JP7200503B2 - 搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送装置に関し、特に、印刷媒体等を搬送する搬送装置に関する。
搬送装置はスキャナーやプリンターなどで使用されている。例えば、スキャナーであれば、搬送装置は原稿を所定の搬送路に沿って画像読取位置を経由して排出口に搬送させる。搬送装置が使用する駆動源はDCモーターなどの電動モーターである。
搬送装置は、搬送異常、たとえば紙ジャム(紙詰まり)を検知して搬送を停止させる。異常が早期に検知されると、原稿が傷むのを抑制することができる。
特許文献1に示す搬送装置は、駆動源であるDCモーターの電流値をモニターし、異常な負荷が発生するときに生じる電流値の異常値に基づいて搬送異常を検知している。すなわち、搬送装置は、負荷の状態を電流値から算出し、電流値から得られる異常な負荷状態(過負荷状態)の発生回数を積算する。この積算値があらかじめ決められた基準値を超えたとき、搬送装置は過負荷状態と判断する。
特開2012-25503号公報
この過負荷の判断は、異常ではないのに異常だと判断してしまうことは避ける必要があるが、異常が発生すれば速やかに検知できることが求められる。
本発明は、紙詰まりなどの異常状態を適切に検知できる搬送装置を提供する。
搬送装置は、駆動源を備えて媒体を搬送する搬送機構と、前記搬送機構の搬送に対する負荷を検知するセンサーと、前記センサーの検知結果を入力し前記搬送機構による搬送を制御するプロセッサーと、を備え、前記プロセッサーは、搬送する前記媒体の種類を取得し、取得した前記媒体の種類と前記センサーの出力とに基づいて前記搬送が正常か異常かを判断する。
本発明の一実施例が適用されるスキャナーの概略構成のブロック図である。 搬送長を指定する選択画面を示す図である。 スキャナーで行われる搬送の異常検出の手順を示すフローチャートである。 用紙選択における他の選択肢を含む選択画面を示す図である。 スキャナーで行われる搬送の異常検出の手順を示すフローチャートである。
(第1実施形態)
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施例が適用されるスキャナーの概略構成のブロック図である。
図1において、スキャナー10は、プロセッサーに相当する制御部20を備えている。制御部20は内部にCPUやROMやRAMを備えており、制御部20はスキャナー10内の各構成部品を制御する。スキャナー10は、搬送機構30とラインセンサー40とを備えている。搬送機構30は1または複数の駆動モーターと搬送路を備えており、制御部20からの制御信号に応じて駆動モーターが駆動されると、搬送機構30は、図示しないスタッカーに供給されている媒体の最も上の一枚を吸い取り、前記搬送路を通過させ、図示しない排紙スタッカーへと搬送する。本実施形態では、スキャナー10に組み込まれた搬送装置を説明する。なお、CPUに代えてASICを用いても良いし、CPUとASICとを協働させても良い。
搬送機構30に使用される駆動モーターはDCモーター31である。搬送機構30は、駆動源であるDCモーター31に流れる負荷を検知する負荷検知センサー32を備えている。負荷検知センサー32は電流値を検知する計測センサー(電流計)であり、制御部20に接続されている。制御部20は負荷検知センサー32が検知する電流値(検知結果)に基づいて搬送機構30の負荷を取得する。
負荷検知センサー32は、DCモーター31に流れる電流値をモニターしているが、負荷を検知する要素は電流値に限られない。例えば、DCモーター31がPWM制御で駆動力を制御されている場合、PWM制御すること自体が負荷に基づいて必要な駆動力を発生させるように制御している。従って、PWM制御内で負荷を検知しているので、この情報を制御部20が利用してもよい。
制御部20が搬送機構30を制御して媒体である紙などを所定の搬送路に沿って搬送させると、搬送路と直交するように配設されているラインセンサー40が媒体の明暗または色に対応した読取り信号を制御部20に出力する。すると、制御部20は媒体の搬送状況と読取り信号とに基づいて画像データを生成し、画像データに対応する出力信号を図示しない外部装置などに出力する。このように、搬送機構30は、所定の搬送路に沿って媒体を搬送する。
スキャナー10は、外部のPC70に有線ネットワーク、無線ネットワーク、USBケーブル等によって接続される。PC70は、スキャナー10に対して被読み取り対象に応じた所定の情報を提供する。
図2は、搬送長を指定する選択画面を示す図である。
被読み取り対象は、A4,B4等の規格サイズである場合もあるし、規格外のサイズである場合もある。PC70によってスキャナー10を制御するときには、PC70は、図2に示すような画面を不図示の表示部に表示し、被読み取り対象の用紙サイズの指定をユーザーから受け付ける。
図2には、被読み取り対象として、A3縦,A4縦,A4横,B4縦,B5縦,B5横という選択肢と、自由に長さを指定できる自由長の選択肢とが表示されている。ユーザーが、A3縦,A4縦,A4横,B4縦,B5縦,B5横という規格を選択したときには、PC70は各用紙規格に対応する搬送長を制御部20に指定する。また、ユーザーが自由長を選択して所定の長さを指定したときは、PC70は、指定された長さを搬送長として制御部20に指定する。なお、スキャナー10における搬送装置の場合、搬送長とは読み取り長である。
図3は、スキャナー10で行われる搬送の異常検出の手順を示すフローチャートである。
スキャンを開始すると、制御部20は、ステップS102において、PC70から提供された搬送長(読み取り長)Lと、検出モードを切り替えるための閾値L_threshとを比較する。この搬送長Lは、図2に示す選択画面に対するユーザーの選択操作に対応してPC70が制御部20に通知している。ただし、制御部20は、図2に示された選択画面を、スキャナー10が備える不図示の表示部に表示させることにより、選択画面へのユーザーの選択操作に応じて搬送長Lを取得するとしてもよい。
搬送長Lが閾値L_threshよりも長い場合は、ステップS106において、制御部20は検出モードを「連続」モードに指定し、さらに、搬送異常と判断するためのエラー回数閾値Err_threshに所定の値Bを設定する。一方、搬送長Lが閾値L_threshと同じか短い場合は、ステップS104において、制御部20は検出モードを「累積」モードに指定し、さらに、搬送異常と判断するためのエラー回数閾値Err_threshに所定の値Aを設定する。
ここで、「連続」モードとは、負荷検知センサー32の出力である電流値が所定の閾値(電流値)以上となる状態が所定の閾値(回数)以上に連続した場合に搬送異常と判断する動作状態である。また、「累積」モードとは、負荷検知センサー32の出力である電流値が所定の閾値(電流値)以上となる延べ回数で所定の閾値以上になった場合に搬送異常と判断する検出モードである。
この例では、制御部20は、搬送長を媒体の種類として取得しており、搬送長Lが搬送長閾値L_threshよりも大きい媒体を第1の媒体であるとして、検出モードに連続モードを設定する。制御部20は、搬送長Lが搬送長閾値L_thresh以下の媒体を第2の媒体であるとして、検出モードに累積モードを設定する。搬送長閾値L_threshには15.3インチを指定してある。
なお、搬送長閾値L_threshをどうするかは実験を通じて最適値を求めるが、通常、10インチ以上であって20インチ以下の値を設定することが望ましく、この例ではその中でも15.3インチが最も望ましい値としている。
値Aの方が値Bよりも大きい(小さくない)。連続モードは異常な電流値が検知され、その状態が一定期間継続したときに異常状態と判断する。このような連続状態の出現回数に基づいて異常と判断するものである。一方、累積モードでは異常な電流値が検知されればその都度カウントしていき、その出現回数に基づいて異常と判断するものである。連続しないと異常値としてカウントしない連続モードと、一度でも発生すれば異常値とカウントする累積モードであるため、前者の閾値Bは、後者の閾値Aよりも小さい値としている。
次に、制御部20は、ステップS108において、無負荷状態での一定区間での平均電流値PL_Baseを取得する。搬送機構30が無負荷状態で駆動すると、DCモーター31は搬送路を構成する各種の駆動機構を駆動するのに要する最小限の駆動力を出力する。この駆動力を出力するのに必要な電流値は最小限必要な電流値であり、制御部20は、ステップ110において、過負荷検出閾値を、この最小限必要な電流値にオフセットを加えた値とする。
PL_thresh=PL_Base+offset
このように、無負荷状態での所定長の搬送での電流値の平均に所定のオフセット値を加えた値を異常の有無の判断のための閾値、つまり過負荷検出閾値PL_threshとしている。
上述したように、従来は、過負荷検出閾値は固定値であった。しかし、DCモーター31の劣化や、各スキャナー10ごとに搬送機構30を構成する機械要素の個体差に起因して、搬送機構30を駆動するのに要する最小限の電流値はばらついている。しかし、本実施形態では、搬送開始前に搬送機構30を無負荷状態で駆動することで、スキャナー10ごとに必要な最小限の電流値を取得しているので、適切な過負荷検出が可能となる。
過負荷検出閾値PL_threshを算出したら、制御部20は、ステップS112において、現在の電流値PL_nowを負荷検知センサー32から取得し、ステップS114において、電流値PL_nowを過負荷検出閾値PL_threshと対比する。
負荷検知センサー32から取得される現在の電流値PL_nowが過負荷検出閾値PL_threshを下回る場合、制御部20は、ステップS116において、検出モードが「連続モード」であるか判断し、「連続モード」でない限り何も処理することなく、ステップS124において読み取り終了か否かを判断する。読み取りが終了するまで異常の処理を繰り返す。現在の電流値PL_nowが過負荷検出閾PL_threshを下回るのであれば、異常はなく、特に処理をする必要はない。なお、ステップS116において、検出モードが「連続モード」であると判断したときは、制御部20は、ステップS118において、エラー回数をカウントしておく変数Ecをリセットする。なお、図3のフローチャートの開始時点では、変数Ecはリセットされている。
変数Ecは、連続モードにおいては、負荷検知センサー32の出力である電流値が所定の閾値(電流値)以上となる状態が所定の閾値(回数)以上に連続したか否かを判断するために使用される。従って、現在の電流値PL_nowが過負荷検出閾PL_threshを下回った時点で連続しなくなったといえるから、制御部20はステップS118において変数Ecをリセットする。
一方、累積モードにおいては、変数Ecは、負荷検知センサー32の出力である電流値が所定の閾値(電流値)以上となる延べ回数をカウントするために使用される。従って、現在の電流値PL_nowが過負荷検出閾PL_threshを下回ったとしても、延べ回数には無関係であるから、制御部20は変数Ecをリセットしない。
ステップS114における対比の結果、負荷検知センサー32から取得される現在の電流値PL_nowが過負荷検出閾PL_thresh以上である場合、制御部20は、ステップS120において、エラー回数を計数する変数Ecの値をインクリメントした後、ステップS122において、変数Ecが所定のエラー回数閾値Err_thresh以上となっていないか判断する。
連続モードの場合も、累積モードの場合も、ステップS122の判断を行うための値が、ステップS104,S106において、エラー回数閾値Err_threshにセットされている。このため、制御部20は現在のエラー回数の変数Ecとエラー回数閾値Err_threshとを対比し、エラー回数の変数Ecがエラー回数閾値Err_thresh以上となった時点で、ステップS126において、紙ジャムエラー発生と判断する。
(長尺原稿の場合)
長尺の一例として、搬送長が100インチである場合、PC70は、図2に示す選択画面に対するユーザーの選択操作を取得して制御部20に通知する。制御部20は、ステップS102において、搬送長Lから媒体の種類を判別する。すなわち、プロセッサーである制御部20は搬送長Lの情報から媒体の種類を取得する。この例では、搬送長Lである100インチが搬送長閾値L_threshである15.3インチを超えており、制御部20は、ステップS106において、検出モードを「連続」モードとし、エラー回数閾値Err_threshには値Bを設定する。
長尺の原稿を搬送している間、搬送機構30において過負荷の状態になることはありえる。しかし、本来の異常でない限りは一定時間連続して過負荷の状態となることはなく、エラー回数の変数Ecがインクリメントされても、変数Ecは実際にエラー回数閾値Err_thresh以上となる前にリセットされてしまう。搬送機構30が、複数回にわたって過負荷の状態になったとしても、連続モードでは過負荷の状態が連続しなければ変数Ecはリセットされるから、長尺だからといって過負荷と検出されやすくなるということはない。
もっとも、本当に紙詰まり(紙ジャム)が発生すれば、即時に、エラー回数の変数Ecがエラー回数閾値Err_thresh以上となり、紙詰まりを知らせる。
(A4原稿の場合)
ユーザーが図2に示す選択画面でA4縦を選択した場合、PC70は搬送長をA4縦の長さである11.7インチとして制御部20に通知する。制御部20は、ステップS102において、搬送長Lから媒体の種類を判別する。この例では、搬送長Lである11.7インチが搬送長閾値L_threshである15.3インチを超えてないので、制御部20は、ステップS104において、検出モードを「累積」モードとし、エラー回数閾値Err_threshには値Aを設定する。
A4縦原稿を搬送している間、搬送機構30において過負荷の状態になることはありえる。しかし、本来の異常でない限りはその発生回数は多くない。エラー回数の変数Ecがインクリメントされても、変数Ecが実際にエラー回数閾値Err_thresh以上となる前に搬送は終了する。むろん、多くの場合は一度もエラーが発生しないことが予想される。従って、制御部20は、累積モードでは、エラー発生回数の累積値を変数Ecとして記憶するようにしておいても支障はない。
もっとも、A4原稿の場合でも、本当に紙詰まり(紙ジャム)が発生すれば、即時に、エラー回数の変数Ecがエラー回数閾値Err_thresh以上となり、紙詰まりを知らせる。
(まとめ)
このように本実施形態によれば、スキャナー10は、搬送機構30と、負荷検知センサー32と、負荷検知センサー32の検知結果を入力し搬送機構30による搬送を制御するプロセッサーとしての制御部20と、を備える。そして、制御部20は、搬送機構30が搬送する媒体の種類を取得し、取得した媒体の種類と、負荷検知センサー32の出力と、に基づいて前記搬送が正常か異常かを判断する。すなわち、制御部20は、媒体の種類に応じて搬送異常の判断基準を変えることにより、より適切に異常状態を検知できる。
また、本実施形態によれば、制御部20は、受け付けた媒体が第1の媒体であれば、負荷検知センサー32の出力が所定の閾値(過負荷検出閾値PL_thresh)以上となる状態が所定の閾値(エラー回数閾値Err_thresh)以上に連続した場合に搬送異常と判断し、受け付けた媒体が第2の媒体であれば、負荷検知センサー32の出力が所定の閾値(過負荷検出閾値PL_thresh)以上となる延べ回数が所定の閾値(エラー回数閾値Err_thresh)以上になった場合に搬送異常と判断する。すなわち、制御部20は、媒体の種類(第1の媒体、第2の媒体のいずれであるか)に応じて、負荷検知センサー32の出力の異常値の連続発生回数と、前記異常値の発生延べ回数とのいずれを利用して搬送異常を判断するかを切り替える。
また、本実施形態によれば、制御部20は、搬送長が搬送長閾値L_threshよりも長い媒体を第1の媒体と判断し、搬送長が搬送長閾値L_threshよりも短い媒体を第2の媒体と判断することにより、媒体の種類を取得する。従って、搬送長が閾値よりも長い種類の媒体(第1の媒体)、搬送長が閾値よりも短い種類の媒体(第2の媒体)のそれぞれについて、適切に搬送異常を判断することができる。
また、本実施形態によれば、図3のフローチャートを参照すると、制御部20は、負荷検知センサー32の出力が、値B回以上連続して電流値PL_nowが過負荷検出閾PL_thresh以上となる波形(第1のパターン)であったとき、媒体が第1の媒体であればエラー回数閾値Err_thresh=値Bであるため、ステップS122からステップS126の判断に至る。しかし、負荷検知センサー32の出力が第1のパターンで表されたときであっても、媒体が第2の媒体であればエラー回数閾値Err_thresh=値Aであり、第1実施形態では上述したように値B<値Aであるため、ステップS122からステップS126の判断には進まず、ステップS124へ進む。すなわち本実施形態によれば、負荷検知センサー32が第1のパターンの出力を行ったとき、制御部20は、受け付けた媒体が第1の媒体であれば搬送異常と判断し、受け付けた媒体が第2の媒体であれば搬送異常でないと判断する。また、このような構成は、負荷検知センサー32が第1のパターンの出力を行ったとき、制御部20は、受け付けた媒体が第1の媒体であれば搬送異常と判断し、受け付けた媒体が第1の媒体よりも搬送長が短い第2の媒体であれば搬送異常でないと判断する、とも表現できる。
また、制御部20は、負荷検知センサー32の出力が、延べ値A回以上電流値PL_nowが過負荷検出閾PL_thresh以上となる波形(第2のパターン)であったとき、媒体が第2の媒体であればエラー回数閾値Err_thresh=値Aであるため、ステップS122からステップS126の判断に至る。しかし、第2のパターン≠第1のパターンである。そのため、負荷検知センサー32の出力が第2のパターンで表されたときであっても、媒体が第1の媒体であれば、ステップS122からステップS126の判断には進まず、ステップS124へ進む。すなわち本実施形態によれば、負荷検知センサー32が第2のパターンの出力を行ったとき、制御部20は、受け付けた媒体が第2の媒体であれば搬送異常と判断し、受け付けた媒体が第1の媒体であれば搬送異常でないと判断する。
(第2実施形態)
上述した実施形態においては、搬送する媒体の種類が搬送長で特定され、搬送長に応じた検出モードが選択されることによって、過負荷状態が適切に検出されていた。しかし、検出モードを選択する要因は搬送長に限られるものではない。
図4は、用紙選択における他の選択肢を含む選択画面を示している。
図4には、図2と同様の用紙サイズの選択領域51と、紙厚の選択領域52と、紙種の選択領域53と、搬送機構30の搬送速度の選択領域54と、検知感度の選択領域55を示している。用紙サイズの選択領域51は上述した実施形態と同様である。
紙厚の選択領域52には、厚紙と、薄紙と、不明の選択肢が用意されている。厚紙よりも薄紙において早期に搬送異常と判断した方が良いから、厚紙の選択の場合は、制御部20は、検出モードを連続モードとする。また、例えば、厚紙の選択の場合は、薄紙の選択の場合よりも、エラー回数閾値Err_threshは大きくしてもよい。紙厚は厚さをユーザーに入力させ、制御部20は、ユーザーが入力した厚さを所定の厚み閾値と比較して、厚み閾値よりも厚ければ厚紙と判断し、厚み閾値以下の薄さであれば薄紙と判断してもよい。しかし、ユーザーの主観に依存して観念的に選択させてもよい。
紙種の選択領域53には、普通紙と、プラスチックカードと、不明の選択肢が用意されている。プラスチックカードは、厚紙と同様、搬送負荷が大きく、搬送異常となる過負荷状態はプラスチックカードよりも普通紙において早期に搬送異常と判断した方が良い。そのため、制御部20は、プラスチックカードの選択の場合は、検出モードを連続モードとする。また、プラスチックカードの場合は、普通紙の選択の場合よりも、エラー回数閾値Err_threshは大きくしてもよい。
搬送速度の選択領域54には、普通と、高速の選択肢が用意されている。高速は、厚紙と同様、搬送負荷が大きく、搬送異常となる過負荷状態は高速よりも普通において早期に搬送異常と判断した方が良い。そのため、制御部20は、高速の選択の場合は、検出モードを連続モードとする。また、高速の場合は、普通の選択の場合よりも、エラー回数閾値Err_threshは大きくしてもよい。
検知感度の選択領域55には、通常感度モードと、高感度モードの選択肢が用意されており、いずれかを設定可能である。高感度モードは早期に搬送異常と検知したい場合といえるから、制御部20は、通常感度モードの選択の場合は、高感度モードの選択の場合よりも、エラー回数閾値Err_threshは大きくしてもよい。
なお、搬送速度と検知感度は、媒体の種別ではない。すなわち、媒体の種別ではない要素でも、搬送異常の検出モードを選択する要因となりえるものがある。
以上の設定方針に基づいてフローチャートを説明する。
図5は、第2実施形態にかかるスキャナーで行われる搬送の異常検出の手順を示すフローチャートである。
このフローチャートは、図3に示すフローチャートの一部に相当し、ステップS102,S104,S106に置き換えられる。
スキャンを開始すると、制御部20は、PC70が図4に示された選択画面を通じて受け付けた用紙サイズと、紙厚と、紙種と、搬送速度と、検知感度についての選択情報の通知を、PC70から受ける。むろん、制御部20は、図4に示された選択画面を、スキャナー10が備える不図示の表示部に表示させることにより、選択画面へのユーザーの選択操作を受け付けるとしてもよい。
制御部20は、まず、ステップS202において、搬送長(読み取り長)Lと、検出モードを切り替えるための閾値L_threshとを比較する。この処理は、ステップS102と同様である。搬送長Lが閾値L_threshよりも長い場合は、ステップS218において、制御部20は検出モードを「連続」モードに指定し、さらに、搬送異常と判断するためのエラー回数閾値Err_threshに所定の値Bを設定する。
一方、搬送長Lが閾値L_threshと同じか短い場合、制御部20は、ステップS204において、紙厚の情報が厚紙であるか判断し、厚紙の場合は長尺の場合と同様にステップS218にて検出モードを「連続」モードに指定する。
さらに、紙厚が厚紙でない場合、制御部20は、ステップS206において、紙種の情報がプラスチックカードであるか判断し、プラスチックカードの場合は長尺の場合と同様にステップS218にて検出モードを「連続」モードに指定する。
さらに、紙種がプラスチックカードでない場合、制御部20は、ステップS208において、搬送速度の情報が高速であるか判断し、高速の場合は長尺の場合と同様にステップS218にて検出モードを「連続」モードに指定する。
搬送速度の情報が高速ではない場合、制御部20は、ステップS208からステップS210へ進み、検出モードを「累積」モードに指定する。
ステップS202,S204,S206のいずれかでYESと判断した場合は、受け付けた情報に基づいて、制御部20は、媒体が第1の媒体であると判断し、ステップS218において、検出モードを連続モードに指定する。検出モードを連続モードに指定した場合は、制御部20は、負荷検知センサー32の出力が所定の閾値以上となる状態が所定の閾値以上に連続した場合に搬送異常と判断する。
ステップS202,S204,S206のいずれにおいてもNOと判断した場合は、受け付けた情報に基づいて、制御部20は、媒体が第2の媒体であると判断する。検出モードを累積モードに指定した場合は、制御部20は、過負荷検知センサー32の出力が所定の閾値以上となる延べ回数で所定の閾値以上になった場合に搬送異常と判断する。
選択画面には検知感度の選択があり、高感度モードが選択されている場合、制御部20は、ステップS212において、高感度モードであると判断し、ステップS214にて、エラー回数閾値Err_threshに所定の値a1を設定する。一方、高感度モードではなく通常感度モードが選択されている場合、制御部20は、ステップS212において、通常感度モードであると判断し、ステップS216にて、エラー回数閾値Err_threshに所定の値a2を設定する。
このように、高感度モードでは値a1が、通常感度モードでは値a2が設定される。これらの値は、a1<a2の関係としておく。すなわち、高感度モードのときは搬送異常と検知するときのエラー回数閾値Err_threshの値が小さく、早期に搬送異常と検知することになる。
以上のようにステップS210,S218のいずれかで検出モードを設定し、ステップS214,S216,S218のいずれかでエラー回数閾値Err_threshを設定したら、制御部20は、第1実施形態におけるステップS108以下の処理を実行する。
このように、制御部20は、ステップS202,S204,S206では媒体の種類を判断し、ステップS208では搬送速度の設定を判断する。従って、第2実施形態は、制御部20が搬送機構30の搬送速度と、媒体の種類と、負荷検知センサー32の出力とに基づいて搬送が正常か異常かを判断する構成を提供する。
また、制御部20は、図4の選択画面に対するユーザーの操作を通じて、搬送異常に対する検知感度として少なくとも通常感度と高感度とを設定可能であり、ステップS212では検知感度の設定を判断する。従って、第2実施形態は、制御部20が検知感度と、媒体の種類と、負荷検知センサー32の出力とに基づいて搬送が正常か異常かを判断する構成を提供する。
このような構成によれば、制御部20は、媒体の種類だけでなく、媒体の種類以外の要素にも応じて、搬送異常の判断基準を変え、より適切に異常状態を検知することができる。
図4の選択画面において、搬送速度の選択領域54には、普通、高速に加えて、例えば、低速といった選択肢が設けられていてもよい。そのような場合であっても、制御部20は、搬送速度の設定が高速であるか否かに応じてステップS208の判断を行えばよい。
また、図4の選択画面において、検知感度の選択領域55には、通常感度モード、高感度モードに加えて、例えば、低感度モードといった選択肢が設けられていてもよい。そのような場合であっても、制御部20は、検知感度の設定が高感度モードであるか否かに応じてステップS212の判断を行えばよい。あるいは、制御部20は、検知感度の設定が低感度モードである場合には、ステップS216で設定する値a2よりも大きい値を、エラー回数閾値Err_threshとして設定してもよい。
本実施形態は、図5のフローチャートの一部のステップを省いた構成も開示する。
図5のフローチャートにおいて、例えば、ステップS212,S214,S216を含まない構成を抽出することができる。この場合、制御部20は、ステップS210で検出モードを累積モードに、エラー回数閾値Err_threshを所定の値Aに設定するか、ステップS218で検出モードを連続モードに、エラー回数閾値Err_threshを所定の値Bに設定するかした後、第1実施形態におけるステップS108以下の処理を実行する。
また、図5のフローチャートにおいて、ステップS208を含まない構成を抽出することができる。この場合、制御部20は、ステップS202,S204,S206の全てでNOの判断をしたら、つまり媒体の種類は第2の媒体であると判断したら、ステップS210へ進む。
また、図5のフローチャートにおいて、ステップS208,S212,S214,S216を含まない構成を抽出することができる。この場合、制御部20は、ステップS202,S204,S206の全てでNOの判断をしたら、ステップS210へ進む。そして、制御部20は、ステップS210で検出モードを累積モードに、エラー回数閾値Err_threshを所定の値Aに設定するか、ステップS218で検出モードを連続モードに、エラー回数閾値Err_threshを所定の値Bに設定するかした後、第1実施形態におけるステップS108以下の処理を実行する。
制御部20は、媒体の種類が複数の要素を含む場合に、予め決められた優先順位に基づいて、第1の媒体か第2の媒体かの判断に使用する種類の要素を特定する。つまり、制御部20は、媒体の搬送長、厚さ、紙種、という複数の要素についての各判断を予め決められた優先順位に従って実行することにより、結果として、ステップS202,S204,S206の各判断を図5に示す順序で実行する。この他、優先順位に応じて別にリストを作成しておき、同リストの上位のものから順に選択されているか否かを判断し、最も上位に選択されているものがあるときは、その媒体の種別に応じて検出モードやエラー回数閾値Err_threshを選択すればよい。また、連続モードに該当するものがあるかないかを判別し、ない場合には、選択されている媒体の種別のうち、最もエラー回数閾値Err_threshとして設定すべき値が小さいものを優先して設定するというようにしてもよい。
さらに図5を参照すると、第2実施形態においては、ステップS206,S208,S212,S214,S216を含まない構成や、ステップS204,S208,S212,S214,S216を含まない構成等も、抽出することができる。
本実施形態で説明した各閾値と比較する各要素は、殆どの場合、比較対象の閾値を上回るか下回るかのどちらかである。従って、閾値と一致する場合に処理をどちらに分岐するかについては、実施に際して自由に設定してもよい。例えば、図3や図5の説明によれば、搬送長Lが搬送長閾値L_threshと同じか短い媒体を、第2の媒体と分類するか、あるいは第2の媒体と分類する可能性があったが、搬送長Lが搬送長閾値L_threshと同じ場合には、第1の媒体に分類してもよい。また、これまでの説明によれば、厚さが厚み閾値以下の媒体を厚紙ではないと判断して、第2の媒体と分類するか、あるいは第2の媒体と分類する可能性があったが、厚さが厚み閾値と同じ場合には、厚紙つまり第1の媒体に分類してもよい。
なお、本発明は前記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・前記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって前記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が前記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
例えば、搬送装置はスキャナーの他に、印刷装置やラミネーターなど様々な装置に適用できる。
10…スキャナー、20…制御部、30…搬送機構、31…DCモーター、32…負荷検知センサー、40…ラインセンサー、51~55…選択領域、70…PC。

Claims (9)

  1. 駆動源を備えて媒体を搬送する搬送機構と、
    前記搬送機構の搬送に対する負荷を検知するセンサーと、
    前記センサーの検知結果を入力し前記搬送機構による搬送を制御するプロセッサーと、を備えた搬送装置であって、
    前記プロセッサーは、
    搬送する前記媒体の種類を取得し、
    取得した前記媒体の種類と前記センサーの出力とに基づいて前記搬送が正常か異常かを判断し、
    前記媒体の種類が第1の媒体であれば、前記センサーの出力が所定の閾値以上となる状態が所定の閾値以上に連続した場合に搬送異常と判断し、
    前記媒体の種類が第2の媒体であれば、前記センサーの出力が所定の閾値以上となる延べ回数が所定の閾値以上になった場合に搬送異常と判断する、ことを特徴とする搬送装置。
  2. 前記第1の媒体は、搬送長閾値よりも搬送長が長い媒体であり、前記第2の媒体は、搬送長が前記搬送長閾値よりも短い媒体であり、前記プロセッサーは、媒体の搬送長を前記搬送長閾値と比較し、比較結果に基づいて媒体の種類を取得することを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記搬送長閾値は10インチ以上、20インチ以下であることを特徴とする請求項2に記載の搬送装置。
  4. 前記第1の媒体は、厚みが厚み閾値よりも厚い媒体であり、前記第2の媒体は、厚みが前記厚み閾値よりも薄い媒体であり、前記プロセッサーは、媒体の厚みを前記厚み閾値と比較し、比較結果に基づいて媒体の種類を取得することを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の搬送装置。
  5. 前記第1の媒体は、プラスチックカードであり、前記第2の媒体は、普通紙であることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載の搬送装置。
  6. 前記プロセッサーは、前記媒体の種類が複数の要素を含む場合に、あらかじめ決められた優先順位に基づいて、前記第1の媒体か前記第2の媒体かの判断に使用する種類の要素を特定することを特徴とする請求項1~請求項5のいずれかに記載の搬送装置。
  7. 前記プロセッサーは、前記搬送機構の搬送速度と、前記媒体の種類と、前記センサーの出力とに基づいて前記搬送が正常か異常かを判断することを特徴とする請求項1~請求項6のいずれかに記載の搬送装置。
  8. 搬送異常に対する感度として少なくとも通常感度と高感度とを設定可能であり、前記プロセッサーは、設定された前記感度と、前記媒体の種類と、前記センサーの出力とに基づいて前記搬送が正常か異常かを判断することを特徴とする請求項1~請求項7のいずれかに記載の搬送装置。
  9. 前記センサーは、前記駆動源の電流値の計測センサーであり、前記プロセッサーは、無負荷状態での所定長の搬送での電流値の平均に所定のオフセット値を加えた値を異常の有無の判断のための閾値とすることを特徴とする請求項1~請求項8のいずれかに記載の搬送装置。
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