JP7202870B2 - 走行に適した靴 - Google Patents
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Description
前記アッパー1は脚が延び出る開口10を足関節よりも上方に有し、
前記アッパー1は足を覆う足部11と、足関節および脚を覆う脚部12とが連なり、
前記アッパー1は内側部13と外側部14とが締付具3により足および脚に沿うよう互いに引き寄せられ、
前記内側部13および外側部14における前記締付具3が係合する側縁部15が剛性部材で形成され、
前記足部11の後端部において踵を覆う踵部16が剛性部材で形成され、
前記側縁部15と前記踵部16との間に前記剛性部材よりも柔軟な素材で形成された柔軟部17が設けられていると共に、
前記柔軟部17の少なくとも一部に、前記側縁部15の上端部15Eと、前記踵部16の後端部16Eとの間の伸びを抑制する伸び抑制部18が配置されている。
前記アッパー1は脚が延び出る開口10を足関節よりも上方に有し、
前記アッパー1は足を覆う足部11と、足関節および脚を覆う脚部12とが連なり、
前記アッパー1は内側部13と外側部14とが締付具3により足および脚に沿うよう互いに引き寄せられ、
前記内側部13および外側部14における前記締付具3が係合する側縁部15が剛性部材で形成され、
前記足部11の後端部において踵を覆う踵部16が剛性部材で形成され、
前記側縁部15は上端部15Eから踝よりも前方の中間部15Mまで斜め下方の前方に向かって延び、
前記側縁部15の上端部15Eから前記中間部15Mにわたって第1剛性パーツ21が配置されている。
前記収容部15Bの上端部15Eから前記中間部15Mまでにわたって第1剛性パーツ21が収容されている。
前記第1剛性パーツ21は前記上端部15Eから延長部15Xまで延びている。
前記第2剛性パーツ22の弾性率が前記第1剛性パーツ21の弾性率よりも小さい。
また、第2剛性パーツ22の剛性が高いと第2剛性パーツ22の屈曲に伴い第2剛性パーツ22の損傷を招くことがあるが、第2剛性パーツ22の剛性が比較的小さい場合、第2剛性パーツ22に伸びが生じ、前記損傷を抑制し得る。
なお、第1剛性パーツ21は収容部15Bに収容されていなくてもよい。例えば、縫合や接着等で剛性パーツ21が側縁部に固定されていてもよい。
なお、第1部18Aおよび第2部18Bのうち、第1部18Aのみ又は第2部18Bのみを備えていてもよい。
前記第2剛性パーツ22は舌片5内に形成された袋状の収容部(図示せず)に収容されていてもよい。なお、両剛性パーツ21,22の弾性率は同じであってもよい。
更に、前記第2剛性パーツ22の弾性率が前記第1剛性パーツ21の弾性率よりも大きくてもよい。
なお、第2剛性パーツ22は樹脂の非発泡体などで形成されていてもよい。
本例の場合、柔軟部17は符号17a,17b,17cで示すように配置されている。中足部に配置された前記柔軟部17cは剛性部材や他の部材に置き換えられていてもよい。また、各柔軟部17a,17b,17cを設けずに、踵部16の上方のアッパー1の背面部のみに柔軟部が設けられていてもよい。
本例については図1~図6の実施例1と相違する部分について主に説明する。
たとえば、各剛性パーツはFRPや金属の他、硬質のゴムで形成されてもよい。
シューレースに代え、あるいは、シューレースに加えて、締付部材としてベルトが採用されてもよい。また、スパイクを有していなくてもよい。
したがって、そのような変更および修正は請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
15:側縁部 15B:収容部 15E:上端部 15F:前端部 15M:中間部 15X:延長部
16:踵部 16E:後端部 16M:中間部
17、17a~17c:柔軟部
18:伸び抑制部 18A:第1部 18B:第2部
21:第1剛性パーツ 22:第2剛性パーツ 22h:貫通孔 22N:切欠き
3:締付具 30:操作部
4:ソール 4F:前足部 41:スパイク
5:舌片
F:足 H:踵 L:脚 J:足関節 N:踝
Claims (14)
- ソールとアッパーとを備え走行に適した靴であって、
前記アッパー1は脚が延び出る開口10を足関節よりも上方に有し、
前記アッパー1は足を覆う足部11と、足関節および脚を覆う脚部12とが連なり、
前記アッパー1は内側部13と外側部14とが締付具3により足および脚に沿うよう互いに引き寄せられ、
前記内側部13および外側部14における前記締付具3が係合する側縁部15が剛性部材で形成され、
前記足部11の後端部において踵を覆う踵部16が剛性部材で形成され、
前記側縁部15と前記踵部16との間に前記剛性部材よりも柔軟な素材で形成された柔軟部17が設けられていると共に、
前記柔軟部17の少なくとも一部に、前記側縁部15の上端部15Eと、前記踵部16の後端部16Eとの間の伸びを抑制する伸び抑制部18が配置され、
ここにおいて、前記伸び抑制部18は柔軟部17の素材よりも弾性率の大きい素材で形成され、
前記伸び抑制部18は前記側縁部15の上端部15Eから前記踵部16の後端部16Eまで斜め下方に向かって帯状に延びて配置された第1部18Aを包含する、靴。 - 請求項1において、前記伸び抑制部18は非伸性の素材で形成されている、靴。
- 請求項1において、
前記伸び抑制部18は前記側縁部15の上端部15Eと前記側縁部15の前端部15Fとの間の中間部15Mから前記踵部16の後端部16Eよりも前方の中間部16Mまで斜め下方の後方に向かって延びて配置された第2部18Bを更に包含する、靴。 - 請求項1~3のいずれか1項において、内外の前記各側縁部15が非伸縮材で形成されている、靴。
- 請求項4において、前記各側縁部15の少なくとも一部には袋状の収容部15Bが形成され、前記収容部15Bは少なくとも前記側縁部15の上端部15Eから踝よりも前方の中間部15Mまで斜め下方の前方に向かって延び、
前記収容部15Bの上端部15Eから前記中間部15Mまでにわたって第1剛性パーツ21が収容されている、靴。 - 請求項5において、前記第1剛性パーツ21の少なくとも一部を前記締付具3が覆うように、前記第1剛性パーツ21および締付具3が配置されている、靴。
- 請求項6において、前記袋状の収容部15Bは前記中間部15Mから更に前記踵部16よりも前方まで斜め前方の下方に向かって前記ソール4まで延びる延長部15Xを有し、
前記第1剛性パーツ21は前記上端部15Eから延長部15Xまで延びている、靴。 - 請求項5~7のいずれか1項において、前記内外の側縁部15の間には脚前面から足甲に沿う第2剛性パーツ22が設けられ、
前記第2剛性パーツ22の弾性率が前記第1剛性パーツ21の弾性率よりも小さい、靴。 - ソールとアッパーとを備え走行に適した靴であって、
前記アッパー1は脚が延び出る開口10を足関節よりも上方に有し、
前記アッパー1は足を覆う足部11と、足関節および脚を覆う脚部12とが連なり、
前記アッパー1は内側部13と外側部14とが締付具3により足および脚に沿うよう互いに引き寄せられ、
前記内側部13および外側部14における前記締付具3が係合する側縁部15が剛性部材で形成され、
前記足部11の後端部において踵を覆う踵部16が剛性部材で形成され、
前記側縁部15は上端部15Eから踝よりも前方の中間部15Mまで斜め下方の前方に向かって延び、
前記側縁部15の上端部15Eから前記中間部15Mにわたって第1剛性パーツ21が配置されている、靴。 - 請求項9において、前記各側縁部15の少なくとも一部には袋状の収容部15Bが形成され、前記収容部15Bは少なくとも前記側縁部15の上端部15Eから踝よりも前方の中間部15Mまで斜め下方の前方に向かって延び、
前記収容部15Bの上端部15Eから前記中間部15Mまでにわたって第1剛性パーツ21が収容されている、靴。 - 請求項10において、前記第1剛性パーツ21の少なくとも一部を前記締付具3が覆うように、前記第1剛性パーツ21および締付具3が配置されている、靴。
- 請求項11において、前記袋状の収容部15Bは前記中間部15Mから更に前記踵部16よりも前方まで斜め前方の下方に向かって前記ソール4まで延びる延長部15Xを有し、
前記第1剛性パーツ21は前記上端部15Eから延長部15Xまで延びている、靴。 - 請求項9~12のいずれか1項において、前記内外の側縁部15の間には脚前面から足甲に沿う第2剛性パーツ22が設けられている、靴。
- 請求項13において、前記第2剛性パーツ22の弾性率が前記第1剛性パーツ21の弾性率よりも小さい、靴。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018233444A JP7202870B2 (ja) | 2018-12-13 | 2018-12-13 | 走行に適した靴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018233444A JP7202870B2 (ja) | 2018-12-13 | 2018-12-13 | 走行に適した靴 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020092889A JP2020092889A (ja) | 2020-06-18 |
JP7202870B2 true JP7202870B2 (ja) | 2023-01-12 |
Family
ID=71085903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018233444A Active JP7202870B2 (ja) | 2018-12-13 | 2018-12-13 | 走行に適した靴 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7202870B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
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US20120198730A1 (en) | 2011-02-08 | 2012-08-09 | Wolverine World Wide, Inc. | Footwear and related method of manufacture |
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2018
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US20120198730A1 (en) | 2011-02-08 | 2012-08-09 | Wolverine World Wide, Inc. | Footwear and related method of manufacture |
JP2018019745A (ja) | 2016-08-01 | 2018-02-08 | 株式会社アシックス | 履物 |
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