JP7206989B2 - 熱転写シートと中間転写媒体との組合せ、及びこれを用いて作製される印画物 - Google Patents

熱転写シートと中間転写媒体との組合せ、及びこれを用いて作製される印画物 Download PDF

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本発明は、熱転写シートと中間転写媒体との組合せ、及びこれを用いて作製される印画物に関する。
従来、印画物の作製方法の一実施形態として、基材と、着色材を含有する転写層(以下、熱転写シートが備える転写層を第1転写層という)と、を備える熱転写シートに対して、サーマルヘッド等を用いてエネルギーを印加し、紙やプラスチックシート等の被転写体上に、第1転写層を転写し、画像形成を行うことにより、印画物を作製する、熱溶融転写方式が知られている。
また、別の印画物の作製方法として、基材と、受容層を備える転写層(以下、中間転写媒体が備える転写層を第2転写層という)とを備える中間転写媒体の受容層上に、上記熱転写シートから第1転写層を転写させ、受容層と第1転写層とを熱融着させることにより画像を形成した後、中間転写媒体を加熱し、第2転写層を、第1転写層と共に、被転写体上に転写させる方法が知られている。
このような印画物の作製方法においては作製される印画物の品位向上という観点から、画像形成後の第2転写層を被転写体上に、転写不良部を生じさせることなく転写できることが求められる。また、転写の際、加えるエネルギーが高くなるほど、受容層に皺等が生じやすく、印画物の品位を損なうため、低エネルギーで、転写不良部や皺を生じさせることなく転写できることが求められる。
また、中間転写媒体及び熱転写シートを用いて、受容層上へ、カスレやツブレを生じさせることなく細線画像を形成できる細線印字性が求められる。
今般、本発明者らは、熱転写シートが備える第1転写層に、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体を、中間転写媒体が備える受容層に、ポリエステルを含有させることにより、画像形成後の第2転写層を、低エネルギーであっても、転写不良部を生じさせることなく、被転写体上に転写できると共に、細線印字性を向上できるとの知見を得た。
本発明は、上記知見に基づいてなされたものであり、その解決しようとする課題は、高い転写性及び細線印字性を有する、熱転写シートと、中間転写媒体との組合せを提供することである。
また、その解決しようとする課題は、転写不良等が生じていない、高い品位を有する印画物を提供することである。
本発明の熱転写シートと、中間転写媒体との組合せは、熱転写シートが、第1基材と、転写層とを備え、転写層が、着色材及び塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体を含み、中間転写媒体が、第2基材と、少なくとも受容層を備える第2転写層とを備え、受容層が、ポリエステルを含むことを特徴とする。
一実施形態において、ポリエステルの数平均分子量は、3000以上30000以下である。
一実施形態において、ポリエステルのガラス転移温度は、45℃以上85℃以下である。
一実施形態において、受容層におけるポリエステルの含有量は、70質量%以上である。
一実施形態において、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体の数平均分子量は、5000以上50000以下である。
一実施形態において、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体のガラス転移温度は、50℃以上90℃以下である。
一実施形態において、転写層における塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体の含有量が、30質量%以上70質量%以下である。
本発明の印画物は、上記熱転写シートと中間転写媒体との組合せを用いて作製したものであり、被転写体と、転写層と、受容層とを備え、被転写体が、ポリカーボネートにより構成される樹脂フィルムであることを特徴とする。
本発明によれば、高い転写性及び細線印字性を有する、熱転写シートと、中間転写媒体との組合せを提供できる。
また、本発明によれば、転写不良等が生じていない、高い品位を有する印画物を提供できる。
本発明を構成する熱転写シートの一実施形態を表す模式断面図である。 本発明を構成する熱転写シートの一実施形態を表す模式断面図である。 本発明を構成する熱転写シートの一実施形態を表す模式断面図である。 本発明を構成する中間転写媒体の一実施形態を表す模式断面図である。 本発明を構成する中間転写媒体の一実施形態を表す模式断面図である。 本発明を構成する中間転写媒体の一実施形態を表す模式断面図である。 本発明の印画物の一実施形態を表す模式断面図である。
(熱転写シート)
本発明を構成する熱転写シート10は、図1に示すように、第1基材11と、第1転写層12とを備える。
一実施形態において、熱転写シート10は、図2に示すように、第1転写層12A、12B、12C、12Dというように、複数の第1転写層12を面順次備えていてもよい。
一実施形態において、熱転写シート10は、図3に示すように、第1基材11の第1転写層12が設けられた面とは反対の面に、背面層13を備えていてもよい。
以下、熱転写シートが備える各層について説明する。
(第1基材)
第1基材は、熱転写時に加えられる熱エネルギー(例えば、サーマルヘッドによる熱)に耐え得る耐熱性を有し、第1基材上に設けられる層を支持できる機械的強度を有する。第1基材として、例えば、上質紙、アート紙、コート紙、レジンコート紙、キャストコート紙、板紙、合成紙及び含浸紙等の紙基材やポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、1,4-ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレート、テレフタル酸-シクロヘキサンジメタノール-エチレングリコール共重合体等のポリエステル、ナイロン6及びナイロン6,6等のポリアミド、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)及びポリメチルペンテン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体及びポリビニルピロリドン(PVP)等のビニル樹脂、ポリビニルアセトアセタール及びポリビニルブチラール等のポリビニルアセタール、ポリアクリレート、ポリメタアクリレート及びポリメチルメタアクリレート等の(メタ)アクリル樹脂、ポリイミド及びポリエーテルイミド等のイミド樹脂、セロファン、セルロースアセテート、ニトロセルロース、セルロースアセテートプロピオネート(CAP)及びセルロースアセテートブチレート(CAB)等のセルロース樹脂、ポリスチレン(PS)等のスチレン樹脂、ポリカーボネート、並びにアイオノマー樹脂等の樹脂材料から構成されるフィルム(以下、単に「樹脂フィルム」という。)を使用できる。樹脂フィルムは、延伸フィルムであっても、未延伸フィルムであってもよいが、強度という観点からは、一軸方向又は二軸方向に延伸された延伸フィルムを使用することが好ましい。
なお、本発明において、「(メタ)アクリル」には「アクリル」と「メタクリル」の両方が包含される。
また、本発明において、「(メタ)アクリレート」には「アクリレート」と「メタクリレート」の両方が包含される。
また、上記した紙基材単独からなる積層体、樹脂フィルム単独からなる積層体、又は紙基材と樹脂フィルムとの積層体を第1基材として使用できる。
これら積層体は、ドライラミネーション法、ウェットラミネーション法及びエクストリュージョン法等を利用することにより作製できる。
第1基材の厚さは、特に限定されるものではなく、例えば、1μm以上300μm以下とすることができる。
(第1転写層)
熱転写シートが備える第1転写層は、中間転写媒体が備える受容層上に転写され、これにより画像が形成される。また、このとき第1転写層と、中間転写媒体が備える受容層とは、熱融着している。
第1転写層は、着色材及び塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体を含み、これにより、転写性及び細線印字性を向上できる。
また、受容層上へ、複数の第1転写層が重なり合うように転写した場合における、第1転写層同士の密着性を向上でき、印画物の耐擦過性を向上できる。
着色材は、特に限定されるものではなく、要求される色調等に応じ、カーボンブラック、無機顔料、有機顔料又は染料から適宜選択して使用することができる。また、熱転写シートは、第1転写層を面順次に複数備えることができ、複数の第1転写層に異なる着色材を含有させる態様とすることができる。
第1転写層における着色材の含有量は、30質量%以上70質量%以下であることが好ましく、40質量%以上60質量%以下であることがより好ましい。これにより、中間転写媒体が備える受容層上に形成される画像濃度を向上できる。
本発明において、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体とは、塩化ビニルと、酢酸ビニルとの共重合体を意味する。
また、本発明の特性を損なわない範囲において、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体は、塩化ビニル及び酢酸ビニル以外の化合物を共重合成分として含んでいてもよい。塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体におけるその他の化合物由来の構成単位の割合は、10質量%以下であることが好ましく、5質量%以下であることがより好ましく、3質量%以下であることがさらに好ましい。
塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体の数平均分子量(Mn)は、5000以上50000以下であることが好ましく、7000以上43000以下であることがより好ましい。これにより、転写性及び細線印字性をより向上できる。
なお、本発明において、Mnは、ポリスチレンを標準物質としてゲル浸透クロマトグラフィーにより測定した値を意味し、JIS K 7252-1に準拠した方法で測定する。
塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体のガラス転移温度(Tg)は、50℃以上90℃以下であることが好ましく、60℃以上80℃以下であることがより好ましい。これにより、転写性及び細線印字性をより向上できる。
本発明において、Tgは、JIS K 7121に準拠して、示査走査熱量測定(DSC)により求める値である。
第1転写層における塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体の含有量は、30質量%以上70質量%以下であることが好ましく、40質量%以上60質量%以下であることがより好ましい。これにより、転写性及び細線印字性をより向上できる。また、受容層上へ、複数の第1転写層が重なり合うように転写した場合における、第1転写層同士の密着性を向上でき、印画物の耐擦過性を向上できる。
本発明の特性を損なわない範囲において、第1転写層は、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体以外の樹脂材料を含むことができ、例えば、(メタ)アクリル樹脂、セルロース樹脂、ビニル樹脂、ポリウレタン、ポリオレフィン及びポリエステル等が挙げられる。
また、本発明の特性を損なわない範囲において、第1転写層は、充填材、可塑材、帯電防止材、紫外線吸収材、無機粒子、有機粒子、離型材及び分散材等の添加材を含むことができる。
第1転写層の厚さは、0.3μm以上2μm以下であることが好ましく、0.4μm以上1μm以下であることがより好ましい。これにより、転写性及び細線印字性をより向上できる。
第1転写層は、上記材料を水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、塗工液とし、これを、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、第1基材等の上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
(背面層)
一実施形態において、熱転写シートは、第1基材の第1転写層が設けられた面とは反対の面に、背面層を備える。これにより、熱転写シートの耐ブロッキング性を向上できる。
一実施形態において、背面層は、1種又は2種以上の樹脂材料を含み、例えば、セルロース樹脂、スチレン樹脂、ビニル樹脂、ポリエステル、ポリウレタン、シリコーン変性ポリウレタン、フッ素変性ポリウレタン及び(メタ)アクリル樹脂等が挙げられる。
一実施形態において、背面層は、無機又は有機の粒子を含む。これにより、熱転写時の加熱によるスティッキングやシワの発生をより防止できる。
無機粒子としては、例えば、タルク及びカオリン等の粘土鉱物、炭酸カルシウム及び炭酸マグネシウム等の炭酸塩、水酸化アルミニウム及び水酸化マグネシウム等の水酸化物、硫酸カルシウム等の硫酸塩、シリカ等の酸化物、グラファイト、硝石、並びに窒化ホウ素等の無機粒子が挙げられる。また、有機粒子としては、(メタ)アクリル樹脂、テフロン(登録商標)樹脂、シリコーン樹脂、ラウロイル樹脂、フェノール樹脂、アセタール樹脂、スチレン樹脂及びポリアミド等からなる有機樹脂粒子、又はこれらを架橋材と反応させた架橋樹脂粒子等が挙げられる。
背面層の厚さは、特に限定されず、例えば、0.1μm以上2μm以下とすることができる。
背面層は、上記材料を水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、第1基材上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
(中間転写媒体)
本発明を構成する中間転写媒体20は、図4に示すように、第2基材21と、受容層22を少なくとも備える第2転写層23とを備える。
一実施形態において、第2転写層23は、図5に示すように、受容層22下に剥離層24を備えていてもよい。
一実施形態において、中間転写媒体20が備える第2転写層23は、図6に示すように、受容層22と剥離層24との間に、保護層25を備えていてもよい。なお、中間転写媒体20が剥離層24を備えず、受容層22下に保護層25が設けられた構成であってもよい。
以下、中間転写媒体20が備える各層について説明する。
(第2基材)
中間転写媒体が備える第2基材としては、熱転写シートが備える第1基材と同様のものを使用でき、強度という観点からは、一軸方向又は二軸方向に延伸された延伸フィルムを使用することが好ましい。
第2基材の厚さは、特に限定されるものではなく、例えば、1μm以上300μm以下とすることができる。
(第2転写層)
中間転写媒体が備える第2転写層は、受容層を少なくとも備える。また、一実施形態において、第2転写層は、受容層下に剥離層を備えることができる。さらに、一実施形態において、第2転写層は、剥離層と受容層との間に、保護層を備えることができる。
(受容層)
受容層は、ポリエステルを含み、これにより、転写性を向上できる。
また、受容層に含まれる樹脂材料及び第1転写層に含まれる樹脂の種類によっては、受容層状に形成された画像が、経時的に滲む等することがあるが、本発明においては、これを防止できる。
本発明において、ポリエステルとは、ジカルボン酸化合物とジオール化合物との共重合体を意味する。
ジカルボン酸化合物としては、例えば、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、ドデカンジオン酸、エイコサンジオン酸、ピメリン酸、アゼライン酸、メチルマロン酸及びエチルマロン酸、アダマンタンジカルボン酸、ノルボルネンジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、デカリンジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、1,4-ナフタレンジカルボン酸、1,5-ナフタレンジカルボン酸、2,6-ナフタレンジカルボン酸、1,8-ナフタレンジカルボン酸、4,4’-ジフェニルジカルボン酸、4,4’-ジフェニルエーテルジカルボン酸、5-ナトリウムスルホイソフタル酸、フェニルエンダンジカルボン酸、アントラセンジカルボン酸、フェナントレンジカルボン酸、9,9’-ビス(4-カルボキシフェニル)フルオレン酸及びこれらのエステル誘導体等が挙げられる。
ジオール化合物としては、例えば、エチレングリコール、1,2-プロパンジオール、1,3-プロパンジオール、ブタンジオール、2-メチル-1,3-プロパンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタノール、シクロヘキサンジエタノール、デカヒドロナフタレンジメタノール、デカヒドロナフタレンジエタノール、ノルボルナンジメタノール、ノルボルナンジエタノール、トリシクロデカンジメタノール、トリシクロデカンエタノール、テトラシクロドデカンジメタノール、テトラシクロドデカンジエタノール、デカリンジメタノール、デカリンジエタノール、5-メチロール-5-エチル-2-(1,1-ジメチル-2-ヒドロキシエチル)-1,3-ジオキサン、シクロヘキサンジオール、ビシクロヘキシル-4,4’-ジオール、2,2-ビス(4-ヒドロキシシクロヘキシルプロパン)、2,2-ビス(4-(2-ヒドロキシエトキシ)シクロヘキシル)プロパン、シクロペンタンジオール、3-メチル-1,2-シクロペンタジオール、4-シクロペンテン-1,3-ジオール、アダマンジオール、パラキシレングリコール、ビスフェノールA、ビスフェノールS,スチレングリコール、トリメチロールプロパン及びペンタエリスリトール等が挙げられる。
本発明の特性を損なわない範囲において、ポリエステルは、ジカルボン酸化合物及びジオール化合物以外の重合化合物を含んでいてもよいが、その含有量は、10質量%以下であることが好ましく、5質量%以下であることがより好ましく、3質量%以下であることがさらに好ましい。
ポリエステルのMnは、3000以上30000以下であることが好ましく、6000以上18000以下であることがより好ましい。これにより、転写性及び細線印字性をより向上できる。また、第2転写層の転写の際における尾引きの発生を防止できる(箔切れ性)と共に、中間転写媒体の耐ブロッキング性を向上できる。なお、本願明細書で言う尾引きとは、第2転写層を被転写体上に転写するときに、第2転写層の転写領域と非転写領域の境界を起点とし、該境界から非転写領域側にはみ出すように第2転写層が転写されてしまう現象を意味する。
ポリエステルのTgは、45℃以上85℃以下であることが好ましく、55℃以上70℃以下であることがより好ましい。これにより、転写性及び細線印字性をより向上できる。また、箔切れ性及び耐ブロッキング性を向上できる。
受容層におけるポリエステルの含有量は、70質量%以上であることが好ましく、80質量%以上であることがより好ましく、90質量%以上であることがさらに好ましく、97質量%以上であることが特に好ましい。これにより、転写性及び細線印字性をより向上できる。また、箔切れ性及び耐ブロッキング性を向上できる。
本発明の特性を損なわない範囲において、受容層は、ポリエステル以外の樹脂材料を含むことができ、例えば、(メタ)アクリル樹脂、セルロース樹脂、ビニル樹脂、ポリウレタン及びポリオレフィン等が挙げられる。
また、本発明の特性を損なわない範囲において、受容層は、上記添加材を含むことができる。
受容層の厚さは、0.5μm以上7μm以下であることが好ましく、1μm以上5μm以下であることがより好ましい。これにより、転写性及び細線印字性をより向上できる。また、箔切れ性及び耐ブロッキング性を向上できる。
受容層は、上記材料を水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、塗工液とし、これを、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、中間転写媒剥離層等の上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
(剥離層)
中間転写媒体が備える第2転写層は、受容層下に剥離層を備えることができる。これにより画像形成後の第2転写層の転写性を向上できる。
一実施形態において、剥離層は、上記した樹脂材料を1種又は2種以上含む。
剥離層における樹脂材料の含有量は、50質量%以上90質量%以下であることが好ましく、70質量%以上85質量%以下であることがより好ましい。これにより、画像形成後の第2転写層の転写性をより向上できる。
一実施形態において、剥離層は、(メタ)アクリル樹脂、セルロース樹脂、ビニル樹脂、ポリウレタン、シリコーン樹脂及びフッ素樹脂等の樹脂材料を含む。
また、一実施形態において、剥離層は、蜜蝋、鯨蝋、木蝋、米ぬか蝋、カルナバワックス、キャンデリラワックス及びモンタンワックス等の天然ワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、酸化ワックス、オゾケライト、セレシン、エステルワックス及びポリエチレンワックス等の合成ワックス、マルガリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、フロイン酸及びベヘニン酸等の高級飽和脂肪酸、ステアリルアルコール及びベヘニルアルコール等の高級飽和一価アルコール、ソルビタンの脂肪酸エステル等の高級エステル、ステアリン酸アミド並びにオレイン酸アミド等の高級脂肪酸アミド等のワックスを含む。
剥離層は、上記した樹脂材料及びワックスを共に含んでいてもよく、これらを2種以上含んでいてもよい。
剥離層は、本発明の特性を損なわない範囲において、上記添加材を含むことができる。
剥離層の厚さは、0.5μm以上3μm以下であることが好ましく、0.7μm以上2μm以下であることがより好ましい。これにより、画像形成後の第2転写層の転写性をより向上できる。
剥離層の形成は、上記材料を水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、第2基材上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
(保護層)
一実施形態において、第2転写層は、受容層下、又は受容層と剥離層との間に、保護層を備え、これにより、作製される印画物の耐久性を向上できる。
保護層は、樹脂材料を含み、例えば、ポリエステル、(メタ)アクリル樹脂、エポキシ樹脂、スチレン樹脂、ポリウレタン、電離放射線硬化性樹脂及び紫外線吸収性樹脂等が挙げられる。
保護層に含まれる樹脂材料のMnは、5000以上30000以下であることが好ましく、10000以上25000以下であることがより好ましい。これにより、作製される印画物の耐久性をより向上できる。
保護層に含まれる樹脂材料のTgは、40℃以上90℃以下であることが好ましく、50℃以上80℃以下であることがより好ましい。これにより、作製される印画物の耐久性をより向上できる。
保護層における樹脂材料の含有量は、70%以上100%以下であることが好ましく、75%以上99%以下であることがより好ましい。これにより、作製される印画物の耐久性をより向上できる。
保護層の厚さは、0.5μm以上7μm以下であることが好ましく、1μm以上5μm以下であることがより好ましい。これにより、作製される印画物の耐久性をより向上できる。
保護層は、上記材料を水又は適当な溶媒へ分散又は溶解して、塗工液とし、これを、ロールコート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、リバースグラビアコート法、バーコート法及びロッドコート法等の公知の手段により、第2基材上に塗布して塗膜を形成させ、これを乾燥させることにより形成できる。
(印画物)
本発明の印画物30は、上記熱転写シートと、中間転写媒体との組合せを用いて作製されたものであり、図7に示すように、被転写体31と、第1転写層12と、受容層23とを少なくとも備える。
一実施形態において、印画物30は、受容層23上に剥離層24、又は保護層25及び剥離層24を備えていてもよい。
以下、印画物が備える被転写体について説明する。その他の構成については上記したため、ここでは記載を省略する。
(被転写体)
本発明の印画物が備える被転写体としては、特に限定されるものではなく、上記紙基材、上記樹脂材料から構成される基材(樹脂基材)、木材及び金属板等、用途に応じ適宜使用できる。
これらの中でも、印画物の耐熱性及び耐久性という観点からは、ポリカーボネートにより構成される樹脂基材が好ましい。
被転写体の厚さは、特に限定されず、用途に応じ適宜変更することが好ましい。例えば、0.1mm以上2mm以下とすることができる。
次に実施例を挙げて、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。
実施例1
(熱転写シートの作製)
第1基材として、厚さ4.5μmのPETフィルム(東レ(株)製、ルミラー(登録商標))を準備した。PETフィルムの一方の面に、下記組成の第1転写層形成用塗工液A、B、C及びDを面順次に塗布、乾燥し、それぞれ厚さ0.7μmの第1転写層A~Dを形成した。
<第1転写層形成用塗工液A>
・フタロシアニンブルー 5質量部
・塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体A(表中では、塩酢ビと記載する) 5質量部
(日信化学工業(株)製、ソルバイン(登録商標)CNL、Mn16000、Tg76℃)
・メチルエチルケトン(MEK) 90質量部
<第1転写層形成用塗工液B>
・カーミン6B 5質量部
・塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体A 5質量部
・MEK 90質量部
<第1転写層形成用塗工液C>
・ジスアゾイエロー 5質量部
・塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体A 5質量部
・MEK 90質量部
<第1転写層形成用塗工液D>
・カーボンブラック 5質量部
・塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体A 5質量部
・MEK 90質量部
第1基材の他方の面に、下記組成の背面層形成用塗工液を塗布、乾燥し、厚さ0.1μmの背面層を形成し、熱転写シートを得た。
<背面層形成用塗工液>
・アクリル変性シリコーン 10質量部
(ナトコ(株)製、ポリアロイ NSA-X55)
・シリコーンイソシアネート 2質量部
(大日精化工業(株)製、ダイアロマー(登録商標)SP901)
・MEK 20質量部
・トルエン 20質量部
(中間転写媒体の作製)
第2基材として、厚さ12μmのPETフィルム(東レ(株)製、ルミラー(登録商標))を準備した。PETフィルムの一方の面に、下記組成の剥離層形成用塗工液を塗布、乾燥し、厚さ1μmの剥離層を形成した。
<剥離層形成用塗工液>
・(メタ)アクリル樹脂 9.5質量部
(三菱ケミカル(株)製、ダイヤナール(登録商標)BR-87)
・ポリエステル 0.5質量部
(東洋紡(株)製、バイロン(登録商標)200)
・MEK 20質量部
・トルエン 20質量部
剥離層上に、下記組成の保護層形成用塗工液を塗布、乾燥し、厚さ2μmの保護層を形成した。
<保護層形成用塗工液>
・ポリエステル 10質量部
(東洋紡(株)製、バイロン(登録商標)200、Mn17000、Tg67℃)
・MEK 20質量部
・トルエン 20質量部
保護層上に、下記組成の受容層形成用塗工液を塗布、乾燥し、厚さ2μmの受容層を形成し、中間転写媒体を得た。
<受容層形成用塗工液>
・ポリエステルA 10質量部
(ユニチカ(株)製、エリーテル(登録商標)UE-3200、Mn16000、Tg65℃)
・MEK 90質量部
実施例2~11及び比較例1~2
熱転写シートが備える各第1転写層の構成及び中間転写媒体が備える受容層の構成の少なくとも一方を表1に示すように変更した以外は、実施例1と同様にして、熱転写シート及び中間転写媒体を作製した。
なお、表1中の各成分の詳細は以下の通りである。
・塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体B(日信化学工業(株)製、ソルバイン(登録商標)CL、Mn25000、Tg70℃)
・塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体C(日信化学工業(株)製、ソルバイン(登録商標)CN、Mn42000、Tg75℃)
・ポリエステルB(ユニチカ(株)製、エリーテル(登録商標)UE-3380、Mn8000、Tg60℃)
・ポリエステルC(ユニチカ(株)製、エリーテル(登録商標)UE-3600、Mn20000、Tg75℃)
・ポリエステルD(ユニチカ(株)製、エリーテル(登録商標)UE-3350、Mn5000、Tg52℃)
・エポキシ樹脂(三菱ケミカル(株)製、jER1007)
<<転写性試験>>
カードプリンタ(日本データカード(株)製、CR805)を用いて、上記実施例及び比較例において得られた中間転写媒体が備える受容層上に、上記実施例及び比較例において得られた熱転写シートが備える第1転写層A~Dを網点状に転写し、128/255階調のハーフグレーベタ画像を形成した。ハーフグレーベタ画像において、重なり合う第1転写層が存在することが確認された。
画像形成後、中間転写媒体が備える第2転写層(受容層、保護層及び剥離層)、及び熱転写シートから転写された第1転写層を、ポリカーボネートカード上に、上記カードプリンタを用いて、Retransfer Lamination Speed175、Retransfer Roller Temp12の条件で転写し、印画物を得た。
また、Retransfer Lamination Speed165の条件でも同様にして、印画物を得た。
印画物における転写不良部の割合を目視により求め、下記評価基準に基づいて評価した。評価結果を表1にまとめた。
なお、本発明において転写不良部とは、本来被写体上へ転写されるべき中間転写媒体が備える第2転写層であるにも関わらず転写されなかった部分を指す。
(評価基準)
A:Retransfer Lamination Speed165の条件で作製された印画物における転写不良部の割合が1%以下であった。
B:Retransfer Lamination Speed165の条件で作製された印画物における転写不良部の割合は1%超であったが、Retransfer Lamination Speed175の条件で作製された印画物における転写不良部の割合が1%以下であった。
NG:Retransfer Lamination Speed175の条件で作製された印画物における転写不良部の割合は1%超であった。
<<細線印字性試験>>
上記実施例及び比較例において得られた中間転写媒体が備える受容層上に、上記実施例及び比較例において得られた熱転写シートが備える転写層を、上記カードプリンタを用いて、転写し、細線パターン画像を形成した。
形成された画像を、ルーペを用いて観察し、下記評価基準に基づいて評価した。評価結果を表1にまとめた。
(評価基準)
A:細線パターン画像において、カスレ、ツブレが生じておらず、再現性の高い画像が形成されていることが確認できた。
NG:細線パターン画像において、カスレ、ツブレが生じた。
<<箔切れ性試験>>
Retransfer Lamination Speed175、Retransfer Roller Temp12の条件で、転写性試験と同様にして、印画物を連続して10枚作製した。
作製した印画物を目視により観察し、下記評価基準に基づいて評価した。評価結果を表1にまとめた。
(評価基準)
A:10枚の印画物において、発生した尾引きの長さの最大が0.3mm以下であった。
B:10枚の印画物において、発生した尾引きの長さの最大が0.3mm超であった。
<<熱転写シートの耐ブロッキング性試験>>
上記の実施例及び比較例において得られた熱転写シートを、5cm×5cmの大きさにカットし、試験片を2枚ずつ作製した。一方の転写層と、他方の背面層とが接するように、この試験片を重ね合わせ、12kg/cmの荷重をかけながら、50℃で48時間保存した。保存後の試験片同士を手で剥がし、下記評価基準に基づいて評価した。
(評価基準)
A:試験片同士を容易に剥がすことができた。
B:試験片同士の貼り付きが発生したが、剥がすことができ、実用上問題はなかった。
<<中間転写媒体の耐ブロッキング性試験>>
上記の実施例及び比較例において得られた中間転写媒体を、5cm×5cmの大きさにカットし、試験片を2枚ずつ作製した。一方の受容層と、他方の第2基材とが接するように、この試験片を重ね合わせ、12kg/cmの荷重をかけながら、50℃で48時間保存した。保存後の試験片同士を手で剥がし、下記の評価基準に基づいて評価した。
(評価基準)
A:試験片同士を容易に剥がすことができた。
B:試験片同士の貼り付きが発生したが、剥がすことができ、実用上問題はなかった。
<<密着性試験>>
転写性試験において、Retransfer Lamination Speed175、Retransfer Roller Temp12の条件で作製した印画物に対して、テーパー試験機(摩耗輪CS-10F)を用いて、ANSI-INCITS322-2002、5.9 Surface Abrasionに準拠するテーパー試験法(荷重500gf、60サイクル/min、250サイクル)を実施した。
試験後の印画物を目視により観察し、下記評価基準に基づいて評価した。評価結果を表1にまとめた。
なお、比較例1は、転写性試験の結果が悪く、密着性試験を行わなかった。
(評価基準)
A:印画物において摩耗キズの発生が見られなかった。
B:印画物において摩耗キズの発生が少し見られたが、実用上問題のない程度であった。
C:印画物において摩耗キズの発生が多く見られ、実用上問題があった。
Figure 0007206989000001
10:熱転写シート、11:第1基材、12:転写層、13:背面層、20:中間転写媒体、21:第2基材、22:受容層、23:第2転写層、24:剥離層、25:保護層、30:印画物、31:被転写体

Claims (7)

  1. 熱転写シートと、中間転写媒体との組合せであって、
    前記熱転写シートが、第1基材と、第1転写層とを備え、
    前記第1転写層が、着色材及び塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体を含み、前記第1転写層における前記塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体の含有量が、30質量%以上70質量%以下であり、
    前記中間転写媒体が、第2基材と少なくとも受容層を備える第2転写層とを備え、
    前記受容層が、ポリエステルを含む、
    熱転写シートと、中間転写媒体との組合せ。
  2. 前記ポリエステルの数平均分子量が、3000以上30000以下である、請求項1に記載の熱転写シートと、中間転写媒体との組合せ。
  3. 前記ポリエステルのガラス転移温度が、45℃以上85℃以下である、請求項1又は2に記載の熱転写シートと、中間転写媒体との組合せ。
  4. 前記受容層における前記ポリエステルの含有量が、70質量%以上である、請求項1~3のいずれか一項に記載の熱転写シートと、中間転写媒体との組合せ。
  5. 前記塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体の数平均分子量が、5000以上50000以下である、請求項1~4のいずれか一項に記載の熱転写シートと、中間転写媒体との組合せ。
  6. 前記塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体のガラス転移温度が、50℃以上90℃以下である、請求項1~5のいずれか一項に記載の熱転写シートと、中間転写媒体との組合せ。
  7. 請求項1~のいずれか一項に記載の熱転写シートと、中間転写媒体との組合せを用いて作製した印画物であって、
    被転写体と、前記第1転写層と、前記受容層とを備え、
    前記被転写体が、ポリカーボネートにより構成される樹脂フィルムである、印画物。
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