JP7199615B2 - ブランチラインカプラ - Google Patents

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Description

本開示は、導波管コンポーネントの一つであるブランチラインカプラに関する。
一般的なブランチラインカプラは、断面形状が矩形である2本の主導波管が互いの広壁面が対向するように配置され、これらの主導波管を、断面形状が矩形である複数の結合用導波管によって接続した構造を有する。ブランチラインカプラの特性は、各導波管の断面寸法および長さを選定することによって決定される。例えば、非特許文献1には、断面形状が六角形である導波管を有したブランチラインカプラが記載されている。
Motomi Abe, Hidenori Yukawa, Yu Ushijima, Takuma Nishimura, Naofumi Yoneda, Moriyasu Miyazaki, " A 3-D Metal-Direct-Printed, Low-Cost, and Light Hexagonal Waveguide Ka-Band Branch Line Coupler ", 2017 EuMW, 188-191 (2017).
ブランチラインカプラの製造には、例えば、3次元(以下、3Dと記載する)プリンタが用いられる。3Dプリンタは、粉末材料を層状に積み重ねて焼成することにより目的の形状を形成する装置である。ブランチラインカプラは、例えば、3Dプリンタを用いて、水平面上でポート側から鉛直方向に粉末材料を積層することにより製造される。
非特許文献1に記載されたブランチラインカプラを、3Dプリンタを用いて、水平面上でポート側から主導波管の管軸方向に沿って粉末材料を積層した場合、主導波管間を接続する結合用導波管には、水平面に平行な壁面部分が形成される。結合用導波管における、水平面に平行な壁面部分は、焼成前に自重によって鉛直下方に撓むという課題があった。このように結合用導波管の壁面部分が撓むと、結合用導波管の断面形状が変化するので、ブランチラインカプラの特性が設計値から変化してしまう。
本開示は上記課題を解決するものであり、主導波管の管軸方向に沿って粉末材料を積層しても、結合用導波管の撓みの発生を軽減することができるブランチラインカプラを得ることを目的とする。
本開示に係るブランチラインカプラは、第1の主導波管と、第1の主導波管と平行に対向して設けられた第2の主導波管と、第1の主導波管と第2の主導波管とが対向する面に並んで設けられ、第1の主導波管と第2の主導波管との間を連通して接続する複数の結合用導波管とを備え、複数の結合用導波管のそれぞれは、管軸方向に直交する方向の断面の形状寸法が一定であり、同一方向に凸状に屈曲している。
本開示によれば、複数の結合用導波管の凸側が鉛直上方になるように、水平面から主導波管の管軸方向に沿って粉末材料を積層することによって、屈曲した結合用導波管の凸状を構成する粉末粒子が斜め上方に向かって重なっていく。これにより、隣り合う粉末粒子同士が支え合う部分が形成されるので、本開示に係るブランチラインカプラは、主導波管の管軸方向に沿って粉末材料を積層しても、結合用導波管の撓みの発生を軽減することができる。
図1Aは、実施の形態1に係るブランチラインカプラの構成を示す斜視図であり、図1Bは、図1Aの矢印A方向からみたブランチラインカプラを示す矢示図であり、図1Cは、図1Aの矢印B方向からみたブランチラインカプラを示す矢示図である。 図2Aは、水平面に平行な結合用導波管を構成する粉末粒子の積層状態の概要を示す概要図であり、図2Bは、実施の形態1における結合用導波管を構成する粉末粒子の積層状態の概要を示す概要図である。 図3Aは、ブランチラインカプラの第1のポートにおける反射特性を示す図であり、図3Bは、ブランチラインカプラの第1のポートと第2のポートとの間の通過特性を示す図であり、図3Cは、ブランチラインカプラの第1のポートと第3のポートとの間の結合特性を示す図であり、図3Dは、ブランチラインカプラの第1のポートと第4のポートとの間のアイソレーション特性を示す図である。 理想的な電気特性が得られる参照用のブランチラインカプラを示す上面図である。 図5Aは、実施の形態1に係るブランチラインカプラの変形例(1)の構成を示す斜視図であり、図5Bは、図5Aの矢印D方向からみたブランチラインカプラの変形例(1)を示す矢示図であり、図5Cは、図5AのE-E線で切断されたブランチラインカプラの変形例(1)を示す断面矢示図である。 図6Aは、実施の形態1に係るブランチラインカプラの変形例(2)の構成を示す斜視図であり、図6Bは、図6Aの矢印F方向からみたブランチラインカプラの変形例(2)を示す矢示図であり、図6Cは、ブランチラインカプラの変形例(2)における図6Bの破線で囲まれた部分を示す部分拡大図である。 図7Aは、実施の形態1に係るブランチラインカプラの変形例(3)の構成を示す斜視図であり、図7Bは、図7Aの矢印G方向からみたブランチラインカプラの変形例(3)を示す矢示図である。 図8Aは、実施の形態1に係るブランチラインカプラの変形例(4)の構成を示す斜視図であり、図8Bは、図8Aの矢印H方向からみたブランチラインカプラの変形例(4)を示す矢示図であり、図8Cは、図8Aの矢印I方向からみたブランチラインカプラの変形例(4)を示す矢示図である。 図9Aは、実施の形態1に係るブランチラインカプラの変形例(5)の構成を示す斜視図であり、図9Bは、図9Aの矢印J方向からみたブランチラインカプラの変形例(5)を示す矢示図である。 ポート側からみた実施の形態1に係るブランチラインカプラの変形例(6)を示す平面図である。 ポート側からみた実施の形態1に係るブランチラインカプラの変形例(7)を示す平面図である。
実施の形態1.
図1Aは、実施の形態1に係るブランチラインカプラ1の構成を示す斜視図である。図1Bは、図1Aの矢印A方向からみたブランチラインカプラ1を示す矢示図である。図1Cは、図1Aの矢印B方向からみたブランチラインカプラ1を示す矢示図である。ブランチラインカプラ1は、図1Aに示すように、4つのポート2a~2dを有した90°ハイブリッド回路として機能する導波管コンポーネントであり、第1の主導波管2、第2の主導波管および結合用導波管4a~4iを備える。
第1の主導波管2は、ポート2a(第1のポート)およびポート2b(第2のポート)を有した導波管である。第2の主導波管3は、ポート2c(第3のポート)およびポート2b(第4のポート)を有した導波管である。第1の主導波管2および第2の主導波管3は、同一の構造および同一の寸法を有した導波管である。第1の主導波管2および第2の主導波管3は、平行に対向して設けられる。例えば、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する間隔は、使用周波数帯域の中心周波数における波長λの4分の1の距離である。
以下の説明において、第1の主導波管2および第2の主導波管3の管軸方向に直交する方向の断面の形状は、例えば、矩形である。また、第1の主導波管2および第2の主導波管3における、管軸方向に直交する方向の矩形断面の長辺を含んだ側壁面が「広壁面」であり、矩形断面の短辺を含んだ側壁面が「狭壁面」であるものとする。第1の主導波管2および第2の主導波管3は、平行に互いの広壁面を対向させて配置される。
結合用導波管4a~4iは、図1A、図1Bおよび図1Cに示すように、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する広壁面に並んで設けられ、第1の主導波管2と第2の主導波管3とを連通して接続する。以下の説明において、結合用導波管4a~4iは、例えば、管軸方向に直交する方向の断面の形状が矩形であるものとする。
また、結合用導波管4a~4iのそれぞれは、矩形断面の長辺を含んだ側壁面が「広壁面」であり、矩形断面の短辺を含んだ側壁面が「狭壁面」であるものとする。第1の主導波管2および第2の主導波管3の広壁面において、隣り合う結合用導波管の間隔は、λ/4程度の間隔である。
結合用導波管4a~4iのそれぞれは、狭壁面の幅が一定、すなわち、管軸方向に直交する方向の断面の面積が一定である。さらに、結合用導波管4a~4iのそれぞれは、同一方向に凸状に屈曲している。例えば、図1Cに示すように、結合用導波管4a~4iのそれぞれは、同一の曲率で円弧状に屈曲している。すなわち、結合用導波管4a~4iのそれぞれの広壁面が、同一方向に、同一の曲率で、円弧状に屈曲している。
図1Bに示すように、結合用導波管4a~4iのそれぞれは、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する広壁面の幅と等しい幅を有している。第1の主導波管2および第2の主導波管3の広壁面の幅とは、矢印B方向からみた狭壁面と、矢印Bとは反対側の方向からみた狭壁面との間の距離である。同様に、結合用導波管4a~4iのそれぞれの幅は、矢印B方向からみた狭壁面と、矢印Bとは反対側の方向からみた狭壁面との間の距離である。
第1の主導波管2、第2の主導波管および結合用導波管4a~4iは、3Dプリンタを用いて水平面上でポート2aおよび3b側から矢印C方向に粉末材料を積み重ねて焼成することにより形成される。矢印C方向は、第1の主導波管2および第2の主導波管3の管軸方向に沿った方向である。図1Aおよび図1Cに示すように、矢印C方向に粉末材料を積み重ねても、結合用導波管4a~4iには、水平面に平行な壁面部分は形成されず、鉛直上方が凸状に屈曲した壁面部分が形成される。
図2Aは、水平面に平行な結合用導波管を構成する粉末粒子paの積層状態の概要を示す概要図である。図2Bは、結合用導波管4a~4iを構成する粉末粒子paの積層状態の概要を示す概要図である。図2Aに示すように、屈曲していない、水平面に平行な結合用導波管の製造において、鉛直方向である矢印C方向に粉末材料を積層していくと、粉末粒子paは、水平面に平行に横並びになる。このため、結合用導波管は、自重によって、矢印C1で示す鉛直下方に撓んでしまう。これに対して、結合用導波管4a~4iでは、図2Bに示すように、矢印C方向に粉末材料を積層していくと、凸状を構成する粉末粒子paは、斜め上方に向かって重なっていく。これにより、破線で囲んで示すように、隣り合う粉末粒子pa同士が支え合う部分C2が形成される。このため、ブランチラインカプラ1は、鉛直方向に粉末材料を積層して形成しても、結合用導波管4a~4iの壁面部分の撓みの発生を軽減することが可能である。
管軸に直交する方向の断面の形状寸法が一定でない結合用導波管、例えば狭壁面の幅(断面形状が矩形の場合、矩形断面の短辺方向の寸法)が一定でない結合用導波管は、この断面の違いに対応した特性インピーダンスを考慮した設計が必要となる。これに対して、結合用導波管4a~4iは、断面の形状寸法が一定であるので、この断面の違いに応じた特性インピーダンスを考慮する必要がない。このため、ブランチラインカプラ1は、設計が容易で所望の電気特性を実現しやすい。
結合用導波管4a~4iの個々の結合用導波管は、狭壁面の幅が一定であるが、図1Cに示すように、結合用導波管4aと結合用導波管4iの狭壁面は、同じ幅であり、結合用導波管4b~4hの狭壁面の幅は、結合用導波管4aおよび結合用導波管4iの狭壁面の幅よりも広い幅になっている。
結合用導波管によって実現される伝送線路は、結合用導波管の狭壁面の幅が異なると、特性インピーダンスが異なり、導波管の中心に沿った経路長も異なるものとなる。すなわち、狭壁面の幅が異なる結合用導波管は、電気長が異なる。ブランチラインカプラ1において、結合用導波管4a~4iのそれぞれの狭壁面の幅は、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する間隔をλ/4程度に保ちかつ所望の電気特性が得られる値に設計されている。
ブランチラインカプラの電気特性を向上させるためには、少なくとも2本以上の結合用導波管が必要である。結合用導波管の数が増えると、ブランチラインカプラの電気特性は向上する。ブランチラインカプラの特性インピーダンスは、結合用導波管の狭壁面の幅に依存する。このため、結合用導波管4a~4iの狭壁面の幅は、ブランチラインカプラ1が所望の特性インピーダンスの値となる幅である。
図3Aは、ブランチラインカプラ1の第1のポートであるポート2aにおける反射特性を示す図である。図3Bは、ブランチラインカプラのポート2aとポート2bとの間の通過特性を示す図であり、図3Cは、ブランチラインカプラのポート2aとポート2cとの間の結合特性を示す図であり、図3Dは、ブランチラインカプラのポート2aとポート2dとの間のアイソレーション特性を示す図である。図4は、理想的な電気特性が得られる参照用のブランチラインカプラ100を示す上面図である。
図3Aから図3Dにおいて、横軸は、正規化周波数F/F0である。周波数F0は、ブランチラインカプラの設計時における使用周波数帯域の中心周波数であり、周波数Fは、使用周波数帯域の各周波数である。縦軸は、正規化周波数F/F0におけるS-パラメータ(振幅値)である。実線で示す特性は、図1A、図1Bおよび図1Cに示したブランチラインカプラ1の特性であり、破線で示す特性は、図4に示すブランチラインカプラ100の特性である。
ブランチラインカプラ100は、図4に示すように、第1の主導波管101、第2の主導波管102および結合用導波管103a~103iを備える。第1の主導波管101と第2の主導波管102は、同一の構造および同一の寸法を有し、平行に対向して設けられる。第1の主導波管101と第2の主導波管102との対向間隔は、中心周波数F0における波長λの4分の1の距離である。第1の主導波管101および第2の主導波管102の管軸方向に直交する方向の断面の形状は、矩形である。
結合用導波管103a~103iは、第1の主導波管101と第2の主導波管102とが対向する面に並んで設けられ、第1の主導波管101と第2の主導波管102とを連通して接続する。結合用導波管103a~103iは、管軸方向に直交する方向の断面形状が矩形である。第1の主導波管101および第2の主導波管102の広壁面において、隣り合う結合用導波管の間隔は、λ/4である。
3Dプリンタを用いて水平面から第1の主導波管101および第2の主導波管102の管軸方向に沿って粉末材料を積層すると、結合用導波管103a~103iには、水平面に平行な壁面部分が形成される。ただし、ブランチラインカプラ100は、結合用導波管103a~103iの上記壁面部分に撓みが発生しないと仮定した仮想のカプラであり、ブランチラインカプラとして理想的な電気特性が得られる。
図3Aから図3Dのいずれにおいても、ブランチラインカプラ1の電気特性(実線)とブランチラインカプラ100の電気特性(破線)との間には、振幅値に差異がある。この差異は、ブランチラインカプラ1の結合用導波管4a~4iが同一方向に凸状に屈曲しているのに対して、ブランチラインカプラ100の結合用導波管103a~103iは屈曲していない、という構造上の差異に起因する。ただし、上記振幅値の差異は数dB程度に収まっており、ブランチラインカプラ1は、ブランチラインカプラ100の理想的な電気特性と同等の電気特性を有すると言える。
ブランチラインカプラ1では、3Dプリンタを用いて、水平面から鉛直方向に粉末材料を積層させた際に、結合用導波管が撓まないように抑えるサポート部材を用いなくても、結合用導波管4a~4iの撓みの発生が軽減される。また、ブランチラインカプラ1は、第1の主導波管2および第2の主導波管3の管軸方向に粉末材料を積層して形成することができるので、主導波管の管軸方向に直交する方向の断面の形状寸法を一定に形成しやすい。このため、ブランチラインカプラ1は、設計が容易でありかつ3Dプリンタを用いて所望の電気特性を実現する構造を形成しやすい。
これまでの説明では、ブランチラインカプラ1が9本の結合用導波管4a~4iを備える構成を示した。しかしながら、結合用導波管の本数は2本以上であればよく、ブランチラインカプラ1は、所望の電気特性に応じた本数の結合用導波管を備える。
図5Aは、ブランチラインカプラ1の変形例(1)であるブランチラインカプラ1Aの構成を示す斜視図である。図5Bは、図5Aの矢印D方向からみたブランチラインカプラ1Aを示す矢示図である。図5Cは、図5AのE-E線で切断されたブランチラインカプラ1Aを示す断面矢示図である。図5A、図5Bおよび図5Cにおいて、図1A、図1Bおよび図1Cと同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
結合用導波管5a~5iは、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する広壁面に並んで設けられ、第1の主導波管2と第2の主導波管3とを連通して接続する導波管である。また、結合用導波管5a~5iは、管軸方向に直交する方向の断面の形状が矩形であり、管軸方向に直交する方向の断面の形状寸法が一定である。さらに、結合用導波管5a~5iのそれぞれの広壁面が、同一方向に、同一の曲率で、円弧状に屈曲している。
図5Cに示すように、結合用導波管5a~5iのそれぞれは、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する広壁面の幅とは異なる幅を有している。第1の主導波管2および第2の主導波管3の広壁面の幅とは、矢印D方向からみた狭壁面と、矢印Dとは反対側の方向からみた狭壁面との間の距離である。結合用導波管5a~5iは、いずれも、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する広壁面の幅よりも狭い幅である。例えば、ブランチラインカプラ1Aは、結合用導波管5a、5eおよび5iが同一幅で最も広く、結合用導波管5cおよび5gが同一幅で次に広く、結合用導波管5b、5d、5fおよび5hが同一幅で最も狭く構成されている。
なお、ブランチラインカプラ1Aにおいて、結合用導波管5a~5iのそれぞれは、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する広壁面の幅と等しい幅に限定されず、異なる幅が許容されている。結合用導波管5a~5iの幅を変更することにより、例えば、主導波管と結合用導波管との接続部分に発生する寄生成分を補正することができる。寄生成分を補正することにより、ブランチラインカプラ1Aの電気特性を向上させることができる。
図6Aは、ブランチラインカプラ1の変形例(2)であるブランチラインカプラ1Bの構成を示す斜視図である。図6Bは、図6Aの矢印F方向からみたブランチラインカプラ1Bを示す矢示図である。図6Cは、ブランチラインカプラ1Bにおける図6Bの破線で囲まれた部分を示す部分拡大図である。図6A、図6Bおよび図6Cにおいて、図1A、図1Bおよび図1Cと同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
結合用導波管6a~6iは、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する広壁面に並んで設けられ、第1の主導波管2と第2の主導波管3とを連通して接続する導波管である。また、結合用導波管6a~6iは、管軸方向に直交する方向の断面の形状が矩形であり、管軸方向に直交する方向の断面の形状寸法が一定である。結合用導波管6a~6iのそれぞれの広壁面は、同一方向に、同一の曲率で円弧状に屈曲している。
図6Cに示すように、結合用導波管6a~6iのそれぞれは、結合用導波管4a~4iよりも大きな曲率で屈曲している。すなわち、ブランチラインカプラ1Bは、ブランチラインカプラ1とは異なる曲率で屈曲している結合用導波管6a~6iを備える。3Dプリンタを用いて水平面から鉛直方向に粉末材料を積層してブランチラインカプラ1Bを形成しても、結合用導波管6a~6iには、水平面に平行な壁面部分は形成されず、鉛直上方が凸状に屈曲した壁面部分が形成される。これにより、結合用導波管6a~6iの撓みの発生が軽減される。
ブランチラインカプラ1Bは、曲率が大きな結合用導波管6a~6iを備えることで、第1の主導波管2と第2の主導波管3との間の距離をλ/4程度に保ちつつ、その間隔を詰めることが可能となる。これにより、ブランチラインカプラ1Bは、全体的な小型化を実現することができる。また、結合用導波管6a~6iのそれぞれは、結合用導波管5a~5iと同様に、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する広壁面の幅とは異なる幅を有する導波管であってもよい。
図7Aは、ブランチラインカプラ1の変形例(3)であるブランチラインカプラ1Cの構成を示す斜視図である。図7Bは、図7Aの矢印G方向からみたブランチラインカプラ1Cを示す矢示図である。図7Aおよび図7Bにおいて、図1A、図1Bおよび図1Cと同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
結合用導波管7a~7iは、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する広壁面に並んで設けられ、第1の主導波管2と第2の主導波管3とを連通して接続する。また、結合用導波管7a~7iのそれぞれは、管軸方向に直交する方向の断面の形状が矩形であり、断面の形状寸法が一定、すなわち狭壁面の幅が一定である。
結合用導波管7a~7iのそれぞれは、同一方向に円弧状に屈曲しており、結合用導波管7a~7iには、円弧の曲率が異なるものが含まれる。例えば、図7Bに示すように、結合用導波管7a、7c、7e、7gおよび7iは、結合用導波管6a~6iと同様に、曲率が大きい円弧状に屈曲している。結合用導波管7b、7d、7fおよび7hは、結合用導波管4a~4iと同様に、曲率が小さい円弧状に屈曲している。
円弧状に屈曲した結合用導波管によって実現される伝送線路は、円弧の曲率が異なると、特性インピーダンスが異なり、導波管の中心に沿った経路長も異なるものとなる。すなわち、曲率が異なる円弧状の結合用導波管は電気長が異なる。そこで、ブランチラインカプラ1Cにおいて、結合用導波管7a~7iのそれぞれの曲率は、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する間隔をλ/4程度に保ちつつ、所望の電気長が得られる値に設計される。
結合用導波管7a~7iは、曲率が異なる円弧状の結合用導波管の組み合わせである。ブランチラインカプラ1Cは、結合用導波管7a~7iを備えることにより、第1の主導波管2と第2の主導波管3との間の距離をλ/4程度に保ちつつ、その間隔を詰めることができ、全体的な小型化を実現することが可能である。また、結合用導波管7a~7iのそれぞれは、結合用導波管5a~5iと同様に、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する広壁面の幅とは異なる幅を有する導波管であってもよい。
図8Aは、ブランチラインカプラ1の変形例(4)であるブランチラインカプラ1Dの構成を示す斜視図である。図8Bは、図8Aの矢印H方向からみたブランチラインカプラ1Dを示す矢示図であり、図8Cは、図8Aの矢印I方向からみたブランチラインカプラ1Dを示す矢示図である。図8A、図8Bおよび図7Cにおいて、図1A、図1Bおよび図1Cと同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
結合用導波管8a~8iは、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する広壁面に並んで設けられ、第1の主導波管2と第2の主導波管3とを連通して接続する導波管である。また、結合用導波管8a~8iは、管軸方向に直交する方向の断面の形状が矩形であり、管軸方向に直交する方向の断面の形状寸法が一定である。さらに、結合用導波管8a~8iのそれぞれの広壁面が、同一方向に同一の角度で三角屋根状に屈曲している。
第1の主導波管2、第2の主導波管および結合用導波管8a~8iは、3Dプリンタを用いて水平面上で矢印C方向に粉末材料を積み重ねて焼成することにより形成される。図8Aおよび図8Cに示すように、矢印C方向に粉末材料を積み重ねても、結合用導波管8a~8iには、水平面に平行な壁面部分は形成されず、鉛直上方が凸状に屈曲した壁面部分が形成される。
ブランチラインカプラ1Dは、鉛直方向に粉末材料を積層した際に、鉛直上方が凸状に屈曲した壁面部分を構成する粉末粒子が斜め上方に向かって重なっていき、隣り合う粉末粒子同士が支え合う部分が形成される。このため、結合用導波管8a~8iの壁面部分の撓みの発生を軽減することが可能である。なお、結合用導波管8a~8iは、三角屋根形状の屈曲角度を小さくするにつれて急峻に傾くので、三角屋根の頂点付近においても粉末粒子が斜め上方に重なり横並びになる粉末粒子同士が少なくなるので、さらに撓みの発生が抑えられる。
結合用導波管8a~8iの個々の結合用導波管は、狭壁面の幅が一定であるが、図8Cに示すように、結合用導波管8aと結合用導波管8iの狭壁面は、同じ幅であり、結合用導波管8b~8hの狭壁面の幅は、結合用導波管8aおよび結合用導波管8iの狭壁面の幅よりも広い幅になっている。
ブランチラインカプラ1Dにおいて、結合用導波管8a~8iのそれぞれの三角屋根形状の角度は、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する間隔をλ/4程度に保ちかつ所望の電気特性が得られる値に設計される。また、結合用導波管8a~8iのそれぞれは、結合用導波管5a~5iと同様に、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する広壁面の幅とは異なる幅を有する導波管であってもよい。
図9Aは、ブランチラインカプラ1の変形例(5)であるブランチラインカプラ1Eの構成を示す斜視図である。図9Bは、図9Aの矢印J方向からみたブランチラインカプラ1Eを示す矢示図である。図9Aおよび図9Bにおいて、図1A、図1Bおよび図1Cと同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
結合用導波管9a~9iは、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する広壁面に並んで設けられ、第1の主導波管2と第2の主導波管3とを連通して接続する。また、結合用導波管9a~9iのそれぞれは、管軸方向に直交する方向の断面の形状が矩形であり、断面の形状寸法が一定、すなわち狭壁面の幅が一定である。
結合用導波管9a~9iのそれぞれは、同一方向に三角屋根形状に屈曲しており、結合用導波管9a~9iには、三角屋根の角度が異なるものが含まれる。例えば、図9Bに示すように、結合用導波管9a、9c、9e、9gおよび9iは、結合用導波管8a~8iと同様に、角度が大きい三角屋根形状に屈曲している。結合用導波管9b、9d、9fおよび9hは、結合用導波管8a~8iよりも角度が小さい三角屋根形状に屈曲している。
三角屋根形状に屈曲した結合用導波管によって実現される伝送線路は、三角屋根形状の角度が異なると、特性インピーダンスが異なり、電気長が異なるものとなる。ブランチラインカプラ1Eにおいて、結合用導波管9a~9iのそれぞれの三角屋根形状の角度は、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する間隔をλ/4程度に保ちかつ所望の電気特性が得られる値に設計される。また、結合用導波管9a~9iのそれぞれは、結合用導波管5a~5iと同様に、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する広壁面の幅とは異なる幅を有する導波管であってもよい。
結合用導波管9a~9iは、屈曲角度が異なる三角屋根形状の結合用導波管の組み合わせである。ブランチラインカプラ1Eは、結合用導波管9a~9iを備えることにより、第1の主導波管2と第2の主導波管3との間の距離をλ/4程度に保ちつつ、その間隔を詰めることができ、全体的な小型化を実現することが可能である。また、結合用導波管9a~9iのそれぞれは、結合用導波管5a~5iと同様に、第1の主導波管2と第2の主導波管3とが対向する広壁面の幅とは異なる幅を有する導波管であってもよい。
図10は、ブランチラインカプラ1の変形例(6)であるブランチラインカプラ1Fを、ポート側からみた様子を示す平面図である。ブランチラインカプラ1Fは、第1の主導波管10、第2の主導波管11および結合用導波管4a~4iを備えている。第1の主導波管10および第2の主導波管11は、図10に示すように、管軸方向に直交する方向の断面の形状が、四隅に丸みがある矩形形状である。
さらに、第1の主導波管10および第2の主導波管11のそれぞれの管軸方向のいずれかの位置には、外周の四隅に丸みがある矩形である第1の部分と、内周の四隅に丸みがある矩形である第2の部分とが設けられている。第1の主導波管10および第2の主導波管11は、第1の部分が第2の部分に嵌合されて接続される構造を有する。
ブランチラインカプラ1Fは、3Dプリンタを用いて全ての導波管コンポーネントを形成するのではなく、一部の導波管コンポーネントを、エンドミルを用いた切削加工により形成する場合に有効である。エンドミルを用いた切削加工によって形成された導波管コンポーネントは、図10に示すように四隅に丸みがある矩形形状の断面となる。
そこで、3Dプリンタを用いて第1の部分(または第2の部分)を形成し、エンドミルを用いた切削加工によって第2の部分(または第1の部分)を形成して、第1の部分を第2の部分に嵌合する。これにより、第1の部分と第2の部分の接続部分で断面形状を同一にすることができるので、接続部分における特性の整合がとりやすくなり、第1の部分と第2の部分を接続して主導波管を形成しても、所望の電気特性から逸脱しにくくなる。
図11は、ブランチラインカプラ1の変形例(7)であるブランチラインカプラ1Gを、ポート側からみた様子を示す平面図である。ブランチラインカプラ1Gは、第1の主導波管12、第2の主導波管13および結合用導波管4a~4iを備えている。第1の主導波管12および第2の主導波管13は、図11に示すように、管軸方向に直交する方向の断面の形状が楕円形である。
第1の主導波管12および第2の主導波管13の断面形状が楕円形であっても、結合用導波管4a~4iが同一方向に屈曲しているので、ブランチラインカプラ1と同様な効果が得られる。なお、実施の形態1に係るブランチラインカプラには、ブランチラインカプラ1および1A~1Eが備える第1の主導波管および第2の主導波管の代わりに、第1の主導波管12および第2の主導波管13を備えたものも含まれる。
また、実施の形態1に係るブランチラインカプラを、3Dプリンタを用いて製作した部分とエンドミルを用いた切削加工によって製作した部分とを組み合わせて構成する場合、3Dプリンタを用いて製作した部分は、結合用導波管が同一の方向に凸状に屈曲しているが、切削加工によって製作した部分における結合用導波管は、3Dプリンタを用いて製作した部分における結合用導波管とは反対方向に凸状に屈曲していてもよいし、屈曲していなくてもよい。すなわち、実施の形態1に係るブランチラインカプラには、全ての結合用導波管が同一方向に凸状に屈曲している構成の他に、複数の結合用導波管のうち、一部に反対方向に凸状に屈曲している結合用導波管または屈曲していない結合用導波管を備える構成も含まれる。
以上のように、実施の形態1に係るブランチラインカプラ1は、結合用導波管4a~4iの凸側が鉛直上方になるように、水平面から第1の主導波管2および第2の主導波管3の管軸方向に沿って粉末材料を積層することにより、屈曲した結合用導波管4a~4iの凸状を構成する粉末粒子が斜め上方に向かって重なっていく。これにより、隣り合う粉末粒子同士が支え合う部分が形成されるので、ブランチラインカプラ1は、第1の主導波管2および第2の主導波管3の管軸方向に沿って粉末材料を積層しても、結合用導波管4a~4iの撓みの発生を軽減することができる。
なお、実施の形態の任意の構成要素の変形もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
本開示に係るブランチラインカプラは、例えば、高周波回路に利用可能である。
1,1A~1G ブランチラインカプラ、2,10,12 第1の主導波管、3,11,13 第2の主導波管、4a~4i,5a~5i,6a~6i,7a~7i,8a~8i,9a~9i 結合用導波管。

Claims (13)

  1. 第1の主導波管と、
    前記第1の主導波管と平行に対向して設けられた第2の主導波管と、
    前記第1の主導波管と前記第2の主導波管とが対向する面に並んで設けられ、前記第1の主導波管と前記第2の主導波管との間を連通して接続する複数の結合用導波管と、
    を備え、
    複数の前記結合用導波管のそれぞれは、管軸方向に直交する方向の断面の形状寸法が一定であり、同一方向に凸状に屈曲していること
    を特徴とするブランチラインカプラ。
  2. 前記第1の主導波管と前記第2の主導波管とが対向する面の間隔は、使用周波数帯域の中心周波数における波長の4分の1の距離であること
    を特徴とする請求項1に記載のブランチラインカプラ。
  3. 前記第1の主導波管、前記第2の主導波管および複数の前記結合用導波管は、それぞれ断面の形状が矩形であること
    を特徴とする請求項1に記載のブランチラインカプラ。
  4. 前記第1の主導波管、前記第2の主導波管および複数の前記結合用導波管は、それぞれ断面の形状が楕円形であること
    を特徴とする請求項1に記載のブランチラインカプラ。
  5. 前記第1の主導波管および前記第2の主導波管は、管軸方向に直交する方向の断面の形状が、外周の四隅に丸みがある矩形である第1の部分と、内周の四隅に丸みがある矩形である第2の部分とを有し、
    前記第1の主導波管および前記第2の主導波管のそれぞれの管軸方向のいずれかの位置において、前記第1の部分が前記第2の部分に嵌合されて接続されていること
    を特徴とする請求項1に記載のブランチラインカプラ。
  6. 複数の前記結合用導波管は、円弧状に屈曲していること
    を特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のブランチラインカプラ。
  7. 複数の前記結合用導波管は、同一の曲率で屈曲していること
    を特徴とする請求項6に記載のブランチラインカプラ。
  8. 複数の前記結合用導波管は、互いに異なる曲率で屈曲していること
    を特徴とする請求項6に記載のブランチラインカプラ。
  9. 複数の前記結合用導波管は、三角屋根状に屈曲していること
    を特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のブランチラインカプラ。
  10. 複数の前記結合用導波管は、同一の角度で屈曲していること
    を特徴とする請求項9に記載のブランチラインカプラ。
  11. 複数の前記結合用導波管は、互いに異なる角度で屈曲していること
    を特徴とする請求項9に記載のブランチラインカプラ。
  12. 複数の前記結合用導波管のそれぞれは、前記第1の主導波管と前記第2の主導波管とが対向する面の幅と等しい幅を有すること
    を特徴とする請求項1に記載のブランチラインカプラ。
  13. 複数の前記結合用導波管のそれぞれは、前記第1の主導波管と前記第2の主導波管とが対向する面の幅とは異なる幅を有すること
    を特徴とする請求項1に記載のブランチラインカプラ。
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