した被中継端末(例えば、携帯端末4および5)とが連携装置3と連携して動作する。このように連携システム10では、1台の中継端末が、連携装置3と被中継端末とを中継するハブ(hub)の役割を有し、互いの無線通信が可能となるネットワークを構築している。
また、連携システム10では、例えばネットワークオーディオ機能が実現される。このネットワークオーディオ機能では、中継端末と被中継端末との無線接続が確立されることで、互いの端末が有する楽曲リストが共有される。これによりネットワーク内の全携帯端末が有する楽曲名等が、各携帯端末の表示部に表示可能となる。そして例えば、被中継端末である携帯端末4が有する楽曲の再生要求信号が、連携装置3に送信された場合、連携装置3は、中継端末である携帯端末2を中継して携帯端末4に再生要求信号を送信する。再生要求信号を受信した携帯端末4は、携帯端末2を中継して連携装置3へ音響データを送信する。その結果、連携装置3は携帯端末4から受信した音響データを復号した音響信号をスピーカ36に送信し、スピーカ36から音響が出力される。
<1−2.携帯端末、および、連携装置の構成>
次に、連携システム10に含まれる携帯端末2,4,5、および、連携装置3の詳細な構成について説明する。
図2は、携帯端末2,4,5の構成を示すブロック図である。携帯端末2,4,5は、それぞれ同様の構成を有する。そのため携帯端末2を例に構成の説明を行う。携帯端末2は、表示部21、操作部22、通信部23、メモリ24、および、制御部25を主に有する。
表示部21は、携帯端末2の各種機能の操作用画像等を表示する表示装置である。表示部21には、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等が用いられる。
操作部22は、機械式のボタンやタッチパネルを備えた情報の入力装置である。ユーザは、操作部22を操作することによって携帯端末2の各種機能の操作を行う。
通信部23は、IEEE802.11a、b、g、n、ac等のWi−Fi(登録商標)の規格により標準化されている無線LAN通信機や、IEEE802.15.1のBluetooth(登録商標)の規格により標準化されているBT通信機である。以下では、携帯端末2や連携装置3等の無線通信は、Wi−Fi(登録商標)の規格に基づき行われることを前提に説明を続ける。
メモリ24は、電気的にデータの読み書きが可能であって、電源を遮断されてもデータが消去されない不揮発性の半導体メモリである。メモリ24には、例えばEEPROM(Electrical Erasable Programmable Read-Only memory)やフラッシュメモリを用いることができる。ただし他の記憶媒体を用いてもよく、磁気ディスクを備えたハードディスクドライブで構成することもできる。
メモリ24は、演算の対象とする各種のプログラム24aと、携帯端末2のSSIDおよびパスワードを含む端末接続情報24bと、楽曲データ24cとを記憶する。
プログラム24aは、制御部25により読み出され、制御部25が各種制御を行うために実行する。
端末接続情報24bは、携帯端末2との無線接続を確立させる場合に用いられる情報であり、携帯端末2の個別の識別情報であるSSIDと、このSSIDに対応した認証情報であるパスワードとを含む情報である。
楽曲データ24cは、携帯端末2が有する複数の楽曲の名称等を示す楽曲リストや、楽曲リストに対応する音響データを含むデータである。携帯端末2と他の携帯端末(例えば、携帯端末4)との無線接続が確立し、互いのネットワークオーディオ機能がオン状態の場合、携帯端末2が有する楽曲リストが携帯端末4に送信される。また携帯端末4が有する楽曲リストが携帯端末2に送信される。つまりネットワークオーディオ機能がオン状態で、無線接続が確立した複数の携帯端末が互いの楽曲リストを共有することとなる。
制御部25は、携帯端末2の各部を制御するコンピュータで、携帯端末2が備える表示部21、操作部22、通信部23、および、メモリ24等と接続され、メモリ24に記憶されたプログラム24aに基づいて携帯端末2の各部、および、全体の動作を制御する。
制御部25の主な制御機能を構成表現すると、制御部25は表示制御部25a、通信制御部25b、および、変更判定部25cを備えている。表示制御部25a、通信制御部25b、および、変更判定部25cは、プログラム24aに基づいた動作により、その機能が実現される。
表示制御部25aは、携帯端末2の表示部21に表示される画像を生成し、この生成した画像を表示部21に表示させる制御を行う。表示制御部25aは、例えば連携装置3との無線接続の確立に関する画像を表示する。
通信制御部25bは、通信部23を用いた無線通信により連携装置3や携帯端末4等の他のデバイスとの接続を確立させる制御を行う。これにより携帯端末2と他のデバイスとが連携して動作する。また通信制御部25bは、他のデバイスとの無線接続を解除する。これにより携帯端末2は、他のデバイスとの連携動作を中止する。
変更判定部25cは、中継端末を次の中継端末に変更する条件が満たされているか否かを判定する。中継端末の変更条件、および、変更処理等については後に詳述する。
図3は、連携装置3の構成を示すブロック図である。連携装置3は、表示部31、操作部32、通信部33、メモリ34、および、制御部35を主に有する。連携装置3は例えば、車室内の座席の下に設けられる。なお、連携装置3はスピーカ36と電気的に接続されている。スピーカ36は例えば、車両1の車室内のインパネ左右両側や、フロントドアの左右両側に設けられる。
表示部31は、連携装置3の各種機能の操作用画像等を表示する表示装置である。表示部21には、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等が用いられる。
操作部32は、機械式のボタンやタッチパネルを備えた情報の入力装置である。ユーザは、操作部32を操作することによって連携装置3の各種機能の操作を行う。
通信部33は、IEEE802.11a、b、g、n、ac等のWi−Fi(登録商標)の規格により標準化されている無線LAN通信機や、IEEE802.15.1のBluetooth(登録商標)の規格により標準化されているBT通信機である。
メモリ34は、電気的にデータの読み書きが可能であって、電源を遮断されてもデータが消去されない不揮発性の半導体メモリである。メモリ34には、例えばEEPROM(Electrical Erasable Programmable Read-Only memory)やフラッシュメモリを用いることができる。ただし他の記憶媒体を用いてもよく、磁気ディスクを備えたハードディスクドライブで構成することもできる。
メモリ34は、演算の対象とする各種のプログラム34aと、連携装置3のSSIDおよびパスワードを含む装置接続情報34bとを記憶する。
プログラム34aは、制御部35により読み出され、制御部35が各種制御を行うために実行する。
装置接続情報34bは、連携装置3との接続を確立させる場合に用いられる情報であり、連携装置3の個別の識別情報であるSSIDと、このSSIDに対応した認証情報であるパスワードとを含む情報である。
制御部35は、連携装置3の各部を制御するコンピュータで、連携装置3が備える表示部31、操作部32、通信部33、および、メモリ34等と接続され、メモリ34に記憶されたプログラム34aに基づいて連携装置3の各部、および、全体の動作を制御する。
制御部35の主な制御機能を構成表現すると、制御部35は表示制御部35a、通信制御部35b、および、音響制御部35cを備えている。表示制御部35a、通信制御部35b、および、音響制御部35cは、プログラム34aに基づいた動作により、その機能が実現される。
表示制御部35aは、連携装置3の表示部31に表示される画像を生成し、この生成した画像を表示部31に表示させる。表示制御部35aは、例えば、携帯端末2との無線接続の確立に関する画像を表示する。
通信制御部35bは、通信部33を用いた無線通信により他のデバイスとの接続を確立させる制御を行う。これにより連携装置3と他のデバイスとが連携して動作する。また通信制御部35bは、他のデバイスとの無線接続を解除する。これにより連携装置3は、他のデバイスとの連携動作を中止する。
音響制御部35cは、携帯端末2から受信した音響データを復号した音響信号の振幅等を調整し、スピーカ36から音響を出力させる。音響はスピーカ36から出力されるため、音響制御部35cはスピーカ36の出力を制御するともいえる。スピーカ36は、音響制御部35cの制御によりの音響を出力する出力装置である
<2.処理フローチャート>
<2−1.無線接続の確立処理>
次に、各デバイスの無線接続の確立について図4を用いて説明する。この処理は、例えば、携帯端末2を中継端末とし、この中継端末と、連携装置3および被中継端末(例えば、携帯端末4および5)とが無線接続される処理である。この処理は、各デバイスの電源がオン状態の場合に繰り返し実行される。携帯端末2と各デバイスとの無線接続のうち、携帯端末2と連携装置3との接続の確立を例に説明する。
携帯端末2は、携帯端末2の位置を中心とする所定範囲(例えば半径3m〜5m)に、Wi−Fi(登録商標)の規格に基づきSSIDを含む電波を送信する(ステップS101)。携帯端末2は、この所定範囲内に存在する携帯端末がSSIDを受信可能な電力で送信する。なお、携帯端末2は他のデバイスとの接続が確立した場合に、中継端末となるようにテザリング(インターネット共有)がオンの状態で設定されており、連携装置3はテザリングがオフの状態で設定されている。
このように携帯端末2がSSIDを周囲に送信している間に、連携装置3がWi−Fi(登録商標)の規格に基づき接続対象の検索処理を実行し(ステップS102)、携帯端末2のSSIDを受信した場合(ステップS103でYes)、連携装置3のユーザが携帯端末2のSSIDを選択し、このSSIDに対応するパスワードを操作部32で入力する。これにより携帯端末2が連携装置3の接続対象として設定され(ステップS104)、連携装置3から携帯端末2にパスワードが送信される(ステップS105)。
なお、ステップS103の処理で、連携装置3がSSIDを受信していない場合は、引き続き接続対象の検索が行われるが、所定時間を経過してもSSIDを
受信しないときは(ステップS103でNo)、処理は終了する。
携帯端末2は、ステップS105の処理で連携装置3から送信されたパスワードを受信し(ステップS106)、そのパスワードが携帯端末2のパスワードに適合しているか否かを判定する(ステップS107)。そしてパスワードが適合している場合(ステップS107でYes)、携帯端末2と連携装置3との無線接続が確立される(ステップS108、S109)。
そして連携装置3は、連携装置3のSSIDを中継端末である携帯端末2に対して送信し(ステップS110)、携帯端末2が連携装置3のSSIDを受信する(ステップS111)。このSSIDは、後述するように中継端末を変更する場合に、次の中継端末の候補のSSIDとして用いられる。
なお、パスワードが適合していない場合(ステップS107でNo)、携帯端末2が、連携装置3にパスワードが適合していない旨の情報等を送信することで、再度パスワードの入力を要求する等の処理が行われる。そして所定時間パスワードの入力が行われない場合や、パスワードが不適合な状態が複数回続いたときは、処理は終了する。
また、連携装置3以外のデバイスである携帯端末4や携帯端末5も上述の図4の処理により携帯端末2との接続が確立される。その結果、携帯端末2は複数のデバイス(連携装置3、携帯端末4、および、携帯端末5)を中継する中継端末となる。なお、この中継端末である携帯端末2と、被中継端末である携帯端末4および携帯端末5との接続が確立された後は、互いの携帯端末の楽曲リストが共有され、連携システム10がネットワークオーディオシステムとして機能する。
<2−2.中継端末の変更処理>
次に、連携システム10における中継端末の変更処理について図5〜図7を用いて説明する。この処理は、連携システム10における中継端末、被中継端末、および、連携装置3の電源がオン状態の場合に、繰り返し行われる。なお、中継端末を変更する理由としては、例えば、中継端末を所持するユーザが車室外に移動すると、中継端末が連携装置等との通信範囲外となるときがあり、被中継端末は中継端末を中継して連携装置との連携動作が不可能となるためである。また、中継端末となった携帯端末は、被中継端末等よりも比較的電池の消耗率が高いため、中継端末を変更する必要がある。このような理由に基づく中継端末の変更条件については後に詳述する。
図5の処理では、最初に現在の中継端末である携帯端末2が、中継端末の変更条件を満足したことを検出した場合(ステップS201でYes)、被中継端末から予め取得した被中継端末それぞれのSSIDを表示部21に表示する(ステップS202)。
表示部21に表示されたSSIDから次の中継端末となる中継端末候補が選択された場合(ステップS203でYes)、選択された中継端末候補の携帯端末(例えば、携帯端末4)に対して、その携帯端末のSSIDに対応するパスワードを要求する要求信号を送信する(ステップS204)。
携帯端末4は、携帯端末2からの要求信号を受信した(ステップS205)後、携帯端末4のSSIDに対応するパスワードを携帯端末2に送信する(ステップS206)。携帯端末2は、携帯端末4から送信されたパスワードを受信した(ステップS207)後、携帯端末2との無線接続を確立しているデバイスのうち、中継端末候補以外の被中継端末および連携装置3に対して、中継端末候補のSSIDとパスワードを送信する(ステップS208)。つまり、携帯端末4のSSIDとパスワードを携帯端末5と連携装置3とに送信する。
そして携帯端末2は、中継端末候補のSSIDおよびパスワードを送信した後、テザリングをオフに設定する(図6に示すステップS209)。テザリングをオフに設定することで、連携システム10における中継端末と被中継端末および連携装置3との無線接続は解除される(ステップS210、S211)。
このように中継端末である携帯端末2との接続が解除されると、中継端末候補である携帯端末4はテザリングのオン設定を行う(ステップS212)。
そして、テザリングがオフの設定となった携帯端末2は、次の中継端末となる中継端末候補との接続を確立するため、携帯端末4に対して携帯端末4のSSIDに対応するパスワードを送信する(ステップS213)。
携帯端末4は、携帯端末2から送信されたパスワードを受信し(ステップS214)、パスワードが適合するか否かを判定する(ステップS215)。携帯端末4はパスワードが適合する場合(ステップS215でYes)、携帯端末2との無線接続を確立する(ステップS216、S217)。
また、パスワードが適合しない場合(ステップS215でNo)、携帯端末4は、パスワードが適合していない旨の情報等を携帯端末2に送信することで、再度パスワードの入力を要求する等の処理が行われる。そして所定時間パスワードの入力が行われない場合や、パスワードが不適合な状態が複数回続いたときは、処理は終了する。
なお、次の中継端末となった携帯端末4は、携帯端末2が中継端末となった際に、携帯端末2のSSIDを既に取得しているため、携帯端末2から携帯端末4に対して携帯端末2のSSIDを送信する必要はない。
また、携帯端末4等の中継端末の変更処理に伴う連携装置3および携帯端末5の処理は図7に示す処理となる。連携装置3の処理と携帯端末5の処理とは同様の処理となるため、連携装置3を例に説明する。
連携装置3は、図5のステップS208の処理で携帯端末2から送信された中継端末候補(携帯端末4)のSSIDおよびパスワードを受信する(ステップS301)。また、連携装置3は、図6のステップS209の処理で、携帯端末2がテザリングをオフに設定することで、携帯端末2との無線接続が解除される(ステップS302)。
そして、携帯端末2との接続が解除された連携装置3は、次の中継端末となる中継端末候補との接続を確立するため、携帯端末4に対して携帯端末4のSSIDに対応するパスワードを送信する(ステップS303)。
携帯端末4は、連携装置3から送信されたパスワードを受信し(ステップS304)、パスワードが適合するか否かを判定する(ステップS305)。携帯端末4はパスワードが適合する場合(ステップS305でYes)、連携装置3との無線接続を確立する(ステップS306、S307)。
また、パスワードが適合しない場合(ステップS305でNo)、携帯端末4が、パスワードが適合していない旨の情報等を連携装置3に送信することで、再度パスワードの入力を要求する等の処理が行われる。そして所定時間パスワードの入力が行われない場合や、パスワードが不適合な状態が複数回続いたときは、処理は終了する。
そして連携装置3は、連携装置3のSSIDを新たな中継端末である携帯端末4に対して送信し(ステップS308)、携帯端末4が連携装置3のSSIDを受信する(ステップS309)。このSSIDは、中継端末を携帯端末4から変更する場合に、次の中継端末の候補のSSIDとして用いられる。
図8は、連携システム10における中継端末を次の中継端末に変更した後の接続状態を示す図である。図1の連携システム10では、中継端末が携帯端末2であったのに対して、連携システム10aでは、次の中継端末が携帯端末4となり連携装置3との無線接続が確立されている。そして、以前の中継端末の携帯端末2と、携帯端末2の被中継端末であった携帯端末5とが、新たな中継端末である携帯端末4の被中継端末となっている。その結果、被中継端末である携帯端末2および5は、中継端末である携帯端末4を中継して連携装置3と連携して動作する。このように被中継端末や連携装置3が中継端末に対してそれぞれ個別に無線接続されているため、中継端末は「親機」、被中継端末や連携装置3は「子機」と呼ぶこともできる。
<2−3.中継端末の変更条件>
次に、中継端末を変更する場合の所定条件(図5に示したステップS201の条件)について具体的に説明する。以下では条件の例として6つの内容を説明するが、これらの条件は一例であり、その他の条件であってもよい。また、これらの条件のいずれか一つを所定条件としてステップS201の判定が行われてもよいし、複数の条件を組み合わせてステップS201の判定が行われてもよい。
第1の条件は、ユーザの操作により、中継端末のアプリケーションが起動され、このアプリケーションにおいて中継端末を変更する機能が実行された場合に満足する条件である。これにより、連携システム10は、中継端末をユーザの判断に応じて変更できる。
そして、被中継端末に対応するSSIDのうち、ユーザの操作により1つのSSIDが選択されると、そのSSIDに対応する被中継端末が次の中継端末の候補に選択され、この中継端末候補が次の中継端末として、被中継端末との無線接続を自動的に確立する。
第2の条件は、中継端末の電池残量が閾値を下回ることで満足する条件である。これにより、連携システム10は、中継端末の電池残量が低下した場合に、被中継端末のいずれかを次の中継端末に変更でき、電池が消耗する役割を公平に分担させられる。例えば、最も電池残量の多い被中継端末が次の中継端末の候補に選択され、この中継端末候補が次の中継端末として、被中継端末との無線接続を自動的に確立する。
第3の条件は、中継端末の電波の受信強度が閾値を下回ることで満足する条件である。この電波はWI−Fi(登録商標)の規格に基づく無線通信の電波であり、例えば、中継端末のユーザが車室内から車室外に移動した場合に、電波の受信強度が低下する。これにより、連携システム10は、中継端末の電波の受信強度が閾値を下回った場合に、被中継端末のいずれかを次の中継端末に変更でき、システムの無線通信を安定化できる。例えば、最も電波の受信強度の大きい被中継端末が次の中継端末の候補に選択され、この中継端末候補が次の中継端末として、被中継端末との無線接続を自動的に確立する。
第4の条件は、中継端末と、被中継端末とが近接無線通信を行うことで満足する条件である。これにより、連携システム10は、中継端末との距離が所定距離(例えば、10cm)以下となるように近づけられた被中継端末を次の中継端末に変更できる。中継端末との近接無線通信を行った被中継端末は、次の中継端末の候補に選択され、この中継端末候補が次の中継端末として、被中継端末との無線接続を自動的に確立する。
なお、近接無線通信は、通信制御部25b(35b)が通信部23(33)を制御することにより行われ、通信方式の例は、NFC(Near Field Communication)の標準規格に従った通信方式である。この通信方式は、例えば10cm程度の比較的短い距離間で通信する近距離通信の方式である。
第5の条件は、連携装置3と、被中継端末とが、近接無線通信を行うことで満足する条件である。これにより、連携システム10は、中継端末がどの携帯端末か不明な場合であっても、連携装置に近づけられた被中継端末を次の中継端末に変更することで、確実に中継端末を変更できる。連携装置3との近接無線通信を行った被中継端末は、次の中継端末の候補に選択され、この中継端末候補が次の中継端末として、被中継端末との無線接続を自動的に確立する。
第6の条件は、中継端末と被中継端末との接続が確立されてから一定時間を経過することで満足する条件である。これにより、連携システム10は、中継端末としての役割を各携帯端末に平等に分担させることができ、各携帯端末の電池の消耗割合を略均一化できる。予め設定された順番に基づき選択された携帯端末が、次の中継端末の候補に選択され、この中継端末候補が次の中継端末として、被中継端末との無線接続を自動的に確立する。
<3.まとめ>
以上のように、本実施の形態では、中継端末(例えば、携帯端末2)と連携装置3との接続が確立し、かつ、中継装置と被中継装置(例えば、携帯端末4および5)との無線接続が確立する。このような無線接続が確立した状態で、次の中継端末を被中継端末のいずれかに変更する所定条件が満足した場合、中継端末は次の中継端末の候補に選択された中継端末候補から接続情報を取得する。そして中継端末は、中継端末候補の接続情報を連携装置3、および、中継端末候補以外の被中継端末に送信した後、テザリングの設定をオンからオフに変更して、無線接続を解除する。
中継端末との接続が解除された中継端末候補は、テザリングの設定をオフからオンに変更する。このようにテザリングをオン状態に設定した中継端末候補に対して、連携装置3や被中継端末は、中継端末候補のSSIDに対応するパスワードを中継端末候補に送信する。そしてパスワードが適合した場合、中継端末候補と、連携装置3および被中継端末との接続が確立し、中継端末を次の中継端末に変更する処理が完了する。これにより、連携システム10は、中継端末を自動で変更でき、ユーザの負担を軽減できる。また、次の中継端末と、連携装置3および被中継端末との接続の確立は自動で行われるため、ユーザはさらに負担を軽減できる。
なお、中継端末を変更する所定条件としては、中継端末に対するユーザの操作、中継端末の電池残量、中継端末の電波強度、中継端末と被中継端末との近接通信、連携装置3と被中継端末との近接通信、中継端末と被中継端末との接続確立後の所定時間の経過等がある。
<4.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、この発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。以下では、このような変形例について説明する。上記各実施の形態及び以下で説明する形態を含む全ての形態は、適宜に組み合わせ可能である。
上記実施の形態では、被中継端末は2台とし、連携装置は1台として説明したが、被中継端末や連携装置の数はその他の台数であってもよい。具体的には、被中継端末は3台以上であってもよい。また連携装置は2台以上であってもよい。
また上記実施の形態では、携帯端末2,4,5をスマートフォン等として説明した。これに対して、携帯端末2.4.5は、NAS(Network Attached Storage)のようなコンピュータネットワークに直接接続して使用するファイルサーバであってもよい。
また、上記実施の形態では、連携装置3は表示部31を有する装置とし、連携装置3が中継端末との接続を確立する場合、中継端末の操作部32を用いて中継端末のSSIDに対応するパスワードを入力し、表示部31に表示されたパスワードを中継端末に送信することについて説明した。これに対して、連携装置3は表示部31を有しない装置であってもよい。この場合、連携装置3はWPS(Wi-Fi Protected Set up)方式に基づき中継端末との無線接続を確立する。WPSの方式の例としては、連携装置3の操作部32と中継端末の操作部とを同じタイミングで操作して接続を確立するプッシュ方式等がある。
また上記実施の形態では、第1の条件のユーザの操作は、中継端末のアプリケーションの操作として説明した。これに対して、ユーザの操作は、車両1のステアリングに設けられているハードスイッチ等の操作部の操作であってもよい。この操作による中継端末を変更に関する指示信号が連携装置3に送信される。そして連携装置3は、現在の中継端末に対して中継端末の変更に関する指示信号を送信し、次の中継端末への変更の処理が実行される。
また上記実施の形態では、中継端末を変更する条件として6つの条件を説明した。これらの条件のうち少なくとも1つの条件を満たした場合に、メモリ24に記憶される楽曲データ数(楽曲の種類)の最も多い被中継端末が次の中継端末の候補に選択され、この中継端末候補が次の中継端末として、被中継端末との無線接続を自動的に確立するようにしてもよい。
また上記実施の形態では、Wi−Fi(登録商標)の無線通信を例に説明したが、Wi−Fi(登録商標)の無線通信以外でも上記実施の形態で説明した発明の目的を達成できる無線通信の方式であれば、他の通信の方式であってもよい。
また、上記実施の形態では、テザリングがオン状態の中継端末に対して、テザリングがオフ状態の被中継端末、および、連携装置3を無線接続することについて説明したが、中継端末に対する接続の順序は特に限定されず、被中継端末を連携装置3よりも先に中継端末と接続してもよいし、連携装置3を被中継端末よりも先に中継端末と接続してもよい。
また上記実施の形態では、SSIDやパスワード等の接続情報の送受信について説明した。例えば、図4のステップS105では連携装置3が携帯端末2のSSIDに対応するパスワードを送信し、ステップS106では携帯端末2が連携装置3へ送信したパスワードを受信することについて説明した。これに対して、このような接続情報の送受信において、携帯端末2が連携装置3から送信した接続情報を受信していない場合は、処理が終了するようにしてもよい。また携帯端末2は、連携装置3が送信した接続情報を受信した場合、連携装置3に対して受信した旨を連絡するようにしてもよい。その連絡を連携装置3が受信した場合に引き続き処理が実行される。なお連携装置3は、携帯端末2に対して接続情報を送信したにもかかわらず、携帯端末2から接続情報を受信した旨の連絡がない場合、携帯端末2に対して接続情報を複数回送信するようにしてもよい。連携装置3は、接続情報を複数回送信したにもかかわらず携帯端末2からの連絡がない場合は、処理を終了する。
また上記実施の形態では、プログラムに従ったCPUの演算処理によってソフトウェア的に各種の機能が実現される説明したが、これら機能のうちの一部は電気的なハードウェア回路により実現されてもよい。また逆に、ハードウェア回路によって実現されるとした機能のうちの一部は、ソフトウェア的に実現されてもよい。
1 車両
2、4,5 携帯端末
3 連携装置
10 連携システム
36 スピーカ

Claims (8)

  1. 携帯端末と連携装置とが無線通信により連携して動作する連携システムであって、
    第1携帯端末と、
    前記第1携帯端末との無線接続を確立し、前記第1携帯端末と連携して動作する連携装置と、
    前記第1携帯端末との無線接続を確立し、前記第1携帯端末の中継により前記連携装置と連携して動作する第2携帯端末と、
    を備え、
    前記第1携帯端末は、前記携帯端末と前記連携装置とを中継する中継端末を変更する所定条件が満足した場合に、前記第2携帯端末との無線接続の確立に用いられる認証情報を前記連携装置に送信し、
    前記連携装置は、前記認証情報に基づき前記第2携帯端末との無線接続を確立し、
    前記第2携帯端末は、前記連携装置との無線接続の確立後に、他の携帯端末と前記連携装置とを中継すること、
    を特徴とする連携システム。
  2. 請求項1に記載の連携システムであって、
    前記第1携帯端末との無線接続を確立し、前記第1携帯端末の中継により前記連携装置と連携して動作する第3携帯端末をさらに備え、
    前記第1携帯端末は、前記所定条件が満足した場合に、前記認証情報を前記第3携帯端末に送信し、
    前記第3携帯端末は、前記認証情報に基づき前記第2携帯端末との無線接続を確立し、
    前記第2携帯端末は、前記連携装置との無線接続の確立後に、前記第3携帯端末と前記連携装置とを中継すること、
    を特徴とする連携システム。
  3. 請求項1または2に記載の連携システムであって、
    前記所定条件は、ユーザの操作により、前記中継端末のアプリケーションにおける前記中継端末を変更する機能が実行されることで満足すること、
    を特徴とする連携システム。
  4. 請求項1または2に記載の連携システムであって、
    前記所定条件は、前記中継端末の電池残量が閾値を下回ることで満足すること、
    を特徴とする連携システム。
  5. 請求項1または2に記載の連携システムであって、
    前記所定条件は、前記中継端末の電波の受信強度が閾値を下回ることで満足すること、
    を特徴とする連携システム。
  6. 請求項1または2に記載の連携システムであって、
    前記所定条件は、前記中継端末と、該中継端末との無線接続が確立された被中継端末とが近接無線通信を行うことで満足すること、
    を特徴とする連携システム。
  7. 請求項1または2に記載の連携システムであって、
    前記所定条件は、前記連携装置と、前記中継端末との無線接続が確立された被中継端末とが、近接無線通信を行うことで満足すること、
    を特徴とする連携システム。
  8. 請求項1または2に記載の連携システムであって、
    前記所定条件は、前記中継端末と被中継端末との無線接続が確立されてから一定時間を経過することで満足すること、
    を特徴とする連携システム。
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