JP2008512247A - ストリップの格納及び排出装置 - Google Patents
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Abstract
アンコイラーから造管機へとストリップを連続して排出するストリップの格納及び排出装置が開示される。
本発明は、アンコイラーに巻き取られたストリップを導入するピンチ部と、前記ピンチ部から導入されたストリップを格納する外側巻取りローラー群及び内側巻取りローラー群と、前記内側巻取りローラー群に巻き取られたストリップを造管機に排出す螺旋状のローラー群と、を備え、前記内側巻取りローラー群は、ベース上側の前面及び背面フレームに固設された固定板の前面に設けられ、前記固定板には内接ギアを持つターニングベアリングが設けられ、前記ターニングベアリングには前面に外側巻取りローラー群が設けられた回転板が固定され、前記背面フレームには外側巻取りローラー群に巻き取られたストリップの垂れを防ぐべく複数の垂れ止めローラー群が設けられていることを特徴とするストリップの格納及び排出装置が提供される。
このため、ピンチ部の構造が簡単であって動力の伝達が効率よく行われ、垂れ止めローラー群によりストリップの垂れが防がれると共に、外側及び内側サイドガイドによりストリップが側方に乱れることが防がれる。しかも、螺旋状のローラー群は背面フレームから前面フレームにかけて強固に支持されているとともに、排出されるストリップと平行な方向に所定の螺旋角度を持つ固定ドラムの外側面に、トリップの幅に応じてその角度を容易に変更することができ、固定板がベースに立設された前面及び背面フレームに固設される結果、材料コストが節減される。
【選択図】図3
本発明は、アンコイラーに巻き取られたストリップを導入するピンチ部と、前記ピンチ部から導入されたストリップを格納する外側巻取りローラー群及び内側巻取りローラー群と、前記内側巻取りローラー群に巻き取られたストリップを造管機に排出す螺旋状のローラー群と、を備え、前記内側巻取りローラー群は、ベース上側の前面及び背面フレームに固設された固定板の前面に設けられ、前記固定板には内接ギアを持つターニングベアリングが設けられ、前記ターニングベアリングには前面に外側巻取りローラー群が設けられた回転板が固定され、前記背面フレームには外側巻取りローラー群に巻き取られたストリップの垂れを防ぐべく複数の垂れ止めローラー群が設けられていることを特徴とするストリップの格納及び排出装置が提供される。
このため、ピンチ部の構造が簡単であって動力の伝達が効率よく行われ、垂れ止めローラー群によりストリップの垂れが防がれると共に、外側及び内側サイドガイドによりストリップが側方に乱れることが防がれる。しかも、螺旋状のローラー群は背面フレームから前面フレームにかけて強固に支持されているとともに、排出されるストリップと平行な方向に所定の螺旋角度を持つ固定ドラムの外側面に、トリップの幅に応じてその角度を容易に変更することができ、固定板がベースに立設された前面及び背面フレームに固設される結果、材料コストが節減される。
【選択図】図3
Description
本発明は、ストリップの格納及び排出装置に係り、さらに詳しくは、鋼管の製造に際して主原料として供給される金属製のストリップを格納しておき、適切に排出するストリップの格納及び排出装置に関する。
一般に、帯状のストリップが巻き取られたアンコイラーからパイプを製造する装置の造管機や形鋼類を製造する連続ロールフォーミング装置などにストリップを供給する場合には、連続してストリップの供給が行われるようにして作業が一時的に中断されないようにする必要がある。
すなわち、一定量が巻き取られたストリップをアンコイラーから連続して供給するときに、ストリップの巻取量には限界があるため、1巻物体が消耗し切れないうちに所定の時間後には新たな巻物体を造管機に再供給すべく、毎巻物体が入れ替えられる都度造管機の稼動を止めることになるため、手間がかかることはもちろん、あらかじめ供給されていた巻物体の後端と新たに供給される巻物体の先端部において多くの不良品が発生してしまうという問題点がある。
そこで、造管機の稼動を止めることなくストリップを連続して供給可能にするために、アンコイラーに巻き取られて供給されるストリップの後端と新たに供給されるストリップの先端部を溶接して、ストリップが連続して造管機などの設備に供給されるようにする装置が提案されている。
従来、このようにしてストリップを供給する装置としては、大韓民国特許登録第313474号にロータリー式ルーパーが開示されている。
これを参照すると、図1に示すように、基台10の中心には固定ドラム11が取り付けられており、前記固定ドラム11の外側周縁部には内側巻取りローラー群12が設けられており、前記内側巻取りローラー群12の内側には前方に突出するように螺旋状のガイドローラー群13が設けられている。
前記固定ドラム11の外側には別途の駆動手段の作動に応じて回転する回転ドラム14が設けられており、前記回転ドラム14の一側にはガイドドラム15が回転自在に設けられている。
前記固定ドラム11の外側には別途の駆動手段の作動に応じて回転する回転ドラム14が設けられており、前記回転ドラム14の一側にはガイドドラム15が回転自在に設けられている。
そして、前記回転ドラム14の内側周縁部には内側ガイドローラー群16が同心円状に設けられており、その外側周縁部には外側巻取りローラー群17が同心円状に設けられており、その外側基台10上には同心円状に外側ガイドローラー群18が設けられている。
前記基台10の一側はアンコイラー19に巻き取られたストリップSがピンチローラー20及び複数の誘導ローラー群21を介してガイドドラム15に導かれるように構成され、前記螺旋状のガイドローラー群13を通過したストリップSは排出されて造管機22に供給されるようになっている。
また、前記回転ドラム14の背面側にはリング状のレール23が固設されており、前記レール23は基台10の前面側に形成されたレール支持ローラー24に支持されており、前記レール23は基台10に固定されたモーター25の駆動により回転するように構成される。
したがって、モーター25の駆動に応じてレール23が回転すると共に、回転ドラム14が一方向に回転すると、アンコイラー19に巻き取られたストリップSが誘導ローラー群21を介して導かれて外側巻取りローラー群17及び外側ガイドローラー群18の間に導入された後、ガイドドラム15に巻き取られて進行方向が反対となって内側巻取りローラー群12及び内側ガイドローラー群16の間に導入された後、螺旋状のガイドローラー群13を巻き回されて造管機22に供給される動作を繰り返し行うことにより、ストリップSの供給がなされる。
このとき、1巻物体のストリップSが使い尽されるときになると、モーター25の作動により回転ドラム14が反時計回り方向に回転することによりアンコイラー19に巻き取られたストリップSが高速にて導入されて外側巻取りローラー群17及び内側巻取りローラー群12にストリップSが格納されると共に、螺旋状のガイドローラー群13を通じての排出が行われる。
次いで、前記アンコイラー19に巻き取られたストリップSを使い尽くした場合、モーター25が逆転して回転ドラム14を時計回り方向に回転させることにより、造管機22側への供給速度に対応して内側巻取りローラー群12に巻き取られたストリップSを内側から巻き解くと共に、外側巻取りローラー群17に巻き取られた格納分はガイドドラム15によりガイドされて内側巻取りローラー群12に搬送されながら、造管機22側への供給が連続してなされることになる。
そして、前記回転ドラム14にあらかじめ格納されていたストリップSが巻き解かされて供給される間にアンコイラー19に新たなストリップSの巻物体を装填した後、ストリップSの先端とピンチローラー20の直前に露出されていた先のストリップSの後端との溶接を行い、ストリップSを連続して供給可能な状態で待つのである。
そして、前記回転ドラム14にあらかじめ格納されていたストリップSが巻き解かされて供給される間にアンコイラー19に新たなストリップSの巻物体を装填した後、ストリップSの先端とピンチローラー20の直前に露出されていた先のストリップSの後端との溶接を行い、ストリップSを連続して供給可能な状態で待つのである。
しかしながら、このような従来の技術は、基台を一定の角度だけ傾けて進入ストリップと排出ストリップを同一線上に存在させるという効果が期待されるのに対し、ストリップを入口側の誘導ローラーにおいて基台の勾配に応じて捻り、出口側の固定ドラムにおいて傾いたストリップをさらに鉛直に捻る必要があるため、ストリップの復原力により斜めに進行せざるを得ず、これを強制的に防ぐ必要があるため、通常0.6mm以下の薄い素材の場合には、素材の周縁部に損傷が負われてしまい、結果として、造管機において溶接不良を引き起こす1要因として働くという問題点がある。
また、重たい回転ドラムがレール固定ローラー群にレールを介して掛け渡されているため、長時間使用時にはレールが摩耗されて間隙を生じさせ、これにより、回転ドラムが遊動したり下側に垂れてしまい、事故を起こすという問題点も抱えている。
また、外側ガイドローラー群及びレール固定ローラー群を設けるためには回転ドラムよりもさらに広くて高い大掛かりな基台を要するだけではなく、この基台が一定の角度にて傾いているために製作し難く、複雑である他、製造コストが上がるなどの問題点も抱えている。
さらに、ストリップが入口側のピンチローラーを介して誘導ローラーにおいて多段階に亘って捩れて外側ガイドローラー群の下端部に進入するという特性から、コイルの進入高さが地上から一定距離だけ離れる高さになる必要があるため、地下への埋設が不可能であり、通常、パイプ規格が4インチ以上の大掛かりな規格の場合には装置全体としての高さが増えてしまい、比較的に広い設置スペースが要されるという問題点がある。
本発明は、上記の如き問題点を解決するためのもので、その目的は、軽量であり、構造が簡単である他、製造コストを大幅に節減可能なストリップの格納及び排出装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、製作、搬送及び設置などが極めて容易であり、かつ、素材の不良を最小化可能なストリップの格納及び排出装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によるストリップの格納及び排出装置は、アンコイラーに巻き取られたストリップを導入するピンチ部と、前記ピンチ部から挿入されたストリップを格納する外側巻取りローラー群及び内側巻取りローラー群と、前記内側巻取りローラー群に巻き取られたストリップを造管機に排出する螺旋状のローラー群と、を備え、前記内側巻取りローラー群は、ベース上側の前面及び背面フレームに固設された固定板の前面に設けられ、前記固定板には内接ギアを持つターニングベアリングが設けられ、前記ターニングベアリングには前面に外側巻取りローラー群が設けられた回転板が固定され、前記背面フレームには外側巻取りローラー群に巻き取られたストリップの垂れを防ぐべく複数の垂れ止めローラー群が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、ピンチ部の構造が簡単であって動力の伝達が効率よく行われ、垂れ止めローラー群によりストリップの垂れが防がれると共に、外側及び内側サイドガイドによりストリップが側方に乱れることが防がれる。しかも、螺旋状のローラー群の角度をストリップの幅に応じて容易に変更することができ、固定板がベースに立設された前面及び背面フレームに固設されることにより材料コストが節減される。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいてより詳細に説明する。
図3は、本発明によるストリップの格納及び排出装置を示す正面図であり、図4は、本発明によるストリップの格納及び排出装置を示す縦断面図であり、そして図5は、本発明によるストリップの格納及び排出装置を示す平面図である。
これを参照すると、本発明によるストリップの格納及び排出装置は、ストリップSが巻き取られたアンコイラー30と、前記アンコイラー30からストリップSが供給されると、これを格納して排出するストリップ格納・排出部40と、前記ストリップ格納・排出部40から排出されたストリップSを溶接して管を製造する造管機100と、を備える。
図3は、本発明によるストリップの格納及び排出装置を示す正面図であり、図4は、本発明によるストリップの格納及び排出装置を示す縦断面図であり、そして図5は、本発明によるストリップの格納及び排出装置を示す平面図である。
これを参照すると、本発明によるストリップの格納及び排出装置は、ストリップSが巻き取られたアンコイラー30と、前記アンコイラー30からストリップSが供給されると、これを格納して排出するストリップ格納・排出部40と、前記ストリップ格納・排出部40から排出されたストリップSを溶接して管を製造する造管機100と、を備える。
そして、前記ストリップ格納・排出部40は、ベース41と、前記ベース41の上側に向かい合って立設された前面及び背面フレーム42、43と、を備える。
前記前面及び背面フレーム42、43は固定板44を介して固定され、前記固定板44の前面の周縁部には一定の間隔をおいて複数の内側巻取りローラー群45が形成されており、その背面側にはリング状のターニングベアリング46が設けられている。
前記ターニングベアリング46の内側面には内接ギア47が形成されており、この内接ギア47は駆動手段50により動力が伝わるように構成される。
そして、前記固定板44の前面の周縁部には内側巻取りローラー群45に巻き取られたストリップSの両側面をガイドするための1対の内側サイドガイド48が所定の間隔をおいて複数設けられており、前記内側サイドガイド48はチェーン49aにより正逆転される調節スクリュー49に結合されて、ストリップSの広さに応じて間隔が調節されるように構成される。
前記内側サイドガイド48は、ある調節スクリュー49を操作すると、チェーン49aにより連結されていたそれぞれの調節スクリュー49が回転することにより、ストリップSの幅に応じて内側サイドガイド48の間隔を調節することが可能になる。
前記駆動手段50は、ベース41に取り付けられた駆動モーター51と、前記駆動モーター51の回転力を減速器51aにおいて減速した後に出力する駆動ベベルギア52及びブレーキホイール53と、前記ブレーキホイール53に選択的に摩擦されて制動を行う制動部54と、前記駆動ベベルギア52と噛合する従動ベベルギア55及び前記従動ベベルギア55の対向側に形成されて内接ギア47に噛合する駆動ギア56を備える。
前記内接ギア47にはリング状の回転板60が固定され、この回転板60の前面の周縁部には所定の間隔をおいて複数の外側巻取りローラー群61が結合されると共に、前記外側巻取りローラー群61に巻き取られたストリップSの両側面をガイドする一対の外側サイドガイド62が所定の間隔をおいて設けられている。
前記外側サイドガイド62は、チェーン63aにより正逆転される調節スクリュー63に結合されて、ストリップSの幅に応じてその間隔が調節可能になっている。
もちろん、このときにも前記調節スクリュー63を回転させて調節すると、チェーン63aにより回転力がそれぞれの調節スクリュー63に伝わることにより、外側サイドガイド62の間隔をストリップSの幅に応じて調節することが可能になる。
一方、前記背面フレーム43の下側には、外側巻取りローラー群61の外側に巻き取られたストリップSが垂れることを防ぐための複数の垂れ止めローラー群64が円弧状に設けられている。
前記垂れ止めローラー群64には陽極(+)が印加され、前記背面フレーム43には陰極(−)が印加されるようにして、外側巻取りローラー群61の外側面に巻き取られたストリップSが垂れて垂れ止めローラー群64に接触した場合には、感知部65においてこれを感知して引き込まれるストリップSの速度を減速させて格納することにより、常にストリップSの巻き状態がピンとした状態を維持することになる。
そして、前記垂れ止めローラー群64と背面フレーム43との間には、絶縁板65aが介在されている。
前記前面フレーム42には、ストリップSがスムーズに排出されるように前面に固定ドラム66が斜設されており、前記固定ドラム66には、排出されるストリップSが螺旋状をなすようにして干渉なしに排出を行う螺旋状のローラー群70が設けられている。
前記螺旋状のローラー群70は、図6に示すように、固定ドラム66の外側面に螺旋状に時計回り方向及び反時計回り方向に回動可能にピン71によりヒンジ結合されたブラケット72と、このブラケット72の内側に回動自在に結合された螺旋状のローラー73と、このローラー73を支持する支持軸74と、この支持軸74の先端に取り付けられた球面ベアリング75に結合されたリンク76と、を備える。
前記固定ドラム66は、固定板44の中心に対して約6°〜10°程度の角度だけ斜設されて、螺旋角度(約6°〜10°)だけ傾いて螺旋状に排出されるストリップSと平行になり、その結果、なお一層スムーズな排出が可能になる。
そして、前記螺旋状のローラー群70の球面ベアリング75にはねじ軸77が移動自在に結合され、このねじ軸77は、前面フレーム42にヒンジ軸78により結合された筐体79内に結合されている。
一方、前記ストリップ格納・排出部40の一側には、アンコイラー30から導入されるストリップSの速度を制御するピンチ部80が設けられている。
前記ピンチ部80は、図3及び図5に示すように、ベース41の一側に立設された支持台41aに設けられるが、一側の上下側に1対のガイドローラー81、82が位置付けられており、その他側にも前記垂れ止めローラー群64に導くガイドローラー83が位置付けられており、前記ガイドローラー81、82、83の間に導入されるストリップSの速度を調節する1対のピンチローラー84、85が設けられている。
前記ピンチローラー84、85は、ピンチ駆動モーター86の駆動に応じた回転力が減速器87において減速された後に駆動ギア88に伝わり、この駆動ギア88に伝わった回転力は伝動ギア89にさらに伝わるように構成され、前記駆動ギア88及び伝動ギア89に伝わった回転力は、図7に示すように、前記ピンチローラー84、85に形成された従動ギア84a、85aに伝わってそれぞれピンチローラー84、85を回転させるように構成される。
そして、下側の前記ピンチローラー85は、支持台41aに設けられたシリンダー90の作動により回動されるようにブラケット91に結合されている。
一方、前記ベース41の他側に立設された支持台41bには、造管機100に排出されるストリップSをガイドする複数の出口側カイドローラー92が設けられている。
また、前記外側巻取りローラー群61と内側巻取りローラー群45との間には、ピンチ部80を介して導入されたストリップSの方向を変えて前記内側巻取りローラー群45の外側に巻き取る複数のUターンローラー群93が円弧状に設けられており、前記内側巻取りローラー群45の内側には螺旋状のローラー群70にストリップSを導くガイドローラー94が多数設けられている。
このように構成された本発明によるストリップ格納及び排出装置においては、駆動手段50及びピンチ部80の作動に応じて、アンコイラー30に巻き取られたストリップSがストリップ格納・排出部40に導入された後、造管機100に排出される作動が繰り返し行われることになる。
すなわち、前記ピンチ部80を介して導入されたストリップSは、反時計回り方向に回転する回転板60の作動に応じて、Uターンローラー群93を介して内側巻取りローラー群45に導入され、次いで、ガイドローラー94を介して螺旋状のローラー群70に導入された後に、出口側のカイドローラー92を介して造管機100に排出されるのである。
このとき、ピンチローラー84、85の回転速度が造管速度よりも高速であれば、外側巻取りローラー群61及び内側巻取りローラー群45の外側に同じ重なり数のストリップSが格納され、これとは逆に、前記ピンチローラー84、85の回転速度が造管速度よりも低速またはゼロであれば、回転板61が時計回り方向に回転しながら前記外側巻取りローラー群61及び内側巻取りローラー群45の外側に格納されていたストリップSの排出が行われるのである。
そして、前記外側巻取りローラー群61の外側に巻き取られて格納されるストリップSの量が増えると、ストリップSの自重などにより垂れてしまうが、このときに垂れるストリップSが垂れ止めローラー群64に接触すると、感知部65においてこれを電気的に感知して制御部(図示せず)に信号を送信し、この信号に基づいてピンチローラー84、85の速度が減速されるので、垂れていたストリップSがピンと巻き取られることになる。
もちろん、このときは、ピンチローラー84,85の速度を減少させたり回転板60の速度を上昇させたりすることができることは言うまでもない。
このようなストリップSと垂れ止めローラー群64との接離が繰り返し行われてピンチローラー84、85または回転板60の速度が制御され、その結果、外側巻取りローラー群61の外側に巻き取られるストリップSは常にピンとした状態を維持することになる。
前記外側巻取りローラー群61及び内側巻取りローラー群45の外側に適量のストリップSが格納されると、ピンチローラー84、85の速度と造管機100の造管速度が等速に維持され、回転板60を制動部54により停止させると、前記外側巻取りローラー群61及び内側巻取りローラー群45にストリップSが格納されていた状態で、造管機100の速度と等速にてストリップの排出が行われる。もちろん、このときにも、垂れ止めローラー群64は、外側巻取りローラー群61に巻き取られていたストリップSの垂れを防ぐことになる。
一方、前記アンコイラー30のストリップSがいずれも造管機100に排出され切れると、ピンチ部80、すなわち、ピンチローラー84、85の作動を停止させ、制動部54の制動状態を解放させた後、駆動手段50の駆動モーター51が回復制動を行って適当な電気的な制動を行うと、回転板60は造管機100の引っ張る力により引き回されて時計回り方向に回転し、ストリップSは、外側巻取りローラー群61と内側巻取りローラー群45から同じ重なり数にて巻き解かれる。
排出時には、回転板60が造管機100の引っ張る力により回転し、駆動モーター51は適当な力により制動を与えるために、排出中のストリップSは内外側の両方ともにピンとした状態を維持することにより、オーバーランなどによりしわができたり破損したりすることがなくなる。
このように外側巻取りローラー群61及び内側巻取りローラー群45に格納されていたストリップSが排出されるとき、アンコイラー30に新たなストリップSをセットした後、新たなストリップSの先端とストリップ格納・排出部40から排出されるストリップSの後端を溶接により連結すると、以後のアンコイラー30からのストリップSの排出が円滑に行われる。
そして、ストリップSの幅に応じて螺旋状のローラー群70の角度を変える場合には、ねじ軸77を正逆転させると、筐体79に結合されたねじ軸77が、図6に示すように、前進または後進することになり、これにより、それぞれの螺旋状のローラー73がリンク76により力が伝わってピン71を中心として所定の角度にて回動されることにより、それぞれの螺旋状のローラー73は前記ねじ軸77の移動量分の角度が変わるのである。
また、前記外側巻取りローラー群61及び内側巻取りローラー群45の外側に巻き取られたストリップSは、両側に立設された複数の外側サイドガイド62及び内側サイドガイド48により側方に支持されることにより、乱れたり折れたりすることが防がれる。
前記外側サイドガイド62及び内側サイドガイド48は、ある調節スクリュー63、49を正逆転させると、チェーン63a、49aが回転しながら他の調節スクリュー63、49を回転させることにより、外側サイドガイド62及び内側サイドガイド48の位置を可変させて格納されていたストリップSの両側面においてガイドを行うことになるのである。
そして、ピンチ部80は、一つのピンチ駆動モーター86によって上下のピンチローラー84、85の動力を伝達することにより、簡単な構造で動力を効果的に伝達することができる。
上記の如き発明は、上述の特定な実施例に限定されるものではなく、請求の範囲により請求される本発明の要旨を外れない範囲内で通常の知識を有する者によって各種変更を実施することができる。
本発明は金属パイプを製造する造管機における金属ストリップを供給する装置にはもちろん、所定の厚さ及び幅を持つ金属または樹脂製のストリップを供給する装置にも適用可能である。
Claims (7)
- アンコイラーに巻き取られたストリップを導入させるピンチ部と、前記ピンチ部から導入されたストリップを格納する外側巻取りローラー群及び内側巻取りローラー群と、前記内側巻取りローラー群に巻き取られたストリップを造管機に排出する螺旋状のローラー群と、を備え、
前記内側巻取りローラー群は、ベース上側の前面及び背面フレームに固設された固定板の前面に設けられ、前記固定板には内接ギアを持つターニングベアリングが設けられ、前記ターニングベアリングには前面に外側巻取りローラー群が設けられた回転板が固定され、前記背面フレームには外側巻取りローラー群に巻き取られたストリップの垂れを防ぐべく複数の垂れ止めローラー群が設けられていることを特徴とするストリップの格納及び排出装置。 - 前記内側及び外側巻取りローラー群は、側方にストリップの両側面においてガイドする外側及び内側サイドガイドが設けられ、前記外側及び内側サイドガイドはチェーン付き調節スクリューにより回転されて間隔が調節されることを特徴とする請求項1に記載のストリップの格納及び排出装置。
- 前記螺旋状のローラー群は、それぞれの螺旋状のローラーが固定ドラムにヒンジ結合されたブラケットに結合され、前記螺旋状のローラーを支持する支持軸は、球面ベアリングを介してリンクにより連結されて、ねじ軸の操作により角度が変更されることを特徴とする請求項1に記載のストリップの格納及び排出装置。
- 前記背面フレームには陰極が印加され、前記垂れ止めローラー群には陽極が印加されて、外側巻取りローラー群の外側に巻き取られたストリップが垂れ止めローラー群に接触するときに、感知部において電気的な信号が発生されてピンチ部の速度を制御することを特徴とする請求項1に記載のストリップの格納及び排出装置。
- 前記ピンチ部は、動力を生じさせるピンチ駆動モーターと、前記ピンチ駆動モーターにおいて発生された回転力が減速されて回転する駆動ギアと、前記駆動ギアから回転力が伝わる従動ギアを持つピンチローラー及び前記駆動ギアに伝動ギアを介して接続される従動ギアを持つ他のピンチローラーと、を備え、前記ピンチローラーのうちどちらか一方はシリンダーの作動により回動されることを特徴とする請求項1に記載のストリップの格納及び排出装置。
- 前記固定ドラムは、固定板の中心に対して6°〜10°の角度にて斜設されていることを特徴とする請求項3に記載のストリップの格納及び排出装置。
- 前記ターニングベアリングは、固定板の背面側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のストリップの格納及び排出装置。
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