JP7209658B2 - 電動車両 - Google Patents

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Description

本発明は、バッテリが収納されメインフレームに対して着脱自在な追加フレームを有した電動車両に関する。
従来から、電動モータ及びバッテリを搭載し、ペダルに付与される踏力を前記電動モータの駆動作用下に増力することで少ない踏力で走行可能な電動車両が知られている。例えば、特許文献1に開示された電動自転車では、ヘッドパイプから後方下方へと延在するダウンチューブとシートを保持するシートチューブとを繋ぐトップチューブを備えており、前記トップチューブに対してバッテリが着脱自在に設けられている。
そして、バッテリの電力を、ダウンチューブの下端に設けられたパワーユニットの電動モータへと供給することで、運転者がペダルを踏み込んで走行する際に電動モータの出力を補助出力として後輪へと伝達している。
特開2000-272567号公報
一般的に、上述したような電動自転車においては、搭載可能なバッテリの容量が限られており、前記容量に応じて走行可能な距離が決まってしまうため、できるだけ多くのバッテリを搭載したり容量を増やしたいという要望がある。
しかしながら、上述した特許文献1の電動自転車のように、トップチューブにバッテリを搭載する構成とした場合、該トップチューブを備えたスポーツタイプの車両形態となってしまい、運転者が乗り降りする際の使い勝手が良くないという課題がある。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、使い勝手に応じた車両形態とすることができ、しかもバッテリの容量を増加させることで走行可能距離を延ばすことが可能な電動車両を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の態様は、ヘッドパイプ(18)と、ヘッドパイプ(18)から後方へ向けて下方へと延在するメインフレーム(84、126)と、メインフレーム(84、126)に固定された部位から上方へと延在してシート(42)を保持するシートフレーム(22)と、メインフレーム(84、126)に支持され通電作用下に駆動力を発生するモータユニット(14)と、メインフレーム(84、126)及びシートフレーム(22)の少なくともいずれか一方に収納され、モータユニット(14)に電力を供給する第1のバッテリ(16a、16b)とを備えた電動車両(80、120)において、
メインフレーム(84、126)とシートフレーム(22)とを接続する追加フレーム(82、122)を有し、追加フレーム(82、122)がメインフレーム(84、126)及びシートフレーム(22)に対して着脱自在に設けられると共に、その内部に第2のバッテリ(98)が収納され、
メインフレーム(84、126)に形成され追加フレーム(82、122)の一端部が挿入される第1開口部(88)と、
シートフレーム(22)に形成され追加フレーム(82、122)の他端部が挿入される第2開口部(48)と、
を有し、
第1開口部(88)に挿入される第2のバッテリ(98)の一端部には、追加フレーム(82)の一端部よりも突出したバッテリ側端子(112)が設けられ、
バッテリ側端子(112)が、第1開口部(88)の内部に配置されモータユニット(14)と電気的に接続されたユニット側端子(92)と接続され
追加フレーム(82、122)がメインフレーム(84、126)及びシートフレーム(22)から取り外された第1の車両形態と、追加フレーム(82、122)がメインフレーム(84、126)及びシートフレーム(22)に接続された第2の車両形態とから、車両形態を選択して利用可能であり、
第1の車両形態では、第1のバッテリ(16a、16b)からモータユニット(14)へと電力を供給可能であり、
第2の車両形態では、第1のバッテリ(16a、16b)及び第2のバッテリ(98)からモータユニット(14)へと電力を供給可能である
本発明によれば、モータユニット(14)を備えた電動車両(80、120)において、ヘッドパイプ(18)から後方へ向けて下方へと延在するメインフレーム(84、126)と、メインフレーム(84、126)に固定された部位から上方へと延在してシート(42)を保持するシートフレーム(22)とを備え、メインフレーム(84、126)とシートフレーム(22)とを接続する追加フレーム(82、122)が着脱自在に設けられると共に、その内部には第2のバッテリ(98)が収納されている。
従って、例えば、剛性の必要とされるスポーツタイプやマウンテンバイク等の車両形態として用いる場合には、メインフレーム(84、126)及びシートフレーム(22)を追加フレーム(82、122)で互いに接続することで車体フレーム(12)の剛性を高めることができ、剛性の必要とされない日常生活で用いる場合には、追加フレーム(2、122)を取り外すことで開放されたメインフレーム(84、126)とシートフレーム(22)との間を通じた運転者の乗降性を高めることができる。
また、追加フレーム(82、122)を接続することで第2のバッテリ(98)からモータユニット(14)への電力の供給が可能となるため、第1のバッテリ(16a、16b)と合わせてバッテリの容量を増加させることができる。
その結果、電動車両(80、120)の使い勝手に応じて追加フレーム(82、122)を着脱して車両形態を変えることで、車体の剛性や利便性を高めることが可能となり、しかも、バッテリの容量を増加させることで走行可能距離を延ばすことができる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、モータユニットを備えた電動車両において、メインフレームとシートフレームとを接続する追加フレームを着脱自在に設けると共に、その内部に第2のバッテリを収納することで、剛性の必要とされる車両形態においては追加フレームを装着することで剛性を高め、日常生活での利便性が求められる場合には、追加フレームを取り外すことでメインフレームとシートフレームとの間を通じた運転者の乗降性を高めることが可能となる。また、追加フレームを接続することで第2のバッテリからモータユニットへの電力の供給が可能となる。
その結果、電動車両の使い勝手に応じて追加フレームを着脱して車両形態を変えることで、車体フレームの剛性や利便性を高めることが可能となり、しかも、バッテリの容量を増加させることで走行可能距離を延ばすことができる。
本発明の第1の実施の形態に係る電動車両の右側面図である。 図1の電動車両における追加フレーム近傍を示す拡大斜視図である。 図1に示す電動車両から追加フレームを取り外した状態を示す右側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電動車両の右側面図である。 図4の電動車両における追加フレーム近傍を示す拡大側面図である。 図6Aは、図4の電動車両から追加フレームを取り外した状態を示す拡大断面図であり、図6Bは、図6Aの電動車両に対して追加フレームを組み付けた状態を示す拡大断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る電動車両の右側面図である。 図7の電動車両における追加フレーム近傍を示す拡大側面図である。 図9Aは、図8の電動車両から追加フレームを取り外した状態を示す拡大断面図であり、図9Bは、図9Aの電動車両に対して追加フレームを組み付けた状態を示す拡大断面図である。
本発明に係る電動車両について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
この第1の実施の形態に係る電動車両は、図1に示されるように、車体フレーム12と、該車体フレーム12の下部に設けられるモータユニット14と、前記車体フレーム12に設けられ前記モータユニット14に電力を供給する第1及び第2バッテリ16a、16bとを含み、前記モータユニット14で発生した駆動力を後輪54に対して伝達可能な電動自転車である。なお、以下の説明では、電動車両10のシート42に着座した運転者の見た方向に従って、前後方向(矢印A1、A2方向)、上下方向(矢印B1、B2方向)として説明する。
また、本実施の形態に係る電動車両10は、図1の電動自転車に限定されるものではなく、モータユニット14によって車輪(前輪34、後輪54)へと駆動力が伝達される各種の電動車両に適用可能である。
車体フレーム12は、図1及び図2に示されるように、車両前端に設けられたヘッドパイプ18と、該ヘッドパイプ18から後方(矢印A2方向)へ向かって下がるように延在するメインフレーム20と、該メインフレーム20の下端から上方に向かって後方(矢印A2方向)へと延在するシートフレーム22と、前記メインフレーム20の下端及び前記シートフレーム22の後端26b近傍に接続されるリアフレーム24と、前記メインフレーム20及び前記シートフレーム22に対して着脱自在に接続される追加フレーム26とを備える。
ヘッドパイプ18には、前方下方へ向かって延在する一対のフロントフォーク28が操向可能に支持されると共に、該フロントフォーク28の上端にはハンドル30が連結され、下端には車軸32を介して前輪34が回転自在に軸支される。
メインフレーム20は、車両の幅中心(左右中心)となるように設けられ、最も上方となる前端がヘッドパイプ18に接続され、該前端から後方下側へと直線状に延在して最も下方となる後端には、モータユニット14が支持されると共にシートフレーム22の下端が接続される。
また、メインフレーム20は中空状に形成され、その内部には該メインフレーム20に沿うように第1バッテリ(第1のバッテリ)16aが収納されており、モータユニット14に対して電気的に接続されることで電力を供給可能に構成される。この第1バッテリ16aは、例えば、長手方向に沿って長尺な形態で形成され、メインフレーム20における延在方向に沿った略中央部近傍に収納され固定されている。
さらに、メインフレーム20の前端近傍において、シートフレーム22に臨む後方側(矢印A2方向)の後側面20a(図2参照)には、断面略矩形状に開口した第1開口部38が形成され、該第1開口部38を介して前記メインフレーム20の内部に後述する追加フレーム26の前端26aが挿入される。また、メインフレーム20において、後側面20aに対して略直交する右側面には、第1開口部38に臨む位置に一対の第1孔部40が形成される。第1孔部40は、メインフレーム20の延在方向に沿って互いに離間して設けられ、該メインフレーム20の内部まで貫通している。
シートフレーム22は、メインフレーム20と同様に、車両の幅中心(左右中心)となるように設けられ、最も下方となる前端がメインフレーム20及びモータユニット14に接続され、該前端から後方上側へ向かって直線状に延在している。そして、シートフレーム22において最も上方となる後端には、シート42の支持されたシートポスト44が挿通され固定されている。
すなわち、メインフレーム20及びシートフレーム22は、図1に示される電動車両10の側面視において、下方(矢印B2方向)において互いに接続され、且つ、上方(矢印B1方向)に向けて互いに前後方向(矢印A1、A2方向)に徐々に離間するように延在したV字状に形成される。
また、シートフレーム22は中空状に形成され、その内部には該シートフレーム22に沿うように第2バッテリ(第1のバッテリ)16bが収納されており、モータユニット14に対して電気的に接続されることで電力を供給可能に構成される。第2バッテリ16bは、例えば、長手方向に沿って長尺な形態で形成され、シートフレーム22における延在方向に沿った略中央部近傍に収納され固定されている。
さらに、シートフレーム22の後端近傍において、メインフレーム20に臨む前方側(矢印A1方向)の前側面22a(図2参照)には、断面略矩形状に開口した第2開口部48が形成される。第2開口部48は、メインフレーム20の第1開口部38に臨み、且つ、略同一断面形状で形成される。そして、第2開口部48には、後述する追加フレーム26の後端26bが挿入される。また、シートフレーム22において、前側面22aに対して略直交する右側面には、第2開口部48に臨む位置に一対の第2孔部50が形成される。第2孔部50は、シートフレーム22の延在方向に沿って互いに離間して設けられ、該シートフレーム22の内部まで貫通している。
リアフレーム24は、図1に示されるように、その前端から後端に向けて徐々に先細となるように形成され、前記前端の一方がメインフレーム20及びシートフレーム22の下端に接続されると共に、前記前端の他方側が前記シートフレーム22の後端近傍に接続されている。また、リアフレーム24の後端には車軸52を介して後輪54が回転自在に軸支される。
追加フレーム26は、図1及び図2に示されるように、例えば、断面矩形状で所定長さで一直線状に延在した中空のフレーム体からなり、その断面形状がメインフレーム20の第1開口部38及びシートフレーム22の第2開口部48に対応して形成されると共に、その内部には追加バッテリ(第2のバッテリ)56が収納される。追加バッテリ56は、例えば、追加フレーム26の延在方向に沿って長尺な形態で形成され、前記追加フレーム26の延在方向に沿った略中央部近傍に収納され固定されている。
また、追加フレーム26の前端26aは、第1開口部38を通じてメインフレーム20の内部に挿入可能に形成され、前記メインフレーム20の傾斜角度と略同一の傾斜角度で形成するように形成される。一方、追加フレーム26の後端26bは、第2開口部48を通じてシートフレーム22の内部へ挿入可能に形成される。そして、追加フレーム26の延在方向に沿った長さは、メインフレーム20及びシートフレーム22に対して接続される際、第1開口部38と第2開口部48とを結んだ長さよりも長く形成される。
さらに、追加フレーム26における前端26aの右側面には、締結ボルト58の螺合される一対の第1ボルト孔60が形成され、後端26bの右側面にも同様に、前記締結ボルト58の螺合される一対の第2ボルト孔62が形成される。第1及び第2ボルト孔60、62は、追加フレーム26の延在方向に対して略直交する方向に互いに離間してそれぞれ設けられる。
そして、追加フレーム26は、その前端26aが第1開口部38を介してメインフレーム20の内部に挿入され、後端26bが第2開口部48を介してシートフレーム22の内部へと挿入された状態で、第1及び第2孔部40、50に挿入された締結ボルト58が第1及び第2ボルト孔60、62に対してそれぞれ螺合される。これにより、追加フレーム26が、メインフレーム20とシートフレーム22とを繋ぐように連結される。
また、メインフレーム20及びシートフレーム22に対して追加フレーム26を連結することで、内部に収納された追加バッテリ56が図示しない端子を介してモータユニット14と電気的に接続され、該追加バッテリ56から前記モータユニット14へと電力を供給可能となる。
さらに、追加フレーム26には、図2に示されるように、例えば、その延在方向と直交する両側面に弾性材料からなるパッド材(弾性部)64が設けられてもよい。このパッド材64は、例えば、ウレタン等の所定厚さを有して圧縮自在な材料から形成され、追加フレーム26の両側面における所定範囲に貼着される。これにより、追加フレーム26の装着されたスポーツタイプ等の車両形態において、前記追加フレーム26を乗り越えるように運転者が乗車する際に、該運転者の足等が前記追加フレーム26の側面へと接触した場合でもパッド材64によって衝撃が好適に緩和される。
モータユニット14は、図1に示されるように、図示しない電動モータが内部に収納され、メインフレーム20及びシートフレーム22の下端に対して固定されている。そして、モータユニット14は、電動モータの駆動軸に連結されたスプロケット(図示せず)にチェーン66が懸架され、該チェーン66を介して前記電動モータの駆動力が後輪54へと伝達可能となる。
また、モータユニット14に隣接するように左右方向に延在したペダル軸68が回転自在に設けられ、前記ペダル軸68にはチェーン66の懸架されるスプロケット70が設けられると共に、その左右端にはそれぞれペダル72が設けられる。そして、運転者がペダル72へと付与した踏力によってスプロケット70を介してチェーン66が回転することで、前記踏力が後輪54へ駆動力として伝達されると共に、モータユニット14の電動モータの駆動力が補助的に伝達されることでアシストされる。
本発明の第1の実施の形態に係る電動車両10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に車体フレーム12において追加フレーム26を着脱する場合について説明する。
先ず、図3に示される追加フレーム26の装着されていない電動車両10に対し、該追加フレーム26を装着する場合について説明する。図示しない作業者が、内部に追加バッテリ56の収納された追加フレーム26を把持し、その後端26b側を上方からシートフレーム22の第2開口部48へと挿入した後に、前端26a側を上方側から第1開口部38を介してメインフレーム20内へと挿入する。この際、第1開口部38は、上方に向けて大きく開口しているため、前端26aの挿入が容易である。
そして、追加フレーム26における第1及び第2ボルト孔60、62を、メインフレーム20の第1孔部40、シートフレーム22の第2孔部50に臨む位置とし、それぞれ締結ボルト58を前記第1及び第2孔部40、50を通じて前記第1及び第2ボルト孔60、62へと螺合させる。
これにより、追加フレーム26の前端26aがメインフレーム20の内部へと挿入された状態で2本の締結ボルト58によって固定され、一方、前記追加フレーム26の後端26bが、シートフレーム22の内部へと挿入された状態で2本の締結ボルト58によって固定される。そのため、図1に示されるように、電動車両10において、メインフレーム20及びシートフレーム22から断面略V字状に形成されていた車体フレーム12に対し、追加フレーム26が連結され加わることで断面三角状の車体フレーム12を構成することが可能となり、前記車体フレーム12の剛性を高めることができる。
また、追加フレーム26がメインフレーム20及びシートフレーム22に対して連結されることで、追加バッテリ56がモータユニット14に対して電気的に接続され、該モータユニット14へと電力供給が可能となる。
次に、図1に示される電動車両10から追加フレーム26を取り外す場合について説明する。
先ず、追加フレーム26を締結している4本の締結ボルト58を螺回させ、第1及び第2ボルト孔60、62に対する螺合状態を解除した後に、図示しない作業者が、追加フレーム26を把持して延在方向に沿って後方側(矢印A2方向)へと移動させることで、前端26aを第1開口部38を通じてメインフレーム20の内部から外部へと取り出す。
次に、外部へと取り出された追加フレーム26の前端26a側が上方となるように所定角度傾斜させ、シートフレーム22から離間する方向へと移動させることで、追加フレーム26の後端26bが第2開口部48を通じて前記シートフレーム22の外部へと取り出される。これにより、図3に示されるように、電動車両10に対する追加フレーム26の取り外し作業が完了し、メインフレーム20とシートフレーム22との間が上方(矢印B1方向)に向けて開放された状態となる。
以上のように、第1の実施の形態では、モータユニット14を備えた電動車両10において、ヘッドパイプ18から後方へ向けて下方へと延在するメインフレーム20と、該メインフレーム20に固定された部位から上方へと延在してシート42を保持するシートフレーム22とを有し、前記メインフレーム20と前記シートフレーム22とを接続し、且つ、内部に追加バッテリ56の収納された追加フレーム26が着脱自在に設けられる。
従って、例えば、剛性の必要とされるスポーツタイプやマウンテンバイク等の車両形態で電動車両10を用いる場合には、上方に向かって開放されたメインフレーム20とシートフレーム22とを繋ぐように追加フレーム26を配置して互いに連結することで、車体フレーム12の剛性を容易且つ確実に高めることができ、一方、高い剛性の必要とされない日常生活で用いる場合には、前記追加フレーム26を取り外すことで、上方に向かって開放されたメインフレーム20とシートフレーム22との間から運転者が乗降することが可能となるため、乗降性を高めることができる。
また、追加フレーム26を接続することで、その内部に収納された追加バッテリ56を用いてモータユニット14へ電力を供給することが可能となるため、メインフレーム20に収納された第1バッテリ16a、シートフレーム22に収納された第2バッテリ16bに前記追加バッテリ56を加えることで、電力の供給量を増加させることができる。その結果、電動車両10における走行可能距離を好適に延ばすことができる。
すなわち、電動車両10の使い勝手に応じて追加フレーム26を着脱して車両形態を変えることで、車体フレーム12の剛性や利便性を高めることが可能となり、しかも、追加バッテリ56を加えることで電動車両10において使用可能な電力量を増加させ走行可能距離を延ばすことが可能となる。
次に、第2の実施の形態に係る電動車両80を図4~図6Bに示す。なお、上述した第1の実施の形態に係る電動車両10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この第2の実施の形態に係る電動車両80では、追加フレーム82の前端82a側のみがメインフレーム84に対して締結自在に設けられる点で、第1の実施の形態に係る電動車両10と相違している。
この電動車両80は、図4~図6Bに示されるように、車体フレーム86を構成するメインフレーム84の後側面20aに開口した第1開口部88を有し、該第1開口部88は、図6A及び図6Bに示されるように、電動車両80の側面視において、後方側(矢印A2方向)に開口した断面U字状に形成される。
また、第1開口部88には、その下方に形成されメインフレーム84の内部に向かって直線状に延在した第1ガイド面(面接触部)90を有し、該第1ガイド面90は前方側(矢印A1方向)へ向かって平坦に形成されている。
さらに、第1開口部88の内部には、前方側となる内壁面114aにモータユニット14に対して電気的に接続されたユニット側端子92が設けられ、該ユニット側端子92は、前記第1開口部88において後方側(矢印A2方向)に露呈するように設けられている。
また、メインフレーム84には、その上端に対して下方(矢印B2方向)へと窪み、且つ、後方側(矢印A2方向)へ向かって延在した連結片(被連結部)94が形成される。この連結片94は、例えば、電動車両80を上方から見た際、断面長方形状で後方(矢印A2方向)へと所定長さで延在し、且つ、一定厚さを有したプレート片であり、その長手方向略中央には、上下方向(矢印B1、B2方向)に貫通したねじ孔96が形成される。そして、連結片94は、第1開口部88の上端を構成し、且つ、第1ガイド面90に対して上方となる位置に略平行に設けられている。
一方、追加フレーム82は、断面矩形状のフレーム材から形成され、内部には追加バッテリ(第2のバッテリ)98が収納されると共に、その前端82aがメインフレーム84の傾斜角度に対応するように上方から下方に向かって後方側(矢印A2方向)へと傾斜して形成される。
この追加フレーム82の前端82aには、上部近傍に設けられ後方側(矢印A2方向)に向かってスリット状に切り欠かれた挿入溝100と、該挿入溝100の上部に設けられる連結部102と、前記挿入溝100の下方に設けられ第1開口部88に挿入される挿入端104とを備える。
挿入溝100は、追加フレーム82の延在方向と直交する上下方向に一定幅で形成され、幅方向に沿って貫通して形成されると共に、その延在方向に沿った長さが、メインフレーム84の連結片94の長さと略同一に形成される。
連結部102は、挿入溝100の上方を覆うように設けられ、その長手方向略中央には、上下方向(矢印B1、B2方向)に貫通したボルト挿入孔106が形成され、上方から締結ボルト(締結部材)108が挿入可能に形成される。
そして、図4~図6Bに示されるように、追加フレーム82をメインフレーム84の第1開口部88へと組み付ける際、挿入溝100に連結片94が挿入されると共に、連結部102におけるボルト挿入孔106へ挿入された締結ボルト108が、前記連結片94のねじ孔96に対して螺合される。すなわち、挿入溝100の幅が連結片94の厚さと略同等若しくは若干だけ大きく形成されると共に、ボルト挿入孔106とねじ孔96とが上下方向に臨むように配置される。
挿入端104は、例えば、追加フレーム82の延在方向から見て上方に挿入溝100を有した断面U字状に形成され、その底壁110が平坦状に形成されると共に、第1開口部88の内部へと挿入された際、該底壁110が第1ガイド面90に対して面接触した状態で保持される(図6B参照)。
一方、追加バッテリ98は、追加フレーム82の前端82aに対して若干だけ前方側(矢印A1方向)へと突出するように設けられ、その突出部位の先端にバッテリ側端子112が設けられている(図6A及び図6B参照)。そして、追加バッテリ98を含む追加フレーム82が第1開口部88へと挿入された際、バッテリ側端子112がユニット側端子92と接触することで電気的に接続され、前記追加バッテリ98の電力をモータユニット14へと供給可能となる。
また、シートフレーム22の第2開口部48には、図4及び図5に示されるように、後方側となる内壁面114bに複数のスプリング(弾発部材)116が設けられると共に、下端を構成する第2ガイド面(面接触部)118が開口部位から後方側へ向かって平坦に形成されている。このスプリング116は、例えば、コイルスプリングからなり、第2開口部48の開口方向に沿って延在すると共に互いに離れて配置される。
そして、追加フレーム82の後端82bが第2開口部48へと挿入された際、該後端82bがスプリング116の弾発力によってメインフレーム84側へと付勢され押圧されると共に、前記後端82bが第2ガイド面118に対して面接触した状態で保持される。
次に、上述した電動車両80において、メインフレーム84及びシートフレーム22に対して追加フレーム82を取り付ける場合について説明する。
先ず、図示しない作業者が、前端82aが上方、後端82bが下方となるように追加フレーム82を傾斜させた状態で把持し、その後端82b側をシートフレーム22の第2開口部48へと挿入していく。そして、追加フレーム82の傾斜状態を徐々に水平に近づけつつ、後端82bでスプリング116を圧縮しながら前記第2開口部48の内壁面114b側(後方側)まで第2ガイド面118に沿うように移動させていく。
次に、図6Aに示されるように、追加フレーム82の前端82aをメインフレーム84の第1開口部88に臨む状態とした後に、前記追加フレーム82を前記第1開口部88側へと移動させて挿入溝100に連結片94を挿入すると共に、第1開口部88の内部に挿入端104を挿入する。この際、挿入端104の下端が第1ガイド面90に面接触した状態で前方側へと案内され保持される。
そして、図5及び図6Bに示されるように、追加フレーム82の前端82aが第1開口部88に挿入された状態で、スプリング116の弾発力によって前記追加フレーム82がメインフレーム84側へと付勢されることで、その前端82aが連結片94に接触し、且つ、追加バッテリ98のバッテリ側端子112がユニット側端子92へと接触した状態となる。
最後に、連結部102のボルト挿入孔106に対して上方から締結ボルト108を挿入し、連結片94のねじ孔96へと螺合することにより、前記連結部102と前記連結片94とが連結され、その後端82bがスプリング116の弾発力によって前方側へと押圧された状態で追加フレーム82の前端82aがメインフレーム84へと固定される。また、追加フレーム82は、その前端82aがメインフレーム84の第1ガイド面90に対して面接触した状態で保持され、後端82bがシートフレーム22の第2ガイド面118に対して面接触した状態で保持される。
以上のように、第2の実施の形態では、モータユニット14を備えた電動車両80において、内部に追加バッテリ98の収納された追加フレーム82をメインフレーム84及びシートフレーム22に対して着脱自在に設け、前記追加フレーム82の前端82a及び後端82bを、メインフレーム84の第1開口部88及びシートフレーム22の第2開口部48にそれぞれ形成された第1及び第2ガイド面90、118に対して面接触させた状態で保持している。
そのため、追加フレーム82に対して下方への荷重が付与された場合であっても、その前端82aが面接触するメインフレーム84の第1ガイド面90、後端82bが面接触するシートフレーム22の第2ガイド面118によって確実に前記荷重を受けとめることができるため、車体フレーム86の剛性を高めることが可能となる。
また、追加フレーム82の前端82aを、メインフレーム84に対して締結ボルト108で固定する構成としているため、前記追加フレーム82をより強固に固定することが可能となり、しかも、前記追加フレーム82は、後端82b側がスプリング116の弾発力のみで保持される構成としているため、その前端82aのみを締結ボルト108で固定すればよく、前記追加フレーム82の着脱作業を容易且つ迅速に行うことが可能となる。
さらに、第1及び第2ガイド面90、118に対し、例えば、表面が凹凸状となるシボ加工等の表面加工を施して粗面とすることで、追加フレーム82の前端82a及び後端82bとの接触抵抗を高めたり、前記第1及び第2ガイド面90、118に対してゴム等の弾性部材を設けることで追加フレーム82の前端82a及び後端82bとの摩擦抵抗を高めるようにしてもよい。これにより、追加フレーム82の前端82a及び後端82bを、メインフレーム84及びシートフレーム22に対してより確実に保持することができるため、前記追加フレーム82を含む車体フレーム86の剛性をより一層高めることができる。
次に、第3の実施の形態に係る電動車両120を図7~図9Bに示す。なお、上述した第2の実施の形態に係る電動車両80と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この第3の実施の形態に係る電動車両120では、追加フレーム122の前端122a側が係合手段124を介してメインフレーム126に対して係合可能に設けられる点で、第2の実施の形態に係る電動車両80と相違している。
この電動車両120は、図7~図9Bに示されるように、車体フレーム128を構成するメインフレーム126に形成された連結片130を有し、その長手方向略中央には下方向(矢印B2方向)に向けて半球状に窪んだ係合凹部(被係合部)132が形成される。
一方、追加フレーム122は、断面矩形状のフレーム材から形成され、内部には追加バッテリ98が収納されると共に、その前端122aには、挿入溝100の上部を覆う連結部134を備え、該連結部134の長手方向略中央には、下方へ向かって半球状に突出した係合凸部(係合部)136が形成される。
また、追加フレーム122の上面には、図示しない作業者の把持可能な把持部138が設けられ、この把持部138は、前記上面に対して上方(矢印B1方向)へ所定高さだけ突出するように設けられ、前方側(矢印A1方向)となる一端部が連結部134へと接続され、後方側(矢印A2方向)となる他端部が前記連結部134に対して後方側へ所定距離だけ離間した位置に接続されている。
次に、上述した電動車両120において、メインフレーム126及びシートフレーム22に対して追加フレーム122を取り付ける場合について説明する。
先ず、図示しない作業者が、前端122aが上方、後端122bが下方となるように追加フレーム122を傾斜させた状態で把持し、その後端122b側をシートフレーム22の第2開口部48へと挿入していく。そして、追加フレーム122の傾斜状態を徐々に水平に近づけつつ、後端122bでスプリング116を圧縮しながら第2開口部48の後端122bとなる内壁面114b側(後方側)まで第2ガイド面118に沿うように移動させていく。
次に、図9Aに示されるように、追加フレーム122の前端122aをメインフレーム126の第1開口部88に臨む状態とした後に、前記第1開口部88側へと移動させて挿入溝100に連結片130を挿入すると共に、第1開口部88の内部に挿入端104を挿入する。この際、挿入端104の底壁110が第1ガイド面90に面接触した状態で前方側へと案内され保持される。
そして、図8及び図9Bに示されるように、追加フレーム122の前端122aが第1開口部88に挿入された状態で、スプリング116の弾発力によって前記追加フレーム122がメインフレーム126側へと付勢されることで、その前端122aが連結片130に接触して係合凸部136が係合凹部132へと挿入される。これにより、係合凹部132と係合凸部136との係合作用下に連結部134と連結片130とが連結される。また、追加バッテリ98のバッテリ側端子112がユニット側端子92へと接触した状態となる。
これにより、追加フレーム122がメインフレーム126とシートフレーム22とを繋ぐように接続され、追加バッテリ98がモータユニット14に対して電気的に接続された状態となる。また、この接続状態において、追加フレーム122は、その前端122aがメインフレーム126の第1ガイド面90に対して面接触した状態で保持され、後端122bがシートフレーム22の第2ガイド面118に対して面接触した状態で保持されている。
一方、追加フレーム122をメインフレーム126及びシートフレーム22から取り外す場合には、図示しない作業者が前記追加フレーム122の把持部138を把持し、上方へと引き上げることで係合凸部136を係合凹部132に対して上方へと離脱させ、前記係合凸部136と前記係合凹部132との係合状態を解除する。
その後に、追加フレーム122をスプリング116を圧縮しながら後方側(矢印A2方向)へと移動させることで、前端122a側が第1開口部88の外側へと取り出されるため、該前端122a側が上方となるように傾斜させた後、後端122bを第2開口部48から前方側へと取り出す。これにより、追加フレーム122の取り外し作業が完了する。
以上のように、第3の実施の形態では、モータユニット14を備えた電動車両120において、内部に追加バッテリ98の収納された追加フレーム122をメインフレーム126及びシートフレーム22に対して着脱自在に設け、前記追加フレーム122の前端122a及び後端122bを、メインフレーム126の第1開口部88及びシートフレーム22の第2開口部48にそれぞれ形成された第1及び第2ガイド面90、118に対して面接触させた状態で保持している。
そのため、追加フレーム122に対して下方への荷重が付与された場合であっても、その前端122aが面接触するメインフレーム126の第1ガイド面90、後端122bが面接触するシートフレーム22の第2ガイド面118によって確実に前記荷重を受けとめることができるため、車体フレーム128の剛性を高めることが可能となる。
また、追加フレーム122の前端122aを、その係合凸部136をメインフレーム126の係合凹部132に対して係合させることで連結可能な構成としているため、前記追加フレーム122をより容易且つ確実に固定することが可能となり、しかも、前記追加フレーム122は、後端122b側がスプリング116の弾発力のみで保持される構成としているため、その前端122aのみを係合させるだけでよく、前記追加フレーム122の着脱作業を容易且つ迅速に行うことが可能となる。
さらに、追加フレーム122をメインフレーム126及びシートフレーム22から取り外す際には、把持部138を把持して上方へと引き上げることで、係合凸部136と係合凹部132との係合状態を容易且つ確実に解除できるため、追加フレーム122をメインフレーム126に対してボルトを用いて連結する場合と比較し、より迅速に取り外し作業を行うことができる。
またさらに、第1及び第2ガイド面90、118に対し、例えば、表面が凹凸状となるシボ加工等の表面加工を施して粗面とすることで、追加フレーム122の前端122a及び後端122bとの接触抵抗を高めたり、前記第1及び第2ガイド面90、118に対してゴム等の弾性部材を設けることで追加フレーム122の前端122a及び後端122bとの摩擦抵抗を高めるようにしてもよい。
これにより、追加フレーム122の前端122a及び後端122bを、メインフレーム126及びシートフレーム22に対してより確実に保持することができるため、前記追加フレーム122を含む車体フレーム128の剛性をより一層高めることができる。
なお、本発明に係る電動車両は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10、80、120…電動車両 12、86、128…車体フレーム
14…モータユニット 16a…第1バッテリ
16b…第2バッテリ 20、84、126…メインフレーム
22…シートフレーム 26、82、122…追加フレーム
38、88…第1開口部 48…第2開口部
56、98…追加バッテリ 58、108…締結ボルト
64…パッド材 90…第1ガイド面
94、130…連結片 102、134…連結部
116…スプリング 118…第2ガイド面
132…係合凹部 136…係合凸部
138…把持部

Claims (7)

  1. ヘッドパイプ(18)と、該ヘッドパイプ(18)から後方へ向けて下方へと延在するメインフレーム(84、126)と、該メインフレーム(84、126)に固定された部位から上方へと延在してシート(42)を保持するシートフレーム(22)と、前記メインフレーム(84、126)に支持され通電作用下に駆動力を発生するモータユニット(14)と、前記メインフレーム(84、126)及び前記シートフレーム(22)の少なくともいずれか一方に収納され、前記モータユニット(14)に電力を供給する第1のバッテリ(16a、16b)とを備えた電動車両(80、120)において、
    前記メインフレーム(84、126)と前記シートフレーム(22)とを接続する追加フレーム(82、122)を有し、該追加フレーム(82、122)が前記メインフレーム(84、126)及び前記シートフレーム(22)に対して着脱自在に設けられると共に、その内部に第2のバッテリ(98)が収納され、
    前記メインフレーム(84、126)に形成され前記追加フレーム(82、122)の一端部が挿入される第1開口部(88)と、
    前記シートフレーム(22)に形成され前記追加フレーム(82、122)の他端部が挿入される第2開口部(48)と、
    を有し、
    前記第1開口部(88)に挿入される前記第2のバッテリ(98)の一端部には、前記追加フレーム(82)の前記一端部よりも突出したバッテリ側端子(112)が設けられ、
    前記バッテリ側端子(112)が、前記第1開口部(88)の内部に配置され前記モータユニット(14)と電気的に接続されたユニット側端子(92)と接続され、
    前記追加フレーム(82、122)が前記メインフレーム(84、126)及び前記シートフレーム(22)から取り外された第1の車両形態と、前記追加フレーム(82、122)が前記メインフレーム(84、126)及び前記シートフレーム(22)に接続された第2の車両形態とから、車両形態を選択して利用可能であり、
    前記第1の車両形態では、前記第1のバッテリ(16a、16b)から前記モータユニット(14)へと電力を供給可能であり、
    前記第2の車両形態では、前記第1のバッテリ(16a、16b)及び前記第2のバッテリ(98)から前記モータユニット(14)へと電力を供給可能である、電動車両(80、120)。
  2. 請求項1記載の電動車両(80、120)において、
    前記第1及び第2開口部(88、48)の少なくともいずれか一方の開口部が、前記電動車両(80、120)の側面視において断面U字状に形成され、前記追加フレーム(82、122)が、断面U字状に形成された前記開口部には、前記追加フレーム(82、122)と面接触する面接触部(90、118)を有する、電動車両(80、120)。
  3. 請求項2記載の電動車両(80、120)において、
    前記面接触部(90、118)には、表面加工された粗面、又は、弾性部材が設けられる、電動車両(80、120)。
  4. 請求項2又は3記載の電動車両(80、120)において、
    記第2開口部(48)には、前記追加フレーム(82、122)を前記メインフレーム(84、126)側へと付勢する弾発部材(116)を備える、電動車両(80、120)。
  5. 請求項2~4のいずれか1項に記載の電動車両(80)において、
    前記第1開口部を構成する上壁には、前記追加フレーム(82)に形成される連結部(102)が締結部材(108)を介して連結される被連結部(94)が設けられる、電動車両(80)。
  6. 請求項2~4のいずれか1項に記載の電動車両(120)において、
    前記第1開口部を構成する上壁には、前記追加フレーム(122)に形成される係合部(136)が係合される被係合部(132)が設けられる、電動車両(120)。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載の電動車両(80、120)において、
    前記追加フレーム(82、122)の延在方向と直交する該追加フレーム(82、122)の側面には、弾性を有した弾性部(64)が設けられる、電動車両(80、120)。
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