JP7202243B2 - ポリオレフィン系樹脂用防曇剤及びその利用 - Google Patents
ポリオレフィン系樹脂用防曇剤及びその利用 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7202243B2 JP7202243B2 JP2019071104A JP2019071104A JP7202243B2 JP 7202243 B2 JP7202243 B2 JP 7202243B2 JP 2019071104 A JP2019071104 A JP 2019071104A JP 2019071104 A JP2019071104 A JP 2019071104A JP 7202243 B2 JP7202243 B2 JP 7202243B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- weight
- antifogging
- agent
- fatty acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
従来、これらのトラブルを防ぐために、ポリオレフィン樹脂中に帯電防止剤(各種界面活性剤)を練り込み、静電気によるトラブルを防ぐことが行われてきた。この場合、いわゆる練り込み型帯電防止剤では、帯電防止剤が逐次表面に移行(ブリード)し、表面に導電膜を形成することにより、帯電防止効果を発現するものと推測されている。
これらの問題を解決するためにやはり各種界面活性剤からなる防曇剤を樹脂に練り込み、樹脂表面の濡れ性を上げることにより表面に水滴を形成させないようにする方法が採用されている
また、特許文献2の防曇剤では、ブリード量が多い特殊な状況でしか性能が発揮されないために、通常の条件で成形したフィルムでは防曇性が発揮されず、また防曇性が長期間維持できないことが確認された。
脂肪族アミンのエチレンオキサイド付加物である成分(C)をさらに含むと好ましい。
前記成分(A)が脂肪族アミンのエチレンオキサイド付加物と脂肪酸とのジエステル化物(A-2)を含むと好ましい。
脂肪族アミンのエチレンオキサイド付加物である成分(C)をさらに含むと好ましい。
樹脂組成物全体に占める前記防曇剤の重量割合が0.01~30重量%であると好ましい。
ポリプロピレンフィルムであると好ましい。
本発明の樹脂組成物は、長期間にわたり防曇性が維持される。
成分(A)は脂肪族アミンのエチレンオキサイド付加物と脂肪酸とのエステルであり、ポリオレフィン系樹脂と防曇剤とを相溶させる成分である。
本発明の防曇剤においては、一つの形態として、成分(A)は成分(A-2)を必須に含む。成分(A)が成分(A-2)を含まない場合、ポリオレフィン系樹脂と防曇剤との相溶性が不足するためにブリードに偏りが生じ、表面の親水性が不均一となるために長期間にわたり防曇性を維持できない。
成分(A)は、成分(A-2)単独で構成されていてもよく、成分(A-1)と成分(A-2)の混合物で構成されていてもよい。
成分(A)は、成分(A-1)を含んでも良い。成分(A)が成分(A-1)を含むと、防曇成分とポリオレフィン系樹脂との相溶性が良好となるため、好ましい。
R1の炭素数は8~22であり、より好ましくは12~18である。R1の炭素数が8未満であると、ポリオレフィン系樹脂との相溶性が低下し、長期間にわたり防曇性を維持できないことがあり、また、ブリード過多による透明性不良を起こすことがある。一方、炭素数が22を超えると、防曇剤中の防曇成分のブリードが阻害され、防曇性が低下する事がある。
R2の炭素数は7~21であり、より好ましくは11~17である。R2の炭素数が7未満であると、ポリオレフィン系樹脂との相溶性が低下し、長期間にわたり防曇性を維持できないことがあり、また、ブリード過多による透明性不良を起こすことがある。一方、炭素数が21を超えると、防曇剤中の防曇成分のブリードが阻害され、防曇性が低下することがある。
R1及びR2の炭素数はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。
成分(A-2)は、上述のように本発明の防曇剤の1つの形態として、成分(A)に必須に含まれるものである。成分(A-2)が下記一般式(2)で示される化合物であると、防曇剤とポリオレフィン系樹脂との相溶性の観点から、好ましい。
R3の炭素数は8~22であり、12~18がさらに好ましい。炭素数が8未満であると、ポリオレフィン系樹脂との相溶性が低下し、長期間にわたり防曇性を維持できないことがあり、また、ブリード過多による透明性不良を起こすことがある。一方、炭素数が22を超えると、防曇剤中の防曇成分のブリードが阻害され、防曇性が低下することがある。
R4及びR5の炭素数は7~21であり、11~17がさらに好ましい。炭素数が7未満であると、ポリオレフィン系樹脂との相溶性が低下し、長期間にわたり防曇性を維持できないことがあり、また、ブリード過多による透明性不良を起こすことがある。一方、炭素数が21を超えると、防曇剤中の防曇成分のブリードが阻害され、防曇性が低下し、速やかに防曇性を発現できないことがある。
R3、R4及びR5の炭素数はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。
成分(B)は3価のアルコールと脂肪酸とのエステルであり、ポリオレフィン樹脂へ防曇性を付与し、さらにポリオレフィン系樹脂への相溶性も向上させる成分である。また、防曇剤は成分(B)を含むことで、ポリオレフィン樹脂へ帯電防止性も付与することができる。
本発明の防曇剤の1つの形態として、成分(B)は、成分(B-3)を必須に含む。成分(B)が成分(B-3)を含まない場合、防曇成分のブリード過多により、長期間にわたり防曇性を維持できない。
防曇剤が成分(C)を含むと、防曇性をさらに向上させることができる。また、防曇剤は成分(C)を含むことで、帯電防止性もさらに向上させることができる。
成分(C)は下記一般式(3)で示される化合物であると、好ましい。
式(3)のR6としては、入手が容易であり、安定性が高い点で、アルキル基やアルケニル基が好ましい。R6の炭素数は、好ましくは8~22であり、より好ましくは8~18、さらに好ましくは10~18、特に好ましくは12~18である。R6の炭素数が8未満であると、ポリオレフィン系樹脂に対する相溶性が低下し、ブリード過多となることがある。一方、R6の炭素数が22を超えると、防曇性が低下することがある。
防曇剤が、成分(D)を含むと、防曇性をさらに向上させることができる。以下、4価以上の多価アルコールの脂肪酸エステルのアルキレンオキサイド付加物(D-1)を単に成分(D-1)ということがあり、4価以上の多価アルコールの脂肪酸エステル(D-2)を単に成分(D-2)ということがある。
成分(D)に使用する4価以上のアルコールとしては、たとえば、ポリグリセリン;エリトリトールやソルビトール等の糖アルコール;ソルビタン等の糖アルコールの脱水縮合物等が挙げられる。
成分(D)が有する脂肪酸残基としては、特に限定はないが、たとえば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸等の脂肪酸残基が挙げられ、1種又は2種以上有していてもよい。
成分(D-2)の有するオキシアルキレン基としては、特に限定はないが、たとえば、オキシエチレン基、オキシプロピレン基、オキシブチレン基が挙げられ、オキシエチレン基が好ましい。成分(D-2)は上記オキシアルキレン基のうち、1種または2種以上有していてもよい。
(1)多価アルコールに脂肪酸をエステル化反応する方法。
(2)多価アルコールに脂肪酸をエステル化反応し、得られたエステル化物に酸化エチレンを反応させる方法。
(3)多価アルコールエステル化物に脂肪酸エステルをエステル交換反応させる方法。
(4)多価アルコールエステル化物に脂肪酸エステルをエステル交換反応させたものに酸化エチレンを反応させる方法。
(5)多価アルコールに酸化エチレンを反応させ、得られた付加物に脂肪酸エステルをエステル交換反応させる方法。
本発明の防曇剤は本願効果を阻害しない範囲で、さらに高級アルコール、高級アルコール脂肪酸エステル、多価アルコール脂肪酸アミド等の帯電防止剤や、着色防止のための酸化防止剤等を含有してもよい。
本発明のポリオレフィン系樹脂用防曇剤は上記で説明した成分(A)及び成分(B)を必須に含有し、防曇剤のアミン価が15~45mgKOH/gであり、防曇剤の水酸基価(OHv)とケン化価(Sv)の比(OHv/Sv)が0.4~1.4であるものである。これらの条件を満たすことで、防曇剤は親水性とポリオレフィン系樹脂に対する相溶性を持ち、各々の性能のバランスにより、防曇剤中の防曇成分のブリード量を調整し、成形後初期から防曇性を発揮する上に、長期間保管した場合においても防曇成分が過剰にブリードしないと考えられる。これにより、成形後速やかに防曇性を発現し、長期間にわたり防曇性を維持することができる防曇剤となる。
本発明の樹脂組成物は、上記ポリオレフィン系樹脂用防曇剤とポリオレフィン系樹脂を含む。
樹脂組成物に含まれるポリオレフィン系樹脂としては、たとえば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン-プロピレンの共重合樹脂、エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂等が挙げられ、1種又は2種以上併用してもよい。
以下、樹脂組成物が、マスターバッチの場合、成形材料の場合、成形加工品の場合等について、各々の場合の樹脂組成物の製造方法を説明する。
なお、実施例1~5は参考例とする。
防曇剤のアミン価(AmV)を医薬部外品原料規格アミン価測定法第2法によって測定した。なお、上記測定法は本願出願時に規定された測定法とする。
防曇剤及び成分(B)の水酸基価(OHv)を医薬部外品原料規格水酸基価測定法によって測定した。なお、上記測定法は本願出願時に規定された測定法とする。
防曇剤及び成分(B)のケン化価(Sv)を医薬部外品原料規格ケン化価測定法によって測定した。なお、上記測定法は本願出願時に規定された測定法とする。
容量100mlのガラス製ビーカーに30℃の水を60ml入れ、ビーカーの口を40℃にて所定期間保管後の樹脂組成物の成形によって作製されたフィルムで密閉し塞いだ。次いで、5℃の恒温槽に入れ、1時間後のフィルム内面への水滴の付着状態を目視で観察し、下記に示す評価基準(1~10級)に基づいて評価し、フィルム作製1日後~30日後までの経時変化を測定し、7級以上を維持したものを合格とした。
10級:全く水滴がなく、全面濡れた状態。
9級:曇りは全くないが、極わずかはじかれた水滴が存在している状態。
8級:7級および9級の中間の評価。
7級:曇りはないが、所々にはじかれた水滴が存在している状態。
6級:5級および7級の中間の評価。
5級:曇りはないが、はじかれた水が大きな水滴となって点在している状態。
4級:3級および5級の中間の評価。
3級:全面に大きな水滴が付着し、曇って中身がほとんど見えない状態。
2級:1級および3級の中間の評価。
1級:全体的に白く曇って中身が全く見えない状態。
樹脂組成物の成形によって作製されたフィルムについて、40℃にて所定期間保管後の表面固有抵抗率を東亜電波工業製極超絶縁計を使用し、温湿度20℃×45%、R.H.の条件で測定し、その数値を常用対数で返した値を表面固有抵抗率(LOG)とした。フィルム作製1日後~30日後までの経時変化を測定し、表面固有抵抗率(LOG)の値が14未満を維持したものを合格とした。
樹脂組成物の成形によって作製されたフィルムを、40℃で所定期間保管後に、色差・濁度測定器(日本電色工業製)を使用してフィルムのHaze値およびフィルム表面をエタノールで洗い流した後のフィルムのHaze値を測定し、洗浄前後のフィルムのHaze値の差をΔHazeとして透明性の評価とし、フィルム作製30日後にΔHazeが0.5以下のものを合格とした。
作成したフィルムと添加物を加えていない無添加フィルムを40℃×30日保管し、臭いの官能試験を行い、以下の4段階で評価を行った。○以上を合格とした。
◎:無添加フィルムと区別ができない。
○:無添加フィルムと比較して僅かに臭気を感じられる。
△:無添加フィルムと比較しなくても不快臭を感じる。
×:明らかな刺激臭を感じる。
表1~3に示す配合割合にて成分(A)~成分(D)を溶融混合して防曇剤を作製した。次いで、ポリプロピレン(ホモポリマー、MFR=2.5g/10min)を準備し、作製した防曇剤の含有量がポリプロピレンに対して10重量%となるように防曇剤を混合し、二軸押出成形機にて230℃で溶融混練して、ストランドを得た。得られたストランドをペレタイザーでカットして、マスターバッチを作製した。
次いで、得られたマスターバッチおよび別に用意したポリプロピレン(ホモポリマー、MFR=2.5g/10min)を混合して、成形材料を得た。得られた成形材料を二軸押出成形機にて230℃で溶融混練し、Tダイより押出した。ここで、成形材料は、防曇剤の含有率がポリプロピレンに対して0.8重量%となるように、マスターバッチおよび別に用意したポリプロピレンの量を調整した。
Tダイより押出しされた押出物を一軸延伸して厚さ20μmの成形加工品であるフィルムに成形し、得られたフィルムについて帯電防止性・防曇性・透明性を測定した。その結果を表1~3に示す。防曇剤を添加しないフィルムについても、同様の方法で作製した。
一方、成分(A)を含まない防曇剤(比較例7、12)、成分(B)を含まない防曇剤(比較例2)、成分(A-2)を含まない防曇剤(比較例9)、成分(B-3)を含まない防曇剤(比較例1)、アミン価が15~45mgKOH/gでない防曇剤(比較例3、4、10、11)、水酸基価(OHv)とケン化価(Sv)との比(OHv/Sv)が0.4~1.4でない防曇剤(比較例5、6、8)では、本願課題を解決できていない。
Claims (6)
- 脂肪族アミンのエチレンオキサイド付加物と脂肪酸とのエステルである成分(A)と、グリセリンと脂肪酸とのエステルである成分(B)と、脂肪族アミンのエチレンオキサイド付加物である成分(C)を含むポリオレフィン系樹脂用防曇剤であって、
前記成分(A)が脂肪族アミンのエチレンオキサイド付加物と脂肪酸とのジエステル化物(A-2)を含み、
前記ジエステル化物(A-2)が下記一般式(2)で示される化合物であり、
前記成分(B)がグリセリンと脂肪酸とのトリエステル化物(B-3)を含み、さらにグリセリンと脂肪酸とのモノエステル化物(B-1)及び/またはグリセリンと脂肪酸とのジエステル化物(B-2)を含み、
ポリオレフィン系樹脂用防曇剤のアミン価が15~45mgKOH/gであり、
ポリオレフィン系樹脂用防曇剤の水酸基価(OHv mgKOH/g)とケン化価(Sv mgKOH/g)との比(OHv/Sv)が0.4~1.4である、
ポリオレフィン系樹脂用防曇剤。
- 前記成分(B)の水酸基価(OHv mgKOH/g)とケン化価(Sv mgKOH/g)との比(OHv/Sv)が0.5~1.3である、請求項1に記載のポリオレフィン系樹脂用防曇剤。
- ポリオレフィン系樹脂用防曇剤全体に占める前記成分(A-2)の重量割合が1~80重量%であり、前記成分(B)の重量割合が5~80重量%であり、前記トリエステル化物(B-3)の重量割合が0.3~64重量%であり、前記成分(C)の重量割合が0.1~30重量%である、請求項1又は2に記載のポリオレフィン系樹脂用防曇剤。
- 請求項1~3のいずれかに記載のポリオレフィン系樹脂用防曇剤と、ポリオレフィン系樹脂を含む、樹脂組成物。
- 樹脂組成物全体に占める前記防曇剤の重量割合が0.01~30重量%である、請求項4に記載の樹脂組成物。
- ポリプロピレンフィルムである、請求項4又は5に記載の樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019071104A JP7202243B2 (ja) | 2019-04-03 | 2019-04-03 | ポリオレフィン系樹脂用防曇剤及びその利用 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019071104A JP7202243B2 (ja) | 2019-04-03 | 2019-04-03 | ポリオレフィン系樹脂用防曇剤及びその利用 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020169261A JP2020169261A (ja) | 2020-10-15 |
JP7202243B2 true JP7202243B2 (ja) | 2023-01-11 |
Family
ID=72746968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019071104A Active JP7202243B2 (ja) | 2019-04-03 | 2019-04-03 | ポリオレフィン系樹脂用防曇剤及びその利用 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7202243B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008266463A (ja) | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd | 熱可塑性樹脂用帯電防止剤およびその利用 |
JP2013209613A (ja) | 2012-03-02 | 2013-10-10 | Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd | 熱可塑性樹脂用帯電防止剤およびそれを含む熱可塑性樹脂組成物 |
JP2016060909A (ja) | 2014-09-12 | 2016-04-25 | 松本油脂製薬株式会社 | 熱可塑性樹脂用防曇剤およびそれを含有する熱可塑性樹脂組成物 |
JP2018131604A (ja) | 2017-02-15 | 2018-08-23 | 松本油脂製薬株式会社 | 防曇性ポリプロピレン系フィルム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3010506B2 (ja) * | 1991-03-07 | 2000-02-21 | ミヨシ油脂株式会社 | ポリエチレン系樹脂フィルム用防曇剤組成物 |
JPH1045994A (ja) * | 1996-08-07 | 1998-02-17 | Fukoku Co Ltd | 固体電解質 |
JPH11168991A (ja) * | 1997-12-18 | 1999-06-29 | Mitsui Chem Inc | 農業用ポリオレフィンフィルムおよび積層体 |
EP3245864A1 (en) * | 2016-05-20 | 2017-11-22 | Akzo Nobel Chemicals International B.V. | Anti-fog agent |
-
2019
- 2019-04-03 JP JP2019071104A patent/JP7202243B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008266463A (ja) | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd | 熱可塑性樹脂用帯電防止剤およびその利用 |
JP2013209613A (ja) | 2012-03-02 | 2013-10-10 | Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd | 熱可塑性樹脂用帯電防止剤およびそれを含む熱可塑性樹脂組成物 |
JP2016060909A (ja) | 2014-09-12 | 2016-04-25 | 松本油脂製薬株式会社 | 熱可塑性樹脂用防曇剤およびそれを含有する熱可塑性樹脂組成物 |
JP2018131604A (ja) | 2017-02-15 | 2018-08-23 | 松本油脂製薬株式会社 | 防曇性ポリプロピレン系フィルム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020169261A (ja) | 2020-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7179580B2 (ja) | ポリオレフィン系樹脂用防曇剤及びその利用 | |
DE69323320T2 (de) | Mischungen aus stärkeestern und linearen polyestern | |
JP5936953B2 (ja) | ポリ乳酸樹脂組成物およびその樹脂成形体 | |
JP6151964B2 (ja) | 熱可塑性樹脂用帯電防止剤およびそれを含む熱可塑性樹脂組成物 | |
JP7089864B2 (ja) | 防曇性ポリプロピレン系フィルム | |
JP6025548B2 (ja) | 熱可塑性樹脂用帯電防止剤およびそれを含む熱可塑性樹脂組成物 | |
JP2008266463A (ja) | 熱可塑性樹脂用帯電防止剤およびその利用 | |
EP2216362A1 (en) | Polyolefin film compositions with permanent antifog properties, in particular for agro film applications and for packaging moist products | |
TW201331291A (zh) | 聚乳酸樹脂組成物及其樹脂成形體 | |
JP2016060909A (ja) | 熱可塑性樹脂用防曇剤およびそれを含有する熱可塑性樹脂組成物 | |
JP7202243B2 (ja) | ポリオレフィン系樹脂用防曇剤及びその利用 | |
JP5882710B2 (ja) | ポリ乳酸樹脂組成物およびその樹脂成形体 | |
JP2015110731A (ja) | 帯電防止剤組成物及びポリオレフィン樹脂組成物 | |
JP6856413B2 (ja) | ポリオレフィン系樹脂用帯電防止剤、前記帯電防止剤を含有するポリオレフィン系樹脂組成物並びに前記樹脂組成物を用いたフィルム及び積層フィルム | |
JP2006063308A (ja) | 農業用ポリ乳酸フィルムおよびその製造方法 | |
JP2002146113A (ja) | ポリオレフィン樹脂組成物およびそのフィルム | |
JP2006161012A (ja) | 防曇性付与剤及び防曇性フィルム | |
JP6704704B2 (ja) | 熱可塑性樹脂用帯電防止剤およびそれを含有する熱可塑性樹脂組成物 | |
JP2012072335A (ja) | 帯電防止剤含有樹脂マスターバッチの低ブリード化組成物の製造方法及びその組成物 | |
JPH1045944A (ja) | 合成樹脂用防曇防霧剤、並びにこれを含有する合成樹脂組成物および農業用フィルム | |
JP3892133B2 (ja) | 帯電防止性樹脂組成物 | |
JP4651859B2 (ja) | 防曇剤 | |
JP4163060B2 (ja) | 農業用樹脂組成物及び農業用資材 | |
JP2002179849A (ja) | ポリオレフィン系樹脂用帯電防止剤 | |
JPH0873613A (ja) | 生分解性たんぱく質成形体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220609 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220614 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220805 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221213 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221223 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7202243 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |