JP4957978B2 - 紐締めフィッティング構造を備えた靴 - Google Patents
紐締めフィッティング構造を備えた靴 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4957978B2 JP4957978B2 JP2011521834A JP2011521834A JP4957978B2 JP 4957978 B2 JP4957978 B2 JP 4957978B2 JP 2011521834 A JP2011521834 A JP 2011521834A JP 2011521834 A JP2011521834 A JP 2011521834A JP 4957978 B2 JP4957978 B2 JP 4957978B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foot
- eyelets
- side edge
- eyelet
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
また、ベルトが互いに前後方向に連なっており、かつ、アッパーの伸縮部材にベルトの先端が付着されており、そのため、ベルトの自由な変位が妨げられるだろう。
また、ハトメ飾りは前後に連なっているので、ハトメは前後に移動しないだろう。したがって、ハトメの自由な移動が妨げられる。
また、この文献6の発明において、ゴムシートや伸縮布で構成されたサイドパネルは足の側面の広い部分を覆っており、また、中足骨よりも後方の部位まで覆っている。そのため、アッパーによる着用者の足の保持や支持機能が損なわれるだろう。
また、足の前後方向についても第2ハトメが移動することで、アッパーのフィット性能が更に向上するだろう。
すなわち、第2ハトメは足の周方向および前後方向の双方に移動する。
したがって、本発明の「ハトメ」にはループ材からなるハトメ部材で形成された貫通孔が含まれ、また、U字状の金具や樹脂などからなるハトメ部材で形成されたハトメが含まれる。
また、この場合、前記第1趾のMP関節よりも前方や第4趾のリスフラン関節の後方に、前記第2ハトメが配置されていない。そのため、アッパーによる足の支持が不安定になるおそれがない。
この移動は、第2ハトメに係合するシューレース手段の張力の変化が増大するのを抑制するだろう。それ故、アッパーのフィット性が高いだろう。
また、前記の位置以外に第2ハトメが配置されていない場合、足の支持が不安定になりにくい。
また、前記第2ハトメはシューレースによるアッパーの緊締を緩くする。
したがって、前記第2ハトメの数は前記第1ハトメの数よりも少ないのが好ましいだろう。
更に、前記第2ハトメの数は、足の内側および外側において各々、1個のみであるのがより好ましいと推測される。
かかる観点から、第2開口の前後方向の前半部と後半部の各々において、前記第1ハトメが互いに対向するように配置されるのが好ましいだろう。
また、第1ハトメは足の保持を安定させる。したがって、前記第2ハトメが内側または外側に複数設けられ、前記内側または外側の複数の第2ハトメの間には前記第1ハトメが設けられていてもよい。
また、サイドパネルの先端部が下端部を中心に回転することで、足の前後方向にも第2ハトメが移動する。したがって、アッパーのフィット性能が更に高まるだろう。
すなわち、第2ハトメは足の周方向および前後方向の双方に移動する。
しかし、サイドパネルが足の側面に接するようにサイドパネルが設けられているのが好ましい。この場合は、足囲の変化に対し直ちにサイドパネルが伸びる。
本態様によれば、伸縮する中間部が一対設けられた場合、一対の中間部の長さが足囲の変化に応じて大きく変化することが可能である。したがって、アッパーのフィット性能が更に高くなるだろう。
また、前記の位置以外に第2ハトメが配置されていない場合、足の支持が不安定になりにくい。
また、前記第2ハトメはシューレースによるアッパーの緊締を緩くする。
したがって、前記第2ハトメの数は前記第1ハトメの数よりも少ないのが好ましいだろう。
更に、前記第2ハトメの数は、足の内側および外側において各々、1個のみであるのがより好ましいと推測される。
かかる観点から、第2開口の前半部と後半部の各々において、前記第1ハトメが互いに対向するように配置されるのが好ましいだろう。
前記第2ハトメが内側または外側に複数設けられ、前記内側または外側の複数の第2ハトメの間には前記第1ハトメが設けられていてもよい。
以下、本発明の第1実施例が図1〜図9を参照して説明される。
以下の説明では、左足用の靴が例示される。また、以下の図において、矢印OUTは靴の外側方向、矢印INは靴の内側方向を示す。
図1に示す紐締めフィッティング構造を備えた靴は、ソール1、アッパー2およびシューレース3を備えている。
ソール1は着地の衝撃を吸収するものである。アッパー2は足の甲を包むもので、舌片4(主部の一部)を有している。シューレース3はアッパー2を足の甲にフィットさせるためのものである。
図1および図2において、前記シューレース3の両端部分は図示が省略されているが、アッパー2内に足を挿入した後に、前記端部同士は互いに固く結ばれる。シューレース3の端部同士が互いに結ばれることにより、アッパー2が足に対しタイトな状態でフィットする。
なお、シューレース3の各端部はアッパー2に設けた固定具に固く止められてもよい。
図3および図4に示すように、第2開口P2は第1開口P1の前方Y1、すなわち、足の爪先Tに向って設けられた開口である。第2開口P2はアッパー2の上部において、前後方向Yに長く設けられている。前記2つの開口P1,P2は互いに連なっている。前記舌片4は前記第2開口P2を下方Z2から閉じ、足の甲Isを上方から覆う。
図5および図6において、前記アッパー2は、メインアッパー(主部)2M、側縁部20、第1および第2サイドパネル51,52を備えている。
前記メインアッパー2Mは、図3の足の内側面S1、図4の外側面S2、爪先T、甲Isおよび背面Bを覆う。メインアッパー2Mには、前記第1開口P1および第2開口P2が形成されており、前記第2開口P2の前端において連なる前記舌片4が含まれる。
なお、前記テープ材2tは周知の構造であり、図1〜図6において図示が省略ないし簡略化されている。
前記先端部53は前記中間部55および下端部54を介してのみ前記メインアッパー2Mおよびソール1に繋がっている。なお、下端部54はソール1に固着されずにメインアッパー2Mに縫着されていてもよい。
なお、図1においては第1ハトメH1および第2ハトメH2には、ハトメの前後方向Yの位置を区別するために、前から後に向って順に下付数字が付されているが、各実施例の説明や図2以後においては下付数字が省略される。
図4の第2サイドパネル52は帯状に形成されており、前記メインアッパー2Mの内部の空間において前記外側面S2に沿って上方ないし斜め上方に向って前記足の外側面S2に巻き付き、外側面S2の一部を覆う。
しかし、図5の前記各サイドパネル51,52の中間部55には、図3および図4に明示するように、千鳥状に複数の円形の貫通孔55hが形成されている。前記サイドパネル51,52の延びる方向に大きな引張力が負荷されると、前記貫通孔55hの形状が楕円形に変化すると共に、中間部55が足の周方向に伸びる。
一方、図4の前記外側の第2ハトメH2は第4趾f4の中足骨B44の骨頭B44hよりも後方Y2で、かつ、前記第4趾f4の中足骨B44の骨底B44bよりも前方Y1の位置に配置されるのが好ましい。
図3および図4に示すように、第2ハトメH2の前方Y1には少なくとも内外一対の第1ハトメH1を設けるのが好ましく、複数対の第1ハトメH1を設けるのが更に好ましい。
また、第2ハトメH2の後方Y2には少なくとも内外一対の第1ハトメH1を設けるのが好ましく、複数対の第1ハトメH1を設けるのが更に好ましい。
第1ハトメH1に挿通されたシューレースによりアッパーが緊締され、これにより支持が安定する。
図10および図11は第2実施例を示す。
なお、「ゴム弾性」とは、加硫ゴムのように、大きな塑性変形を生じることなく繰り返し伸び縮み(弾性変形)可能な性質を意味する。
つぎに、第3実施例が図12〜図15Bを参照して説明される。
前記第2部59は前記前後方向Yおよび周方向Rの双方に伸縮可能である。
なお、第1部50を形成する補強材50aを設ける必要はない。
つぎに、第4実施例が図16〜図20を参照して説明される。
なお、伸縮部5A,5Bの部位には網点が施されている。
これにより、第2ハトメH2は前後方向Yよりも周方向Rに移動し易い。
まず、以下に示す試験例1〜4および比較例の靴を用意した。
D1は内外の第1ハトメH11の近傍に貼付したマーカー間の距離である。
D2は内外の第1ハトメH12の近傍に貼付したマーカー間の距離である。
D3は内外の第2ハトメH23の近傍に貼付したマーカー間の距離である。
D4は内外の第1ハトメH14の近傍に貼付したマーカー間の距離である。
D5は内外の第1ハトメH15の近傍に貼付したマーカー間の距離である。
D6は内外の第1ハトメH16の近傍に貼付したマーカー間の距離である。
この結果について、以下に考察が説明される。
これは、図8の踵を上昇させた時の足囲の変化に応じて、伸縮部が伸縮したためであると考えられる。
その理由について考察する。
まず、図26Aおよび図26Bに示すアスレチックシューズを用い、シューレースのみを代えて以下に示す試験例11〜17を用意した。図26Aの靴において、ハトメH31、H32の位置は図3の靴の第1ハトメH11、H12の位置に相当し、図26AのハトメH35、H36の位置は図3の第1ハトメH14、H15の位置に相当する。また、図3の第2ハトメH23は図26AのハトメH33、H34の間の位置に相当する。なお、前記試験に合わせ、ハトメの使用数を6とした。
本官能テストの結果は、周知の一対比較(AHP)法によって各試験例11〜16について評価数値を算出した。この算出結果を図24の棒グラフに示す。
一方、伸縮シューレース32をハトメH35に設けた試験例13,15および16は小さい数値を示しており、足を安定して保持できないことが分る。
特に、伸縮シューレース32を3つのハトメH33−H35にわたって設けた場合には、足の保持が不安定になることが分る。
この結果について以下に考察が説明される。
特に、ハトメH33間のみを伸縮シューレース32で締結した試験例11は各ハトメ間距離D1〜D6の変化が小さい。
たとえば、サイドパネルはメインアッパーの外表面に沿って設けられてもよい。また、サイドパネルの伸縮部は足の内側面または外側面の一方にのみ設けられてもよい。
2:アッパー
2M:メインアッパー
2t:テープ材
20:側縁部
20A:第1側縁部
20B:第2側縁部
21:内側面
22:外側面
23:表面材
24:裏面材
25:切欠き
29:収容部
3:シューレース
4:舌片
5:伸縮部
5A:伸縮部
5B:伸縮部
50:第1部
50a:補強材
59:第2部
51:第1サイドパネル
52:第2サイドパネル
53:(サイドパネルの)先端部
53a:ハトメ部材
53b:ハトメ部材
54:(サイドパネルの)下端部
55:(サイドパネルの)中間部
55h:貫通孔
B:背面
B41 :第1趾の中足骨
B41 h:(第1趾の中足骨の)骨頭
B41 b:(第1趾の中足骨の)骨底
B45 :第5趾の中足骨
B45 h:(第5趾の中足骨の)骨頭
B45 b:(第5趾の中足骨の)骨底
f1:第1趾
f4:第4趾
f5:第5趾
H1:第1ハトメ
H2:第2ハトメ
IN:内側方向
Is:甲
OUT:外側方向
P1:(アッパーの)第1開口
P2:(アッパーの)第2開口
Le:脚
LJ:リスフラン関節
MP:MP関節
R:周方向
S1:(足の)内側面
S2:(足の)外側面
T:爪先
Y:前後方向
Y1:前方
Y2:後方
Z1:上方
Z2:下方
Claims (13)
- 紐締めフィッティング構造を備えた靴であって、
着地の衝撃を吸収するソールと、足の甲を包むアッパーと、前記アッパーを足の甲にフィットさせるためのシューレース手段とを有し、
前記アッパーは、着用時に脚が上方に出る第1開口と、前記第1開口の前方に設けられた第2開口とを有しており、前記2つの開口は、前後に互いに連なっており;
前記アッパーは、
足の内側面、外側面、爪先、甲および背面を覆う主部と、
前記第2開口の側縁に沿って設けられ前記シューレース手段が通過すると共に係合する複数の第1ハトメを有する側縁部と、
前記主部の内部または外部の空間において前記内側面に沿って上方ないし斜め上方に向って前記足の内側面を覆う第1サイドパネルと、
前記主部の内部または外部の空間において前記外側面に沿って上方ないし斜め上方に向って前記足の外側面を覆う第2サイドパネルとを備え、ここにおいて、
前記各サイドパネルは、前記サイドパネルの先端に設けられ前記シューレース手段が通過すると共に係合する第2ハトメを有する先端部と、
前記主部および/または前記ソールに付着される下端部と、
前記先端部と前記下端部との間に配置され前記先端部が前記下端部に対して足の前後方向に移動するのを許容する中間部とを備え、
ここにおいて、前記両サイドパネルのうちの少なくとも一方のサイドパネルは、前記先端部から前記下端部までの長さが大きくなるように前記中間部が伸縮し、
ここにおいて、足の前後方向において前記第2ハトメが第1趾の中足趾節間関節から第4趾のリスフラン関節までの間にのみ配置されており、前記第1趾の中足趾節間関節よりも前方および第4趾のリスフラン関節よりも後方には配置されていない。 - 請求項1の靴において、前記両サイドパネルの双方において、前記先端部から前記下端部までの長さが大きくなるように前記中間部が伸縮する。
- 請求項2の靴において、前記足の内側の第2ハトメが第1趾の中足趾節間関節よりも後方で、かつ、前記第1趾の中足骨の骨底よりも前方の位置にのみ配置され、
前記外側の第2ハトメが第4趾の中足趾節間関節よりも後方で、かつ、前記第4趾の中足骨の骨底よりも前方の位置にのみ配置されている。 - 請求項1の靴において、足の内側において前記第2ハトメは1個もしくは2個設けられ、かつ、3個以上設けられておらず、
足の外側において前記第2ハトメは1個もしくは2個設けられ、3個以上設けられていない。 - 請求項4の靴において、前記第2ハトメが内側または外側に複数設けられ、前記内側または外側の複数の第2ハトメの間には前記第1ハトメが設けられている。
- 紐締めフィッティング構造を備えた靴であって、
着地の衝撃を吸収するソールと、足の甲を包むアッパーと、前記アッパーを足の甲にフィットさせるためのシューレース手段とを有し、
前記アッパーは、着用時に脚が上方に出る第1開口と、前記第1開口の前方に設けられた第2開口とを有しており、前記2つの開口は、前後に互いに連なっており;
前記アッパーは、
足の内側面、外側面、爪先、甲および背面を覆う主部と、
前記第2開口の側縁に沿って設けられ、前記シューレース手段が通過すると共に係合する複数の第1ハトメおよび1以上の第2ハトメをそれぞれ有する第1および第2側縁部とを備え、ここにおいて、
足の屈曲時に前記第2側縁部が前記主部に対して足の周方向、前方および後方に移動できるように、前記両側縁部および主部よりも伸縮し易く、かつ、前記足の屈曲時に前記第2側縁部の少なくとも周方向の近傍において前記足の周方向に伸縮可能で、かつ、前記第2側縁部の前方および後方において前後方向に伸縮可能な状態で配置された伸縮部を介して前記第2側縁部が前記主部に繋がっており、
前記伸縮部よりも伸縮し難い前記主部は足の外側において第5趾のリスフラン関節および中足骨骨底を覆い、前記主部は足の内側において第1趾の中足骨の骨底および/または骨頭を覆っており、
ここにおいて、足の前後方向において前記第2ハトメが第1趾の中足趾節間関節から第4趾のリスフラン関節までの間にのみ配置されており、前記第1趾の中足趾節間関節よりも前方および第4趾のリスフラン関節よりも後方には配置されていない。 - 請求項6の靴において、前記1以上の第2ハトメは複数個の第2ハトメからなり、前記第2ハトメが足の内側と外側の前記第2側縁部に各々設けられている。
- 請求項7の靴において、前記足の内側の第2ハトメが第1趾の中足趾節間関節よりも後方で、かつ、前記第1趾の中足骨の骨底よりも前方の位置にのみ配置され、
前記外側の第2ハトメが第4趾の中足趾節間関節よりも後方で、かつ、前記第4趾の中足骨の骨底よりも前方の位置にのみ配置されている。 - 請求項6の靴において、足の内側において前記第2ハトメは1個もしくは2個設けられ、かつ、3個以上設けられておらず、
足の外側において前記第2ハトメは1個もしくは2個設けられ、かつ、3個以上設けられていない。 - 請求項9の靴において、前記第2ハトメが内側または外側に複数設けられ、前記内側または外側の複数の第2ハトメの間には前記第1ハトメが設けられている。
- 紐締めフィッティング構造を備えた靴であって、
着地の衝撃を吸収するソールと、足の甲を包むアッパーと、前記アッパーを足の甲にフィットさせるためのシューレース手段とを有し、
前記アッパーは、着用時に脚が上方に出る第1開口と、前記第1開口の前方に設けられた第2開口とを有しており、前記2つの開口は、前後に互いに連なっており;
前記アッパーは、
足の内側面、外側面、爪先、甲および背面を覆う主部と、
前記第2開口の側縁に沿って設けられ、前記シューレース手段が通過すると共に係合する複数の第1ハトメおよび1以上の第2ハトメをそれぞれ有する第1および第2側縁部とを備え、ここにおいて、
足の屈曲時に前記第2側縁部が前記主部に対して足の周方向、前方および後方に移動できるように、前記両側縁部および主部よりも伸縮し易く、かつ、前記足の屈曲時に前記第2側縁部の少なくとも周方向の近傍において前記足の周方向に伸縮可能で、かつ、前記第2側縁部の前方および後方において前後方向に伸縮可能な状態で配置された伸縮部を介して前記第2側縁部が前記主部に繋がっており、
前記伸縮部よりも伸縮し難い前記主部は足の外側において第5趾のリスフラン関節および中足骨骨底を覆い、前記主部は足の内側において第1趾の中足骨の骨底および/または骨頭を覆っており、
前記伸縮部は前記第2側縁部を前方、後方および下方から囲んでおり、
前記第2側縁部の前方および後方において前記第2開口の側縁に沿って配置された第1部と、
前記第2側縁部の下方に配置された第2部とを備え、前記第1部が前記第2部よりも伸縮しにくい。 - 請求項11の靴において、前記第2開口は前記第1部の部位において湾曲しており、前記第1部は前記第2開口に沿って湾曲しており、
ここにおいて、前記湾曲した第1部は直線状に変形することで前記前後方向に伸び、かつ、前記湾曲した第1部の曲率が大きくなることで前記前後方向に縮む。 - 紐締めフィッティング構造を備えた靴であって、
着地の衝撃を吸収するソールと、足の甲を包むアッパーと、前記アッパーを足の甲にフィットさせるためのシューレース手段とを有し、
前記アッパーは、着用時に脚が上方に出る第1開口と、前記第1開口の前方に設けられた第2開口とを有しており、前記2つの開口は、前後に互いに連なっており;
前記アッパーは、
足の内側面、外側面、爪先、甲および背面を覆う主部と、
前記第2開口の側縁に沿って設けられ、前記シューレース手段が通過すると共に係合する複数の第1ハトメおよび1以上の第2ハトメをそれぞれ有する第1および第2側縁部とを備え、ここにおいて、
足の屈曲時に前記第2側縁部が前記主部に対して足の周方向、前方および後方に移動できるように、前記両側縁部および主部よりも伸縮し易く、かつ、前記足の屈曲時に前記第2側縁部の少なくとも周方向の近傍において前記足の周方向に伸縮可能で、かつ、前記第2側縁部の前方および後方において前後方向に伸縮可能な状態で配置された伸縮部を介して前記第2側縁部が前記主部に繋がっており、
前記伸縮部よりも伸縮し難い前記主部は足の外側において第5趾のリスフラン関節および中足骨骨底を覆い、前記主部は足の内側において第1趾の中足骨の骨底および/または骨頭を覆っており、
前記伸縮部は前記足の内側面または外側面の一部を覆い、かつ、前記内側面および外側面において、前記アッパーの主部を横断しておらず、
前記伸縮部の下方において、前記主部における前記伸縮部よりも前方の部位と前記主部における前記伸縮部よりも後方の部位とが前記伸縮部よりも伸縮しにくい部材を介して連なっている。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011521834A JP4957978B2 (ja) | 2009-07-06 | 2010-01-29 | 紐締めフィッティング構造を備えた靴 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JPPCT/JP2009/003130 | 2009-07-06 | ||
PCT/JP2009/003130 WO2011004422A1 (ja) | 2009-07-06 | 2009-07-06 | 紐締めフィッティング構造を備えた靴 |
JP2011521834A JP4957978B2 (ja) | 2009-07-06 | 2010-01-29 | 紐締めフィッティング構造を備えた靴 |
PCT/JP2010/051275 WO2011004618A1 (ja) | 2009-07-06 | 2010-01-29 | 紐締めフィッティング構造を備えた靴 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4957978B2 true JP4957978B2 (ja) | 2012-06-20 |
JPWO2011004618A1 JPWO2011004618A1 (ja) | 2012-12-20 |
Family
ID=46506087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011521834A Active JP4957978B2 (ja) | 2009-07-06 | 2010-01-29 | 紐締めフィッティング構造を備えた靴 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4957978B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5986700B1 (ja) * | 2015-10-08 | 2016-09-06 | 株式会社アシックス | アッパーおよびソールを有する靴 |
WO2020129117A1 (ja) | 2018-12-17 | 2020-06-25 | 株式会社アシックス | 靴のアッパーの締付構造及び靴 |
-
2010
- 2010-01-29 JP JP2011521834A patent/JP4957978B2/ja active Active
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5986700B1 (ja) * | 2015-10-08 | 2016-09-06 | 株式会社アシックス | アッパーおよびソールを有する靴 |
AU2015367820B1 (en) * | 2015-10-08 | 2016-11-17 | Asics Corporation | Shoe having upper and sole |
WO2017061002A1 (ja) * | 2015-10-08 | 2017-04-13 | 株式会社アシックス | アッパーおよびソールを有する靴 |
US10212989B2 (en) | 2015-10-08 | 2019-02-26 | Asics Corporation | Shoe having upper and sole |
WO2020129117A1 (ja) | 2018-12-17 | 2020-06-25 | 株式会社アシックス | 靴のアッパーの締付構造及び靴 |
JPWO2020129117A1 (ja) * | 2018-12-17 | 2021-11-25 | 株式会社アシックス | 靴のアッパーの締付構造及び靴 |
JP7357003B2 (ja) | 2018-12-17 | 2023-10-05 | 株式会社アシックス | 靴のアッパーの締付構造及び靴 |
US11819089B2 (en) | 2018-12-17 | 2023-11-21 | Asics Corporation | Fastening structure of upper of shoe and shoe |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2011004618A1 (ja) | 2012-12-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2011004618A1 (ja) | 紐締めフィッティング構造を備えた靴 | |
JP5674993B2 (ja) | 紐締めフィッティング構造 | |
JP4918571B2 (ja) | アッパーのフィット性を改良した運動靴 | |
US7380354B2 (en) | Shoe that fits to a foot with belts | |
WO2015181928A1 (ja) | 靴のアッパー | |
JP4293557B2 (ja) | 靴 | |
JPWO2008047659A1 (ja) | アッパーのフィット性を改良した運動靴 | |
JP6068775B2 (ja) | 靴のアッパー | |
JP6716795B1 (ja) | 靴 | |
WO2020067476A1 (ja) | シューズ | |
JP4957978B2 (ja) | 紐締めフィッティング構造を備えた靴 | |
JP4351199B2 (ja) | アッパーのフィット性を改良した運動靴 | |
JP6310545B2 (ja) | 靴のアッパー | |
JP2006314656A (ja) | 履物 | |
JP2005329270A6 (ja) | アッパーのフィット性を改良した運動靴 | |
JP7202870B2 (ja) | 走行に適した靴 | |
JP6871209B2 (ja) | シューズ | |
JP4957979B2 (ja) | 紐締めフィッティング構造を備えた靴 | |
US10212989B2 (en) | Shoe having upper and sole | |
JP2016174657A (ja) | シューズのアッパー構造 | |
WO2021199290A1 (ja) | 履物 | |
JP2022156803A (ja) | シューズのアッパー構造およびシューズ | |
JP2008212630A (ja) | サポーター及び履物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120221 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120307 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150330 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4957978 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |