JP4795859B2 - 情報端末装置およびデータ通信方法 - Google Patents

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本発明は、情報端末装置およびデータ通信方法に関するものである。また、本発明は、複数の情報端末装置で構成されるアドホックネットワークにおける効率のよいデータ通信選択システム(方式)に関するものである。本発明は、例えば、Bluetooth(登録商標)(以下、「BT」という)を搭載する情報端末装置同士がデータ転送する際に効率のよい経路を選択するデータ通信技術に関するものである。
BTアーキテクチャでは、半径約10m範囲のピコネットと呼ばれる領域において、1つの情報端末装置(「情報端末」、「端末」、「デバイス」、「機器」などともいう)が最大7つのデバイスと通信できる。ピコネット内のデバイスでは、どれか1つのデバイスがマスタ(Master)端末(単に「マスタ」ともいう)になり、残りはスレーブ(Slave)端末(単に「スレーブ」ともいう)となる。ピコネット上のすべてのメンバは、マスタと同じ周波数ホッピングシーケンスおよびタイミングを追従する。ピコネット内のスレーブはマスタとの間にのみリンクを保持し、同じピコネット内のスレーブ同士の通信はマスタを通じて行われる。
BTにおいて、端末が初めてのリンク確立を行う際には、近接している端末の検出処理(Inquiryプロシージャ)と端末の呼び出し処理(Pagingプロシージャ)によってリンクが確立される。この検出処理と呼び出し処理には、多くの時間が費やされるが、この時間を短縮するために、BT通信とは異なる通信路(非接触IC、微弱電磁波)でリンク確立を行い、実際のデータ通信をBT通信で行うという方法がある(例えば、特許文献1参照)。また、BTでのアドホックネットワークにおいて効率のよいルーティングを行うために、リアクティブプロトコルでソースノードと宛先ノード間の最適ルートを選択可能にし、所定事象の生起を判断して更新メッセージを送受信することにより、ルート情報を更新する方法がある(例えば、特許文献2参照)。その他にも、ルーティング情報を記憶し、通信速度、通信品質を導出し、通信条件(速度、遅延)に応じて直接送信すべき無線装置(即ち、経路)を選択、送信する方法がある(例えば、特許文献3参照)。
国際公開第2003/034661号パンフレット 特表2003−516031号公報 特開2005−341231号公報
上述した従来の方法では、アドホックネットワークが形成された後に、形成されたアドホックネットワークにおいて端末同士が通信を行う場合、すべてのトラフィック(制御信号やデータ信号)がマスタを経由する必要があり、これが通信の効率化を図る上でボトルネックになっていた。そのために、アドホックネットワークを形成後に、迅速に、効率よくデータ通信を行うことができないという課題があった。また、BT端末が初めてのリンク確立を行う(近接しているBT端末の検出処理とBT端末の呼び出し処理によってリンクを確立する)際に、検出処理と呼び出し処理に多くの時間が費やされてしまうという課題があった。しかも、そのために、効率のよい経路を選択できる範囲が限定されてしまうという課題があった。
本発明は、例えば、アドホックネットワークなどにおいて、まだリンクが確立されていない経路を含む複数の経路からデータ転送のために効率のよい経路を選択することを目的とする。
本発明に係る情報端末装置は、
相互にリンクを確立している場合に所定の通信方式を用いて直接通信可能な情報端末装置において、
データを記憶する第1の記憶部と、
自己とリンクを確立していない第1の情報端末装置を検出する第1の通信部と、
処理装置を用いて、前記第1の通信部により検出された第1の情報端末装置とリンクを確立するためのリンク確立時間を導出するリンク確立時間導出部と、
前記処理装置を用いて、自己とリンクを確立している第2の情報端末装置を経由して前記第1の記憶部に記憶されたデータを前記第1の情報端末装置へ転送するためのデータ転送時間を導出するデータ転送時間導出部と、
前記処理装置を用いて、前記リンク確立時間導出部により導出されたリンク確立時間と前記データ転送時間導出部により導出されたデータ転送時間とを比較し、当該比較結果に基づき、前記第1の情報端末装置とのリンクに該当する第1の経路と前記第2の情報端末装置を経由する第2の経路とのいずれかを選択するデータ通信判定部と、
前記データ通信判定部により前記第1の経路が選択された場合には、前記第1の情報端末装置とリンクを確立し、当該リンクを介して前記データを前記第1の情報端末装置へ転送し、前記データ通信判定部により前記第2の経路が選択された場合には、前記第2の経路を介して前記データを前記第1の情報端末装置へ転送する第2の通信部とを備えることを特徴とする。
本発明では、情報端末装置において、データ通信判定部が、リンク確立時間導出部により導出されたリンク確立時間とデータ転送時間導出部により導出されたデータ転送時間とを比較し、当該比較結果に基づき、自己とリンクを確立していない情報端末装置とのリンクに該当する第1の経路と、自己とリンクを確立している情報端末装置を経由する第2の経路とのいずれかを選択することにより、アドホックネットワークなどにおいて、まだリンクが確立されていない経路を含む複数の経路からデータ転送のために効率のよい経路を選択することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
実施の形態1.
複数の情報端末装置が相互にリンクを確立して形成するアドホックネットワークの一例を、図1に示す。図1において、アドホックネットワークはデバイスa〜fにより構成されている。デバイスa〜fは、いずれも本実施の形態に係る情報端末装置の例であり、互いにBT通信を行うものとする。それぞれのデバイスは、相互にリンクを確立している場合にBTにより直接通信可能であるが、当然、リンクを確立していないデバイスとも間接的に通信可能である。つまり、それぞれのデバイスは、リンクを確立していないデバイスとは、他のリンクを確立しているデバイスを経由して通信を行うことができる。
図1に示したアドホックネットワークは、ピコネットAとピコネットBを含むスキャタネットワークである。ピコネットAでは、デバイスaがマスタであり、デバイスb〜dがスレーブである。ピコネットBでは、デバイスdがマスタであり、デバイスa、e、fがスレーブである。図1のように形成されたアドホックネットワークにおいて、スレーブ同士がデータ転送する方法として以下の方法を用いることができる。
(1)ピコネット内のマスタを経由して、データ転送先のデバイスにデータを転送する方法:
例えば、デバイスcからデバイスfにデータを転送する場合、デバイスcは、自己からデバイスa、dを経由してデバイスfに到達する経路を介してデータを転送する。
(2)ピコネット内のマスタを経由せずに、マスタ/スレーブ切り替え処理を行い、データ転送先のデバイスとリンク確立をすることにより、データを転送する方式:
例えば、デバイスcからデバイスfにデータを転送する場合、デバイスcは、自己とデバイスfとの間にリンクを確立し、自己をマスタ、デバイスfをスレーブとするピコネットを形成することにより、データを直接デバイスfに転送する。このとき、例えば、デバイスaはマスタからスレーブに切り替わり、デバイスcをマスタとするピコネットにスレーブとして参加する。この場合、デバイスb、dも同じピコネットにスレーブとして参加することができる。また、例えば、デバイスaはそのままマスタとしてピコネットAを存続させてもよい。この場合、デバイスcはピコネットAにおいてはスレーブのまま、デバイスfをスレーブとする新たなピコネットにおいてマスタとなる。このように、上記のマスタ/スレーブ切り替え処理とは、デバイスがスレーブからマスタになったり、マスタからスレーブになったりする処理のほか、1つのピコネットにおいてスレーブとなっているデバイスが、自己をマスタとして新たなピコネットを形成する処理などを含むものである。
図2は、本実施の形態に係る情報端末装置100の構成を示すブロック図である。
本実施の形態において、情報端末装置100は、記憶装置101、通信装置102、CPU103(Central・Processing・Unit)、テーブル情報管理装置104、入力装置105、データ通信選択装置106、出力装置107、バス108を備える。情報端末装置100は、例えば、携帯電話機やPDA(登録商標)(Personal・Digital・Assistant)などとして実施できる。
図2において、記憶装置101は、音楽や画像のようなファイルを持つ装置であり、ハードディスク装置で実現する場合もあれば、フラッシュメモリ装置で実現する場合もある。記憶装置101は、主にPC(パーソナルコンピュータ)や携帯電話機などに内蔵されるか、あるいは外部接続可能な永続的な記憶装置(不揮発性メモリ)であるが、揮発性メモリを含んでいてもよい。
記憶装置101の構成を図3に示す。
記憶装置101は、第1の記憶部1011、第2の記憶部1012を有する。第1の記憶部1011は、アドホックネットワーク上で転送されるデータを記憶する。第2の記憶部1012は、テーブル情報200を記憶する。テーブル情報200は、アドホックネットワークを構築している情報端末装置100のそれぞれが独自に保持する情報である。図1に示した例では、デバイスa〜fはそれぞれ独自のテーブル情報200を保持する。
テーブル情報200の構成要素を図4に示す。
テーブル情報200は、属性情報201と認証情報202を含む。
属性情報201は、アドホックネットワーク内の他の情報端末装置100と通信を行うための情報である。属性情報201には、例えば、他の情報端末装置100にデータを転送するための経路(特に、最適経路)を示す経路情報2011や、それぞれの情報端末装置100がマスタであるか、スレーブであるかを示すマスタ/スレーブ情報2012などの情報端末装置100の属性を示す情報が含まれる。経路情報2011は、例えば、自己(その経路情報2011を保持する情報端末装置100)を親とした木構造のような形式をとってもよい。図1に示した例では、例えば、デバイスaは、デバイスb〜fにデータを転送するための経路を示す経路情報2011を保持する。また、ピコネットAでは、デバイスaがマスタであり、デバイスb〜dがスレーブであることや、ピコネットBでは、デバイスdがマスタであり、デバイスa、e、fがスレーブであることを示すマスタ/スレーブ情報2012を保持する。
認証情報202は、他の情報端末装置100が自己(その認証情報202を保持する情報端末装置100)とリンクを確立するための認証に必要な情報である。認証情報202には、例えば、自己を識別するため、あるいは周波数ホッピングなどを管理するために他の情報端末装置100により利用されるBTアドレス2021やBTクロック2022が含まれる。これらは、BTにおいて、FHS(Frequency・Hop・Synchronization)パケットに含まれる情報であり、グループ識別IDとして用いることができる。また、認証情報202には、パスキー2023が含まれる。通常、BTにより初めて通信する機器との間では、同一のパスキー2023を双方に入力し、認証を行う必要がある。本実施の形態においては、パスキー2023がテーブル情報200に含まれていて、通信相手の機器に自動的に通知される。さらに、認証情報202には、自己の機器の種別(デバイスクラス)を表す情報やデバイス名などが含まれていてもよい。BTでは、デバイスクラスとして、例えば「携帯電話」、「パーソナルコンピュータ」、「PDA(登録商標)」などの一般的な機器が予め規定されている。デバイス名は、ユーザが個々の機器を認識できるように設定する情報であり、ユーザが任意に変更することができる。図1に示した例では、例えば、デバイスaは、デバイスaのBTアドレス2021、BTクロック2022、パスキー203などを保持する。
情報端末装置100は、上記のようなテーブル情報200を使用することにより、高速にリンク確立を行うことが可能となる。
次に、通信装置102の構成を図5に示す。
通信装置102は、他の情報端末装置100とBTによる通信を確立することが可能なBT通信部1021とBTとは異なる通信を確立することが可能な非BT通信部1022とを持つ装置である。BT通信部1021は、第2の通信部の一例である。BT通信部1021は、所定の通信方式の一例として、BTを用いてデータを転送する。また、非BT通信部1022は、第1の通信部の一例である。非BT通信部1022は、自己とリンクを確立していない他の情報端末装置100(第1の情報端末装置100)を検出する。そして、所定の通信方式より近距離向けの通信方式の一例として、非接触IC、微弱電磁波などを用いて、近接した第1の情報端末装置100にテーブル情報200を送信したり、第1の情報端末装置100からテーブル情報200を受信したりする。例えば、情報端末装置100は、第1の情報端末装置100とデータ通信を行う際に、非BT通信部1022でBTとは異なる通信路を使用してBTにおけるリンク確立を行い、リンク確立した第1の情報端末装置100とBT通信部1021でBT通信路を使用してデータ通信を行う。図1に示した例では、例えば、デバイスcは、デバイスfが所定の距離(非接触ICなどの通信可能距離)まで近づいてきた場合には、デバイスfを検出する。そして、デバイスfとリンクを確立する場合には、互いのテーブル情報200を交換する。
情報端末装置100は、上記のような非BT通信部1022を備えることにより、BT通信とは別の通信路を使用してデータを送受信でき、リンク確立時に必要な属性情報201と認証処理に必要な認証情報202を含むテーブル情報200を取得および管理することにより、高速にリンク確立を行うことが可能となる。
図2において、CPU103は、処理装置の一例である。CPU103は、情報端末装置100の中で、各装置(記憶装置101、通信装置102、テーブル情報管理装置104、入力装置105、データ通信選択装置106、出力装置107など)の制御やデータの計算・加工を行う中枢部分である。入力装置105は、外部からの入力(キー入力など)を行う装置である。出力装置107は、外部への出力(ディスプレイなど)を行う装置である。
次に、テーブル情報管理装置104の構成を図6に示す。
テーブル情報管理装置104は、他の情報端末装置100が持つテーブル情報200を取得するテーブル情報取得部1041と、テーブル情報200が更新された際にネットワーク内の他の情報端末装置100に更新情報を通知するテーブル情報更新部1043と、テーブル情報200から任意の情報端末装置100の情報を破棄するテーブル情報破棄部1044を持つ装置である。
テーブル情報取得部1041は、第2の記憶部1012に記憶されたテーブル情報200に、非BT通信部1022により検出された第1の情報端末装置100と通信を行うための属性情報201が含まれていない場合には、第1の情報端末装置100からテーブル情報200を取得する。このとき、テーブル情報取得部1041は、非BT通信部1022によりBTとは異なる通信路を用いて第1の情報端末装置100からテーブル情報200を取得する。つまり、テーブル情報取得部1041は、他の情報端末装置100とリンクを確立する際、非BT通信部1022により提供された通信路を使用して、その情報端末装置100が持つテーブル情報200を取得する。図1に示した例では、例えば、デバイスcは、デバイスfとリンクを確立する場合には、デバイスfからテーブル情報200を取得する。
テーブル情報破棄部1044は、第2の記憶部1012に記憶されたテーブル情報200から、テーブル情報200(そのうち、少なくとも属性情報201)を削除する。テーブル情報破棄部1044は、テーブル情報200を破棄する条件として、例えば、入力装置105を介してユーザからテーブル情報200の破棄が指示されたか否かを判定し、指示されたと判定された場合に、指示された情報端末装置100のテーブル情報200(そのうち、少なくともその情報端末装置100と通信を行うための属性情報201)を削除する。当然、ユーザからの指示ではなく、他の情報端末装置100からの応答がないと判定した場合、例えば、所定の期間、あるいは所定の回数だけ、再送の要求を実行した後、その情報端末装置100のテーブル情報200を破棄してもよい。図1に示した例では、例えば、デバイスbがアドホックネットワークから離脱した場合に、デバイスbは、ユーザの指示によりすべてのテーブル情報200を破棄する。このとき、例えば、デバイスaは、デバイスbと通信できないことを確認すると、デバイスbのテーブル情報200を破棄する。デバイスaは、具体的には、経路情報2011から、デバイスbと通信を行うための経路を削除したり、マスタ/スレーブ情報2012から、デバイスbに関する部分を削除したりする。
テーブル情報更新部1043は、テーブル情報取得部1041により取得された第1の情報端末装置100のテーブル情報200を第2の記憶部1012に記憶されたテーブル情報200とマージして記憶する。特に、テーブル情報取得部1041により取得されたテーブル情報200に含まれる属性情報201を用いて、第2の記憶部1012に記憶されたテーブル情報200に、第1の情報端末装置100と通信を行うための属性情報201を追加する。そして、その追加内容を示す更新情報を、自己とリンクを確立している他の情報端末装置100(第2の情報端末装置100)にBT通信部1021により通知する。また、テーブル情報更新部1043は、テーブル情報破棄部1044によりテーブル情報200(そのうち、少なくとも属性情報201)が削除された場合に、その削除内容を示す更新情報を第2の情報端末装置100にBT通信部1021により通知する。さらに、テーブル情報更新部1043は、他の情報端末装置100から更新情報をBT通信部1021により取得し、その更新情報を用いて、第2の記憶部1012に記憶されたテーブル情報200を更新する。このように、テーブル情報更新部1043は、アドホックネットワークを形成している情報端末装置100が追加され、または減少した場合に、その情報端末装置100に係る更新内容をネットワーク(自己が属するピコネット)内の他の情報端末装置100に送信し、それぞれの情報端末装置100にテーブル情報200を更新させる。図1に示した例では、例えば、デバイスaとデバイスdがリンクを確立しておらず、今新たにリンクを確立したとすると、デバイスaは、デバイスdから取得するテーブル情報200を用いて、デバイスd〜fと通信を行うための経路を自己が保持する経路情報2011に追加する。そして、その追加内容を示す更新情報をデバイスb、cに通知する。デバイスb、cは、この更新情報に示された追加内容に基づいて、デバイスd〜fと通信を行うための経路を自己が保持する経路情報2011に追加する。また、例えば、デバイスbがアドホックネットワークから離脱したとすると、デバイスaは、経路情報2011やマスタ/スレーブ情報2012から削除された内容を示す更新情報をデバイスc、dに通知する。デバイスaは、さらに、経路情報2011のうち、デバイスbを経由する経路を別の経路に変更し、その変更の内容を示す更新情報をデバイスc、dに通知してもよい。
情報端末装置100は、上記のようなテーブル情報更新部1043を備えることにより、リンク確立時に必要な属性情報201と認証処理に必要な認証情報202を含むテーブル情報200を、アドホックネットワーク全体で効率よく、確実に最新の状態に保つことが可能となる。
次に、データ通信選択装置106の構成を図7に示す。
データ通信選択装置106は、テーブル情報200を用いて、ユーザが指定する情報端末装置100に第2の情報端末装置100(例えば、マスタ)を経由してデータを転送するデータ転送時間を導出するデータ転送時間導出部1061と、自己とユーザが指定する情報端末装置100とのリンクを確立して直接(マスタを経由せずに)データを転送する時間を導出するリンク確立時間導出部1062と、効率のよいデータ通信を行うための経路を選択するデータ通信判定部1063を持つ装置である。ここで、ユーザがデータ通信をする際には、ユーザの情報端末装置100は、テーブル情報200に基づいて、通信可能な他の情報端末装置100の一覧を出力装置107により画面表示する。そして、ユーザは、その一覧からデータ通信の相手端末を入力装置105により指定する。
データ転送時間導出部1061は、CPU103を用いて、第2の情報端末装置100を経由して第1の記憶部1011に記憶されたデータを第1の情報端末装置100へ転送するためのデータ転送時間を導出する。このとき、データ転送時間導出部1061は、BTにおける最大転送速度と第1の記憶部1011に記憶されたデータのサイズとに基づき、第2の記憶部1012に記憶されたテーブル情報200に含まれる属性情報201(特に、経路情報2011)を用いて、データ転送時間を導出してもよい。また、データ転送時間導出部1061は、過去にBT通信部1021によりデータが転送された際のデータ転送速度を第2の記憶部1012に記憶し、そのデータ転送速度とデータのサイズとに基づき、データ転送時間を導出してもよい。また、データ転送時間導出部1061は、BT通信部1021により記憶された応答時間とデータのサイズとに基づき、データ転送時間を導出してもよい。この場合、BT通信部1021は、第2の情報端末装置100を経由する経路(第2の経路)を介して調査用のデータ(調査パケット)を第1の情報端末装置100へ送信し、調査用のデータに対する応答を第1の情報端末装置100から受信し、調査用のデータを送信してからその応答を受信するまでの応答時間を第2の記憶部1012に記憶するものとする。図1に示した例では、例えば、デバイスcは、デバイスa、dを経由してデバイスfに到達する経路を介してデータを転送するためのデータ転送時間を計算する。このとき、デバイスcは、BTの仕様上の最大転送速度、転送するデータのサイズ、過去にデバイスcからデバイスfにデータを転送した際のデータ転送速度やデータ転送時間、調査パケットを送信した際の応答時間などに基づいて、データ転送時間を求める。
リンク確立時間導出部1062は、CPU103を用いて、非BT通信部1022により検出された第1の情報端末装置100とリンクを確立するためのリンク確立時間(呼び出し時間など)を導出する。リンク確立時間導出部1062は、さらに、BTにおける最大転送速度と第1の記憶部1011に記憶されたデータのサイズとに基づき、第1の情報端末装置100とのリンクを介してデータを第1の情報端末装置100へ転送する時間を計算し、その時間をリンク確立時間に加算してもよい。また、リンク確立時間導出部1062は、自己がスレーブである場合に、自己をマスタに切り替えるための時間を計算し、その時間をリンク確立時間に加算してもよい。また、リンク確立時間導出部1062は、自己と第1の情報端末装置100とを含むピコネットを構築するための時間を計算し、その時間をリンク確立時間に加算してもよい。自己がマスタである場合には、このピコネットとして自己をマスタとする既存のピコネットを利用できるため、第1の情報端末装置100がそのピコネットに属するスレーブとなるための時間を加算すればよい(自己に対するスレーブとマスタの切り替え時間は含めなくてよい)。図1に示した例では、例えば、デバイスcは、デバイスfとリンクを確立するためのリンク確立時間を計算する。このとき、デバイスcは、BTの仕様上の最大転送速度、転送するデータのサイズ、調査パケットを送信した際の応答時間などに基づいて、データ転送時間を求め、リンク確立時間に加算してもよい。
データ通信判定部1063は、CPU103を用いて、リンク確立時間導出部1062により導出されたリンク確立時間とデータ転送時間導出部1061により導出されたデータ転送時間とを比較する。そして、その比較結果に基づき、第1の情報端末装置100とのリンク(第1の経路)と第2の情報端末装置100を経由する経路(第2の経路)とのいずれかを選択する。データ通信判定部1063が第1の経路を選択した場合には、BT通信部1021は、第1の情報端末装置100とリンクを確立する。このとき、BT通信部1021は、テーブル情報取得部1041により取得されたテーブル情報200に含まれる認証情報202を用いて、第1の情報端末装置100とリンクを確立する。そして、そのリンクを介してデータを第1の情報端末装置100へ転送する。一方、データ通信判定部1063が第2の経路を選択した場合には、BT通信部1021は、第2の経路を介してデータを第1の情報端末装置100へ転送する。図1に示した例では、例えば、デバイスcは、デバイスfにデータを転送するためには、デバイスa、dを経由する第2の経路を利用すべきか(そのデータ転送時間がリンク確立時間より短いか)、あるいはデバイスfとリンクを確立して、そのリンクを利用すべきか(そのリンク確立時間が第2の経路を利用する場合のデータ転送時間より短いか)を判断する。
情報端末装置100は、上記のようなデータ通信判定部1063を備えることにより、アドホックネットワークなどにおいて、まだリンクが確立されていない経路を含む複数の経路からデータ転送のために効率のよい経路を選択することが可能となる。
上記のように、本実施の形態において、情報端末装置100は、例えば自己がスレーブである場合に、リンク確立時に必要な属性情報201と認証処理に必要な認証情報202を含むテーブル情報200を取得して、ピコネット内のマスタである情報端末装置100を経由してデータ転送する時間とピコネット内のマスタである情報端末装置100を経由せずに直接データを転送する時間を導出し、効率のよい経路を選択することを特徴とする。そのために、情報端末装置100は、
(1)アドホックネットワーク環境下の情報端末装置100における属性情報201および認証情報202を含むテーブル情報200を管理するテーブル情報管理装置104と、
(2)テーブル情報200を用いて、効率のよいデータ通信経路を選択するデータ通信選択装置106とを備えることを特徴とする。
図8は、情報端末装置100のハードウェア資源の一例を示す図である。
図8において、情報端末装置100は、LCD901(液晶ディスプレイ)、キー902、カメラ904、外部メモリ905、スピーカ906、マイク907などのハードウェア資源を備え、これらはバス108などの信号線で接続されている。
図8において、情報端末装置100は、プログラムを実行するCPU103(中央処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU103は、処理装置の一例である。CPU103は、バス108を介してROM913(Read・Only・Memory)、RAM914(Random・Access・Memory)、通信回路915、LCD901、キー902、カメラ904、外部メモリ905、スピーカ906、マイク907、フラッシュメモリ920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。フラッシュメモリ920の代わりに、磁気ディスク装置などの記憶媒体が用いられてもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、外部メモリ905、フラッシュメモリ920は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置101の一例である。通信回路915、キー902、マイク907、カメラ904などは、入力装置105の一例である。また、通信回路915、LCD901、スピーカ906などは、出力装置107の一例である。さらに、通信回路915は、通信装置102の一例である。
フラッシュメモリ920には、オペレーティングシステム921(OS)、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU103、オペレーティングシステム921により実行される。プログラム群923には、本実施の形態の説明において「〜部」、「〜手段」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU103により読み出され実行される。また、ファイル群924には、本実施の形態の説明において、「〜データ」、「〜情報」、「〜ID(IDentifier)」、「〜フラグ」、「〜結果」として説明するデータや情報や信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」や「〜テーブル」の各項目として記憶されている。「〜ファイル」や「〜データベース」や「〜テーブル」は、ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶されたデータや情報や信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU103によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・制御・出力・印刷・表示などのCPU103の処理(動作)に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・制御・出力・印刷・表示などのCPU103の処理中、データや情報や信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、本実施の形態の説明において説明するブロック図やフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号は、RAM914、ROM913、外部メモリ905、フラッシュメモリ920などの記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス108などの伝送媒体により伝送される。
また、本実施の形態の説明において「〜部」、「〜手段」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜工程」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」、「〜手段」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。あるいは、ソフトウェアのみ、あるいは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、あるいは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実現されていても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、メモリなどの記録媒体に記憶される。このプログラムはCPU103により読み出され、CPU103により実行される。即ち、プログラムは、本実施の形態の説明で述べる「〜部」、「〜手段」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、本実施の形態の説明で述べる「〜部」、「〜手段」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
次に、情報端末装置100の動作について説明する。
図1に示した例で、デバイスaとデバイスdがリンクを確立する前のアドホックネットワークを、図9に示す。図10は、図9に示したアドホックネットワークで、デバイスaがデバイスdと初めてリンクを確立するときのデバイスaの動作を示すフローチャートである。
デバイスaにおいて、第2の記憶部1012は、デバイスaのテーブル情報200を記憶する(ステップS100:第2の記憶ステップ)。非BT通信部1022は、デバイスd(第1の情報端末装置100の一例)を検出する(ステップS101:第1の通信ステップ)。この例では、デバイスaがデバイスdと初めてリンクを確立することを前提としている。即ち、第2の記憶部1012に記憶されたテーブル情報200には、デバイスdのテーブル情報200(デバイスdと通信を行うための属性情報201)が含まれていない。そのため、テーブル情報取得部1041は、非BT通信部1022によりデバイスdからテーブル情報200を取得する(ステップS102:テーブル情報取得ステップ)。このとき、デバイスdにおいても同様に、デバイスdのテーブル情報取得部1041がデバイスaのテーブル情報200を取得する。
デバイスaにおいて、BT通信部1021は、デバイスdのテーブル情報200に含まれる認証情報202を用いて、デバイスdとリンクを確立する(ステップS103:第2の通信ステップ)。テーブル情報更新部1043は、デバイスdのテーブル情報200を用いて、第2の記憶部1012に記憶された自己のテーブル情報200を更新する。そして、その更新内容を示す更新情報を、デバイスb、c(第2の情報端末装置100)に通知する(ステップS104:テーブル情報更新ステップ)。
図11を用いて、図9の例でデバイスaがデバイスdからテーブル情報200を取得するときの詳細な処理フローの例を示す。
デバイスaにおいて、テーブル情報取得部1041は、CPU103が入力装置105においてユーザからの入力を検知し、ユーザからの認証処理の開始が指示されたか否かを判定する。指示されていない場合には、指示されたと判定されるまで待機している。当然、ユーザからの指示ではなく、通信装置102における非BT通信部1022が提供する通信路において、近接するデバイスdを認識した場合に、自動的にテーブル情報取得部1041の処理を開始してもよい。
デバイスaがデバイスdを認識した場合、テーブル情報取得部1041は、ステップS200に進む。
ステップS200では、デバイスaにおいて、テーブル情報取得部1041が、記憶装置101にBTのリンク確立時に必要な情報を含むデバイスaのテーブル情報200が保存されているか判定を行う。デバイスaのテーブル情報200が保存されていると判定された場合、ステップS203に進む。デバイスaのテーブル情報200が保存されていないと判定された場合、ステップS201に進む。
ステップS201では、テーブル情報取得部1041が、デバイスaにおけるBTのリンク確立時に必要な情報を含むデバイスaのテーブル情報200を作成する。作成した後に、ステップS202に進む。
ステップS202では、テーブル情報取得部1041が、作成したデバイスaのテーブル情報200を記憶装置101に保存する。記憶装置101に保存した後、ステップS203に進む。
ステップS203では、テーブル情報取得部1041が、非BT通信部1022により、デバイスaからデバイスdへテーブル情報要求を送信する。
ステップS204において、テーブル情報取得部1041が、デバイスdからの応答がないと判定した場合、例えば、所定の期間、あるいは所定の回数だけ、再送の要求を実行した後、処理を終了させるようにしてもよい。
ステップS205では、テーブル情報取得部1041が、デバイスdからデバイスdのテーブル情報200を受信したと判定した場合、そのデバイスdのテーブル情報200を記憶装置101に記憶する。
ステップS206では、テーブル情報更新部1043が、デバイスaのテーブル情報200とデバイスdから受信したデバイスdのテーブル情報200をマージし、マージ済みのテーブル情報200を作成する。
ステップS207では、テーブル情報更新部1043が、マージ済みのテーブル情報200を記憶装置101に記憶する。
ステップS208では、BT通信部1021が、デバイスaの通信相手であるデバイスdにBT通信機能の起動要求を行い、待機する。デバイスdは、BT通信機能の起動要求を受信した場合、BT通信機能を起動し、起動したことを示す応答をデバイスaに送信する。デバイスaにおいて、BT通信部1021は、デバイスdからの応答がないと判定した場合、例えば、所定の期間、あるいは所定の回数だけ、再送の要求を実行した後、処理を終了させるようにしてもよい。
また、S208では、非BT通信部1022が、デバイスaのテーブル情報200をデバイスdに送信する。デバイスdでは、テーブル情報更新部1043によりテーブル情報200が更新される。
ステップS209では、デバイスaにおいて、BT通信部1021が、デバイスdにおけるBT機能が起動しているか判定を行う。BT通信部1021は、デバイスdからの応答がないと判定した場合、例えば、所定の期間、あるいは所定の回数だけ、再送の要求を実行した後、処理を終了させるようにしてもよい。
ステップS210では、BT通信部1021が、デバイスaにおけるBT通信機能を起動する。この際に、BT通信部1021は、テーブル情報200のBTアドレス2021やBTクロック2022を用いてデバイスaとデバイスdにおけるリンク確立を行う。
図12を用いて、図9の例でデバイスdがデバイスaから更新情報を通知されたときの詳細な処理フローの例を示す。
デバイスdにおいて、デバイスaからの更新情報(更新内容)を受信した場合に、テーブル情報更新部1043は、ステップS220に進む。
ステップS220では、テーブル情報更新部1043が、デバイスaから受信した更新内容を記憶装置101に記憶する。
ステップS221では、テーブル情報更新部1043が、受信した更新内容とデバイスdのテーブル情報200とを比較し、更新内容が新規であるかどうか判断する。更新内容が新規である場合、ステップS222に進む。更新内容が新規でない場合、処理を終了する。
ステップS222では、テーブル情報更新部1043が、デバイスdがマスタかスレーブかどうかを判断する。デバイスdがマスタである場合、ステップS223に進む。デバイスdがスレーブである場合、ステップS224に進む。
ステップS223では、テーブル情報更新部1043が、デバイスdのテーブル情報200を使用して同じピコネット内のスレーブ(ピコネットBでは、デバイスa、e、fがスレーブであるが、更新情報の送信元であるデバイスaは除くため、デバイスeとデバイスf)に更新内容を送信し、ステップS225に進む。ステップS224では、テーブル情報更新部1043が、デバイスdのテーブル情報200を使用して同じピコネット内のマスタに更新内容を送信し、ステップS225に進む。
ステップS225では、テーブル情報更新部1043が、デバイスaから受信した更新情報とデバイスdが持つデバイスdのテーブル情報200をマージする(更新内容を反映させる)。
図13は、図1に示したアドホックネットワークで、デバイスcがリンクを確立していないデバイスfにデータを転送するときのデバイスcの動作を示すフローチャートである。
デバイスcにおいて、第1の記憶部1011は、デバイスfに転送するデータを記憶する(ステップS300:第1の記憶ステップ)。第2の記憶部1012は、デバイスcのテーブル情報200を記憶する(ステップS301:第2の記憶ステップ)。非BT通信部1022は、デバイスf(第1の情報端末装置100の一例)を検出する(ステップS302:第1の通信ステップ)。この例では、デバイスcがデバイスfとリンクを確立しない場合には、デバイスa、dを経由してデバイスfにデータを転送することを前提としている。即ち、第2の記憶部1012に記憶されたテーブル情報200には、デバイスfのテーブル情報200(デバイスfと通信を行うための属性情報201)が含まれている。そのため、テーブル情報取得部1041は、非BT通信部1022によりデバイスfからテーブル情報200を取得する必要はないが、リンクを確立するために認証情報202を新たに(再び)取得する必要がある場合には、デバイスfからテーブル情報200を取得する(ステップS303:テーブル情報取得ステップ)。
デバイスcにおいて、データ転送時間導出部1061は、CPU103を用いて、デバイスa(第2の情報端末装置100)、デバイスdを経由して第1の記憶部1011に記憶されたデータをデバイスfへ転送するためのデータ転送時間を導出する(ステップS304:データ転送時間導出ステップ)。リンク確立時間導出部1062は、CPU103を用いて、デバイスfとリンクを確立するためのリンク確立時間を導出する(ステップS305:リンク確立時間導出ステップ)。データ通信判定部1063は、CPU103を用いて、リンク確立時間とデータ転送時間とを比較し、その比較結果に基づき、デバイスfとのリンク(第1の経路)とデバイスa、dを経由する経路(第2の経路)とのいずれかを選択する(ステップS306:データ通信判定ステップ)。データ通信判定部1063が第1の経路を選択した場合には、BT通信部1021は、デバイスfのテーブル情報200に含まれる認証情報202を用いて、デバイスfとリンクを確立する。そして、そのリンクを介してデータをデバイスfへ直接転送する。一方、データ通信判定部1063が第2の経路を選択した場合には、BT通信部1021は、デバイスa、dを経由する第2の経路を介してデータをデバイスfへ転送する(ステップS307:第2の通信ステップ)。
上記のように、本実施の形態において、情報端末装置100は、データ転送時間導出部1061によりデータ通信時間を導出し、リンク確立時間導出部1062によりリンク確立時間を導出する。そして、このデータ通信時間とリンク確立時間を用いてデータ通信判定部1063より効率のよい通信路を選択することでデータ通信の効率化を図ることができる。
上記ステップS304では、データ転送時間導出部1061が、CPU103が、入力装置105においてユーザからの入力を検知し、ユーザからのデータ通信の開始が指示されたか否かを判定し、指示されたと判定されるまで待機していてもよい。また、データ転送時間導出部1061は、転送するデータサイズと、テーブル情報200に含まれる経路情報2011とBT仕様の最大転送速度から情報端末装置100間のデータ転送時間を導出し、記憶装置101に記録してもよい。また、データ転送時間導出部1061は、デバイスcとデバイスf間でデータ通信を行う際に、過去にデータを転送した際のデータ転送速度を記憶装置101に記憶しておき、転送するデータサイズと、過去のデータ転送速度からデータ転送時間を導出してもよい。また、データ転送時間導出部1061は、デバイスcとデバイスf間のデータ転送速度を導出するために、調査パケットとなるデータをデバイスcからデバイスfに送信することによりデータ転送速度を導出し、転送するデータサイズと、導出されたデータ転送速度からデータ転送時間を導出してもよい。
上記ステップS305では、リンク確立時間導出部1062が、デバイスcがスレーブの場合は、スレーブ/マスタの切り替え時間と、テーブル情報200を用いてデバイスfが構成するピコネットへの参加要求時間と、BT仕様の最大転送速度を用いて導出したデータ転送時間からリンク確立時間を導出し、記憶装置101に記録してもよい。
以上のように、本実施の形態で説明した情報端末装置は、
近接された情報端末装置との第1の通信部と、前記第1の通信部と異なる第2の通信部を持つ通信装置と、
リンク確立時に必要な属性情報と認証処理に必要な認証情報を含むテーブル情報と画像や音楽などのデータを格納する記憶装置と、
近接している情報端末装置から第2の通信部を使用して、前記テーブル情報を取得および管理を行うテーブル情報管理装置と、
近接された情報端末装置に対して第1の通信部を使用してデータ信号を送る際に、前記テーブル情報を使用して効率のよい経路を選択するデータ通信選択装置と、
各装置の制御やデータの計算・加工を行うCPUと、
外部からの入力(キー入力など)や外部への出力(ディスプレイなど)を含む入出力装置とを有することを特徴とする。
前記テーブル情報管理装置は、
第1の情報端末装置が第2の情報端末装置と初めて接続を確立する際に、第2の通信部を使用して第2の情報端末装置が持つテーブル情報を取得するテーブル情報取得部と、
形成しているアドホックネットワークにおける情報端末装置が追加または減少した場合、それぞれの情報端末装置においてテーブル情報を更新するテーブル情報更新部と、
テーブル情報の破棄を指示された場合に、テーブル情報を破棄するテーブル情報破棄部とを有することを特徴とする。
前記情報端末装置は、テーブル情報取得部によって取得されるテーブル情報を当該情報端末装置が持つテーブル情報とマージすることによって、アドホックネットワーク環境下における情報端末装置の属性情報および認証情報を把握し、高速にリンクを確立することを特徴とする。
前記情報端末装置は、テーブル情報更新部によって当該情報端末装置が更新内容を当該アドホックネットワークに属する情報端末装置に知らせ、それぞれの情報端末装置のテーブル情報を更新することによって、現状のアドホックネットワーク環境下における情報端末装置の属性情報および認証情報を把握することを特徴とする。
前記情報端末装置は、テーブル情報破棄部によって指定の情報端末装置におけるテーブル情報を破棄することにより、現状のアドホックネットワーク環境下における情報端末装置の属性情報および認証情報を把握することを特徴とする。
前記データ通信選択装置は、
第1の情報端末装置が第2の情報端末装置にデータ通信する場合、
第1の情報端末装置における前記テーブル情報の属性から相手端末を指定した際に、
前記テーブル情報を用いてデータを転送するデータ転送時間を導出するデータ転送時間導出部と、
第1の情報端末装置と第2の情報端末装置に直接リンク確立する時間を導出するリンク確立時間導出部と、
前記データ転送時間導出部から導出されたデータ転送時間と前記リンク確立時間導出部から導出されたリンク確立時間を比較し、効率のよい通信路を選択するデータ通信判定部とを持つことを特徴とする。
前記情報端末装置は、データ転送時間導出部によって、転送するデータサイズと、前記テーブル情報に含まれる経路情報と通信路における最大転送速度を用いて、第1の情報端末装置と第2の情報端末装置との間のデータ転送時間を導出することによって、データ転送時間を知ることを特徴とする。
前記情報端末装置は、データ転送時間導出部によって、データ転送した際のデータ転送速度を記憶装置に記録し、記憶しているデータ転送速度が存在する際に、以前データ転送した際のデータ転送速度と転送するデータサイズから情報端末装置間のデータ転送時間を導出することによって、データ転送時間を知ることを特徴とする。
前記情報端末装置は、データ転送時間導出部によって、端末間のデータ転送速度を測定するために、調査パケットを相手通信端末に送信し応答が返ってくる時間から速度を求め、導出されたデータ転送速度とデータ転送サイズから端末間のデータ転送時間を導出することによって、データ転送時間を得ることを特徴とする。
前記情報端末装置は、リンク確立時間導出部によって、所有するテーブル情報を用いて第1の情報端末装置が構成するアドホックネットワークへの参加要求時間と通信路における最大転送速度から導出した最大転送時間を含むリンク確立する時間を導出することによって、リンク確立時間を得ることを特徴とする。
前記情報端末装置は、データ通信判定部によって、前記データ転送時間導出部から得たデータ転送時間と、前記リンク確立時間導出部より得たリンク確立時間を比較し、効率のよい経路を判定することによって、効率のよい経路を選択することを特徴とする。
前記情報端末装置は、第1の通信部の通信技術としてBT通信部、第2の通信部の通信技術としてBTとは異なる非BT通信部を有することを特徴とする。
前記情報端末装置は、リンク確立時間導出部によって、データ転送する第1の情報端末装置がスレーブの場合、スレーブ/マスタを切り替え時間と、所有するテーブル情報を用いて第1の情報端末装置が構成するアドホックネットワークへの参加要求時間と、BT仕様の最大転送速度から導出した最大転送時間を含むリンク確立する時間を導出することによって、リンク確立時間を知ることを特徴とする。
実施の形態1におけるアドホックネットワークの一例を示す概念図である。 実施の形態1に係る情報端末装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る記憶装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るテーブル情報の内容を示す図である。 実施の形態1に係る通信装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るテーブル情報管理装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るデータ通信選択装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1における情報端末装置のハードウェア資源の一例を示す図である。 実施の形態1におけるアドホックネットワークの一例を示す概念図である。 実施の形態1に係る情報端末装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る情報端末装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る情報端末装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る情報端末装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 情報端末装置、101 記憶装置、102 通信装置、103 CPU、104 テーブル情報管理装置、105 入力装置、106 データ通信選択装置、107 出力装置、108 バス、200 テーブル情報、201 属性情報、202 認証情報、901 LCD、902 キー、904 カメラ、905 外部メモリ、906 スピーカ、907 マイク、913 ROM、914 RAM、915 通信回路、920 フラッシュメモリ、921 オペレーティングシステム、923 プログラム群、924 ファイル群、1011 第1の記憶部、1012 第2の記憶部、1021 BT通信部、1022 非BT通信部、1041 テーブル情報取得部、1043 テーブル情報更新部、1044 テーブル情報破棄部、1061 データ転送時間導出部、1062 リンク確立時間導出部、1063 データ通信判定部、2011 経路情報、2012 マスタ/スレーブ情報、2021 BTアドレス、2022 BTクロック、2023 パスキー。

Claims (12)

  1. 相互にリンクを確立している場合に所定の通信方式を用いて直接通信可能な情報端末装置において、
    データを記憶する第1の記憶部と、
    自己とリンクを確立していない第1の情報端末装置を検出する第1の通信部と、
    処理装置を用いて、前記第1の通信部により検出された第1の情報端末装置とリンクを確立するためのリンク確立時間を導出するリンク確立時間導出部と、
    前記処理装置を用いて、自己とリンクを確立している第2の情報端末装置を経由して前記第1の記憶部に記憶されたデータを前記第1の情報端末装置へ転送するためのデータ転送時間を導出するデータ転送時間導出部と、
    前記処理装置を用いて、前記リンク確立時間導出部により導出されたリンク確立時間と前記データ転送時間導出部により導出されたデータ転送時間とを比較し、当該比較結果に基づき、前記第1の情報端末装置とのリンクに該当する第1の経路と前記第2の情報端末装置を経由する第2の経路とのいずれかを選択するデータ通信判定部と、
    前記データ通信判定部により前記第1の経路が選択された場合には、前記第1の情報端末装置とリンクを確立し、当該リンクを介して前記データを前記第1の情報端末装置へ転送し、前記データ通信判定部により前記第2の経路が選択された場合には、前記第2の経路を介して前記データを前記第1の情報端末装置へ転送する第2の通信部とを備え
    前記所定の通信方式は、1つのネットワークが複数のデバイスで構成され、当該複数のデバイスのいずれか1つがマスタとなり、残りがスレーブとなってそれぞれマスタとの間にリンクを確立し、同じネットワーク内のスレーブ同士の通信がマスタを通じて行われる通信方式であり、
    前記リンク確立時間導出部は、自己が前記第2の情報端末装置をマスタとするネットワーク内のスレーブである場合、前記第2の情報端末装置をマスタとするネットワークを存続させたまま、自己をマスタとし、前記第1の情報端末装置をスレーブとする新たなネットワークを構築するための時間を計算し、当該時間を前記リンク確立時間に加算し、
    前記第2の通信部は、自己が前記第2の情報端末装置をマスタとするネットワーク内のスレーブである場合において、前記データ通信判定部により前記第1の経路が選択された場合には、前記第2の情報端末装置をマスタとするネットワークを存続させたまま、前記新たなネットワークを構築することで前記第1の情報端末装置とリンクを確立することを特徴とする情報端末装置。
  2. 記情報端末装置は、さらに、
    自己とリンクを確立するための認証情報を含むとともに他の情報端末装置と通信を行うための属性情報を含むテーブル情報を記憶する第2の記憶部と、
    前記第2の記憶部に記憶されたテーブル情報に、前記第1の通信部により検出された第1の情報端末装置と通信を行うための属性情報が含まれていない場合には、前記所定の通信方式以外の通信方式を用いて前記第1の情報端末装置からテーブル情報を取得するテーブル情報取得部とを備え、
    前記第2の通信部は、前記テーブル情報取得部により取得されたテーブル情報に含まれる認証情報を用いて、前記第1の情報端末装置とリンクを確立し、
    前記情報端末装置は、さらに、
    前記テーブル情報取得部により取得されたテーブル情報に含まれる属性情報を用いて、前記第2の記憶部に記憶されたテーブル情報に、前記第1の情報端末装置と通信を行うための属性情報を追加し、当該追加内容を示す更新情報を前記第2の情報端末装置に通知するテーブル情報更新部を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報端末装置。
  3. 前記情報端末装置は、さらに、
    前記第2の記憶部に記憶されたテーブル情報から、属性情報を削除するテーブル情報破棄部を備え、
    前記テーブル情報更新部は、前記テーブル情報破棄部により属性情報が削除された場合に、当該削除内容を示す更新情報を前記第2の情報端末装置に通知することを特徴とする請求項2に記載の情報端末装置。
  4. 前記テーブル情報更新部は、他の情報端末装置から更新情報を取得し、当該更新情報を用いて、前記第2の記憶部に記憶されたテーブル情報を更新することを特徴とする請求項2に記載の情報端末装置。
  5. 前記テーブル情報取得部は、前記所定の通信方式より近距離向けの通信方式を用いて前記第1の情報端末装置からテーブル情報を取得することを特徴とする請求項2に記載の情
    報端末装置。
  6. 記データ転送時間導出部は、前記所定の通信方式における最大転送速度と前記データのサイズとに基づき、前記第2の記憶部に記憶されたテーブル情報に含まれる属性情報を用いて、前記データ転送時間を導出することを特徴とする請求項2に記載の情報端末装置。
  7. 前記データ転送時間導出部は、過去に前記第2の通信部によりデータが転送された際のデータ転送速度を前記第2の記憶部に記憶し、前記第2の記憶部に記憶されたデータ転送速度と前記データのサイズとに基づき、前記データ転送時間を導出することを特徴とする請求項2に記載の情報端末装置。
  8. 前記第2の通信部は、前記第2の経路を介して調査用のデータを前記第1の情報端末装置へ送信し、前記調査用のデータに対する応答を前記第1の情報端末装置から受信し、前記調査用のデータを送信してから当該応答を受信するまでの応答時間を前記第2の記憶部に記憶し、
    前記データ転送時間導出部は、前記第2の通信部により記憶された応答時間と前記第1の記憶部に記憶されたデータのサイズとに基づき、前記データ転送時間を導出することを特徴とする請求項2に記載の情報端末装置。
  9. 記リンク確立時間導出部は、前記所定の通信方式における最大転送速度と前記データのサイズとに基づき、前記第1の情報端末装置とのリンクを介して前記データを前記第1の情報端末装置へ転送する時間を計算し、当該時間を前記リンク確立時間に加算することを特徴とする請求項1に記載の情報端末装置。
  10. 前記第2の通信部は、Bluetooth(登録商標)を用いて前記データを転送し、
    前記リンク確立時間導出部は、前記新たなネットワークを構築するための時間として、自己をマスタし、前記第1の情報端末装置をスレーブする新たなピコネットを構築するための時間を計算し、当該時間を前記リンク確立時間に加算することを特徴とする請求項1に記載の情報端末装置。
  11. 相互にリンクを確立している場合に所定の通信方式を用いて直接通信可能な情報端末装置を用いるデータ通信方法において、
    データを記憶装置に記憶する第1の記憶ステップと、
    自己とリンクを確立していない第1の情報端末装置を検出する第1の通信ステップと、
    処理装置を用いて、前記第1の通信ステップにより検出された第1の情報端末装置とリンクを確立するためのリンク確立時間を導出するリンク確立時間導出ステップと、
    前記処理装置を用いて、自己とリンクを確立している第2の情報端末装置を経由して前記第1の記憶ステップにより記憶されたデータを前記第1の情報端末装置へ転送するためのデータ転送時間を導出するデータ転送時間導出ステップと、
    前記処理装置を用いて、前記リンク確立時間導出ステップにより導出されたリンク確立時間と前記データ転送時間導出ステップにより導出されたデータ転送時間とを比較し、当該比較結果に基づき、前記第1の情報端末装置とのリンクに該当する第1の経路と前記第2の情報端末装置を経由する第2の経路とのいずれかを選択するデータ通信判定ステップ
    と、
    前記データ通信判定ステップにより前記第1の経路が選択された場合には、前記第1の情報端末装置とリンクを確立し、当該リンクを介して前記データを前記第1の情報端末装置へ転送し、前記データ通信判定ステップにより前記第2の経路が選択された場合には、前記第2の経路を介して前記データを前記第1の情報端末装置へ転送する第2の通信ステップとを備え
    前記所定の通信方式は、1つのネットワークが複数のデバイスで構成され、当該複数のデバイスのいずれか1つがマスタとなり、残りがスレーブとなってそれぞれマスタとの間にリンクを確立し、同じネットワーク内のスレーブ同士の通信がマスタを通じて行われる通信方式であり、
    前記リンク確立時間導出ステップは、自己が前記第2の情報端末装置をマスタとするネットワーク内のスレーブである場合、前記第2の情報端末装置をマスタとするネットワークを存続させたまま、自己をマスタとし、前記第1の情報端末装置をスレーブとする新たなネットワークを構築するための時間を計算し、当該時間を前記リンク確立時間に加算し、
    前記第2の通信ステップは、自己が前記第2の情報端末装置をマスタとするネットワーク内のスレーブである場合において、前記データ通信判定ステップにより前記第1の経路が選択された場合には、前記第2の情報端末装置をマスタとするネットワークを存続させたまま、前記新たなネットワークを構築することで前記第1の情報端末装置とリンクを確立することを特徴とするデータ通信方法。
  12. 前記データ通信方法は、さらに、
    自己とリンクを確立するための認証情報を含むとともに他の情報端末装置と通信を行うための属性情報を含むテーブル情報を前記記憶装置に記憶する第2の記憶ステップと、
    前記第2の記憶ステップにより記憶されたテーブル情報に、前記第1の通信ステップにより検出された第1の情報端末装置と通信を行うための属性情報が含まれていない場合には、前記第1の情報端末装置からテーブル情報を取得するテーブル情報取得ステップとを備え、
    前記第2の通信ステップは、前記テーブル情報取得ステップにより取得されたテーブル情報に含まれる認証情報を用いて、前記第1の情報端末装置とリンクを確立し、
    前記データ通信方法は、さらに、
    前記テーブル情報取得ステップにより取得されたテーブル情報に含まれる属性情報を用いて、前記第2の記憶ステップにより記憶されたテーブル情報に、前記第1の情報端末装置と通信を行うための属性情報を追加し、当該追加内容を示す更新情報を前記第2の情報端末装置に通知するテーブル情報更新ステップを備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ通信方法。
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