JP4533243B2 - 方向性結合器 - Google Patents

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Description

本発明は、入力側から出力側に向かって延びる第1の線路及び第2の線路を有し、これら第1の線路と第2の線路とが一部において結合されてなる方向性結合器に関する。
一般に、方向性結合器は、従来から高周波無線機器における電力増幅器に使用され、主に送信電力の電力モニター用及び制御系の高周波電力の分岐器として使用されている。
従来の方向性結合器としては、2本の分布定数線路をほぼ全長にわたって結合させた方向性結合器(特許文献1参照)や、主線路の中央部分と副線路の中央部分を結合させた方向性結合器等がある(特許文献2参照)。
特開平10−233607号公報 特開2003−69314号公報
ところで、上述した電力増幅器にて使用される方向性結合器は、電力増幅器の出力電力を使用周波数帯域においてほぼ均一にするために、使用周波数帯域における結合度特性が平坦(フラット)であることが望ましい。
しかしながら、従来の方向性結合器では、特に、低周波帯域において、結合度特性を平坦にするためには、結合線路(2本の線路が結合している部分)を屈曲させたり、スパイラル構造にして線路長を長くする必要があり、製品自体のサイズが大きくなるという問題がある。
また、結合線路を湾曲あるいは屈曲させた場合、その湾曲形状や屈曲形状によっては結合度特性に悪影響を与えるおそれがあるため、前記湾曲形状や屈曲形状に一定の制限があり、設計の自由度が小さくなる。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、使用周波数帯域を低周波帯域に設定したとしても、結合度特性を平坦にすることができ、しかも、結合線路の部分を屈曲させたりスパイラル状にする必要がなく、製品の小型化を図ることができる方向性結合器を提供することを目的とする。
本発明に係る方向性結合器は、入力側から出力側に向かって延びる第1の線路及び第2の線路を有し、これら第1の線路と第2の線路とが一部において結合されてなる方向性結合器において、前記入力側から前記出力側に向かって、前記第1の線路と前記第2の線路とが結合される第1の結合部と、前記第1の線路と前記第2の線路とが結合されない非結合部と、前記第1の線路と前記第2の線路とが結合される第2の結合部とを有することを特徴とする。
これにより、まず、使用周波数帯域を低周波帯域に設定したとしても、結合度特性を平坦にすることができる。しかも、第1の結合部や第2の結合部を屈曲させたりスパイラル状にする必要がなく、製品の小型化を図ることができる。
前記構成において、前記第1及び第2の結合部にて結合度が調整でき、前記非結合部にて中心周波数が調整できる。また、前記第1の結合部と第2の結合部を合わせた線路長は、1/4波長共振長より短い。
そして、前記構成において、前記第1の線路と前記第2の線路とが同一面に形成されていてもよいし、それぞれ異なる面に形成されていてもよい。
また、前記第1の線路のうち、前記非結合部に対応した部分が蛇行して形成され、前記第2の線路のうち、前記非結合部に対応した部分が蛇行して形成されていてもよい。
また、前記第1の線路及び第2の線路のうち、前記第1及び第2の結合部に対応する部分の各インピーダンスは、前記第1の線路及び第2の線路のうち、前記非結合部に対応する部分の各インピーダンスよりも高くしてもよい。この場合、方向性特性も向上する。
そして、前記第1及び第2の線路は、複数の誘電体層が積層されて構成された誘電体基板内に形成されていてもよい。
以上説明したように、本発明に係る方向性結合器によれば、使用周波数帯域を低周波帯域に設定したとしても、結合度特性を平坦にすることができ、しかも、結合線路の部分を屈曲させたりスパイラル状にする必要がなく、製品の小型化を図ることができる。
以下、本発明に係る方向性結合器の実施の形態例を図1〜図30Dを参照しながら説明する。
まず、第1の実施の形態に係る方向性結合器10Aは、図1に示すように、1つの誘電体基板12と、該誘電体基板12の少なくとも上面及び下面に形成されたアース電極14(図3参照)と、誘電体基板12内に形成された2本の線路(第1の線路16及び第2の線路18)とを有する。
誘電体基板12の外周面の4つのコーナー部のうち、誘電体基板12の第1の側面12aと第2の側面12bを含む第1のコーナー部20aには入力端子22が形成され、誘電体基板12の第1の側面12aと第3の側面12c(第2の側面12bと反対側の面)を含む第2のコーナー部20bにはカップルド(Coupled)端子24が形成され、第2の側面12bと第4の側面12d(第1の側面12aの反対側の面)を含む第3のコーナー部20cには出力端子26が形成され、第3の側面12cと第4の側面12dを含む第4のコーナー部20dにはアイソレーテッド(Isolated)端子28が形成されている。従って、入力端子22とカップルド端子24が形成された第1の側面12aは、方向性結合器10Aの入力側と定義することができ、出力端子26とアイソレーテッド端子28が形成された第4の側面12dは、方向性結合器10Aの出力側と定義することができる。
そして、誘電体基板12内において、入力端子22と出力端子26間に第1の線路16が電気的に接続され、カップルド端子24とアイソレーテッド端子28間に第2の線路18が電気的に接続されている。
さらに、第1の実施の形態では、図2に示すように、方向性結合器10Aの入力側から出力側に向かって、第1の線路16と第2の線路18とが結合される第1の結合部30と、第1の線路16と第2の線路18とが結合されない非結合部32と、第1の線路16と第2の線路18とが結合される第2の結合部34とを有する。
具体的には、第1の線路16は、誘電体基板12の第1の側面12aに沿って入力端子22からカップルド端子24に向かって延びる第1のリード線路16aと、該第1のリード線路16aから直角に屈曲し、出力側に向かって延びる第1の結合線路16bと、該第1の結合線路16bから直角に誘電体基板12の第2の側面12bに向かって蛇行して延び、さらに、誘電体基板12の第3の側面12cに向けて蛇行して延びる第1の非結合線路16cと、第1の非結合線路16cから直角に屈曲し、出力側に向かって延びる第2の結合線路16dと、該第2の結合線路16dから直角に屈曲し、誘電体基板12の第4の側面12dに沿って出力端子26に向かって延びる第2のリード線路16eとを有する。
同様に、第2の線路18は、誘電体基板12の第1の側面12aに沿ってカップルド端子24から入力端子22に向かって延びる第3のリード線路18aと、該第3のリード線路18aから直角に屈曲し、出力側に向かって延びる第3の結合線路18bと、該第3の結合線路18bから直角に誘電体基板12の第3の側面12cに向かって蛇行して延び、さらに、誘電体基板12の第2の側面12bに向けて蛇行して延びる第2の非結合線路18cと、該第2の非結合線路18cから直角に屈曲し、出力側に向かって延びる第4の結合線路18dと、該第4の結合線路18dから直角に屈曲し、誘電体基板12の第4の側面12dに沿ってアイソレーテッド端子28に向かって延びる第4のリード線路18eとを有する。
そして、第1の線路16における第1の結合線路16bと第2の線路18における第3の結合線路18bにて第1の結合部30が形成され、第1の線路16における第2の結合線路16dと第2の線路18における第4の結合線路18dにて第2の結合部34が形成され、第1の線路16における第1の非結合線路16cと第2の線路18における第2の非結合線路18cにて非結合部32が形成される。
特に、この第1の実施の形態では、第1の線路16と第2の線路18は、図3に示すように、誘電体基板12内の同一の形成面36に形成されている。例えば誘電体基板12が複数の誘電体層を積層して構成される場合、そのうちの1つの誘電体層の主面に第1の線路16と第2の線路18が形成される。
また、第1の線路16における第1の結合線路16b、第1の非結合線路16c及び第2の結合線路16dの幅と、第2の線路18における第3の結合線路18b、第2の非結合線路18c及び第4の結合線路18dの幅はほぼ同じとされ、第1の線路16における第1のリード線路16a及び第2のリード線路16eの幅と、第2の線路18における第3のリード線路18a及び第4のリード線路18eの幅はほぼ同じとされている。
ここで、第1の実施の形態に係る方向性結合器10Aの各種特性について、図4及び図5に示す比較例に係る方向性結合器100と比較しながら説明する。
まず、同じ誘電体材料で同じサイズを有する比較例に係る方向性結合器100と第1の実施の形態に係る方向性結合器10Aを用意し、結合度特性をほぼ同じにした場合の第1の線路16と第2の線路18のパターン形状の違いを見た。併せて、挿入損失特性、方向性特性及び反射損失特性も測定した。
比較例に係る方向性結合器100は、図4及び図5に示すように、例えば特許文献1に記載された発明に合わせて、第1の線路16と第2の線路18のほぼ全長にわたって結合させた構成を有する。
比較例に係る方向性結合器100の特性を図6A〜図6Dに示し、第1の実施の形態に係る方向性結合器10Aの特性を図7A〜図7Dに示す。図6A及び図7Aは結合特性を示し、図6B及び図7Bは挿入損失特性を示し、図6C及び図7Cは方向性特性を示し、図6D及び図7Dは反射損失特性を示す。
この第1の実施の形態に係る方向性結合器10Aと比較例に係る方向性結合器100では、結合度特性がほぼ同じになるように設計しているため、図6Aに示す特性と図7Aに示す特性はほぼ同じとなっている。すなわち、比較例に係る方向性結合器100及び第1の実施の形態に係る方向性結合器10Aは共に、使用周波数帯域(周波数f1〜f2)において、結合度特性がほぼ平坦となっている。
しかし、比較例に係る方向性結合器100の第1の線路16と第2の線路18のパターン形状を確認すると、図4及び図5に示すように、第1の線路16と第2の線路18が全長にわたって混み合い、パターン形状の欠損による不良や選別工程の増加につながることがわかる。これは、さらなる小型化は無理であり、図6A〜図6Dに示す特性が限界であると思われる。このように、比較例では、歩留まりの点やコストの点で不利であることがわかる。
一方、第1の実施の形態に係る方向性結合器10Aでは、全線路長を、比較例の全線路長の70%程度まで短くすることができ、パターン形状の欠損等の懸念が少なくなる。従って、歩留まりの向上、工数の低減、さらなる小型化を図ることができる。
しかも、図7Cに示すように、方向性特性が使用周波数帯域にてほぼ−15dBであり、比較例の場合(−11dB程度)よりも向上している。図7Dに示すように、反射損失も使用周波数帯域にてほぼ−27dBであり、比較例の場合よりも向上している。
また、第1の実施の形態に係る方向性結合器10Aにおいては、非結合部32の蛇行形状や長さを適宜変更することで、図8に示すように、結合度特性全体の中心周波数f0を調整することができ、第1の結合部30における第1の結合線路16bと第3の結合線路18bの長さ、離間距離並びに第2の結合部34における第2の結合線路16dと第4の結合線路18dの長さ、離間距離を適宜変更することで、図9に示すように、結合度特性全体の値を上下にシフトさせることができ、様々な要求に容易に対応させることができる。
次に、第2の実施の形態に係る方向性結合器10Bについて図10〜図13Dを参照しながら説明する。
この第2の実施の形態に係る方向性結合器10Bは、図10及び図11に示すように、上述した第1の実施の形態に係る方向性結合器10Aとほぼ同様の構成を有するが、図12に示すように、第1の線路16が誘電体基板12内の第1の形成面36Aに形成され、第2の線路18が誘電体基板12内の第2の形成面36Bに形成されている点と、第1の結合部30における第1の結合線路16bと第3の結合線路18bが上下で対向しており、第2の結合部34における第2の結合線路16dと第4の結合線路18dが上下で対向している点で異なる。
なお、誘電体基板12が複数の誘電体層を積層して構成される場合、そのうちの1つの誘電体層の主面に第1の線路16が形成され、他の誘電体層の主面に第2の線路18が形成され、第1の結合部30における第1の結合線路16bと第3の結合線路18bとが誘電体層を間に挟んで対向し、第2の結合部34における第2の結合線路16dと第4の結合線路18dとが誘電体層を間に挟んで対向することとなる。
この第2の実施の形態に係る方向性結合器10Bの特性を図13A〜図13Dに示す。図13Aは結合特性を示し、図13Bは挿入損失特性を示し、図13Cは方向性特性を示し、図13Dは反射損失特性を示す。
この第2の実施の形態に係る方向性結合器10Bにおいては、上述した第1の実施の形態に係る方向性結合器10Aと比して、結合度特性、挿入損失特性、方向性特性はほぼ同じであるが、図13Dに示すように、使用周波数帯域での反射損失特性がほぼ−30dBであり、特性が向上していることがわかる。
また、この第2の実施の形態に係る方向性結合器10Bにおいては、非結合部32の蛇行形状や長さを適宜変更することで、図8と同様に、結合度特性全体の中心周波数f0を調整することができ、第1の結合部30における第1の結合線路16bと第3の結合線路18b間の容量(長さ、離間距離)並びに第2の結合部34における第2の結合線路16dと第4の結合線路18d間の容量(長さ、離間距離)を適宜変更することで、図9と同様に、結合度特性全体の値を上下にシフトさせることができ、様々な要求に容易に対応させることができる。
特に、この第2の実施の形態に係る方向性結合器10Bは、第1の結合部30における第1の結合線路16bと第3の結合線路18bとを上下で対向させ、第2の結合部34における第2の結合線路16dと第4の結合線路18dとを上下で対向させて立体的に配置したので、さらなる小型化を図ることができる。
次に、第3の実施の形態に係る方向性結合器10Cについて図14〜図17Dを参照しながら説明する。この第3の実施の形態に係る方向性結合器10Cは、図14〜図16に示すように、上述した第1の実施の形態に係る方向性結合器10Aとほぼ同様の構成を有するが、第1の線路16における第1の非結合線路16c及び第2の線路18における第2の非結合線路18cが、それぞれ第1の形成面36A(図16参照)から第2の形成面36Bにわたって折り返して形成されている点で異なる。
具体的には、第1の非結合線路16cは、第1の形成面36A上において、第1の結合線路16bから直角に誘電体基板12の第2の側面12bに向かって蛇行して延び、第1のビアホール40aを介して第2の形成面36Bまで延び、そこから誘電体基板12の第3の側面12cに向けて蛇行して延び、第1及び第2の結合線路16b及び16dに対応した位置に到達しない位置において、今度は第2の側面12bに向かって蛇行して延び、第2のビアホール40bを介して第1の形成面36Aまで延び、そこから第3の側面12cに向けて蛇行して第2の結合線路16dまで延びるという形状を有する。
同様に、第2の非結合線路18cは、第1の形成面36A上において、第3の結合線路18bから直角に誘電体基板12の第3の側面12cに向かって蛇行して延び、第3のビアホール40cを介して第2の形成面36Bまで延び、そこから誘電体基板12の第2の側面12bに向けて蛇行して延び、第3及び第4の結合線路18b及び18dに対応した位置に到達しない位置において、今度は第3の側面12cに向かって蛇行して延び、第4のビアホール40dを介して第1の形成面36Aまで延び、そこから第2の側面12bに向けて蛇行して第4の結合線路18dまで延びるという形状を有する。
この第3の実施の形態に係る方向性結合器10Cの特性を図17A〜図17Dに示す。図17Aは結合特性を示し、図17Bは挿入損失特性を示し、図17Cは方向性特性を示し、図17Dは反射損失特性を示す。
この第3の実施の形態に係る方向性結合器10Cにおいては、上述した第1及び第2の実施の形態に係る方向性結合器10A及び10Bと比して、図17Aに示すように、結合度特性がより平坦化されて向上しており、図17Aの横軸範囲内において2dB程度低下しているだけである(方向性結合器10A及び10Bでは3dB程度低下している)。また、第3の実施の形態では、使用周波数帯域での方向性特性がほぼ−21〜−23dBであり、特性が向上していることがわかる。
このように、第3の実施の形態に係る方向性結合器10Cにおいては、第1の非結合線路16c及び第2の非結合線路18cを途中で折り返した構造としたので、さらなる小型化を図ることができる。
次に、第4の実施の形態に係る方向性結合器10Dについて図18〜図21Dを参照しながら説明する。
この第4の実施の形態に係る方向性結合器10Dは、図18〜図20に示すように、上述した第3の実施の形態に係る方向性結合器10Cとほぼ同様の構成を有するが、以下の点で異なる。
すなわち、第1の線路16における第1のリード線路16a、第1の結合線路16b、第1の非結合線路16cの一部、第2の結合線路16d、第2のリード線路16eが第2の形成面36Bに形成され、第2の線路18における第3のリード線路18a、第3の結合線路18b、第2の非結合線路18cの一部、第4の結合線路18d、第4のリード線路18eが第1の形成面36Aに形成されている。
第1の結合部30における第1の結合線路16bと第3の結合線路18bが上下で対向しており、第2の結合部34における第2の結合線路16dと第4の結合線路18dが上下で対向している。
さらに、第1の非結合線路16cが第2の形成面36Bから第1の形成面36Aにわたって折り返して形成され、第2の非結合線路18cが第1の形成面36Aから第2の形成面36Bにわたって折り返して形成されている。
この第4の実施の形態に係る方向性結合器10Dの特性を図21A〜図21Dに示す。図21Aは結合特性を示し、図21Bは挿入損失特性を示し、図21Cは方向性特性を示し、図21Dは反射損失特性を示す。
この第4の実施の形態に係る方向性結合器10Dにおいては、上述した第3の実施の形態に係る方向性結合器10Cと比して、図21Aに示すように、結合度特性がより平坦化されて向上しており、図21Aの横軸範囲内において1dB程度低下しているだけである(方向性結合器10Cでは2dB程度低下している)。
このように、第4の実施の形態に係る方向性結合器10Dにおいては、第3の実施の形態と同様に、第1の非結合線路16c及び第2の非結合線路18cを途中で折り返した構造とし、しかも、第2の実施の形態と同様に、第1の結合部30における第1の結合線路16bと第3の結合線路18bとを上下で対向させ、第2の結合部34における第2の結合線路16dと第4の結合線路18dとを上下で対向させて立体的に配置したので、さらなる小型化を図ることができる。
次に、第5の実施の形態に係る方向性結合器10Eについて図22〜図26を参照しながら説明する。
この第5の実施の形態に係る方向性結合器10Eは、図22〜図24に示すように、上述した第1の実施の形態に係る方向性結合器10Aとほぼ同様の構成を有するが、図23に示すように、第1の結合部30における第1の結合線路16bの幅w1、第3の結合線路18bの幅w3、第2の結合部34における第2の結合線路16dの幅w2及び第4の結合線路18dの幅w4が、非結合部32における第1の非結合線路16cの幅w5、第2の非結合線路18cの幅w6よりも細い点で異なる。各幅w1〜w6の大小関係は、w1=w2=w3=w4<w5=w6である。
つまり、第1の結合部30における第1の結合線路16b、第3の結合線路18b、第2の結合部34における第2の結合線路16d、第4の結合線路18dの単位長さ当たりのインピーダンスが、非結合部32における第1の非結合線路16cと第2の非結合線路18cの単位長さ当たりのインピーダンスよりも高くなっている。
この第5の実施の形態に係る方向性結合器10Eの特性、特に、上述した各幅の大小関係を、w1×2=w2×2=w3×2=w4×2=w5=w6とした場合の特性を図25A〜図25Dに示す。図25Aは結合特性を示し、図25Bは挿入損失特性を示し、図25Cは方向性特性を示し、図25Dは反射損失特性を示す。
この第5の実施の形態に係る方向性結合器10Eにおいては、上述した第1及び第2の実施の形態に係る方向性結合器10A及び10Bと比して、結合度特性及び挿入損失特性はほぼ同じであるが、図25Cに示すように、使用周波数帯域での方向性特性がほぼ−27dB、図25Dに示すように、反射損失特性がほぼ−30dBであり、特性がさらに向上していることがわかる。
また、第5の実施の形態に係る方向性結合器10Eにおいては、図26に示すように、アイソレーション特性も改善させることができる。
すなわち、図26において、曲線Aは、第1の結合部30における第1の結合線路16b、第3の結合線路18b、第2の結合部34における第2の結合線路16d、第4の結合線路18dの単位長さ当たりのインピーダンスIp1と、非結合部32における第1の非結合線路16cと第2の非結合線路18cの単位長さ当たりのインピーダンスIp2とを同じにした場合の特性を示し、曲線Bは、前記インピーダンスIp1を前記インピーダンスIp2よりも高くした場合の特性を示す。この図26から、使用周波数帯域でのアイソレーションは、曲線Aではほぼ−30dBであるが、曲線Bではほぼ−45dBであり、アイソレーションが大幅に向上していることがわかる。
次に、第6の実施の形態に係る方向性結合器10Fについて図27〜図30Dを参照しながら説明する。
この第6の実施の形態に係る方向性結合器10Fは、図27〜図29に示すように、上述した第2の実施の形態に係る方向性結合器10Bとほぼ同様の構成を有するが、上述した第5の実施の形態に係る方向性結合器10Eと同様に、第1の結合部30における第1の結合線路16bの幅w1、第3の結合線路18bの幅w3、第2の結合部34における第2の結合線路16dの幅w2及び第4の結合線路18dの幅w4が、非結合部32における第1の非結合線路16cの幅w5、第2の非結合線路18cの幅w6よりも細い点で異なる。各幅w1〜w6の大小関係は、w1=w2=w3=w4<w5=w6である。
つまり、第5の実施の形態と同様に、第1の結合部30における第1の結合線路16b、第3の結合線路18b、第2の結合部34における第2の結合線路16d、第4の結合線路18dの単位長さ当たりのインピーダンスが、非結合部32における第1の非結合線路16cと第2の非結合線路18cの単位長さ当たりのインピーダンスよりも高くなっている。
この第6の実施の形態に係る方向性結合器10Fの特性、特に、上述した各幅の大小関係を、w1×2=w2×2=w3×2=w4×2=w5=w6とした場合の特性を図30A〜図30Dに示す。図30Aは結合特性を示し、図30Bは挿入損失特性を示し、図30Cは方向性特性を示し、図30Dは反射損失特性を示す。
この第6の実施の形態に係る方向性結合器10Fにおいても、上述した第1及び第2の実施の形態に係る方向性結合器10A及び10Bと比して、結合度特性及び挿入損失特性はほぼ同じであるが、図30Cに示すように、使用周波数帯域での方向性特性がほぼ−27dB、図30Dに示すように、反射損失特性がほぼ−38dBであり、特性がさらに向上していることがわかる。
また、この第6の実施の形態に係る方向性結合器10Fにおいても、図26に示すように、アイソレーション特性を大幅に改善させることができる。
なお、本発明に係る方向性結合器は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
第1の実施の形態に係る方向性結合器を示す斜視図である。 第1の実施の形態に係る方向性結合器の第1の線路及び第2の線路を上面から見て示す図である。 第1の実施の形態に係る方向性結合器の一部縦断面図である。 比較例に係る方向性結合器を示す斜視図である。 比較例に係る方向性結合器の第1の線路及び第2の線路を上面から見て示す図である。 図6Aは比較例に係る方向性結合器の結合度特性を示す図であり、図6Bは挿入損失特性を示す図であり、図6Cは方向性特性を示す図であり、図6Dは反射損失特性を示す図である。 図7Aは第1の実施の形態に係る方向性結合器の結合度特性を示す図であり、図7Bは挿入損失特性を示す図であり、図7Cは方向性特性を示す図であり、図7Dは反射損失特性を示す図である。 結合度特性の周波数調整を説明するための図である。 結合度特性のレベルシフト調整を説明するための図である。 第2の実施の形態に係る方向性結合器を示す斜視図である。 第2の実施の形態に係る方向性結合器の第1の線路及び第2の線路を上面から見て示す図である。 第2の実施の形態に係る方向性結合器の一部縦断面図である。 図13Aは第2の実施の形態に係る方向性結合器の結合度特性を示す図であり、図13Bは挿入損失特性を示す図であり、図13Cは方向性特性を示す図であり、図13Dは反射損失特性を示す図である。 第3の実施の形態に係る方向性結合器を示す斜視図である。 第3の実施の形態に係る方向性結合器の第1の線路及び第2の線路を上面から見て示す図である。 第3の実施の形態に係る方向性結合器の一部縦断面図である。 図17Aは第3の実施の形態に係る方向性結合器の結合度特性を示す図であり、図17Bは挿入損失特性を示す図であり、図17Cは方向性特性を示す図であり、図17Dは反射損失特性を示す図である。 第4の実施の形態に係る方向性結合器を示す斜視図である。 第4の実施の形態に係る方向性結合器の第1の線路及び第2の線路を上面から見て示す図である。 第4の実施の形態に係る方向性結合器の一部縦断面図である。 図21Aは第4の実施の形態に係る方向性結合器の結合度特性を示す図であり、図21Bは挿入損失特性を示す図であり、図21Cは方向性特性を示す図であり、図21Dは反射損失特性を示す図である。 第5の実施の形態に係る方向性結合器を示す斜視図である。 第5の実施の形態に係る方向性結合器の第1の線路及び第2の線路を上面から見て示す図である。 第5の実施の形態に係る方向性結合器の一部縦断面図である。 図25Aは第5の実施の形態に係る方向性結合器の結合度特性を示す図であり、図25Bは挿入損失特性を示す図であり、図25Cは方向性特性を示す図であり、図25Dは反射損失特性を示す図である。 アイソレーション特性の改善を説明するための図である。 第6の実施の形態に係る方向性結合器を示す斜視図である。 第6の実施の形態に係る方向性結合器の第1の線路及び第2の線路を上面から見て示す図である。 第6の実施の形態に係る方向性結合器の一部縦断面図である。 図30Aは第6の実施の形態に係る方向性結合器の結合度特性を示す図であり、図30Bは挿入損失特性を示す図であり、図30Cは方向性特性を示す図であり、図30Dは反射損失特性を示す図である。
符号の説明
10A〜10F…方向性結合器 12…誘電体基板
14…アース電極 16…第1の線路
16a…第1のリード線路 16b…第1の結合線路
16c…第1の非結合線路 16d…第2の結合線路
16e…第2のリード線路 18…第2の線路
18a…第3のリード線路 18b…第3の結合線路
18c…第2の非結合線路 18d…第4の結合線路
18e…第4のリード線路 22…入力端子
24…カップルド端子 26…出力端子
28…アイソレーテッド端子 30…第1の結合部
32…非結合部 34…第2の結合部
36…形成面 36A…第1の形成面
36B…第2の形成面

Claims (7)

  1. 複数の誘電体層が積層されて構成され、且つ、互いに対向する2つの側面を具備した誘電体基板と、該誘電体基板内に形成され、入力側から出力側に向かって延びる第1の線路及び第2の線路とを有し、前記入力側から前記出力側に向かって、前記第1の線路と前記第2の線路とが結合される第1の結合部と、前記第1の線路と前記第2の線路とが結合されない非結合部と、前記第1の線路と前記第2の線路とが結合される第2の結合部とを有する方向性結合器であって、
    前記第1の線路は、前記入力側から前記出力側に向かって第1の結合線路と、前記第1の結合線路から直角に、前記誘電体基板の一方の側面に向かって延び、さらに、前記一方の側面と対向する他方の側面に向けて延びる第1の非結合線路と、前記第1の非結合線路から直角に屈曲し、前記出力側に向かって延びる第2の結合線路とを有し、
    前記第2の線路は、前記入力側から出力側に向かって延び、前記第1の結合線路と対向する第3の結合線路と、前記第3の結合線路から直角に、前記他方の側面に向かって延び、さらに、前記一方の側面に向けて延びる第2の非結合線路と、前記第2の非結合線路から直角に屈曲し、前記出力側に向かって延び、前記第2の結合線路と対向する第4の結合線路とを有し、
    前記第1の結合線路及び前記第3の結合線路にて前記第1結合部が構成され、
    前記第2の結合線路及び前記第4の結合線路にて前記第2結合部が構成され、
    前記第1の非結合線路及び前記第2の非結合線路にて前記非結合部が構成され、
    前記非結合部の蛇行形状、長さにより、結合度特性全体の中心周波数が調整可能とされていることを特徴とする方向性結合器。
  2. 請求項1記載の方向性結合器において、
    前記第1の線路と前記第2の線路とが同一面に形成されていることを特徴とする方向性結合器。
  3. 請求項1記載の方向性結合器において、
    前記第1の線路と前記第2の線路とがそれぞれ異なる面に形成されていることを特徴とする方向性結合器。
  4. 請求項1記載の方向性結合器において、
    前記第1の結合線路、前記第2の結合線路、前記第3の結合線路、前記第4の結合線路、前記第1の非結合線路の一部及び前記第2の非結合線路の一部が前記誘電体基板内の第1の形成面に形成され、
    前記第1の非結合線路の他の一部及び前記第2の非結合線路の他の一部が、それぞれ前記第1の形成面から前記誘電体基板内の第2の形成面にわたって折り返して形成されていることを特徴とする方向性結合器。
  5. 請求項1記載の方向性結合器において、
    前記第1の結合線路、前記第2の結合線路及び前記第1の非結合線路の一部が前記誘電体基板内の第1の形成面に形成され、
    前記第3の結合線路、前記第4の結合線路及び前記第2の非結合線路の一部が前記誘電体基板内の第2の形成面に形成され、
    前記第1の非結合線路の他の一部が、前記第1の形成面から前記第2の形成面にわたって折り返して形成され、
    前記第2の非結合線路の他の一部が、前記第2の形成面から前記第1の形成面にわたって折り返して形成されていることを特徴とする方向性結合器。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の方向性結合器において、
    前記第1の結合部と第2の結合部を合わせた線路長が、1/4波長共振長より短いことを特徴とする方向性結合器。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の方向性結合器において、
    前記第1の線路及び第2の線路のうち、前記第1及び第2の結合部に対応する部分の各インピーダンスは、前記第1の線路及び第2の線路のうち、前記非結合部に対応する部分の各インピーダンスよりも高いことを特徴とする方向性結合器。
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