JP7200073B2 - 作業管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の圃場において、複数の圃場作業車が行う圃場作業を管理する作業管理システムに関する。
例えば、作業効率を鑑み、複数の圃場に対して行う作業を、複数の圃場作業車で分担して行う場合がある。このような作業分担にあっては、複数の圃場作業車の夫々に対して予め作業計画を立てて行われる。
このような作業分担に利用される技術として、例えば特許文献1に記載の技術のように、サーバから送信された作業内容を表示する携帯端末を各圃場作業車に搭載し、当該携帯端末を所持する作業者に自身が割り当てられた作業内容と、他の作業車が割り当てられた作業内容とを表示するものがある。
特開2018-110037号公報
例えば、作業者によっては、割り当てられた作業が予定よりも早く終了し、他の圃場において作業を行った方が効率的である場合がある。しかしながら、特許文献1に記載の技術は、作業者自身及び他の作業者に割り当てられた作業内容しか携帯端末に表示されず、予め作業計画が立てられていない圃場で作業を行った場合に、他の作業者が把握できず、改良の余地がある。
そこで、複数の圃場において、複数の圃場作業車が行う圃場作業を管理する作業管理システムが求められている。
本発明に係る作業管理システムの特徴構成は、複数の圃場において、複数の圃場作業車が行う圃場作業を管理する作業管理システムであって、前記複数の圃場の夫々について前記圃場作業が割り当てられた内容を示す割り当て情報を取得する割当情報取得部と、前記複数の圃場作業車の夫々に設けられ、前記割り当て情報に基づいて、自車に割り当てられた前記圃場の形状を示すマップ情報を取得するマップ情報取得部と、前記複数の圃場作業車の夫々に設けられ、取得された前記マップ情報を表示する表示部と、前記複数の圃場作業車の少なくともいずれか一つが、前記複数の圃場のうち、予め前記圃場作業が割り当てられていない未割当圃場に対して予定外の前記圃場作業を行った場合に、当該予定外の圃場作業が行われたことを示す予定外作業情報を取得する予定外作業情報取得部と、前記予定外作業情報に基づいて、前記予定外の圃場作業を行った圃場作業車以外の前記圃場作業車の前記表示部に、前記予定外の圃場作業が行われたことを示す追加情報を表示させる追加情報表示部と、を備えている点にある。
このような特徴構成とすれば、圃場作業が割り当てられていない未割当圃場に対して圃場作業が行われた場合に、当該未割当圃場において圃場作業が行われたことを他の圃場作業車の作業者に知らせることができる。したがって、例えば当該未割当圃場に対して圃場作業を行った後、更に当該圃場に対して次の圃場作業が必要である場合には他の圃場作業車が圃場作業を行うことが可能となったタイミングを把握することが可能となる。また、未割当圃場において圃場作業が行われた後、当該未割当圃場に対して同じ圃場作業を行うために圃場作業車が移動することを防止できる。
また、前記未割当圃場における前記圃場作業の予約を受け付ける予約受付部と、前記予約が受け付けられた場合に、当該予約の受け付けが行われたことを示す予約受付情報を前記圃場作業の予約を行った圃場作業車以外の圃場作業車の前記表示部に表示させる予約受付情報表示部と、を備えると好適である。
このような構成とすれば、未割当圃場に実際に移動しなくても圃場作業の予約及び予約が受け付けられたことの確認を行うことが可能となる。
また、前記未割当圃場に対する前記圃場作業の予約が受け付けられた場合に、当該予約を行った前記圃場作業車の前記表示部に表示される当該圃場の前記マップ情報は、前記予約の受け付け前に前記表示部に表示される当該圃場の前記マップ情報の情報量よりも多い情報量で表示されると好適である。
このような構成とすれば、予約が受け付けられる前には少ない情報量のマップ情報を表示することにより、実際に圃場作業を行わない可能性がある圃場のマップ情報の通信に係るデータ通信量を低減できる。一方、予約が受け付けられた場合には、より情報量の多いマップ情報が表示されるので、圃場作業に有効である。
また、前記未割当圃場に対する前記圃場作業の予約が受け付けられた場合であっても、前記予約を行った前記圃場作業車が当該予約を取り消し可能とする取消部を備えると好適である。
このような構成とすれば、予約の受け付け後に予約を取り消すことで、他の圃場作業車が当該予約が取り消された圃場の圃場作業の予約を行うことが可能となる。
また、前記圃場作業が収穫作業であって、前記圃場内の外周部分の収穫作業が終了した場合に、前記複数の圃場作業車の夫々の表示部に前記外周部分の収穫作業が終了したことを示す終了情報を表示する終了情報表示部を備えると好適である。
このような構成とすれば、例えば圃場内の外周部分以外の部位に対して圃場作業を行うことがある場合に、外周部分の収穫作業が終了したことを他の圃場作業車に対して報知できるので、他の圃場作業車が当該圃場において次の圃場作業を行い易くできる。したがって、円滑に圃場作業を行うことが可能となる。
また、前記表示部に表示される、自車が前記圃場作業を行った圃場に対応する前記マップ情報は、当該圃場作業を行う前の前記マップ情報の情報量よりも多い情報量で表示されると好適である。
このような構成とすれば、圃場作業を行う前と後とで表示部に表示されるマップ情報を異ならせることができるので、表示部を見て圃場作業が完了したか否かを直感的に把握させ易くできる。
また、前記圃場作業が割り当てられた場合に、当該圃場作業が割り当てられた前記圃場作業車の前記表示部に表示されるマップ情報は、前記圃場作業が割り当てられる前の前記マップ情報の情報量よりも多い情報量で表示されると好適である。
このような構成とすれば、圃場作業が割り当てられる前には情報量の少ないマップ情報を表示することにより、圃場作業が割り当てられていない圃場のマップ情報の通信に係るデータ通信量を低減できる。
また、前記表示部に表示される前記マップ情報の切り替えを行う切替スイッチを備えると好適である。
このような構成とすれば、切替スイッチの操作に応じてマップ情報を切り替えることができるので、マップ情報を見ている最中に勝手にマップ情報が切り替わって混乱することを防止できる。
収穫機の側面図である。 収穫機の自動走行の概要を示す図である。 自動走行における走行経路を示す図である。 作業管理システムの構成を示すブロック図である。 第1収穫機に係る処理を示す図である。 第2収穫機に係る処理を示す図である。 操作端末の表示画面の一例を示す図である。
本発明に係る作業管理システムは、複数の圃場において、複数の圃場作業車が分担して行う圃場作業を管理する機能を備えている。以下、本実施形態の作業管理システム100について説明する。ここで、圃場作業車とは圃場において予め設定された所定の作業を行う車両である。本実施形態では、圃場において収穫作業を行う収穫機が相当する。このため、本実施形態では、作業管理システム100が、複数の圃場において、第1収穫機1と第2収穫機2とが行う収穫作業を管理する場合の例を挙げ、圃場作業が収穫作業であるとして説明する。なお、以下では第1収穫機1と第2収穫機2とを区別する必要がない場合には、総称して収穫機10として説明する。
図1は、本実施形態の収穫機10の側面図である。なお、以下では、本実施形態の収穫機10について所謂普通型コンバインを例に挙げて説明する。もちろん、収穫機10は自脱型コンバインであっても良い。
ここで、理解を容易にするために、本実施形態では、特に断りがない限り、「前」(図1に示す矢印Fの方向)は機体前後方向(走行方向)における前方を意味し、「後」(図1に示す矢印Bの方向)は機体前後方向(走行方向)における後方を意味するものとする。また、左右方向または横方向は、機体前後方向に直交する機体横断方向(機体幅方向)を意味するものとする。更に、「上」(図1に示す矢印Uの方向)及び「下」(図1に示す矢印Dの方向)は、機体の鉛直方向(垂直方向)での位置関係であり、地上高さにおける関係を示すものとする。
図1に示すように、収穫機10は、走行車体11、クローラ式の走行装置12、運転部13、脱穀装置14、穀粒タンク15、収穫部H、搬送装置16、穀粒排出装置17、位置検出モジュール18を備えている。
走行装置12は、走行車体11(以下では「車体11」と称する)の下部に備えられる。収穫機10は、走行装置12によって自走可能に構成されている。運転部13、脱穀装置14、及び穀粒タンク15は、走行装置12の上側に備えられ、車体11の上部を構成する。運転部13は、収穫機10を運転する運転者や収穫機10の作業を監視する監視者が搭乗可能である。通常、運転者と監視者とは兼務される。なお、運転者と監視者が別人の場合、監視者は、収穫機10の機外から収穫機10の作業を監視していても良い。
穀粒排出装置17は、穀粒タンク15の後下部に連結されている。また、位置検出モジュール18は、運転部13の前上部に取り付けられ、収穫機10の自車位置を検出する。位置検出モジュール18は、GNSSモジュールとして構成されている衛星測位モジュールを用いることが可能である。この位置検出モジュール18は、人工衛星GS(図2参照)からのGPS信号やGNSS信号(本実施形態では「GPS信号」とする)を受信するための衛星用アンテナを有している。なお、位置検出モジュール18には、衛星航法を補完するために、ジャイロ加速度センサや磁気方位センサを組み込んだ慣性航法モジュールを含めることができる。もちろん、慣性航法モジュールは、位置検出モジュール18とは別の場所に設けてもよい。位置検出モジュール18は、上述したGPS信号、慣性航法モジュールの検出結果に基づいて、収穫機10の位置である自車位置を検出する。位置検出モジュール18により検出された自車位置は、収穫機10の自動走行(自律走行)や、後述する各機能部に利用される。なお、位置検出モジュール18は第1収穫機1(図2参照)及び第2収穫機2(図3参照)に夫々用いられる。以下の説明において、夫々を区別する場合には、第1収穫機1に設けられる位置検出モジュール18は位置検出モジュール18Aとして示し、第2収穫機2に設けられる位置検出モジュール18は位置検出モジュール18Bとして示す。
収穫部Hは、収穫機10における前部に備えられる。搬送装置16は、収穫部Hの後側に設けられる。収穫部Hは、切断機構19及びリール20を有している。切断機構19は、圃場の植立穀稈を刈り取る。リール20は、回転駆動しながら収穫対象の植立穀稈を掻き込む。このような構成により、収穫部Hは、圃場の穀物(農作物の一種)を収穫可能となる。収穫機10は、収穫部Hによって圃場の穀物を収穫しながら走行装置12によって走行する作業走行が可能である。
切断機構19により刈り取られた刈取穀稈は、搬送装置16によって脱穀装置14へ搬送される。脱穀装置14において、刈取穀稈は脱穀処理される。脱穀処理により得られた穀粒は、穀粒タンク15に貯留される。穀粒タンク15に貯留された穀粒は、必要に応じて、穀粒排出装置17により機外に排出される。
図2は、第1収穫機1の作業の概要を示す図である。図2に示されるように、第1収穫機1は、圃場内の外周部分の収穫作業(周囲刈り)を行う。まず、運転者兼監視者は、第1収穫機1を手動で操作し、図2に示すように、圃場内の外周部分において、圃場の境界線に沿って周回するように収穫走行を行う。これにより既刈地(既作業地)となった領域は、外周領域SAとして設定される。外周領域SAの内側に未刈地(未作業地)のまま残された領域は、作業対象領域CAとして設定される。
このとき、外周領域SAの幅をある程度広く確保するために、運転者は、第1収穫機1を2~3周走行させる。この走行においては、第1収穫機1が1周する毎に、第1収穫機1の作業幅分だけ外周領域SAの幅が拡大する。例えば、最初の2~3周の走行が終わると、外周領域SAの幅は第1収穫機1の作業幅の2~3倍程度の幅となる。なお、運転者による最初の周回走行は2~3周でなく、それ以上(4周以上)であっても良いし、1周であっても良い。
外周領域SAは、作業対象領域CAにおいて第2収穫機2が収穫走行(周囲刈り)を行うときに、方向転換するためのスペースとして利用される。また、外周領域SAは、収穫走行を一旦終えて、穀粒の排出場所へ移動する際や、燃料の補給場所へ移動する際等の移動用のスペースとしても利用される。
図2には、収穫機10が収穫した穀粒が排出され、運搬する搬送車CVも示される。穀粒を排出する際、収穫機10は搬送車CVの近傍へ移動し、穀粒排出装置17を介して穀粒を搬送車CVへ排出する。
上述した手動操作の走行により、外周領域SA及び作業対象領域CAが設定されると、図3に示すように、作業対象領域CAにおける走行経路が算定される。算定された走行経路は、作業走行のパターンに基づいて順次設定され、設定された走行経路に沿って走行するように、第2収穫機2が自動走行制御される。これにより、第2収穫機2が圃場の中央領域の収穫作業を行うことが可能となる。
次に、このような第1収穫機1及び第2収穫機2の作業を管理する作業管理システム100について説明する。図4は、本実施形態の作業管理システム100の構成を示すブロック図である。図4に示されるように、作業管理システム100は、割当情報取得部31、マップ情報取得部32、表示部33、予定外作業情報取得部35、追加情報表示部36、予約受付部37、予約受付情報表示部38、取消部51、終了情報表示部61、切替スイッチ71の各機能部を備えている。これらの各機能部は、圃場作業の管理に係る処理を行うために、CPUを中核部材としてハードウェア又はソフトウェア或いはその両方で構築されている。
ここで、本実施形態では、上述した各機能部は、第1収穫機1、第2収穫機2、サーバ3に分散して設けられる。また、いくつかの機能部は、第1収穫機1及び第2収穫機2の双方に設けられるものもある。更に、これらの機能部は、第1収穫機1、第2収穫機2、サーバ3の夫々の間に亘って、通信により各種データの伝達を行う。そこで第1収穫機1、第2収穫機2、サーバ3の夫々には通信部81が設けられる。なお、以下では理解を容易にするために、互いに重複して設けられる機能部を区別して説明する場合には、夫々の符号を用いて説明し、区別して説明しない場合には上述した符号を用いて説明する。
具体的には、本実施形態では、第1収穫機1は、割当情報取得部311、マップ情報取得部321、表示部331、取消部511、切替スイッチ711、通信部811を備え、第2収穫機2は、割当情報取得部312、マップ情報取得部322、表示部332、取消部512、切替スイッチ712、通信部812を備えている。また、サーバ3は、予定外作業情報取得部35、追加情報表示部36、予約受付部37、予約受付情報表示部38、終了情報表示部61、通信部813を備えている。
割当情報取得部31は、複数の圃場の夫々について圃場作業が割り当てられた内容を示す割り当て情報を取得する。本実施形態では、上述したように第1収穫機1には割当情報取得部311が備えられ、第2収穫機2には割当情報取得部312が備えられる。複数の圃場の夫々について圃場作業が割り当てられた内容とは、複数の圃場のうちの夫々の圃場に対して、圃場内の外周部分の収穫作業にあたる周囲刈りと、外周部分の中央領域の収穫作業にあたる中央刈りとが相当する。このような収穫作業は圃場毎に、どの収穫機10が担当するかが割り当てられている。このような収穫作業の割り当てを示す情報が割り当て情報に相当する。各収穫機10の割当情報取得部31は、このような割り当て情報を通信部81を介してサーバ3から取得する。このため、サーバ3には図示はしないが割り当て情報を記憶しておく割当情報記憶部を設けておくと良い。なお、各収穫機10の割当情報取得部31は、自車に割り当てられていない圃場の割り当て情報も取得する。したがって、各収穫機10の割当情報取得部31は全ての圃場の割り当て情報を取得する。
マップ情報取得部32は、複数の収穫機10の夫々に設けられ、割り当て情報に基づいて、自車に割り当てられた圃場の形状を示すマップ情報を取得する。本実施形態では、上述したように第1収穫機1にはマップ情報取得部321が備えられ、第2収穫機2にはマップ情報取得部322が備えられる。夫々の収穫機10は、割当情報取得部31により割り当て情報が取得される。マップ情報取得部32は、取得された割り当て情報を参照し、自車が行う圃場作業として割り当てられた圃場の形状を示すマップ情報を取得する。このため、サーバ3には図示はしないがマップ情報を記憶しておくマップ情報記憶部を設けておくと良い。なお、本実施形態では各収穫機10のマップ情報取得部32は、自車に割り当てられていない圃場に係るマップ情報は取得しない。
表示部33は、複数の収穫機10の夫々に設けられ、取得されたマップ情報を表示する。本実施形態では、上述したように第1収穫機1には表示部331が備えられ、第2収穫機2には表示部332が備えられる。夫々の収穫機10においては、マップ情報取得部32により圃場の形状を示すマップ情報が取得される。このように取得されたマップ情報が、夫々の収穫機10の表示部33に表示される。ここで、表示部33は表示画面を備えた表示デバイスであって、例えば備え付けの表示装置であっても良いし、移動可能な操作端末であっても良い。
予定外作業情報取得部35は、複数の収穫機10の少なくともいずれか一つが、複数の圃場のうち、予め圃場作業が割り当てられていない未割当圃場に対して予定外の圃場作業を行った場合に、当該予定外の圃場作業が行われたことを示す予定外作業情報を取得する。複数の収穫機10の少なくともいずれか一つとは、本実施形態では第1収穫機1及び第2収穫機2の一方又は双方である。複数の圃場のうち、予め圃場作業が割り当てられていない未割当圃場とは、複数の圃場のうち、第1収穫機1及び第2収穫機2のいずれにも圃場作業が割り当てられていない圃場である。このような圃場に対して圃場作業を行った場合には、当該圃場作業は予定外の圃場作業にあたる。係る場合、予定外作業情報取得部35は予定外の圃場作業を行った収穫機10から予定外の圃場作業を行ったことを示す予定外作業情報を取得する。
追加情報表示部36は、予定外作業情報に基づいて、予定外の圃場作業を行った収穫機10以外の収穫機10の表示部33に、予定外の圃場作業が行われたことを示す追加情報を表示させる。予定外作業情報は、予定外の圃場作業を行ったことを示す情報であって、上述した予定外作業情報取得部35により取得される。予定外の圃場作業を行った収穫機10以外の収穫機10とは、本実施形態では第1収穫機1が予定外の圃場作業を行った場合には第2収穫機2が相当し、第2収穫機2が予定外の圃場作業を行った場合には第1収穫機1が相当する。予定外の圃場作業が行われたことを示す追加情報とは、予定外の圃場作業が行われた圃場と当該圃場において行われた圃場作業の内容とを示す情報である。
したがって、追加情報表示部36は、予定外の圃場作業を行ったことを示す情報に基づいて、第1収穫機1が予定外の圃場作業を行った場合には第2収穫機2の表示部33に、第1収穫機1により予定外の圃場作業が行われた圃場と当該圃場において行われた圃場作業の内容とを示す情報を表示させ、第2収穫機2が予定外の圃場作業を行った場合には第1収穫機1の表示部33に、第2収穫機2により予定外の圃場作業が行われた圃場と当該圃場において行われた圃場作業の内容とを示す情報を表示させる。
この時、第1収穫機1が予定外の圃場作業を行った場合に、第2収穫機2の表示部33に、第1収穫機1が予定外の圃場作業を行ったことを示す情報を表示しても良いし、第2収穫機2が予定外の圃場作業を行った場合に、第1収穫機1の表示部33に、第2収穫機2が予定外の圃場作業を行ったことを示す情報を表示しても良い。
ここで、収穫機10のいずれかが、圃場作業が割り当てられていない未割当圃場に対して予定外の圃場作業を行う場合には、予約受付部37が未割当圃場おける圃場作業の予約を受け付けるように構成すると好適である。係る場合、収穫機10の夫々の表示部33をタッチパネルを用いて構成し、当該タッチパネルの操作を介して、未割当圃場おける圃場作業の予約を行えるように構成すると良い。これにより、予約受付部37が未割当圃場における圃場作業の予約を受け付けることが可能となる。収穫機10からの予約が行われた場合には、予約を行った収穫機10を示す情報も合わせて取得すると良い。これにより、どの圃場に対して、どの収穫機10が、圃場作業を予約したのかを特定することが可能となる。
予約受付部37により未割当圃場おける圃場作業の予約を受け付けられた場合にあっては、予約受付情報表示部38が、当該予約の受け付けが行われたことを示す予約受付情報を圃場作業の予約を行った収穫機10以外の収穫機10の表示部33に表示させると良い。予約の受け付けが行われたことを示す予約受付情報には、上述した予定外の圃場作業が行われた圃場と当該圃場において行われた圃場作業の内容とを示す情報とが含まれる。したがって、予約受付情報表示部38は、第1収穫機1が予定外の圃場作業の予約を行った場合には第2収穫機2の表示部33に、予定外の圃場作業の予約の受け付けが行われたことを示す予約受付情報を表示させ、第2収穫機2が予定外の圃場作業の予約を行った場合には第1収穫機1の表示部33に、予定外の圃場作業の予約の受け付けが行われたことを示す予約受付情報を表示させる。
この時も、第1収穫機1が予定外の圃場作業の予約を行った場合に、第2収穫機2の表示部33に、第1収穫機1が予定外の圃場作業の予約を行ったことを示す情報を表示しても良いし、第2収穫機2が予定外の圃場作業の予約を行った場合に、第1収穫機1の表示部33に、第2収穫機2が予定外の圃場作業の予約を行ったことを示す情報を表示しても良い。
ここで、予約受付部37により未割当圃場に対する圃場作業の予約が受け付けられた場合であっても、状況によっては予約を取り消したい場合もある。そこで、取消部51が、予約を行った収穫機10が当該予約を取り消し可能とするように構成すると好適である。本実施形態では、上述したように第1収穫機1には取消部511が備えられ、第2収穫機2には取消部512が備えられる。夫々の収穫機10においては、未割当圃場に対して予定外の圃場作業を行うことが予約できるように構成されている。取消部51は、このような予定外の圃場作業の予約を取り消すことができるように構成される。取消部51は、例えば表示部33にアイコン等を設けて構成しても良いし、スイッチを設けて構成しても良い。取消部51により取消対象となった予約に関する情報は、サーバ3に伝達され、予約が取り消される。これに伴い、予約を取り消した収穫機10以外の収穫機10の表示部33に予約が取り消されたことを示す情報を表示するように構成することも可能である。
上述したように、本実施形態では、第1収穫機1が圃場内の外周部分の収穫作業を行う。第1収穫機1が圃場内の外周部分の収穫作業を終了した場合には、収穫作業が終了したことを示す情報を第1収穫機1からサーバ3に伝達し、終了情報表示部61が、複数の収穫機10の夫々の表示部33に外周部分の収穫作業が終了したことを示す終了情報を表示すると好適である。すなわち、本実施形態では、終了情報表示部61は、圃場内の外周部分の収穫作業を行った第1収穫機1の表示部331、及び圃場内の外周部分の収穫作業を行わなかった第2収穫機2の双方の表示部332に終了情報を表示する。
上述したように本実施形態では、予約受付情報表示部38が予約受付情報を圃場作業の予約を行った収穫機10以外の収穫機10の表示部33に表示させたり、終了情報表示部61が複数の収穫機10の夫々の表示部33に終了情報を表示させたりするように構成される。この構成において、例えば作業者が表示部33を見ている最中にあっては、予約受付情報や終了情報が表示されないようにした方が良いことも想定される。そこで、切替スイッチ71が作業者により押下された場合に、表示部33に表示されているマップ情報の切り替えを行うように構成しても良い。本実施形態では、上述したように第1収穫機1には切替スイッチ711が備えられ、第2収穫機2には切替スイッチ712が備えられる。マップ情報とは、表示部33に表示される圃場の形状を示す情報であって、予約受付情報や終了情報を含むと良い。係る場合、自動的に収穫機10に予約受付情報や終了情報が伝達され、切替スイッチ71の押下に応じてマップ情報の切り替え、すなわち、予約受付情報や終了情報を含むマップ情報を表示するようにすると良い。
次に、作業管理システム100の処理及び表示画面の表示を用いて説明する。なお、表示画面は、第1収穫機1及び第2収穫機2の夫々の運転部13に搭載される操作端末の表示画面である。
図5は第1収穫機1に係る処理を示したフローチャートであって、図6は第2収穫機2に係る処理を示したフローチャートである。また、図7は第1収穫機1に搭載される操作端末の表示画面1A及び第2収穫機2に搭載される操作端末の表示画面2Aが示される。
まず、第1収穫機1のキーがオン状態とされた場合に(ステップ#1:Yes)、第1収穫機1に搭載される操作端末がサーバ3から作業計画を取得する(ステップ#2)。作業計画が取得されると、取得した作業計画を操作端末の表示画面1Aに表示するか否かの確認が行われる。作業者が作業計画を操作端末の表示画面1Aに表示することを希望する場合には(ステップ#3:Yes)、例えば表示画面の「マップ作成」のアイコン(図示せず)を押下する。これにより、作業計画に基づきマップが作成され(ステップ#4)、操作端末の表示画面1Aに表示される。
図7の(A)には、第1収穫機1における表示画面1Aの一例が示される。符号41-46が付された第1圃場から第6圃場は第1収穫機1の作業担当であることを示す指標(図7にあっては「P」)が付されている。また、符号48-49が付された第8圃場及び第9圃場は第1収穫機1が作業担当として割り当てられていないこと(第1収穫機1に圃場作業が割り当てられておらず、第2収穫機2及び他の収穫機10の少なくとも一方に圃場作業が割り当てられていること)を示す指標(図7にあっては「A」)が付されている。なお、図7の(A)では、図7の(B)において符号47が付された第7圃場は作業計画がない(第1収穫機1、第2収穫機2、第1収穫機1及び第2収穫機2以外の収穫機10(以下「他の収穫機10」)の何れにも圃場作業が割り当てられていない)ので、表示されていない。この時、表示画面1Aに表示される圃場のマップ情報は、圃場の外縁部の頂点部分を示す頂点情報からなる情報量が低減された簡易マップである。係る状況にあっては、頂点情報はサーバ3のマップ情報記憶部から取得すると良い。
図5に戻り、作業担当として割り当てられた圃場の収穫作業を開始する場合には(ステップ#5:Yes)、作成されたマップから所定の圃場を選択し(例えば表示画面1Aの第4圃場44のアイコンを押下する)、手動操作により圃場の外周部分の収穫作業を開始する(ステップ#7)。
一方、第1収穫機1が作業計画がない圃場(図7にあっては第7圃場47)の収穫作業を行う場合には(ステップ#6:Yes)、表示画面1Aにおいて圃場を選択することなく、手動操作により圃場の外周部分の収穫作業を開始する(ステップ#7)。なお、この時点では、表示画面1Aには図7の(A)のように第7圃場47のマップは表示されない。
収穫作業が完了すると(ステップ#8:Yes)、収穫作業が完了した圃場のマップ(マップ情報)を作成する(ステップ#9)。このマップ情報は、サーバ3にアップロードされ(ステップ#10)、サーバ3で保存される(ステップ#11)。
また、例えば第7圃場47において収穫作業を行った場合には、第1収穫機1の表示画面1Aでは図7の(B)のように、第7圃場47内の外周部分の収穫作業が完了したことを示すようなマップ情報が表示される。この時、表示されるマップ(マップ情報)は、第1収穫機1が収穫作業の走行中に取得した、圃場の外縁部(圃場の境界部)の緯度及び経度を示す緯度経度情報や、圃場の外周領域SAの内側の未刈地(未作業地)の領域の頂点部分を示す頂点情報を含む詳細マップである。なお、図示はしないが、作業計画が割り当てられている圃場の収穫作業が完了した場合にも、該当する圃場について図7の(B)のような外周部分の収穫作業が完了したことを示すような詳細マップからなるマップ情報を表示すると良い。
ステップ#8において、収穫作業が完了していない場合であって(ステップ#8:No)、作業を中断しない場合には(ステップ#12:No)、ステップ#8に戻り処理が継続される。一方、ステップ#8において、収穫作業が完了していない場合であって(ステップ#8:No)、作業を中断する場合には(ステップ#12:Yes)、圃場に対する収穫作業の進捗状況を示す状況情報がサーバ3にアップロードされ(ステップ#13)、サーバ3で保存される(ステップ#11)。
次に、第2収穫機2に係る処理について説明する。まず、第2収穫機2のキーがオン状態とされた場合に(ステップ#21:Yes)、第2収穫機2に搭載される操作端末がサーバ3から作業計画を取得する(ステップ#22)。作業計画が取得されると、取得した作業計画を操作端末の表示画面2Aに表示するか否かの確認が行われる。作業者が作業計画を操作端末の表示画面2Aに表示することを希望する場合には(ステップ#23:Yes)、例えば表示画面の「マップ作成」のアイコン(図示せず)を押下する。これにより、作業計画に基づきマップが作成され(ステップ#24)、操作端末の表示画面2Aに表示される。
図7の(C)には、第2収穫機2における表示画面2Aの一例が示される。第1圃場41-第3圃場43、第8圃場48、及び第9圃場49は第2収穫機2が作業担当として割り当てられていないこと(第2収穫機2に圃場作業が割り当てられておらず、第1収穫機1及び他の収穫機10の少なくとも一方に圃場作業が割り当てられていること)を示す指標(図7にあっては「A」)が付されている。また、第4圃場44-第46圃場46は第2収穫機2が中央領域の収穫作業の作業担当であることを示す指標(図7にあっては「Q」)が付されている。さらに、図7の(C)では、第7圃場47は作業計画がない(第1収穫機1、第2収穫機2、第1収穫機1、及び他の収穫機10の何れにも圃場作業が割り当てられていない)ので、表示されていない。
ここで、第2収穫機2は圃場の中央領域の収穫作業を行う。この中央領域の収穫作業は第1収穫機1による圃場内の外周部分の収穫作業の完了後に行われる。そこで、第2収穫機2にあっては、第1収穫機1による圃場内の外周部分の収穫作業が完了するまで処理が保留される(ステップ#25:No)。
第1収穫機1による圃場内の外周部分の収穫作業が完了すると、操作端末に収穫作業終了に伴う作業計画及びマップの更新情報が伝達される。この更新情報が伝達されると、操作端末では表示画面2Aに設けられた情報更新ボタン90が点滅するように構成される(図7の(D)参照)。表示画面2Aに設けられた情報更新ボタン90を押下すると(ステップ#26:Yes)、表示画面2Aの作業計画及びマップが更新される(ステップ#27)。例えば、上述したように第1収穫機1により第7圃場47の外周部分の収穫作業が行われた状況において、情報更新ボタン90が押下されると、図7の(E)に示されるように、第7圃場47を示すマップ情報が表示される。この時、表示されるマップ(マップ情報)は、第1収穫機1が第7圃場47の外周部分の収穫作業を行った際に取得した圃場の外縁部の頂点部分を示す頂点情報や、既にサーバ3のマップ情報記憶部に記憶されている圃場の外縁部の頂点部分を示す頂点情報からなる情報量が低減された簡易マップである。
この第7圃場47は、図7の(C)及び(D)に示されるように、元々、作業計画がなく、第1収穫機1により収穫作業が行われた圃場である。そこで、第2収穫機2により当該第7圃場47の収穫作業を行う場合には、作業の予約が行われる。すなわち、第2収穫機2が作業計画がない圃場(本実施形態では第7圃場47)の収穫作業を予約する場合には(ステップ#28:Yes)、第2収穫機2からサーバ3に予約情報がアップロードされ(ステップ#29)、予約受付部37により予約が受け付けられる。
予約が受け付けられると、サーバ3の予約受付情報表示部38が第2収穫機2に対して予約が受け付けられたことを示す情報を表示画面2Aに表示させる。この時、未割当圃場に対する圃場作業の予約が受け付けられた場合に、当該予約を行った第2収穫機2の表示部332に表示される当該圃場のマップ情報は、予約の受け付け前に表示部332に表示される当該圃場のマップ情報の情報量よりも多い情報量で表示されるように構成することが可能である。すなわち、予約の受け付け前に表示部332に表示される圃場のマップ情報と、予約の受け付け後に表示部332に表示される圃場のマップ情報とを比較すると、予約の受け付け前に表示部332に表示される圃場のマップ情報は少ない情報量であって、予約の受け付け後に表示部332に表示される圃場のマップ情報は多い情報量となる。
具体的には、予約の受け付け後に表示部332に表示される圃場のマップ情報は、予約の受け付け前に表示部332に表示される圃場のマップ情報、すなわち上述した、実際に圃場を走行して位置検出モジュール18により検出された自車位置に基づき取得された、圃場の外縁部の頂点部分を示す頂点情報や、上述したサーバ3のマップ情報記憶部に記憶されている場合には、当該マップ情報記憶部に記憶されている圃場の外縁部の頂点部分を示す頂点情報からなる簡易マップよりも詳細な、圃場の外縁部(圃場の境界部)の緯度及び経度を示す緯度経度情報や、圃場の外周領域SAの内側の未刈地(未作業地)の領域の頂点部分を示す頂点情報を含む詳細マップである。これにより、圃場作業を行うことになった圃場に対して詳細なマップ情報を取得し、圃場作業を行わない圃場に対しては簡素なマップ(簡易マップ)を表示させるので通信量を低減できる。
第2収穫機2の作業者が、第7圃場47のマップ情報を取得する場合には(ステップ#30:Yes)、図7の(E)における第7圃場47のアイコンを押下する。これにより、第7圃場47のマップ情報が上述したマップ情報取得部322により取得され(ステップ#31)、マップ情報が更新される(詳細なマップ情報に更新される)(ステップ#32)。図7の(F)には、第7圃場47のマップ情報が図7の(E)の簡易マップから詳細マップに更新された状況が示される。マップ情報が更新されると、当該マップ情報に基づいて第2収穫機2の走行経路生成部により、第2収穫機2が走行する走行経路が生成され、第2収穫機2はマップ情報に基づいて収穫作業を行う(ステップ#33)。
収穫作業が完了した場合には(ステップ#34:Yes)、収穫作業に関する作業履歴がサーバ3にアップロードされると共に(ステップ#35)、マップ情報もサーバ3にアップロードされ(ステップ#36)、サーバ3で保存される(ステップ#37)。
この時、第7圃場47内の中央領域の収穫作業が完了したことを示すように、図7の(E)で示された表示(アイコン)から図7の(G)で示される表示(アイコン)に変更される。なお、第2収穫機2による中央領域の収穫作業中に、収穫作業中であることを示すように第7圃場47のアイコンを変更することも可能である。
ステップ#34において、収穫作業が完了していない場合であって(ステップ#34:No)、作業を中断しない場合には(ステップ#38:No)、ステップ#34に戻り処理が継続される。一方、ステップ#34において、収穫作業が完了していない場合であって(ステップ#34:No)、作業を中断する場合には(ステップ#38:Yes)、その時点の収穫作業に関する作業履歴がサーバ3にアップロードされると共に(ステップ#35)、マップ情報もサーバ3にアップロードされ(ステップ#36)、サーバ3で保存される(ステップ#37)。
なお、図7の(D)において、更新情報が伝達されると、操作端末では表示画面2Aに設けられた情報更新ボタン90が点滅するように構成されるとして説明した。係る更新情報の伝達は、例えば収穫作業中において所定時間毎にサーバ3にアクセスして自動で更新の有無を確認するように構成することが可能である。また、更新がある場合には、第2収穫機2が既に取得している情報と更新分の差分のみを伝達するように構成することも可能である。また、第1収穫機1も同様に各情報の更新を確認し、差分を伝達するように構成することも可能である。
更に、例えば第2収穫機2の自動走行時等、各情報の更新が必要ない場合には、更新の有無の確認を行わないように構成することも可能である。
〔その他の実施形態〕
上記実施形態では、第1収穫機1及び第2収穫機2が夫々1台である場合の例を挙げて説明したが、第1収穫機1及び第2収穫機2は複数台であっても良い。
上記実施形態では、操作端末の表示画面1A及び表示画面2Aにおいて第1収穫機1の作業担当であることを示す指標を「P」で示し、第1収穫機1及び第2収穫機2の夫々が作業担当として割り当てられていないことを示す指標を「A」で示し、第2収穫機2の作業担当であることを示す指標を「Q」で示して説明した。また、作業計画が割り当てられていない圃場を示す指標を「B」で示して説明した。これらは単なる一例であって、他の文字を用いることも可能であるし、識別可能なマークや図柄、更には色を変更して表示することも可能である。また、これらの指標は圃場の重心位置に付すことも可能である。更に、表示画面1A及び表示画面2Aにおける圃場の形状は、既に登録されている圃場の形状に基づいて同様の形状で表示することも可能である。
上記実施形態では、第1収穫機1及び第2収穫機2としてコンバインを例に挙げて説明したが、穀物以外の農作物を収穫する圃場作業車であっても良い。
上記実施形態では、未割当圃場における圃場作業の予約を受け付ける予約受付部37と、予約が受け付けられた場合に、当該予約の受け付けが行われたことを示す予約受付情報を圃場作業の予約を行った収穫機10以外の収穫機10の表示部33に表示させる予約受付情報表示部38とを備えるとして説明した。しかしながら、予約受付部37及び予約受付情報表示部38を備えずに構成することも可能であるし、予約受付部37のみを備えて構成することも可能である。
上記実施形態では、未割当圃場に対する圃場作業の予約が受け付けられた場合であっても、予約を行った収穫機10が当該予約を取り消し可能とする取消部51を備えているとして説明したが、取消部51を備えずに構成することも可能である。
上記実施形態では、表示部33に表示されるマップ情報の切り替えを行う切替スイッチ71を備えているとして説明したが、切替スイッチ71を備えずに、例えばマップ情報の切り替えを自動的に行うように構成することも可能である。
上記実施形態では、未割当圃場に対する圃場作業の予約が受け付けられた場合に、当該予約を行った収穫機10の表示部33に表示される当該圃場のマップ情報は、予約の受け付け前に表示部33に表示される当該圃場のマップ情報の情報量よりも多い情報量で表示されるとして説明したが、圃場作業が割り当てられた場合に、当該圃場作業が割り当てられた収穫機10の表示部33に表示されるマップ情報を、圃場作業が割り当てられる前のマップ情報の情報量よりも多い情報量で表示されるように構成しても良い。また、表示部33に表示される、自車が圃場作業を行った圃場に対応するマップ情報を、当該圃場作業を行う前のマップ情報の情報量よりも多い情報量で表示されるように構成しても良い。いずれの構成であっても、必要な場合にのみ詳細なマップ情報を取得することから、不要なデータ通信量を低減することが可能となる。
上記実施形態では、マップ情報は第1収穫機1及び第2収穫機2で生成されるとして説明したが、マップ情報はサーバ3で生成されるように構成することも可能である。
上記実施形態では、通信量を低減するために、収穫作業が割り当てられていない圃場について簡易マップを表示するとして説明したが、簡易マップに代えて最初から詳細マップを表示するように構成することも可能である。
本発明は、複数の圃場において、複数の圃場作業車が行う圃場作業を管理する作業管理システムに用いることが可能である。
10:収穫機(圃場作業車)
31:割当情報取得部
32:マップ情報取得部
33:表示部
35:予定外作業情報取得部
36:追加情報表示部
37:予約受付部
38:予約受付情報表示部
51:取消部
61:終了情報表示部
71:切替スイッチ
100:作業管理システム

Claims (8)

  1. 複数の圃場において、複数の圃場作業車が行う圃場作業を管理する作業管理システムであって、
    前記複数の圃場の夫々について前記圃場作業が割り当てられた内容を示す割り当て情報を取得する割当情報取得部と、
    前記複数の圃場作業車の夫々に設けられ、前記割り当て情報に基づいて、自車に割り当てられた前記圃場の形状を示すマップ情報を取得するマップ情報取得部と、
    前記複数の圃場作業車の夫々に設けられ、取得された前記マップ情報を表示する表示部と、
    前記複数の圃場作業車の少なくともいずれか一つが、前記複数の圃場のうち、予め前記圃場作業が割り当てられていない未割当圃場に対して予定外の前記圃場作業を行った場合に、当該予定外の圃場作業が行われたことを示す予定外作業情報を取得する予定外作業情報取得部と、
    前記予定外作業情報に基づいて、前記予定外の圃場作業を行った圃場作業車以外の前記圃場作業車の前記表示部に、前記予定外の圃場作業が行われたことを示す追加情報を表示させる追加情報表示部と、
    を備える作業管理システム。
  2. 前記未割当圃場における前記圃場作業の予約を受け付ける予約受付部と、
    前記予約が受け付けられた場合に、当該予約の受け付けが行われたことを示す予約受付情報を前記圃場作業の予約を行った圃場作業車以外の圃場作業車の前記表示部に表示させる予約受付情報表示部と、
    を備える請求項1に記載の作業管理システム。
  3. 前記未割当圃場に対する前記圃場作業の予約が受け付けられた場合に、当該予約を行った前記圃場作業車の前記表示部に表示される当該圃場の前記マップ情報は、前記予約の受け付け前に前記表示部に表示される当該圃場の前記マップ情報の情報量よりも多い情報量で表示される請求項2に記載の作業管理システム。
  4. 前記未割当圃場に対する前記圃場作業の予約が受け付けられた場合であっても、前記予約を行った前記圃場作業車が当該予約を取り消し可能とする取消部を備える請求項2又は3に記載の作業管理システム。
  5. 前記圃場作業が収穫作業であって、
    前記圃場内の外周部分の収穫作業が終了した場合に、前記複数の圃場作業車の夫々の表示部に前記外周部分の収穫作業が終了したことを示す終了情報を表示する終了情報表示部を備える請求項1から4のいずれか一項に記載の作業管理システム。
  6. 前記表示部に表示される、自車が前記圃場作業を行った圃場に対応する前記マップ情報は、当該圃場作業を行う前の前記マップ情報の情報量よりも多い情報量で表示される請求項1から5のいずれか一項に記載の作業管理システム。
  7. 前記圃場作業が割り当てられた場合に、当該圃場作業が割り当てられた前記圃場作業車の前記表示部に表示されるマップ情報は、前記圃場作業が割り当てられる前の前記マップ情報の情報量よりも多い情報量で表示される請求項1から5のいずれか一項に記載の作業管理システム。
  8. 前記表示部に表示される前記マップ情報の切り替えを行う切替スイッチを備える請求項1から7のいずれか一項に記載の作業管理システム。
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