JP2009130400A - 通信端末、その方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】
処理能力に劣る通信端末によるネットワーク登録処理を抑制させる。
【解決手段】
通信端末は、ネットワークへの登録を要求する他の通信端末に対してネットワークの情報の通知を行なうか否かを示す通知許可情報を保持し、ネットワークを介して接続された他の通信端末の処理能力と自端末の処理能力とを比較し、比較の結果、他の通信端末よりも自端末の処理能力が低い場合に、通知許可情報に通知不許可を設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークを介して通信する通信端末、その方法及びプログラムに関する。
分散制御型ネットワークにおいては、無線通信端末間での通信の開始に際して、ネットワークへの登録処理と、通信先となる無線通信端末への接続処理とを実施しなければならない場合がある。一般的に、ネットワークへの登録処理は、ネットワークに参加しているどの無線通信端末に依頼してもかまわない。ネットワークへ新たに参加する端末は、ネットワークへ既に参加している端末からネットワーク情報を取得し、その情報を元にネットワークへの登録処理を行う。
ネットワークへの登録処理に際して、ある無線通信端末からネットワーク情報が取得できない場合は、それとは別の無線通信端末に対してネットワーク情報を要求する。ネットワーク登録を分散制御しているため、どの端末が新規端末のネットワーク登録を受けるかは、無線通信端末の判断に依存する。
そのような中で、ネットワークへの登録処理には、認証における鍵生成プロセスが伴う。特に、ソフトウェアで鍵生成プロセスを実施する場合には、非常に重い処理となる。なお、ハードウェアにより実施する場合であっても、この処理自体が重いため、例えば、複数の端末からネットワーク登録要求を同時に受けたとき等には、負荷が大きく処理が重くなる。
従来、このような認証にかかる負担を軽減させる技術(特許文献1)や、また、無線通信端末間で生じる処理の負担を軽減させる技術(特許文献2)が提案されている。
特開2005−252961号公報 特開2004−158947号公報
上記したネットワークにおいては、処理能力に劣る無線通信端末、例えば、カメラがネットワーク構成員である場合に、新たにネットワークに参加する端末がたまたまカメラに対してネットワークへの登録要求を出してしまうケースがある。この場合、ネットワーク登録処理に時間がかかり、カメラの撮像処理の妨げになってしまう可能性がある。
本発明は、処理能力に劣る通信端末によるネットワーク登録処理を抑制させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様による通信端末は、ネットワークへの登録を要求する他の通信端末に対して該ネットワークの情報の通知を行なうか否かを示す通知許可情報を管理する管理手段と、前記ネットワークを介して接続された他の通信端末の処理能力と自端末の処理能力とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果、前記他の通信端末よりも自端末の処理能力が低い場合に、前記管理手段により管理された通知許可情報に通知不許可を設定する設定手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明の一態様による通信端末の処理方法は、ネットワークへの登録を要求する他の通信端末に対して該ネットワークの情報の通知を行なうか否かを示す通知許可情報を管理する管理工程と、前記ネットワークを介して接続された他の通信端末の処理能力と自端末の処理能力とを比較する比較工程と、前記比較工程による比較の結果、前記他の通信端末よりも自端末の処理能力が低い場合に、前記管理工程で管理された通知許可情報に通知不許可を設定する設定工程とを含むことを特徴とする。
また、本発明の一態様による制御処理プログラムは、通信端末に内蔵されたコンピュータを、ネットワークへの登録を要求する他の通信端末に対して該ネットワークの情報の通知を行なうか否かを示す通知許可情報を管理する管理手段、前記ネットワークを介して接続された他の通信端末の処理能力と自端末の処理能力とを比較する比較手段、前記比較手段による比較の結果、前記他の通信端末よりも自端末の処理能力が低い場合に、前記管理手段により管理された通知許可情報に通知不許可を設定する設定手段として機能させる。
本発明によれば、処理能力に劣る通信端末によるネットワーク登録処理を抑制させられる。
以下、本発明に係わる通信端末、その方法及びプログラムの一実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下、実施形態においては、各通信端末間が無線ネットワークを介して通信する無線通信システムを例に挙げて説明するが、これに限られず、本発明は、有線で構成されるシステムであっても適用できる。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係わる無線通信システムの全体構成の一例を示す図である。
この無線通信システムでは、ネットワーク101を介して無線通信端末A、無線通信端末B、無線通信端末C(以下、これらを総称して無線通信端末100と言う)が接続されている。なお、図1では、無線通信端末A及び無線通信端末Bは、既にネットワーク101に参加しているが、無線通信端末Cは、ネットワーク101に参加を試みている状態となっている。
無線通信端末100各々は、無線通信機能を備えネットワーク101を介して無線通信を行なう。これら無線通信端末100によるネットワーク101への参加に際しては、例えば、ネットワーク登録処理、通信相手先端末との接続処理が必要となる。ネットワーク登録処理は、既にネットワーク101に参加している無線通信端末であれば、どの端末に依頼してもよい。ただし、無線通信端末A〜Cには、通知許可情報(以下、ネットワーク情報通知許可フラグと言う)が備えられており、このフラグがオンされている端末のみ、ネットワーク登録に際して当該ネットワークへの登録を所望する端末にネットワーク情報の通知を行なう。したがって、ネットワーク情報通知許可フラグがオン(通知許可)の端末は、ネットワーク登録処理を受け付け、当該フラグがオフ(通知不許可)の端末は、ネットワーク登録処理を受け付けないことになる。各無線通信端末100では、ネットワーク101に向けて随時或いは定期的に、このネットワーク情報通知許可フラグのオン、オフに関する情報を送出している。なお、ネットワーク登録処理では、ネットワークへ登録される側の端末と、ネットワークへの登録処理を行なう側の端末との間で鍵生成プロセスや、機種種別の交換等が行なわれる。
ここで、図2を用いて、無線通信端末A〜Cにおける処理の流れについて簡単に説明する。なお、ここでは、無線通信端末Aのみがネットワーク101に参加しており、無線通信端末B及びCは、まだネットワーク101に参加していないものとする。
無線通信端末Aには、ネットワーク情報通知許可フラグにオンが設定されている(ステップS101)。無線通信端末Bは、ネットワーク101に参加するため、無線通信端末Aにネットワーク情報を要求し(ステップS102)、無線通信端末Aからネットワーク情報の応答を受ける(ステップS103)。
無線通信端末Bは、応答を受けたネットワーク情報に基づき無線通信端末Aにネットワーク登録を要求する(ステップS104)。無線通信端末Aでは、無線通信端末Bのネットワーク登録を実施する(ステップS105)。この処理の終了後、無線通信端末Bのネットワーク101への参加が認められる。なお、無線通信端末Bのネットワーク情報通知許可フラグには、当該ネットワークへの参加とともにオンが設定される(ステップS106)。
無線通信端末A及び無線通信端末B各々は、ネットワーク登録処理に際して通信相手先端末から取得した機種種別を参照する。無線通信端末Aは、自端末よりも無線通信端末Bの方が処理能力が高くまた、そのネットワーク情報許可通知フラグにオンが設定されていると、自端末のネットワーク情報通知許可フラグをオフに設定する(ステップS107)。なお、自端末よりも処理能力の高い他の端末の存在が認められた場合に、処理能力に劣る端末側のネットワーク情報通知許可フラグをオフにするのは、処理能力に劣る端末において、ネットワーク登録処理を極力実施させないようにするためである。これは上述した通り、ネットワーク登録処理に際しては、鍵生成プロセス等の処理が伴い、ある程度の性能が要求されるためである。なお、ネットワーク情報通知許可フラグのオン/オフの切り替えは、ネットワーク内にネットワーク登録を実施できる他の端末の存在が認められた場合に行なわれるため、ネットワーク内には必ずネットワーク登録処理を受ける端末が存在することになる。そのため、ネットワークへの参加を求める端末が当該ネットワークへ参加できなくなると言った不具合も生じない。
さて、無線通信端末Cは、ネットワーク101へ参加するため、ネットワーク情報を要求する(ステップS108及びステップS109)。このとき、無線通信端末Aからは、ネットワーク情報通知許可フラグがオフである旨が送出されており、無線通信端末Bからは、ネットワーク情報通知許可フラグがオンである旨が送出されている。そのため、無線通信端末Cは、ネットワーク情報通知許可フラグがオンである無線通信端末Bにこの要求を送信しネットワーク情報の応答を受ける(ステップS110)。これにより、無線通信端末Bにおいて、無線通信端末Cのネットワーク登録が行なわれ、無線通信端末Cのネットワーク101への参加が認められる(ステップS111及びステップS112)。このとき、無線通信端末Bと無線通信端末Cとの間でも、各端末において処理能力の比較と、ネットワーク情報通知許可フラグのオン、オフ状態を確認し、その結果により、ネットワーク情報通知許可フラグのオン、オフを切替える。
次に、図3を用いて、図1に示す無線通信端末100の機能的な構成の一例について説明する。
無線通信端末100は、CPU11と、RAM12と、ROM13と、通信制御部14と、無線インターフェース14aと、他端末フラグ判定部15と、フラグ管理部16と、機種種別情報管理部17と、処理能力比較部18とを具備して構成される。
CPU(Central Processing Unit)11は、無線通信端末100を統括制御する。CPU11は、例えば、RAM12をワーク領域としてROM13に格納された各種プログラム(例えば、本発明を実施するための制御処理プログラム)を実行することで無線通信端末100を制御する。
RAM(Random Access Memory)12は、各種データを一時的に記憶し、ROM(Read Only Memory)13は、各種プログラムや、設定情報等を記憶する。なお、ROM13は、書き換え可能なタイプのものであってもよい。
無線インターフェース14aは、ネットワーク101を介して他の無線通信端末と無線通信を行なう。
通信制御部14は、ネットワーク情報通知許可フラグのオン、オフに関する情報を送出する機能、ネットワーク登録処理を実施する機能、ネットワーク情報を要求或いは通知する機能等を有し、無線インターフェース14a介した無線通信処理全般を制御する。この他、通信相手先端末との接続処理を実施する機能等も有する。
他端末フラグ判定部15は、通信相手先端末のネットワーク情報通知許可フラグがオンであるかオフであるかを判定する。
フラグ管理部16は、自端末のネットワーク情報通知許可フラグを生成する機能、当該フラグにオン、オフを切替設定する機能、当該フラグを保持する機能等を有する。また、フラグ管理部16は、ネットワーク情報通知許可フラグの管理全般を行なう。なお、ネットワーク情報通知許可フラグは、例えば、RAM12や、ROM13等に記憶され保持されてもよい。
機種種別情報管理部17は、機種種別とその処理能力を示す機種種別情報とを対応付けて管理する。なお、機種種別情報は、例えば、ROM13等に記憶して管理するようにしてもよい。
処理能力比較部18は、自端末と通信相手先端末の処理能力を比較する。この比較は、機種種別情報管理部17に管理された機種種別情報に基づき行なわれる。
以上が、無線通信端末100における機能的な構成についての説明である。なお、この構成は、必ずしも図3に図示した通りに実現される必要はない。例えば、通信制御部14、他端末フラグ判定部15、フラグ管理部16、機種種別情報管理部17、処理能力比較部18の一部或いは全ては、CPU11がROM13に記憶されたプログラムを実行することで実現されてもよい。勿論、専用のハードウェアを用いて実現されてもよい。
次に、図4を用いて、図3に示す無線通信端末100における処理を示すフローチャートについて説明する。ここでは、無線通信端末100がネットワークに参加する際の処理の流れを示す。
この処理は、無線通信端末100の電源が入れられ、無線通信端末100が起動すると開始される(ステップS201)。起動後、無線通信端末100は、通信制御部14において、無線インターフェース14aを介してネットワーク探索要求を送出し、接続先となるネットワークを探索する(ステップS202)。ここで、接続先となるネットワークが見つからなければ(ステップS203でNO)、無線通信端末100は、新たにネットワークを生成する。このとき、無線通信端末100は、フラグ管理部16において、ネットワーク情報通知許可フラグを生成し、オンを設定する(ステップS206)。
その後、無線通信端末100は、他の無線通信端末からネットワーク情報の要求を受信するまで待機する(ステップS207でNO)。この受信待機中にネットワーク情報の要求を受信した場合(ステップS207でYES)、無線通信端末100は、通信制御部14において、無線インターフェース14aを介して当該要求送信元の無線通信端末にネットワーク情報を応答する。そして、その端末からの要求に応じてネットワーク登録を実施する(ステップS208)。なお、このネットワーク登録に際しては、通信相手先端末の機器種別等の取得がなされる。
また、接続先となるネットワークが見つかった場合には(ステップS203でYES)、当該ネットワーク内にネットワーク情報通知許可フラグがオンに設定された無線通信端末が見つかるまで探索を行なう(ステップS204でNO)。すなわち、ネットワーク情報通知許可フラグがオンの情報を送出している無線通信端末の探索を行なう。
この探索により該当の無線通信端末が見つかれば(ステップS204でYES)、無線通信端末100は、通信制御部14において、当該端末からネットワーク情報を取得した後、当該端末により自端末のネットワーク登録を行なう(ステップS205)。
さて、ステップS205或いはステップS208の処理が終了すると、無線通信端末100は、処理能力比較部18において、通信相手先端末が自端末よりも処理能力が高いか否かの判定を行う。なお、自端末よりも処理能力が高いか否かは、例えば、ネットワーク登録処理等に際して取得できる通信相手先端末の機種種別と自端末の機種種別とに基づき判定される。
この結果、通信相手先端末の方が自端末よりも処理能力が高ければ(ステップS209でYES)、無線通信端末100は、他端末フラグ判定部15において、当該通信相手先端末のネットワーク情報通知許可フラグがオンであるか否かの判定を行う。判定の結果、当該通信相手先端末のネットワーク情報通知許可フラグがオンであった場合には(ステップS210でYES)、フラグ管理部16において、自端末のネットワーク情報通知許可フラグをオフに設定する(ステップS211)。そうでなかった場合には(ステップS210でNO)、フラグ管理部16において、自端末のネットワーク情報通知許可フラグをオンに設定する(ステップS212)。
また、ステップS209において、通信相手先端末の方が自端末よりも処理能力が低ければ(ステップS209でNO)、無線通信端末100は、フラグ管理部16において、自端末のネットワーク情報通知許可フラグをオンに設定する(ステップS212)。
なお、ステップS209〜ステップS212におけるネットワーク情報通知許可フラグのオン/オフの切り替えは、他の端末と接続処理がなされたタイミング等で行なうようにしてもよい。その場合、無線通信端末100は、接続処理等に際して、通信相手先端末から機種種別を取得する都度、ステップS209〜ステップS212の処理を繰り返し、ネットワーク情報通知許可フラグの更新を行なう。
また、上記説明では、自端末と通信相手先端末との処理能力の比較後、通信相手先端末のネットワーク情報通知許可フラグを判定し、その結果に基づき自端末のネットワーク情報通知許可フラグのオン/オフを切り替えたが、この処理は変更してもよい。例えば、自端末と通信相手先端末との処理能力の比較結果だけに基づいて自端末のネットワーク情報通知許可フラグのオン/オフを切り替えるようにしてもよい。すなわち、図4のステップS210の処理を省いてもよい。
(実施形態2)
次に、実施形態2について説明する。実施形態2においては、処理能力の例として、CPU使用率に基づくCPU空き処理能力を例に挙げて説明する。実施形態2においては、自端末と通信相手先端末とのCPU使用率の関係(CPU空き処理能力の関係)に応じてネットワーク情報通知許可フラグのオン、オフを切り替える場合について説明する。なお、実施形態2における全体構成は、実施形態1における図1と同様となるため、その説明については省略する。
図5は、実施形態2に係わる無線通信端末100の機能的な構成の一例を示す図である。なお、実施形態1における図3と同一の符号が付してあるものは同一であり、同様の機能を果たす。ここでは、実施形態1における図3と相違する点についてのみ説明する。
無線通信端末100は、CPU11と、RAM12と、ROM13と、通信制御部14と、無線インターフェース14aと、他端末フラグ判定部15と、フラグ管理部16と、空き処理能力情報管理部19と、空き処理能力比較部20とを具備して構成される。すなわち、実施形態1における図3の構成から、機種種別情報管理部17、処理能力比較部18が除かれ、空き処理能力情報管理部19と、空き処理能力比較部20とが新たに追加されている。
空き処理能力情報管理部19は、CPU使用率に基づいて自端末のCPUの空き処理能力を測定する機能、当該測定に基づきCPU空き情報を生成並びに設定する機能、CPU空き情報を保持する機能等を有する。また、空き処理能力情報管理部19は、CPUの空き処理能力に関する管理全般を行なう。なお、CPU空き情報は、例えば、RAM12や、ROM13等に記憶され保持されてもよい。本実施形態におけるCPU空き情報は、その数値が小さい程CPUの空き処理能力が十分にあり、数値が大きい程CPUの空き処理能力がないものとする。なお、CPU空き情報は5段階に限られず、何段階設けてもかまわない。
空き処理能力比較部20は、自端末と通信相手先端末の空き処理能力を比較する。すなわち、CPU空き情報に基づき両端末の処理能力を比較する。
以上が、実施形態2に係わる無線通信端末100における機能的な構成についての説明である。なお、この構成は、必ずしも図5に図示した通りに実現される必要はない。例えば、通信制御部14、他端末フラグ判定部15、フラグ管理部16、空き処理能力情報管理部19、空き処理能力比較部20の一部或いは全ては、CPU11がROM13に記憶されたプログラムを実行することで実現されてもよい。勿論、専用のハードウェアを用いて実現されてもよい。
ここで、図6を用いて、実施形態2に係わる無線通信端末A〜Cにおける処理の流れについて簡単に説明する。なお、ここでは、無線通信端末Aのみがネットワーク101に参加しており、無線通信端末B及びCは、まだネットワーク101に参加していないものとする。
無線通信端末Aには、ネットワーク情報通知許可フラグにオンが設定され、CPU空き情報に4が設定されているものとする(ステップS301)。無線通信端末Bは、ネットワーク101に参加するため、無線通信端末Aにネットワーク情報を要求し(ステップS302)、無線通信端末Aからネットワーク情報の応答を受ける(ステップS303)。
無線通信端末Bは、応答を受けたネットワーク情報に基づき無線通信端末Aにネットワーク登録を要求する(ステップS304)。無線通信端末Aでは、無線通信端末Bのネットワーク登録を実施する(ステップS305)。この処理の終了後、無線通信端末Bのネットワーク101への参加が認められる。なお、無線通信端末Bには、CPU空き情報に2が設定されているものとする。
無線通信端末A及び無線通信端末B各々は、自端末と相手先端末とのCPU空き情報を参照する。無線通信端末BのCPU空き情報が2であり、無線通信端末AのCPU空き情報が4である。したがって、無線通信端末Aの空き処理能力よりも無線通信端末Bの空き処理能力が高いことが両端末間で認識される。よって、無線通信端末Bは、ネットワーク情報通知許可フラグにオンを設定する(ステップS306)。また、無線通信端末Aは、自端末よりも無線通信端末Bの方がCPUの処理能力に空きがありまた、そのネットワーク情報許可通知フラグにオンが設定されているため、自端末のネットワーク情報通知許可フラグをオフに設定する(ステップS307)。なお、自端末よりも空き処理能力が十分にある他の端末の存在が認められた場合に、空き処理能力の低い端末側のフラグをオフにするのは、CPUの空き処理能力の低い端末において、ネットワーク登録処理を極力実施させないようにするためである。これは上述した通り、ネットワーク登録処理に際しては、鍵生成プロセス等の処理が伴い、ある程度の性能が要求されるためである。なお、ネットワーク情報通知許可フラグのオン/オフの切り替えは、ネットワーク内にネットワーク登録を実施できる他の端末の存在が認められた場合に行なわれるため、ネットワーク内には必ずネットワーク登録処理を受ける端末が存在することになる。そのため、ネットワークへの参加を求める端末が当該ネットワークへ参加できなくなると言った不具合も生じない。
さて、無線通信端末Cは、ネットワーク101へ参加するため、ネットワーク情報を要求する(ステップS308及びステップS309)。このとき、無線通信端末Aからは、ネットワーク情報通知許可フラグがオフである旨が送出されており、無線通信端末Bからは、ネットワーク情報通知許可フラグがオンである旨が送出されている。そのため、無線通信端末Cは、ネットワーク情報通知許可フラグがオンである無線通信端末Bにこの要求を送信しネットワーク情報の応答を受ける(ステップS310)。これにより、無線通信端末Bにおいて、無線通信端末Cのネットワーク登録が行なわれ、無線通信端末Cのネットワーク101への参加が認められる(ステップS311及びステップS312)。このとき、無線通信端末Bと無線通信端末Cとの間でも、各端末においてCPUの空き処理能力の比較と、ネットワーク情報通知許可フラグのオン、オフ状態を確認し、その結果により、ネットワーク情報通知許可フラグのオン、オフを切替える。
次に、図7を用いて、図5に示す無線通信端末100における処理を示すフローチャートについて説明する。ここでは、無線通信端末100がネットワークに参加する際の処理の流れを示す。
この処理は、無線通信端末100の電源が入れられ、無線通信端末100が起動すると開始される(ステップS401)。起動が済むと無線通信端末100は、空き処理能力情報管理部19において、CPUの空き処理能力を測定し、その測定結果をCPU空き情報として設定する(ステップS402)。なお、CPU空き情報は、例えば、ネットワーク登録処理等が実施されるタイミング等で更新される。
無線通信端末100は、通信制御部14において、無線インターフェース14aを介してネットワーク探索要求を送出し、接続先となるネットワークを探索する(ステップS403)。ここで、接続先となるネットワークが見つからなければ(ステップS404でNO)、無線通信端末100は、新たにネットワークを生成する。このとき、無線通信端末100は、フラグ管理部16において、ネットワーク情報通知許可フラグを生成し、オンを設定する(ステップS407)。
その後、無線通信端末100は、他の無線通信端末からネットワーク情報の要求を受信するまで待機する(ステップS408でNO)。この受信待機中にネットワーク情報の要求を受信した場合(ステップS408でYES)、無線通信端末100は、通信制御部14において、無線インターフェース14aを介して当該要求送信元の無線通信端末にネットワーク情報を応答する。そして、その端末からの要求に応じてネットワーク登録を実施する(ステップS409)。
また、接続先となるネットワークが見つかった場合には(ステップS404でYES)、当該ネットワーク内にネットワーク情報通知許可フラグがオンに設定された無線通信端末が見つかるまで探索を行なう(ステップS405でNO)。すなわち、ネットワーク情報通知許可フラグがオンの情報を送出している無線通信端末の探索を行なう。
この探索により該当の無線通信端末が見つかれば(ステップS405でYES)、無線通信端末100は、通信制御部14において、当該端末からネットワーク情報を取得した後、当該端末により自端末のネットワーク登録を行なう(ステップS406)。
さて、ステップS406或いはステップS409の処理が終了すると、無線通信端末100は、空き処理能力比較部20において、通信相手先端末が自端末よりもCPUの処理能力に空きがあるか否かの判定を行う。なお、自端末よりもCPUの処理能力に空きがあるか否かは、例えば、ネットワーク登録処理等に際して取得できる通信相手先端末のCPU空き情報と自端末のCPU空き情報とに基づき判定される。
この結果、通信相手先端末が自端末よりもCPUの処理能力に空きがあれば(ステップS410でYES)、無線通信端末100は、他端末フラグ判定部15において、当該通信相手先端末のネットワーク情報通知許可フラグがオンであるか否かを判定する。判定の結果、当該通信相手先端末のネットワーク情報通知許可フラグがオンであった場合には(ステップS411でYES)、フラグ管理部16において、自端末のネットワーク情報通知許可フラグをオフに設定する(ステップS412)。そうでなかった場合には(ステップS411でNO)、フラグ管理部16において、自端末のネットワーク情報通知許可フラグをオンに設定する(ステップS413)。
また、通信相手先端末の方が自端末よりもCPU処理能力に空きがなければ(ステップS410でNO)、無線通信端末100は、フラグ管理部16において、自端末のネットワーク情報通知許可フラグをオンに設定する(ステップS413)。
なお、ステップS410〜ステップS413におけるネットワーク情報通知許可フラグのオン/オフの切り替えは、他の端末と接続処理がなされたタイミング等で行なうようにしてもよい。その場合、無線通信端末100は、接続処理等に際して、通信相手先端末からCPU空き情報を取得する都度、ステップS410〜ステップS413の処理を繰り返し、ネットワーク情報通知許可フラグの更新を行なう。
また、上記説明では、自端末と通信相手先端末との空き処理能力の比較後、通信相手先端末のネットワーク情報通知許可フラグを判定し、その結果に基づき自端末のネットワーク情報通知許可フラグのオン/オフを切り替えたが、この処理は変更してもよい。例えば、自端末と通信相手先端末との空き処理能力の比較結果だけに基づいて自端末のネットワーク情報通知許可フラグのオン/オフを切り替えるようにしてもよい。すなわち、図7のステップS411の処理を省いてもよい。
また、実施形態2においては、CPUの空き処理能力によりCPU使用率を評価する場合について説明したが、CPU使用率をこれ以外の情報(例えば、CPUの使用率を示す割合情報等)によって評価するようにしてもよい。また更に、例えば、CPUスペックをも考慮してCPU使用率を評価するようにしてもよい。
(実施形態3)
次に、実施形態3について説明する。実施形態3においては、処理能力の例として、優先度を例に挙げて説明する。実施形態3においては、自端末と通信相手先端末との優先度の関係に応じてネットワーク情報通知許可フラグのオン、オフを切り替える場合について説明する。なお、実施形態3における全体構成は、実施形態1における図1と同様となるため、その説明については省略する。
図8は、実施形態3に係わる無線通信端末100の機能的な構成の一例を示す図である。なお、実施形態1における図3と同一の符号が付してあるものは同一であり、同様の機能を果たす。ここでは、実施形態1における図3と相違する点についてのみ説明する。
無線通信端末100は、CPU11と、RAM12と、ROM13と、通信制御部14と、無線インターフェース14aと、他端末フラグ判定部15と、フラグ管理部16と、優先度情報管理部21と、優先度比較部22とを具備して構成される。すなわち、実施形態1における図3の構成から、機種種別情報管理部17、処理能力比較部18が除かれ、優先度情報管理部21と、優先度比較部22とが新たに追加されている。
優先度情報管理部21は、ネットワーク登録処理を実施する端末の優先度を示す優先度情報を生成並びに設定する機能、優先度情報を保持する機能等を有する。また、優先度情報管理部21は、優先度情報に関する管理全般を行なう。なお、優先度情報は、例えば、RAM12や、ROM13等に記憶され保持されてもよい。本実施形態における優先度情報は、その数値が小さい程優先度が高く、数値が大きい程優先度が低いものとする。なお、優先度は5段階に限られず、何段階設けてもかまわない。優先度情報管理部21による優先度の設定は、例えば、自端末の処理能力や機種種別等に基づき自動的に設定されてもよいし、また、ユーザの設定操作に基づき設定されてもよい。なお、本実施形態における優先度は、自端末の処理能力に基づき定められたものとするが、優先度はこれ以外の基準に基づき自由に設定されてもよい。
優先度比較部22は、自端末と通信相手先端末の優先度を比較する。すなわち、優先度情報に基づき両端末の処理能力を比較する。
以上が、実施形態3に係わる無線通信端末100における機能的な構成についての説明である。なお、この構成は、必ずしも図8に図示した通りに実現される必要はない。例えば、通信制御部14、他端末フラグ判定部15、フラグ管理部16、優先度情報管理部21、優先度比較部22の一部或いは全ては、CPU11がROM13に記憶されたプログラムを実行することで実現されてもよい。勿論、専用のハードウェアを用いて実現されてもよい。
ここで、図9を用いて、実施形態3に係わる無線通信端末A〜Cにおける処理の流れについて簡単に説明する。なお、ここでは、無線通信端末Aのみがネットワーク101に参加しており、無線通信端末B及びCは、まだネットワーク101に参加していないものとする。
無線通信端末Aには、ネットワーク情報通知許可フラグにオンが設定され、優先度情報に3が設定されているものとする(ステップS501)。無線通信端末Bは、ネットワーク101に参加するため、無線通信端末Aにネットワーク情報を要求し(ステップS502)、無線通信端末Aからネットワーク情報の応答を受ける(ステップS503)。
無線通信端末Bは、応答を受けたネットワーク情報に基づき無線通信端末Aにネットワーク登録を要求する(ステップS504)。無線通信端末Aでは、無線通信端末Bのネットワーク登録を実施する(ステップS505)。この処理の終了後、無線通信端末Bのネットワーク101への参加が認められる。なお、無線通信端末Bには、優先度情報に2が設定されているものとする。
ここで、無線通信端末A及び無線通信端末B各々は、自端末と相手先端末との優先度情報を参照する。無線通信端末Bの優先度情報が2であり、無線通信端末Aの優先度情報が3である。したがって、無線通信端末Aの優先度よりも無線通信端末Bの優先度が高いことが両端末間で認識される。よって、無線通信端末Bは、ネットワーク情報通知許可フラグにオンを設定する(ステップS506)。また、無線通信端末Aは、自端末よりも無線通信端末Bの方が優先度が高くまた、そのネットワーク情報許可通知フラグにオンが設定されているため、自端末のネットワーク情報通知許可フラグをオフに設定する(ステップS507)。なお、自端末よりも優先度の高い他の端末の存在が認められた場合に、優先度の低い端末側のネットワーク情報通知許可フラグをオフにするのは、優先度の低い端末において、ネットワーク登録処理を極力実施させないようにするためである。なお、ネットワーク情報通知許可フラグのオン/オフの切り替えは、ネットワーク内にネットワーク登録を実施できる他の端末の存在が認められた場合に行なわれるため、ネットワーク内には必ずネットワーク登録処理を受ける端末が存在することになる。そのため、ネットワークへの参加を求める端末が当該ネットワークへ参加できなくなると言った不具合も生じない。
さて、無線通信端末Cは、ネットワーク101へ参加するため、ネットワーク情報を要求する(ステップS508及びステップS509)。このとき、無線通信端末Aからは、ネットワーク情報通知許可フラグがオフである旨が送出されており、無線通信端末Bからは、ネットワーク情報通知許可フラグがオンである旨が送出されている。そのため、無線通信端末Cは、ネットワーク情報通知許可フラグがオンである無線通信端末Bにこの要求を送信しネットワーク情報の応答を受ける(ステップS510)。これにより、無線通信端末Bにおいて、無線通信端末Cのネットワーク登録が行なわれ、無線通信端末Cのネットワーク101への参加が認められる(ステップS511及びステップS512)。このとき、無線通信端末Bと無線通信端末Cとの間でも、各端末において優先度情報の比較と、ネットワーク情報通知許可フラグのオン、オフ状態を確認し、その結果により、ネットワーク情報通知許可フラグのオン、オフを切替える。
次に、図10を用いて、図8に示す無線通信端末100における処理を示すフローチャートについて説明する。ここでは、無線通信端末100がネットワークに参加する際の処理の流れを示す。
この処理は、無線通信端末100の電源が入れられ、無線通信端末100が起動すると開始される(ステップS601)。起動が済むと無線通信端末100は、優先度情報管理部21において、優先度情報を設定する(ステップS602)。
無線通信端末100は、通信制御部14において、無線インターフェース14aを介してネットワーク探索要求を送出し、接続先となるネットワークを探索する(ステップS603)。ここで、接続先となるネットワークが見つからなければ(ステップS604でNO)、無線通信端末100は、新たにネットワークを生成する。このとき、無線通信端末100は、フラグ管理部16において、ネットワーク情報通知許可フラグを生成し、オンを設定する(ステップS607)。
その後、無線通信端末100は、他の無線通信端末からネットワーク情報の要求を受信するまで待機する(ステップS608でNO)。この受信待機中にネットワーク情報の要求を受信した場合(ステップS608でYES)、無線通信端末100は、通信制御部14において、無線インターフェース14aを介して当該要求送信元の無線通信端末にネットワーク情報を応答する。そして、その端末からの要求に応じてネットワーク登録を実施する(ステップS609)。
また、接続先となるネットワークが見つかった場合には(ステップS604でYES)、当該ネットワーク内にネットワーク情報通知許可フラグがオンに設定された無線通信端末が見つかるまで探索を行なう(ステップS605でNO)。すなわち、ネットワーク情報通知許可フラグがオンの情報を送出している無線通信端末の探索を行なう。
この探索により該当の無線通信端末が見つかれば(ステップS605でYES)、無線通信端末100は、通信制御部14において、当該端末からネットワーク情報を取得した後、当該端末により自端末のネットワーク登録を行なう(ステップS606)。
さて、ステップS606或いはステップS609の処理が終了すると、無線通信端末100は、優先度比較部22において、通信相手先端末が自端末よりも優先度が高いか否かの判定を行う。なお、自端末よりも優先度が高いか否かは、例えば、ネットワーク登録処理等に際して取得できる通信相手先端末の優先度情報と自端末の優先度情報とに基づき判定される。
この結果、通信相手先端末の方が自端末よりも優先度が高ければ(ステップS610でYES)、無線通信端末100は、他端末フラグ判定部15において、当該通信相手先端末のネットワーク情報通知許可フラグがオンであるか否かの判定を行う。判定の結果、当該通信相手先端末のネットワーク情報通知許可フラグがオンであった場合には(ステップS611でYES)、フラグ管理部16において、自端末のネットワーク情報通知許可フラグをオフに設定する(ステップS612)。そうでなかった場合には(ステップS611でNO)、フラグ管理部16において、自端末のネットワーク情報通知許可フラグをオンに設定する(ステップS613)。
また、ステップS610において、通信相手先端末の方が自端末よりも優先度が低ければ(ステップS610でNO)、無線通信端末100は、フラグ管理部16において、自端末のネットワーク情報通知許可フラグをオンに設定する(ステップS613)。
なお、ステップS610〜ステップS613におけるネットワーク情報通知許可フラグのオン/オフの切り替えは、他の端末と接続処理がなされたタイミング等で行なうようにしてもよい。その場合、無線通信端末100は、接続処理等に際して、通信相手先端末から優先度情報を取得する都度、ステップS610〜ステップS613の処理を繰り返し、ネットワーク情報通知許可フラグの更新を行なう。
また、上記説明では、自端末と通信相手先端末との優先度の比較後、通信相手先端末のネットワーク情報通知許可フラグを判定し、その結果に基づき自端末のネットワーク情報通知許可フラグのオン/オフを切り替えたが、この処理は変更してもよい。例えば、自端末と通信相手先端末との優先度の比較結果だけに基づいて自端末のネットワーク情報通知許可フラグのオン/オフを切り替えるようにしてもよい。すなわち、図10のステップS611の処理を省いてもよい。
以上のように、実施形態1から3によれば、処理能力に劣る無線通信端末、例えば、カメラや携帯電話等によるネットワーク登録処理を抑制させられる。これにより、カメラや携帯電話等にネットワーク登録処理による処理負荷がかかり難くなり、これら装置の動作を安定化させることができる。
なお、本発明は、上記及び図面に示す実施形態に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できる。
例えば、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施態様をとることもできる。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は、ソフトウェアのプログラムをシステム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置に内蔵されたコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することにより前述した実施形態の機能が達成される場合を含む。この場合、供給されるプログラムは実施形態で図に示したフローチャートに対応したコンピュータプログラムである。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OS(Operating System)に供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
コンピュータプログラムを供給するためのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体としては以下が挙げられる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることが挙げられる。この場合、ダウンロードされるプログラムは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布するという形態をとることもできる。この場合、所定の条件をクリアしたユーザに、インターネットを介してホームページから暗号を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用して暗号化されたプログラムを実行し、プログラムをコンピュータにインストールさせるようにもできる。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどとの協働で実施形態の機能が実現されてもよい。この場合、OSなどが、実際の処理の一部又は全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれて前述の実施形態の機能の一部或いは全てが実現されてもよい。この場合、機能拡張ボードや機能拡張ユニットにプログラムが書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行なう。
実施形態1に係わる無線通信システムの全体構成の一例を示す図である。 実施形態1に係わる無線通信端末における処理の流れの一例を示すシーケンスチャートである。 実施形態1に係わる無線通信端末100の機能的な構成の一例について説明する。 実施形態1に係わる無線通信端末100における処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態2に係わる無線通信端末100の機能的な構成の一例を示す図である。 実施形態2に係わる無線通信端末における処理の流れの一例を示すシーケンスチャートである。 実施形態2に係わる無線通信端末100における処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態3に係わる無線通信端末100の機能的な構成の一例を示す図である。 実施形態3に係わる無線通信端末における処理の流れの一例を示すシーケンスチャートである。 実施形態3に係わる無線通信端末100における処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 無線通信端末
101 ネットワーク
11 CPU
12 RAM
13 ROM
14 通信制御部
14a 無線インターフェース
15 他端末フラグ判定部
16 フラグ管理部
17 機種種別情報管理部
18 処理能力比較部
19 空き処理能力情報管理部
20 空き処理能力比較部
21 優先度情報管理部
22 優先度比較部

Claims (8)

  1. ネットワークへの登録を要求する他の通信端末に対して該ネットワークの情報の通知を行なうか否かを示す通知許可情報を管理する管理手段と、
    前記ネットワークを介して接続された他の通信端末の処理能力と自端末の処理能力とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果、前記他の通信端末よりも自端末の処理能力が低い場合に、前記管理手段により管理された通知許可情報に通知不許可を設定する設定手段と
    を具備することを特徴とする通信端末。
  2. 前記通知許可情報に通知許可を設定し該ネットワークに送出している通信端末を該ネットワークへの登録に際して探索し、該探索された通信端末へ該ネットワークの情報の通知を要求する要求手段
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  3. 他の通信端末で管理される前記通知許可情報に通知許可又は通知不許可の何れが設定されているかを判定する判定手段
    を更に具備し、
    前記設定手段は、
    前記比較手段による比較により前記他の通信端末よりも自端末の処理能力が低くかつ、前記判定手段により他の通信端末の前記通知許可情報に通知許可が設定されていると判定された場合に、前記管理手段により管理された通知許可情報に通知不許可を設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  4. 前記比較手段は、
    前記他の通信端末から受信した機種種別に対応する処理能力と自端末の処理能力とを比較する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  5. 前記処理能力は、CPU使用率に基づく情報である
    ことを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  6. 前記処理能力は、通信端末の優先度に基づく情報である
    ことを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  7. ネットワークへの登録を要求する他の通信端末に対して該ネットワークの情報の通知を行なうか否かを示す通知許可情報を管理する管理工程と、
    前記ネットワークを介して接続された他の通信端末の処理能力と自端末の処理能力とを比較する比較工程と、
    前記比較工程による比較の結果、前記他の通信端末よりも自端末の処理能力が低い場合に、前記管理工程で管理された通知許可情報に通知不許可を設定する設定工程と
    を含むことを特徴とする通信端末の処理方法。
  8. 通信端末に内蔵されたコンピュータを、
    ネットワークへの登録を要求する他の通信端末に対して該ネットワークの情報の通知を行なうか否かを示す通知許可情報を管理する管理手段、
    前記ネットワークを介して接続された他の通信端末の処理能力と自端末の処理能力とを比較する比較手段、
    前記比較手段による比較の結果、前記他の通信端末よりも自端末の処理能力が低い場合に、前記管理手段により管理された通知許可情報に通知不許可を設定する設定手段
    として機能させるための制御処理プログラム。
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