JP7199799B2 - 車輌用洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ノズルから被洗浄物へ向けて流体を噴射して被洗浄物を洗浄する車輌用洗浄装置についての技術分野に関する。
例えば、車体又はバンパーに形成された開口から一部が外部へ突出され、ノズルから流体を噴射して、例えば、車輌用灯具やカメラやレーダー等の被洗浄物を洗浄する車輌用洗浄装置がある。
車輌用洗浄装置は、先端側に設けられ流体を噴射するノズルと流体の流路に配置された弁を配置する弁配置部材とバンパー等の開口を開閉するカバーを取り付ける取付部材とを有するものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1においては、弁配置部材が「ノズル部」として示され、取付部材が「ホルダー」として示されている。
このような車輌用洗浄装置においては、流路に流体が供給されるときに弁が動作されて流路が開放され、流体がノズルへ向けて流動されてノズルから噴射される。
2009-83714号公報
ところで、特許文献1に記載された車輌用洗浄装置においては、弁が配置されたノズル部やノズル部に連結されカバーが取り付けられるホルダー等を有し、部品点数が多く、小型化に支障を来す他に、部品の組付工数が多くなるおそれがある。
そこで、本発明車輌用洗浄装置は、部品点数の削減及び構造の簡素化を図ることを課題とする。
第1に、本発明に係る車輌用洗浄装置は、被洗浄物へ向けて流体を噴射するノズルと、
車輌に形成された開口を閉塞するカバーと、流体の流路を開閉する弁と、内部に前記弁の少なくとも一部が配置される弁配置部を有するホルダーとを備え、前記弁配置部に連続され前記ノズルを保持すると共に流体を前記ノズルへ流動させるノズル保持部が設けられ、前記ホルダーに前記カバーが取り付けられるカバー取付部が設けられ前記カバー取付部が前記弁配置部と一体に形成され、前記ホルダーの内外を貫通する空気流通孔が形成され、前記空気流通孔が外気に連通された状態で前記カバーに覆われ、前記空気流通孔と前記流路が前記弁を挟んで反対側に位置され流体が前記流路に供給されて前記流路の圧力が大気圧より大きくなることにより前記弁が開かれ、シリンダーに対して軸方向へ移動可能にされ内部で流体が流動されるピストンが設けられ、前記ホルダーには前記ピストンに連結されるピストン連結部が設けられ、前記ピストンによって前記ホルダーと前記カバーが一体となって移動されることにより前記開口が開閉され、前記開口が開放された状態において前記ノズルが前記車輌の外側に位置され、前記開口が閉塞された状態において前記ノズルが前記車輌の内側に位置されるものである。


これにより、ホルダーにおいて弁が配置される弁配置部とカバーが取り付けられるカバー取付部とが一体に形成される。また、カバーによって空気流通孔へ向かう塵埃や水分を遮蔽することが可能になる。
第2に、上記した本発明に係る車輌用洗浄装置においては、シリンダーに対して軸方向へ移動可能にされ内部で流体が流動されるピストンが設けられ、前記ホルダーには前記ピストンに連結されるピストン連結部が設けられ、前記弁配置部と前記ピストン連結部が一体に形成されることが望ましい。
これにより、弁を配置するための専用の部材とピストンに連結される専用の部材とをそれぞれ必要としない。
第3に、上記した本発明に係る車輌用洗浄装置においては、前記ホルダーに前記ノズルを保持するノズル保持部が設けられ、前記弁配置部と前記ピストン連結部が前記軸方向において連続して設けられ、前記ノズル保持部が前記弁配置部から前記軸方向と異なる方向に突出されることが望ましい。
これにより、ノズル保持部の突出方向が弁配置部とピストン連結部の連続方向である軸方向と異なる方向になる。
第4に、上記した本発明に係る車輌用洗浄装置においては、前記ノズル保持部と前記ノズルがそれぞれ複数設けられ、前記複数のノズル保持部が前記弁配置部から前記軸方向と直交する方向において反対側に突出されることが望ましい。
これにより、複数のノズルが設けられることにより広範囲に流体を噴射することが可能になる。
第5に、上記した本発明に係る車輌用洗浄装置においては、前記ピストン連結部に前記弁の一部が配置されることが望ましい。
これにより、弁が弁配置部とピストン連結部に跨がって配置される。
本発明によれば、ホルダーにおいて弁が配置される弁配置部とカバーが取り付けられるカバー取付部とが一体に形成されるため、カバーが取り付けられる部材と弁が配置される部材とをそれぞれ必要とせず、部品点数の削減及び構造の簡素化を図ることができる。
図2乃至図5と共に本発明車輌用洗浄装置の実施の形態を示すものであり、本図は、車輌用洗浄装置の斜視図である。 カバーによってバンパーの開口が閉塞された状態で示す車輌用洗浄装置の垂直断面図である。 弁によって流路が閉塞されている状態を示す水平断面図である。 ピストンが前方に移動された状態を示す斜視図である。 弁が移動されて流路が開放された状態を示す水平断面図である。
以下に、本発明車輌用洗浄装置を実施するための形態について添付図面を参照して説明する(図1乃至図5参照)。
尚、以下に示す車輌用洗浄装置は、車輌用灯具やカメラやレーダー等の被洗浄物の他に、車体や窓やミラー等の車輌に設けられる各部を被洗浄物とした車輌用洗浄装置に広く適用することが可能である。
また、以下に示す車輌用洗浄装置はピストンとシリンダーを有しピストンがシリンダーに対して移動される構成にされており、以下の説明にあっては、ピストンの移動方向を前後方向として前後上下左右の方向を示すものとする。尚、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
車輌用洗浄装置1はホルダー2とカバー3とノズル4、4を有している(図1乃至図3参照)。
ホルダー2は軸方向が前後方向にされた略円筒状の弁配置部5と弁配置部5の前端部に連続されたカバー取付部6と弁配置部5の後端に連続されたピストン連結部7と弁配置部5から反対側に突出されたノズル保持部8、8とを有している。
弁配置部5の内部における後端寄りの位置には後方へ行くに従って内方へ変位する曲面5aが形成されている。弁配置部5における曲面5aの後縁は開口5bとして形成され、弁配置部5の内部空間のうち開口5bの後側の部分は径が一定にされた挿入空間5cとして形成されている。
カバー取付部6は軸方向が前後方向にされた略円筒状に形成され、径が弁配置部5の前端部の径より一回り大きくされている。カバー取付部6は弁配置部5の前端部における外周面に連続され弁配置部5から前方に突出されている。弁配置部5とカバー取付部6は一体に形成されている。
カバー取付部6の上端部には上方に突出された取付用係合部6aが設けられている。カバー取付部6の左右両端部には左方又は右方に突出された位置決め用係合部6a、6aが設けられている。
ピストン連結部7は軸方向が前後方向にされた略円筒状に形成され、カバー取付部6の後端から後方に突出されている。ピストン連結部7は弁配置部5と一体に形成されている。従って、ホルダー2においては、弁配置部5とカバー取付部6とピストン連結部7が一体に形成されている。
ノズル保持部8、8は弁配置部5の略後半部から左右に突出されている。ノズル保持部8、8は弁配置部5とは別部材で形成されている。但し、ノズル保持部8、8は弁配置部5と一体に形成されていてもよい。
ノズル4、4はそれぞれノズル保持部8、8の先端部に保持されている。ノズル4は、ノズル保持部8に固定されていてもよく、回転可能に支持されていてもよい。
カバー3はカバー面部9と遮蔽部10、10と位置決め部11、11と係合部12を有している(図2乃至図4参照)。カバー面部9は略前後方向を向く板状に形成されている。遮蔽部10、10はカバー面部9の左右両端よりの位置から後方に突出されている。位置決め部11、11はカバー面部9から後方に突出され、それぞれ遮蔽部10、10の内側において左右に離隔して位置されている。位置決め部11、11には後方及び左右に開口された挿入切欠11a、11aが形成されている。係合部12はカバー面部9の上端寄りの位置から後方に突出され、上下に貫通された係合孔12aを有している。
カバー3は位置決め部11、11の挿入切欠11a、11aにそれぞれカバー取付部6の位置決め用係合部6b、6bが挿入されると共にカバー取付部6の取付用係合部6aが係合部12における係合孔12aの開口縁に係合された状態でカバー取付部6に取り付けられる。
カバー取付部6の内周面には弁配置部5の前側開口を閉塞するキャップ13が取り付けられている。キャップ13は略円板状の閉塞部14と閉塞部14の中心部から上方に突出されたバネ支持部15が設けられている。閉塞部14には前後に貫通された空気流通孔14a、14a、・・・が形成されている。キャップ13は閉塞部14が弁配置部5の前側開口を閉塞する状態でホルダー2に取り付けられている。
ホルダー2の内部には弁16が配置されている。弁16は弾性変形可能なゴム材料等によって形成されている。弁16は後端部を除いて弁配置部5の内部に配置され、後端部がピストン連結部7の内部に配置されている。但し、弁16は全体が弁配置部5の内部に配置されていてもよい。
弁16は、前後に延びる開閉部17と、開閉部17から後方に突出された突状部18と、開閉部17の前端部から外方に張り出されたフランジ状の被取付部19とを有している。開閉部17における後端部の外周面は後方に凸の曲面状の押当面17aとして形成され、押当面17aは弁配置部5の曲面5aと略同じ曲率にされている。開閉部17には前方に開口された配置空間17bが形成されている。突状部18は前縁が押当面17aの後縁に一致され、径が開閉部17の最大径より小さくされている。
弁16は被取付部19の外周部が弁配置部5の前端面とキャップ13の閉塞部14とによって前後から挟持されてホルダー2の内部に配置されている。弁16は開閉部17と突状部18が上下に移動される方向へ被取付部19が弾性変形可能にされている。
弁16は付勢バネ20によって押当面17aが弁配置部5の曲面5aに押し付けられる方向へ付勢されている。付勢バネ20は、例えば、圧縮コイルバネであり、前端部を除いて弁16の配置空間17bに挿入されると共に内部にキャップ13のバネ支持部15が挿入され、前後両端部がそれぞれキャップ13の閉塞部14と弁16とに押し付けられている。
弁16に前方への移動力が付与されていない状態においては、押当面17aが曲面5aに押し付けられ開閉部17によって開口5bが閉塞され、突状部18の全体が挿入空間5cに挿入されている。
ホルダー2の内部に弁16が配置された状態において、ホルダー2の内部の空間は弁16の開閉部17より後側が第1の流路2aとされ弁16の被取付部19より前側で第1の流路2aより前側が第2の流路2bとされる。
ホルダー2はピストン連結部7がピストン21に連結されている。ピストン21は前端部が連結筒部21aとして設けられている。ホルダー2のピストン連結部7は連結筒部21aに連結されている。
ピストン21はシリンダー22に前後方向へ移動可能に支持されている(図1参照)。ピストン21の内部には図示しないバネ部材、例えば、引張コイルバネが配置され、バネ部材は一端部がピストン21に支持され他端部がシリンダー22に支持されている。従って、ピストン21にはバネ部材によってシリンダー22の内部へ引き込まれる方向への付勢力が付与され、ピストン21の内部に流体が供給されていない状態においてはピストン21が移動範囲における後端に位置されている。
シリンダー22は後端部が供給管連結部22aとして設けられている。供給管連結部22aには供給管50が連結される。供給管50には供給タンクから流体が供給され、供給された流体がピストン21の内部の空間からホルダー2の第1の流路2a及び第2の流路2bを経てノズル4、4へ向けて流動される。
車輌用洗浄装置1にあっては、カバー3がホルダー2のカバー取付部6に取り付けられピストン21がシリンダー22に対する移動範囲の後端に位置されている状態において、カバー3のカバー面部9がバンパー100等に形成された開口100aを閉塞する状態で位置される(図2及び図3参照)。
また、カバー3がカバー取付部6に取り付けられた状態においては、キャップ13に形成された空気流通孔14a、14a、・・・がカバー面部9によって前方から覆われた状態にされている。
上記のように構成された車輌用洗浄装置1において、供給タンクから供給管50を介してピストン21の内部に流体が供給されると流体は弁16へ向かい、流体の圧力によってピストン21とホルダー2とカバー3が一体になってバネ部材の付勢力に反してシリンダー22に対して突出される方向(前方)へ移動される。ピストン21は移動範囲における前端まで移動され、ホルダー2はノズル4、4がバンパー100より前方に位置される(図4参照)。
このときキャップ13の空気流通孔14a、14a、・・・からホルダー2の内部における弁16の前側に外気が取り込まれているが、流体が弁16へ向かうことにより、第1の流路2aの圧力(内圧)が大気圧より大きくなる。従って、弁16は付勢バネ20の付勢力に反して被取付部19が弾性変形されて前方へ移動され(図5参照)、開閉部17の押当面17aがホルダー2の曲面5aから離隔されて開口5bが開放され、流体が開口5bを通って第1の流路2aから第2の流路2bを通ってノズル4、4へ向けて流動される。このとき流体は弁16の外周側の部分を通ってノズル4、4へ向けて流動されていく。
このように車輌用洗浄装置1においては、弁16の内側に位置された付勢バネ20が設けられ、流体が弁16の外側を流動されるため、付勢バネ20によって流体の流動が妨げられることがなく、流体の円滑な流動状態を確保することができる。
ノズル4、4へ向けて流動された流体は吐出用空間4a、4aに流動され、吐出口4b、4bから車輌用灯具等の被洗浄物へ向けて噴射され、噴射された流体によって被洗浄物が洗浄される。
供給タンクからの流体の供給が停止されると、ホルダー2の内部の圧力が低下して弁16と付勢バネ20が弾性復帰し、開閉部17の押当面17aがホルダー2の曲面5aに押し付けられ、ノズル4、4からの流体の噴射が停止される。続いて、流体の圧力の低下によりバネ部材が圧縮されてピストン21がシリンダー22に引き込まれる方向へ移動範囲における後端まで移動され、カバー3のカバー面部9がバンパー100に形成された開口100aを閉塞する状態にされる(図2及び図3参照)。
一方、車輌用洗浄装置1にあっては、流体がノズル4、4から弁16までの各空間に残存する場合があり、寒冷地等においては残存する流体が凍結等によって膨張する可能性がある。このように流体が膨張すると、ノズル4、4から弁16までの空間の圧力(内圧)が大気圧より大きくなり、弁16が付勢バネ20の付勢力に反して前方へ移動され(図5参照)、開口5bが開放されて流体が弁16の後端側へ流動可能な状態にされる。
上記のように流体が膨張したときには、開口5bが開放されて流体が弁16の後端側へ流動可能な状態にされるため、弁16やホルダー2の各部への圧力が低減され、弁16やホルダー2の損傷や破損が生じない。
流体の凍結等が解消されノズル4、4から弁16までの空間の圧力が低下されると、被取付部19と付勢バネ20が弾性復帰し、開閉部17の押当面17aがホルダー2の曲面5aに押し付けられる元の状態に戻る(図2及び図3参照)。
以上に記載した通り、車輌用洗浄装置1にあっては、内部に弁16の少なくとも一部が配置される弁配置部5を有するホルダー2を有し、ホルダー2にカバー3が取り付けられるカバー取付部6が設けられカバー取付部6が弁配置部5と一体に形成されている。
従って、ホルダー2において弁16が配置される弁配置部5とカバー3が取り付けられるカバー取付部6とが一体に形成されているため、カバー3が取り付けられる部材と弁16が配置される部材とをそれぞれ必要とせず、部品点数の削減及び構造の簡素化を図ることができる。
また、ホルダー2にはピストン21に連結されるピストン連結部7が設けられ、弁配置部5とピストン連結部7が一体に形成されている。
従って、カバー3を取り付けるための専用の部材と弁16を配置するための専用の部材とピストン21に連結される専用の部材とをそれぞれ必要とせず、より一層の部品点数の削減及びより一層の構造の簡素化を図ることができる。
さらに、ホルダー2にノズル4、4を保持するノズル保持部8、8が設けられ、弁配置部5とピストン連結部7が軸方向(前後方向)において連続して設けられ、ノズル保持部8、8が弁配置部5から軸方向と異なる方向に突出されている。
従って、ノズル保持部8、8の突出方向が弁配置部5とピストン連結部7の連続方向である軸方向と異なる方向になり、車輌用洗浄装置1の軸方向における小型化を図ることができる。
さらにまた、ノズル保持部8とノズル4がそれぞれ複数設けられ、複数のノズル保持部8が弁配置部5から軸方向と直交する方向において反対側に突出されている。
従って、複数のノズル4が設けられることにより広範囲に流体を噴射することが可能になり、車輌用洗浄装置1の軸方向における小型化を図った上で洗浄性能の向上を図ることができる。
また、車輌用洗浄装置1においては、ピストン連結部7の内部に弁16の一部が配置されている。
従って、弁16が弁配置部5とピストン連結部7に跨がって配置されるため、弁配置部5の軸方向における大きさを小さくすることが可能になり、車輌用洗浄装置1の軸方向における一層の小型化を図ることができる。
加えて、キャップ13に形成された空気流通孔14a、14a、・・・がカバー3に覆われているため、カバー3によって空気流通孔14a、14a、・・・へ向かう塵埃や水分を遮蔽することが可能になり、弁16の適正な動作状態を確保した上でホルダー2の内部への塵埃や水分の侵入を抑制することができる。
1…車輌用洗浄装置、2…ホルダー、3…カバー、4…ノズル、5…弁配置部、6…カバー取付部、7…ピストン連結部、8…ノズル保持部、14a…空気流通孔、16…弁、21…ピストン、22…シリンダー

Claims (5)

  1. 被洗浄物へ向けて流体を噴射するノズルと、
    車輌に形成された開口を閉塞するカバーと、
    流体の流路を開閉する弁と、
    内部に前記弁の少なくとも一部が配置される弁配置部を有するホルダーとを備え、
    前記弁配置部に連続され前記ノズルを保持すると共に流体を前記ノズルへ流動させるノズル保持部が設けられ、
    前記ホルダーに前記カバーが取り付けられるカバー取付部が設けられ前記カバー取付部が前記弁配置部と一体に形成され、
    前記ホルダーの内外を貫通する空気流通孔が形成され、
    前記空気流通孔が外気に連通された状態で前記カバーに覆われ
    前記空気流通孔と前記流路が前記弁を挟んで反対側に位置され流体が前記流路に供給されて前記流路の圧力が大気圧より大きくなることにより前記弁が開かれ、
    シリンダーに対して軸方向へ移動可能にされ内部で流体が流動されるピストンが設けられ、
    前記ホルダーには前記ピストンに連結されるピストン連結部が設けられ、
    前記ピストンによって前記ホルダーと前記カバーが一体となって移動されることにより前記開口が開閉され、
    前記開口が開放された状態において前記ノズルが前記車輌の外側に位置され、
    前記開口が閉塞された状態において前記ノズルが前記車輌の内側に位置される
    車輌用洗浄装置。
  2. シリンダーに対して軸方向へ移動可能にされ内部で流体が流動されるピストンが設けられ、
    前記ホルダーには前記ピストンに連結されるピストン連結部が設けられ、
    前記弁配置部と前記ピストン連結部が一体に形成された
    請求項1に記載の車輌用洗浄装置。
  3. 前記ホルダーに前記ノズルを保持するノズル保持部が設けられ、
    前記弁配置部と前記ピストン連結部が前記軸方向において連続して設けられ、
    前記ノズル保持部が前記弁配置部から前記軸方向と異なる方向に突出された
    請求項2に記載の車輌用洗浄装置。
  4. 前記ノズル保持部と前記ノズルがそれぞれ複数設けられ、
    前記複数のノズル保持部が前記弁配置部から前記軸方向と直交する方向において反対側に突出された
    請求項3に記載の車輌用洗浄装置。
  5. 前記ピストン連結部に前記弁の一部が配置された
    請求項2、請求項3又は請求項4に記載の車輌用洗浄装置。
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