JP7205820B2 - 半導体レーザー素子とその製造方法 - Google Patents

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本明細書の技術分野は、半導体レーザー素子とその製造方法に関する。
半導体レーザー素子、特に、窒化物半導体レーザー素子は、Blu-ray Disc(登録商標)をはじめとする高密度光ディスク用光源として広く用いられている。近年では、窒化物半導体レーザー素子は、レーザープロジェクター用光源としても普及しつつある。さらには、照明、ディスプレイ、加工、光送電、殺菌・浄化といった新たな応用分野への展開が期待されている。そのため、半導体レーザー素子に対しては、より高いエネルギー変換効率と高い出力が求められている。そのための新たな手法として、平坦な半導体層の上に六角柱形状のナノワイヤ半導体を形成する技術が開発されている。
例えば、特許文献1には、六角柱形状のナノワイヤ半導体を形成し、ナノワイヤ半導体の側面にITO等の透明導電膜を形成する技術が開示されている(特許文献1の請求項1、2および図3A、図3B参照)。
特表2016-518703号公報
このようなナノワイヤ半導体構造を半導体レーザー素子の活性層として適用すると、共振器体積に対する活性層体積の割合を大きく設計することができる。そのため、半導体レーザー素子の光閉じ込め係数をある程度向上させることができる。光閉じ込め係数が大きいほどモード利得が大きくなり、低閾値電流、高出力、高効率の半導体レーザー素子を実現することができる。したがって、より高効率の半導体レーザー素子を実現するためには、光閉じ込め係数をさらに向上させることが望ましい。
本明細書の技術は、前述した課題を解決するためになされたものである。本明細書の技術が解決しようとする課題は、光閉じ込め係数を向上させることにより高効率化を図った半導体レーザー素子とその製造方法を提供することである。
本発明は、基板と、基板の面上に立設した六角柱形状の柱状半導体と、柱状半導体を覆う埋込半導体層と、を有する半導体レーザー素子において、柱状半導体は、III族窒化物半導体であり、基板の表面から垂直方向に伸びた六角柱形状半導体と、該六角柱形状半導体の側壁のm面から基板の面に平行に成長し、m面に垂直な方向に厚さを有する活性層と、活性層の側壁から基板の面に平行に成長し、m面に垂直な方向に厚さを有する六角筒形状半導体と、を有し、柱状半導体の基板に平行な断面において、活性層は、互いに平行に対向する一対の長辺部と、互いに平行に対向する二対の短辺部とを有した扁平六角形をしており、柱状半導体は、基板の面上において、長辺部に垂直な方向の素子両端に位置する一対の反射部を有し、長辺部が一対の反射部で反射して共振するレーザー光に対して垂直となるように、格子状に直交するする2方向に配列されていることを特徴とする半導体レーザー素子である。
本発明において、活性層の長辺部は、反射部の反射面に対して±5°以下の角度で配置されていることが望ましい。
活性層の長辺部の長辺方向の長さは、活性層の短辺部の短辺方向の長さの2倍以上7倍以下であることが望ましい。
六角筒状半導体は、p型半導体であり、埋込半導体層の屈折率は、六角筒状半導体の屈折率よりも小さいことが望ましい。
六角柱形状半導体はn型GaNであり、六角筒状半導体はp型GaNであり、埋込層はAlGaNであることが望ましい。
埋込層はAlのモル組成比が0.04以上のAlGaNであることが望ましい。
この半導体レーザー素子においては、活性層における互いに対向する一対の長辺部を有効活用する。光の振幅の大きい箇所と活性層の長辺部とを一致させることができる。長辺部が従来に比べて十分に長いため、光閉じ込め係数は従来に比べて大きい。したがって、半導体レーザー素子の効率は高い。
本明細書では、光閉じ込め係数を向上させることにより高効率化を図った半導体レーザー素子とその製造方法が提供されている。
第1の実施形態における半導体レーザー素子の概略構成を示す図である。 第1の実施形態における半導体レーザー素子の柱状半導体の構造を示す図である。 図2のIII-III 断面を示す断面図である。 第1の実施形態における半導体レーザー素子の柱状半導体の配列を示す図である。 第1の実施形態における半導体レーザー素子の柱状半導体の配列とレーザーの振幅との間の関係を示す図である。 第1の実施形態における半導体レーザー素子の製造方法を説明するための図(その1)である。 第1の実施形態における半導体レーザー素子の製造方法を説明するための図(その2)である。 第1の実施形態における半導体レーザー素子の製造方法を説明するための図(その3)である。 第1の実施形態における半導体レーザー素子の製造方法を説明するための図(その4)である。 第1の実施形態における半導体レーザー素子の製造方法を説明するための図(その5)である。 第1の実施形態の変形例における半導体レーザー素子の製造方法に用いるマスクの開口部の形状を説明するための図(その1)である。 第1の実施形態の変形例における半導体レーザー素子の製造方法に用いるマスクの開口部の形状を説明するための図(その2)である。 第1の実施形態の変形例における半導体レーザー素子の柱状半導体の構造を示す図(その1)である。 第1の実施形態の変形例における半導体レーザー素子の柱状半導体の構造を示す図(その2)である。 活性層の長辺部の長辺方向の長さと光閉じ込め係数との間の関係を示すグラフ(その1)である。 活性層の長辺部の長辺方向の長さと光閉じ込め係数との間の関係を示すグラフ(その2)である。 埋込半導体層のAl組成と光閉じ込め係数との間の関係を示すグラフである。 横モードの基準面を示す模式図である。 埋込半導体層がGaN層である場合の横モードの振幅を示すグラフである。 埋込半導体層がGaN層である場合の横モードの振幅の導波方向の変化を模式的に示す図である。 埋込半導体層がAlGaN層である場合の横モードの振幅を示すグラフである。 埋込半導体層がAlGaN層である場合の横モードの振幅の導波方向の変化を模式的に示す図である。
以下、具体的な実施形態について、半導体レーザー素子とその製造方法を例に挙げて図を参照しつつ説明する。しかし、本明細書の技術はこれらの実施形態に限定されるものではない。また、後述する半導体レーザー素子の各層の積層構造および電極構造は、例示である。実施形態とは異なる積層構造であってもよい場合がある。そして、それぞれの図における各層の厚みの比は、概念的に示したものであり、実際の厚みの比を示しているわけではない。
(第1の実施形態)
1.半導体レーザー素子
図1は、第1の実施形態の半導体レーザー素子100の概略構成を示す斜視図である。半導体レーザー素子100は、端面発光型半導体レーザー素子である。図1に示すように、半導体レーザー素子100は、基板110と、マスク120と、柱状半導体130と、埋込半導体層140と、コンタクト層145と、カソード電極N1と、アノード電極P1と、を有する。
基板110は、成長基板である。基板110は、導電性基板111と、下地層113と、n型半導体層114と、を有する。導電性基板111は、例えば、n型GaN基板である。下地層113は、例えば、n型GaN層である。n型半導体層114は、例えば、n型AlGaN層である。これらは例示であり、上記以外の構造であってもよい。
マスク120は、表面から半導体が成長しない材料である。後述するように、マスク120には、貫通孔があいている。マスク120は、透明絶縁膜であるとよい。この場合には、マスク120は、光をほとんど吸収しない。電流は、マスク120を介さず、柱状半導体130に好適に流れる。マスク120の材質として例えば、SiO2 、SiNx、Al2 3 が挙げられる。
柱状半導体130は、柱状のIII 族窒化物半導体である。柱状半導体130は、基板110の上に形成されている。より具体的には、柱状半導体130は、マスク120の開口部120aに露出する基板110の表面から選択成長させた半導体である。柱状半導体130は、扁平形状の六角柱形状をしている。詳細については、後述する。
埋込半導体層140は、柱状半導体130同士の隙間を埋め込むための半導体層である。埋込半導体層140は、柱状半導体130を覆っている。埋込半導体層140の材料は、例えば、p型GaNである。
コンタクト層145は、埋込半導体層140の上に形成されている。コンタクト層145は、例えばp型GaNである。
カソード電極N1は、基板110の裏面に形成されている。
アノード電極P1は、コンタクト層145の上に形成されている。アノード電極P1は、コンタクト層145以外のその他の半導体に形成されていてもよい。
2.柱状半導体
図2は、第1の実施形態の半導体レーザー素子100の柱状半導体130の概略構成図である。柱状半導体130は、柱状n型半導体131と、活性層132と、筒状p型半導体133と、を有する。
柱状n型半導体131は、マスク120の開口部120aに露出しているn型半導体層114を起点に柱状に選択成長させた半導体層である。柱状n型半導体131は、扁平形状の六角柱形状をしている。柱状n型半導体131は、実際には、横方向にも成長する。そのため、柱状n型半導体131の太さは、マスク120の開口部120aの開口幅よりもやや大きい。柱状n型半導体131は、例えば、n型GaN層である。
活性層132は、扁平形状の六角柱形状の柱状n型半導体131の外周に沿って形成されている。そのため、活性層132は、六角筒形状を備える。活性層132は、例えば、1個以上5個以下の井戸層と、井戸層を挟む障壁層と、を有する。活性層132の井戸層は、基板110の板面にほぼ垂直である。ただし、活性層132の頂部は、柱状n型半導体131の頂部を覆っていてもよい。活性層132の頂部は、基板110の板面にほぼ平行であってもよい。例えば、井戸層はInGaN層であり、障壁層はAlGaN層である。
筒状p型半導体133は、六角筒形状を備える活性層132の外周に沿って形成されている。そのため、筒状p型半導体133は、六角筒形状を備える。筒状p型半導体133は、活性層132と直接に接触するが、柱状n型半導体131と直接には接触しなくともよい。また、筒状p型半導体133は、埋込半導体層140と接触している。筒状p型半導体133は、例えば、p型GaN層である。
図3は、図2のIII-III 断面を示す断面図である。図3は、柱状半導体130における基板110の板面に平行な断面を示している。基板110の板面に平行な断面においては、柱状n型半導体131の断面は、扁平形状の六角形である。
活性層132は、互いに対向する一対の長辺部132a、132bと、互いに対向する二対の短辺部132c、132d、132e、132fと、を有する。長辺部132a、132bと、短辺部132c、132d、132e、132fとは、柱状n型半導体131のm面から成長した層である。長辺部132a、132bは、もちろん、短辺部132c、132d、132e、132fよりも長い辺を構成する部分である。長辺部132aは、長辺部132bと対向している。
後述するように、活性層132のうち長辺部132a、132bが、主にレーザー発振に寄与する。そのため、本実施形態では、長辺部132a、132bを有効に用いる。短辺部132c、132d、132e、132fは、それほどレーザー発振に寄与しない。そのため、短辺部132c、132d、132e、132fは短いままでよい。
活性層132の長辺部132a、132bの長辺方向K1の長さW1は、活性層132の短辺部132c、132d、132e、132fの短辺方向K2の長さW2の2倍以上である。また、7倍以下であるとよい。ここで、長辺部132aの長辺方向K1の長さW1とは、長辺部132aの膜厚の中心部における長辺方向K1の長さである。短辺部についても、同様である。長辺部132aの長さは、長辺部132bの長さと等しい。短辺部132cの長さは、他の短辺部132d、132e、132fの長さと等しい。もちろん、結晶性の問題で、わずかに差異が生ずる場合がある。
3.柱状半導体の配列
図4は、基板110の板面に対する柱状半導体130の配列を示す図である。図4に示すように、半導体レーザー素子100は、互いに対向して配置された第1の反射部150と第2の反射部160とを有する。第1の反射部150と第2の反射部160とは、埋込半導体層140を間に挟んで配置されている。第1の反射部150と第2の反射部160との間には、もちろん、複数の柱状半導体130が配列されている。第1の反射部150および第2の反射部160は、例えば、DBR(分布ブラッグ反射膜)である。
そのため、柱状半導体130と埋込半導体層140と第1の反射部150と第2の反射部160とは、共振器構造を構成する。光は、第1の反射部150の反射面151と第2の反射部160の反射面161との間で反射される。そして、第1の反射部150の出光面152からレーザーが出光する。この場合、第1の反射部150の反射率は、第2の反射部160の反射率よりも低く設定することが好ましい。また、その他の共振器構造を有していてもよい。
ここで、活性層132の長辺部132a、132bは、出光方向J1に垂直な方向J2にほぼ平行に配置されている。活性層132の長辺部132a、132bの長辺方向K1は、方向J2に平行であることが好ましい。しかし、これらは平行からわずかにずれている場合がある。例えば、活性層132の長辺部132a、132bの長辺方向K1は、第1の反射部150の反射面151に対して±5°以下の角度で配置されているとよい。
図4に示すように、柱状半導体130を正方格子配列とすることが好ましい。複数の活性層132の列に対して、共通の境界条件を適用できるからである。
このような柱状半導体130の配列により、後述するように、活性層132の長辺部132a、132bに効率的に光閉じ込めをすることができる。
4.光閉じ込め係数
光閉じ込め係数は、一般に、共振器内の電界強度に対する活性層内の電界強度の比で定義される。具体的には、次の式(1)で与えられる。
Figure 0007205820000001
ここで、Γは光閉じ込め係数、Eは電界振幅、Vは体積を表している。右辺の分母は共振器内の電界強度の体積積分である。右辺の分子は活性層内の電界強度の体積積分である。活性層が井戸層を有する場合には、右辺の分子は井戸層の電界強度の体積積分で表される。
本実施形態の半導体レーザー素子では、横モードの光閉じ込め係数が従来に比べて格段に大きくなる。一方、縦モードの光閉じ込め係数は従来よりも小さくなる。そのため、次のような構成とすることが望ましい。
図5は、本実施形態の半導体レーザー素子100における出向方向J1に平行な断面の概念図である。図5の下部には、柱状半導体130の配列が示されており、図5の上部には、柱状半導体130の配列に応じた縦モードの振幅が示されている。図5に示すように、活性層132と縦モードの腹部とが一致するように、柱状半導体130を配列することが好ましい。こうすることで、縦モードの光閉じ込め係数の低下を抑制することができる。
本実施形態の構成とすることにより、式(1)で表される光閉じ込め係数は、従来の半導体レーザー素子の光閉じ込め係数よりも高く設計することができる。つまり、本実施形態の半導体レーザー素子100の効率は、従来に比べて十分に高くなる。
5.半導体レーザー素子の製造方法
5-1.基板準備工程
図6に示すように、基板110を準備する。基板110は、導電性基板111の上に、下地層113、n型半導体層114の順で積層したものである。
5-2.マスク形成工程
図7に示すように、基板110のn型半導体層114の上にマスク120を形成する。なお、図7には、後述する開口部形成工程で形成される開口部120aが描かれている。
5-3.開口部形成工程
図8に示すように、マスク120にn型半導体層114を露出させる複数の開口部120aを形成する。そのために、エッチング等の技術を用いればよい。図8は、マスク120の開口部120aの配列を示す図である。図8は、基板110の板面に垂直な方向から基板110を視た図である。図8には、参考のために、柱状半導体130の形状が破線で描かれている。図8に示すように、マスク120の開口部120aがオーバル形状で正方格子状に配列されている。開口部120aのオーバル形状の長辺方向K3は、出向方向J1に垂直な方向J2にほぼ平行である。
5-4.柱状半導体形成工程
図9に示すように、マスク120の開口部120aの下に露出しているn型半導体層114を起点にして、六角柱形状の柱状n型半導体131を選択的に成長させる。そのために、公知の選択成長の技術を用いればよい。このように半導体層を選択成長させる場合に、m面がファセットとして表出しやすい。
前述したように、マスク120の開口部120aがオーバル形状であるため、扁平形状の六角柱形状の柱状n型半導体131が成長する。
次に、柱状n型半導体131の周囲に活性層132を形成する。活性層132は、扁平形状の六角柱形状の柱状n型半導体131の側面に形成される。また、活性層132が柱状n型半導体131の頂部にも形成される場合がある。活性層132は、前述のように、互いに対向する一対の長辺部132a、132bと、互いに対向する二対の短辺部132c、132d、132e、132fと、を備える。
次に、活性層132の上に活性層132の外周を覆う筒状p型半導体133を形成する。筒状p型半導体133は六角筒形状を備える。筒状p型半導体133は、活性層132の側面に形成される。筒状p型半導体133が柱状n型半導体131または活性層132の頂部にも形成される場合がある。このようにして、柱状半導体130が形成される。
5-5.埋込半導体層形成工程
図10に示すように、柱状半導体130の隙間を埋込半導体層140で埋める。次に、埋込半導体層140の上面にコンタクト層145を形成する。
5-6.電極形成工程
次に、基板110の導電性基板111の裏面にカソード電極N1を形成する。また、コンタクト層145の上にアノード電極P1を形成する。
5-7.反射部形成工程
次に、埋込半導体層140に互いに対向する第1の反射部150と第2の反射部160とを形成する。
5-8.その他の工程
熱処理工程、半導体層の表面にパッシベーション膜等を成膜する工程、またはその他の工程を実施してもよい。
6.変形例
6-1.マスクの開口部の形状
図11は、マスク120の開口部の形状の変形例を示す図(その1)である。図11に示すように、マスク120の開口部120bの形状を長方形にしてもよい。その場合であっても、選択成長により、扁平形状の六角柱形状の柱状n型半導体131を成長させることができる。
図12は、マスク120の開口部の形状の変形例を示す図(その2)である。図12に示すように、マスク120の開口部120cの形状を扁平形状の六角形にしてもよい。その場合であっても、選択成長により、扁平形状の六角柱形状の柱状n型半導体131を成長させることができる。
このように、開口部形成工程では、第1の反射部150の反射面151に平行な方向の長さが第1の反射部150の反射面151に垂直な方向の長さより長い形状の開口部を形成する。
6-2.基板
基板110の積層構造は、本実施形態以外の積層構造であってもよい。導電性基板111の代わりに、c面サファイア基板やSi(111)基板を用いてもよい。その場合には、n型半導体層114を露出させて、露出しているn型半導体層114の上にカソード電極N1を形成すればよい。
6-3.柱状半導体
本実施形態では、柱状n型半導体131はn型GaN層であり、井戸層はInGaN層であり、障壁層はAlGaN層であり、筒状p型半導体133はp型GaN層である。これらは例示であり、その他の組成であってもよい。
6-4.柱状半導体の電流
柱状半導体130の側面からの電流注入を促進させることが好ましい。例えば、図13に示すように、柱状半導体130の頂部に透明絶縁膜165を設ける。これにより、柱状半導体130の頂部に流れる電流が阻止され、柱状半導体130の側面から良好に電流注入を行うことができる。
図14に示すように、柱状半導体130の側面にトンネル接合を設けてもよい。柱状半導体130の側面に、p+層171と、n+層172とを設けてもよい。p+層171は、高いp型不純物濃度を有する層である。p+層171のMg濃度は、例えば、2×1020cm-3である。n+層172は、高いn型不純物濃度を有する層である。n+層172のSi濃度は、例えば、2×1020cm-3である。これにより、柱状半導体130の側面から効率的に電流を注入することができる。このとき、埋込半導体層140とコンタクト層145とをn型半導体層で構成することができる。そのため、光吸収損失の低減、並びに、素子抵抗の低減に効果的である。
6-5.組み合わせ
上記の変形例を自由に組み合わせてもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について説明する。本実施形態では、第1の実施形態と埋込半導体層140の組成が異なる。第1の実施形態の埋込半導体層140はGaN層である。
1.埋込半導体層
本実施形態では、埋込半導体層140はAlGaN層である。そして、筒状p型半導体133の材質は、p型GaN層である。AlGaN層の屈折率は、p型GaN層の屈折率よりも小さい。
2.変形例
2-1.埋込半導体層
埋込半導体層140は、AlGaN以外の材料であってもよい。その場合であっても、埋込半導体層140の屈折率は、筒状p型半導体133の屈折率よりも小さい。埋込半導体層140は、導電性を備えるとともに、光吸収性の小さい材料であるとよい。
(シミュレーション)
柱状半導体および埋込半導体層の形状および組成を変えて、光閉じ込め係数を計算した。前述のように、光閉じ込め係数が大きいほど、半導体レーザー素子の効率は高い。
1.柱状半導体の形状
図15は、活性層の長辺部の長辺方向の長さと光閉じ込め係数との間の関係を示すグラフ(その1)である。図15の横軸は長辺部132a、132bの長さである。図15の縦軸は光閉じ込め係数である。なお、短辺部132c、132d、132e、132fの長さは133nmである。
図15における「Flat Hex」は、柱状半導体における基板に平行な面の断面が扁平形状の六角形である場合を示している。つまり、第1の実施形態のように、長さの異なる長辺部と短辺部とを有する。
図15における「Regular Hex」は、柱状半導体における基板に平行な面の断面が正六角形である場合を示している。
図15に示すように、Regular Hexの光閉じ込め係数は0.02程度である。これに対して、Flat Hexの光閉じ込め係数は0.04前後である。Flat Hexを採用することにより、光閉じ込め係数が2倍程度上昇している。したがって、Regular Hexよりも、Flat Hexのほうが好ましい。
また、活性層132の長辺部132a、132bの長辺方向K1の長さW1が活性層132の短辺部132c、132d、132e、132fの短辺方向K2の長さW2の2倍以上であるときに、光閉じ込め係数は高い。図15では、長辺部の長さW1が短辺部の長さW2の2倍以上7倍以下の範囲において、光閉じ込め係数が高い。
長辺部の長さW1が短辺部の長さW2の5倍以上の場合には、データのばらつきが生じている。後述するように、このばらつきは横モードの不安定性と関係している。このデータのばらつきについては、埋込半導体層140としてAlGaN層を用いることで改善される。
2.埋込半導体層のAl組成
図16は、活性層の長辺部の長辺方向の長さと光閉じ込め係数との間の関係を示すグラフ(その2)である。ここで、丸印のシンボルは、埋込半導体層140としてAl組成が0.07のAlGaN層を用いた場合の計算結果を示している。図16の横軸は長辺部132a、132bの長さである。図16の縦軸は光閉じ込め係数である。
図16に示すように、埋込半導体層140としてGaN層を用いた場合に比べて、埋込半導体層140としてAlGaN層を用いた場合には、光閉じ込め係数は全体的に上昇している。また、データのばらつきも小さい。したがって、埋込半導体層140としてAlGaN層を用いることが好ましい。
また、活性層132の長辺部132a、132bの長辺方向K1の長さW1が活性層132の短辺部132c、132d、132e、132fの短辺方向K2の長さW2の2倍以上であるときに、光閉じ込め係数は高い。図16では、長辺部の長さW1が短辺部の長さW2の2倍以上7倍以下の範囲において、光閉じ込め係数が高い。また、光閉じ込め係数は、長辺部の長さW1に対して単調増加している。したがって、長辺部の長さW1が長くなるほど、光閉じ込め係数が高くなると考えられる。
図17は、埋込半導体層のAl組成と光閉じ込め係数との間の関係を示すグラフである。図17の横軸は埋込半導体層のAl組成である。図17の縦軸は光閉じ込め係数である。ここで、長辺部の長さは789nmである。図17に示すように、埋込半導体層のAl組成は、0.04以上であるとよい。好ましくは、0.04以上0.1以下である。より好ましくは、0.05以上0.07以下である。
3.横モードの安定性
ここで、前述した横モードの不安定性の要因を考察するため、特徴的な断面で規定される横モードのプロファイルを比較した。図18は、横モードの基準面を示す模式図である。図18にM1-M1断面とM2-M2断面とを示す。M1-M1断面は、複数の活性層の複数の長辺部を切断する共通断面である。M2-M2断面は、活性層における一対の長辺部の中間に位置する断面である。
図19は、埋込半導体層がGaN層である場合の横モードの振幅を示すグラフである。線L1(実線)は、M1-M1断面における横モードの振幅である。線L2(破線)は、M2-M2断面における横モードの振幅である。
図19に示すように、M1-M1断面における横モードの振幅のピークの位置では、M2-M2断面における横モードの振幅はやや凹んでいる。つまり、M1-M1断面における横モードの振幅のピークの位置と、M2-M2断面における横モードの振幅のピークの位置との間で、ずれが生じている。例えば、横モードの中心(0μm)の位置では、M1-M1断面における横モードの振幅は極大値かつ最大値をとるのに対して、M2-M2断面における横モードの振幅は極小値をとる。
図20は、埋込半導体層がGaN層である場合の横モードの振幅の導波方向の変化を模式的に示す図である。図20には、横モードの振幅の極大値が導波方向に沿ってどのように変化するかについて模式的に示されている。横モードの振幅の極大値が導波方向に向かうにしたがって横方向に揺れている。この場合には、横モードはやや不安定である。
図21は、埋込半導体層がAlGaN層である場合の横モードの振幅を示すグラフである。線L3(実線)は、M1-M1断面における横モードの振幅である。線L4(破線)は、M2-M2断面における横モードの振幅である。
図21に示すように、M1-M1断面における横モードの振幅のピークの位置は、M2-M2断面における横モードの振幅のピークの位置とほぼ一致している。
図22は、埋込半導体層がAlGaN層である場合の横モードの振幅の導波方向の変化を模式的に示す図である。図22には、横モードの振幅の極大値が導波方向に沿ってどのように変化するかについて模式的に示されている。横モードの振幅の極大値が導波方向に向かうにしたがって横方向にほとんど揺れない。この場合には、横モードは安定である。
したがって、埋込半導体層としてAlGaN層を用いることが好ましい。また、柱状半導体の材質が上記の実施形態と異なる場合であっても、屈折率の適当な材料を選択すれば、横モードを安定させることができる。
上記のように、埋込半導体層としてGaN層を用いる場合には、横モードが不安定になる場合がある。そのため、図15に示すように、長辺部が長いと光閉じ込め係数にばらつきが生じたと考えられる。埋込半導体層としてAlGaN層を用いることにより横モードが安定化し、図16の丸印に示すように、光閉じ込め係数が上昇すると考えられる。
(付記)
第1の態様における半導体レーザー素子は、基板と、基板の上の六角柱形状の柱状半導体と、柱状半導体を覆う埋込半導体層と、を有する。柱状半導体は、六角筒形状を備える活性層を有する。活性層は、互いに対向する一対の長辺部と、互いに対向する二対の短辺部と、を有する。
第2の態様における半導体レーザー素子は、互いに対向して配置された第1の反射部と第2の反射部とを有する。活性層の長辺部は、第1の反射部の反射面に対して±5°以下の角度で配置されている。
第3の態様における半導体レーザー素子においては、活性層の長辺部の長辺方向の長さは、活性層の短辺部の短辺方向の長さの2倍以上7倍以下である。
第4の態様における半導体レーザー素子においては、柱状半導体は、活性層の外周を覆う六角筒形状を備える筒状p型半導体を有する。埋込半導体層の屈折率は、筒状p型半導体の屈折率よりも小さい。
第5の態様における半導体レーザー素子の製造方法は、半導体層の上にマスクを形成するマスク形成工程と、マスクに半導体層を露出させる開口部を形成する開口部形成工程と、開口部に露出している半導体層から六角柱形状の柱状半導体を成長させる柱状半導体形成工程と、を有する。柱状半導体形成工程では、互いに対向する一対の長辺部と、互いに対向する二対の短辺部と、を有する六角筒形状の活性層を形成する。
第6の態様における半導体レーザー素子の製造方法は、柱状半導体の隙間を埋め込む埋込半導体層を形成する埋込半導体層形成工程と、埋込半導体層に互いに対向する第1の反射部と第2の反射部とを形成する反射部形成工程と、を有する。開口部形成工程では、第1の反射部の反射面に平行な方向の長さが第1の反射部の反射面に垂直な方向の長さより長い形状の開口部を形成する。
第7の態様における半導体レーザー素子の製造方法においては、柱状半導体形成工程では、活性層の外周を覆う六角筒形状を備える筒状p型半導体を形成する。埋込半導体層形成工程では、埋込半導体層の屈折率を、筒状p型半導体の屈折率よりも小さくする。
100…半導体レーザー素子
110…基板
111…導電性基板
113…下地層
114…n型半導体層
120…マスク
120a…開口部
130…柱状半導体
131…柱状n型半導体
132…活性層
132a、132b…長辺部
132c、132d、132e、132f…短辺部
133…筒状p型半導体
140…埋込半導体層
145…コンタクト層
150…第1の反射部
160…第2の反射部
165…透明絶縁膜
171…p+層
172…n+層
N1…カソード電極
P1…アノード電極

Claims (7)

  1. 基板と、前記基板の面上に立設した六角柱形状の柱状半導体と、前記柱状半導体を覆う埋込半導体層と、を有する半導体レーザー素子において、
    前記柱状半導体は、III族窒化物半導体であり、前記基板の表面から垂直方向に伸びた六角柱形状半導体と、該六角柱形状半導体の側壁のm面から前記基板の面に平行に成長し、前記m面に垂直な方向に厚さを有する活性層と、前記活性層の側壁から前記基板の面に平行に成長し、前記m面に垂直な方向に厚さを有する六角筒形状半導体と、を有し、
    前記柱状半導体の前記基板に平行な断面において、前記活性層は、互いに平行に対向する一対の長辺部と、互いに平行に対向する二対の短辺部とを有した扁平六角形をしており、
    前記柱状半導体は、前記基板の面上において、前記長辺部に垂直な方向の素子両端に位置する一対の反射部を有し、前記長辺部が前記一対の反射部で反射して共振するレーザー光に対して垂直となるように、格子状に直交するする2方向に配列されている
    ことを特徴とする半導体レーザー素子。
  2. 請求項1に記載の半導体レーザー素子において、
    前記活性層の前記長辺部は、前記反射部の反射面に対して±5°以下の角度で配置されていることを特徴とする半導体レーザー素子。
  3. 請求項1または請求項2に記載の半導体レーザー素子において、
    前記活性層の前記長辺部の長辺方向の長さは、前記活性層の前記短辺部の短辺方向の長さの2倍以上7倍以下であることを特徴とする半導体レーザー素子。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の半導体レーザー素子において、
    前記六角筒状半導体は、p型半導体であり、
    前記埋込半導体層の屈折率は、前記六角筒状半導体の屈折率よりも小さいことを特徴とする半導体レーザー素子。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の半導体レーザー素子において、
    前記六角柱形状半導体はn型GaNであり、前記六角筒状半導体はp型GaNであり、前記埋込層はAlGaNであることを特徴とする半導体レーザー素子。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の半導体レーザー素子において、
    前記埋込層はAlのモル組成比が0.04以上のAlGaNであることを特徴とする半導体レーザー素子。
  7. 基板の主面にIII族窒化物半導体から成る複数の六角柱状半導体が立設して配列された半導体レーザーの製造方法において、
    成長基板として機能する半導体層の上にマスクを形成し、
    前記半導体層を露出させる開口部であって、互いに平行な一対の長辺と少なくとも一対の短辺とを有する偏平形状が前記主面上の直交する2方向に正方格子状に配列した開口部を前記マスクに形成し、
    前記開口部に露出している前記半導体層の表面から半導体を縦方向及び横方向成長により側面をm面とする六角柱形状に成長させ、
    該六角柱形状半導体の側壁のm面から前記m面に垂直な方向に成長し前記m面に垂直な方向に厚さを有する活性層を成長させ、
    前記活性層の側壁から前記基板の面に平行に成長し、前記m面に垂直な方向に厚さを有する六角筒形状半導体を成長させ、
    前記柱状半導体の前記主面に平行な断面において、前記活性層は、互いに平行に対向する一対の長辺部と、互いに平行に対向する二対の短辺部とを有した扁平した六角形状に形成し、
    前記柱状半導体は、前記主面において、前記長辺部に垂直な方向の素子両端に一対の反射部を形成し、前記長辺部が前記一対の反射部で反射して前記長辺部が共振するレーザー光に対して垂直となるように、前記正方格子状に直交するする2方向に配列させ、
    複数の前記柱状半導体の全体を埋め込む埋込層を形成した
    ことを特徴とする半導体レーザー素子の製造方法。
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