JP7200629B2 - 位置調整装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、第1装置に対する第2装置の位置を調整するための位置調整装置および画像形成装置に関する。
特許文献1に記載のインクジェットプリンターは、4個のヘッドユニットを搭載したフルラインヘッドユニットと、用紙を吸着しながら搬送する用紙搬送ユニットと、を備えている。ヘッドユニットを保持するヘッドユニット固定部材と用紙搬送ユニットの従動ローラーの熱膨張係数の差が「±100×10^-6(m)/(固定ヘッド配設距離(m)×変動温度(K))」以下であるように構成されている。この構成によって、温度変化による印字ずれが低減される。
特開2007-8093号公報
印字ずれを防止するためには、フルラインヘッドユニットに対して用紙搬送ユニットが精度良く位置決めされていることが必要になる。しかしながら、上記したインクジェットプリンターでは、両ユニットの位置決め精度について十分考慮されていなかった。
仮に、フルラインヘッドユニットにピンを設け、用紙搬送ユニットに穴を設け、ピンを穴に嵌合させることで両ユニットの位置決めを行うことが考えられる。この場合、両ユニットの位置決め精度はピンと穴を形成した部品の精度に依存するため、両ユニットの位置決め精度を高めるには部品精度を高めなければならなかった。しかしながら、精度の高い部品は製造コストが高いという問題があった。また、ピンと穴を形成した部品の周囲の部品との累積公差を考慮すると部品精度の向上には限界もあった。
本発明は、上記のような課題を解決するため、第1装置に対する第2装置の位置を調整することができる位置調整装置および画像形成装置を提供する。
上記した目的を達成するため、本発明は、第1装置に対する第2装置の位置を調整するための位置調整装置であって、前記第1装置と前記第2装置の何れか一方に設けられている第1位置決め部と、前記第1装置と前記第2装置の何れか他方に設けられ、前記第1位置決め部と係合する第2位置決め部と、前記第1装置と前記第2装置の何れか一方に設けられている第1回転止め部と、前記第1装置と前記第2装置の何れか他方に設けられている調整部材と、を備え、前記調整部材は、前記第2位置決め部を中心とした回転軌道との接線に沿った接線方向にスライド可能に設けられている調整本体部と、前記調整本体部に設けられ、前記第1回転止め部と係合する第2回転止め部と、前記調整本体部の接線方向一面に形成された傾斜面に頭部を接触させながら前記第1装置と前記第2装置の何れか他方に螺合して前記調整本体部の接線方向の位置を調整する調整ネジと、前記調整本体部の前記傾斜面を前記調整ネジの前記頭部に押し付ける付勢部材と、前記第1装置と前記第2装置の何れか他方に前記調整本体部を固定する固定ネジと、を含んでいる。
この場合、前記調整ネジの前記頭部は、前記傾斜面の傾きに沿ったテーパー状に形成されていることが好ましい。
この場合、前記調整部材は、前記第1装置と前記第2装置の何れか他方に前記調整本体部を接線方向にスライド可能な状態で仮止めするためのヘッダーピンを含んでいることが好ましい。
上記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、上記のいずれかに記載の位置調整装置を備えている。
上記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、上記のいずれかに記載の位置調整装置を備え、前記第1装置と前記第2装置の何れか一方は、媒体を搬送する印字搬送ユニットであり、前記第1装置と前記第2装置の何れか他方は、前記印字搬送ユニットによって搬送される前記媒体に向かって液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを含むヘッドユニットである。
本発明によれば、第1装置に対する第2装置の位置を調整することができる。
本発明の一実施形態に係るプリンターの内部構造を示す概略図(正面図)である。 本発明の一実施形態に係るプリンターのヘッドユニットおよび印字搬送ユニットを示す概略図(正面図)である。 本発明の一実施形態に係る印字搬送ユニットおよび位置調整装置の一部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るヘッドユニットおよび位置調整装置の一部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る印字搬送ユニットおよび位置調整装置の一部を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る位置調整装置の調整部材を示す断面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る位置調整装置の調整部材の一部を示す断面図である。 本発明の一実施形態の他の変形例に係る位置調整装置の調整部材の一部を示す断面図である。 本発明の一実施形態の他の変形例に係る位置調整装置の調整部材を示す断面図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、図面に示す「Fr」は「前」を示し、「Rr」は「後」を示し、「L」は「左」を示し、「R」は「右」を示し、「U」は「上」を示し、「D」は「下」を示している。本明細書では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、「搬送方向」とは、シートSが搬送される方向を指し、「上流」および「下流」並びにこれらに類する用語は、搬送方向の「上流」および「下流」並びにこれらに類する概念を指す。
[プリンターの概要]
図1ないし図5を参照して、画像形成装置としてのインクジェット式のプリンター1の全体構成について説明する。図1はプリンター1の内部構造を示す概略図(正面図)である。図2はヘッドユニット41および印字搬送ユニット20を示す概略図(正面図)である。図3は印字搬送ユニット20等を示す斜視図である。図4はヘッドユニット41等を示す斜視図である。図5は印字搬送ユニット20等を示す平面図である。
図1に示すように、プリンター1は、略直方体状の外観を構成する装置本体2を備えている。装置本体2の下部には、紙製のシートS(媒体)を収容する給紙カセット3が着脱可能に設けられている。装置本体2の左側上部には、排紙トレイ4が設けられている。
また、プリンター1は、給紙装置10と、搬送装置11と、記録装置12と、を装置本体2の内部に備えている。給紙装置10は、給紙カセット3から延びる搬送路5の上流側に設けられている。搬送装置11および記録装置12は、装置本体2の略中央部に設けられている。
搬送路5は、給紙カセット3と搬送装置11との間で略U字状に形成された供給路5Aと、搬送装置11と排紙トレイ4との間に形成された排出路5Bと、を含んでいる。供給路5Aの下流側には、シートSを一時的に塞き止めて先端位置を揃えるレジストローラー対16が設けられている。供給路5Aおよび排出路5Bには、シートSを挟持しつつ回転して搬送する複数の搬送ローラー対17,18が適所に設けられている。
[搬送装置]
図1に示すように、搬送装置11は、印字搬送ユニット20と、排出搬送ユニット30と、昇降ユニット35と、を含んでいる。印字搬送ユニット20は、記録装置12よりも下側に設けられている。排出搬送ユニット30は、印字搬送ユニット20の左隣に設けられている。昇降ユニット35は、印字搬送ユニット20よりも下側に設けられている。
<印字搬送ユニット>
図1ないし図3に示すように、第2装置の一例としての印字搬送ユニット20は、一対の搬送フレーム21と、駆動機構22と、搬送板23と、搬送ベルト24と、吸引部25と、を含んでいる。
(搬送フレーム)
図3に示すように、一対の搬送フレーム21は、前後方向に離間して配置されている。一対の搬送フレーム21は、昇降ユニット35に昇降可能に支持されている(図1参照)。
(駆動機構)
図2に示すように、駆動機構22は、駆動ローラー22Aと、従動ローラー22Bと、3つのテンションローラー22Cと、を含んでいる。これらのローラー22A,22B,22Cは、一対の搬送フレーム21に回転可能に支持されている。駆動ローラー22Aは、搬送フレーム21の左上側に配置され、ギア列等(図示せず)を介して搬送モーターMに接続されている。従動ローラー22Bは、搬送フレーム21の右下側に配置されている。3つのテンションローラー22Cは、駆動ローラー22Aの下方、従動ローラー22Bの上方および左方に配置されている。
(搬送板)
搬送板23は、例えば、合成樹脂材料によって平面から見て略四角形状の平板状に形成されている。搬送板23は、一対の搬送フレーム21の間に配置され、一対の搬送フレーム21に固定されている。搬送板23は、記録装置12に含まれるインクジェットヘッド43の下方に対向して配置されている(図2参照)。搬送板23には、複数の第1吸引穴(図示せず)が形成されている。
(搬送ベルト)
搬送ベルト24は、例えば、合成樹脂材料によって無端状(環状)に形成されている。搬送ベルト24は、搬送板23と複数のローラー22A,22B,22Cとに巻き掛けられている。搬送ベルト24の上面は、シートSが密着する略水平な搬送面24Aを構成している。搬送ベルト24は、搬送モーターMを稼働させて駆動ローラー22Aを回転させることで、搬送板23の上面(一面)上を滑動する(図2の矢印参照)。搬送ベルト24には、複数の第2吸引穴(図示せず)が形成されている。
(吸引部)
吸引部25は、搬送板23の下方で搬送ベルト24に囲まれる位置に設けられている。吸引部25は、搬送板23の下方の空間を負圧にする4つのブロアファン28を含んでいる(図5参照)。吸引部25(ブロアファン28)は、第1吸引穴と第2吸引穴とを通じて搬送ベルト24(搬送面24A)上のシートSを吸引する。シートSは、搬送ベルト24の搬送面24Aに吸着された状態で搬送ベルト24と共に搬送される。
<排出搬送ユニット>
図1に示すように、排出搬送ユニット30は、排出駆動ローラー30Aと、排出従動ローラー30Bと、これらのローラー30A,30Bに巻き掛けられた排出搬送ベルト31と、を含んでいる。排出駆動ローラー30Aは、ギア列等(図示せず)を介して搬送モーターMに接続されている。排出搬送ベルト31は、搬送モーターMを稼働させて排出駆動ローラー30Aを回転させることで、図1の矢印方向に走行する。なお、排出搬送ベルト31よりも上方には、シートS上のインクを乾燥させるための乾燥装置32が設けられている。
<昇降ユニット>
詳細な構造の説明は省略するが、昇降ユニット35は、印字搬送ユニット20を記録位置と退避位置との間で昇降させる機能を有している。記録位置とは、印字搬送ユニット20をインクジェットヘッド43に接近させてシートSに画像を形成するための位置である。退避位置とは、印字搬送ユニット20をインクジェットヘッド43から離して保守動作(後述する)を実行可能とする位置である。
[記録装置]
図1に示すように、記録装置12は、4つのインクタンク40と、ヘッドユニット41と、を含んでいる。4つのインクタンク40は、装置本体2の上部に配置されている。4つのインクタンク40には、4色(イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック)のインクが貯留されている。ヘッドユニット41は、印字搬送ユニット20よりも上方に配置されている。
<ヘッドユニット>
図2および図4に示すように、第1装置の一例としてのヘッドユニット41は、ヘッドハウジング42と、複数のインクジェットヘッド43(液滴吐出ヘッド)と、を含んでいる。
(ヘッドハウジング)
図2および図4に示すように、ヘッドハウジング42は、略直方体状に形成されている。ヘッドハウジング42は、装置本体2(プリンター1のメインフレーム(図示せず))に固定されている。ヘッドハウジング42は、複数のインクジェットヘッド43を固定するためのヘッドプレート42Aを含んでいる。
(インクジェットヘッド)
複数のインクジェットヘッド43は、4色のインクに対応するように設けられている。インクジェットヘッド43には、対応する色のインクを貯留したインクタンク40が接続されている。
図4に示すように、複数のインクジェットヘッド43は、前後方向(搬送方向に直交した幅方向)に長い略直方体状に形成されている。インクジェットヘッド43は、搬送ベルト24(搬送面24A)との間に所定のギャップを挟んで対向するノズル面43Aを有している(図2参照)。ノズル面43Aは、搬送面24Aと平行に設けられている。ノズル面43Aには、搬送面24A上のシートSに対してインク滴を吐出する複数の吐出ノズル(図示せず)が形成されている。インクジェットヘッド43は、複数の吐出ノズルに対応する複数の圧電素子(図示せず)を有している。圧電素子が電圧の印加で変形するとインクジェットヘッド43内のインクに圧力が伝わり、吐出ノズルからインクが吐出される。
複数のインクジェットヘッド43は、ヘッドプレート42Aに固定され、ノズル面43Aをヘッドプレート42Aの下面に露出させている。複数のインクジェットヘッド43は、平面から見て千鳥格子状に配置されている。複数のインクジェットヘッド43は、シートSの前後幅よりも長いノズル列を成すように並べられたラインヘッドを構成する。
[印刷動作]
ここで、図1および図2を参照して、プリンター1の動作について説明する。プリンター1を統括制御する制御装置(図示せず)は、以下のように画像形成処理(印刷動作)を実行する。なお、印字搬送ユニット20は、記録位置に配置されているものとする。
給紙装置10は、給紙カセット3内のシートSを1枚ずつ分離して供給路5Aに送り出す。シートSは、供給路5Aを通ってレジストローラー対16によって一時的に塞き止められる。レジストローラー対16は、シートSの斜行補正を行った後に、インクの吐出動作に合せて印字搬送ユニット20(搬送面24A)に向かってシートSを送り出す。
印字搬送ユニット20は、搬送ベルト24上のシートSを吸着しながらインクジェットヘッド43に対向する位置に搬送する。具体的には、吸引部25(ブロアファン28)は、負圧を発生させ、搬送面24A上のシートSに吸引力を作用させる。搬送ベルト24は、図2の矢印方向に回転し、搬送面24Aに吸着されたシートSを搬送する。インクジェットヘッド43は、搬送ベルト24上に吸着されながら搬送されるシートSに向かってインク滴(液滴)を吐出する。これにより、シートSにインク画像が形成される。
画像形成されたシートSは、搬送ベルト24から排出搬送ベルト31に送られる。乾燥装置32は、排出搬送ベルト31を通過するシートS上のインクを乾燥させる。そして、シートSは、排出搬送ベルト31から排出路5Bを通って排紙トレイ4に排出される。
なお、図示は省略するが、プリンター1には、印刷動作の停止中に、インクジェットヘッド43の保守動作を実行するための保守装置が設けられている。保守装置は、インクジェットヘッド43のノズル面43Aを覆うキャップや、ノズル面43Aに付着したインクを拭い取るワイプユニット等を備えている。
本実施形態に係るプリンター1では、ラインヘッド方式のインクジェットヘッド43が採用されており、印字搬送ユニット20がヘッドユニット41に対して位置決めされている。具体的には、図3ないし図5に示すように、印字搬送ユニット20の幅方向中央を通る中心線が、ヘッドユニット41の幅方向中央を通る中心線に一致しており、幅方向に延在したインクジェットヘッド43と中心線(搬送方向)との成す角度が直角になっている。仮に、印字搬送ユニット20の幅方向中央を通る中心線が、ヘッドユニット41の幅方向中央を通る中心線に一致していない場合、幅方向に延在したインクジェットヘッド43と搬送方向との成す角度が直角にならない(直角度が低くなる)。このように直角度が低い場合、インクジェットヘッド43に対してシートSが斜めに搬送されるため、シートSに対するインク滴の着弾位置が理想の着弾位置からずれることになる(印字ずれが発生する)。したがって、印刷動作では、印字搬送ユニット20がヘッドユニット41に対して高い直角度をもって位置決めされることが重要になる。そこで、本実施形態に係るプリンター1は、ヘッドユニット41(第1装置)に対する印字搬送ユニット20(第2装置)の位置を調整するための位置調整装置50を備えている。
[位置調整装置]
図3ないし図6を参照して、本実施形態に係る位置調整装置50について説明する。図6は位置調整装置50の調整部材54を示す断面図である。
図3ないし図5に示すように、位置調整装置50は、位置決め突起51と、位置決め穴52と、回転止め突起53と、調整部材54と、を備えている。第1位置決め部の一例としての位置決め突起51は、ヘッドユニット41の後側下部に設けられている(図4参照)。第2位置決め部の一例としての位置決め穴52は、印字搬送ユニット20の後側上部に設けられている(図3参照)。第1回転止め部の一例としての回転止め突起53は、ヘッドユニット41の前側下部に設けられている(図4参照)。調整部材54は、印字搬送ユニット20の前側上部に設けられている(図3参照)。
<位置決め突起>
図4に示すように、位置決め突起51(第1位置決め部)は、ヘッドプレート42Aの後部、且つ左右方向(搬送方向)略中央に設けられている。位置決め突起51は、ヘッドプレート42Aの下面から下方に向かって略垂直に延びた略円柱状の突起である。なお、位置決め突起51の先端部(下端部)は、先細り形状となっている。
<位置決め穴>
図3に示すように、位置決め穴52(第2位置決め部)は、後側の搬送フレーム21の左右方向略中央に設けられている。位置決め穴52は、搬送フレーム21の上面に開口した丸穴である。位置決め穴52の直径は、位置決め突起51の外形よりも僅かに大きく設定されている。位置決め穴52には、位置決め突起51ががたつくことなく嵌合(係合)する。なお、位置決め穴52の上端部は、上方に向かって広がる漏斗状になっている。
<回転止め突起>
図4に示すように、回転止め突起53(第1回転止め部)は、ヘッドプレート42Aの前部、且つ左右方向略中央に設けられている。回転止め突起53は、ヘッドプレート42Aの下面から下方に向かって略垂直に延びた略円柱状の突起である。回転止め突起53の先端部(下端部)は、先細り形状となっている。
<調整部材>
図3および図5に示すように、調整部材54は、前側の搬送フレーム21の左右方向中央付近に設けられている。調整部材54は、前側の搬送フレーム21の上面に取り付けられている。調整部材54は、調整本体部60と、回転止め穴61と、2つのヘッダーピン62と、2つの固定ネジ63と、調整ネジ64と、付勢部材65と、を含んでいる。
(調整本体部)
調整本体部60は、左右方向に長い略直方体状に形成されている。調整本体部60は、位置決め穴52を中心とした回転軌道との接線に沿った接線方向(左右方向)にスライド可能に設けられている(図5参照)。
((固定凹部))
図6に示すように、調整本体部60には、2つの固定凹部66が形成されている。固定凹部66は、調整本体部60の上面に開口を有する略直方体状の窪みである。2つの固定凹部66は、回転止め穴61を挟んで調整本体部60の左右両側に形成されている。
固定凹部66の底面には、仮止め用穴70および固定用穴71が開口している。2つの固定凹部66に形成された2種の穴70,71は、左右対称となるように配置されている。仮止め用穴70および固定用穴71は、それぞれ、固定凹部66の底壁を貫通した穴である。仮止め用穴70は、前側の搬送フレーム21に形成された仮止めネジ穴72に対応して配置されている。仮止め用穴70は、左右方向に長い略楕円形状に形成されている。詳細には、仮止め用穴70は、後述するヘッダーピン62のピンヘッド62Bの半径よりも大きな長半径を有する略楕円形状に形成されている。固定用穴71は、前側の搬送フレーム21に形成された固定ネジ穴73に対応して配置されている。固定用穴71は、後述する固定ネジ63の固定頭部63Bよりも小さな直径を有する略円形状に形成されている。
((傾斜面))
調整本体部60の左側面(接線方向一面)には、傾斜面75が形成されている。傾斜面75は、下端から上端に向かうに従って左側に傾いている。
(回転止め穴)
回転止め穴61(第2回転止め部)は、調整本体部60に設けられている。回転止め穴61は、調整本体部60を上下方向に貫通した穴である。回転止め穴61は、2つの固定凹部66の間にて、前側の搬送フレーム21に形成された受け穴76に対応して配置されている。回転止め穴61は、前後方向(幅方向)に長い略楕円形状に形成されている。詳細には、回転止め穴61は、回転止め突起53の半径よりも大きな長半径を有し、且つ回転止め突起53の半径と略同一(正確には僅かに大きい)となる短半径を有する略楕円形状に形成されている。回転止め穴61には、回転止め突起53が左右方向にがたつくことなく嵌合(係合)する。また、回転止め穴61には、回転止め突起53が前後方向に遊びをもって緩く嵌り込む。なお、回転止め穴61の上端部は、上方に向かって広がる漏斗状になっている。また、受け穴76は、回転止め穴61よりも左右方向に大きく形成されており、回転止め突起53は、受け穴76に遊びをもって緩く嵌り込む。
(ヘッダーピン)
ヘッダーピン62は、略円柱状のピン螺合部62Aと、ピン螺合部62Aの上端部にフランジ状に広がるピンヘッド62Bと、を有している。ピン螺合部62Aの外周面には、搬送フレーム21の仮止めネジ穴72の雌ネジに噛み合う雄ネジが形成されている。ピン螺合部62Aは、調整本体部60の仮止め用穴70を貫通し、搬送フレーム21の仮止めネジ穴72に螺合する。ピンヘッド62Bは、ピン螺合部62A(仮止めネジ穴72)よりも大きな外径となる円板状に形成されている。ピンヘッド62Bは、仮止め用穴70に遊びをもって緩く嵌り込む。
(固定ネジ)
固定ネジ63は、略円柱状の固定螺合部63Aと、固定螺合部63Aの上端部にフランジ状に広がる固定頭部63Bと、を有している。固定螺合部63Aの外周面には、搬送フレーム21の固定ネジ穴73の雌ネジに噛み合う雄ネジが形成されている。固定螺合部63Aは、調整本体部60の固定用穴71を貫通し、搬送フレーム21の固定ネジ穴73に螺合する。固定螺合部63Aは、固定用穴71に遊びをもった状態で差し込まれる。固定頭部63Bは、固定螺合部63A(固定用穴71)よりも大きな外径となる円板状に形成されている。
(調整ネジ)
調整ネジ64は、略円柱状の調整螺合部64Aと、調整螺合部64Aの上端部にフランジ状に広がる調整頭部64Bと、を有している。調整螺合部64Aの外周面には、搬送フレーム21の調整ネジ穴74の雌ネジに噛み合う雄ネジが形成されている。調整螺合部64Aは、調整本体部60の傾斜面75の右側に配置され、搬送フレーム21の調整ネジ穴74に螺合する。調整頭部64Bは、調整螺合部64Aよりも大きな外径となる円板状に形成されている。調整頭部64Bは、傾斜面75の傾きに沿ったテーパー状(略円錐台状)に形成されている。調整頭部64Bは、下方から上方に向かって次第に外径が広がる周面64Cを有している。調整螺合部64Aが調整ネジ穴74に螺合した状態で、調整頭部64Bの周面64Cは、調整本体部60の傾斜面75に接触(面接触)する。
(付勢部材)
付勢部材65は、調整本体部60の左側面と搬送フレーム21のバネ受け部(図示せず)との間に架設された圧縮コイルスプリングである。付勢部材65は、調整本体部60の傾斜面75を調整ネジ64の調整頭部64B(周面64C)に押し付ける。
[位置調整装置の作用]
次に、図6を参照して、位置調整装置50を用いた印字搬送ユニット20の位置調整(位置調整装置50の作用)について説明する。
既に述べたように、印字搬送ユニット20は、ヘッドユニット41を基準として位置決めされる。具体的には、印字搬送ユニット20の幅方向の中心線が、ヘッドユニット41の幅方向の中心線に一致し、インクジェットヘッド43と中心線(搬送方向)との成す角度が直角になるようにする(図5参照)。なお、「両ユニット20,41の中心線が一致する」とは、完全な一致を要求するものではなく、印字ずれが発生しない程度の微小なずれを許容する意味である。これと同様に、「インクジェットヘッド43と中心線(搬送方向)との成す角度が直角になる」とは、完全な直角を要求するものではなく、印字ずれが発生しない程度の微小なずれを許容する意味である。
さらに具体的に説明すると、ヘッドユニット41の位置決め突起51が印字搬送ユニット20の位置決め穴52に嵌合することで、印字搬送ユニット20の左右方向の位置が固定される。また、ヘッドユニット41の回転止め突起53が印字搬送ユニット20の回転止め穴61に嵌合することで、回転止め穴61を中心とした印字搬送ユニット20の回転方向の位置が固定される。ここで、回転止め突起53や回転止め穴61の形成位置が部品の寸法公差等でずれていた場合、両ユニット20,41の中心線が一致せず、直角度が低くなる。そこで、作業者は、調整ネジ64を締めたり緩めたりすることで、調整部材54を左右方向(位置決め穴52を中心とした回転軌道との接線方向)にスライドさせ、回転止め穴61の位置を調整する。
まず、作業者は、前側の搬送フレーム21の上面の所定位置に調整本体部60を配置する(図3参照)。図6に示すように、作業者は、調整本体部60の仮止め用穴70にヘッダーピン62(ピン螺合部62A)を差し込み、搬送フレーム21の仮止めネジ穴72にピン螺合部62Aを螺合させる。上記したように、ピンヘッド62Bは仮止め用穴70に緩く嵌り込んでいるため、調整本体部60は、ピンヘッド62Bと仮止め用穴70との隙間の範囲内で左右方向に移動することができる。つまり、調整本体部60は、ヘッダーピン62を介して左右方向にスライドする状態で印字搬送ユニット20に仮止めされる。
次に、作業者は、搬送フレーム21の調整ネジ穴74に調整ネジ64の調整螺合部64Aを螺合させる。そして、作業者は、調整本体部60の左側面と搬送フレーム21のバネ受け部との間に付勢部材65を架け渡す。この状態で、調整本体部60の傾斜面75は、付勢部材65の付勢力によって調整ネジ64の調整頭部64Bに押し付けられている。
次に、作業者は、工具を用いて調整ネジ64を締めたり緩めたりすることで調整本体部60の位置を調整する(図6の矢印参照)。
例えば、調整ネジ64は、締められると回転しながら下方に進行する。すると、調整頭部64Bは、付勢部材65の付勢力に抗して傾斜面75に沿って下方に滑動しながら調整本体部60を左方向に移動させる。これにより、回転止め穴61を中心とした印字搬送ユニット20の回転方向の位置が、平面から見て反時計回りに移動する(調整される)。
また、例えば、調整ネジ64は、緩められると回転しながら上方に進行する。すると、調整頭部64Bは傾斜面75に沿って上方に滑動し、調整本体部60は付勢部材65の付勢力によって右方向に移動する。これにより、回転止め穴61を中心とした印字搬送ユニット20の回転方向の位置が、平面から見て時計回りに移動する(調整される)。
以上のように、調整本体部60の位置を調整した後、作業者は、調整本体部60の固定用穴71に固定ネジ63(固定螺合部63A)を差し込み、搬送フレーム21の固定ネジ穴73に固定螺合部63Aを螺合させる。そして、固定ネジ63を確りと締め付けることで、調整本体部60は、調整された位置で搬送フレーム21(印字搬送ユニット20)に固定される。
最後に、ヘッドユニット41の位置決め突起51および回転止め突起53が印字搬送ユニット20の位置決め穴52および回転止め穴61に嵌合することで、印字搬送ユニット20がヘッドユニット41を基準として位置決めされる。
以上説明した本実施形態に係る位置調整装置50では、調整ネジ64が、傾斜面75に調整頭部64Bを接触させながら印字搬送ユニット20(調整ネジ穴74)に螺合して調整本体部60の左右方向(接線方向)の位置を調整する構成とした。すなわち、調整ネジ64が、その調整頭部64Bを調整本体部60の傾斜面75に押し付けられながらネジ作用によって進退する構成とした。この構成によれば、調整ネジ64の調整頭部64Bが傾斜面75上を滑動することで、印字搬送ユニット20に対して調整本体部60を左右方向(接線方向)に移動させることができる。これにより、調整本体部60に形成された回転止め穴61の左右方向の位置も移動するため、回転止め突起53の嵌合位置を調整することができる。その結果、ヘッドユニット41(第1装置)に対する印字搬送ユニット20(第2装置)の位置を調整することができる。また、ネジ作用の進退による調整本体部60(傾斜面75)の左右方向への移動距離は微小であるため、調整本体部60の位置を容易且つ正確に微調整することができる。
また、本実施形態に係る位置調整装置50では、調整ネジ64の調整頭部64Bが、傾斜面75に面接触するようにテーパー状に形成されていた。この構成によれば、調整頭部64Bを傾斜面75に沿って円滑に滑動させることができ、調整本体部60の位置の微調整をより精密に行うことができる。
また、本実施形態に係る位置調整装置50では、ヘッダーピン62が、印字搬送ユニット20に調整本体部60を左右方向(接線方向)にスライド可能な状態で仮止めする構成とした。この構成によれば、印字搬送ユニット20の所定範囲に調整本体部60を配置した状態を維持しつつ調整ネジ64による調整作業を円滑に行うことができる。
また、本実施形態に係るプリンター1によれば、位置調整装置50を用いてヘッドユニット41に対する印字搬送ユニット20の位置を調整することで、ヘッドユニット41の幅方向中央を通る中心線に、印字搬送ユニット20の幅方向中央を通る中心線を一致させることができる。これにより、幅方向に延在したインクジェットヘッド43と中心線(搬送方向)とが成す角度を直角にする(直角度を高く維持する)ことができ、印字ずれ(シートSに対するインク滴の着弾位置のずれ)を低減することができる。
なお、本実施形態に係る位置調整装置50では、調整本体部60の傾斜面75が下端から上端に向かうに従って左側に傾いていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図7に示すように、変形例に係る傾斜面77は、上記した本実施形態とは逆に、下端から上端に向かうに従って右側に傾いてもよい。この場合、調整ネジ67の調整頭部67Bは、下方から上方に向かって次第に外径が狭まる周面67Cを有してもよい。
また、本実施形態(変形例を含む。)に係る位置調整装置50では、調整ネジ64の調整頭部64Bが、傾斜面75に面接触するように略円錐台状に形成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図8に示すように、他の変形例に係る調整ネジ68の調整頭部68Bは、略円板状(略円柱状)に形成されてもよい。この場合、調整頭部68Bは、傾斜面75に点接触する。
また、本実施形態(各変形例を含む。以下同じ。)に係る位置調整装置50では、付勢部材65が圧縮コイルスプリングであったが、本発明はこれに限定されない。例えば、付勢部材は、ゴム等の弾性体で構成されてもよい(図示せず)。また、他にも、図9に示すように、他の変形例に係る付勢部材80は、引張バネであってもよい。この場合、調整本体部60の調整ネジ穴74に対応する位置には、上下方向に貫通した調整穴部81が形成される。傾斜面75は、この調整穴部81の右側内面に形成される。
また、本実施形態に係る位置調整装置50では、付勢部材65,80が、調整本体部60の左側に設けられていたが、これに限らず、調整本体部60の右側に設けられてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る位置調整装置50では、位置決め突起51がヘッドユニット41に設けられ、位置決め穴52が印字搬送ユニット20に設けられていたが、本発明はこれに限定されない。位置決め穴52がヘッドユニット41に設けられ、位置決め突起51が印字搬送ユニット20に設けられてもよい(図示せず)。この場合、位置決め穴52が第1位置決め部の一例となり、位置決め突起51が第2位置決め部の一例となる。また、回転止め突起53がヘッドユニット41に設けられ、回転止め穴61が調整部材54に設けられていたが、本発明はこれに限定されない。回転止め穴61がヘッドユニット41に設けられ、回転止め突起53が調整部材54に設けられてもよい(図示せず)。この場合、回転止め穴61が第1回転止め部の一例となり、回転止め突起53が第2回転止め部の一例となる。
また、本実施形態に係る位置調整装置50では、ヘッドユニット41(第1装置)が位置決めの基準となっていたため、調整部材54が印字搬送ユニット20(第2装置)に設けられていたが、本発明はこれに限定されない。調整部材54は、ヘッドユニット41に設けられてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る位置調整装置50は、位置決め穴52等が印字搬送ユニット20の後部に設けられ、調整部材54が印字搬送ユニット20の前部に設けられていたが、本発明はこれに限定されない。位置決め穴52等が印字搬送ユニット20の前部に設けられ、調整部材54が印字搬送ユニット20の後部に設けられてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る位置調整装置50では、ヘッダーピン62および固定ネジ63が、それぞれ2つずつ設けられていたが、これに限らず、ヘッダーピン62および固定ネジ63は、それぞれ1つ以上設けられていればよい。また、ヘッダーピン62は省略してもよい。
また、本実施形態に係る位置調整装置50は、インクジェット式のプリンター1に備えられ、ヘッドユニット41と印字搬送ユニット20との位置決めに用いられていたが、本発明はこれに限定されない。位置調整装置50は、高い位置決め精度を要求される2つの装置の位置決めに採用することができる。例えば、位置調整装置50は、給紙カセット3と給紙装置10との位置決めに採用されてもよい(図示せず)。また、他にも、位置調整装置50は、電子写真方式の複写機等(図示せず)に採用されてもよい。例えば、感光体と、この感光体にレーザーを出射する光走査装置との位置決めに、位置調整装置50が採用されてもよい。
なお、本実施形態に係るプリンター1では、液滴吐出ヘッドの一例としてインクジェットヘッド43が用いられていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、液滴吐出ヘッドは、液状の樹脂等を吐出するものであってもよい。また、媒体は、紙製に限らず、樹脂製やガラス製等であってもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る位置調整装置および画像形成装置における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。
1 プリンター(画像形成装置)
20 印字搬送ユニット(第2装置)
41 ヘッドユニット(第1装置)
43 インクジェットヘッド(液滴吐出ヘッド)
50 位置調整装置
51 位置決め突起(第1位置決め部)
52 位置決め穴(第2位置決め部)
53 回転止め突起(第1回転止め部)
54 調整部材
60 調整本体部
61 回転止め穴(第2回転止め部)
62 ヘッダーピン
63 固定ネジ
64、67、68 調整ネジ
64B,67B,68B 調整頭部(頭部)
65,80 付勢部材
75、76 傾斜面
S シート(媒体)

Claims (4)

  1. 第1装置に対する第2装置の位置を調整するための位置調整装置であって、
    前記第1装置と前記第2装置の何れか一方に設けられている第1位置決め部と、
    前記第1装置と前記第2装置の何れか他方に設けられ、前記第1位置決め部と係合する第2位置決め部と、
    前記第1装置と前記第2装置の何れか一方に設けられている第1回転止め部と、
    前記第1装置と前記第2装置の何れか他方に設けられている調整部材と、を備え、
    前記調整部材は、
    前記第2位置決め部を中心とした回転軌道との接線に沿った接線方向にスライド可能に設けられている調整本体部と、
    前記調整本体部に設けられ、前記第1回転止め部と係合する第2回転止め部と、
    前記調整本体部の接線方向一面に形成された傾斜面に頭部を接触させながら前記第1装置と前記第2装置の何れか他方に螺合して前記調整本体部の接線方向の位置を調整する調整ネジと、
    前記調整本体部の前記傾斜面を前記調整ネジの前記頭部に押し付ける付勢部材と、
    前記第1装置と前記第2装置の何れか他方に前記調整本体部を固定する固定ネジと、
    前記第1装置と前記第2装置の何れか他方に前記調整本体部を接線方向にスライド可能な状態で仮止めするためのヘッダーピンと、を含んでいることを特徴とする位置調整装置。
  2. 前記調整ネジの前記頭部は、前記傾斜面の傾きに沿ったテーパー状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の位置調整装置。
  3. 請求項1または2に記載の位置調整装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1または2に記載の位置調整装置を備え、
    前記第1装置と前記第2装置の何れか一方は、媒体を搬送する印字搬送ユニットであり、
    前記第1装置と前記第2装置の何れか他方は、前記印字搬送ユニットによって搬送される前記媒体に向かって液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを含むヘッドユニットであることを特徴とする画像形成装置。
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