JP7205857B2 - 資機材の管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、元請業者から利用業者に貸出す資機材を管理する管理装置に関する。
従来より大規模な作業所では複数の利用業者により現場作業が行なわれている。作業には、例えば建設重機、リース機材、レンタル機材、各種工具など、様々な資機材が用いられている。これらの資機材には元請業者が準備したものもあり、複数の利用業者は元請業者から各種の資機材の貸出を受けて作業に用いている。
利用業者が元請業者から各種の資機材の貸出を受けるには、例えば元請業者の貸出センターや窓口等で使用状況や空き状況を確認した上で、資機材の使用場所や使用期間等の必要事項を書面等に記載して提出して貸出を受けていた。
下記特許文献1などには、レンタル業者から元請業者を経由して利用業者に貸出される各種のレンタル資機材について、複数のレンタル業者、元請業者、複数の利用業者との間でやり取りされるレンタル機材の貸出先管理システムが提案されている。
このシステムでは、レンタル業者と元請会社とにおいて貸出情報を送受信してレンタル機材が管理され、この貸出情報を利用業者が閲覧できるようにしていた。
特開2016-81069号公報
しかしながら元請け業者が資機材を利用業者に貸出すために貸出センターや窓口を設けて管理する場合、各利用業者は貸出センターや窓口等で確認したり書面等で手続したりするため、貸出を受けたり返却したりする際の利用業者の手間が煩雑であった。また元請け業者が多数の利用業者からの貸出や返却の手続を受付けたり各種の資機材を確認したりする手間も煩雑であった。そのため多数の資機材の貸出しや返却が行われる際に、誤った処理や不適切な誤処理が生じ易かった。
その結果、元請業者が多数の資機材について施工期間を通して十分に把握することは容易でなく、多数の資機材に故障、破損、滅失などが生じて元請業者に多大な損害が生じることが多かった。
特許文献1などの管理システムを用いて、複数のレンタル業者、元請業者、複数の利用業者との間で情報をやり取りし、複数のレンタル業者がそれぞれ資機材を登録できたとしても、資機材について元請業者からの貸出や返却に関する情報や各利用業者の利用に関する情報を管理することができず、元請業者が多数の資機材について施工期間を通して効率よく把握して管理することは容易でなかった。
そこで本発明は、元請業者が各資機材の貸出状況を確実且つ容易に把握でき、作業所内の各資機材についての元請業者による一括管理を行うことが可能な資機材の管理装置を提供することを課題とする。
上記のような課題を解決する本発明の資機材の管理装置は、元請業者から利用業者に貸出される元請業者の資機材及び利用業者が自ら作業所内に持ち込んだ利用業者の資機材を一元管理する管理装置であって、互いに異なる識別情報が付与された複数の前記元請業者の資機材の情報を管理するとともに、前記利用業者の資機材の情報を前記元請業者の資機材とは異なる識別情報を付与して管理する管理ベース部と、前記管理ベース部で管理された前記元請業者の資機材について端末から送られた利用申請情報を受付ける貸出受付部と、前記利用申請情報に基づいて前記管理ベース部に登録された前記元請業者の資機材の貸出処理を行うとともに、前記元請業者の資機材の貸出許可を前記端末に送る貸出処理部と、前記端末から前記元請業者の資機材の返却申請情報が送られたときに前記管理ベース部に返却処理を行う返却処理部と、を備え、作業所内で利用業者が不明の資機材が生じた際に、当該資機材に付与された識別番号から、前記管理ベース部で管理されている前記元請業者の資機材と前記利用業者の資機材の中の何れの資機材であるかを特定して利用業者を確認可能となっており、前記元請業者の資機材の中に、前記利用業者が共通に使用できる資機材と、特定の利用業者だけが貸出しを受けられる専用の資機材を有しており、前記貸出処理部は、前記貸出受付部が前記専用の資機材の利用申請情報を受け付けたときに、前記専用の資機材を貸出し可能な前記特定の利用業者の端末からの利用申請情報かどうかを判断し、前記特定の利用業者の端末からの利用申請情報以外の利用申請情報の場合には、貸出不可の通知を伝達するようなっていることを特徴としている。
また、本発明の資機材の管理装置は、上記記載の構成に加え、前記管理ベース部には、前記識別情報とともに前記資機材の位置情報が管理されていることが好ましい
また、本発明の資機材の管理装置は、上記記載の構成に加え、前記返却申請情報は返却位置情報を含み、前記返却処理は、前記返却位置情報と前記資機材の現実の位置とを比較する返却確認判定を含むことが好ましい
また、本発明の資機材の管理装置は、上記記載の構成に加え、前記利用申請情報は前記資機材の利用期間を含有し、前記貸出処理は前記資機材の利用期間を前記管理ベース部に記録することが好ましい
本発明の資機材の管理装置によれば、互いに異なる識別情報が付与された複数の資機材の情報が管理ベース部で管理されており、各資機材についての利用申請情報が端末から貸出受付部に送られると、貸出処理部により管理ベース部において各資機材の貸出処理が行われるとともに、資機材の貸出許可が端末に送られる。そのため元請業者から利用業者に貸出す際、資機材の貸出処理及び貸出許可を管理装置において自動で簡易且つ確実に行うことができる。
一方、各資機材についての返却申請情報が端末から送られると、返却処理部により管理ベース部に返却処理が行われる。そのため利用業者から元請業者に返却する際、資機材の返却処理を管理装置において自動で簡易且つ確実に行うことができる。
その結果、元請業者が各資機材の貸出状況を確実且つ容易に把握でき、作業所内の各資機材についての元請業者による一括管理を行うことが可能となる。そのため作業所内の各資機材の追跡管理などにより、適宜、資機材の確認や点検を実施することも可能であり、故障、破損、滅失などによる損失を防止することができる。
また、本発明の資機材の管理装置、管理ベース部に識別情報とともに資機材の位置情報が管理されていれば、各資機材の作業所内における位置を管理ベース部により把握できる。そのため資機材の保管位置の自由度が大きく、資機材の保管位置を定めなくても管理でき、例えば資機材の貸出を受ける際に資機材を探す手間を省くことができ、また資機材の紛失などを防止できる。
また、本発明の資機材の管理装置、返却申請情報には返却位置情報が含まれて、返却処理では返却位置情報と資機材の現実の位置とを比較する返却確認判定が含まれていれば、申請通りに資機材が返却されているか否かを確認できる。そのため利用されない期間における資機材の位置を適切に管理することができ、資機材の点検を実施したり、滅失、盗難を防止することができる。
また、本発明の資機材の管理装置、利用申請情報に資機材の利用期間が含有され、貸出処理で資機材の利用期間が管理ベース部に記録されていれば、各資機材の利用状況を経時的に管理できる。そのため各資機材のスケジュールを管理することができ、資機材を効率よく利用することができる。
また、本発明の資機材の管理装置によれば、管理ベース部には、元請業者の資機材の情報とともに、元請業者の資機材とは異なる識別情報が付与された利用業者の資機材の情報が管理されているので、作業所内に存在するより多くの資機材を管理ベース部で元請業者が一元管理することができ、例えば作業所で利用業者が不明の資機材が生じても、容易に利用業者を確認することができる。
本発明の実施形態に係る資機材の管理システムを示す概略図である。 本発明の実施形態に係る資機材の管理システムを示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る資機材の管理システムの動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る資機材の管理システムにおいて利用申請時の端末の表示画面を示し、(a)は希望する資機材名を端末に記載して申請する場合の例であり、(b)は希望する資機材の識別情報を読込んで申請する場合の例である。 本発明の実施形態に係る資機材の管理システムにおいて貸出許可通知の端末の表示画面を示す。 本発明の実施形態に係る資機材の管理システムにおいて返却申請時の端末の表示画面を示す。
以下、本発明の実施形態について図を用いて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の管理システム10は、元請業者から利用業者に貸出される各種の資機材11を管理する管理システム10である。
この管理システム10では、各作業所に設けられた資機材管理センターに配置された管理装置13と、元請業者の工事管理者や利用業者の作業者が携帯可能なタブレット、スマートフォン等の携帯可能な各種の端末15と、を備えている。
各端末15はインターネットXを介してそれぞれ管理装置13に接続されており、端末15に各種の入力を行うこうとで、管理システム10に各種の情報の入出力が行え、各種の申請を送信したり通知を受取ることが可能となっている。
管理装置13には、元請業者の各種の資機材11の情報が登録されており、各端末15により各種の資機材11の情報が活用できるようになっている。
元請業者の資機材11には、例えば建設機械、重機、搬送機械などの大型の資機材11や、各種の工具などの小型の資機材11などが含まれている。また元請業者が所有して作業所に搬入した資機材11の他、元請業者がリース業者からリースした資機材11、元請業者がレンタル業者からレンタルした資機材11などが含まれていてもよい。
管理装置13には作業所内のできるだけ多くの資機材11が登録されるのがよく、全ての元請業者の資機材11が登録されるのが好ましい。本実施形態では、利用業者が作業所内に搬入した各種の資機材11の情報も管理装置13に登録されている。
本実施形態の管理装置13は、図2に示すように、複数の資機材11に互いに異なる識別情報を付与する識別情報付与部17と、複数の資機材11の情報を管理する管理ベース部19と、端末15からの利用申請情報を受付ける貸出受付部21と、利用申請情報に基づいて貸出の可否を判定し、貸出許可又は貸出不可を端末15に送るとともに貸出処理を行う貸出処理部23と、端末15からの返却申請情報を受けて返却処理を行う返却処理部25と、検索部27と、を備えている。
識別情報付与部17は、互いに異なる識別情報を各資機材11に設定し、シールやタグ等の識別情報表示部29を発行する。各識別情報は番号、記号、文字、バーコードなどでもよいが、本実施形態では、端末15に装着されたイメージ検出部により読込み可能なQRコード(登録商標)により表示されている。
この識別情報表示部29は、各資機材11の外部から視認される部位に装着されることで、各資機材11に識別情報が付与される。
管理ベース部19は、複数の資機材11の各種の情報を管理しており、各資機材11の情報が識別情報と関連付けて登録されている。
各資機材11の情報としては、資機材11及び作業所などに応じて設定することが可能であるが、例えば資機材11の基本情報、資機材11の作業所内における位置情報、資機材11の貸出及び返却の履歴やスケジュール等の貸出情報、資機材11を使用するために必要な資格についての資格情報、日常の点検項目や点検記録等を示す点検情報などが含まれている。
基本情報は、例えば資機材11の名称、所有者、作業所内への搬入企業名、作業所内への搬入日、搬入時の写真などである。各資機材11が作業所内に搬入された時点で管理装置13又は端末15に入力されることで、管理ベース部19に記録される。
位置情報は、各資機材11の作業所内における位置であり、履歴も含まれる。この位置情報は各資機材11の位置を例えば各端末15で確認することで位置情報を検知したときに、その位置情報が送られて管理ベース部19に記録される。
位置情報は、例えば各資機材11の識別情報表示部29の識別情報を端末15の画像取込機能で取込み、GPSを用いた各端末15の位置情報取得機能により得られた位置情報であってもよく、手入力された位置情報であってもよい。これらの位置情報は識別情報とともに管理ベース部19に送られ、その時点の日時とともに管理ベース部19に記録される。
貸出情報は、例えば各資機材11の貸出を受ける利用業者、貸出期間、貸出日時及び返却日時などが含まれ、貸出の履歴、現状、貸出スケジュールなどである。
本実施形態の管理ベース部19では、元請業者の資機材11の情報とともに、利用業者の資機材11について同様の情報が管理されており、元請業者の資機材11とは異なる識別情報が付与されて登録されている。
貸出受付部21は、管理ベース部19で管理された資機材11について、貸出を希望した利用業者が端末15から利用申請を行ったときに、端末15から送られる利用申請情報を受付ける。本実施形態では、資機材管理センターの端末15により申請を行うことも可能に構成されている。
端末15から送られる利用申請情報は、貸出を受けようとする資機材11の識別情報及び利用業者名とともに、希望する貸出日時、貸出期間などを含有している。この利用申請情報は貸出受付部21から貸出処理部23に伝えられる。
貸出処理部23は、端末15から送られた利用申請情報に基づいて貸出が可能であるか否かの判定を判定部で行い、貸出許可又は貸出不可の判定結果を利用申請情報が送られた端末15に返送する。
貸出が可能であるか否かの判定では、当該資機材11の有無や貸出期間が重複するか否かの判定を行うとともに、例えば資格情報の適否や点検情報の適否などを判定してもよい。
この貸出処理部23では、資機材11の貸出が可能な場合、貸出処理が行なわれる。貸出処理では、例えば利用申請情報の内容を貸出情報として管理ベース部19に記録し、さらに貸出処理に付随する処理を行うことができる。
返却処理部25は、端末15から資機材11の返却申請情報が送られたときに、返却申請情報を受付けて管理ベース部19に返却処理を行う。
端末15から送られてくる返却申請情報は、返却しようとする資機材11の識別情報及び利用業者名などを含有している。本実施形態の返却申請情報では、返却時における位置情報が返却位置情報として含まれるとともに、端末15で撮影された返却時の写真が含まれている。
返却処理としては、返却申請情報に基づいて、返却日時及び返却位置情報が貸出情報として管理ベース部19に記録され、さらに返却時の写真が管理ベース部19に記録される。これらは識別情報に対応して記録される。
本実施形態では、返却申請情報に含まれる返却位置情報が適正であるか否かを確認する返却確認判定が含まれている。ここでは現実に配置された資機材11の識別情報表示部29から端末15により識別情報を読み取るとともに、その資機材11の位置情報が入力又は取得され、これらが返却処理部25に送られる。そしてこの位置情報と管理ベース部19に記録された返却位置情報とが一致するか否かを判定して返却確認判定が行われる。
検索部27は、端末15に入力された検索条件が送られたときに、管理ベース部19に登録された複数の資機材11から、その検索条件を満たす資機材11を検索し、検索条件が送られた端末に、その検索結果を通知する。
例えば利用業者が、端末15に資機材11の種類と利用可能な期間とを検索条件として入力したとき、管理ベース部19において特定期間に利用可能な特定種類の資機材11が通知される。利用業者はこの検索結果を利用申請に活用することができる。
このような資機材11の管理システム10を用いて、作業所内の各資機材11についての元請業者による一括管理を行うには、例えば図3に示すように行うことができる。
まずステップS1として、各資機材11がそれぞれ作業所内に搬入されたときに、識別情報付与部17にて各資機材11に識別情報を付与し、その識別情報を表示する識別情報表示部29を各資機材11に装着する。識別情報はシールやタグなどにより、直接資機材11の外部から視認可能な位置に表示する。
またステップS2として、各資機材11の基本情報をそれぞれ識別情報と対応させて管理ベース部19に記憶させる。
ステップS1及びステップS2の識別情報の付与及び各資機材11の登録は、予め行うことも可能であるが、本実施形態では、各資機材11が作業所に搬入されるときに行う。
これにより作業所内の資機材11を元請業者が一括管理することが可能となる。また各資機材11が管理装置13に登録された後は、各資機材11の各種の情報が元請業者及び利用業者に公開されるため、元請業者及び利用業者が、管理装置13や端末15から登録された全ての資機材11についてリアルタイムで確認することができる。そのため多数の資機材11を効率よく運用することができ、例えば重機やタワークレーンなどの大型資機材11を効率よく活用でき、無駄を防止できる。
管理システム10に登録された資機材11については、利用業者が必要に応じて検索により各種の情報を入手して利用を検討することができる。例えば端末15から検索条件を入力して管理装置13の検索部27で検索を実行し、資機材11の有無や資機材11の貸出予定などの情報を入手する。
各利用業者が資機材11の利用を希望するときには、貸出予約を行う。貸出予約では、利用業者が端末15から貸出を希望する利用申請を行う。例えば端末15には、図4(a)のような表示画面31aが表示され、希望資機材名、希望貸出日、返却予定日を入力した後、利用業者の名前とともに端末15からインターネットXを介して利用申請情報として管理装置13に送る。
また利用したい資機材11の実物を確認して貸出予約を行う場合には、図4(b)のような端末15の表示画面31bを表示し、資機材11の識別情報表示部29のQRコード(登録商標)を端末15の画像取込機能により読み込ませて、利用申請情報としてインターネットXを介して管理装置13に送ることができる。
このようにすれば、作業所内に配置されている各資機材11を見て利用を申請できるため、資機材11を探す手間が無く、しかも識別情報表示部29を端末15で読み取るだけで、その資機材11の情報が入手でき、資機材11の利用を容易に申請することができる。
さらに当日に現物を確認して貸出申請を行うような場合には、貸出予約を行わずに、資機材管理センターの端末15により資機材11の識別情報表示部29のQRコード(登録商標)を読み込ませてインターネットXを介さずに直接管理装置13に必要事項を入力してもよい。
利用業者は、このように端末15から管理装置13にインターネットXを介して利用申請情報を送ることができるため、各資機材11の貸出を受ける際に、使用届等の各種の書面を作成して提出する必要がない。その際、各資機材11の利用状況や利用スケジュールを端末15で確認しながら申請できスケジュールの調整作業などを簡易に行うことができ効率よく各資機材11を運用できる。
管理装置13では、ステップS3において、このような利用申請情報が貸出受付部21にて受付けられる。
貸出受付部21にて受け付けられた利用申請情報は貸出処理部23に送られ、ステップS4で貸出の可否が判定される。貸出の可否の判定基準は、予め設定しておくことができ、例えば利用期間が他の利用業者の利用期間と重なるか否かなどで判定してもよい。
判定の結果、貸出が不可の場合にはステップS5で、利用申請情報が送られた端末15に対して、貸出が不可の通知が送られる。
一方、判定の結果、資機材11を貸出可能な場合には、ステップS6として、利用申請情報が送られた端末15に対し貸出許可の通知を送る。本実施形態では、例えば利用申請を行った端末15に対し、貸出許可の通知として、例えば図5に示すような予約完了証を送り、その資機材11のQRコード(登録商標)とともに所定事項を表示画面31cに表示する。
またステップS7として、管理ベース部19に、利用申請情報に基づいて貸出情報を記録する。
利用業者は、貸出が許可されたら、利用申請情報の内容で資機材11の貸出を受けて資機材11の利用を行うことが可能となる。
利用業者が、貸し出された資機材11を利用する際には、S8として貸出確認処理が行われる。貸出確認処理では、貸出許可通知に表示されている当該資機材11に表示されている識別情報表示部29のQRコード(登録商標)を、資機材管理センターでQRコード(登録商標)リーダ等の読取専用の端末15により読込むことで貸出を予約範囲で実行したことを確認する。これにより貸出処理が完了する。なお資機材11の大きさや構造等により、資機材管理センターにおける確認が困難な場合には、適宜可能な方法で確認処理を行ってもよく、さらに貸出日に到達することで貸出確認処理が行われたものとして使用を開始するようにしてもよい。
その後、貸し出された資機材11が利用業者に利用され、その資機材11の利用が終了した後には、利用業者により資機材11が返却される。
各資機材11の返却は、返却の定位置を予め固定して設定しておき、資機材11をその返却位置まで運搬して返却してもよく、返却の定位置を予め定めずに、資機材11を適宜な位置に配置して、その位置を申告することで返却してもよい。
この返却時には、利用業者は返却申請情報を端末15から返却処理部25に送る。例えば端末15には図6のような表示画面31dを表示させ、返却日や返却場所を入力して管理装置13の返却処理部25に送る。
すると管理装置13の返却処理部25では、ステップS9として、この返却申請情報を受付ける。
このとき本実施形態では、利用業者が利用した資機材11の識別情報表示部29を端末15で読み取ることで識別情報を取得するとともに、返却時の資機材11の写真を写し、これらと返却位置情報とをあわせて返却処理部25に送る。各利用業者は、このような返却申請処理も端末15で行うことができるため、返却処理も容易に行える。
ステップS10において返却情報の確認判定が行われる。
返却の定位置が定まっている資機材11の場合、利用業者が資機材11を定位置に返却し、その場で元請業者の担当者により確認されることで、返却申請情報の適否が確認されて返却処理部25に送られる。
一方、返却の定位置が定まっていない資機材11の場合、元請業者の担当者が返却申請情報の送信元の端末15とは異なる端末15を用いて、返却された資機材11に装着されている識別情報を読取って取得し、さらに当該資機材11の位置情報を取得し、これらを返却処理部25に送り、返却申請情報の適否が確認される。
返却確認判定にて返却が不適切と判定された場合には、ステップS11にて、返却申請情報が送られた端末15に返却不備の通知が送られる。その場合には再び返却申請情報を端末15で作成して返却処理部25に送られ、適切に返却された時点で、一連の記録を履歴として残して管理を終了する。
返却処理部25にて返却が適切な状態であることが確認された時点で、ステップS12において返却完了処理が実行される。
返却完了処理では、返却申請情報に基づいて返却情報を記録する。管理ベース部19に返却日時などを記録するとともに、管理ベース部19の貸出情報に返却の事実が記録される。また、返却された資機材11の位置情報を返却位置として管理ベース部19に記録する。
この返却完了処理では、貸出及び返却の履歴を保存しつつ、管理ベース部19の情報を当該資機材11の貸出が可能な状態に復元する。
本実施形態の管理システム10では、管理装置13に登録された資機材11について、種々の管理が可能であり、例えば各資機材11には、貸出中であるか否かに関わらず、定期的な点検を実施することが好ましいものが存在する。そのような資機材11に関しては、管理装置13、貸出を受けた利用業者や資機材管理センターの端末15などに、点検の選択ボタン等が適宜の時期に表示される。そして点検を選択することで、その資機材11の点検項目が表示され、各項目の点検結果を入力することで、管理ベース部19に点検記録が記録される。
またこの管理システム10では、作業所内に配置されている各資機材11について、端末15により識別情報表示部29のQRコード(登録商標)を読込んで管理ベース部19に位置情報とともに伝達されることで、各資機材11の位置情報を確認したり更新したりすることができる。
さらにこの管理システム10には、管理ベース部19に記録されている各種の情報を検索して管理装置13や各端末15に表示できる。例えば作業所の各フロアに存在する資機材11、貸出された資機材11のうちの返却が遅延しているもの、利用業者毎に貸出中の資機材11、返却予定の資機材11、各利用業者が持込んだ資機材11、所望の資機材11の現状や配置場所、などを適宜検索して表示でき、例えば一覧表として表示することもできる。
以上のような管理装置13を有する管理システム10によれば、互いに異なる識別情報が付与された複数の資機材11の情報が管理ベース部19で管理されており、各資機材11についての利用申請情報が端末15から貸出受付部21に送られると、貸出処理部23により管理ベース部19において各資機材11の貸出処理が行われるとともに、資機材11の貸出許可が端末15に送られる。そのため元請業者から利用業者に貸出す際、資機材11の貸出処理及び貸出許可を自動で簡易且つ確実に行うことができる。
一方、各資機材11についての返却申請情報が端末15から送られると、返却処理部25により管理ベース部19に返却処理が行われる。そのため利用業者から元請業者に返却する際、資機材11の返却処理を自動で簡易且つ確実に行うことができる。
その結果、元請業者が各資機材11の貸出状況を確実且つ容易に把握でき、作業所内の各資機材11についての元請業者による一括管理を行うことが可能となる。さらに作業所内の各資機材11の追跡管理などにより、適宜、資機材11の確認や点検を実施することも可能であり、故障、破損、滅失などによる損失を防止することができる。
この実施形態の管理装置13を有する管理システム10では、管理ベース部19に識別情報とともに資機材11の位置情報が管理されているので、各資機材11の作業所内における位置を管理ベース部19により把握できる。
そのため資機材11の保管位置の自由度が大きく、資機材11の保管位置を定めなくても管理でき、例えば資機材11の貸出を受ける際に資機材11を探す手間を省くことができ、また資機材11の紛失などを防止できる。
この実施形態の管理装置13を有する管理システム10では、返却申請情報には返却位置情報が含まれて、返却処理では返却位置情報と資機材11の現実の位置とを比較する返却確認判定が含まれるので、申請通りに資機材11が返却されているか否かを確認できる。
そのため利用されない期間における資機材11の位置を適切に管理することができ、資機材11の点検を実施したり、滅失、盗難を防止することができる。
この実施形態の管理装置13を有する管理システム10では、利用申請情報に資機材11の利用期間が含有され、貸出処理で資機材11の利用期間が管理ベース部19に記録されるので、各資機材11の利用状況を経時的に管理できる。そのため各資機材のスケジュールを管理することができ、資機材を効率よく利用することができる。
この実施形態の管理装置13を有する管理システム10では、管理ベース部19には、利用業者の資機材11の情報とともに、元請業者の資機材11とは異なる識別情報が付与されて、利用業者の資機材11の情報が管理されているので、作業所内に存在するより多くの資機材11を管理ベース部19で元請業者が一元管理することができ、例えば作業所で利用業者が不明の資機材11が生じても、容易に利用業者を確認することができる。
この実施形態の管理装置13を有する管理システム10では、元請業者や利用業者が端末15により各資機材11の識別情報表示部29を読込ませ、管理装置13に照合することで、作業所内の各資機材11の管理状況などを確認できるため、その時点における管理情報と実際の管理情報とを整合させることで、各種の管理を行え、例えば滅失などを防止でき、またその時点の責任業者を確認できる。また利用業者を追跡して故障などにも対応できる。
さらに各資機材11の利用状況を確認することで、作業所内に過剰に存在する資機材11や利用されない資機材11などを把握でき、例えばリース資機材11を返却することも可能である。さらに複数の利用業者で資機材11を共用し易く、作業所内の資機材11の数を少なく抑えることも可能である。
なお上記実施形態では、本発明の範囲内において適宜変更可能である。例えば上記実施形態では、管理装置13に識別情報付与部17を設けたが、各資機材11に識別情報が付与できればその構成は何ら限定されるものではなく、管理装置13以外の装置で付与したり、マニュアル作業で各資機材11に識別情報を付与することもできる。いずれの場合であっても、各資機材11の情報に識別情報を付して管理装置13に記憶させることが可能であればよい。
また上記実施形態では、各資機材11の基本情報を複数の端末15からも入力可能に構成したが、特に限定されるものではなく、全てを資材管理センターの管理装置13で入力するようにしてもよい。
さらに上記実施形態では、利用申請処理、返却申請処理、検索処理等の各種の処理を端末15により行ったが、端末15ではなくて元請業者が管理装置13で処理を行ことも可能である。
また上記実施形態では、各資機材11を個々に貸出す例について説明したが、複数の資機材11をまとめて大口で貸出すことも可能である。その場合、個々の資機材11にそれぞれ識別情報付与していもよく、複数の資機材11に共通の識別情報を付与していてもよい。
さらに上記実施形態では、利用業者が共通に資機材11を使用できる例について説明したが、特定の利用業者だけが貸し出しを受けられる専用の資機材11であっても本発明を適用することは可能である。その場合、当該利用業者の端末15からの利用申請情報以外の利用申請情報について貸出不可の通知を伝達するようにしてもよい。
X インターネット
10 管理システム
11 資機材
13 管理装置
15 端末
17 識別情報付与部
19 管理ベース部
21 貸出受付部
23 貸出処理部
25 返却処理部
27 検索部
29 識別情報表示部
31a~31d 表示画面

Claims (1)

  1. 元請業者から利用業者に貸出される元請業者の資機材及び利用業者が自ら作業所内に持ち込んだ利用業者の資機材を一元管理する管理装置であって、
    互いに異なる識別情報が付与された複数の前記元請業者の資機材の情報を管理するとともに、前記利用業者の資機材の情報を前記元請業者の資機材とは異なる識別情報を付与して管理する管理ベース部と、
    前記管理ベース部で管理された前記元請業者の資機材について端末から送られた利用申請情報を受付ける貸出受付部と、
    前記利用申請情報に基づいて前記管理ベース部に登録された前記元請業者の資機材の貸出処理を行うとともに、前記元請業者の資機材の貸出許可を前記端末に送る貸出処理部と、
    前記端末から前記元請業者の資機材の返却申請情報が送られたときに前記管理ベース部に返却処理を行う返却処理部と、
    を備え、
    作業所内で利用業者が不明の資機材が生じた際に、当該資機材に付与された識別番号から、前記管理ベース部で管理されている前記元請業者の資機材と前記利用業者の資機材の中の何れの資機材であるかを特定して利用業者を確認可能となっており、
    前記元請業者の資機材の中に、前記利用業者が共通に使用できる資機材と、特定の利用業者だけが貸出しを受けられる専用の資機材を有しており、
    前記貸出処理部は、前記貸出受付部が前記専用の資機材の利用申請情報を受け付けたときに、前記専用の資機材を貸出し可能な前記特定の利用業者の端末からの利用申請情報かどうかを判断し、前記特定の利用業者の端末からの利用申請情報以外の利用申請情報の場合には、貸出不可の通知を伝達するようなっていることを特徴とする資機材の管理装置。
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