JP7200741B2 - 電池モジュール - Google Patents

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Description

本明細書に記載の開示は、複数の電池セルを備える電池モジュールに関するものである。
特許文献1に示されるように、複数の単電池がモジュールケースに収容された電池モジュールが知られている。単電池は発電要素と、発電要素を収容する筐体と、を有する。
特開2016-115599号公報
ところで、特許文献1に示される単電池は劣化が進行するとガスを発生する。これにより単電池の筐体が膨張する。このような単電池(電池セル)の膨張を検出する有効な手段はこれまで創出されていなかった。
そこで本明細書に記載の開示は、電池セルの膨張を検出可能な電池モジュールを提供することを目的とする。
開示の1つは、電気的に直列接続された複数の電池セル(11)を備える電池スタック(10)と、
複数の電池セルを並び方向で隙間を介して並ぶ態様で保持する筐体(31)と、
電池セルと非接触の態様で隙間に設けられた導電部(46)、および、電池セルと導電部との非接触時と接触時とで異なる電気信号を出力する出力部(47)を備えるセンサ部(45)と、を有し、
電池スタックは電池セルを3つ以上有し、
センサ部は導電部を2つ以上有し、
3つ以上の電池セルそれぞれが隙間を介して並び方向に並び、
2つ以上の隙間それぞれに導電部が個別に設けられている。
別の開示の1つは、電気的に直列接続された複数の電池セル(11)を備える電池スタック(10)と、
複数の電池セルを並び方向で隙間を介して並ぶ態様で保持する筐体(31)と、
電池セルと非接触の態様で隙間に設けられた導電部(46)、および、電池セルと導電部との非接触時と接触時とで異なる電気信号を出力する出力部(47)を備えるセンサ部(45)と、を有し、
筐体は、電池スタックが内底面(34a)側に設けられる底壁(34)と、底壁の内底面から環状に起立して電池スタックを囲む環状壁(35)と、を有し、
環状壁は、並び方向で離間して並ぶ2つの端壁(35a,35b)と、内底面に沿い、なおかつ並び方向に直交する横方向で離間して並ぶ2つの側壁(35c,35d)と、を有し、
2つの側壁それぞれには、2つの側壁それぞれの内側面(35e)とその裏側の外側面(35f)とに開口するスリット(36)が形成され、
2つの側壁のうちの一方に形成されたスリットと2つの側壁のうちの他方に形成されたスリットとは隙間を介して横方向で並んでいる。
これによれば電池セル(11)が並び方向に膨張すると、電池セル(11)と導電部(46)とが接触する。これにより、電池セル(11)と導電部(46)との非接触時に出力される電気信号とは異なる電気信号が出力部から出力される。係る電気信号の変化によって、電池セル(11)の並び方向の膨張を検出することができる。
なお、上記の括弧内の参照番号は、後述の実施形態に記載の構成との対応関係を示すものに過ぎず、技術的範囲を何ら制限するものではない。
車載電源を説明するための上面図である。 電池モジュールの内部構成を示す分解斜視図である。 電池モジュールの外観構成を示す斜視図である。 電池モジュールの外観構成を示す斜視図である。 筐体の上面図である。 筐体の側面図である。 筐体の一部を模式化して部分的に示す拡大上面図である。 図7のVIII-VIII線に沿う断面図である。 電池セルが収納された筐体の一部を模式化して部分的に示す拡大上面図である。 図9のX-X線に沿う断面図である。 センサ部を説明するための模式図である。 膨張状態の電池セルと導電部との接触を説明するための断面図である。 膨張状態の電池セルと導電部との接触を説明するための模式図である。 導電部の変形例を示す模式図である。 導電部の変形例を示す図表である。 介在壁の変形例を示す模式図である。 介在壁の変形例を示す図表である。 出力部の変形例を示す模式図である。 出力部の変形例を示す模式図である。
以下、実施形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1~図13に基づいて本実施形態に係る電池モジュールを説明する。本実施形態の電池モジュールは電気自動車やプラグインハイブリッド自動車などの車両に適用されている。
以下においては互いに直交の関係にある3方向を、x方向、y方向、および、z方向と示す。x方向が横方向に相当する。y方向が並び方向に相当する。
<車載電池>
図1に示すように電池モジュール100は車両に複数搭載される。これら複数の電池モジュール100がワイヤハーネス101などによって直列接続される。これにより車載電源200が構成されている。車載電源200は車両の電気負荷に電力供給する機能を果たしている。
図1に示すように車載電源200が備える複数の電池モジュール100それぞれには車両のダクト300が連結される。このダクト300からは、電池モジュール100の備える複数の電池セル11の温度を調整するための流体が供給される。これにより電池セル11の過度な温度変化が抑制されている。なお、複数のダクト300それぞれから供給される流体の流動方向は一律に定められている。
車載電源200の設置場所としては、例えば車両の前部座席下の空間、後部座席下の空間、および、後部座席とトランクルームとの間の空間などを採用することができる。
<電池モジュール>
図2~図4に示すように電池モジュール100は電池スタック10、ケース30、監視部50、および、カバー70を有する。電池スタック10はケース30の収納空間に収納されている。監視部50はケース30の外部に設けられている。カバー70は監視部50を覆う態様でケース30に連結されている。
電池スタック10はy方向に並ぶ複数の電池セル11を有する。これら複数の電池セル11のy方向の並びがケース30によって保持されている。
ケース30は開口を有する筐体31と、この開口を閉塞する態様で筐体31に固定される蓋体32と、を有する。筐体31には、筐体31と蓋体32とによって構成される収納空間とその外の空間(外部空間)とを連通するためのスリット36が形成されている。ダクト300から供給された流体はこのスリット36を介して収納空間に流入される。収納空間を流動した流体はこのスリット36を介して収納空間の外に流出される。
蓋体32には、複数の電池セル11それぞれの正極端子12と負極端子13を収納空間の外に露出させるための開口が複数形成されている。蓋体32の外壁には、この開口を閉塞する態様で直列バスバが設けられている。直列バスバは、y方向に隣接して並ぶ2つの電池セル11のうちの一方の正極端子12と、他方の負極端子13とに接合される。これにより複数の電池セル11が直列バスバを介して電気的に直列接続されている。
また蓋体32には、複数の電池セル11の出力電圧と電池スタック10の温度を検出するセンサ部が設けられている。センサ部はこれら電池セル11の出力電圧や電池スタック10の温度を示す検出結果をアナログ信号として監視部50に出力する。
具体的に言えば、センサ部は複数の直列バスバそれぞれに一端の接続された複数の電圧検出線を有する。センサ部は電池スタック10の温度を検出するサーミスタと、このサーミスタに一端の接続された温度検出線と、を有する。センサ部はこれら複数の検出線それぞれの他端をまとめるセンサコネクタを有する。
監視部50は、プリント基板51、第1コネクタ52、および、第2コネクタ53を有する。プリント基板51に第1コネクタ52と第2コネクタ53それぞれが搭載されている。第1コネクタ52にワイヤハーネスを介してセンサコネクタが電気的に接続される。第2コネクタ53にワイヤハーネスを介して外部の電池ECUが電気的に接続される。
図示しないが、プリント基板51には第1コネクタ52と第2コネクタ53それぞれと電気的に接続された回路部が形成されている。回路部は第1コネクタ52と電気的に接続された高電圧系回路部と、第2コネクタ53と電気的に接続された低電圧系回路部と、これら2つの回路部を電気的に絶縁しつつ互いに信号を送受信するための絶縁回路部と、を有する。
高電圧系回路部は監視ICチップを有する。監視ICチップはセンサ部から入力された検出結果としてのアナログ信号をデジタル信号に変換する。絶縁回路部は高電圧系回路部から入力されたデジタル信号を低電圧系回路部に出力する。低電圧系回路部は通信用のマイコンを有する。マイコンは電池ECUとの通信によって、絶縁回路部から入力された検出結果としてのデジタル信号を電池ECUに出力する。
電池ECUは入力された電圧や温度の検出結果に基づいて複数の電池セル11それぞれのSOCの均等化を判断する。そして電池ECUはその判断に基づく均等化処理の指示を監視部50に出力する。この指示信号が低電圧系回路部と絶縁回路部を介して高電圧系回路部の監視ICチップに入力される。監視ICチップには、複数の電池セル11それぞれを個別に充放電するためのスイッチが内包されている。監視ICチップは、電池ECUから入力された指示にしたがってスイッチを開閉制御する。これによって複数の電池セル11が個別に充放電される。この結果、複数の電池セル11のSOCが均等化される。SOCはstate of chargeの略である。
カバー70は、蓋体32の外壁とz方向で離間しつつ対向する態様でケース30に連結される。この連結によってカバー70と蓋体32との間に空間が構成されている。この空間に直列バスバ、センサ部、および、監視部50それぞれが設けられている。直列バスバ、センサ部、および、監視部50それぞれがカバー70によって覆われている。
カバー70には、蓋体32とカバー70との間の空間の外に第2コネクタ53を露出させるための開口が形成されている。この開口を介して第2コネクタ53にワイヤハーネスのコネクタが挿抜可能になっている。なおカバー70とケース30との連結としては、例えばスナップフィットを採用することができる。
<電池スタック>
上記したように電池スタック10はy方向に並ぶ複数の電池セル11を有する。これら複数の電池セル11それぞれは、発電要素と、この発電要素を収納する金属製の電池ケースと、を有する。電池ケースは四角柱形状を成している。そのために電池ケース(電池セル11)は6面を有している。
電池セル11はz方向に面する上面11aと下面11bを有する。電池セル11はy方向に面する第1主面11cと第2主面11dを有する。電池セル11はx方向に面する第1横面11eと第2横面11fを有する。これら6面のうち第1主面11cと第2主面11dは他の4面よりも面積が大きくなっている。第1主面11cと第2主面11dが縦面に相当する。第1主面11c、第2主面11d、第1横面11e、および、第2横面11fが連結面に相当する。
電池セル11は二次電池である。具体的には電池セル11はリチウムイオン電池である。リチウムイオン電池は化学反応によって起電圧を生成する。起電圧の生成により電池セル11に電流が流れる。この通電や経年劣化などによって電池セル11はガスを発生する。ガスの発生によって電池セル11は膨張しようとする。金属製の電池ケースの外観形状が変化するほどに電池セル11が膨張した場合、その電池セル11の交換が望まれる。なお電池セル11としてはリチウムイオン電池に限定されない。例えば電池セル11としては、ニッケル水素二次電池、有機ラジカル電池などを採用することができる。
上記したように電池セル11の第1主面11cと第2主面11dは他の4面よりも面積が大きくなっている。そのために電池セル11では第1主面11cと第2主面11dとが膨張しやすくなっている。これにより電池セル11はy方向に膨張しやすくなっている。すなわち電池セル11は複数の電池セル11の並ぶ方向に膨張しやすくなっている。
電池セル11の上面11aに正極端子12と負極端子13が形成されている。正極端子12と負極端子13はx方向に並んでいる。正極端子12は第1横面11e側に位置している。負極端子13は第2横面11f側に位置している。
隣接して並ぶ2つの電池セル11は互いに第1主面11c同士、第2主面11d同士で対向している。これにより隣接して並ぶ2つの電池セル11のうちの一方の正極端子12と他方の負極端子13とがy方向に並んでいる。この結果、電池スタック10では、正極端子12と負極端子13とがy方向で交互に並んでいる。
これらy方向に並んで隣り合う1つの正極端子12と1つの負極端子13とが上記の直列バスバを介して電気的に接続されている。これにより電池スタック10を構成する複数の電池セル11が電気的に直列接続されている。
以上に示した電気的な接続構成により、複数の電池セル11は電位順にy方向に並んでいる。y方向に並ぶ複数の電池セル11のうちの両端の一方側に最高電位の電池セル11が位置している。y方向に並ぶ複数の電池セル11のうちの両端の他方側に最低電位の電池セル11が位置している。この最高電位の電池セル11の正極端子12に正極接続端子14が接続されている。最低電位の電池セル11の負極端子13に負極接続端子15が接続されている。
図3と図4に示すように正極接続端子14と負極接続端子15はケース30の収納空間の外に位置している。正極接続端子14と負極接続端子15はカバー70によって覆われていない。これら正極接続端子14と負極接続端子15との間に複数の電池セル11が位置している。
図1に示すように、x方向で隣り合って並ぶ2つの電池モジュール100のうちの一方の備える正極接続端子14と、他方の備える負極接続端子15とがワイヤハーネス101を介して電気的に接続される。このワイヤハーネス101の配線長をなるべく短くするために、x方向で隣り合って並ぶ2つの電池モジュール100のうちの一方の備える正極接続端子14と他方の備える負極接続端子15とがx方向で並んで配置される。係る配置を実現するために、x方向で隣り合って並ぶ2つの電池モジュール100の配置位置は、z方向まわりの周方向で180°反転している。
<ケース>
上記したようにケース30は筐体31と蓋体32を有する。筐体31と蓋体32はそれぞれ樹脂成形などによって製造される。
図5と図6に示すように筐体31はz方向に開口するとともに底を有する箱形状を成している。筐体31はz方向の厚さの薄い底壁34と、底壁34の内底面34aの縁部からz方向に沿って環状に起立した環状壁35と、を有する。環状壁35の先端側によって筐体31の開口が構成されている。
細分化して説明すると環状壁35は、y方向で離間して対向する第1端壁35aと第2端壁35b、および、x方向で離間して対向する第1側壁35cと第2側壁35dを有する。z方向まわりの周方向で第1端壁35a、第1側壁35c、第2端壁35b、および、第2側壁35dが順に環状に連結されている。
第1側壁35cと第2側壁35dそれぞれには、収納空間側の内側面35eとその裏側の外側面35fとに開口する複数のスリット36が形成されている。これら第1側壁35cに形成されたスリット36と第2側壁35dに形成されたスリット36とはx方向で並んでいる。そして第1側壁35cと第2側壁35dそれぞれで複数のスリット36が所定の間隔を空けてy方向に並んでいる。
<口部>
図4に示すように筐体31は、これまでに説明した底壁34と環状壁35の他に、口部38を有する。口部38はダクト300を電池モジュール100に取り付け固定するためのものである。
口部38は第1側壁35cの外側面35fに形成されている。口部38はケース30の収納空間から離間する態様で外側面35fからx方向に環状に起立している。口部38によって第1側壁35cに形成された全てのスリット36の外側面35f側の開口が囲まれている。この口部38の開口とダクト300の供給通路とが連通する態様で、ダクト300が口部38に取り付け固定される。
<介在壁>
図5に示すように筐体31は、上記した底壁34、環状壁35、および、口部38の他に、複数の介在壁37を有する。複数の介在壁37それぞれは底壁34の内底面34aからz方向に起立している。そして複数の介在壁37それぞれはx方向に延びて第1側壁35cと第2側壁35dそれぞれの内側面35eに連結されている。複数の介在壁37は所定の間隔を空けてy方向に並んでいる。
以上に示した筐体31の構成により、収納空間の内底面34a側の空間は、第1端壁35aと介在壁37との間、y方向で隣り合って並ぶ2つの介在壁37の間、および、介在壁37と第2端壁35bとの間それぞれに区画されている。この区画された複数の配置空間それぞれに電池セル11の下面11b側が設けられる。
なお介在壁37における第1側壁35cの内側面35eとの連結位置は、第1側壁35cにおけるスリット36の形成位置よりも底壁34側になっている。介在壁37における第2側壁35dの内側面35eとの連結位置は、第2側壁35dにおけるスリット36の形成位置よりも底壁34側になっている。介在壁37は、x方向において、第1側壁35cに形成されたスリット36と第2側壁35dに形成されたスリット36との間に位置している。
<流通経路>
複数の電池セル11それぞれは、自身の下面11bが内底面34aに近づく態様で、上記の配置空間に設けられる。電池セル11が配置空間に設けられた状態で、電池セル11の上面11a側は、介在壁37におけるケース30の開口側の上端面37bよりも内底面34aからz方向に離間している。そのためにy方向で隣り合って並ぶ2つの電池セル11それぞれの上面11a側の主面同士がy方向で直に対向した態様で離間している。これら2つの電池セル11の主面同士の間に空隙が構成されている。
このy方向で隣り合って並ぶ2つの電池セル11の主面同士の間の空隙は、x方向において、第1側壁35cに形成されたスリット36と第2側壁35dに形成されたスリット36との間に位置している。第1側壁35cに形成されたスリット36と第2側壁35dに形成されたスリット36とは、y方向で隣り合って並ぶ2つの電池セル11の主面同士の間の空隙を介してx方向に並んでいる。これら2つのスリット36と1つの空隙とによって、収納空間を流体が通るための流通経路が構成されている。
以上に示した2つのスリット36と1つの空隙のx方向の並びのため、ダクト300から供給された流体が第1側壁35cに形成されたスリット36を介して収納空間に流入すると、その流体は2つの電池セル11の主面同士の間の空隙を通る。この空隙を通った流体は第2側壁35dに形成されたスリット36を介して収納空間の外に流出される。
<突起部>
図7に示すように、介在壁37におけるy方向に面する2つの介在面37aそれぞれには、y方向に局所的に突起する微小な突起部40が形成されている。第1端壁35aと第2端壁35bの収納空間側の内端面35gにもy方向に局所的に突起する微小な突起部40が形成されている。第1側壁35cと第2側壁35dの内側面35eにはx方向に局所的に突起する微小な突起部40が形成されている。介在面37aが側面に相当する。
図8に示すようにこれら複数の突起部40はz方向において内底面34a側から筐体31の開口側へと向かって延びている。突起部40の筐体31の開口側の先端面40aは尖鋭化している。突起部40の先端側は筐体31の開口に近づくにしたがって先細りの形状に成っている。
ただし突起部40の先端面40aは、介在壁37の上端面37bよりも内底面34a側に位置している。そのために先端面40aと上端面37bとは介在面37aを介して連結されている。
<圧入>
電池セル11は、自身の下面11bが内底面34aに近づく態様で、上記の配置空間に圧入される。この圧入によって電池セル11の第1主面11cと第2主面11dそれぞれの下面11b側に介在壁37や端壁に形成された突起部40が接触するとともに、これら突起部40がz方向とy方向とに縮む態様で変形する。同様にして電池セル11の第1横面11eと第2横面11fそれぞれの下面11b側に側壁の突起部40が接触するとともに、この突起部40がz方向とx方向とに縮む態様で変形する。
この変形によって介在壁37と端壁の突起部40はz方向とy方向に復元力を発生する。側壁の突起部40はz方向とx方向に復元力を発生する。これら突起部40の復元力によって電池セル11の収納空間での位置が保持されている。複数の電池セル11のy方向の並び状態が保持されている。
図10~図12に示すように、電池セル11の収納空間での位置が保持された状態で、電池セル11の第1主面11cと第2主面11dそれぞれは、介在壁37の介在面37aにおける突起部40の非形成領域とy方向で離間している。そのためにy方向で隣り合って並ぶ2つの電池セル11は、1つの介在壁37と2つの突起部40それぞれのy方向の長さ分だけ、y方向に離間している。なお図9では表記が煩雑となることを避けるために、正極端子12と負極端子13の図示を省略している。
また図10に示すように、電池セル11の収納空間での位置が保持された状態で、電池セル11の下面11bと底壁34の内底面34aとがz方向で離間している。この下面11bと内底面34aとの間の空間は、電池セル11の主面と介在面37aとの間の隙間を介して、y方向で隣接して並ぶ2つの電池セル11の主面同士の間の空隙と連通している。なお図10ではy方向で隣り合って並ぶ2つの電池セル11を直列接続する直列バスバを1つだけ図示している。以下においては直列バスバに符号を付与して、直列バスバ33と表記する。図面においても同様である。
<貫通孔>
図8~図9に示すように、底壁34における配置空間の一部を区画する複数の領域それぞれには、内底面34aとその裏側の外底面34bとに開口する貫通孔41が2つ形成されている。これら2つの貫通孔41はx方向で離間している。これら2つの貫通孔41は、電池セル11の下面11bと内底面34aとの間の空間、および、電池セル11の主面と介在面37aとの間の隙間を介して、y方向で隣接して並ぶ2つの電池セル11の主面同士の間の空隙と連通している。
したがって、電池セル11の上面11a側の主面に不純物を含む水などの導電性の液体(導電水)が結露などによって付着した場合、その導電水は電池セル11の主面と介在面37aとの間の隙間に流れる。この導電水は下面11bと内底面34aとの間の空間を介して内底面34aに流れ着く。そして導電水は貫通孔41の内底面34a側の開口に流れ着くと、貫通孔41を介して、貫通孔41の外底面34b側の開口へと排出される。
<センサ部>
上記したように蓋体32に設けられるセンサ部は電池セル11の出力電圧と電池スタック10の温度を検出する機能を果たす。本実施形態のセンサ部はこれらの機能を果たす構成要素の他に、電池セル11の膨張を検出する機能を果たす構成要素も有する。
以下においては電池セル11の膨張を検出する構成要素を説明するために、センサ部に符号を付与して、センサ部45と表記する。また、電池セル11の備える発電要素と電池ケースにも符号を付与して、発電要素16、電池ケース17と示す。図面においても同様である。
電池セル11の膨張を検出するための構成要素としてセンサ部45は、図11に示す導電部46と出力部47を有する。センサ部45は導電部46を複数有する。これら複数の導電部46は、複数の介在壁37それぞれに設けられている。そのために複数の導電部46はy方向で順に隣り合って並ぶ2つの電池セル11の間それぞれに個別に設けられている。
図7および図8に示すように導電部46は、介在壁37の備える介在面37aにおける突起部40の非形成領域に設けられている。図8に示すように突起部40は介在面37aにおける第1側壁35cと第2側壁35dそれぞれの内側面35e側に位置している。導電部46は介在面37aにおけるこれら第1側壁35c側と第2側壁35d側に形成された突起部40の間に設けられている。すなわち導電部46は介在面37aの中央側に設けられている。
導電部46のy方向の厚さは、突起部40のy方向の長さよりも短くなっている。そのために導電部46は、図9および図10に示すように電池セル11の主面の中央側とy方向で離間している。本実施形態では介在壁37の備える2つの介在面37aそれぞれに導電部46が設けられている。しかしながら介在壁37の備える2つの介在面37aのうちの一方に導電部46が設けられ、他方に導電部46が設けられていない構成を採用することもできる。
図11に示すようにこれら複数の導電部46それぞれに検出配線46aが連結されている。これら複数の検出配線46aそれぞれが1つの共通配線46bに接続されている。なお図11では、例えば図10に示す1つの電池セル11と対向する2つの導電部46をまとめて1つの導電部46として図示している。
出力部47は、出力配線47a、基準配線47b、および、分圧抵抗47cを有する。出力配線47aの一端が共通配線46bに接続されている。出力配線47aの他端が上記したセンサコネクタに設けられている。基準配線47bは出力配線47aと基準電位(グランド)とを接続している。分圧抵抗47cは基準配線47bに設けられている。
以上に示した電気的な接続構成のため、導電部46と電池セル11とが非接触の場合、出力配線47aの電位はグランド電位になっている。しかしながら導電部46に電池セル11が接触すると、この出力配線47aの電位が変化する。
<膨張検出と作用効果>
図11に示すように電池セル11の備える発電要素16は、等価回路的に記載すると、正極端子12と負極端子13との間で直列接続された第1抵抗16aと電源16bを有する。また発電要素16は、これら第1抵抗16aと電源16bとの間の中点と金属製の電池ケース17との間に設けられた第2抵抗16cを有する。
したがって例えば図12と図13に示すように電池セル11がy方向に膨張した結果、電池セル11の電池ケース17が導電部46に接触すると、この導電部46と第2抵抗16cとが電源16bとグランドとの間で直列接続される。この結果、出力配線47aの電位が電源16bの出力電圧に応じた値になる。このように出力部47は電池セル11の膨張時と非膨張時において異なる電圧レベルの電気信号を出力する。
この出力部47から出力される電気信号の変化、すなわち出力配線47aの電位の変化が、上記した監視部50を介して外部の電池ECUに出力される。電池ECUは出力配線47aの電位がグランド電位よりも所定電位だけ高まったことを検出すると、電池セル11の膨張を判定する。なお所定電位は、例えば1つの電池セル11の出力電圧に基づいて決定することができる。
上記したように導電部46はy方向で順に隣り合って並ぶ2つの電池セル11の間それぞれに個別に設けられている。これによれば複数の電池セル11それぞれのy方向の膨張を、電池セル11と導電部46との接触によって検出することができる。
複数の導電部46それぞれに連結された検出配線46aが1つの共通配線46bに接続されている。この共通配線46bに出力部47が接続されている。これによれば複数の電池セル11のうちのいずれかがy方向に膨張して導電部46と接触した際に、出力部47で出力される電気信号の電圧レベルが変化する。そのために複数の電池セル11のうちのいずれかがy方向に膨張したことを検出することができる。この結果、複数の電池セル11の直列接続された電池スタック10を含む電池モジュール100の交換時期を検出することができる。車載電源200に含まれる複数の電池モジュール100のうちのいずれが交換時期にあるのかを検出することができる。
導電部46は介在壁37に設けられている。これによれば、例えば導電部46が底壁34に片持ち支持された構成と比べて、収納空間を流動する流体によって導電部46が振動することが抑制される。導電部46の振動によって非膨張状態の電池セル11と導電部46とが接触することが抑制される。電池セル11の膨張の誤検出が抑制される。
以上、本開示物の好ましい実施形態について説明したが、本開示物は上記した実施形態になんら制限されることなく、本開示物の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
(第1の変形例)
本実施形態では介在壁37の介在面37aに導電部46の設けられる例を示した。しかしながら例えば図14に示すように導電部46は介在壁37の上端面37bに設けられた構成を採用することもできる。
この変形例の場合、導電部46はy方向で隣り合って並ぶ2つの電池セル11の間の空隙に位置する。それとともに導電部46は、電池セル11の主面の中心点とy方向で対向する。図14では主面の中心点を通ってy方向に延びる中心線CLを破線で示している。
本実施形態で説明したように、電池セル11は通電や経年劣化などによってガスを発生する。これにより電池セル11は2つの主面がy方向で互いに離間する態様で膨張する。より詳しく説明すると、電池セル11は主面の中心点を頂点とする態様でy方向に膨張する。
これに対して本変形例では、上記したように主面の中心点と導電部46とがy方向で対向している。これにより電池セル11がy方向に膨張した際に、電池セル11と導電部46とが接触しやすくなる。電池セル11のy方向の膨張を早く検出することができる。
(第2の変形例)
本実施形態では特に導電部46の形状について言及していなかった。介在壁37の上端面37bに設けられる導電部46の形状としては、例えば図15に示す形状を採用することができる。
図15の(a)欄に示すように、導電部46の形状としてはy方向の長さが先細りの形状を採用することができる。図15の(b)欄に示すように、導電部46の形状としてはy方向の長さがx方向において中央から端に向かうにしたがって先細りの形状を採用することができる。換言すれば、導電部46における第1側壁35c側の第1端部が、第2側壁35d側から第1側壁35c側へと向かうにしたがって先細りの形状になっていてもよい。導電部46における第2側壁35d側の第2端部が、第1側壁35c側から第2側壁35d側へと向かうにしたがって先細りの形状になっていてもよい。
これによれば、筐体31の有する2つの側壁のうちの一方に形成されたスリット36を介して空隙に流入した流体から導電部46に作用する抗力が小さくなる。これにより導電部46が流体によって振動することが効果的に抑制される。導電部46の振動によって非膨張状態の電池セル11と導電部46とが接触した結果、電池セル11の膨張を誤検出することが抑制される。
(第3の変形例)
本実施形態では図8に示すように介在壁37がx方向においてスリット36の中空と非対向の構成を示した。しかしながら図16に示すように介在壁37の一部がスリット36を区画する環状の縁部の内底面34a側よりも筐体31の開口側に延長されることで、この介在壁37の延長部位とスリット36の中空とがx方向で対向する構成を採用することもできる。そしてこの介在壁37の延長部位の介在面37aに導電部46が設けられた構成を採用することもできる。これにより電池セル11の主面の中心点と導電部46とがy方向で対向する。
(第4の変形例)
この介在壁37の延長部位の形状としては、例えば図17に示す形状を採用することができる。すなわち図17の(a)欄に示すように、介在壁37のy方向の長さが先細りの形状を採用することができる。図17の(b)欄に示すように、介在壁37のy方向の長さがx方向において中央から端に向かうにしたがって先細りの形状を採用することができる。換言すれば、介在壁37における第1側壁35c側の第3端部が、第2側壁35d側から第1側壁35c側へと向かうにしたがって先細りの形状になっていてもよい。介在壁37における第2側壁35d側の第4端部が、第1側壁35c側から第2側壁35d側へと向かうにしたがって先細りの形状になっていてもよい。
これによれば、筐体31の有する2つの側壁のうちの一方に形成されたスリット36を介して空隙に流入した流体から介在壁37の延長部位に作用する抗力が小さくなる。これにより介在壁37の延長部位が流体によって振動することが効果的に抑制される。この延長部位に設けられた導電部46と非膨張状態の電池セル11が接触した結果、電池セル11の膨張を誤検出することが抑制される。
(第5の変形例)
本実施形態では、基準配線47bがグランドに接続される例を示した。しかしながら例えば図18に示すように基準配線47bが負極接続端子15に接続された構成を採用することもできる。図19に示すように基準配線47bが正極接続端子14に接続された構成を採用することもできる。いずれの構成においても、複数の導電部46のうちの少なくとも1つが電池セル11に接触すると、直列バスバ33を介して電気的に直列接続された電池スタック10とセンサ部45とで閉じた回路が構成される。これにより分圧抵抗47cに電流が流れる。この結果、出力部47の電気信号の電圧が変化する。
(第6の変形例)
本実施形態では出力部47が分圧抵抗47cを有し、電池セル11の膨張を電圧によって検出する例を示した。しかしながら電池セル11が膨張して導電部46に接触すると、出力部47に電流が流れる。そのために出力部47はこの電流を検出してもよい。出力部47はこの電流から発生される磁束を検出してもよい。出力部47はこの電流によって発生するジュール熱を検出してもよい。出力部47はこれら物理量を検出するための電流センサ、磁気センサ、温度センサなどを有してもよい。出力部47が検出する物理量は特に限定されない。
(第7の変形例)
本実施形態では複数の導電部46それぞれに個別に連結された複数の検出配線46aそれぞれが1つの共通配線46bに接続される例を示した。しかしながら複数の検出配線46aそれぞれに対して、複数の出力部47が接続されてもよい。
(第8の変形例)
本実施形態ではy方向に並ぶ複数の電池セル11それぞれの間に導電部46が設けられる例を示した。しかしながらy方向に並ぶ複数の電池セル11の間の一部に導電部46が設けられる構成を採用することもできる。
10…電池スタック、11…電池セル、11a…上面、11b…下面、11c…第1主面、11d…第2主面、11e…第1横面、11f…第2横面、12…正極端子、13…負極端子、31…筐体、34…底壁、34a…内底面、34b…外底面、35…環状壁、35a…第1端壁、35b…第2端壁、35c…第1側壁、35d…第2側壁、35e…内側面、35f…外側面、36…スリット、37…介在壁、37a…介在面、37b…上端面、45…センサ部、46…導電部、47…出力部、100…電池モジュール

Claims (10)

  1. 電気的に直列接続された複数の電池セル(11)を備える電池スタック(10)と、
    複数の前記電池セルを並び方向で隙間を介して並ぶ態様で保持する筐体(31)と、
    前記電池セルと非接触の態様で前記隙間に設けられた導電部(46)、および、前記電池セルと前記導電部との非接触時と接触時とで異なる電気信号を出力する出力部(47)を備えるセンサ部(45)と、を有し、
    前記電池スタックは前記電池セルを3つ以上有し、
    前記センサ部は前記導電部を2つ以上有し、
    3つ以上の前記電池セルそれぞれが前記隙間を介して前記並び方向に並び、
    2つ以上の前記隙間それぞれに前記導電部が個別に設けられている電池モジュール。
  2. 前記出力部には、2つ以上の前記導電部それぞれが電気的に共通して連結されている請求項に記載の電池モジュール。
  3. 前記筐体は、前記電池スタックが内底面(34a)側に設けられる底壁(34)と、前記底壁の前記内底面から環状に起立して前記電池スタックを囲む環状壁(35)と、を有し、
    前記環状壁は、前記並び方向で離間して並ぶ2つの端壁(35a,35b)と、前記内底面に沿い、なおかつ前記並び方向に直交する横方向で離間して並ぶ2つの側壁(35c,35d)と、を有し、
    2つの前記側壁それぞれには、2つの前記側壁それぞれの内側面(35e)とその裏側の外側面(35f)とに開口するスリット(36)が形成され、
    2つの前記側壁のうちの一方に形成された前記スリットと2つの前記側壁のうちの他方に形成された前記スリットとは前記隙間を介して前記横方向で並んでいる請求項1または2に記載の電池モジュール。
  4. 電気的に直列接続された複数の電池セル(11)を備える電池スタック(10)と、
    複数の前記電池セルを並び方向で隙間を介して並ぶ態様で保持する筐体(31)と、
    前記電池セルと非接触の態様で前記隙間に設けられた導電部(46)、および、前記電池セルと前記導電部との非接触時と接触時とで異なる電気信号を出力する出力部(47)を備えるセンサ部(45)と、を有し、
    前記筐体は、前記電池スタックが内底面(34a)側に設けられる底壁(34)と、前記底壁の前記内底面から環状に起立して前記電池スタックを囲む環状壁(35)と、を有し、
    前記環状壁は、前記並び方向で離間して並ぶ2つの端壁(35a,35b)と、前記内底面に沿い、なおかつ前記並び方向に直交する横方向で離間して並ぶ2つの側壁(35c,35d)と、を有し、
    2つの前記側壁それぞれには、2つの前記側壁それぞれの内側面(35e)とその裏側の外側面(35f)とに開口するスリット(36)が形成され、
    2つの前記側壁のうちの一方に形成された前記スリットと2つの前記側壁のうちの他方に形成された前記スリットとは前記隙間を介して前記横方向で並んでいる電池モジュール。
  5. 前記導電部は2つの前記側壁のうちの一方から他方へと向かうにしたがって先細りになっている請求項3または4に記載の電池モジュール。
  6. 前記導電部は前記横方向において中央側から端側に向かうにしたがって先細りになっている請求項3または4に記載の電池モジュール。
  7. 前記筐体は、前記底壁と前記環状壁の他に、前記隙間に設けられるとともに、前記底壁に連結された介在壁(37)を有し、
    前記導電部は、前記介在壁における前記並び方向で前記電池セルと対向する2つの側面(37a)のうちの少なくとも一方に設けられている請求項5に記載の電池モジュール。
  8. 前記介在壁は、2つの前記側壁のうちの一方に形成された前記スリットから2つの前記側壁のうちの他方に形成された前記スリットへと向かうにしたがって先細りになっている請求項7に記載の電池モジュール。
  9. 前記介在壁は前記横方向において中央側から端側に向かうにしたがって先細りになっている請求項7に記載の電池モジュール。
  10. 前記電池セルは、上面(11a)とその裏側の下面(11b)、および、前記上面と前記下面とを連結する連結面(11c~11f)を有し、
    前記連結面は、前記並び方向に並ぶ2つの縦面(11c,11d)、および、2つの前記縦面を連結する2つの横面(11e,11f)を有し、
    前記縦面は前記横面よりも面積が広く、
    前記縦面の中心点と前記導電部とが前記並び方向で離間して対向している請求項1~9いずれか1項に記載の電池モジュール。
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