JP7207794B2 - 全自動巻取り機及びその巻取り方法 - Google Patents
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Description
表面処理条件をデバッグされる金属端子帯の前端を高さがおおよそ同じな金属牽引材料と一体的に連結して前継手を形成し、デバッグ金属端子帯の後端を高さがおおよそ同じな金属牽引材料と一体的に連結して後継手を形成するステップS11と、
金属端子帯に表面処理を施すステップS12と、
搬送方向に沿って前継手の少なくとも一部の前方と後継手の少なくとも一部の後方との間の金属端子帯を切断し、切断された一部の金属端子帯を検出サンプルとし、検出サンプルの表面処理性能を検査し、要求に合致していない場合にステップS11を再度実行するステップS13とを含む。
(1)連続金属端子表面処理生産の高いレベルの自動化が実現可能である。
(2)連続金属端子の連続表面処理生産過程で、手作業による誤操作が大幅に少なくなり、生産効率が大幅に高くなり、表面処理製品の不合格率が低くなり、連続金属端子表面処理製品の品質への苦情も多く減少したため、連続金属端子の表面処理生産コストも大幅に低下した。
(3)連続金属端子の連続表面処理生産過程で、この全自動巻取り機100及び自動巻取り方法を使用すれば、連続金属端子に突発性の製品変形が発生した場合でもCCD検出装置によって変形範囲を正確に検出して、廃棄変形製品を自動で切断することができ、自動連続表面処理生産が影響されることがない。
(4)連続金属端子の連続表面処理生産過程で、1リールの表面処理製品に単数又は複数の継手がある場合に、2つの継手の間の長さが5mより小さいことが検出されると、この部分の製品を自動で切断、廃棄することができ、そして、自動連続表面処理生産が影響されることがない。
(5)連続金属端子の表面処理生産条件をデバッグする時に、この自動巻取り方法及び装置を使用すれば、表面処理試験サンプルの切断採取を正確に自動で完成でき、デバッグ時間を大幅に減少して生産効率を多く高めたため、表面処理の生産コストを大幅低下させた。
連続金属端子表面上にニッケル金属を析出させてから、その表面上に金又はパラジウム又はパラジウムニッケル又はロジウムルテニウム又は銀又は錫等を部分的に析出させて形成した表面処理製品に適用し、ただし、ここの錫析出製品はReflow加熱処理が要らない。従って、牽引材料としては、金属端子に対して幅が近接した非耐高温性の薄いプラスチック帯材を使用してもよい。
薄いプラスチック帯材を巻いたリールを供給機リールに設置し、薄いプラスチック帯材を引き出して供給停止ジグを通らせ、供給緩衝機の各ガイドローラを通過させ、表面処理生産ラインの各処理プロセス区間及び各給電ローラと駆動ローラを通らせる。画像検査CCD処理装置を通らせ、続いて、巻取り緩衝機の各ガイドローラを通過させ、巻取り停止ジグを通らせ、最後に巻取りリールに巻入れ且つ粘着テープで薄いプラスチック帯材をリールに粘着固定し、3回転巻いてから薄いプラスチック帯材が確実且つ強固であることを確認する。該巻取りリールが自動巻取り装置のリール固定位置に置かれている。供給停止ジグのところで薄いプラスチック帯材を剪断し、3点だけステープルを打って面を固定する方法で連続金属端子と薄いプラスチック帯材を強固に一体に結合し、且つ粘着テープをステープルに貼り付けて緊密に包んで、酸性アルカリ性溶液と電気めっき溶液の浸入による不良後果を防止する。表面処理装置を起動して緩やかに運行させ、連続金属端子材料が5メートル運行した後、表面処理装置の運行を停止する。連続金属端子材料の5メートル箇所で剪断し、3点だけステープルを打って面を固定する方法で連続金属端子と薄いプラスチック帯材を強固に一体に結合し且つ粘着テープをステープルに貼り付けて緊密に包んで使用に備える。
表面処理検査サンプルに対して、表面処理外観が正常か否か、端子に変形したところがあるか否か、表面処理金属と金属材料との間の結合力が要求に到達したか否か、表面処理金属膜の厚さが製品仕様範囲内にあるか否か等の仕様要求に応じて検査員が検査する。検査項目が全て仕様要求に合致すれば、表面処理生産を開始できる。検査内容のうちのいずれか一項が仕様要求に合致しなければ、検査内容が全て製品仕様に合致するまで、最初の[原材料]用意から、最後の[表面処理製品検査]までプロセス全体を再度実行する必要がある。
表面処理条件デバッグサンプルの検査が全て仕様要求に合致するようになった後、巻取り機側のリールにおける薄いプラスチック帯材と表面処理装置における薄いプラスチック帯材に対しては、3点だけステープルを打って面を固定する方法で、連続金属端子と薄いプラスチック帯材を強固に一体に結合し且つ粘着テープをステープルに貼り付けて緊密に包む。別の巻取りリールを用意し、電気めっき製品を保護する保護帯材を粘着テープで該巻取りリールに緊密に粘着し、連続金属端子表面処理製品を巻取ることに用いる。続いて、供給リールにおける薄いプラスチック帯材を剪断し、且つデバッグ材料連続金属端子1メートルを、3点だけステープルを打って面を固定する方法で、薄いプラスチック帯材と強固に一体に結合し且つ粘着テープをステープルに貼り付けて緊密に包む。1メートルの連続金属端子デバッグ材料の他端と生産材料リールにおける連続金属端子に対しては、溶接機によって連続金属端子と薄いプラスチック帯材を強固に一体に溶接し、溶接時に、金めっきプロセスと金めっきジグの位置決め針の位置が完全に一致するように、前後金属端子の位置決め穴を完全に重ねなければならない。
連続金属端子に対して規定された表面処理条件に応じて、前後の各処理プロセス区間と各表面処理プロセス区間のポンプをオンし、各水洗用水とエアーナイフ用圧力空気をオンし、各プロセス区間の温度が規定設定値に到達したか否かを確認し、検査結果が正確であれば稼働させることができる。表面処理装置を起動し、連続金属端子が電解槽に進入したら対応する整流器を手動でオンし、表面処理材料が全て電解槽から退出したら対応する整流器をオフする。ニッケル金属めっき時に整流器操作を同様にする。その後金を部分的にめっきするプロセス過程において、表面処理の位置と電気めっきフィルムの厚さの品質を確保するように、連続金属端子の位置決め穴を必ず金めっきジグの位置決め針の位置に合わせなければならない。続いて、該製品の錫めっき領域を前処理した後、浸入方式によって、錫を部分的にめっきして後処理し、最後に製品の画像検査と自動巻取りプロセス区間に進む。
連続金属端子電気めっき生産において端子変形の不具合が発生した時に、変形端子製品に対してCCD検出装置が警報を出し、変形製品の50cm前のところから間隔20cmを切断長さとして表面処理製品を自動で切断し、切断後に廃棄箱に廃棄し、それと同時に、リールに巻き入れられる変形表面処理製品がなくなった後、保護テープを3回転多く巻き入れてから、自動搬送を停止し、変形製品の切断が終了した後変形電気めっき製品が巻き入れられることがない。変形製品の後更に50cm多く切断し、その後の表面処理製品が自動でリールに巻き入れられると同時に保護テープも自動で運行する。
1リールの表面処理製品に単数又は複数の継手がある場合に、2つの継手の間の長さが5メートルより小さいことを自動で検出したら、20cm毎に自動で切断して廃棄箱に廃棄することができる。それと同時に、切断後の表面処理製品がリールに巻き入れた後、保護テープを3回転多く巻き入れた後、運行を自動で停止する。2番目の継手が切断されてから、更に50cm多く切断し、その後の表面処理製品が自動でリールに巻き入れられると同時に保護テープも自動で運行する。
連続金属端子表面上にニッケル金属をめっきしてから、その表面上に更に金又はパラジウム又はパラジウムニッケル又はロジウムルテニウム又は銀又は錫等を部分的に析出させて形成した表面処理製品に適用し、ここの錫めっき製品はReflow加熱処理が要る。従って、牽引材料としては必ず耐高温性の銅合金又はステンレス鋼帯材を使用しなければならない。
実施例1を終了した後、巻取り位置の製品リールを薄いプラスチック帯材を巻いたリールで取り替え、それと表面処理装置内の薄いプラスチック帯材を、3点だけステープルを打って面を固定する方法で、強固に一体に結合し且つ粘着テープをステープルに貼り付けて緊密に包む。
錫めっき及びReflow加熱処理後の製品の性能を確保するためにはんだ実験を増加する以外には、全ての検査内容と方法は(実施例1)と同じである。
牽引帯として薄いステンレス鋼帯材で薄いプラスチック帯材を代替し、電気めっき条件を実施例1から実施例2に変える以外には、全ての内容は(実施例1)と同じである。
牽引帯として薄いステンレス鋼帯材で薄いプラスチック帯材を代替し、電気めっき条件を実施例1から実施例2に変える以外には、全ての内容は(実施例1)と同じである。
牽引帯として薄いステンレス鋼帯材で薄いプラスチック帯材を代替し、電気めっき条件を実施例1から実施例2に変える以外には、全ての内容は(実施例1)と同じである。
牽引帯として薄いステンレス鋼帯材で薄いプラスチック帯材を代替し、電気めっき条件を実施例1から実施例2に変える以外には、全ての内容は(実施例1)と同じである。
連続金属端子表面上に銅金属をめっきしてから、その表面上に更に錫を析出させて形成した表面処理製品に適用し、ここの錫めっき製品はReflow加熱処理が要る。従って、牽引材料としては必ず耐高温性の銅合金又はステンレス鋼帯材を使用しなければならない。
連続金属端子表面上に銅金属をめっきする以外には、全ての操作方法と手順は(実施例2)と同じである。
連続金属端子表面上に銅金属をめっきする以外には、全ての操作方法と手順は(実施例2)と同じである。
連続金属端子表面上に銅金属をめっきする以外には、全ての操作方法と手順は(実施例2)と同じである。
連続金属端子表面上に銅金属をめっきする以外には、全ての操作方法と手順は(実施例2)と同じである。
連続金属端子表面上に銅金属をめっきする以外には、全ての操作方法と手順は(実施例2)と同じである。
連続金属端子表面上に銅金属をめっきする以外には、全ての操作方法と手順は(実施例2)と同じである。
(1)連続金属端子の連続表面処理生産のニーズは、以下を含む。
1)表面処理製品の試験サンプルの自動切断採取と保存、継手自動切断と廃棄箱への廃棄、巻取りリールの自動交換、製品の自動巻取り。
2)変形製品の自動検出検査、自動切断及び廃棄箱への廃棄、非変形製品の自動巻取り。
3)5メートルに足りない2つの継手がある連続金属端子製品の自動検出、自動切断及び廃棄箱への廃棄、継手切断後の電気めっき製品の巻取りリールへの自動巻取り。
(2)製品表面処理条件のデバッグの時のニーズは、以下を含む。
4)使用された金属牽引材料を試験サンプルの自動切断採取の後に再利用する必要がある場合の継手自動剪断、金属牽引用材料のリールへの自動巻き入れ
5)金属牽引用材料を廃棄する必要がある場合の、全ての金属牽引用材料の自動切断と廃棄箱への廃棄。
10 本体
20 巻取りリール
30 紙リール
40 検出機構
41 微動センサ
42 光ファイバープローブ
43 距離センサ
50 切断部材
60 コントローラー
70 送り駆動部材
80 巻取り速度センサ
Claims (6)
- 金属端子素材が継手部により接続された状態の金属端子帯を連続的に巻取ることにより、金属端子供給リールを形成する全自動巻取り機において、
本体と、
前記本体に設けられ、前記金属端子帯を巻き取ることのできる巻取りリールと、
前記本体に設けられ、所定距離内の前記継手部の個数を取得可能な検出機構と、
前記本体に設けられ、前記金属端子帯を切断可能であり、前記巻取りリールと前記検出機構との間に位置する切断部材と、
それぞれ前記検出機構と前記切断部材に接続されて、前記検出機構の検出した前記継手部の数量に応じて、前記金属端子帯を切断するように前記切断部材を制御し、前記所定距離内の前記継手部の個数が1である場合に、1つの前記継手部の両側の前記金属端子帯を切断するように前記切断部材を制御し、前記所定距離内の前記継手部の個数が2以上である場合に、前記所定距離内の最初の前記継手部の前記巻取りリール所在位置に近接した一側の前記金属端子帯、及び前記所定距離内の最後の前記継手部の前記巻取りリール所在位置から離間した一側の前記金属端子帯を切断するように、前記切断部材を制御するコントローラーと、
前記本体に設けられ、前記金属端子帯における金属端子の変形具合を検出可能であり、検出した変形具合に応じて変形した前記金属端子両側の前記金属端子帯を切断するように前記切断部材を制御する前記コントローラーが接続されているCCD検出器と、を備え、
前記本体に巻取り位置と取外し位置が設けられており、前記巻取りリールの数量が2以上であり、2つの前記巻取りリールが上下方向に間隔をおいて分布されており、各前記巻取りリールが前記巻取り位置と前記取外し位置との間で移動可能であり、
前記切断部材は、前記所定距離内の前記継手部の個数が1である場合に、第1切断位置と第2切断位置がそれぞれ前記継手部の上流と下流に位置し、第3切断位置が前記第1切断位置の上流に位置するように、前記金属端子帯における前記継手部の上下流領域を少なくとも3回切断するように構成され、
前記切断部材は、前記所定距離内の前記継手部の個数が複数である場合に、2回の切断位置がそれぞれ2つの端部継手部の上流と下流に位置するように、前記金属端子帯における搬送方向上の両端に位置する2つの前記端部継手部の上下流領域を少なくとも2回切断するように構成されることを特徴とする全自動巻取り機。 - 金属端子素材が継手部により接続された状態の金属端子帯を連続的に巻取ることにより、金属端子供給リールを形成する全自動巻取り方法において、
全自動巻取り機が正式生産条件を満たすか否かを判断するステップS1と、
正式生産条件を満たしている場合に、生産を行い、正式生産条件を満たしていない場合に、生産条件をデバッグし、生産条件が合格したら生産を行うステップS2と、
前記金属端子帯に変形した金属端子があるか否かを検出し、変形した金属端子がある場合に変形した金属端子を切り取り、変形した金属端子がない場合に巻取りを行うステップS3と、
前記金属端子帯上の所定距離内に前記継手部があるか否かを検出し、前記金属端子帯に1つの前記継手部がある場合にステップS5を実行し、前記金属端子帯に複数の前記継手部がある場合にステップS6を実行するステップS4と、
第1切断位置と第2切断位置がそれぞれ前記継手部の上流と下流に位置し、第3切断位置が前記第1切断位置の上流に位置するように、前記金属端子帯における前記継手部の上下流領域を少なくとも3回切断するステップS5と、
2回の切断位置がそれぞれ2つの端部継手部の上流と下流に位置するように、前記金属端子帯における搬送方向上の両端に位置する2つの前記端部継手部の上下流領域を少なくとも2回切断するステップS6と、
巻取りが完了するまで、前記金属端子帯を巻取り続けるステップS7とを含むことを特徴とする全自動巻取り機の全自動巻取り方法。 - ステップS1は、
表面処理条件をデバッグされる金属端子帯の前端を同じ高さの金属牽引材料と一体的に連結して前継手部を形成し、デバッグ金属端子帯の後端を同じ高さの金属牽引材料と一体的に連結して後継手部を形成するステップS11と、
前記金属端子帯に表面処理を施すステップS12と、
搬送方向に沿って前記前継手部の少なくとも一部の前方と前記後継手部の少なくとも一部の後方との間の前記金属端子帯を切断し、切断された一部の前記金属端子帯を検出サンプルとし、検出サンプルの表面処理性能を検査し、要求に合致していない場合にステップS11を再度実行するS13とを含むことを特徴とする請求項2に記載の全自動巻取り方法。 - ステップS13において、前記金属牽引材料の再利用を必要とする場合に、搬送方向に沿って前記前端と対応する前記金属牽引材料との間の連結位置、及び前記後端と対応する前記金属牽引材料との間の連結位置の間の前記金属端子帯を切断し、前記前継手部に対応する金属牽引材料を前記巻取りリールに巻き取り、前記後継手部に対応する金属牽引材料を金属牽引材料リールに巻き取り、前記金属牽引材料の廃棄を必要とする場合に、搬送方向に沿って前記前継手部の前方と前記後継手部の後方との間の前記金属端子帯を切断することを特徴とする請求項3に記載の全自動巻取り方法。
- ステップS4において、前記所定距離が5mであり、ステップS5において、前記第1切断位置及び前記第2切断位置と前記継手部との間の距離が10cmであり、前記第3切断位置と前記第1切断位置との間の距離が20cm~100cmであることを特徴とする請求項2に記載の全自動巻取り方法。
- ステップS5において、間隔20cmを切断長さとして前記第1切断位置と前記第3切断位置との間の前記金属端子帯を切断することを特徴とする請求項2に記載の全自動巻取り方法。
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