JP7207365B2 - 半導体レーザ光源モジュール、半導体レーザ装置 - Google Patents

半導体レーザ光源モジュール、半導体レーザ装置 Download PDF

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Description

本開示は、半導体レーザ光源モジュールおよび半導体レーザ装置に関する。
回路基板上の複数の電極とボンディングワイヤで個別に接続された複数のレーザダイオードを配列した半導体レーザ光源モジュールが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2017-103271号公報
従来の技術では、複数のレーザダイオードのうち一のレーザダイオードに発光信号を出力した場合、隣接するレーザダイオードから不要なレーザ光を発振してしまうといった問題がある。
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
[形態1]
本開示の一形態によれば、半導体レーザ光源モジュール(100,100b)が提供される。この半導体レーザ光源モジュールは、上部電極(88)と下部電極(81)とを備え、一方向(DL)にレーザ光を出射する出射部(80)であって、前記レーザ光の出射方向を揃えた状態で配列される複数の出射部を有する端面発光型のレーザダイオード(40)と、前記複数の出射部のそれぞれに電流を供給する複数のパッケージ側電極(60)と、前記複数の出射部のそれぞれの前記上部電極と、前記上部電極に対応する前記パッケージ側電極とを、個別に電気的に接続する複数の第一ワイヤ(W1)と、を備える。前記配列された複数の出射部のうち一の出射部に対応する前記パッケージ側電極が、前記一の出射部に対して前記レーザ光を出射する側とは逆側に配置され、前記一の出射部に隣接する他の出射部に対応する前記パッケージ側電極が、前記他の出射部に対して前記レーザ光を出射する向きと直交する方向側に配置されることにより、前記一の出射部と、前記一の出射部に対応する前記パッケージ側電極とを繋ぐ一の第一ワイヤと、前記他の出射部と、前記他の出射部に対応する前記パッケージ側電極とを繋ぐ他の第一ワイヤとが、平面視で互いに非平行となる。前記複数の第一ワイヤから選択される一の第一ワイヤが接続される出射部の接続点と、前記選択される一の第一ワイヤが接続されるパッケージ側電極の接続点とを結ぶ直線と、前記選択される一の第一ワイヤに隣接する第一ワイヤが接続される出射部の接続点と、前記隣接する第一ワイヤが接続される前記パッケージ側電極の接続点とを結ぶ直線との間の角度(θ1~θ3,θ10~θ16)がすべて等しい。
[形態2]
本開示の一形態によれば、半導体レーザ光源モジュール(100)が提供される。この半導体レーザ光源モジュールは、上部電極(88)と下部電極(81)とを備え、一方向(DL)にレーザ光を出射する出射部(80)であって、前記レーザ光の出射方向を揃えた状態で配列される複数の出射部を有する端面発光型のレーザダイオード(40)と、前記複数の出射部のそれぞれに電流を供給する複数のパッケージ側電極(60)と、を備える半導体レーザ光源モジュールと、複数の基板側電極(50)を備え、前記半導体レーザ光源モジュールに電源および信号を供給する回路基板(90)と、前記複数のパッケージ側電極のそれぞれと、前記複数の基板側電極のそれぞれとを個別に電気的に接続する複数の第二ワイヤ(W2)と、を備える。前記複数のパッケージ側電極のうち一のパッケージ側電極に対応する前記基板側電極が、前記一のパッケージ側電極に対して前記レーザ光を出射する側とは逆側に配置され、前記一のパッケージ側電極に隣接する他のパッケージ側電極に対応する前記基板側電極が、前記他のパッケージ側電極に対して前記レーザ光を出射する向きと直交する方向側に配置されることにより、前記一のパッケージ側電極と、前記一のパッケージ側電極に対応する前記基板側電極とを繋ぐ一の第二ワイヤと、前記他のパッケージ側電極と、前記他のパッケージ側電極に対応する前記基板側電極とを繋ぐ他の第二ワイヤとが、平面視で互いに非平行である。前記複数の第二ワイヤから選択される一の第二ワイヤが接続されるパッケージ側電極の接続点と、前記選択される一の第二ワイヤが接続される基板側電極の接続点とを結ぶ直線と、前記選択される一の第二ワイヤに隣接する第二ワイヤが接続されるパッケージ側電極の接続点と、前記隣接する第二ワイヤが接続される基板側電極の接続点とを結ぶ直線との間の角度(θ4,θ5,θ6)がすべて等しい。
本開示の一形態によれば、半導体レーザ光源モジュール(100,100b)が提供される。この半導体レーザ光源モジュールは、上部電極(88)と下部電極(81)とを備え、一方向(DL)にレーザ光を出射する出射部(80)であって、前記レーザ光の出射方向を揃えた状態で配列される複数の出射部を有するレーザダイオード(40)と、前記複数の出射部のそれぞれに電流を供給する複数のパッケージ側電極(60)と、前記複数の出射部のそれぞれの前記上部電極と、前記上部電極に対応する前記パッケージ側電極とを、個別に電気的に接続する複数の第一ワイヤ(W1)と、を備える。前記配列された複数の出射部のうち一の出射部と、前記一の出射部に対応する前記パッケージ側電極とを繋ぐ一の第一ワイヤと、前記一の出射部に隣接する他の出射部と、前記他の出射部に対応する前記パッケージ側電極とを繋ぐ他の第一ワイヤとが、平面視で互いに非平行である。
この形態の半導体レーザ光源モジュールによれば、互いに隣接されるレーザダイオードのそれぞれに接続される第一ワイヤが平面視でそれぞれ非平行となるように構成される。したがって、各第一ワイヤ間の電磁結合の発生を抑制することができ、不要なレーザ光の出射を抑制することができる。
本開示の一形態によれば、半導体レーザ装置(200)が提供される。この半導体レーザ装置は、上部電極(88)と下部電極(81)とを備え、一方向(DL)にレーザ光を出射する出射部(80)であって、前記レーザ光の出射方向を揃えた状態で配列される複数の出射部を有するレーザダイオード(40)と、前記複数の出射部のそれぞれに電流を供給する複数のパッケージ側電極(60)と、を備える半導体レーザ光源モジュールと、複数の基板側電極(50)を備え、前記半導体レーザ光源モジュールに電源および信号を供給する回路基板(90)と、前記複数のパッケージ側電極のそれぞれと前記複数の基板側電極のそれぞれとを個別に電気的に接続する複数の第二ワイヤ(W2)と、を備える。前記複数のパッケージ側電極のうち一のパッケージ側電極と、前記一のパッケージ側電極に対応する前記基板側電極とを繋ぐ一の第二ワイヤと、前記一のパッケージ側電極に隣接する他のパッケージ側電極と、前記他のパッケージ側電極に対応する前記基板側電極とを繋ぐ他の第二ワイヤとが、平面視で互いに非平行である。
この形態の半導体レーザ装置によれば、互いに隣接される複数のパッケージ側電極のそれぞれに接続される第二ワイヤが平面視でそれぞれ非平行となるように構成される。したがって、各第二ワイヤ間の電磁結合の発生を抑制することができ、不要なレーザ光の出射を抑制することができる。
半導体レーザ装置の構成を示す説明図。 半導体レーザ光源モジュールの構成を示す説明図。 レーザダイオードの出射部の構造を示す断面図。 半導体レーザ光源モジュールとその近傍を表す平面図。 上部電極とパッケージ側正極との配置を表す平面図。 パッケージ側電極と基板側電極との配置を表す平面図。 第2実施形態の半導体レーザ光源モジュールの構成を表す説明図。
A.第1実施形態:
図1に示すように、本実施形態の半導体レーザ装置200は、リジッドタイプのプリント配線板である回路基板90上に、コネクタ96と、キャパシタ92と、LDドライバ94と、第1実施形態の半導体レーザ光源モジュール100とを備える。半導体レーザ光源モジュール100を、以下、単にモジュール100とも呼ぶ。図1では、回路基板90上の導体配線の図示が省略されている。
半導体レーザ装置200は、LiDAR(Light Detection and Ranging)といった光学的測距装置に搭載され、測距用のレーザ光源として用いられる。半導体レーザ装置200は、LiDAR以外の光測距装置や、ディスクの記録や読み込み、レーザプリンタ、光通信、照明装置、レーザ顕微鏡、レーザマーカ等の種々の用途のレーザ光源として用いてよい。
モジュール100は、後述するように内部にレーザダイオード40を備え、レーザダイオード40から一方向にレーザ光を出射する。モジュール100は、LDドライバ94よりも+X方向側の位置であって回路基板90上の端部となる位置に配置される。図1に、技術の理解を容易にするため、XYZ方向とともに、レーザ光の出射方向DLを模式的に示した。出射方向DLは、+X方向と一致する。図示したXYZ方向は、図1を含む各図において共通し、向きを特定する場合には、正の方向を「+」、負の方向を「-」として、方向表記に正負の符合を併用する。
コネクタ96は、光学的測距装置の制御装置との接続端子である。制御装置から出力される発光信号は、コネクタ96を介してLDドライバ94に入力される。発光信号とは、モジュール100内に備えられるレーザダイオード40の発光タイミングを指示する電気信号である。LDドライバ94は、モジュール100と電気的に接続され、モジュール100を駆動してレーザ光の出力のON/OFFを実行する。キャパシタ92は、LDドライバ94のスイッチングにより、保持した電荷を短パルスの電流としてモジュール100に入力する。
図2に示すように、本実施形態の半導体レーザ光源モジュール100は、筐体70の内部空間に配置されたセラミック製の基台上に一つのレーザダイオード40を備える。レーザダイオード40は、複数の出射部80を有する。レーザダイオード40と基台との間に、熱膨張率差によって発生する応力を緩和するサブマウントを備えてもよい。本実施形態において、出射部80は、一つのレーザダイオード40に対して4つで構成され、各出射部80からのレーザ光の出射方向DLを互いに揃えた状態でY方向に沿って配列される。半導体レーザ光源モジュール100は、4つのレーザダイオードを備えることにより出射部80が4つとなる構成でもよい。出射部80は、4つには限定されず2以上の任意の数で構成してもよい。出射部80は、Y方向に沿った直線上に配列されるほか、いわゆる千鳥状のように互い違いの位置関係で配列されてもよい。筐体70は、レーザ光を透過させる透過部74を備える。
出射部80は、出射方向DLに測距用のレーザ光を出射する。出射部80から出射されるレーザ光のパルス幅は、例えば5nsec程度であり、5nsecの短パルスを用いることで測距の分解能を高めている。レーザダイオード40は、LDドライバ94により出射部80ごとに個別に発光するように制御される。各出射部80は、パッケージ側正極60を介してLDドライバ94から電源および信号を供給される。パッケージ側正極60の詳細については後述する。
図3を用いて、出射部80の構造を説明する。出射部80は、レーザ光を発生させるpn接合からなる発光層を内部に有する半導体層を備える。半導体層は、図3に示すように、n型クラッド層84とp型クラッド層86とで活性層85を挟持したダブルへテロ構造の層をn型基板82上に備えて構成される。出射部80のX方向の両端面は、劈開面として形成され、素子内部に共振器を構成するレーザ出射側端面およびレーザ反射側端面として機能する。出射部80は、レーザ出射側端面に低反射率コーティング膜を備え、レーザ反射側端面に高反射率コーティング膜を備えてもよい。正極となる上部電極88から負極となる下部電極81に、すなわちpn接合の順方向に電流を流すことにより、n型クラッド層84からの電子と、p型クラッド層からの正孔とが活性層85に流入して結合することで発光する。活性層85内の光は、誘導放出により出射方向DLにレーザ光として出射される。
図4を用いて半導体レーザ装置200およびモジュール100の配線構成について説明する。図4には、半導体レーザ装置200の回路基板90上のモジュール100の近傍が模式的に示されている。モジュール100内の各出射部80は、パッケージ側正極60および図示しないパッケージ側負極からなるパッケージ側電極と、基板側正極50および図示しない基板側負極からなる基板側電極とを介して、LDドライバ94に電気的に接続される。より具体的には、各出射部80の上部電極88は、正極(アノード)となるパッケージ側正極60および基板側正極50と電気的に接続される。各出射部80の下部電極81は、負極(カソード)となるパッケージ側負極および基板側負極と電気的に接続される。パッケージ側負極は、各出射部80に共通する一つの負極側の電極配線であり、各出射部80の下部電極81のそれぞれに接続される。パッケージ側負極は、LDドライバ94の負極側の導体配線である基板側負極と電気的に接続される。
基板側正極50は、回路基板90上のLDドライバ94から引き出される正極側の導体配線の一端であり、回路基板90上に露出する電極パッドである。基板側正極50は、LDドライバ94からモジュール100に電源および信号を供給する。パッケージ側正極60は、筐体70の外部と内部とを繋ぐ導体配線である。パッケージ側正極60は、複数の出射部80のそれぞれに対応し、出射部80と同数(本実施形態において4つ)で構成される。パッケージ側正極60の一端側は、筐体70外に露出する電極パッド60oであり、他端側は、筐体70の内部空間内に露出する電極パッド60iである。
電極パッド60iは、第一ワイヤW1を介して出射部80の上部電極88と電気的に接続される。第一ワイヤW1は、例えばAu等の導体で構成される。第一ワイヤW1の一端側は、上部電極88の表面上の接続点C1にボンディングされ、他端側は、電極パッド60iの表面上の接続点C2にボンディングされる。これにより、第一ワイヤW1は、出射部80とパッケージ側正極60とを電気的に接続する。本実施形態において、第一ワイヤW1は、一組の上部電極88と電極パッド60iごとに2本ずつ配置されるが、一組の上部電極88と電極パッド60iごとに1本であってもよく任意の数で構成してもよい。本実施形態において、第一ワイヤW1のそれぞれの長さは互いに等しいが、等しくなくともよい。
電極パッド60oは、第二ワイヤW2を介して基板側正極50と電気的に接続される。第二ワイヤW2は、例えばAu等の導体で構成される。第二ワイヤW2の一端側は、基板側正極50の表面上の接続点C3にボンディングされ、他端側は、電極パッド60oの表面上の接続点C4にボンディングされる。これにより、第二ワイヤW2は、LDドライバ94とパッケージ側正極60とを電気的に接続する。本実施形態において、第二ワイヤW2は、一組の基板側正極50と電極パッド60oごとに2本ずつ配置されるが、一組の基板側正極50と電極パッド60oごとに1本であってもよく任意の数で構成してもよい。本実施形態において、第二ワイヤW2のそれぞれの長さは互いに等しいが、等しくなくともよい。なお、本実施形態において、第一ワイヤW1と第二ワイヤW2との長さは互いに異なるが、等しくてもよい。
図5を用いて、本実施形態のモジュール100の各出射部80の上部電極88と、パッケージ側正極60の電極パッド60iとの位置関係について説明する。図5では、技術の理解を容易にするため、4つの出射部80をそれぞれY方向に沿って、順に出射部80a、80b、80c、80dとし、各出射部80a~80dの上部電極88をそれぞれ上部電極88a、88b、88c、88dとし、各上部電極88a~88dに対応して接続される電極パッド60iをそれぞれ電極パッド60ia、60ib、60ic、60idとして示した。第一ワイヤW1は、技術の理解を容易にするため、一組の上部電極88と電極パッド60iとの組み合わせにつき一つの第一ワイヤW1のみを例として示した。各上部電極88a~88dに接続される第一ワイヤW1を、それぞれ第一ワイヤW1a、W1b、W1c、W1dとして示した。
本実施形態のモジュール100では、上部電極88aに対応する電極パッド60iaは、上部電極88aに対して、出射方向DLと直交する方向側である-Y方向側に配置される。電極パッド60iaは、上部電極88aに対して、出射方向DLとは逆側、すなわち-X方向側には配置されない。他方、上部電極88aに隣接する上部電極88bに対応する電極パッド60ibは、上部電極88bに対して出射方向DLとは逆側(-X方向側)に配置される。電極パッド60iaは、電極パッド60ibに対して、+X方向側かつ-Y方向側に位置する。
各電極パッド60ia、60ibと、各上部電極88a、88bをこのように配置することで、第一ワイヤW1aと第一ワイヤW1bとは、平面視で互いに平行とはならない状態(以下、非平行とも呼ぶ)で構成される。このようにしているのは、互いに隣接する複数の出射部80のそれぞれに接合された第一ワイヤW1が平行な状態で近接する場合、一方の出射部80を高周波駆動させると、第一ワイヤW1間に電磁結合が発生し、他方の出射部80に電流が流れて不要なレーザ光を出射することがあることに基づく。
第一ワイヤW1aと上部電極88aとの接続点C1と、電極パッド60iaと第一ワイヤW1aとの接続点C2とを結ぶ直線を直線D1aとする。第一ワイヤW1bと上部電極88bとの接続点C1と、電極パッド60ibと第一ワイヤW1bとの接続点C2とを結ぶ直線を直線D1bとする。本実施形態のモジュール100では、直線D1aと直線D1bとが平面視で互いに非平行となるように構成される。本実施形態では、直線D1aと直線D1bとの間の角度を角度θ1としたとき、角度θ1は、平面視で約60度となるように構成される。
本実施形態のモジュール100では、上部電極88c、88dと電極パッド60ic、60idとの位置関係は、上述した上部電極88a、88bと電極パッド60ia、60ibとの位置関係に対して、X方向を軸とした略線対称となるように構成される。より具体的には、上部電極88dに対応する電極パッド60idは、上部電極88dに対して、出射方向DLと直交する方向側である+Y方向側に配置される。電極パッド60idは、上部電極88dに対して、出射方向DLとは逆側、すなわち-X方向側には配置されない。他方、上部電極88dに隣接する上部電極88cに対応する電極パッド60icは、上部電極88cに対して出射方向DLとは逆側(-X方向側)に配置される。電極パッド60idは、電極パッド60icに対して、+X方向側かつ+Y方向側に位置する。
各電極パッド60ic、60idと、各上部電極88c、88dをこのように配置することで、第一ワイヤW1cと第一ワイヤW1dとは、平面視で非平行となるように構成される。より具体的には、第一ワイヤW1cと上部電極88cとの接続点C1と、電極パッド60icと第一ワイヤW1cとの接続点C2とを結ぶ直線を直線D1cとし、第一ワイヤW1dと上部電極88dとの接続点C1と、電極パッド60idと第一ワイヤW1dとの接続点C2とを結ぶ直線を直線D1dとしたとき、直線D1cと直線D1dとの間の角度θ3は、平面視で約60度となるように構成される。
本実施形態のモジュール100では、電極パッド60ibと電極パッド60icとの距離Dt1が、互いに隣接する上部電極88bと上部電極88cとの距離Dt2に対して大きくなるように構成される。このように配置することで、第一ワイヤW1bと第一ワイヤW1cとは、平面視で互いに非平行となるように構成される。直線D1bと直線D1cとの間の角度を角度θ2としたとき、角度θ2は、平面視で約60度となるように構成される。
図6を用いて、基板側正極50と、パッケージ側正極60の電極パッド60oとの位置関係について説明する。図6では、技術の理解を容易にするため、4つの電極パッド60oをそれぞれY方向に沿って順に電極パッド60oa、60ob、60oc、60odとし、各電極パッド60oa~60odに対応して接続される基板側正極50をそれぞれ基板側正極50a、50b、50c、50dとして示した。第二ワイヤW2は、技術の理解を容易にするため、一組の基板側正極50と電極パッド60oとの組み合わせにつき一つの第二ワイヤW2のみを例として示した。各基板側正極50a~50dに接続される第二ワイヤW2を、それぞれ第二ワイヤW2a、W2b、W2c、W2dとして示した。
半導体レーザ装置200では、基板側正極50aは、基板側正極50aに対応する電極パッド60oaに対して、出射方向DLと直交する方向側である-Y方向側に配置される。基板側正極50aは、電極パッド60oaに対して、出射方向DLとは逆側、すなわち-X方向側には配置されない。他方、電極パッド60oaに隣接する電極パッド60obに対応する基板側正極50bは、電極パッド60obに対して出射方向DLとは逆側(-X方向側)に配置される。基板側正極50aは、基板側正極50bに対して、+X方向側かつ-Y方向側に位置する。
各電極パッド60oa、60obと、各基板側正極50a、50bをこのように配置することで、第二ワイヤW2aと第二ワイヤW2bとは、平面視で非平行となるように構成される。より具体的には、第二ワイヤW2aと基板側正極50aとの接続点C3と、電極パッド60oaと第二ワイヤW2aとの接続点C4とを結ぶ直線を直線D2aとする。第二ワイヤW2bと基板側正極50bとの接続点C3と、電極パッド60obと第二ワイヤW2bとの接続点C4とを結ぶ直線を直線D2bとする。直線D2aと直線D2bとが平面視で互いに非平行である。本実施形態において、直線D2aと直線D2bとの間の角度を角度θ4としたとき、角度θ4は、平面視で約90度となるように構成される。
半導体レーザ装置200では、基板側正極50c、50dと電極パッド60oc、60odとの位置関係は、上述した基板側正極50a、50bと電極パッド60oa、60obとの位置関係に対してX方向を軸とした略線対称となるように構成される。より具体的には、電極パッド60odに対応する基板側正極50dは、電極パッド60odに対して、出射方向DLと直交する方向側である+Y方向側に配置される。基板側正極50dは、電極パッド60odに対して、出射方向DLとは逆側、すなわち-X方向側には配置されない。他方、電極パッド60odに隣接する電極パッド60ocに対応する基板側正極50cは、電極パッド60ocに対して出射方向DLとは逆側(-X方向側)に配置される。基板側正極50dは、基板側正極50cに対して、+X方向側かつ+Y方向側に位置する。
各電極パッド60oc、60odと、各基板側正極50c、50dをこのように配置することで、第二ワイヤW2cと第二ワイヤW2dとは、平面視で非平行となるように構成される。より具体的には、第二ワイヤW2cと基板側正極50cとの接続点C3と、電極パッド60ocと第二ワイヤW2cとの接続点C4とを結ぶ直線を直線D2cとし、第二ワイヤW2dと基板側正極50dとの接続点C3と、電極パッド60odと第二ワイヤW2dとの接続点C4とを結ぶ直線を直線D2dとしたとき、直線D2cと直線D2dとの間の角度θ5は、平面視で約90度となるように構成される。
さらに、基板側正極50bと基板側正極50cとの距離Dt3が、互いに隣接する電極パッド60obと電極パッド60ocとの距離Dt4に対して大きくなるように構成される。このように配置することで、第二ワイヤW2bと第二ワイヤW2cとは、平面視で互いに非平行となるように構成される。直線D2bと直線D2cとの間の角度を角度θ6としたとき、角度θ6は、平面視で約90度となるように構成される。
以上説明したように、本実施形態の半導体レーザ光源モジュール100によれば、一方向に沿って配列された複数の出射部80a~80dにおいて、一つの出射部80と、この一つの出射部80に対応して接続されるパッケージ側正極60の電極パッド60iとを繋ぐ一の第一ワイヤW1と、隣接する出射部80と、この隣接する出射部80に対応する他の第一ワイヤW1とが、平面視で互いに非平行となるように構成される。本実施形態の半導体レーザ光源モジュール100によれば、第一ワイヤW1a~W1dが平面視でそれぞれ非平行となるように構成されるので、各第一ワイヤW1間の電磁結合の発生を抑制することができ、不要なレーザ光の出射を抑制することができる。このような効果は、短パルス、高出力の電流が第一ワイヤW1を介して出射部80に入力される場合に、より顕著となる。
本実施形態のモジュール100によれば、出射部80aの上部電極88aに対応する電極パッド60iaは、上部電極88aに対して、出射方向DLと直交する方向側である-Y方向側に配置され、出射部80aに隣接する出射部80bの上部電極88bに対応する電極パッド60ibは、上部電極88bに対して出射方向DLとは逆側である-X方向側に配置される。そのため、平面視での第一ワイヤW1aと第一ワイヤW1bとの間の角度θ1を任意の劣角に設定して互いに非平行となるように構成しつつ、一の電極パッド60iaと、他の電極パッド60ibとを出射部80a、80b近傍に効率良く配置することができる。なお、上部電極88c、88dと電極パッド60ic、60idとにおいても同様である。
本実施形態の半導体レーザ光源モジュール100によれば、第一ワイヤW1a~W1dのそれぞれの長さは互いに等しい。これにより、各第一ワイヤW1a~W1dの自己インダクタンスを略均一なものとし伝送特性を略均一なものとすることができる。
本実施形態の半導体レーザ装置200によれば、複数の電極パッド60oにおいて、一つの電極パッド60oと、この一つの電極パッド60oに対応する基板側正極50とを繋ぐ一の第二ワイヤW2と、他の電極パッド60oと、他の電極パッド60oに対応する基板側正極50とを繋ぐ他の第二ワイヤW2とが、平面視で互いに非平行となるように構成される。したがって、各第二ワイヤW2間の電磁結合の発生を抑制することができ、不要なレーザ光の出射を抑制することができる。このような効果は、短パルス、高出力の電流が第二ワイヤW2を介してパッケージ側電極60に入力される場合により顕著となる。
本実施形態の半導体レーザ装置200によれば、基板側正極50aは、基板側正極50aに対応する電極パッド60oaに対して、出射方向DLと直交する方向側である-Y方向側に配置され、電極パッド60obに対応する基板側正極50bは、基板側正極50bに対して出射方向DLとは逆側である-X方向側に配置される。そのため、平面視での第二ワイヤW2aと第二ワイヤW2bとの間の角度θ4を任意の劣角に設定して互いに非平行となるように構成しつつ、基板側正極50aと、基板側正極50bとを電極パッド60oa、60ob近傍に効率良く配置することができる。なお、基板側正極50c、50dと電極パッド60oc、60odとにおいても上記と同様である。
本実施形態の半導体レーザ装置200によれば、第二ワイヤW2a~W2dのそれぞれの長さは互いに等しい。これにより、各第二ワイヤW2a~W2dの自己インダクタンスを略均一なものとし伝送特性を略均一なものとすることができる。
B.第2実施形態:
図7を用いて、第2実施形態の半導体レーザ光源モジュール100bで構成される各出射部80の上部電極88と、パッケージ側正極60の電極パッド60iとの位置関係について説明する。図7に示すように、本実施形態のモジュール100bは、出射部80を8つ備え、各出射部80に対応する8つの電極パッド60iを備える点で第1実施形態のモジュール100と相違する。
各出射部80は、第1実施形態と同様、レーザ光の出射方向DLを揃えた状態でY方向に沿って一列に配列される。図7では、技術の理解を容易にするため、8つの出射部80をそれぞれY方向に沿って順に出射部80a~80hとし、各出射部80a~80hの上部電極88をそれぞれ上部電極88a~88hとし、各上部電極88a~88hに対応して接続される電極パッド60iをそれぞれ電極パッド60ia~60ihとして示した。各上部電極88a~88hに接続される第一ワイヤW1を、それぞれ第一ワイヤW1a~W1hとし、各第一ワイヤW1a~W1hの接続点C1と接続点C2とを結ぶ直線をそれぞれ直線D3a~D3hとする。
本実施形態のモジュール100bでは、電極パッド60iaは、上部電極88aに対して出射方向DLと直交する方向側である-Y方向側に配置され、電極パッド60ihは、上部電極88hに対して、出射方向DLと直交する方向側である+Y方向側に配置される。電極パッド60ia、60ih以外の各電極パッド60ib~60igは、電極パッド60ia、60ihよりも-X方向側に配置され、平面視において各出射部80a~80hの周囲を円弧状に囲むように配置されている。このように配置することで、第一ワイヤW1a~W1hのそれぞれの長さを互いに等しいものとしつつ、各直線D3a~D3h間の角度θ10~θ16が、それぞれ平面視で約30度となるように構成し、各第一ワイヤW1a~W1hは平面視で互いに非平行となるように構成される。
本実施形態の半導体レーザ光源モジュール100bによれば、8つの出射部80a~80hに接続する各第一ワイヤW1a~W1hがそれぞれ非平行となるように構成される。第1実施形態のモジュール100よりも出射部80の個数を増加させた場合であっても、各第一ワイヤW1間の電磁結合の発生を抑制することができ、不要なレーザ光の出射を抑制することができる。なお、上述したモジュール100bでの各出射部80の上部電極88とパッケージ側正極60の電極パッド60iとの位置関係を、電極パッド60oと基板側正極50との位置関係に同様に適用することにより、各第二ワイヤW2が平面視で互いに非平行となるように構成してもよい。
C.他の実施形態:
(C1)上記各実施形態において、角度θ1~θ3は、約60度となるように構成され、角度θ4~θ6は、約90度となるように構成され、角度θ10~θ16は、約30度となるように構成されるが、これらの角度には限定されず、10度や45度のほか120度のように第一ワイヤW1が平面視で互いに非平行となる任意の角度で設定してよい。
(C2)上記各実施形態において、例えば、直線D1aと直線D1dとのように、互いに隣接しない出射部80aと出射部80dとに接続される第一ワイヤW1が平面視で互いに平行であってもよく、互いに隣接しない電極パッド60oにそれぞれ接続される第二ワイヤW2が平面視で互いに平行であってもよい。
(C3)上記各実施形態において、電極パッド60oは、筐体70外の+Z方向側の表面上に露出して構成される。これに対して、電極パッド60oは、モジュール100の-Z方向側である裏面上に電極パッド60oが露出する態様であってもよい。電極パッド60oは、筐体70内の電極パッド60iからスルーホールビア等を介して裏面側の筐体70外に引き出される。このような形態のモジュール100では、回路基板90上の基板側正極50と電極パッド60oと、および回路基板90上の基板側負極とパッケージ側負極とが、ワイヤを用いないハンダ付けやダイボンディングによって電気的に接続される。
本開示は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
50 基板側正極、60 パッケージ側正極、40 レーザダイオード、80 出射部、81 下部電極、88 上部電極、90 回路基板、100、100b 半導体レーザ光源モジュール、200 半導体レーザ装置、DL 出射方向、W1 第一ワイヤ、W2 第二ワイヤ

Claims (6)

  1. 半導体レーザ光源モジュール(100,100b)であって、
    上部電極(88)と下部電極(81)とを備え、一方向(DL)にレーザ光を出射する出射部(80)であって、前記レーザ光の出射方向を揃えた状態で配列される複数の出射部を有する端面発光型のレーザダイオード(40)と、
    前記複数の出射部のそれぞれに電流を供給する複数のパッケージ側電極(60)と、
    前記複数の出射部のそれぞれの前記上部電極と、前記上部電極に対応する前記パッケージ側電極とを、個別に電気的に接続する複数の第一ワイヤ(W1)と、を備え、
    前記配列された複数の出射部のうち一の出射部に対応する前記パッケージ側電極が、前記一の出射部に対して前記レーザ光を出射する側とは逆側に配置され、
    前記一の出射部に隣接する他の出射部に対応する前記パッケージ側電極が、前記他の出射部に対して前記レーザ光を出射する向きと直交する方向側に配置されることにより、
    前記一の出射部と、前記一の出射部に対応する前記パッケージ側電極とを繋ぐ一の第一ワイヤと、
    前記他の出射部と、前記他の出射部に対応する前記パッケージ側電極とを繋ぐ他の第一ワイヤとが、平面視で互いに非平行であり、
    前記複数の第一ワイヤから選択される一の第一ワイヤが接続される出射部の接続点と、前記選択される一の第一ワイヤが接続されるパッケージ側電極の接続点とを結ぶ直線と、前記選択される一の第一ワイヤに隣接する第一ワイヤが接続される出射部の接続点と、前記隣接する第一ワイヤが接続される前記パッケージ側電極の接続点とを結ぶ直線との間の角度(θ1~θ3,θ10~θ16)がすべて等しい、
    半導体レーザ光源モジュール。
  2. 前記複数の第一ワイヤのそれぞれの長さは互いに等しい、請求項1に記載の半導体レーザ光源モジュール。
  3. 請求項1または請求項2に記載の半導体レーザ光源モジュールと、
    複数の基板側電極(50)を備え、前記半導体レーザ光源モジュールに電源および信号を供給する回路基板(90)と、
    前記複数のパッケージ側電極のそれぞれと、前記複数の基板側電極のそれぞれとを個別に電気的に接続する複数の第二ワイヤ(W2)と、を備え、
    前記複数のパッケージ側電極のうち一のパッケージ側電極と、前記一のパッケージ側電極に対応する前記基板側電極とを繋ぐ一の第二ワイヤと、
    前記一のパッケージ側電極に隣接する他のパッケージ側電極と、前記他のパッケージ側電極に対応する前記基板側電極とを繋ぐ他の第二ワイヤとが、平面視で互いに非平行である
    半導体レーザ装置(200)。
  4. 請求項3に記載の半導体レーザ装置であって、
    前記一のパッケージ側電極に対応する前記基板側電極が、前記一のパッケージ側電極に対して前記レーザ光を出射する側とは逆側に配置され、
    前記他のパッケージ側電極に対応する前記基板側電極が、前記他のパッケージ側電極に対して前記レーザ光を出射する向きと直交する方向側に配置されることにより、前記一の第二ワイヤと前記他の第二ワイヤとが平面視で互いに非平行となる
    半導体レーザ装置。
  5. 前記複数の第二ワイヤのそれぞれの長さは互いに等しい、請求項3または請求項4に記載の半導体レーザ装置。
  6. 半導体レーザ光源モジュール(100)であって、
    上部電極(88)と下部電極(81)とを備え、一方向(DL)にレーザ光を出射する出射部(80)であって、前記レーザ光の出射方向を揃えた状態で配列される複数の出射部を有する端面発光型のレーザダイオード(40)と、
    前記複数の出射部のそれぞれに電流を供給する複数のパッケージ側電極(60)と、を備える
    半導体レーザ光源モジュールと、
    複数の基板側電極(50)を備え、前記半導体レーザ光源モジュールに電源および信号を供給する回路基板(90)と、
    前記複数のパッケージ側電極のそれぞれと、前記複数の基板側電極のそれぞれとを個別に電気的に接続する複数の第二ワイヤ(W2)と、を備え、
    前記複数のパッケージ側電極のうち一のパッケージ側電極に対応する前記基板側電極が、前記一のパッケージ側電極に対して前記レーザ光を出射する側とは逆側に配置され、
    前記一のパッケージ側電極に隣接する他のパッケージ側電極に対応する前記基板側電極が、前記他のパッケージ側電極に対して前記レーザ光を出射する向きと直交する方向側に配置されることにより、
    前記一のパッケージ側電極と、前記一のパッケージ側電極に対応する前記基板側電極とを繋ぐ一の第二ワイヤと、
    前記他のパッケージ側電極と、前記他のパッケージ側電極に対応する前記基板側電極とを繋ぐ他の第二ワイヤとが、平面視で互いに非平行であり、
    前記複数の第二ワイヤから選択される一の第二ワイヤが接続されるパッケージ側電極の接続点と、前記選択される一の第二ワイヤが接続される基板側電極の接続点とを結ぶ直線と、前記選択される一の第二ワイヤに隣接する第二ワイヤが接続されるパッケージ側電極の接続点と、前記隣接する第二ワイヤが接続される基板側電極の接続点とを結ぶ直線との間の角度(θ4,θ5,θ6)がすべて等しい、
    半導体レーザ装置(200)。
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