JP7205297B2 - タッチスイッチシステム - Google Patents
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Description
第1交流信号が印加される送信電極と、前記送信電極に交差又は対向し、第2交流信号を受信する受信電極と、前記送信電極及び前記受信電極の交差部分又は対向部分に形成され、前記第2交流信号のうち前記第1交流信号と同じ周波数成分に基づいてタッチ判定を行う少なくとも一つのスイッチ部と、を備え、互いに隣り合うように配置される第1タッチスイッチ装置及び第2タッチスイッチ装置を含むタッチスイッチシステムであって、
前記第1タッチスイッチ装置における前記第1交流信号、及び、前記第2タッチスイッチ装置における前記第1交流信号は、互いに異なる周波数を有する。
前記第1タッチスイッチ装置及び前記第2タッチスイッチ装置は、前記送信電極に対する前記第1交流信号の印加タイミングが互いに独立的に制御される。
前記第1タッチスイッチ装置における前記第1交流信号、及び、前記第2タッチスイッチ装置における前記第1交流信号は、互いに周波数が奇数倍にならないように設定される。
前記第1タッチスイッチ装置は、前記第1交流信号として第1周波数及び第2周波数を切り替え可能に構成され、
前記第2タッチスイッチ装置は、前記第1交流信号として第3周波数及び第4周波数を切り替え可能に構成され、
前記第1周波数、前記第2周波数、前記第3周波数、及び、前記第4周波数は、互いに異なる。
前記第3周波数は前記第1周波数及び前記第2周波数の間に設定され、
前記第2周波数は前記第3周波数及び前記第4周波数の間に設定される。
前記スイッチ部において前記第1交流信号と同じ周波数を有するノイズの有無を判定するノイズ判定部を更に備え、
前記ノイズ判定部によって前記ノイズが有ると判定された場合、前記第1交流信号の周波数を切り替えるように制御する。
尚、ここでいう外部機器70とは、例えばアミューズメント機器、家電、医療機器、セキュリティ関連機器、現金自動預け払い機、券売機等である。
尚、本実施形態ではわかりやすく説明するためにタッチスイッチ10が4つのスイッチ部13A~13Dを備える場合を例示しているが、より多くのスイッチ部を備えてもよい。
尚、図3では、増幅回路53に接続される接続線11aと電流電圧変換回路55に接続される接続線12aを交差させた部分にスイッチ部を形成しているため、「接続線11aの本数」と「接続線12aの本数」を乗じた数のスイッチ部を得ているが、スイッチ部を形成する方法は上記方法に限定されず、例えば先述の図11に示したように、各接続線の末端に互いに対向するよう送信電極及び受信電極を設けスイッチ部を形成しても良い。このとき、スイッチ部を形成する送信電極及び受信電極の組ごとに、送信電極及び受信電極を設けるための接続線を一つずつ用意しても良いが、一つの接続線を分岐させ各末端に送信電極又は受信電極を設け、各スイッチ部を形成する際に、それぞれ異なる接続線の組み合わせとなるようにすると、送信電極側及び受信電極側の接続線の数よりも多くスイッチ部を形成することが可能である。
また送信電極11A~11Dと受信電極12A~12Dは、光透過性を有する透明電極から形成されていてもよい。透明電極は、例えば、金属系材料(酸化スズ、アンチモンを添加した酸化スズ(ATO)、酸化インジウム、スズを添加した酸化インジウム(ITO)、亜鉛を添加した酸化インジウム(IZO)、フッ素を添加した酸化スズ(FTO)、酸化亜鉛、酸化アンチモン等の金属酸化物)、有機系材料(ポリチオフェン(PEDOT等)、オリゴチオフェン、ポリピロール、ポリアニリン)、その他の材料(Agワイヤ、カーボンナノチューブ、グラフェン)などが用いられる。
また送信電極11A~11Dと受信電極12A~12Dは、例えば、貴金属(金、銀、白金)、銅、アルミニウム、ニッケル、カーボン等の導電性材料から形成されてもよい。
尚、非透明な導電電極は、例えば銀、カーボンなどの導電性材料を広く用いることができ、透明電極と非透明な導電電極とを併用する場合には、材料特性の抵抗比率として、例えば1:500~1000の材料を選択するとよい。
尚、位相シフト回路54と、掛算回路58,61とは図示しない回路基板内で直接接続されているため、位相シフト回路54の正弦波及び余弦波は、増幅されずにそのまま掛算回路58,61に入力される。
続いて図1に示すタッチスイッチシステム1のうち、互いに隣接する第1タッチスイッチ装置100A及び第2タッチスイッチ装置100Bに着目した構成について説明する。図5及び図6はタッチスイッチシステム1のうち、互いに隣接する第1タッチスイッチ装置100A及び第2タッチスイッチ装置100Bを模式的に示す回路図である。
図7はタッチスイッチシステム1の全体構成図である。第2実施形態では、タッチスイッチシステム1を構成する各タッチスイッチ装置は、送信電極11に印加可能な第1交流信号の周波数を複数選択可能に構成される。第1タッチスイッチ装置100Aは、第1交流信号の周波数として第1周波数f1又は第2周波数f2を選択可能に構成される。第1タッチスイッチ装置100Aに隣接する第2タッチスイッチ装置100Bでは、第1交流信号の周波数として第3周波数f3又は第4周波数f4を選択可能に構成される。その他のタッチスイッチ装置100C~100Lも同様であり、第1周波数f1又は第2周波数f2を選択可能なタッチスイッチ装置と、第3周波数f3又は第4周波数f4を選択可能なタッチスイッチ装置とが、周方向に沿って交互に配置されるように構成される。
2 タッチエリア
10 タッチスイッチ
11 送信電極
11a,12a 接続線
12 受信電極
13 スイッチ部
50 タッチスイッチコントローラ
50A 交流信号送信部
50B 交流信号受信部
51 演算制御部
51a ノイズ判定部
51b 周波数設定部
52 発振回路
53,56 増幅回路
54 位相シフト回路
55 電流電圧変換回路
57 バンドパスフィルタ
58,61 掛算回路
59,62 ローパスフィルタ
60,63 変換回路
64 スイッチセレクタ
70 外部機器
100 タッチスイッチ装置
Claims (6)
- 第1交流信号が印加される送信電極と、前記送信電極に交差又は対向し、第2交流信号を受信する受信電極と、前記送信電極及び前記受信電極の交差部分又は対向部分に形成される少なくとも一つのスイッチ部と、を備え、互いに隣り合うように配置される第1タッチスイッチ装置及び第2タッチスイッチ装置を含むタッチスイッチシステムであって、
前記第1タッチスイッチ装置における前記第1交流信号、及び、前記第2タッチスイッチ装置における前記第1交流信号は、互いに異なる周波数を有し、
前記第1タッチスイッチ装置における前記第1交流信号、及び、前記第2タッチスイッチ装置における前記第1交流信号は、互いに周波数が奇数倍にならないように設定される、タッチスイッチシステム。 - 前記第1タッチスイッチ装置及び前記第2タッチスイッチ装置は、前記送信電極に対する前記第1交流信号の印加タイミングが互いに独立的に制御される、請求項1に記載のタッチスイッチシステム。
- 前記第1タッチスイッチ装置は、前記第1交流信号として第1周波数及び第2周波数を切り替え可能に構成され、
前記第2タッチスイッチ装置は、前記第1交流信号として第3周波数及び第4周波数を切り替え可能に構成され、
前記第1周波数、前記第2周波数、前記第3周波数、及び、前記第4周波数は、互いに異なる、請求項1又は2に記載のタッチスイッチシステム。 - 前記第3周波数は前記第1周波数及び前記第2周波数の間に設定され、
前記第2周波数は前記第3周波数及び前記第4周波数の間に設定される、請求項3に記載のタッチスイッチシステム。 - 前記スイッチ部において前記第1交流信号と同じ周波数を有するノイズの有無を判定するノイズ判定部を更に備え、
前記ノイズ判定部によって前記ノイズが有ると判定された場合、前記第1交流信号の周波数を切り替えるように制御する、請求項3又は4に記載のタッチスイッチシステム。 - 第1交流信号が印加される送信電極と、前記送信電極に交差又は対向し、第2交流信号を受信する受信電極と、前記送信電極及び前記受信電極の交差部分又は対向部分に形成される少なくとも一つのスイッチ部と、を備え、互いに隣り合うように配置される第1タッチスイッチ装置及び第2タッチスイッチ装置を含むタッチスイッチシステムであって、
前記第1タッチスイッチ装置における前記第1交流信号、及び、前記第2タッチスイッチ装置における前記第1交流信号は、互いに異なる周波数を有し、
前記第1タッチスイッチ装置は、前記第1交流信号として第1周波数及び第2周波数を切り替え可能に構成され、
前記第2タッチスイッチ装置は、前記第1交流信号として第3周波数及び第4周波数を切り替え可能に構成され、
前記第1周波数、前記第2周波数、前記第3周波数、及び、前記第4周波数は、互いに異なる、タッチスイッチシステム。
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