JP7209548B2 - 段ロールユニット搬送装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、波形加工された中芯にライナを貼合わせて片面段ボールシートを製造するシングルフェーサにおいて、芯紙を波形加工して中芯を形成する上下の段ロールからなる段ロールユニットを搬送する段ロールユニット搬送装置および方法、並びに、段ロールユニット搬送装置に用いられる段ロールユニット搬送台車に関するものである。
段ボールシートの製造装置としてのコルゲートマシンは、片面段ボールシートを形成するシングルフェーサと、片面段ボールシートに表ライナ紙を貼り合わせて両面段ボールシートを形成するダブルフェーサとを備える。シングルフェーサは、芯紙(中芯)を波形に加工し、裏ライナを貼合せて片面段ボールシートを形成し、ダブルフェーサは、この片面段ボールシートに表ライナを貼り合わせて両面段ボールシートを形成する。このダブルフェーサにより製造された連続した両面段ボールシートは、スリッタスコアラにより所定の幅に切断され、カットオフ装置により所定の長さに切断されて段ボールシートとなる。
コルゲートマシンのシングルフェーサにて、プレヒータにより加熱された裏ライナが加圧ベルトと上段ロールとのニップ部に移送される一方、プレヒータにより加熱された芯紙が上段ロールと下段ロールとの噛み合い部で波状に加工されて中芯が形成され、中芯の各段頂部に糊付けがなされた後、ニップ部に移送される。そして、このニップ部にて、中芯が裏ライナに貼り合わされて片面段ボールシートが形成される。
シングルフェーサでは、波形状が異なる複数種類の中芯を製造するため、製造する中芯の種類に応じて複数種類の上下段ロールが用意されており、シングルフェーサに対して上下段ロールからなる段ロールユニットを交換可能である。この場合、段ロールユニットを搭載した搬送台車は、シングルフェーサの近傍まで移動し、所定の交換位置に位置決めされた後、シングルフェーサに対する段ロールユニットの交換作業が実施される。段ロールユニット搬送装置としては、下記特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載された段ロールユニット搬送装置は、段ロールユニットを収容する収容部を有する搭載台を移動装置により移動可能とし、移動装置として、第1水平方向に沿って搭載台を走行させる第1走行装置と、第2水平方向に沿って搭載台を走行させる第2走行装置とを設けたものである。
特開2018-118390号公報
上述したように、段ロールユニットは、波形状が異なる中芯の種類に応じて複数種類用意されており、各段ロールユニットは、搬送台車に搭載された状態で所定の保管場所に保管される。そのため、搬送台車は、段ロールユニットの種類の数だけ必要なる。特許文献1の段ロールユニット搬送装置は、搭載台が2方向へ移動する移動装置を備えていることから、構造が複雑になると共に、製造コストが増加してしまうという課題がある。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、構造の簡素化および低コスト化を図る段ロールユニット搬送装置および方法並びに段ロールユニット搬送台車を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための段ロールユニット搬送装置は、段ロールユニットを収容する収容部を有する搭載台と、前記段ロールユニットの交換方向となる第1水平方向に沿って前記搭載台を移動自在な第1車輪と、前記第1水平方向に交差する第2水平方向に沿って前記搭載台を移動自在な第2車輪と、前記第1車輪を走行面に対して昇降可能な第1昇降装置と、前記走行面側に配置されて前記第1昇降装置により前記第1車輪を前記走行面から上昇させる一方で前記第2車輪を前記走行面に接地させた状態で前記搭載台および前記第1昇降装置を前記第2水平方向に沿って移動可能な移動装置と、を備えることを特徴とするものである。
従って、走行面側に配置された移動装置は、第1昇降装置により第1車輪を走行面から上昇させる一方で第2車輪を前記走行面に接地させた状態で、搭載台および第1昇降装置を第2水平方向に沿って移動することができる。そのため、搭載台に移動装置を設ける必要がなく、構造の簡素化を図ることができると共に、低コスト化を図ることができる。
本発明の段ロールユニット搬送装置では、前記第1車輪は、前記搭載台における長手方向の一方側に設けられ、前記第2車輪は、前記搭載台における長手方向の他方側に設けられ、前記第1昇降装置は、前記搭載台における長手方向の一方側を昇降させることで、前記第1車輪を前記走行面に対して昇降可能であることを特徴としている。
従って、第1昇降装置が搭載台の一方側を上昇させると、第1車輪が走行面から離間することから、走行面に接地している第2車輪により搭載台と第1昇降装置を第2水平方向に沿って移動することができる。
本発明の段ロールユニット搬送装置では、前記第1昇降装置は、鉛直方向に沿って移動するロッドを有する流体圧シリンダであって、前記ロッドの先端部に係止部が設けられる一方、前記搭載台に前記係止部が係止する被係止部が設けられることを特徴としている。
従って、第1昇降装置としての流体圧シリンダを作動してロッドが上昇すると、係止部が搭載台の被係止部に係止することで、第1車輪が走行面から離間すると共に、第1昇降装置と搭載台が一体に連結されることとなり、第2車輪により搭載台と第1昇降装置を第2水平方向に沿って移動することができる。
本発明の段ロールユニット搬送装置では、前記係止部は、円錐形状をなす凸部であり、前記被係止部は、前記係止部が嵌合する円錐形状をなす凹部であることを特徴としている。
従って、流体圧シリンダを作動してロッドが上昇すると、係止部としての円錐形状をなす凸部が搭載台の被係止部としての円錐形状をなす凹部に嵌合することで、第1車輪が走行面から離間すると共に、第1昇降装置と搭載台が一体に連結される。このとき、流体圧シリンダと搭載台との位置関係が水平方向にずれていても、円錐形状をなす凸部と凹部により位置ずれを吸収することで、第1昇降装置と搭載台を適正に連結することができる。
本発明の段ロールユニット搬送装置では、前記移動装置は、前記第2水平方向に沿って配置されて回転自在に支持されるねじ軸と、前記ねじ軸を回転可能な回転装置と、前記ねじ軸の回転により前記第2水平方向に沿って移動する移動部材とを有し、前記第1昇降装置は、前記移動部材に設けられることを特徴としている。
従って、回転装置によりねじ軸を回転すると、移動部材が第2水平方向に沿って移動することで、移動部材に設けられた第1昇降装置を第2水平方向に沿って移動し、第1昇降装置に連結された搭載台を第2水平方向に沿って移動することができる。
本発明の段ロールユニット搬送装置では、前記移動装置は、前記第2水平方向において、前記搭載台に対して前記第1昇降装置を予め設定された昇降位置に停止させる停止スイッチを有することを特徴としている。
従って、移動装置は、停止スイッチにより搭載台に対して第1昇降装置を昇降位置に停止させることから、第1昇降装置は、搭載台を適正に昇降させることができる。
本発明の段ロールユニット搬送装置では、前記搭載台における長手方向の他方側に前記段ロールユニットの移動を阻止する第1ストッパが設けられ、前記搭載台における長手方向の一方側に前記段ロールユニットの移動を阻止可能な第2ストッパが設けられ、前記第1昇降装置の作動に伴って前記第2ストッパを前記段ロールユニットの移動を阻止する阻止位置と、前記段ロールユニットの移動阻止が解除される解除位置に移動する連動装置が設けられることを特徴としている。
従って、第1ストッパと第2ストッパにより搭載台に搭載した段ロールユニットの脱落を防止することができる。また、連動装置により第1昇降装置の作動に伴って第2ストッパを阻止位置と解除位置との間で移動することができ、段ロールユニットの交換時に、別の操作により第2ストッパを移動する必要がなく、作業性の向上を図ることができる。
本発明の段ロールユニット搬送装置では、前記連動装置は、長手方向の中間部が回動自在に支持されて前記第1昇降装置の作動力を前記第2ストッパに伝達するリンクを有し、前記第1昇降装置により前記第1車輪が走行面に接地したときに、前記第2ストッパが前記阻止位置に移動し、前記第1昇降装置により前記第1車輪が走行面から離間したときに、前記リンクが回動することで前記第2ストッパが前記解除位置に移動することを特徴としている。
従って、第1車輪が走行面に接地した状態では、第2ストッパが阻止位置に位置することで、段ロールユニットの移動を阻止しており、第1昇降装置により第1車輪が走行面から離間させると、リンクが回動して第2ストッパを解除位置に移動することで、段ロールユニットの移動阻止が解除されることとなり、簡単な構成で第2ストッパを阻止位置と解除位置に移動することができ、構造の簡素化を図ることができる。
本発明の段ロールユニット搬送装置では、前記第2車輪を前記走行面に対して昇降可能な第2昇降装置を有し、前記第2昇降装置により前記第2車輪を前記走行面から上昇させると共に前記第1車輪を前記走行面に接地させた状態で前記搭載台を前記第1水平方向に沿って移動可能な移動台車を有することを特徴としている。
従って、移動台車は、第2昇降装置により第2車輪を走行面から上昇させ、自走することで第1車輪により搭載台を第1水平方向に沿って移動させることができ、搭載台に移動装置を設ける必要がなく、構造の簡素化を図ることができると共に、低コスト化を図ることができる。
また、本発明の段ロールユニット搬送方法は、段ロールユニットを収容する収容部を有する搭載台と、前記搭載台における長手方向の一方側に設けられて前記段ロールユニットの交換方向となる第1水平方向に沿って前記搭載台を移動自在な第1車輪と、前記搭載台における長手方向の他方側に設けられて前記第1水平方向に交差する第2水平方向に沿って前記搭載台を移動自在な第2車輪と、を備える段ロールユニット搬送台車において、走行面に対する前記搭載台の角度を変更することで前記第2車輪を走行面から上昇させると共に前記第1車輪を前記走行面に接地させて前記搭載台を前記第1水平方向に沿って移動させる工程と、走行面に対する前記搭載台の角度を変更することで前記第1車輪を前記走行面から上昇させると共に前記第2車輪を前記走行面に接地させて前記搭載台を前記第2水平方向に沿って移動して前記収容部を前記段ロールユニットの交換位置に停止させる工程と、前記段ロールユニットの交換完了後に走行面に対する前記搭載台の角度を変更することで前記第2車輪を走行面から上昇させると共に前記第1車輪を前記走行面に接地させて前記搭載台を前記第1水平方向に沿って移動して前記交換位置から退避させる工程と、を有することを特徴とするものである。
従って、走行面に対する搭載台の角度を変更することで、走行面に対する第1車輪および第2車輪の接地と離間を切替えることができ、搭載台に移動装置を設ける必要がなく、構造の簡素化を図ることができると共に、低コスト化を図ることができる。
また、本発明の段ロールユニット搬送台車は、段ロールユニットを収容する収容部を有する搭載台と、前記搭載台における長手方向の一方側に設けられて前記段ロールユニットの交換方向となる第1水平方向に沿って前記搭載台を移動自在な第1車輪と、前記搭載台における長手方向の他方側に設けられて前記第1水平方向に交差する第2水平方向に沿って前記搭載台を移動自在な第2車輪と、を備えることを特徴とするものである。
従って、走行面に対する搭載台の角度を変更すると、走行面に対する第1車輪および第2車輪の接地と離間を切替えることができ、搭載台に移動装置を設ける必要がなく、構造の簡素化を図ることができると共に、低コスト化を図ることができる。
本発明の段ロールユニット搬送装置および方法並びに段ロールユニット搬送台車によれば、搭載台に移動装置を設ける必要がなく、構造の簡素化を図ることができると共に、低コスト化を図ることができる。
図1は、段ボールシートの製造装置としてのコルゲートマシンを表す概略図である。 図2は、シングルフェーサを表す概略構成図である。 図3は、本実施形態の段ロールユニット搬送装置を表す概略図である。 図4は、移動台車を表す側面図である。 図5は、移動台車を表す平面図である。 図6は、段ロールユニット搬送台車を表す側面図である。 図7は、段ロールユニット搬送台車を表す平面図である。 図8は、第1昇降装置および移動装置を表す側面図である。 図9は、第1昇降装置および移動装置を表す平面図である。 図10は、第1昇降装置および第2ストッパを表す断面図である。 図11は、移動台車による段ロールユニット搬送台車の作動を表す側面図である。 図12は、移動台車による段ロールユニット搬送台車の作動を表す平面図である。 図13は、昇降装置および移動装置による段ロールユニット搬送台車の作動を表す側面図である。 図14は、段ロールユニットの交換方法を表す段ロールユニット搬送台車を表す平面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の段ロールユニット搬送装置および方法並びに段ロールユニット搬送台車の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、段ボールシートの製造装置としてのコルゲートマシンを表す概略図である。
図1に示すように、段ボールシートの製造装置としてのコルゲートマシン10は、波形加工された中芯Bに裏ライナCを貼り合わせて片面段ボールシートDを製造し、製造される片面段ボールシートDにおける中芯B側に表ライナAを貼り合わせて両面段ボールシートEとし、連続した両面段ボールシートEを所定長さに切断してシート状の両面段ボールシートFを製造するものである。
コルゲートマシン10は、中芯Bのミルロールスタンド11およびプレヒータ12と、裏ライナCのミルロールスタンド13およびプレヒータ14と、シングルフェーサ15と、ブリッジ16と、表ライナAのミルロールスタンド17およびプレヒータ18と、グルーマシン19と、ダブルフェーサ20と、ロータリシャ21と、スリッタスコアラ22と、カットオフ23と、不良品排出装置24と、スタッカ25とを備える。
ミルロールスタンド11は、両側にそれぞれ中芯Bがロール状に巻かれたロール紙が装着され、その上方に紙継ぎを行なうスプライサ11aが設けられる。一方のロール紙が残り少なくなると、スプライサ11aにより他方のロール紙に紙継ぎされることで、ミルロールスタンド11から下流側へ向けて連続的に中芯Bを繰り出すことができる。
ミルロールスタンド13は、両側にそれぞれ裏ライナCがロール状に巻かれたロール紙が装着され、その上方に紙継ぎを行なうスプライサ13aが設けられる。一方のロール紙が残り少なくなると、スプライサ13aにより他方のロール紙に紙継ぎされることで、ミルロールスタンド13から下流側へ向けて連続的に裏ライナCを繰り出すことができる。
プレヒータ12,14は、中芯Bと裏ライナCをそれぞれ予熱する。プレヒータ12,14は、内部に蒸気が供給される予熱ロール31,32を有し、ミルロールスタンド11,13から連続的に繰り出される中芯Bや裏ライナCを、予熱ロール31,32により加熱しながら搬送することで、中芯Bや裏ライナCを所定温度まで昇温する。
シングルフェーサ15は、プレヒータ12で加熱された中芯Bを波形状に加工した後に各段頂部に糊付けし、プレヒータ14で加熱された裏ライナCを貼り合わせて片面段ボールシートDを形成する。シングルフェーサ15は、搬送方向下流側の斜め上方に取上げコンベア15aが設けられる。取上げコンベア15aは、一対の無端ベルトで構成され、シングルフェーサ15により形成された片面段ボールシートDを挟持してブリッジ16に搬送する。ブリッジ16は、シングルフェーサ15とダブルフェーサ20との速度差を吸収するために、片面段ボールシートDを一次的に滞留させる。
ミルロールスタンド17は、両側にそれぞれ表ライナAがロール状に巻かれたロール紙が装着され、その上方に紙継ぎを行なうスプライサ17aが設けられる。一方のロール紙が残り少なくなると、スプライサ17aにより他方のロール紙に紙継ぎされることで、ミルロールスタンド17から下流側へ向けて連続的に表ライナAを繰り出すことができる。
プレヒータ18は、片面段ボールシートDと表ライナAをそれぞれ予熱する。プレヒータ18は、内部に蒸気が供給される予熱ロール33,34を有し、片面段ボールシートDやミルロールスタンド17から連続的に繰り出される表ライナAを、予熱ロール33,34により加熱しながら搬送することで、片面段ボールシートDや表ライナAを所定温度まで昇温する。
グルーマシン19は、糊付け装置を有する。予熱ロール33で加熱された片面段ボールシートDは、途中でグルーマシン19内に案内され、ライダロールと糊付ロールとの間を通過するときに、中芯Bの段の各頂部に糊付けされる。グルーマシン19により糊付けされた片面段ボールシートDは、ダブルフェーサ20に移送される。また、予熱ロール34で加熱された表ライナAもグルーマシン19内を通ってダブルフェーサ20に移送される。
ダブルフェーサ20は、片面段ボールシートDおよび表ライナAの走行ラインに沿って、上流側のヒーティングセクション20Aと、下流側のクーリングセクション20Bとに分かれる。グルーマシン19で糊付けされた片面段ボールシートDは、ヒーティングセクション20Aにて、加圧ベルト20aと熱板20bとの間に搬入され、表ライナAは、片面段ボールシートDの中芯B側に重なるように加圧ベルト20aと熱板20bとの間に搬入される。片面段ボールシートDと表ライナAは、加圧ベルト20aと熱板20bとの間に搬入された後、上下に重なりあった状態で一体となってクーリングセクション20Bへ向けて移送される。この移送中、片面段ボールシートDと表ライナAは、加圧されながら加熱されることで、互いに貼り合わされて連続した両面段ボールシートEが形成される。両面段ボールシートEは、クーリングセクション20Bにて、加圧ベルト20aと搬送ベルト20cで挟持されながら搬送されるときに自然冷却され、ロータリシャ21に移送される。
ロータリシャ21は、稼動初期段階で貼合せが安定するまでの間に、両面段ボールシートEを幅方向に全幅切断あるいは部分切断する。スリッタスコアラ22は、幅広の両面段ボールシートEを所定の幅を持つように搬送方向に沿って裁断し、且つ、搬送方向に延在する罫線を加工する。スリッタスコアラ22は、両面段ボールシートEの搬送方向に沿って配列された略同一構造をした第1スリッタスコアラユニット22aと第2スリッタスコアラユニット22bとから構成される。第1スリッタスコアラユニット22aおよび第2スリッタスコアラユニット22bは、両面段ボールシートEを挟んで対向配置される上罫線ロールと下罫線ロールとの組を幅方向に複数組有すると共に、両面段ボールシートEの下側に配置されるスリッタナイフを幅方向に複数組有する。
カットオフ23は、スリッタスコアラ22によって搬送方向に裁断された両面段ボールシートEを幅方向に沿って切断し、所定長さをもった板状の両面段ボールシートFに形成する。不良品排出装置24は、不良検出装置により不良品と判定された両面段ボールシートFを搬送ラインから排出する。スタッカ25は、良品の両面段ボールシートFを積み上げて製品として機外に排出する。
ここで、シングルフェーサ15について詳細に説明する。図2は、シングルフェーサを表す概略構成図である。
図2に示すように、シングルフェーサ15は、ベルトロール41と、張力ロール42と、加圧ベルト43と、上段ロール44と、下段ロール45を備える。
ベルトロール41は、図示しない駆動装置により駆動回転可能である。張力ロール42は、ベルトロール41と所定間隔を空けて回転自在に支持される。加圧ベルト43は、無端のベルトであって、ベルトロール41と張力ロール42との間に掛け回される。上段ロール44は、図示しない駆動装置により駆動回転可能であり、外周面が波形状に形成される。上段ロール44は、ベルトロール41と張力ロール42との間で、加圧ベルト43の下方に配置され、波形状の外周面が加圧ベルト43の下面に加圧状態で当接する。下段ロール45は、上段ロール44と同様に、外周面が波形状に形成され、下段ロール45の下方でこの下段ロール45の外周面に噛み合う。
そのため、裏ライナCは、ガイドロール46に巻き付けられた後、ベルトロール41により案内される加圧ベルト43と共に、加圧ベルト43と上段ロール44とのニップ部に移送される。一方、中芯Bは、上段ロール44と下段ロール45との噛み合い部で波形状に加工された後、上段ロール44により案内されて加圧ベルト43と上段ロール44とのニップ部に移送される。
また、シングルフェーサ15は、糊付け装置51を備える。糊付け装置51は、上段ロール44の近傍に配置される。糊付け装置51は、糊ダム52と、糊付けロール53と、メータロール54と、糊掻きブレード55を備える。
糊ダム52は、所定量の糊を貯留する。糊付けロール53は、糊ダム52に貯留された糊を上段ロール44により搬送される中芯Bに付着させて糊付けを行う。メータロール54は、糊付けロール53の外周面に接触して同期して回転することで、糊付けロール53の外周面への糊の付着量を調整する。糊掻きブレード55は、メータロール54の外周面に接触することで、糊付けロール53から除去してメータロール54の外周面に付着した余分な糊を掻き取る。
そのため、糊ダム52に貯留された糊は、回転する糊付けロール53に付着し、メータロール54により外周面の糊の付着量が調整される。上段ロール44と下段ロール45との噛み合い部で波形状に加工された中芯Bは、糊付けロール53により各段頂部に糊付けされる。糊付けされた中芯Bは、加圧ベルト43と上段ロール44とのニップ部に移送されたとき、裏ライナCに貼り合わされ、片面段ボールシートDが形成される。
なお、ベルトロール41、張力ロール42、上段ロール44、下段ロール45は、内部に蒸気が流通して加熱される。そのため、裏ライナCは、加圧ベルト43を介してベルトロール41と張力ロール42に接触するときに加熱される。中芯Bは、上段ロール44と下段ロール45との噛み合い部で加圧されて波形状に加工されるときに加熱される。また、中芯Bは、この噛み合い部から、加圧ベルト43と上段ロール44とで裏ライナCに重ねられるまで加熱される。中芯Bは、加熱されながら、糊付けロール53により各段頂部に糊が塗布され、加圧ベルト43と上段ロール44とのニップ部に移送される。ここで、裏ライナCと中芯Bに対して加圧されて接合される。糊は、所定量の熱を受けて粘着力が増加して固化するものであり、中芯Bと裏ライナCは、糊が熱をもらって固化することで貼り合わされ、片面段ボールシートDが形成される。
また、図示しないが、上段ロール44と加圧ベルト43とによる中芯Bおよび裏ライナCの加圧力を調整可能な加圧力調整装置が設けられる。加圧力調整装置は、油圧シリンダを有し、駆動ロッドの先端部が張力ロール42の支持軸に連結される。そのため、ベルトロール41に対して、油圧シリンダにより張力ロール42を接近離反させることで加圧ベルト43の張力を調整し、上段ロール44と加圧ベルト43の間に搬送される中芯Bおよび裏ライナCの加圧力を調整することができる。
このように構成されたシングルフェーサ15は、波形状が異なる複数種類の中芯Bを形成する必要があるため、形成する中芯Bの種類に応じて複数種類の上段ロール44および下段ロール45が設けられる。上段ロール44および下段ロール45などからなる段ロールユニット40は、シングルフェーサ15に対して交換可能である。段ロールユニット40は、上段ロール44、下段ロール45、糊付け装置51などから構成される。
以下、本実施形態の段ロールユニット搬送装置について説明する。図3は、本実施形態の段ロールユニット搬送装置を表す概略図である。以下の説明では、段ロールユニットの交換方向となる第1水平方向をX方向、第1水平方向であるX方向に交差する第2水平方向をY方向、X方向およびY方向に交差する鉛直方向をZ方向とする。なお、X方向およびY方向を水平方向としたが、X方向およびY方向は、水平方向に対して所定の傾斜角度があってもよい。また、段ロールユニットの交換方向は、第1水平方向であるX方向であるが、段ロールユニットの取付方向をX1方向とし、段ロールユニットの取外方向をX2方向とする。
図3に示すように、段ロールユニット搬送装置100は、移動台車101と、段ロールユニット搬送台車102と、第1昇降装置103と、移動装置104とを備える。
移動台車101は、作業者により自走可能であって、段ロールユニット搬送台車102を連結して移動可能である。段ロールユニット搬送台車102は、搭載台111と、第1車輪112と、第2車輪113とを備える。搭載台111は、段ロールユニット40を搭載して収容可能である。搭載台111は、長手方向(主に、X方向)の一方側(図3の右側)に2つの第1車輪112が設けられ、長手方向(主に、X方向)の他方側(図3の左側)に2つの第2車輪113が設けられる。2つの第1車輪112は、段ロールユニット40の交換方向となるX方向に沿って搭載台111を走行面G上で移動自在である。2つの第2車輪113は、X方向に交差するY方向に沿って搭載台111を走行面G上で移動自在である。この場合、第1車輪112は、鉄輪の外周面にゴムなどの弾性部材が装着されたものとすることが好ましい。第2車輪113は、鉄輪とし、走行面G上に鉄板Hを敷設することが好ましい。
第1昇降装置103は、走行面G側に配置され、2つの第1車輪112を走行面Gに対して昇降可能である。移動装置104は、走行面G側に配置され、第1昇降装置103により第1車輪112を走行面Gから上昇させる一方で第2車輪113を走行面Gに接地させた状態で、搭載台111および第1昇降装置103をY方向に沿って移動可能である。
以下、移動台車101、段ロールユニット搬送台車102、第1昇降装置103、移動装置104について、詳細に説明する。図4は、移動台車を表す側面図、図5は、移動台車を表す平面図である。
移動台車101は、台車本体121の前部にフォーク122が設けられて構成され、台車本体121に駆動輪123が設けられ、フォーク122に補助輪124が設けられる。移動台車101は、フォーク122にターンテーブル125が設けられ、第2昇降装置126によりフォーク122を介してターンテーブル125を昇降可能である。第2昇降装置126は、台車本体121に設けられる昇降機構127を有し、昇降機構127は、フォーク122を昇降可能である。ターンテーブル125は、平面視が矩形状をなす基板における4つの角部にそれぞれ突起部128が固定される。
そのため、移動台車101は、作業者が操作することで、駆動輪123および補助輪124により自走することができる。このとき、移動台車101は、作業者が図示しないハンドル操作することで、駆動輪123を操舵することができる。また、移動台車101は、第2昇降装置126により段ロールユニット搬送台車102の第2車輪113を走行面Gから上昇させる一方で、第1車輪112を走行面Gに接地させた状態で、段ロールユニット搬送台車102をX方向に沿って移動することができる。すなわち、移動台車101は、フォーク122の先端部を搭載台111の他方側の下方に挿入した状態で、昇降機構127によりフォーク122を上昇させると、ターンテーブル125が搭載台111の下面に接触して押し上げ、第2車輪113を走行面Gから上昇させることができる。この状態で、移動台車101を移動させると、ターンテーブル125と搭載台111との摩擦抵抗、または、ターンテーブル125の突起部128と搭載台111の梁部137(図6参照)との係止により段ロールユニット搬送台車102を移動することができる。
図6は、段ロールユニット搬送台車を表す側面図、図7は、段ロールユニット搬送台車を表す平面図である。
図6および図7に示すように、搭載台111は、矩形の板形状をなし、シングルフェーサ15から取り外す段ロールユニット40を収容する第1収容部N1と、シングルフェーサ15に取り付ける段ロールユニット40を収容する第2収容部N2を有する。搭載台111は、第1収容部N1と第2収容部N2にそれぞれ段ロールユニット40をX方向に沿って移動自在に支持する一対のガイドレール131,132が上面部に設けられる。
搭載台111は、長手方向の一端部111aの下面に2つの第1車輪112が設けられ、長手方向の他端部111bの下面に2つの第2車輪113が設けられる。第2車輪113は、第1車輪112より搭載台111の幅方向(Y方向)の外側に配置される。すなわち、第1車輪112は、搭載台111の一端部111aの下面に固定されたブラケット133に支持軸134により回転自在に支持される。第2車輪113は、搭載台111の他端部111bの下面に固定されたブラケット135に支持軸136により回転自在に支持される。
また、搭載台111は、他端部111bの下面で、第2車輪113より長手方向の他方側に梁部137が固定される。梁部137は、搭載台111の幅方向に沿って配置される。梁部137は、図4に示すように、移動台車101の第2昇降装置126によりターンテーブル125が上昇したとき、ターンテーブル125の上面が当接すると共に、突起部128が係止可能となる。
そのため、図3に示すように、搭載台111は、移動台車101の第2昇降装置126により他端部111bが持ち上げられることで、第2車輪113が走行面Gから離間したとき、第1車輪112によりX方向に沿って移動自在となる(後述する図11参照)。一方、搭載台111は、第1昇降装置103により一端部111aが持ち上げられることで、第1車輪112が走行面Gから離間したとき、第2車輪113によりY方向に沿って移動自在となる(後述する図13参照)。
図6および図7に戻り、搭載台111は、ガイドレール131,132における長手方向の他方側の上面部に第1ストッパ138,139が設けられる。第1ストッパ138,139は、段ロールユニット40が搭載台111のガイドレール131,132により取外方向X2に移動するとき、段ロールユニット40が当接することでその移動を阻止して位置決めを行う。また、搭載台111は、ガイドレール131,132における長手方向の一方側に第2ストッパ140,141が設けられる。第2ストッパ140,141は、段ロールユニット40が搭載台111のガイドレール131,132により取付方向X1に移動するとき、段ロールユニット40が当接することでその移動を阻止して位置決めを行う。
第2ストッパ140,141は、搭載台111をZ方向に貫通すると共に、Z方向に沿って移動自在に支持される。第2ストッパ140,141は、Z方向に沿って上昇した阻止位置に移動することで、段ロールユニット40の取付方向X1への移動を阻止する。また、第2ストッパ140,141は、Z方向に沿って下降した解除位置に移動することで、段ロールユニット40の取付方向X1への移動阻止が解除される。この第2ストッパ140,141の移動は、連動装置142により第1昇降装置103(後述する図13参照)の作動に伴って実施される。
図8は、第1昇降装置および移動装置を表す側面図、図9は、第1昇降装置および移動装置を表す平面図、図10は、第1昇降装置および第2ストッパを表す断面図である。
図8及び図9に示すように、走行面G上に基盤61が敷設されており、シングルフェーサ15は、フレーム62がこの基盤61上に設置される。フレーム62は、上段ロール44および下段ロール45などからなる段ロールユニット40を支持するものである。
移動装置104は、走行面G側であって、基盤61上に配置される。移動装置104は、ねじ軸151と、回転装置152と、移動部材153とを有する。ねじ軸151は、Y方向に沿って配置され、軸方向における各端部が軸受161,162により回転自在に支持される。回転装置152は、ねじ軸151を回転可能であり、モータ163と駆動力伝達機構164を有する。駆動力伝達機構164は、例えば、一対の傘歯車であり、モータ163の回転力をねじ軸151に伝達することで、このねじ軸151を回転させる。
移動部材153は、ねじ軸151の軸方向に長い板形状をなし、ねじ軸151の上方に配置される。移動部材153は、長手方向における中間部の下面にナット部材165が固定されており、ナット部材165にねじ軸151が螺合する。ナット部材165は、基盤61上にねじ軸151の軸方向に沿って固定された案内部材166に沿って移動自在に支持される。また、移動部材153は、下面に基盤61上を走行する複数の車輪167が設けられている。そのため、回転装置152によりねじ軸151を回転すると、ねじ軸151に螺合するナット部材165がねじ軸151の軸方向に移動し、移動部材153をY方向に沿って移動することができる。
第1昇降装置103は、走行面G側であって、移動装置104の移動部材153上に配置される。第1昇降装置103は、搭載台111における一端部111aを昇降させることで、第1車輪112を走行面Gに対して昇降可能である。第1昇降装置103は、2つの流体圧シリンダ(例えば、エアシリンダ、油圧シリンダ)171であり、2つの流体圧シリンダ171は、移動部材153における長手方向の各端部に配置される。2つの流体圧シリンダ171は、同様の構成をなし、それぞれZ方向に沿って移動するロッド172を有する。図10に詳細に示すように、ロッド172は、先端部に係止部として円錐形状をなす凸部173が設けられる。一方、搭載台111は、一端部111aの下面に凸部173が嵌合して係止する被係止部として円錐形状をなす凹部174が設けられる。
連動装置142は、第1昇降装置103の作動に伴って第2ストッパ140,141を段ロールユニット40の移動を阻止する阻止位置と、段ロールユニット40の移動阻止が解除される解除位置とに移動させる。連動装置142は、第1昇降装置103の作動力を第2ストッパ140,141に伝達するリンク175を有する。リンク175は、中間部が搭載台111の下部にY方向に沿う支持軸176により回動自在に支持される。第2ストッパ140,141は、搭載台111の下部に支持筒177によりZ方向に沿って移動自在に支持され、上端部が搭載台111の貫通孔178を通して上方に突出可能となっている。なお、第2ストッパ140,141は、図示しない付勢部材(例えば、ばね)の付勢力により上端部が搭載台111の上方に向けて付勢されている。
リンク175は、長手方向の一端部175aが第2ストッパ140,141の下端部と連結軸179により回動自在に連結される。流体圧シリンダ171は、ロッド172に押上げ部材180の端部が固定される。押上げ部材180は、Z字形状をなし、水平な押上げ部180aがリンク175の他端部175bの下方に位置する。
そのため、流体圧シリンダ171のロッド172が収縮状態にあるとき、凸部173が凹部174から離間して嵌合せず、第1車輪112は走行面Gに接地している。このとき、第2ストッパ140,141は、付勢部材の付勢力により上端部が搭載台111の上方に突出した阻止位置に位置し、段ロールユニット40の移動が阻止されている。流体圧シリンダ171のロッド172が伸長すると、凸部173が凹部174に嵌合して係止し、第1昇降装置103と搭載台111が一体に連結される。流体圧シリンダ171のロッド172が伸長すると、凸部173が凹部174を介して搭載台111の一端部111aを押し上げ、第1車輪112を上昇させて走行面Gから離間させる。このとき、ロッド172と共に押上げ部材180も上昇し、押上げ部180aが他端部175bを押し上げてリンク175を回動させる。リンク175を回動すると、一端部175aが下降し、第2ストッパ140,141が付勢部材の付勢力に抗して下降し、上端部が搭載台111の下方に引き込まれ、段ロールユニット40の移動阻止が解除される。
また、図7から図9に示すように、移動装置104は、Y方向において、搭載台111に対して第1昇降装置103を予め設定された昇降位置に停止させる2つの停止スイッチ181を有する。停止スイッチ181は、移動部材153における長手方向の各端部に固定される。一方、搭載台111は、一端部111aの下面に2つの検出部182が設けられる。2つの停止スイッチ181におけるY方向の距離と2つの検出部182におけるY方向の距離は同じである。そのため、搭載台111がX方向に移動し、図示しないストッパに当接して所定の位置に停止したとき、停止スイッチ181は、検出部182を検出しようとする。このとき、停止スイッチ181が検出部182を検出できないと、移動装置104は、移動部材153をY方向の一方または他方に移動する。ここで、2つの停止スイッチ181がそれぞれ検出部182を検出すると、移動装置104は、移動部材153の移動を停止する。この移動部材153の停止位置は、流体圧シリンダ171のロッド172の凸部173と搭載台111の凹部174とが、X方向及びY方向において一致した位置である。
ここで、本実施形態の段ロールユニット搬送装置100による段ロールユニットの搬送方法並びに交換方法について説明する。図11は、移動台車による段ロールユニット搬送台車の作動を表す側面図、図12は、移動台車による段ロールユニット搬送台車の作動を表す平面図、図13は、昇降装置および移動装置による段ロールユニット搬送台車の作動を表す側面図、図14は、段ロールユニットの交換方法を表す段ロールユニット搬送台車を表す平面図である。
本実施形態の段ロールユニット搬送装置100による段ロールユニットの搬送方法は、走行面Gに対する搭載台111の角度を変更することで第2車輪113を走行面Gから上昇させると共に第1車輪112を走行面Gに接地させて搭載台111をX方向に沿って移動させる工程と、走行面Gに対する搭載台111の角度を変更することで第1車輪112を走行面Gから上昇させると共に第2車輪113を走行面Gに接地させて搭載台111をY方向に沿って移動して収容部N1,N2を段ロールユニット40の交換位置に停止させる工程と、段ロールユニット40の交換完了後に走行面Gに対する搭載台111の角度を変更することで第2車輪113を走行面Gから上昇させると共に第1車輪112を走行面Gに接地させて搭載台111をX方向に沿って移動して交換位置から退避させる工程とを有する。
図11および図12に示すように、段ロールユニット搬送台車102は、搭載台111の第1収容部N1が空であり、第2収容部N2に新たに取り付ける段ロールユニット40が収容される。このとき、段ロールユニット搬送台車102は、搭載台111の他端部111b側が走行面Gに接近した後傾状態である。作業者は、移動台車101を操作して移動させ、フォーク122の先端部を搭載台111の他端部111bの下方に挿入した状態で停止する。ここで、フォーク122と共にターンテーブル125を上昇させて搭載台111の下面に接触させて押し上げ、第2車輪113を走行面Gから所定高さまで上昇させる。即ち、第2昇降装置126によりターンテーブル125を介して搭載台111の他端部111bを上昇させることで、走行面Gに対する搭載台111の角度を変更し、第2車輪113を走行面Gから離間させる。このとき、段ロールユニット搬送台車102は、搭載台111が水平状態となる。そして、作業者は、移動台車101を移動させ、移動台車101と共に段ロールユニット搬送台車102を取付方向X1に移動し、段ロールユニット搬送台車102を所定の位置で停止させる。
ここで、作業者は、移動台車101を操作し、フォーク122と共にターンテーブル125を下降させて搭載台111の下面から離間させることで、第2車輪113を下降して走行面G上に敷設された鉄板H上に接地させる。その後、作業者は、移動台車101を操作して移動させ、段ロールユニット搬送台車102から離間させる。
段ロールユニット搬送台車102がシングルフェーサ15に接近した位置で停止すると、作業者は、移動装置104を作動する。段ロールユニット搬送台車102がX方向における所定の位置に停止したとき、図7から図9に示すように、移動装置104の停止スイッチ181が搭載台111の検出部182を検出しようとする。ここで、停止スイッチ181が検出部182を検出できないと、移動装置104は、移動部材153をY方向の一方または他方に移動する。そして、停止スイッチ181が検出部182を検出すると、移動装置104は、移動部材153の移動を停止する。すると、第1昇降装置103における流体圧シリンダ171の凸部173と搭載台111の凹部174とが、X方向及びY方向において一致する。
図13に示すように、作業者は、第1昇降装置103を作動する。すると、流体圧シリンダ171のロッド172が伸長し、凸部173が搭載台111の凹部174に嵌合して係止した後、凸部173が凹部174を介して搭載台111の一端部111aを押し上げ、第1車輪112が上昇して走行面Gから離間する。このとき、ロッド172と共に押上げ部材180が上昇し、リンク175を回動させることで、第2ストッパ140,141が下降し、段ロールユニット40の移動阻止が解除される。なお、段ロールユニット搬送台車102は、搭載台111の他端部111b側が走行面Gに接近した後傾状態となる。
作業者は、移動装置104を作動する。すると、回転装置152によりねじ軸151が回転し、ねじ軸151に螺合するナット部材165がねじ軸151の軸方向に移動し、移動部材153がY方向に沿って移動する。第1昇降装置103は、移動部材153に搭載され、搭載台111が連結されていることから、移動部材153がY方向に沿って移動すると、搭載台111も第2車輪113によりY方向に移動する。このとき、鉄輪である第2車輪113が、走行面G上に敷設された鉄板H上にて回動するので、Y方向への移動にかかる摩擦抵抗が軽減される。そして、Y方向において、搭載台111の第1収容部N1が既設の段ロールユニット40に対向する第1交換位置で停止する。
この第1交換位置は、段ロールユニット搬送台車102が、X方向とY方向とZ方向において、搭載台111の第1収容部N1が既設の段ロールユニット40に対向する位置である。この搭載台111の第1交換位置にて、図示しないユニット交換機構により既設の段ロールユニット40を取外方向X2に移動して第1収容部N1に収容する。このユニット交換機構は、詳細に説明はしないが、シングルフェーサ15側に設けられており、シングルフェーサ15のフレーム62と段ロールユニット搬送台車102との間で段ロールユニット40の移動を行うものである。
既設の段ロールユニット40が搭載台111の第1収容部N1に収容されると、図14に示すように、作業者は、移動装置104を作動する。すると、搭載台111がY方向に沿って移動し、搭載台111を、Y方向において、搭載台111の第2収容部N2が既設の段ロールユニット40が取り外された空所に対向する第2交換位置で停止する。
この第2交換位置は、段ロールユニット搬送台車102が、X方向とY方向とZ方向において、搭載台111の第2収容部N2がシングルフェーサ15の空所に対向する位置である。この搭載台111の第2交換位置にて、図示しないユニット交換機構により第2収容部N2の段ロールユニット40を取付方向X1に移動して空所に装着する。ここで、段ロールユニット40の交換作業が完了すると、作業者は、図3に示すように、第1昇降装置103を作動する。すると、流体圧シリンダ171のロッド172が収縮し、凸部173が下降して搭載台111の凹部174から外れ、第1車輪112が下降して走行面Gに接地する。このとき、ロッド172と共に押上げ部材180が下降し、リンク175が回動することで、第2ストッパ140,141が上昇し、段ロールユニット40の移動が阻止される。
作業者は、移動台車101を操作して移動させ、フォーク122の先端部を搭載台111の他端部111bの下方に挿入した状態で停止する。ここで、フォーク122と共にターンテーブル125を上昇させて搭載台111の下面に接触させて押し上げ、第2車輪113を走行面Gから所定高さまで上昇させる。そして、作業者は、移動台車101を移動させ、移動台車101と共に段ロールユニット搬送台車102を取外方向X2に移動して退避させる。
このように本実施形態の段ロールユニット搬送装置にあっては、段ロールユニット40を収容する収容部N1,N2を有する搭載台111と、段ロールユニット40の交換方向となるX方向(第1水平方向)に沿って搭載台111を移動自在な第1車輪112と、X方向に交差するY方向(第2水平方向)に沿って搭載台111を移動自在な第2車輪113と、第1車輪112を走行面Gに対して昇降可能な第1昇降装置103と、走行面G側に配置されて第1昇降装置103により第1車輪112を走行面Gから上昇させる一方で第2車輪113を走行面Gに接地させた状態で搭載台111および第1昇降装置103をY方向に沿って移動可能な移動装置104とを備える。
従って、移動装置104は、第1昇降装置103により第1車輪112を走行面Gから上昇させる一方で、第2車輪113を走行面Gに接地させた状態で、搭載台111および第1昇降装置103をY方向に沿って移動することができる。そのため、搭載台111に移動装置を設ける必要がなく、構造の簡素化を図ることができると共に、低コスト化を図ることができる。
本実施形態の段ロールユニット搬送装置では、第1車輪112を搭載台111の一端部111aに設け、第2車輪113を搭載台111の他端部111bに設け、第1昇降装置103が搭載台111の一端部111aを昇降させることで、第1車輪112を走行面Gに対して昇降可能としている。従って、走行面Gに接地している第2車輪113により搭載台111と第1昇降装置103をY方向に沿って移動することができる。
本実施形態の段ロールユニット搬送装置では、第1昇降装置103は、Z方向に沿って移動するロッド172を有する流体圧シリンダ171であって、ロッド172の先端部に係止部としての凸部173を設ける一方、搭載台111に凸部173が係止する被係止部としての凹部174を設けている。従って、流体圧シリンダ171を作動してロッド172が上昇すると、凸部173が搭載台111の凹部174に係止することで、第1車輪112が走行面Gから離間すると共に、第1昇降装置103と搭載台111が一体に連結されることとなり、第2車輪113により搭載台111と第1昇降装置103をY方向に沿って移動することができる。
本実施形態の段ロールユニット搬送装置では、係止部を円錐形状をなす凸部173とし、被係止部を凸部173が嵌合する円錐形状をなす凹部174としている。従って、流体圧シリンダ171と搭載台111との位置関係がX方向またはY方向にずれていても、円錐形状をなす凸部173と凹部174により位置ずれを吸収することで、第1昇降装置103と搭載台111を適正に連結することができる。
本実施形態の段ロールユニット搬送装置では、移動装置104は、Y方向に沿って配置されて回転自在に支持されるねじ軸151と、ねじ軸151を回転可能な回転装置152と、ねじ軸151の回転によりY方向に沿って移動する移動部材153とを有し、第1昇降装置103が移動部材153に設けられる。従って、回転装置152によりねじ軸151を回転すると、移動部材153がY方向に沿って移動することで、移動部材153に設けられた第1昇降装置103をY方向に沿って移動し、第1昇降装置103に連結された搭載台111をY方向に沿って移動することができる。
本実施形態の段ロールユニット搬送装置では、移動装置104は、Y方向において、搭載台111に対して第1昇降装置103を予め設定された昇降位置に停止させる停止スイッチ181を有する。従って、移動装置104は、停止スイッチ181により搭載台111に対して第1昇降装置103を昇降位置に停止させることから、第1昇降装置103は、搭載台111を適正に昇降させることができる。
本実施形態の段ロールユニット搬送装置では、搭載台111の他端部111bに段ロールユニット40の移動を阻止する第1ストッパ138,139を設け、搭載台111の一端部111aに段ロールユニット40の移動を阻止可能な第2ストッパ140,141を設け、第1昇降装置103の作動に伴って第2ストッパ140,141を段ロールユニット40の移動を阻止する阻止位置と、段ロールユニット40の移動阻止が解除される解除位置に移動する連動装置142を設ける。従って、第1ストッパ138,139と第2ストッパ140,141により搭載台111に搭載した段ロールユニット40の脱落を防止することができる。また、連動装置142により第1昇降装置103の作動に伴って第2ストッパ140,141を阻止位置と解除位置との間で移動することができ、段ロールユニット40の交換時に、別の操作により第2ストッパ140,141を移動する必要がなく、作業性の向上を図ることができる。
本実施形態の段ロールユニット搬送装置では、連動装置142は、長手方向の中間部が回動自在に支持されて第1昇降装置103の作動力を第2ストッパ140,141に伝達するリンク175を有し、第1昇降装置103により第1車輪112が走行面Gに接地したときに、第2ストッパ140,141が阻止位置に移動し、第1昇降装置103により第1車輪112が走行面Gから離間したときに、リンク175が回動することで第2ストッパ140,141が解除位置に移動する。従って、簡単な構成で第2ストッパ140,141を阻止位置と解除位置に移動することができ、構造の簡素化を図ることができる。
本実施形態の段ロールユニット搬送装置では、第2車輪113を走行面Gに対して昇降可能な第2昇降装置126を有し、第2昇降装置126により第2車輪113を走行面Gから上昇させると共に第1車輪112を走行面Gに接地させた状態で搭載台111をX方向に沿って移動可能な移動台車101を有する。従って、移動台車101は、第2昇降装置126により第2車輪113を走行面Gから上昇させ、自走することで第1車輪112により搭載台111をX方向に沿って移動させることができ、搭載台111に移動装置を設ける必要がなく、構造の簡素化を図ることができると共に、低コスト化を図ることができる。
また、本実施形態の段ロールユニット搬送方法にあっては、走行面Gに対する搭載台111の角度を変更することで第2車輪113を走行面Gから上昇させると共に第1車輪112を走行面Gに接地させて搭載台111をX方向に沿って移動させる工程と、走行面Gに対する搭載台111の角度を変更することで第1車輪112を走行面Gから上昇させると共に第2車輪113を走行面Gに接地させて搭載台111をY方向に沿って移動して収容部N1,N2を段ロールユニット40の交換位置に停止させる工程と、段ロールユニット40の交換完了後に走行面Gに対する搭載台111の角度を変更することで第2車輪113を走行面Gから上昇させると共に第1車輪112を走行面Gに接地させて搭載台111をX方向に沿って移動して交換位置から退避させる工程とを有する。従って、走行面Gに対する搭載台111の角度を変更すると、走行面Gに対する第1車輪112および第2車輪113の接地と離間を切替えることができ搭載台111に移動装置を設ける必要がなく、構造の簡素化を図ることができると共に、低コスト化を図ることができる。
また、本実施形態の段ロールユニット搬送台車にあっては、段ロールユニット40を収容する収容部N1,N2を有する搭載台111と、搭載台111における長手方向の一方側に設けられて段ロールユニット40の交換方向となるX方向に沿って搭載台111を移動自在な第1車輪112と、搭載台111における長手方向の他方側に設けられてX方向に交差するY方向に沿って搭載台111を移動自在な第2車輪113とを備える。従って、走行面Gに対する搭載台111の角度を変更すると、走行面Gに対する第1車輪112および第2車輪113の接地と離間を切替えることができ搭載台111に移動装置を設ける必要がなく、構造の簡素化を図ることができると共に、低コスト化を図ることができる。
なお、上述した実施形態にて、第2昇降装置126を、フォーク122および昇降機構127により構成したが、この構成に限定されるものではない。例えば、フォークに第2昇降装置を設け、第2昇降装置によりターンテーブルのみを昇降させてもよい。また、ターンテーブルに第2昇降装置を設け、第2昇降装置により突起部のみを昇降させてもよい。
10 コルゲートマシン(段ボールシートの製造装置)
11 ミルロールスタンド
12 プレヒータ
13 ミルロールスタンド
14 プレヒータ
15 シングルフェーサ
16 ブリッジ
17 ミルロールスタンド
18 プレヒータ
19 グルーマシン
20 ダブルフェーサ
21 ロータリシャ
22 スリッタスコアラ
23 カットオフ
24 不良品排出装置
25 スタッカ
40 段ロールユニット
41 ベルトロール
42 張力ロール
43 加圧ベルト
44 上段ロール
45 下段ロール
51 糊付け装置
100 段ロールユニット搬送装置
101 移動台車
102 段ロールユニット搬送台車
103 第1昇降装置
104 移動装置
111 搭載台
112 第1車輪
113 第2車輪
121 台車本体
122 フォーク
123 駆動輪
124 補助輪
125 ターンテーブル
126 第2昇降装置
127 昇降機構
128 突起部
131,132 ガイドレール
138,139 第1ストッパ
140,141 第2ストッパ
151 ねじ軸
152 回転装置
153 移動部材
163 モータ
165 ナット部材
166 案内部材
171 流体圧シリンダ
172 ロッド
173 凸部(係止部)
174 凹部(被係止部)
175 リンク
180 押上げ部材
181 停止スイッチ
182 検出部
A 表ライナ
B 中芯
C 裏ライナ
D 片面段ボールシート
E,F 両面段ボールシート
G 走行面
H 鉄板
N1 第1収容部
N2 第2収容部
X1 取付方向
X2 取外方向

Claims (10)

  1. 段ロールユニットを収容する収容部を有する搭載台と、
    前記段ロールユニットの交換方向となる第1水平方向に沿って前記搭載台を移動自在な第1車輪と、
    前記第1水平方向に交差する第2水平方向に沿って前記搭載台を移動自在な第2車輪と、
    前記第1車輪を走行面に対して昇降可能な第1昇降装置と、
    前記走行面側に配置されて前記第1昇降装置により前記第1車輪を前記走行面から上昇させる一方で前記第2車輪を前記走行面に接地させた状態で前記搭載台および前記第1昇降装置を前記第2水平方向に沿って移動可能な移動装置と、
    を備えることを特徴とする段ロールユニット搬送装置。
  2. 前記第1車輪は、前記搭載台における長手方向の一方側に設けられ、前記第2車輪は、前記搭載台における長手方向の他方側に設けられ、前記第1昇降装置は、前記搭載台における長手方向の一方側を昇降させることで、前記第1車輪を前記走行面に対して昇降可能であることを特徴とする請求項1に記載の段ロールユニット搬送装置。
  3. 前記第1昇降装置は、鉛直方向に沿って移動するロッドを有する流体圧シリンダであって、前記ロッドの先端部に係止部が設けられる一方、前記搭載台に前記係止部が係止する被係止部が設けられることを特徴とする請求項2に記載の段ロールユニット搬送装置。
  4. 前記係止部は、円錐形状をなす凸部であり、前記被係止部は、前記係止部が嵌合する円錐形状をなす凹部であることを特徴とする請求項3に記載の段ロールユニット搬送装置。
  5. 前記移動装置は、前記第2水平方向に沿って配置されて回転自在に支持されるねじ軸と、前記ねじ軸を回転可能な回転装置と、前記ねじ軸の回転により前記第2水平方向に沿って移動する移動部材とを有し、前記第1昇降装置は、前記移動部材に設けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の段ロールユニット搬送装置。
  6. 前記移動装置は、前記第2水平方向において、前記搭載台に対して前記第1昇降装置を予め設定された昇降位置に停止させる停止スイッチを有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の段ロールユニット搬送装置。
  7. 前記搭載台における長手方向の他方側に前記段ロールユニットの移動を阻止する第1ストッパが設けられ、前記搭載台における長手方向の一方側に前記段ロールユニットの移動を阻止可能な第2ストッパが設けられ、前記第1昇降装置の作動に伴って前記第2ストッパを前記段ロールユニットの移動を阻止する阻止位置と、前記段ロールユニットの移動阻止が解除される解除位置に移動する連動装置が設けられることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の段ロールユニット搬送装置。
  8. 前記連動装置は、長手方向の中間部が回動自在に支持されて前記第1昇降装置の作動力を前記第2ストッパに伝達するリンクを有し、前記第1昇降装置により前記第1車輪が走行面に接地したときに、前記第2ストッパが前記阻止位置に移動し、前記第1昇降装置により前記第1車輪が走行面から離間したときに、前記リンクが回動することで前記第2ストッパが前記解除位置に移動することを特徴とする請求項7に記載の段ロールユニット搬送装置。
  9. 前記第2車輪を前記走行面に対して昇降可能な第2昇降装置を有し、前記第2昇降装置により前記第2車輪を前記走行面から上昇させると共に前記第1車輪を前記走行面に接地させた状態で前記搭載台を前記第1水平方向に沿って移動可能な移動台車を有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の段ロールユニット搬送装置。
  10. 段ロールユニットを収容する収容部を有する搭載台と、
    前記搭載台における長手方向の一方側に設けられて前記段ロールユニットの交換方向となる第1水平方向に沿って前記搭載台を移動自在な第1車輪と、
    前記搭載台における長手方向の他方側に設けられて前記第1水平方向に交差する第2水平方向に沿って前記搭載台を移動自在な第2車輪と、
    を備える段ロールユニット搬送台車において、
    走行面に対する前記搭載台の角度を変更することで前記第2車輪を走行面から上昇させると共に前記第1車輪を前記走行面に接地させて前記搭載台を前記第1水平方向に沿って移動させる工程と、
    走行面に対する前記搭載台の角度を変更することで前記第1車輪を前記走行面から上昇させると共に前記第2車輪を前記走行面に接地させて前記搭載台を前記第2水平方向に沿って移動して前記収容部を前記段ロールユニットの交換位置に停止させる工程と、
    前記段ロールユニットの交換完了後に走行面に対する前記搭載台の角度を変更することで前記第2車輪を走行面から上昇させると共に前記第1車輪を前記走行面に接地させて前記搭載台を前記第1水平方向に沿って移動して前記交換位置から退避させる工程と、
    を有することを特徴とする段ロールユニット搬送方法。
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