JP2002350793A - 光電変換半導体装置 - Google Patents

光電変換半導体装置

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JP2002350793A
JP2002350793A JP2001153380A JP2001153380A JP2002350793A JP 2002350793 A JP2002350793 A JP 2002350793A JP 2001153380 A JP2001153380 A JP 2001153380A JP 2001153380 A JP2001153380 A JP 2001153380A JP 2002350793 A JP2002350793 A JP 2002350793A
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conversion semiconductor
signal line
semiconductor device
ground line
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Toshiji Miyahara
利治 宮原
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光電変換半導体素子をコプレナ基板に実装す
る際に、特性インピーダンスの変動が抑制される光電変
換半導体装置を提供する。 【解決手段】 光電変換半導体装置は、光電変換半導体
素子1、コプレナ基板2および終端抵抗3を備えてい
る。光電変換半導体素子1が実装される領域に位置する
シグナルライン4とグランドライン5との間隔Wが、光
電変換半導体素子1が実装されない領域における間隔よ
りも広くなっており、光電変換半導体素子1が実装され
る領域に位置するシグナルライン4の幅が、光電変換半
導体素子1が実装されない領域における幅よりも狭くな
っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光電変換半導体装
置に関し、特に、光電変換半導体素子を基板に実装する
際にインピーダンスの変動が抑制される光電変換半導体
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光電変換半導体装置について説明
する。図16に示すように、光電変換半導体装置は、光
電変換半導体素子101、変調信号電圧(以下、「RF
信号」と記す。)を光電変換半導体素子101に給電す
るためのコプレナウェーブガイド(coplanar wave guid
e)基板102(以下、「コプレナ基板」と記す。)、
インピーダンス整合用の終端抵抗103および入出力用
の結合光学系(図示せず)を備えている。
【0003】コプレナ基板102には、シグナルライン
104とグランドライン105が形成されている。光電
変換半導体素子101は、シグナルライン104とはバ
ンプ電極106aを介して電気的に接続され、グランド
ライン105とはバンプ電極106b〜106dを介し
て電気的に接続されている。シグナルライン104とグ
ランドライン105とは、終端抵抗103を介して電気
的に接続されている。
【0004】次に、光電変換半導体装置の動作について
説明する。たとえば、光電変換半導体素子101が電界
吸収型半導体光変調器素子(以下、「光変調器素子」と
記す。)である場合には、光変調器素子には入射側結合
光学系から連続レーザ光が効率よく入射される。
【0005】一方、光変調器素子では、コプレナ基板1
02を経由して印加される電圧に応じてレーザ光の吸収
量が変化する。このため、コプレナ基板102に変調信
号電圧を印加することで、光変調器素子から出射される
レーザ光には信号電圧に対応した強度変調が施されるこ
とになり、出射側の結合光学系に効率よく結合される。
従来の光電変換半導体装置は上記のように構成され、動
作する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光電変換半導体装置では、次のような問題があった。ま
ず、光電変換半導体装置では、RF信号を送る側のイン
ピーダンス(給電側インピーダンス)にコプレナ基板1
02の特性インピーダンスを合わせるために、コプレナ
基板102のシグナルライン104の幅およびシグナル
ライン104とグランドライン105との間隔が所定の
幅と間隔に設定される。
【0007】ところが、このシグナルライン104の幅
およびシグナルライン104とグランドライン105と
の間隔はコプレナ基板102が単体の状態、すなわち、
光電変換半導体素子101がコプレナ基板102に実装
される前の状態で特性インピーダンスが給電側インピー
ダンスに合うように設計されている。
【0008】そのため、光電変換半導体素子101をコ
プレナ基板102に実装する際に、特性インピーダンス
が給電側インピーダンスの値からずれてしまい、光電変
換半導体装置の電気的特性を劣化させてしまうという問
題があった。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、光電変換半導体素子をコプレナ基板
に実装する際に、特性インピーダンスの変動が抑制され
る光電変換半導体装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光電変換半
導体装置は、基板とシグナルラインとグランドラインと
抵抗部と光電変換半導体素子とを有している。シグナル
ラインは、基板に形成されて延在する。グランドライン
は、基板に形成されシグナルラインと間隔を隔てて延び
ている。抵抗部は、基板に形成されシグナルラインとグ
ランドラインとを電気的に接続している。光電変換半導
体素子は、シグナルラインとグランドラインを覆うよう
に基板に実装され、シグナルラインとグランドラインと
に電気的に接続されて、変調信号を送るための給電部か
ら送られたその変調信号を受けることで、受光した光を
変調して出力する。そして、インピーダンスが給電部の
インピーダンスと実質的に同じである。光電変換半導体
素子を基板に実装する際のインピーダンスの変動を抑制
するために、光電変換半導体素子が実装される領域に位
置するシグナルラインおよびグランドラインの配置関係
が、光電変換半導体素子が実装されない領域に位置する
シグナルラインおよびグランドラインの配置関係と異な
っている。
【0011】この構造によれば、光電変換半導体素子が
実装される領域に位置するシグナルラインおよびグラン
ドラインの配置関係が、光電変換半導体素子が実装され
ない領域に位置するシグナルラインおよびグランドライ
ンの配置関係と異なっていることで、光電変換半導体素
子を基板に実装する際のインピーダンスの変動が抑制さ
れてインピーダンスを給電部のインピーダンスと実質的
に同じインピーダンスに設定することができる。その結
果、光電変換半導体装置における電気的特性の劣化を防
止することができる。
【0012】具体的には、光電変換半導体素子が実装さ
れない領域に位置するシグナルラインおよびグランドラ
インは間隔として第1の間隔を隔ててそれぞれ延び、光
電変換半導体素子が実装される領域に位置するシグナル
ラインおよびグランドラインは第1の間隔よりも広い第
2の間隔を隔ててそれぞれ延びている。
【0013】基板に光電変換半導体素子を近づけると、
シグナルラインとグランドラインとの間隔と特性インピ
ーダンスの相関関係は、基板単体の場合と比べてシフト
することになる。このとき、光電変換半導体素子が実装
される領域に位置するシグナルラインおよびグランドラ
インの間隔を第1の間隔よりも広い第2の間隔とするこ
とで、光電変換半導体素子を基板に実装する際の特性イ
ンピーダンスの変動を抑制することができて、特性イン
ピーダンスの値を給電側インピーダンスの値と実質的に
同じ値に設定することができる。
【0014】さらに具体的には、光電変換半導体素子が
実装される領域に位置するシグナルラインは、光電変換
半導体素子が実装されない領域に位置するシグナルライ
ンの幅よりも狭い所定の幅を有していることが好まし
い。
【0015】これにより、光電変換半導体素子が実装さ
れる領域ではシグナルラインとグランドラインとの間隔
が光電変換半導体素子が実装されない領域における間隔
よりも実質的に広がることになって、光電変換半導体素
子を基板に実装する際の特性インピーダンスの変動を抑
制することができて、特性インピーダンスの値を給電側
インピーダンスの値と実質的に同じ値に設定することが
できる。
【0016】また具体的には、シグナルラインが延びる
方向に沿ってグランドラインが位置する側とは反対側に
配置され、グランドラインと電気的に接続される他のグ
ランドラインを含み、光電変換半導体素子が実装される
領域に位置するグランドラインと他のグランドラインと
の間隔は、光電変換半導体素子が実装されない領域に位
置するグランドラインと他のグランドラインとの間隔よ
りも広いことが好ましい。
【0017】この場合にも、光電変換半導体素子が実装
される領域ではシグナルラインとグランドラインとの間
隔が光電変換半導体素子が実装されない領域における間
隔よりも実質的に広がることになって、光電変換半導体
素子を基板に実装する際の特性インピーダンスの変動を
抑制することができて、特性インピーダンスの値を給電
側インピーダンスの値と実質的に同じ値に設定すること
ができる。
【0018】また、シグナルラインが延びる方向に沿っ
てグランドラインが位置する側とは反対側に配置され、
グランドラインと電気的に接続される他のグランドライ
ンを含み、光電変換半導体素子はグランドラインと他の
グランドラインとの間を電気的に接続する電極部を有し
ている場合では、シグナルラインの幅は所定の幅よりも
さらに狭いことが好ましい。
【0019】これにより、シグナルラインと電極部との
寄生容量に基づく特性インピーダンスの変動を抑えるこ
とができて、特性インピーダンスの値を給電側インピー
ダンスの値と実質的に同じ値に設定することができる。
【0020】また、光電変換半導体素子が実装される領
域に位置するシグナルラインから光電変換半導体素子が
実装されない領域に位置するシグナルラインにかけてそ
の幅が急峻に変化し、幅が急峻に変化する部分に合わせ
て光電変換半導体素子が実装されていることが好まし
い。
【0021】これにより、シグナルラインの幅が変化す
る部分に合わせて光電変換半導体素子が基板に実装され
ることで、実装位置が明確になって実装精度が向上する
結果、光電変換半導体素子の実装位置の変動に伴う特性
インピーダンスの変動が抑制されて、光電変換半導体装
置の電気的特性の劣化を防止することができる。
【0022】あるいは、光電変換半導体素子が実装され
る領域に位置するシグナルラインから光電変換半導体素
子が実装されない領域に位置するシグナルラインにかけ
てその幅が滑らかに変化することも好ましい。
【0023】この場合には、シグナルラインにおける反
射が抑制されて反射に伴う不具合を解消することができ
て、光電変換半導体装置の電気的特性の劣化を防止する
ことができる。
【0024】さらに、光電変換半導体素子が実装されな
い領域に位置するシグナルラインおよびグランドライン
は同一平面に配置され、光電変換半導体素子が実装され
る領域に位置するシグナルラインおよびグランドライン
はそれぞれ異なる平面に配置されていることが好まし
い。
【0025】この場合にも、光電変換半導体素子を基板
に実装する際の特性インピーダンスの変動を大幅に抑制
することができ、光電変換半導体素子を基板に実装した
状態で特性インピーダンスの値が他の2つのインピーダ
ンスと実質的に同じ値になって、光電変換半導体装置の
電気的特性の劣化を防止することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】実施の形態1 本発明の実施の形態1に係る光電変換半導体装置につい
て説明する。図1および図2に示すように、本光電変換
半導体装置は、光電変換半導体素子1、RF信号をその
光電変換半導体素子1に給電するためのコプレナ基板
2、インピーダンス整合用の終端抵抗3および入出力用
の結合光学系(図示せず)を備えている。なお、図2で
は光電変換半導体素子1が省略されている。
【0027】コプレナ基板2には、シグナルライン4と
グランドライン5とが形成されている。グランドライン
5はシグナルライン4が延びる方向に沿ってシグナルラ
イン4を挟み込むように配置されている。シグナルライ
ン4とグランドライン5とは、インピーダンス整合用の
終端抵抗3を介して電気的に接続されている。シグナル
ライン4とグランドライン5は、たとえば金メッキ等の
導電体から形成されている。
【0028】光電変換半導体素子1は、シグナルライン
4とはバンプ電極6aを介して電気的に接続され、グラ
ンドライン5とはバンプ電極6b、6c、6dを介して
電気的に接続されている。なお、コプレナ基板2は、た
とえばアルミナから形成されている。
【0029】特に、この光電変換半導体装置では、光電
変換半導体素子1が実装される領域に位置するシグナル
ライン4とグランドライン5との間隔Wが、光電変換半
導体素子1が実装されない領域に位置するシグナルライ
ン4とグランドライン5との間隔よりも広くなってい
る。
【0030】あるいは、この光電変換半導体装置では、
光電変換半導体素子1が実装される領域に位置するシグ
ナルライン4の幅が、光電変換半導体素子1が実装され
ない領域に位置するシグナルライン4の幅よりも狭くな
っている。
【0031】次に、本光電変換半導体装置の動作につい
て説明する。図5に示すように、たとえば、光電変換半
導体装置22における光電変換半導体素子1が光変調器
素子の場合には、光変調器素子では、コプレナ基板2を
経由して印加される変調信号電圧に応じて連続レーザ光
源21から出射されたレーザ光の吸収量が変化する。
【0032】すなわち、図6に示すように、コプレナ基
板2に変調信号電圧を印加することで、その電圧と光変
調器素子の光透過特性とに基づいて、光変調器素子から
出射されるレーザ光には変調信号電圧に対応した強度変
調が施されて、強度変調されたレーザ光が出射されるこ
とになる。なお、実際には、光電変換半導体素子は入射
レーザ光の一部を吸収して残りのレーザ光を出射するこ
とになる。
【0033】このように、本光電変換半導体装置では、
光電変換半導体素子がレーザ光を受光し、変調信号電圧
に基づくレーザ光が光電変換半導体素子から出射される
ことになる。レーザ光の強度が変調されることで、光通
信において信号の変調器として本光電変換半導体装置を
用いることができる。
【0034】上述したように、この光電変換半導体装置
では、光電変換半導体素子1が実装される領域における
シグナルライン4の幅あるいはシグナルライン4とグラ
ンドライン5との間隔が、光電変換半導体素子1が実装
されない領域におけるシグナルライン4の幅あるいはシ
グナルライン4とグランドライン5との間隔と異なって
いる。
【0035】このシグナルライン4とグランドライン5
との間隔Wあるいはシグナルライン4の幅は、コプレナ
基板2に光電変換半導体素子1を実装した状態でインピ
ーダンス(特性インピーダンス)が給電側インピーダン
スの値になるように設定されている。このことについて
説明する。
【0036】まず、基本的にインピーダンスは電流、電
圧とは次のような関係にある。すなわち、図3に示すよ
うに、インピーダンスZのブラックボックスに電流Iを
流す場合、両端間の電圧VはインピーダンスZと電流I
との積で表される。
【0037】光電変換半導体装置の場合、図4に示すよ
うに、インピーダンスとしては、コプレナ基板2に給電
する給電部20側のインピーダンス、コプレナ基板2に
基づくインピーダンスおよび終端抵抗に基づくインピー
ダンスの3つのインピーダンスがある。
【0038】これら3つのインピーダンスの値が異なっ
ていると、結果的に光電変換半導体装置の電気的特性が
劣化するため、各インピーダンスの値は同じ値になるよ
うに設計される。つまり、インピーダンスの整合性が保
たれるように設計される。3つのインピーダンスのうち
特性インピーダンスは、コプレナ基板2の誘電率、厚
さ、シグナルライン4の幅およびシグナルライン4とグ
ランドライン5の間隔によって決定される。
【0039】特にこの光電変換半導体装置では、上記の
ように光電変換半導体素子が実装される領域におけるシ
グナルライン4の幅をより狭めるか、あるいは、シグナ
ルライン4とグランドライン5との間隔をより広げるこ
とで、光電変換半導体素子1をコプレナ基板2に実装す
る際の特性インピーダンスの変動を大幅に抑制すること
ができる。
【0040】これについてさらに詳しく説明する。たと
えば、コプレナ基板として厚さ0.254mmのアルミ
ナ(誘電率約10)を用い、シグナルラインの幅を80
μmに設定した場合、シグナルラインとグランドライン
との間隔と特性インピーダンスには、図7におけるグラ
フAに示すような相関関係がある。
【0041】したがって、光電変換半導体装置の特性イ
ンピーダンスの値を給電側インピーダンスの値と実質的
に同じ値にするには、この相関関係に基づいてシグナル
ラインとグランドラインとの間隔を決めればよいことに
なる。
【0042】ところが、コプレナ基板に光電変換半導体
素子を近づけると、シグナルラインとグランドラインと
の間隔と特性インピーダンスの相関関係が、図7のグラ
フBに示すように変化する。
【0043】したがって、光電変換半導体装置における
特性インピーダンスの値を給電側インピーダンスの値に
合わせるためには、シグナルラインとグランドラインと
の間隔をより広げればよいことになる。
【0044】その結果、光電変換半導体素子1をコプレ
ナ基板2に実装した状態で特性インピーダンスの値が他
の2つのインピーダンスと実質的に同じ値になって、光
電変換半導体装置の電気的特性の劣化を防止することが
できる。
【0045】実施の形態2 本発明の実施の形態2に係る光電変換半導体装置につい
て説明する。本光電変換半導体装置では、図8に示すよ
うに、光電変換半導体素子1が実装される領域に位置す
るシグナルライン4とグランドライン5との間隔Wが、
光電変換半導体素子1が実装されない領域に位置するシ
グナルライン4とグランドライン5との間隔よりも広く
なっているが、光電変換半導体素子1が実装される領域
に位置するシグナルライン4の幅は、光電変換半導体素
子1が実装されない領域に位置するシグナルライン4の
幅と実質的に同じである。
【0046】なお、これ以外の構成については実施の形
態1において説明した図1に示す光電変換半導体装置の
同様なので、同一部材には同一符号を付しその説明を省
略する。
【0047】この光電変換半導体装置においては、前述
したように、光電変換半導体素子1が実装される領域に
おけるシグナルライン4とグランドライン5との間隔を
より広げることで、光電変換半導体素子1をコプレナ基
板2に実装する際の特性インピーダンスの変動を大幅に
抑制することができる。
【0048】特にこの光電変換半導体装置の場合、光電
変換半導体素子1が実装される領域に位置するシグナル
ライン4の幅が光電変換半導体素子1が実装されない領
域に位置するシグナルライン4の幅と実質的に同じであ
り、シグナルライン4の幅が狭められていないことで、
特性インピーダンスのばらつきを抑制することができ
る。
【0049】これについて説明する。シグナルラインの
種々の幅に対して、シグナルラインとグランドラインと
の間隔と特性インピーダンスには、図9に示すような相
関関係がある。図9に示すように、シグナルラインの幅
が狭くなるにしたがって、シグナルラインとグランドラ
インとの間隔と特性インピーダンスの相関関係を示すグ
ラフの傾きが急峻になる傾向があるため、コプレナ基板
の製造誤差に伴って特性インピーダンスの値が大きくば
らつくことが想定される。
【0050】そこで、シグナルライン4の幅を狭めるこ
となくシグナルライン4とグランドライン5との間隔を
広げることで、このような、コプレナ基板の製造誤差に
伴う特性インピーダンスのばらつきを抑えて、特性イン
ピーダンスを給電側インピーダンスの値と実質的に同じ
値に設定することができる。
【0051】その結果、光電変換半導体素子1をコプレ
ナ基板2に実装した状態で特性インピーダンスの値が他
の2つのインピーダンスと実質的に同じ値になって、光
電変換半導体装置の電気的特性の劣化を防止することが
できる。
【0052】実施の形態3 本発明の実施の形態3に係る光電変換半導体装置につい
て説明する。コプレナ基板に実装される光電変換半導体
素子においては、グランドラインに接触するバンプ電極
間を電気的に接続する給電電極が設けられた形態のもの
がある。ここでは、そのような給電電極を有する光電変
換半導体素子を含む光電変換半導体装置について説明す
る。
【0053】図10に示すように、この光電変換半導体
装置では、光電変換半導体素子1が実装される領域に位
置するシグナルライン4とグランドライン5との間隔W
が、光電変換半導体素子1が実装されない領域に位置す
るシグナルライン4とグランドライン5との間隔よりも
広くなっており、光電変換半導体素子1が実装される領
域に位置するシグナルライン4の幅が、光電変換半導体
素子1が実装されない領域に位置するシグナルライン4
の幅よりも狭くなっている。
【0054】なお、これ以外の構成については実施の形
態1において説明した図1に示す光電変換半導体装置の
同様なので、同一部材には同一符号を付しその説明を省
略する。
【0055】特に、この光電変換半導体素子のように給
電電極7を有している場合、光電変換半導体素子をコプ
レナ基板2に実装するとシグナルライン4と給電電極7
との間に寄生容量が生じることになる。このため、この
寄生容量に起因して光電変換半導体素子1をコプレナ基
板2に実装する際に、特性インピーダンスが給電側イン
ピーダンスの値からずれてしまい、光電変換半導体装置
の電気的特性が劣化することが想定される。
【0056】そこで、この光電変換半導体素子1が実装
される領域に位置するシグナルライン4の幅をより狭め
ることで、シグナルライン4と給電電極7との間の寄生
容量を低減することができ、光電変換半導体素子1をコ
プレナ基板2に実装する際の特性インピーダンスの変動
を効果的に抑制して、光電変換半導体装置の電気的特性
の劣化を抑制することができる。
【0057】特に、実施の形態1において説明した給電
電極を有しない光電変換半導体素子を含む光電変換半導
体装置の場合と比べると、本光電変換半導体装置ではシ
グナルライン4と給電電極7との間の寄生容量を低減し
なければならないため、シグナルライン4の幅をより狭
めることが望ましい。
【0058】なお、この光電変換半導体装置では、終端
抵抗3は光電変換半導体素子1が実装される領域に配置
していないことで、終端抵抗3によって発生する熱が直
接光電変換半導体素子1に伝わるのが抑制されて、熱に
よる影響を低減することができる。
【0059】実施の形態4 本発明の実施の形態4に係る光電変換半導体装置につい
て説明する。本光電変換半導体装置では、図11に示す
ように、光電変換半導体素子が給電電極を有し、光電変
換半導体素子1が実装される領域に位置するシグナルラ
イン4の幅が、光電変換半導体素子1が実装されない領
域に位置するシグナルライン4の幅と実質的に同じであ
り、光電変換半導体素子1が実装される領域に位置する
シグナルライン4とグランドライン5との間隔Wが、光
電変換半導体素子1が実装されない領域に位置するシグ
ナルライン4とグランドライン5との間隔よりも広い。
【0060】なお、これ以外の構成については実施の形
態1において説明した図8に示す光電変換半導体装置の
同様なので、同一部材には同一符号を付しその説明を省
略する。
【0061】この光電変換半導体装置では、実施の形態
2において説明したように、シグナルライン4の幅を狭
めることなくシグナルライン4とグランドライン5との
間隔を広げることで、コプレナ基板の製造誤差に伴う特
性インピーダンスのばらつきを抑えて、特性インピーダ
ンスを給電側インピーダンスの値と実質的に同じ値に設
定することができる。
【0062】また、実施の形態3において説明したよう
に、シグナルライン4と給電電極7との間に生じる寄生
容量に起因して光電変換半導体素子1をコプレナ基板2
に実装する際に、特性インピーダンスが給電側インピー
ダンスの値からずれてしまうことが想定される。
【0063】しかし、この光電変換半導体装置では、実
施の形態2の場合よりもシグナルライン4とグランドラ
イン5との間隔をより広く設定することで、光電変換半
導体素子1をコプレナ基板2に実装する際の特性インピ
ーダンスの変動が効果的に抑制されて、光電変換半導体
装置の電気的特性の劣化を抑制することができる。
【0064】また、この光電変換半導体装置では、終端
抵抗3は光電変換半導体素子1が実装される領域に配置
していないことで、終端抵抗3によって発生する熱が直
接光電変換半導体素子1に伝わるのが抑制されて、熱に
よる影響を低減することができる。
【0065】実施の形態5 本発明の実施の形態5に係る光電変換半導体装置につい
て説明する。この光電変換半導体装置では、図12に示
すように、光電変換半導体素子1が実装される領域に位
置するシグナルライン4とグランドライン5との間隔W
が、光電変換半導体素子1が実装されない領域に位置す
るシグナルライン4とグランドライン5との間隔よりも
広く、光電変換半導体素子1が実装される領域に位置す
るシグナルライン4の幅が、光電変換半導体素子1が実
装されない領域に位置するシグナルライン4の幅よりも
狭くなっている。
【0066】そして、この光電変換半導体装置では、シ
グナルライン4の幅が変化する部分が光電変換半導体素
子1のコプレナ基板2への実装の際のマーキングに利用
されている。すなわち、シグナルライン4の幅が変化す
る部分に合わせて光電変換半導体素子1がコプレナ基板
2に実装されることで、実装位置が明確になって、実装
精度が向上する。
【0067】その結果、光電変換半導体素子1の実装位
置の変動に伴う特性インピーダンスの変動が抑制され
て、光電変換半導体装置の電気的特性の劣化を防止する
ことができる。
【0068】実施の形態6 本発明の実施の形態6に係る光電変換半導体装置につい
て説明する。本光電変換半導体装置では、図13および
図14に示すように、光電変換半導体素子1が実装され
る領域において、コプレナ基板2の部分に窪み8が形成
されている。その窪み8にシグナルライン4が形成され
ることで、光電変換半導体素子1が実装される領域にお
いて、シグナルライン4とグランドライン5とがそれぞ
れ異なる面に形成されることになる。
【0069】そして、光電変換半導体素子1が実装され
る領域に位置するシグナルライン4の幅は、光電変換半
導体素子1が実装されない領域に位置するシグナルライ
ン4の幅と実質的に同じである。
【0070】なお、これ以外については実施の形態4に
おいて説明した図11に示す光電変換半導体装置と実質
的に同様なので、同一部材には同一符号を付しその説明
を省略する。
【0071】コプレナ基板2においては、シグナルライ
ン4とグランドライン5とによって電界が閉じ込められ
ることになる。このため、シグナルライン4とグランド
ライン5とがそれぞれ形成される面の位置関係によって
もコプレナ基板の特性インピーダンスが決められる。
【0072】そこで、この光電変換半導体装置では、こ
の性質を利用して光電変換半導体素子が実装される領域
にシグナルライン4を形成する面と、グランドライン5
を形成する面とを異ならせることによって、光電変換半
導体素子1をコプレナ基板2に実装する際の特性インピ
ーダンスの変動を大幅に抑制することができる。
【0073】その結果、光電変換半導体素子1をコプレ
ナ基板2に実装した状態で特性インピーダンスの値が他
の2つのインピーダンスと実質的に同じ値になって、光
電変換半導体装置の電気的特性の劣化を防止することが
できる。
【0074】なお、この実施の形態では、シグナルライ
ン4を窪み8に形成させたが、反対にグランドライン5
を窪みに形成させるようにしてもよい。
【0075】実施の形態7 本発明の実施の形態7に係る光電変換半導体装置につい
て説明する。前述した光電変換半導体装置においては、
シグナルラインの幅を変える場合には比較的急峻にその
幅を変える場合について説明した。
【0076】この光電変換半導体装置では、図15に示
すように、シグナルライン4において幅の広い部分から
幅の狭い部分にかけて滑らかにその幅が変化し、光電変
換半導体素子が実装される領域におけるシグナルライン
4の幅は光電変換半導体素子1が実装されない領域のシ
グナルライン4の幅よりも狭くなっている。
【0077】なお、これ以外の構成については実施の形
態1において説明した図1に示す光電変換半導体装置の
同様なので、同一部材には同一符号を付しその説明を省
略する。
【0078】AC信号をコプレナ基板2に印加した場
合、反射により印加した信号の一部が戻ってくることに
なる。たとえば、反射の程度が3dB(50%)である
と仮定すると、3V印加した場合には1.5V分が反射
によって戻ってくることになって、実質的には1.5V
しか印加されていない状態になる。
【0079】また、コプレナ基板等により特定の周波数
だけ反射が大きくなったりあるいはその反対に小さくな
る場合がある。その場合にはその特定の周波数だけ印加
電圧が低下したりあるいは上昇して、光電変換後の信号
が劣化するという不具合が生じることになる。
【0080】そこで、シグナルライン4において幅の広
い部分から幅の狭い部分にかけて滑らかにその幅を変化
させることで、シグナルラインにおける反射が抑制され
て上述した不具合を解消することができて、光電変換半
導体装置の電気的特性の劣化を防止することができる。
【0081】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって、制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明は上記の説明ではなくて特許請求の範囲
によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範
囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0082】
【発明の効果】本発明に係る光電変換半導体装置によれ
ば、光電変換半導体素子が実装される領域に位置するシ
グナルラインおよびグランドラインの配置関係が、光電
変換半導体素子が実装されない領域に位置するシグナル
ラインおよびグランドラインの配置関係と異なっている
ことで、光電変換半導体素子を基板に実装する際のイン
ピーダンスの変動が抑制されてインピーダンスを給電部
のインピーダンスと実質的に同じインピーダンスに設定
することができる。その結果、光電変換半導体装置にお
ける電気的特性の劣化を防止することができる。
【0083】具体的には、光電変換半導体素子が実装さ
れない領域に位置するシグナルラインおよびグランドラ
インは間隔として第1の間隔を隔ててそれぞれ延び、光
電変換半導体素子が実装される領域に位置するシグナル
ラインおよびグランドラインは第1の間隔よりも広い第
2の間隔を隔ててそれぞれ延びている。
【0084】基板に光電変換半導体素子を近づけると、
シグナルラインとグランドラインとの間隔と特性インピ
ーダンスの相関関係は、基板単体の場合と比べてシフト
することになる。このとき、光電変換半導体素子が実装
される領域に位置するシグナルラインおよびグランドラ
インの間隔を第1の間隔よりも広い第2の間隔とするこ
とで、光電変換半導体素子を基板に実装する際の特性イ
ンピーダンスの変動を抑制することができて、特性イン
ピーダンスの値を給電側インピーダンスの値と実質的に
同じ値に設定することができる。
【0085】さらに具体的には、光電変換半導体素子が
実装される領域に位置するシグナルラインは、光電変換
半導体素子が実装されない領域に位置するシグナルライ
ンの幅よりも狭い所定の幅を有していることで、光電変
換半導体素子が実装される領域ではシグナルラインとグ
ランドラインとの間隔が光電変換半導体素子が実装され
ない領域における間隔よりも実質的に広がることになっ
て、光電変換半導体素子を基板に実装する際の特性イン
ピーダンスの変動を抑制することができて、特性インピ
ーダンスの値を給電側インピーダンスの値と実質的に同
じ値に設定することができる。
【0086】また具体的には、シグナルラインが延びる
方向に沿ってグランドラインが位置する側とは反対側に
配置され、グランドラインと電気的に接続される他のグ
ランドラインを含み、光電変換半導体素子が実装される
領域に位置するグランドラインと他のグランドラインと
の間隔は、光電変換半導体素子が実装されない領域に位
置するグランドラインと他のグランドラインとの間隔よ
りも広いことで、この場合にも、光電変換半導体素子が
実装される領域ではシグナルラインとグランドラインと
の間隔が光電変換半導体素子が実装されない領域におけ
る間隔よりも実質的に広がることになって、光電変換半
導体素子を基板に実装する際の特性インピーダンスの変
動を抑制することができて、特性インピーダンスの値を
給電側インピーダンスの値と実質的に同じ値に設定する
ことができる。
【0087】また、シグナルラインが延びる方向に沿っ
てグランドラインが位置する側とは反対側に配置され、
グランドラインと電気的に接続される他のグランドライ
ンを含み、光電変換半導体素子はグランドラインと他の
グランドラインとの間を電気的に接続する電極部を有し
ている場合では、シグナルラインの幅は所定の幅よりも
さらに狭いことが好ましく、これにより、シグナルライ
ンと電極部との寄生容量に基づく特性インピーダンスの
変動を抑えることができて、特性インピーダンスの値を
給電側インピーダンスの値と実質的に同じ値に設定する
ことができる。
【0088】また、光電変換半導体素子が実装される領
域に位置するシグナルラインから光電変換半導体素子が
実装されない領域に位置するシグナルラインにかけてそ
の幅が急峻に変化し、幅が急峻に変化する部分に合わせ
て光電変換半導体素子が実装されていることが好まし
く、これにより、シグナルラインの幅が変化する部分に
合わせて光電変換半導体素子が基板に実装されること
で、実装位置が明確になって実装精度が向上する結果、
光電変換半導体素子の実装位置の変動に伴う特性インピ
ーダンスの変動が抑制されて、光電変換半導体装置の電
気的特性の劣化を防止することができる。
【0089】あるいは、光電変換半導体素子が実装され
る領域に位置するシグナルラインから光電変換半導体素
子が実装されない領域に位置するシグナルラインにかけ
てその幅が滑らかに変化することも好ましく、この場合
には、シグナルラインにおける反射が抑制されて反射に
伴う不具合を解消することができて、光電変換半導体装
置の電気的特性の劣化を防止することができる。
【0090】さらに、光電変換半導体素子が実装されな
い領域に位置するシグナルラインおよびグランドライン
は同一平面に配置され、光電変換半導体素子が実装され
る領域に位置するシグナルラインおよびグランドライン
はそれぞれ異なる平面に配置されていることが好まし
く、この場合にも、光電変換半導体素子を基板に実装す
る際の特性インピーダンスの変動を大幅に抑制すること
ができ、光電変換半導体素子を基板に実装した状態で特
性インピーダンスの値が他の2つのインピーダンスと実
質的に同じ値になって、光電変換半導体装置の電気的特
性の劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る光電変換半導体
装置の一平面図である。
【図2】 同実施の形態において、図1に示す光電変換
半導体装置の断面線II−IIにおける一断面図であ
る。
【図3】 同実施の形態において、コプレナ基板のイン
ピーダンスを説明するためのブロック図である。
【図4】 同実施の形態において、コプレナ基板のイン
ピーダンスを説明するための各部の構成を示す図であ
る。
【図5】 同実施の形態において、光電変換半導体装置
の動作を説明するためのブロック図である。
【図6】 同実施の形態において、光電変換半導体装置
の動作を説明するための、半導体素子の出力光強度の光
透過特性および変調信号の依存性を示す図である。
【図7】 同実施の形態において、シグナルラインとグ
ランドラインとの間隔と特性インピーダンスの相関関係
を示すグラフである。
【図8】 本発明の実施の形態2に係る光電変換半導体
装置の一平面図である。
【図9】 同実施の形態において、種々のシグナルライ
ンの幅に対するシグナルラインとグランドラインとの間
隔と特性インピーダンスの相関関係を示すグラフであ
る。
【図10】 本発明の実施の形態3に係る光電変換半導
体装置の一平面図である。
【図11】 本発明の実施の形態4に係る光電変換半導
体装置の一平面図である。
【図12】 本発明の実施の形態5に係る光電変換半導
体装置の一平面図である。
【図13】 本発明の実施の形態6に係る光電変換半導
体装置の一平面図である。
【図14】 同実施の形態において、図13に示す光電
変換半導体装置の断面線XIV−XIVにおける一断面
図である。
【図15】 本発明の実施の形態7に係る光電変換半導
体装置の一平面図である。
【図16】 従来の光電変換半導体装置の一平面図であ
る。
【符号の説明】
1 光電変換半導体素子、2 コプレナ基板、3 終端
抵抗、4、4a シグナルライン、5 グランドライ
ン、6a〜6d バンプ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 前記基板に形成されて延在するシグナルラインと、 前記基板に形成され、前記シグナルラインと間隔を隔て
    て延びるグランドラインと、 前記基板に形成され、前記シグナルラインと前記グラン
    ドラインとを電気的に接続する抵抗部と、 前記シグナルラインと前記グランドラインを覆うように
    前記基板に実装され、前記シグナルラインと前記グラン
    ドラインとに電気的に接続されて、変調信号を送るため
    の給電部から送られたその変調信号を受けることで、受
    光した光を変調して出力する光電変換半導体素子とを有
    する光電変換半導体装置であって、 インピーダンスが前記給電部のインピーダンスと実質的
    に同じであり、 前記光電変換半導体素子を前記基板に実装する際のイン
    ピーダンスの変動を抑制するために、前記光電変換半導
    体素子が実装される領域に位置する前記シグナルライン
    および前記グランドラインの配置関係が、前記光電変換
    半導体素子が実装されない領域に位置する前記シグナル
    ラインおよび前記グランドラインの配置関係と異なって
    いる、光電変換半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記光電変換半導体素子が実装されない
    領域に位置する前記シグナルラインおよび前記グランド
    ラインは前記間隔として第1の間隔を隔ててそれぞれ延
    び、 前記光電変換半導体素子が実装される領域に位置する前
    記シグナルラインおよび前記グランドラインは前記第1
    の間隔よりも広い第2の間隔を隔ててそれぞれ延びてい
    る、請求項1記載の光電変換半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記光電変換半導体素子が実装される領
    域に位置する前記シグナルラインは、前記光電変換半導
    体素子が実装されない領域に位置する前記シグナルライ
    ンの幅よりも狭い所定の幅を有する、請求項1または2
    に記載の光電変換半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記シグナルラインが延びる方向に沿っ
    て前記グランドラインが位置する側とは反対側に配置さ
    れ、前記グランドラインと電気的に接続される他のグラ
    ンドラインを含み、 前記光電変換半導体素子が実装される領域に位置する前
    記グランドラインと前記他のグランドラインとの間隔
    は、前記光電変換半導体素子が実装されない領域に位置
    する前記グランドラインと前記他のグランドラインとの
    間隔よりも広い、請求項1または2に記載の光電変換半
    導体装置。
  5. 【請求項5】 前記シグナルラインが延びる方向に沿っ
    て前記グランドラインが位置する側とは反対側に配置さ
    れ、前記グランドラインと電気的に接続される他のグラ
    ンドラインを含み、 前記光電変換半導体素子は前記グランドラインと前記他
    のグランドラインとの間を電気的に接続する電極部を有
    し、 前記シグナルラインの幅は前記所定の幅よりもさらに狭
    い、請求項2記載の光電変換半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記光電変換半導体素子が実装される領
    域に位置する前記シグナルラインから前記光電変換半導
    体素子が実装されない領域に位置する前記シグナルライ
    ンにかけてその幅が急峻に変化し、幅が急峻に変化する
    部分に合わせて前記光電変換半導体素子が実装されてい
    る、請求項2〜5のいずれかに記載の光電変換半導体装
    置。
  7. 【請求項7】 前記光電変換半導体素子が実装される領
    域に位置する前記シグナルラインから前記光電変換半導
    体素子が実装されない領域に位置する前記シグナルライ
    ンにかけてその幅が滑らかに変化する、請求項2〜5の
    いずれかに記載の光電変換半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記光電変換半導体素子が実装されない
    領域に位置する前記シグナルラインおよび前記グランド
    ラインは同一平面に配置され、 前記光電変換半導体素子が実装される領域に位置する前
    記シグナルラインおよび前記グランドラインはそれぞれ
    異なる平面に配置された、請求項1記載の光電変換半導
    体装置。
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