JP3954049B2 - ロータリー型ルーパ - Google Patents

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Description

本発明はロータリー型ルーパに関するものであり、詳しくは金属パイプなどを作製するために用いられる帯状鉄板を、損傷を防止しつつ安定的に巻き取り、作動時発生する騒音を低減させ得るロータリー型ルーパに関する。
一般に、ルーパはアンコイラ(Uncoiler)と造管機(pipe mill)との間に設けられて、アンコイラから供給されるロールタイプの帯状鉄板(roll type metal strip)を巻き取って貯蔵すると共に、造管機に供給する装置である。前記ルーパは、造管機に供給されている帯状鉄板の終端を新たに供給される帯状鉄板の先端と溶接する間に、貯蔵している帯状鉄板を造管機に供給することによって、溶接する間にも工程を中断せず連続的に製品を作製できるようにする。
このようなルーパとしては、米国のケント株式会社が開発した直立式ルーパ(vertical type looper)と、直立式ルーパを改良したロータリー型ルーパ(rotary type looper)がある。前記直立式ルーパとロータリー型ルーパは、韓国特許登録第10-0313474号などに開示されている。
前記直立式ルーパは、図1に示したように、アンコイラ11から帯状鉄板13を引き出す入側ピンチローラー14と、帯状鉄板13が巻き取られる外側ガイドローラー群15と内側ガイドローラー群16と、螺旋状で設けられた螺旋状ガイドローラー群17と、出側ローラー14aとを備える。前記外側ガイドローラー群15と、内側ガイドローラー群16と、螺旋状のガイドローラー群17とは、所定の台板12に設けられる。
即ち、入側ピンチローラーに14によって引き出された帯状鉄板13は、入側ガイド18を通過して外側ガイドローラー群15の内側に密着されて一回以上を回転した後、「U」字状に折り曲げられながら進行方向が変わり、内側ガイドローラー群16の外部に沿って一回ほど巻き取られた後、螺旋状ガイドローラー群17を経由して造管機11aの方に排出される
このような過程において、造管機11aの方に排出される帯状鉄板13の排出速度より、さらにはやい速度で入側ピンチローラー14を駆動させて帯状鉄板13を引き出すと、「U」字状の屈曲部19が半時計回りに回転しながら、内側ガイドローラー群16と外側ガイドローラー群15に巻き取られ貯蔵される。このとき、帯状鉄板13は、弾性と剛性により外側ガイドローラー群15に強く密着するようになる。これにより、帯状鉄板13が一層以上巻き取られると、さらに巻き込まれ難くなってそれ以上の移送が不可能になることがある。また、内側ガイドローラー群16と外側ガイドローラー群15に巻き取られた帯状鉄板の間隔が一定ではなく不規則になると、「U」字状の屈曲部19がスムーズに通過せず折れることがある。
このため、外側ガイドローラー群15の直径を、図1に点線で示したように、巻き取られる帯状鉄板13の層数に対応して持続的に増加させなければならない。そして、内側ガイドローラー群16も、帯状鉄板13が巻き取られ貯蔵されることに伴い、その直径を膨脹させて巻き取られる帯状鉄板が張り切っている状態を保つようにしなければならない。
このように、前記直立式ルーパ10は、外側ガイドローラー群15と内側ガイドローラー群16の直径を調節するために、油圧装置と空圧装置などの直径調節手段を備えなければならない。従って、前記直立式ルーパ10は、製造過程が非常に難しくて複雑で高価であるのみならず、故障発生の可能性が大きく、各部分の駆動による騒音が大きく発生する。
また、前記直立式ルーパ10は、帯状鉄板13を入側ピンチローラー14により押して供給する方式であるため、巻き取られる帯状鉄板13が反ったり捻じれる短所がある。特に、帯状鉄板13が薄い場合には、「U」字状の屈曲部19の曲率半径が大きくなって、帯状鉄板13がスムーズに巻き込まれず損傷を受けることがある。従って、外側ガイドローラー群15の初期位置を調節して、内側ガイドローラー群16と外側ガイドローラー15群間の間隔を狭めて作動させなければならないという問題点がある。
また、前記直立式ルーパ10は、帯状鉄板13が常に相互密着した状態で動くため、帯状鉄板13の間に摩擦力が非常に大きく作用する。従って、入側ピンチローラー14の駆動力が、相対的に非常に大きくなければならない。なお、前記摩擦によって騒音と塵埃が多く発生するという問題点がある。
前記直立式ルーパ10の前述したような問題点を解決するためにロータリー型ルーパが提案された。前記ロータリー型ルーパは、図2に示したように、地面に対して所定角度で斜めに設けられた台板21と、該台板21に固設され螺旋状で配置されたガイドローラー群22aを持つ中央ドラム22と、中央ドラム22の外縁に設けられた内側巻取りローラー群23と、回転可能な回転ドラム25の内縁と外縁に各々設けられた内側ガイドローラー群23aと外側巻取りローラー群24と、外側巻取りローラー群24の外側へ外側巻取りローラー群24と一定間隔離隔されるように設けられた外側ガイドローラー群24aと、回転ドラム25の内側ガイドローラー群23aと外側巻取りローラー群24の間に回転可能に設けられた案内ドラム26とを備える。
アンコイラ11に装着された帯状鉄板13は、ピンチローラー27の駆動力によって外側巻取りローラー24と外側ガイドローラー群24aの間に誘導された後、案内ドラム26をめぐって進行方向が逆になり、内側巻取りローラー23と内側ガイドローラー23aの間に誘導される。内側巻取りローラー23と内側ガイドローラー23aの間に誘導された帯状鉄板13は、螺旋状ガイドローラー群22aを経て、測定ローラー28によって設定された速度で造管機11aに供給される。
このようなロータリー型ルーパ20が帯状鉄板13を巻き取って貯蔵する過程は、次のようである。即ち、ピンチローラー27が測定ローラー28の設定速度よりはやい速度で回転して帯状鉄板13を移送し、両ローラー27、28の速度差ほど回転ドラム25が半時計回りに回転することによって、帯状鉄板13が外側巻取りローラー群24に巻き取られると同時に、案内ドラム26によって内側巻取りローラー群23にも巻き取られる。
前記ロータリー型ルーパ20は、直径調節手段を備える必要がないため、その構造が遥かに単純で製造単価も低めることができる。また、「U」字状の屈曲部19に対応する案内ドラム26を備えるため、帯状鉄板13が変形されることをある程度防止できる。
しかし、前記ロータリー型ルーパ20は、次のような問題点を持っている。
先ず、帯状鉄板13をピンチローラー27で押して供給するため、押されて入力される帯状鉄板13が、反ったり捻じれる現象が発生でき、案内ドラム26をめぐって方向が転換される帯状鉄板13をガイドする部材が備えられていないため、帯状鉄板13が案内ドラム26の外周面から外れる場合もある。また、外側巻取りローラー群24と内側巻取りローラー群23に巻き取られる帯状鉄板13を垂直にガイドできる垂直ガイド部材が備えられていないため、帯状鉄板13が多数回巻き取られた場合、帯状鉄板13が外側巻取りローラー群24または内側巻取りローラー群23から外れる場合もある。
また、前記ロータリー型ルーパ20は、ピンチローラー27と回転ドラム25を回転させるために、二つの駆動モータが必要となり、その構造が比較的に複雑である。
さらに、前記ロータリー型ルーパ20は、台板21を地面に対して所定角度で斜めに設けなければならないという問題がある。製造しようとする金属パイプと帯状鉄板の条件に応じて、台板21の角度を精度よく調節しなければならないが、前記ロータリー型ルーパ20は重い重量体であるため、その調整が容易ではないという問題点がある。
本発明は前記問題点を解決するために成されたものであって、中央ドラム部を台板に所定角度回動自在に設けることによって、多様な規格と材質の帯状鉄板に容易に適用できるロータリー型ルーパを提供することにその目的がある。
本発明の他の目的は、外側ドラム部と内側ドラム部を垂直に設けることによって、作動時発生する騒音が低減できるロータリー型ルーパを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、外側ドラム部から内側ドラム部に帯状鉄板を誘導する誘導ローラーに摩擦手段を設けることによって、帯状鉄板の損傷を防止し安定して供給できるロータリー型ルーパを提供することにある。
前記の目的を達成するために本発明によるロータリー型ルーパは、入側部から供給された帯状鉄板を巻き取る外側ドラム部と、該外側ドラム部から供給された帯状鉄板を巻き取る内側ドラム部と、前記外側ドラム部に巻き取られた帯状鉄板を前記内側ドラム部に誘導する誘導ローラー部と、前記内側ドラム部から供給された該帯状鉄板を出側部へ供給する中央ドラム部とを含むロータリー型ルーパであって、前記外側ドラム部と内側ドラム部は、各々地面と垂直を成しながら台板に設けられ、前記中央ドラム部は、前記台板に所定角度回動可能に設けられ、その外周面には螺旋状で設けられたガイドローラーを含み、前記中央ドラム部の回動によって前記ガイドローラーを通じて前記出側部に排出される帯状鉄板が、前記入側部から外側ドラム部へ供給される帯状鉄板と平行するようになる。
望ましくは、前記外側ドラム部は、駆動モータによって選択的に正回転及び逆回転自在に台板に設けられた外側ドラムと、該外側ドラムに所定間隔で設けられた外側ローラーを含み、前記内側ドラム部は、前記台板に固設され、前記誘導ローラー部の誘導ローラーは、前記外側ドラムに設けられて前記外側ドラムとともに回転され、前記帯状鉄板を前記外側ローラーから前記内側ドラム部に誘導するように、前記外側ローラーから前記内側ドラム部まで所定の間隔かつ曲率で設けられて、前記入側部から供給された帯状鉄板が、前記外側ドラム部と、前記誘導ローラー部と、内側ドラム部と、中央ドラムとを順次経由して前記出側部に供給され、前記外側ドラムが正回転することにしたがって、前記入側部から供給された帯状鉄板が前記外側ローラーに巻き取られると同時に、前記誘導ローラー部を経由して供給された前記帯状鉄板が、前記内側ドラム部にも巻き取られる。
さらに望ましくは、は、前記ロータリー型ルーパは、前記誘導ローラー部を通過する前記帯状鉄板に、所定の摩擦力を提供するように前記誘導ローラーを選択的に加圧する摩擦手段をさらに含む。
本発明の他の側面によるロータリー型ルーパは、駆動モータによって選択的に正回転及び逆回転可能に台板に設けられた外側ドラムと、該外側ドラムに所定間隔で設けられた外側ローラーとを含む外側ドラム部と、前記外側ドラムの内側で前記台板に固設された内側ドラムと、該内側ドラムに所定間隔で設けられて帯状鉄板が巻き取られる内側ローラーとを含む内側ドラム部と、前記内側ドラム部の内側で前記台板に設けられ、その外周面には螺旋状で設けられたガイドローラーを含んで、前記内側ドラム部から供給された前記帯状鉄板を出側部に供給する中央ドラム部と、前記外側ドラムに設けられて前記外側ドラムと共に回転され、前記帯状鉄板を前記外側ローラーから前記内側ローラーへ誘導するように、前記外側ローラーから前記内側ドラムまで所定の間隔かつ曲率で設けられた誘導ローラー部と、前記誘導ローラー部を通過する前記帯状鉄板に所定の摩擦力を提供するように、前記誘導ローラーを選択的に加圧する摩擦手段とを含み、前記入側部から供給された帯状鉄板が、前記外側ドラム部と、前記誘導ローラー部と、内側ドラム部と、中央ドラムとを順次経由して前記出側部に供給され、前記外側ドラムが正回転することにしたがって、前記入側部から供給された帯状鉄板が前記外側ローラーに巻き取られると同時に、前記誘導ローラー部を経由して供給された前記帯状鉄板が前記内側ローラーにも巻き取られる。
望ましくは、は、前記ロータリー型ルーパは、前記外側ドラムと内側ドラムが地面と垂直を成すように設けられる。
ここで、前記中央ドラム部は、その一面が前記台板に回動自在に設けられ、その他面には前記回動角度を調節する回動調節部が設置され、前記回動調節部は、所定の保持台に回動自在に設けられた回動スクリューと、前記中央ドラム部の他面に固定され前記回動スクリューと相応するナットが形成されて、前記回動スクリューの回転によって所定の区間を往復動することによって、前記中央ドラムが所定角度回動されるようにする固定ナットとを含む。
また、前記ロータリー型ルーパは、誘導ローラー部と内側ローラーの間に設けられて、該誘導ローラー部から前記内側ローラーに供給される前記帯状鉄板を、前記内側ローラーの方に付勢する張力調節部をさらに含む。
望ましくは、は、前記張力調節部は、中心軸を中心として回動可能なレバーの一端に、前記帯状鉄板に当接するように設けられた張力ローラーと、前記レバーの他端に設けられて前記張力ローラーの回動に抵抗する付勢力を提供するピストン部材と、前記ピストン部材の動きを感知するバイアスセンサーとを含み、前記バイアスセンサーの信号に応じて、前記駆動モータの駆動速度を調節することによって、前記帯状鉄板の張力を調節する。
さらに望ましくは、は、前記外側ドラム部は、前記外側ドラムの外周縁に垂直に設けられた外側垂直ローラーを含み、前記内側ドラム部は、前記内側ドラムの外周縁に垂直に設けられた内側垂直ローラーを含んで、巻き取られる前記帯状鉄板が、各々前記外側垂直ローラーと前記内側垂直ローラーによってガイドされる。
本発明によるロータリー型ルーパは、次のような特有の効果を奏する。
(1)中央ドラム部を台板に所定角度回動可能に設けることによって、多様な規格と材質の帯状鉄板に容易に適用できる。
(2)外側ドラム部と内側ドラム部を垂直に設けることによって、作動時に発生する騒音を低減できる。
(3)外側ドラム部から内側ドラム部に帯状鉄板を誘導する誘導ローラーに摩擦手段を設けることによって、帯状鉄板の損傷を防止して安定的に供給できる。
以下、本発明の望ましい実施例によるロータリー型ルーパについて、添付した図面に基づいて詳しく説明する。
図3は、本発明の望ましい実施例によるロータリー型ルーパを示した正面図であって、帯状鉄板が供給されることを示した図面であり、図4は前記ロータリー型ルーパにおいて、帯状鉄板が供給されることを概略的に示した斜視図である。
図3及び図4を参照すると、前記ロータリー型ルーパ100は、駆動モータによって選択的に回転可能な外側ドラム部30と、外側ドラム部30の内側に設けられた内側ドラム部40と、内側ドラム部40の内側で台板92に所定角度回動可能に設けられた中央ドラム部50と、外側ドラム部30から内側ドラム部40まで帯状鉄板13を誘導する誘導ローラー部60と、誘導ローラー部60を通過する帯状鉄板13に所定の摩擦力を提供する摩擦手段70とを含む。前記帯状鉄板13は、アンコイラ(図示せず)から供給されて、入側部80と外側ドラム部30と誘導ローラー部60と内側ドラム部40と中央ドラム部50とを順次経由して出側部85に排出される。
前記入側部80は、図3に示したように、水平に設けられた入側移送ローラー81と、所定間隔離隔されるように設けられて帯状鉄板13の移送をガイドする入側垂直ローラー82と、シリンダーによって垂直に往復動しつつ帯状鉄板13と密着する入側密着ローラー83とを含む。
望ましくは、前記入側移送ローラー81は、入側部80の先端と後端に各々一対ずつ水平に設けられて帯状鉄板13をガイドする。入側垂直ローラー82は、帯状鉄板13が入側部80を離脱しないよう側面から帯状鉄板13をガイドする。入側密着ローラー83は、外側ドラム31の回転速度が一定ではないなどの原因によって、帯状鉄板13が垂直に揺動することを防止する。
前記出側部85は、図3に示したように、水平に設けられた出側移送ローラー86と、所定間隔離隔されるように設けられて帯状鉄板13の移送をガイドする出側垂直ローラー87と、シリンダーによって垂直に往復動しつつ帯状鉄板13と密着する出側密着ローラー88とを含む。
望ましくは、前記出側移送ローラー86は、出側部85の先端と後端に各々一対ずつ水平に設けられて帯状鉄板13をガイドする。出側垂直ローラー87は、帯状鉄板13が出側部85を離脱しないよう側面から帯状鉄板13をガイドする。出側密着ローラー88は、外側ドラム31の回転速度が一定ではないなどの原因によって、帯状鉄板13が垂直に揺動することを防止する。
前記外側ドラム部30は、駆動モータ91のよって回転可能に台板92に設けられた外側ドラム31と、該外側ドラム31に所定間隔で設けられた多数の外側ローラー33とを含む。外側ドラム部30は、入側部80から帯状鉄板13を供給されて、外側ローラー33によって形成される円周面に巻き取り、誘導ローラー部60を通じて内側ドラム部40に供給する。
前記外側ドラム31は、台板92に回転可能に設けられる。外側ドラム31と台板92は、地面と垂直を成すように設けられる。これは、中央ドラム部50が台板92に所定角度回動自在に設けられて、入側部80を通じて供給される帯状鉄板13と、出側部85に排出される帯状鉄板13とを相互平行するようにすることができるからである。詳しくは後述する。
前記外側ドラム31は、駆動モータ91によって選択的に正回転及び逆回転が可能である。外側ドラム31の後面には、図5に示したように、ドラムリング34が固設される。ドラムリング34の内周面には、台板92にその軸が固定された保持ローラー34bが所定間隔で設けられてドラムリング34を回転可能に保持し、ドラムリング34の外周面には、ドラムチェイン34aが設けられる。ドラムチェイン34aは、駆動モータ91によって回転する駆動スプロケット34cから駆動力を伝達される。即ち、駆動モータ91の駆動力は、駆動スプロケット34cとドラムチェイン34aとドラムリング34とを通じて外側ドラム31に伝達されて外側ドラム31を回転させる。なお、本明細書において、「正回転」とは、図3において半時計回りに回転することを意味し、「逆回転」とは、時計回りに回転することを意味することとする。
望ましくは、前記外側ドラム部30は、外側ドラム31の回転数と回転速度を感知する回転感知手段35を備える。回転感知手段35は、外側ドラム31に設けられて所定の光線を照射する光線部35aと、台板92に設けられて光線部35aの光線を感知する光センサー35bとを含む。即ち、外側ドラム31が回転されることによって、光センサー35bが光線を感知して回転数と回転速度を測定する。なお、制御部(図示せず)は、光センサー35bから測定された回転数と回転速度を用いて、一回転当りの帯状鉄板13の巻取り長さを計算し、外側ドラム31が逆回転して帯状鉄板13を排出する場合には、必要な逆回転数を演算する。
前記外側ローラー33は、外側ドラム31に円状を成すように設けられて、外側ドラム31の回転にしたがって帯状鉄板13を巻き取る。望ましくは、前記外側ローラー33の間には、所定間隔で一対の外側垂直ローラー32が設けられる。外側垂直ローラー32は、外側ローラー33に巻き取られる帯状鉄板13が、外部に離脱することを防止する。
さらに望ましくは、前記一対の外側垂直ローラー32は、巻き取られる帯状鉄板13の幅によってその間隔を調節できる。即ち、図5に示したように、一対の外側垂直ローラー32のうち何れかの一つは外側ドラム31に固設され、他の一つは外側スクリュー棒32aの回転によって往復動するナット32bに設けられて、外側スクリュー棒32aの回転にしたがって往復動する。
前記外側スクリュー棒32aは、外側スクリュー棒32aと結合された外側スプロケット32cと、外側スプロケット32cを回転させる外側チェイン32dとによって回転される。即ち、外側チェイン32dを回転させることによって、多数の対をなす外側垂直ローラー32間の間隔を調節できる。なお、説明しなかった部材番号32eは、外側チェイン32dの張力を調節する補助スプロケットである。
前記誘導ローラー部60は、図7に示したように、外側ローラー33を経由した帯状鉄板13が自然に内側ドラム部40に誘導されるように、所定の曲率かつ間隔で配置される。誘導ローラー部60は、外側ドラム31に設けられて外側ドラム31と共に回転される。
前記誘導ローラー部60は、外側ドラム31と共に回転され、外側ローラー33と内側ローラー42に帯状鉄板13を同時に巻き取る。即ち、図8及び図9に示したように、外側ドラム31の回転にしたがって、外側ローラー33に帯状鉄板13が巻き取られると同時に、外側ローラー33に複数の層に巻き取られた帯状鉄板13のうち、内側に巻き取られた帯状鉄板13から誘導ローラー部60を経由して内側ローラー42に巻き取られる。
前記内側ローラー42に供給されて巻き取られた帯状鉄板13は、傾斜部44を経由して中央ドラム部50に供給される。即ち、造管機(図示せず)に設けられた引き出しモータ(図示せず)が作動して帯状鉄板13を引き出すことにしたがって、内側ローラー42の内側に巻き取られた帯状鉄板13から傾斜部44及び中央ドラム部50を経由して出側部85に供給される。
このような過程において、駆動モータ91の駆動速度を調節して出側部85の方に供給される帯状鉄板13の引き出し速度よりはやい速度で外側ドラム31を回転させると、外側ローラー33と内側ローラー42に帯状鉄板13が巻き取られて貯蔵される。入側部80から供給された帯状鉄板13の長さから、出側部85に排出された帯状鉄板13の長さを除いた分の帯状鉄板13がルーパ100に貯蔵される。
望ましくは、前記ロータリー型ルーパ100は、誘導ローラー61を選択的に加圧する摩擦手段70を備える。摩擦手段70は、図7に示したように、誘導ローラー61が配置された前記曲率と相応する形状の摩擦パッド71と、摩擦パッド71を誘導ローラー61に対して選択的に移動させる移動部73とを備える。
前記摩擦パッド71は、誘導ローラー61を選択的に加圧して帯状鉄板13に摩擦力を加えることによって、帯状鉄板13が適正量だけ内側ローラー42に供給されるようにする。即ち、帯状鉄板13自体の弾性や外側ドラム31の回転状態が、不安定な要因などによって帯状鉄板13が過度に内側ローラー40に供給されることを防止する。また、摩擦パッド71は、外側ドラム31が逆回転する場合には、帯状鉄板13が誘導ローラー部60を離脱しないようにする。
前記移動部73は、外側ドラム31に固定された固定板73aと、固定板73aに往復動可能に設けられた移動板73bと、固定板73aのナット孔73cに挿入されて移動板73bを往復動させる移動スクリュー73dとを含む。即ち、移動スクリュー73dの回転によって移動板73bが前方へ移動され、移動板73bの移動によって摩擦パッド71が加圧されて帯状鉄板13に摩擦力を提供する。望ましくは、前記移動板73bと摩擦パッド71の間には、スプリングのような弾性手段73eが設けられる。弾性手段73eは、過度な摩擦力が帯状鉄板13に伝達されることを防止する。
前記誘導ローラー部60を経由した帯状鉄板13は、内側ローラー42に供給される。望ましくは、前記ロータリー型ルーパ100は、誘導ローラー部60を経由した帯状鉄板13に所定の張力を加える張力調節部65を備える。
前記張力調節部65は、図10に示したように、中心軸65aを中心として回動可能なレバー65bと、帯状鉄板13の下部で帯状鉄板13に当接するようにレバー65bの一端に設けられた張力ローラー65cと、レバー65bの他端に設けられて張力ローラー65cの回動に抵抗する付勢力を提供するピストン部材65dと、ピストン部材65dの動きを感知するバイアスセンサー(図示せず)とを含む。
前記張力ローラー65cは、帯状鉄板13が外側へ動くと、下方に動きながら帯状鉄板13を上方に付勢する。即ち、レバー65bが回動されて、ピストン部材65dのロッドが延びながら帯状鉄板13を上方に付勢する。前記ロッドは、帯状鉄板13が元の状態に戻ると元位置に戻る。
前記バイアスセンサーは、このようなピストン部材65dの動きを感知して、制御部(図示せず)にその信号を伝達する。制御部は、前記信号に応じて駆動モータ91の駆動速度を調節することによって、帯状鉄板13の張力を調節できる。
前記内側ドラム部40は、図3及び図8に示したように、台板92に固設された内側ドラム43と、内側ドラム43に所定間隔で設けられた多数の内側ローラー42とを含む。内側ドラム部40は、誘導ローラー部60を経由して供給された帯状鉄板13を中央ドラム部50に供給する。前記内側ドラム43は、台板92の外側ドラム部30の内側に設けられる。内側ローラー42は、内側ドラム43に所定間隔で設けられて、外側ドラム部30と誘導ローラー61を通じて供給された帯状鉄板13を巻き取る。
望ましくは、前記内側ローラー42の間には、所定間隔で一対の内側垂直ローラー45が設けられる。内側垂直ローラー45は、内側ローラー42に巻き取られる帯状鉄板13が外部に離脱することを防止する。
さらに望ましくは、前記一対の内側垂直ローラー45は、巻き取られる帯状鉄板13の幅によってその間隔を調節できる。即ち、図5及び図8に示したように、一対の内側垂直ローラー45のうち、何れかの一つは内側ドラム43に固設され、他の一つは内側スクリュー棒45aの回転によって往復動するナット45bに設けられて、内側スクリュー棒45aの回転にしたがって往復動する。
前記内側スクリュー棒45aは、内側スクリュー棒45aと結合された内側スプロケット45cと、内側スプロケット45cを回転させる内側チェイン45dによって回転される。即ち、内側チェイン45dを回転させることによって、多数の対をなす内側垂直ローラー45間の間隔を調節できる。なお、説明しなかった部材番号45eは、内側チェイン45dの張力を調節する補助スプロケットである。
前記内側ドラム部40を経由した帯状鉄板13は、ローラーを斜めに設けた傾斜部44を経て、中央ドラム部50に供給される。前記傾斜部44は、図8に示したように、内側ドラム部40と中央ドラム部50の間で、帯状鉄板13を中央ドラム部50の方に自然に誘導する。
前記中央ドラム部50は、外周面に螺旋状で設けられたガイドローラー51と、中央ドラム53を台板92に所定角度回動可能にする回動調節手段とを含む。中央ドラム部50は、台板92に回動自在に設けられることによって、出側部85に排出される帯状鉄板13を、入側部80から供給される帯状鉄板13と平行にする。
前記ガイドローラー51は、図8、図9、図11及び図12に示したように、螺旋状で配置されて内側ローラー42と傾斜部44を経由した帯状鉄板13を出側部85に供給する。
前記回動調節手段は、中央ドラム53の一面に設けられて回動の中心となる回動中心部54と、中央ドラム53の他面に設けられて回動角を調節する回動調節部55を含む。
前記回動中心部54は、台板92に固定され中央には軸ピン54aが設けられるようにピンホールが形成された第1固定片54bと、前記ピンホールと対応するピンホールが形成され中央ドラム53に固定された第2固定片54cと、前記第1、2固定片54b、54cのピンホールに挿設される軸ピン54aとを含む。第1固定片54bと第2固定片54cは、軸ピン54aによって回動可能に結合される。
望ましくは、前記軸ピン54aは、地面に対して45°を成すように設けられる。即ち、図8を参照して説明すると、軸ピン54aは、中央ドラム部50が左上方向と右下方向に回動できるように地面に対して45°で設置される。図8において、破線で表示された中央ドラム部50は台板92に垂直に位置したことを示し、実線で表示された中央ドラム部50は右下方向に45°回動されたことを示す。
前記回動調節部55は、図13に示したように、所定の保持台55aに回動自在に設けられた回動スクリュー55bと、中央ドラム50の他面に固定され、回動スクリュー55bが挿設される固定ナット55cとを含む。
前記回動スクリュー55bは、終端が保持台55aに回動自在に設けられる。回動スクリュー55bは、固定ナット55cに形成されたナット55dと相応する螺子山を外周面に備える。
前記固定ナット55cは中央ドラム53の他面に固設され、その内部には回動スクリュー55bと相応するナット55dが形成される。即ち、回動スクリュー55bが回転すると、固定ナット55cが所定区間を移動するようになる。即ち、回動スクリュー55bの回転によって固定ナット55cが移動し、回動スクリュー55bが回動すると中央ドラム53も回動するようになる。
図11に示したように、中央ドラム53が台板92に垂直となった場合には、ガイドローラー51を経由して出側部85に供給される帯状鉄板13が、入側部80から供給される帯状鉄板13と平行せず、所定角度θ1を形成する。前記θ1が大きいほど帯状鉄板13の損傷可能性が大きく、騒音も大きく発生される。
一方、図12に示したように、中央ドラム部50を所定角度回動させると、入側部80から供給される帯状鉄板13と、ガイドローラー51を経由して出側部85に供給される帯状鉄板13とが平行になる。中央ドラム部50の回動角は、帯状鉄板13の幅、剛性、弾性によって好適に調節される。
つぎに本発明の望ましい実施例によるロータリー型ルーパ100の動作について詳しく説明する。
先ず、入側部80から供給された帯状鉄板13を、図3及び図4に示したように、外側ローラー33の一部と、誘導ローラー61と、内側ローラー42の一部と、ガイドローラー51とを経由して出側部85に供給する。帯状鉄板13は、造管機(図示せず)に設けられた引き出しモータ(図示せず)の駆動力によって引き出されて出側部85に供給される。
この過程において、図12に示したように、中央ドラム部50を所定角度回動させて、入側部80から供給された帯状鉄板13と、出側部85に供給される帯状鉄板13とが相互平行になるようにする。前記回動角度は、帯状鉄板13の幅、弾性、剛性などによって決定される。
帯状鉄板13を前記ロータリー型ルーパ100に貯蔵するためには、駆動モータ91を駆動させて外側ドラム31を正回転、即ち半時計回りに回転させる。駆動モータ91の駆動力は、駆動スプロケット34cと、ドラムリング34の外周面に設けられたドラムチェイン34aと、外側ドラム31に固設されたドラムリング34とを通じて外側ドラム31に伝達される。
帯状鉄板13が出側部85に排出される速度よりはやい速度で外側ドラム31が回転されると、帯状鉄板13は外側ローラー33に巻き取られ、これと同時に内側ローラー42にも巻き取られる。即ち、外側ドラム31に設けられた誘導ローラー部60が外側ドラム31と共に回転すると、図8及び図9に示したように、外側ローラー33に帯状鉄板13が巻き取られると同時に、外側ローラー33に複数の層に巻き取られた帯状鉄板13のうち、内側に巻き取られた帯状鉄板13から誘導ローラー部60を経由して内側ローラー42に巻き取られる。
前記内側ローラー42に供給されて巻き取られた帯状鉄板13は、傾斜部44を経由して中央ドラム部50に供給される。即ち、造管機(図示せず)に設けられた引き出しモータ(図示せず)が作動して帯状鉄板13を引き出すことにしたがって、内側ローラー42の内側に巻き取られた帯状鉄板13から傾斜部44及び中央ドラム部50を経由して出側部85に供給される。
このような過程において、摩擦手段70は、誘導ローラー部60を経由して内側ローラー42に供給される帯状鉄板13に摩擦力を提供することによって、適正量の帯状鉄板13が供給されるようにする。また、張力調節部65は、供給される帯状鉄板13の量が多すぎて帯状鉄板13が外側へ動くと、帯状鉄板13を内側ローラー42の方に付勢する。これと共に、バイアスセンサー(図示せず)は、ピストン部材65dの動きを感知して、制御部にその信号を伝達する。制御部は、前記信号に応じて駆動モータ91の駆動速度を調節して、外側ドラム31の回転速度を調節する。
帯状鉄板13の貯蔵が完了すると、外側ドラム31の回転を停止させる。外側ドラム31の回転が停止すると、前記引き出しモータによる引き出し速度ほど帯状鉄板13が入側部80から供給される。即ち、入側部80から供給された帯状鉄板13は、外側ローラー33と、誘導ローラーで61と、内側ローラー42と、ガイドローラー51とを順次経由して出側部85に供給される。このとき、外側ローラー33の内側に巻き取られた帯状鉄板13から内側ローラー42に供給され、内側ローラー42の内側に巻き取られた帯状鉄板13からガイドローラー51に供給される。
次いで、アンコイラ(図示せず)に巻き取りされた帯状鉄板13が一定量以下に減ると、新たな帯状鉄板の先端を、供給中である帯状鉄板13の終端と溶接するために外側ドラム31を逆回転、即ち時計回りに回転させる。出側部85に排出される帯状鉄板13の排出速度と同じ速度で外側ドラム31を逆回転させると、内側ローラー42と外側ローラー33に巻き取られた帯状鉄板13が出側部85に供給される一方、入側部80を通じた帯状鉄板13の流入は停止される。摩擦手段70は、誘導ローラー部60を経由する帯状鉄板13を加圧することによって、帯状鉄板13が誘導ローラー部60を離脱せず円滑に内側ローラー42に供給されるようにする。
このように帯状鉄板13の流入が停止されるため、新たな帯状鉄板13の先端を供給中である帯状鉄板13の終端と溶接することができる。即ち、溶接のため作業工程が中断される場合が発生しなくなる。
以上、望ましい実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本明細書および図面に記載された実施の形態は本発明の最も望ましい実施の形態に過ぎず、本発明の技術的思想を制限するものではなく、本出願のときにこれらに代替可能な多様な均等物と変形例があり得ることを理解すべきである。
従来技術による直立式ルーパを示した正面図である。 従来技術によるロータリー型ルーパを示した正面図である。 本発明の望ましい実施例によるロータリー型ルーパを示した正面図であって、帯状鉄板が供給されることを示した図面である。 本発明の望ましい実施例によるロータリー型ルーパにおいて、帯状鉄板が供給されることを概略的に示した斜視図である。 本発明の望ましい実施例によるロータリー型ルーパの概略的構成を示した側面図である。 本発明の望ましい実施例によるロータリー型ルーパの概略的構成を示した平面図である。 本発明の望ましい実施例によるロータリー型ルーパの誘導ローラー部と摩擦手段を示した正面図である。 本発明の望ましい実施例によるロータリー型ルーパを示した正面図であって、帯状鉄板が供給及び貯蔵されることを示した図面である。 本発明の望ましい実施例によるロータリー型ルーパにおいて、帯状鉄板が供給及び貯蔵されることを概略的に示した斜視図である。 本発明の望ましい実施例によるロータリー型ルーパの張力調節部を示した正面図である。 本発明の望ましい実施例によるロータリー型ルーパの中央ドラム部を示した平面図である。 本発明の望ましい実施例によるロータリー型ルーパの中央ドラム部を示した平面図であって、中央ドラムが回動したことを示した図面である。 本発明の望ましい実施例によるロータリー型ルーパの回動調節部を示した正面図である。
符号の説明
10・・・直立式ルーパ
20・・・ロータリー型ルーパ
30・・・外側ドラム部
40・・・内側ドラム部
50・・・中央ドラム部
60・・・誘導ローラー部
65・・・張力調節部
70・・・摩擦手段
80・・・入側部
85・・・出側部
100・・・ロータリー型ルーパ

Claims (7)

  1. 入側部から供給された帯状鉄板を巻き取る外側ドラム部と、該外側ドラム部から供給された帯状鉄板を巻き取る内側ドラム部と、前記外側ドラム部に巻き取られた帯状鉄板を前記内側ドラム部に誘導する誘導ローラー部と、前記内側ドラム部から供給された帯状鉄板を出側部へ供給する中央ドラム部とを含むロータリー型ルーパであって、
    前記外側ドラム部と内側ドラム部は、各々地面と垂直を成しながら台板に設けられ、
    前記中央ドラム部は、前記台板に所定角度回動可能に設けられ、その外周面には螺旋状で設けられたガイドローラーを含み、
    前記中央ドラム部の回動によって前記ガイドローラーを通じて前記出側部に排出される帯状鉄板が、前記入側部から外側ドラム部へ供給される帯状鉄板と平行するようになることを特徴とする、
    ロータリー型ルーパ。
  2. 前記外側ドラム部は、駆動モータによって選択的に正回転及び逆回転自在に台板に設けられた外側ドラムと、該外側ドラムに所定間隔で設けられた外側ローラーを含み、前記内側ドラム部は、前記台板に固設され、前記誘導ローラー部の誘導ローラーは、前記外側ドラムに設けられて前記外側ドラムとともに回転され、前記帯状鉄板を前記外側ローラーから前記内側ドラム部に誘導するように、前記外側ローラーから前記内側ドラム部まで所定の間隔かつ曲率で設けられて、前記入側部から供給された帯状鉄板が、前記外側ドラム部と、前記誘導ローラー部と、内側ドラム部と、中央ドラムとを順次経由して前記出側部に供給され、前記外側ドラムが正回転することにしたがって、前記入側部から供給された帯状鉄板が前記外側ローラーに巻き取られると同時に、前記誘導ローラー部を経由して供給された前記帯状鉄板が、前記内側ドラム部にも巻き取られることを特徴とする、請求項1に記載のロータリー型ルーパ。
  3. 前記誘導ローラー部を通過する前記帯状鉄板に、所定の摩擦力を提供するように、前記誘導ローラーを選択的に加圧する摩擦手段をさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載のロータリー型ルーパ。
  4. 前記中央ドラム部は、その一面が前記台板に回動自在に設けられ、その他面には前記回動角度を調節する回動調節部が設置され、前記回動調節部は、所定の保持台に回動自在に設けられた回動スクリューと、前記中央ドラム部の他面に固定され前記回動スクリューと相応するナットが形成されて、前記回動スクリューの回転によって所定の区間を往復動することによって、前記中央ドラムが所定角度回動されるようにする固定ナットとを含むことを特徴とする、請求項1ないしの何れかに記載のロータリー型ルーパ。
  5. 前記誘導ローラー部と内側ローラーの間に設けられて、該誘導ローラー部から前記内側ローラーに供給される前記帯状鉄板を、前記内側ローラーの方に付勢する張力調節部をさらに含むことを特徴とする、請求項に記載のロータリー型ルーパ。
  6. 前記張力調節部は、中心軸を中心として回動可能なレバーの一端に、前記帯状鉄板に当接するように設けられた張力ローラーと、前記レバーの他端に設けられて前記張力ローラーの回動に抵抗する付勢力を提供するピストン部材と、前記ピストン部材の動きを感知するバイアスセンサーとを含み、前記バイアスセンサーの信号に応じて、前記駆動モータの駆動速度を調節することによって、前記帯状鉄板の張力を調節することを特徴とする、請求項に記載のロータリー型ルーパ。
  7. 前記外側ドラム部は、前記外側ドラムの外周縁に垂直に設けられた外側垂直ローラーを含み、前記内側ドラム部は、前記内側ドラムの外周縁に垂直に設けられた内側垂直ローラーを含んで、巻き取られる前記帯状鉄板が、各々前記外側垂直ローラーと前記内側垂直ローラーによってガイドされることを特徴とする、請求項に記載のロータリー型ルーパ。
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