JP7199449B2 - サイドリンクリソース設定の実現方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、2018年4月19日に中国特許局に出願された中国特許出願番号201810354828.5の中国特許出願に基づいて優先権を主張するものであり、それらの出願における全ての内容を引用により本発明に組み込まれる。
本願は、次世代通信技術に関するが、これに限定するものではなく、特に、サイドリンクリソース設定現方及び置を指す。
無線通信技術の発展とユーザの通信ニーズの増加に伴い、より高い、より速く、より新しい通信ニーズを満たすために、第5世代移動通信(5G、5th Generation)技術は将来のネットワーク発展のトレンドになっている。
サイドリンク(Sidelink)通信システムにおいて、ユーザ装置(UE)の間でトラフィックの伝送が必要である場合、UE間のトラフィックデータは、ネットワーク側を経ることなく、すなわち、UEと基地局との間のセルラーリンクの転送を経ることなく、直接データソースUEによってSidelinkを介してターゲットUEに伝送され、従来技術におけるSidelink通信構成の模式図である図1に示すように、このUEとUEの間で直接通信を行うモードは従来のセルラーシステム通信モードとは明らかに区別される特徴があり、Sidelink通信を適用可能な近距離通信のユーザにとって、Sidelink通信は、無線スペクトルのリソースを節約するだけでなく、コアネットワークのデータ伝送圧力も低減し、システムリソースの占有を低減し、セルラー通信システムのスペクトル効率を増加し、端末で送信の消費電力を低減し、ネットワークの運営コストを大幅に節約することができる。
5G通信システムにおいて、より細かいリソース粒度と、より柔軟なスケジューリングの指示様態を採用しているため、従来技術ではSidelink通信におけるリソースの定義及び管理様態が5Gシステムに適用できないため、5GシステムにおけるUEの間でSidelink通信を行うことができない。
本発明は、次世代通信システムにおいてSidelink通信を実現するための保障を提供することができるサイドリンクリソース設定を実現する方法、装置及びシステムを提供する。
本発明は、
ネットワーク側は、サイドリンク通信のためのサイドリンクリソースプールの時間領域リソースを指示し、ただし、前記サイドリンクリソースプールは、時間領域において、少なくとも1つのスロットを含み、前記スロットのうちの少なくとも1つの時間領域シンボルは、サイドリンク通信に利用され、
前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースは、サイドリンク通信の専用リソースであり、又はサイドリンク通信とセルラーリンク共有リソースであることを含む、サイドリンクリソース設定を実現する方法を提供する。
本発明は、前記実施例で記載したサイドリンクリソース設定を実現する方法を実行するためのコンピュータ実行可能命令が記憶されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体を更に提供する。
本発明は、プロセッサ、メモリ、メモリに記憶されたプロセッサで実行可能なコンピュータープログラムを含む、リソースの設定を実現する装置であって、前記コンピュータープログラムが実行される時に前記実施例で記載したサイドリンクリソース設定を実現する方法を実現する、装置を更に提供する。
本発明は、
ユーザ装置UEは、サイドリンクリソースプールのリソース設定に応じて、サイドリンク通信のためのサイドリンクリソースプールの時間領域リソースを確定し、
ただし、前記サイドリンクリソースプールは、時間領域において、少なくとも1つのスロットを含み、前記スロットのうちの少なくとも1つの時間領域シンボルは、サイドリンク通信に利用され、ただし、前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースは、サイドリンク通信の専用リソースであり、又はサイドリンク通信とセルラーリンク共有リソースであることとを含む、サイドリンクリソース設定を実現する方法を提供する。
本発明は、前記実施例のいずれかに記載したサイドリンクリソース設定を実現する方法を実行するためのコンピュータ実行可能命令が記憶されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体を更に提供する。
本発明は、プロセッサ、メモリ、メモリに記憶されたプロセッサで実行可能なコンピュータープログラムを含む、リソースの設定を実現し、前記コンピュータープログラムを実行する時に前記実施例のいずれかに記載したサイドリンクリソース設定を実現する方法を実現する、装置を更に提供する。
本発明は、
サイドリンク通信のためのサイドリンクリソースプールの時間領域リソースを設定するように設けられる設定モジュールであって、前記サイドリンクリソースプールは、時間領域において、少なくとも1つのスロットを含み、前記スロットのうちの少なくとも1つの時間領域シンボルは、サイドリンク通信に利用され、前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースは、サイドリンク通信の専用リソースであり、又はサイドリンク通信とセルラーリンク共有リソースであるように設けられる、設定モジュールと、
前記サイドリンク通信のサイドリンクリソースプールにおける時間領域リソースのリソース設定をユーザ装置に送信するように設けられる、送信モジュールとを含む、サイドリンクリソース設定を実現する装置を更に提供する。
本発明は、
サイドリンク通信のためのサイドリンクリソースプールの時間領域リソースのリソース設定を受信するように設けられる受信モジュールであって、サイドリンクリソースプールは、時間領域において、少なくとも1つのスロットを含み、前記スロットのうちの少なくとも1つの時間領域シンボルは、サイドリンク通信に利用され、ここて、前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースは、サイドリンク通信の専用リソースであり、又はサイドリンク通信とセルラーリンク共有リソースであるように設けられる、受信モジュールと、
前記リソース設定に応じて、サイドリンクのSidelink通信のための時間領域リソースを確定するように設けられる、処理モジュールを含む、サイドリンクリソース設定を実現する装置を更に提供する。
本発明は、サイドリンクリソース設定を実現する前記装置を含むネットワーク側と、サイドリンクリソース設定を実現する他の前記装置を含むユーザ装置とを含む、リソースの設定を実現するシステムを更に提供する。
ここに説明する図面は本発明の更なる理解を提供するためのものであり、本発明の一部を構成し、本発明の例示的な実施例及びその説明は本発明を説明するためのものであり、本発明に対する不当な限定を構成するものではない。図面において、
従来技術におけるSidelink通信構成の模式図である。 5Gシステムにおいて、スロットの表示模式図である。 5Gシステムにおいて、スロットにおけるシンボルタイプの設定の実施例の模式図である。 本発明に係るサイドリンクリソース設定におけるスロット指示を実現する一実施例の模式図である。 図5(a)は本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、スロットにおけるサイドリンクシンボル数nの指示意味の第1の実施例の模式図である。図5(b)は本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、スロットにおけるサイドリンクシンボル数nの指示意味の第2の実施例の模式図である。図5(c)は本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、スロットにおけるサイドリンクシンボル数nの指示意味の第3の実施例の模式図である。図5(d)は本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、スロットにおけるサイドリンクシンボル数nの指示意味の第4の実施例の模式図である。図5(e)は本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、スロットにおけるサイドリンクシンボル数nの指示意味の第5の実施例の模式図である。 図6(a)は本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、SFIを利用してSidelinkシンボルを指示する第1の実施例の模式図である。図6(b)は本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、SFIを利用してSidelinkシンボルを指示する第2の実施例の模式図である。図6(c)は本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、SFIを利用してSidelinkシンボルを指示する第3の実施例の模式図である。 本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、SFIを利用してSidelinkシンボルを指示する第4の実施例の模式図である。 図8(a)は本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、サイドリンクシンボル数nと開始シンボル#kとの指示意味の第1の実施例の模式図である。図8(b)は本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、サイドリンクシンボル数nと開始シンボル#kとの指示意味の第2の実施例の模式図である。 図9(a)は本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、サイドリンクトリガ指示情報の実現の第1の実施例の模式図である。図9(b)は本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、サイドリンクトリガ指示情報の実現の第2の実施例の模式図である。 図10(a)は本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、サイドリンクトリガ指示情報の実現の第3の実施例の模式図である。図10(b)は本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、サイドリンクトリガ指示情報の実現の第4の実施例の模式図である。 図11(a)は本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、サイドリンクトリガ指示情報の実現の第5の実施例の模式図である。図11(b)は本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、サイドリンクトリガ指示情報の実現の第6の実施例の模式図である。 本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、システムシグナリングによってリソース設定を実現する第1の実施例の模式図である。 本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、RRCシグナリングによってリソース設定を実現する第2の実施例の模式図である。 本発明に係るサイドリンクリソース設定方法において、RRCシグナリングによってリソース設定を実現する第3の実施例のフローチャート模式図である。 本発明に係るサイドリンクリソース設定を実現する装置の構成の模式図である。 本発明に係るサイドリンクリソース設定を実現する他の装置の構成の模式図である。
本発明の目的、解決手段及び利点をより明確にするために、以下では、本願の実施例を図面に関連して詳細に説明する。なお、衝突がない場合、本願における実施例及び実施例における特徴は、互いに任意に組み合わせることが可能である。
Sidelink通信システムにおいて、UEの間でSidelinkリソースを用いて情報の伝送を行い、具体的な適用場面や業務タイプ等に応じて、Sidelink通信様態は、機器から機器へ(D2D、Device to Device)の通信、車両から車両へ(V2V、Vehicle to Vehicle)の通信等を含むが、これに限定されない。従来技術のSidelink通信において、UEはサイドリンクリソースプール(Sidelink resource pool)におけるリソースを利用してSidelink信号を送信する。ただし、サイドリンクリソースプールは、
サイドリンク制御情報をベアラするための物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH、Physical Sidelink Control Channel)リソースプールと、サイドリンクデータトラフィック情報をベアラするための物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH、Physical Sidelink Shared Channel)リソースプールと、Sidelinkブロードキャスト情報をベアラするための物理サイドリンクブロードキャストチャネル(PSBCH、Physical Sidelink Broadcast Channel)リソースプールと、Sidelinkディスカバリ信号をベアラするための物理サイドリンクディスカバリチャネル(PSDCH、Physical Sidelink Discovery Channel)リソースプールとを含む。
一般的に、具体的なシナリオニーズに応じて、ネットワーク側は、Sidelink UEに対して、Sidelinkリソースプールを設定するか、或いは、システムによって、Sidelinkリソースプールを予め設定し、UEは、Sidelinkリソースプールにおけるリソースを使ってSidelink情報をベアラする。ネットワーク側の設定又はシステムで予め定義した設定において、Sidelink UEに対して前記複数タイプのSidelinkリソースプールのうちのいずれか1つ又は複数を設定することができる。ただし、システムは無線通信ネットワークシステムであってもよいが、ここでは、より上位階層のノードによって確定され、Sidelinkリソースプールは、予め定義された設定のリソースセットであると考えられる。
UEがSidelink情報のインタラクションを行う場合に、送信側UEはPSCCHリソースでSidelink制御情報(SCI、Sidelink Control Information)を送信し、受信側UEへ、伝送されたSidelinkデータ情報に利用されるPSSCHリソース、及び関連する制御情報、例えば、変調符号化の様態(MCS、Modulation and Coding Scheme)、電力制御指示、データ再送指示などを指示する。さらに、送信側UEは、SCIが指示されるPSSCHリソースでSidelinkデータを送信する。また、UEはPSBCHリソースで送信Sidelinkブロードキャスト情報を送信し、PSDCHリソースでSidelink発見情報を送信することができる。
次世代(New Radio、NR)の通信システムにおいて、Sidelink通信を実現するために、本発明は、
ネットワーク側は、Sidelink通信のためのサイドリンクリソースプールの時間領域リソースを指示し、ただし、前記サイドリンクリソースプールは、時間領域において、少なくとも1つのスロットを含み、前記スロットのうちの少なくとも1つの時間領域シンボルは、サイドリンク通信に利用され、指示される時間領域シンボルはサイドリンクシンボルとも呼ばれる。
ただし、サイドリンクリソースプールの時間領域リソースは、サイドリンク通信の専用リソースであり、又はサイドリンク通信とセルラーリンク共有リソースである、を含むリソースの設定を実現する方法を提供する。
対応するUE側は、UEがサイドリンクリソースプールリソース設定に応じて、サイドリンクSidelink通信のためのサイドリンクリソースプールの時間領域リソースを確定することを含む。ただし、サイドリンクリソースプールは時間領域において、少なくとも1つのスロットを含み、前記スロットのうちの少なくとも1つの時間領域シンボルは、サイドリンク通信に利用され。ただし、前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースは、サイドリンク通信の専用リソースであり、又はサイドリンク通信とセルラーリンク共有リソースである。
好ましくは、ネットワーク側のエンティティは、進化型基地局(evolved Node B、eNB)、中継局(Relay Node、RN)、マルチセル調整エンティティ(Multi-cell Coordination Entity、MCE)、ゲートウェイ(Gateway、GW)、モバイル管理デバイス(Mobility Management Entity、MME)、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network、EUTRAN)、操作管理及びメンテナンス(Operation Administration and Maintenance、OAM)マネージャなどを含んでもよいが、これに限定されない。便宜上、本文では基地局を例に説明する。
5G通信システムにおいて、時間領域リソースの最小粒度はシンボル(symbol)であり、シンボルは、サィクリックプレフィックス直交周波数分割多重シンボル(CP-OFDM、Cyclic Prefix-OFDM Orthogonal Frequency Division Multiplex)、又は、離散フーリェ変換に基づくOFDMシンボル(DFT-S-OFDM、Discrete Fourier Transform Spread OFDM)に分けることができる。
さらに、1つのスロット(slot)は、図2に示すように、12個の長いサイクリックプレフィックス(extend CP、extend Cyclic Prefix)又は14個の一般的なサイクリックプレフィックス(normal CP)の連続シンボルを含む。又は、1つ又は複数の連続したシンボル(7シンボル以下)でミニスロット(mini-slot)を構成することができる。周波数領域において、リソースの最小粒度はサブキャリア(sub-carrier)であり、異なるシステム構成によって、各サブキャリアに含まれる周波数領域の幅が異なり、例えば、15kHz、30kHz、60kHz、120kHz、240kHzのいずれか1つ又は複数を含む。12個の連続サブキャリアによって、1つの周波数領域リソースブロック(RB、resource block)を構成することができる。前記のように、シンボル又はスロット又はmini-slotは、5Gシステムにおける時間領域リソース設定のリソースユニットであり、RBは周波数領域リソース設定のリソースユニットであり、本文では、これらを基本ユニットとして、Sidelinkリソースの設定を実現する。
5Gシステムにおいて、基地局は、セルラーリンクUEに対して、セルラー通信のための時間領域及び周波数領域リソース設定を指示する。時間領域におけるシンボルとslot区分、各シンボルの種類が含まれ、周波数領域において、サブキャリアとRBの区分が含まれる。ただし、時間領域において。下りシンボル(DL symbol)、上りシンボル(UL symbol)、柔軟な(Flexible)シンボル(X symbol)という3つのシンボルの種類がある。各slotにおける各シンボルは、上記の3つのシンボルタイプのいずれかとして設定することができる。図3に例示のように、slot #nにはDL symbol(図3に斜線ハッチング小格子で示す)が5つ、UL symbol(図3に横線ハッチング小格子で示す)が5つ、Flexible symbol(図3において白抜きの小格子で示す)が4つ含まれる。ただし、DL symbolは基地局からUEに送信される信号である下り信号をベアラするために用いられ、UL symbolはUEが基地局に送信する信号である上り信号をベアラするために用いられ、Flexibleシンボルは柔軟で再設定可能なシンボルであり、つまり、X symbolはDL symbol又はUL symbolとしてさらに再設定されることができる。また、DL symbol又はUL symbolとして設定されたシンボルは、シンボルタイプが変更されることができない。各slotにおけるシンボルタイプ及び位置は、システムによってシグナリング設定で指示する。Slotにおけるシンボルの他の設定状況が図3に示す通りであり、ここでは説明を省略する。
好ましくは、Sidelinkリソースプールは、Sidelink情報又は信号をベアラするためのリソースのセットであり、ネットワーク側によって物理層及び/又は上位層のシグナリングで設定され、又はシステムによって予めに設定される。各Sidelinkリソースプールは、時間領域において、1つ又は複数の時間領域リソースユニットを含むことができ、時間領域リソースユニットは、シンボル、slot、mini-slotのうちのいずれか1つ又は複数を含む。1つ又は複数のRBが周波数領域に含まれ、含まれる複数のRBは連続的であってもよいし、不連続的であってもよい。ただし、PSCCHリソースプール、PSSCHリソースプール、PSBCHリソースプール、PSDCHリソースプールはいずれもSidelinkリソースプールの1種であり、本発明におけるSidelinkリソースプール設定に対する指示様態は、前記いずれか1つ又は複数のリソースプール設定に適用することができる。
Sidelinkリソースプールのリソースがセルラー通信時間領域及び周波数領域リソースを共有する場合に、セルラーリンクで既存の時間領域及び周波数領域リソースをもとに設定する必要がある。例えば、セルラーリンクでは、指示されたシンボル、及びslot区分、シンボルのタイプに基づいて、Sidelinkリソースプールにおける時間領域リソースをさらに設定する。
UEはセルラー通信とSidelink通信を同時に維持できるため、Sidelinkリソースプール設定はセルラー通信のリソースとの衝突をできるだけ避ける必要があり、つまり、Sidelinkリソースプールに含まれる時間領域と周波数領域のリソースは、セルラーリンクのリソースの設定にできるだけ影響を与えない。次世代通信システム、例えば5Gシステムにおいて、セル内でセルラー通信を行うUEは、ネットワーク側ノード(例えば、基地局)に対応する設定シグナリングを受信することによって、時間領域での各slotにおける各シンボルのシンボルタイプを確定することができる。さらに、UEは、基地局のスケジューリング指示に基づいて、対応するシンボルタイプのシンボルを利用して信号を受信又は送信する。
なお、Sidelink通信の信号はUEによって送信され、周囲の他のSidelink通信をサポートするUEによって受信されるため、セルラー下り信号の幹渉を避けるために、Sidelinkリソースプールにおいて、UL symbol及び/又はFlexible symbolを採用し、DL symbolの利用を避けるべきである。ただし、ここでいうUL symbol又はFlexible symbolとは、セルラー通信において、基地局は、セルラーリンクに対して、設定されたUL symbol又はFlexible symbolである。
また、Sidelinkリソースプール設定はセルラーネットワークユーザーのリソースの設定と衝突できないため、Sidelinkリソースプールの設定において、指示されたSidelink通信のためのリソースは、時間領域において、少なくともDL symbolを含まず、すなわち、Sidelinkリソースプールにおいて、指示されたシンボルUL symbol及び/又はFlexible symbolを含む。
一実施例において、本発明リソースの設定を実現する方法において、Sidelink通信のためのサイドリンクリソースプールの時間領域リソースを指示することは、
リソース指示周期T内でSidelink通信のためのスロットのスロットインデックス(slot index)を指示し、ただし、指示されたスロットインデックスに対応するスロットのうちの少なくとも1つの時間領域シンボルが前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースであり、
又は、ビットマップ(bitmap)でリソース指示周期Tにおけるスロットを指示し、ただし、前記ビットマップにおいて、対応するbitビットが有効であると指示されるbitに対応するスロットのうちの少なくとも1つの時間領域シンボルが前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースであることを含む。
好ましくは、リソース指示周期Tは、セルラー通信のセルの時間領域リソースの設定周期を示す基地局がセル共通リソース設定を指示する周期としてもよいか、又は、リソース指示周期Tは、Sidelinkリソースプールを指示する専用設定周期を設定し、指示されるSidelink リソースプール設定の反復時間間隔を示すSidelinkリソースプールの周期としてもよい。
好ましくは、Sidelinkリソースプールの周期は、セルラーセルリソース設定周期と異なってもよい。
Sidelinkリソースプール周期が設定される場合、前記指示されたslot indexは、Sidelinkリソースプール周期に含まれる複数のslotのシーケンス番号とすることができる。
指示周期Tは、時間領域において、slotが単位として、N個のslotを含み、例えば周期が40slot、80slot、160slot、320slotなどである。周期毎に順次に各slotに番号を付け、slot indexとして定めることができる。例えば、1周期内の1番目のslotに対応するslot index=0とし、2番目のslotに対応するslot index=1とし、slot index=N-1まで順次類推する。nは1以上の整数である。
本実施例において、基地局は、Sidelinkリソースプールを指示するとき、Sidelinkリソースプールに含まれる1つ又は複数のslotに対応するslot indexを指示する。指示されたslot indexに対応するslotは、時間領域において、該slotのうちの一部又は全部は、Sidelink通信のために利用されることができることを示す。ただし、Sidelinkリソースプールに含まれる1つ又は複数のslotに対する指示は、設定される各slot のslot indexを1つずつ順番に指示することができる。又は、ビットマップ(bitmap)の様態で、設定されたslotを指示することができ、ただし、bitmapの長さは、指示周期T内に含まれるslotの数N、例えば、bitmapで対応する指示ビットが「1」である時、対応するbitビット「1」が有効指示と定義し、対応するslotがSidelinkリソースプールに含まれていることを示し、逆に対応する指示ビットを「0」としても同様に得られる。
好ましくは、対応するUE側は、UEがサイドリンクリソースプールリソース設定に応じて、サイドリンク通信のためのサイドリンクリソースプールの時間領域リソースを確定することは、
サイドリンクリソースプールリソース設定がリソース指示周期内におけるスロットインデックスを指示すると、UEはslot indexに応じて、リソース指示周期T内でslot indexに対応するスロットのうちの少なくとも1つの時間領域シンボルが前サイドリンクリソースプールの時間領域リソースであると確定すること、
又は、サイドリンクリソースプールリソース設定が、ビットマップでリソース指示周期におけるスロットを指示すると、前記UEは指示されたSidelinkリソースプールが設定したslot ビットマップに応じて、前記リソース指示周期内で、ビットマップにおける有効と指示されたビットに対応するスロットのうちの少なくとも1つの時間領域シンボルが前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースであると確定することを含む。
好ましくは、予め設定する様態を採用して、slot indexで指示されるslotのうち、slotの全てのシンボルか部分シンボルかがSidelink通信に利用されることを確定する。例えば、システムの予め定義で指示されたSidelink slotのうちの全てのシンボルが、Sidelink通信に利用されることができ、又は、予め定義で指示されたSidelink slotのうちの一部のシンボルが、Sidelink通信に利用されることができ、さらに、各slotにおける利用可能なシンボル数及び位置が予め定義で確定することができ、例えば、各slotにおける最後の4シンボルがSidelink通信の時間領域リソースとして予め定義される。
好ましくは、UEは予め定義の情報に応じて、リソース指示周期T内でslot indexに対応するslotのうちの一部又は全てのシンボルをSidelinkシンボルとして確定する。
例を挙げてみると、UEが受信したリソース設定から、指示周期T=160slot、slot index=[20、21、22、23、24、56、57、58、59、60]ということが得られたと仮定する。その後、図4に斜線ハッチング小格子で示すように、UEは、各指示周期T内のスロット20、スロット21、スロット22、スロット23、スロット24、スロット56、スロット57、スロット58、スロット59、スロット60が、Sidelink通信のための時間領域リソースであることを知ることができる。
好ましくは、本実施例リソースの設定を実現する方法は、
前記サイドリンクリソースプールに含まれるスロットにおいて、サイドリンクシンボル、すなわちサイドリンク通信のための時間領域シンボルを指示すること、
又は、前記サイドリンクリソースプールに含まれるスロットのうちのサイドリンクシンボルを予め定義して、サイドリンクシンボルの数及びスロットでの位置も予め定義することを更に含む。
対応するUE側について、UEは指示されたサイドリンク通信のためのサイドリンクシンボルに応じて、これらの指示されたサイドリンクシンボルがSidelink通信のための時間領域リソースであることを確定することを更に含む。
好ましくは、指示されたslotにおける全てのシンボルがSidelink通信のためのSidelinkリソースとして利用される場合、追加の指示が必要せず、指示されたslotにおける一部のシンボルはSidelink通信のためのSidelinkリソースとして利用することができる場合、対応するslotにおけるSidelink通信のために利用可能なシンボル位置を指示する必要がある。
好ましくは、前記サイドリンクリソースプールに含まれるスロットにおいて、サイドリンクシンボルを指示することは、前記スロットにおける前記サイドリンクシンボル数nを指示し、ただし、nは正の整数であることを含む。
さらに、サイドリンクシンボル数nは、次の内容を示す。
前記スロットの開始シンボルから連続するn個のシンボルが前記サイドリンクシンボルであり、又は前記スロットの最後の1つのシンボルから最後から前に連続するn個のシンボルが前記サイドリンクシンボルである。
又は、前記スロットにおける一部のシンボルが下りシンボルとして設定する場合、前記サイドリンクシンボル数nは、該スロットにおける最後の1つの下りシンボルの後の1番目のシンボルから、連続するn個のシンボルが前記サイドリンクシンボルであることを示す。
又は、前記スロットにおける一部のシンボルが上りシンボルとして設定する場合、前記サイドリンクシンボル数nは、該スロットにおける1番目の上りシンボルの前の1つのシンボルから、最後から前に連続するn個のシンボルが前記サイドリンクシンボルであることを示す。
又は、前記スロットにおける一部のシンボルが柔軟なシンボルとして設定する場合、前記サイドリンクシンボル数nは、該スロットにおける1番目の柔軟なシンボルから連続するn個のシンボルが前記サイドリンクシンボルであり、又は、最後の1つの柔軟なシンボルから最後から前に連続するn個のシンボルが前記サイドリンクシンボルであることを示す。
好ましくは、前記サイドリンクリソースプールに含まれるスロットにおいて、サイドリンクシンボルを指示することは、スロットフォーマット指示SFI(Slot Format Indication)に基づいて前記サイドリンクシンボルを指示することを含む。
UE側について、UEはSFIの指示に応じて、サイドリンクシンボルを確定することは、
UEは、SFIに対応するスロットにおいて、SFIは予め設定するシンボルタイプのシンボルが前記サイドリンクシンボルであるように指示されることを確定し、ただし、予め設定するシンボルタイプのシンボルが、下りシンボル又は上りシンボル又は柔軟なシンボルを含むことを含む。
さらに、SFIに基づいて、前記サイドリンクシンボルを指示することは、
前記SFIに対応するスロットにおいて、SFIは予め設定するシンボルタイプのシンボルが前記サイドリンクシンボルであるように指示され、又は、
前記SFIに対応するスロットにおいて、前記SFIが指示した第1のシンボルタイプとセルラーリンクが設定した第2のシンボルタイプとが重なるシンボルを前記サイドリンクシンボルとすることを含む。
UE側について、UEはSFIの指示に応じて、サイドリンクシンボルを確定することは、
SFIに対応するスロットにおいて、UEは前記スロットフォーマット指示SFIが指示した第1のシンボルタイプとセルラーリンクが設定した第2のシンボルタイプとが重なるシンボルを前記サイドリンクシンボルとすることを含む。
好ましくは、第1のシンボルタイプはシステムで予め定義したサイドリンクリソースを指示するためのSFIにおける指定されたシンボルタイプである。第2のシンボルタイプはシステムで予め定義し、又はネットワーク側が設定し指示したセルラーリンクリソース設定における指定されたシンボルタイプである。
好ましくは、指定されたシンボルタイプのシンボルは、下りシンボル又は上りシンボル又は柔軟なシンボルを含み、第1のシンボルタイプと前記第2のシンボルタイプとは同一のシンボルタイプであり、又は異なるシンボルタイプである。
好ましくは、前記サイドリンクリソースプールに含まれるスロットにおいて、サイドリンクシンボルを指示することは、前記スロットにおける前記サイドリンクシンボルの数n及び開始シンボル#kを指示することを含む。
さらに、前記サイドリンクシンボルの数nと前記開始シンボル#kの指示の意味は、前記スロットにおける開始シンボル#kから連続するn個のシンボルは前記サイドリンクシンボルであることを含む。
好ましくは、前記サイドリンクリソースプールに含まれるスロットにおいて、サイドリンクシンボルを指示することは、前記スロットにおけるサイドリンク通信に使用されていないシンボル数mを指示し、ただし、シンボル数mは非負整数であることを含む。
さらに、前記シンボル数mの指示の意味は、
前記スロットにおける開始シンボルから、連続するm個のシンボルはサイドリンク通信に使用されていないものであり、又は前記スロットにおける最後の1つのシンボルから、最後から前に連続するm個のシンボルがサイドリンク通信に使用されていないものであることを示し、
又は、前記スロットにおける一部のシンボルが下りシンボルとして設定される場合、前記シンボル数mは、該スロットにおける最後の1つの下りシンボルの後の1番目のシンボルから、連続するm個のシンボルがサイドリンク通信に使用されていないものであることを示し、
又は、前記スロットにおける一部のシンボルが上りシンボルとして設定される場合、前記シンボル数mは、該スロットにおける1番目の上りシンボルの前の1番目のシシンボルから、最後から前に連続するm個のシンボルがサイドリンク通信に使用されていないものであることを示し、
又は、前記スロットにおける一部のシンボルが柔軟なシンボルとして設定する場合、前記シンボル数mは、該スロットにおける1番目の柔軟なシンボルから連続するm個のシンボルがサイドリンク通信に使用されていないか、又は、最後の1つの柔軟なシンボルから最後から前に連続するm個のシンボルがサイドリンク通信に使用されていないものであることを示すことを含む。
Sidelink通信のためのSidelinkリソースプールのうちの1つのslotを例として、1つのslotにおけるSidelink通信のためのシンボル位置を指示する様態は、次の方法を含むが、それに限定されない。
第1の様態:1つのslotにおいて、Sidelink通信のためのサイドリンクシンボル数nを指示する。
第2の様態:1つのslotにおいて、スロットフォーマット指示(SFI、Slot Format Indication)に基づいて、Sidelink通信のためのシンボルを指示する。
第3の様態:1つのslotにおいて、Sidelink通信のためのシンボル数nと、Sidelink通信のための開始シンボル#kとを指示する。
第4の様態:1つのslotにおいて、Sidelink通信に使用されていないシンボル数mを指示する。
以下、1つのslotにおいて、Sidelink通信のための利用可能なシンボルを指示する上記4つの様態についてそれぞれ詳細に説明する。
第1の様態:1つのslotにおいて、Sidelink通信のためのサイドリンクシンボル数nを指示し、ただしnは1以上の正の整数。
好ましくは、サイドリンクシンボル数nの指示の意味は、次のような状況を含むことができる。
第1の様態における第1の状況は、スロットインデックスに対応するslotにおける開始シンボル(すなわち、1番目のシンボル)から、連続するn個のシンボルがSidelink通信のためのサイドリンクシンボルであり、又はslotにおける最後の1つのシンボルから、最後から前に連続するn個のシンボルがSidelink通信のためのサイドリンクシンボルである。ただし、1≦n≦14。
第1の様態における第2の状況は、あるスロットインデックスに対応するslotにおける一部のシンボルがDL symbolとして設定される場合、nの指示の意味は、該slotにおける最後の1つのDL symbolの後の1番目のシンボルから、連続するn個のシンボルがSidelink通信のためのサイドリンクシンボルである。
第1の様態における第3の状況は、あるスロットインデックスに対応するslotにおける一部のシンボルがUL symbolとして設定される場合、nの指示の意味は、該slotにおける1番目のUL symbolの前の1番目のシンボルから、最後から前に連続するn個のシンボルがSidelink通信のためのサイドリンクシンボルである。
第1の様態における第4の状況は、あるスロットインデックスに対応するslotにおける一部のシンボルがFlexible symbolとして設定される場合、nの指示の意味は、該slotにおける1番目のFlexible symbolから、連続するn個のシンボルがSidelink通信のためのサイドリンクシンボルであり、又は、最後の1つのFlexible symbolから、最後から前に連続するn個のシンボルがSidelink通信のためのサイドリンクシンボルである。
対応するUE側は、次の態様を含む。
スロットにおける開始シンボルから、連続するn個のシンボルがサイドリンクシンボルであり、又はスロットにおける最後の1つのシンボルから最後から前に連続するn個のシンボルがサイドリンクシンボルである。
又は、スロットにおける一部のシンボルがDL symbolとして設定する場合、前記サイドリンクシンボル数nは、該スロットにおける最後の1つのDL symbolの後の1番目のシンボルから、連続するn個のシンボルがサイドリンクシンボルである。
又は、スロットにおける一部のシンボルがUL symbolとして設定する場合、前記サイドリンクシンボル数nは、該スロットにおける1番目のUL symbolの前の1つのシンボルから、最後から前に連続するn個のシンボルがサイドリンクシンボルである。
又は、前記スロットにおける一部のシンボルがFlexible symbolとして設定する場合、前記サイドリンクシンボル数nは、該スロットにおける1番目の柔軟なシンボルFlexible symbolから連続するn個のシンボルが前記サイドリンクシンボルであり、又は、最後の1つの柔軟なシンボルFlexible symbolから最後から前に連続するn個のシンボルが前記サイドリンクシンボルである。
好ましくは、サイドリンクのシンボル数nは統一的に設定することができ、すなわち、各slotにおけるシンボル数nに対する値がいずれも同じである。
好ましくは、サイドリンクシンボル数nは、各slotにそれぞれ独立に設定されることができ、すなわち、異なるslotにおけるサイドリンクシンボル数nの値は異なっていてもよい。
本発明の実施例は、サイドリンクシンボル数nに対する異なる定義により、slot状況に適応するSidelink symbol設定を実現し、連続するn個のシンボルがSidelink通信のために設定される役割を果たし、Sidelinkリソースの設定に一定の柔軟性と適応性を持たせた。
例を挙げてみると、基地局は、Sidelink リソースプールに含まれる複数のslotを指示するとともに、各slotにおけるSidelink通信に利用可能なシンボル、すなわち、シンボル数nの値を指示すると仮定する。そこで、UEが受信したリソース設定から、Sidelink通信のためのslotを確定することができ、そして、指示された各slotにおけるSidelink通信のために利用可能なシンボル数nに応じて、具体的に利用可能なシンボルの位置を確定できる。ここで、シンボル数nは統一的な設定を例として、シンボル数n=5と仮定すると、上記の異なる状況におけるシンボル数nの指示の意味に応じて、次の通り、図5に示すことようになる。
図5(a)~図5(e)に示すように、ここで、斜線ハッチング小格子はセルラーリンクリソースにおいて、DL symbolに設定されることを示し、横線ハッチング小格子はセルラーリンクリソースにおいて、UL symbolに設定されることを示し、白抜きの小格子はセルラーリンクリソースにおいて、Flexible symbolに設定されることを示し、雪花点ハッチング小格子はSidelink通信のためのSidelink symbolを示す。第1の状況において、シンボル数量nの指示の意味に対して、図5(a)に示すように、n=5はslotの開始シンボルから、連続するn個のシンボルがSidelink通信に利用されることを示し、又は、図5(a)に示すように、終端シンボルから、連続するn個のシンボルがSidelink通信に利用されることを示す。同様に、第2の状況において、シンボル数量nの指示の意味に応じて、Sidelink通信のためのシンボルは図5(c)に示すようにして、第3の状況において、シンボル数量nの指示の意味に応じて、Sidelink通信のためのシンボルは図5(d)に示すようにして、第4の状況において、シンボル数量nの指示の意味に応じて、Sidelink通信のためのシンボルは図5(e)に示すようにする。
第2の様態:1つのslotにおいて、SFIに基づいて、Sidelink通信のためのシンボルを指示する。
NRシステムにおいて、1つのslotにおけるDL/X/ULシンボル設定を指示するためのSFIリストが定義され、この中に複数のSFI indexが含まれ、各SFI indexは1つの固定のDL/X/UL設定に対応して、1つのslotにおける3つのシンボルタイプのシンボル位置を指示した。
1つのSFIリストの例を表1に示すようになる。
Figure 0007199449000001
本発明において、SFIを利用して、その中のあるシンボルタイプを定義してSidelink symbolを指示するために利用されることができ、本文において、このような様態がSidelink SFIと呼ばれる。
好ましくは、次のような状況を採用してSidelink SFIを指示することができる。
第2の様態における第1の状況は、Sidelink SFIのうちのSidelink通信のためのslotを指示するシンボルが予め設定されたシンボルタイプのシンボル(例えば、DL symbol又はUL symbol又はFlexible symbol)をSidelink symbolとする。
第2の様態における第2の状況は、Sidelink SFIにおけるスロットインデックスに対応する指示した第1のシンボルタイプとシステムセルラーリンクでの同じslotにおける第2のシンボルタイプとが重なるシンボルを、Sidelink通信のためのSidelink symbolとする。
好ましくは、前記第1のシンボルタイプはシステムで予め定義したサイドリンクリソースを指示するためのSFIにおける指定されたシンボルタイプである。前記第2のシンボルタイプはシステムで予め定義し、又はネットワーク側が設定し指示したセルラーリンクリソース設定における指定されたシンボルタイプである。
好ましくは、第2の様態における第1の状況に対して、
システムは、Sidelink SFI指示におけるいずれかのシンボルタイプを採用するように予め定義されることができ、Sidelinkリソースの設定において設定されるSidelink symbolを指示するために利用される。例えば、Sidelink SFIにおけるUL symbolでSidelink symbolを指示することを例とすると、基地局が指示するリソース設定において、指示されたSidelink SFI indexに対応するslotシンボル構成のうちのUL symbolと定義されたシンボルをSidelink symbolとすることを示す。
例を挙げてみると、基地局は、Sidelink リソースプールに含まれる複数のslotを指示するとともに、各slotにおけるSidelinkに利用可能なシンボル、すなわち指示Sidelink SFI indexを指示すると仮定する。そこで、UEが受信したリソース設定から、指示されたSidelinkリソースプールに含まれるslotを確定することができ、そして、指示されたSidelink SFI indexに応じて、具体的に利用可能なシンボルの位置を確定できる。ここで、Sidelink SFI indexは統一的に設定することができ、すなわち、各slotに対して同じSFI indexを利用し、各slotにそれぞれ独立に設定されることができ、異なるslotにおけるSFI indexは異なっていてもよい。ここで、Sidelink SFI indexは統一的な設定を例として、システムは、Sidelink SFIにおけるDL symbol指示がSidelink symbolであることを採用するように予め定義されると仮定し、SFI index=18(表1に示すように)を例とすると、図6(a)の雪花点ハッチング小格子で示すように、SFI indexが18と設定されたslotにおける最初の3つのシンボルがSidelink symbolであることを示す。システムはSidelink SFIにおけるUL symbol指示がSidelink symbolであることを採用するように予め定義されると、SFI index=24(表1に示すように)を例とすると、図6(a)の雪花点ハッチング小格子で示すように、SFI indexが24と設定されたslotにおける最後の2つのシンボルがSidelink symbolであることを示す。システムはSidelink SFIにおけるFlexible symbol指示がSidelink symbolであることを採用するように予め定義されると、SFI index=42(表1に示すように)を例とすると、図6(a)の雪花点ハッチング小格子で示すように、SFI indexが42と設定されたslotにおける4、5、6番目のシンボルがSidelink symbolである。
例を挙げてみると、基地局は、Sidelink リソースプールに含まれる複数のslotを指示するとともに、各slotにおけるSidelinkに利用可能なシンボル、すなわち指示Sidelink SFI indexを指示すると仮定する。そこで、UEが受信したリソース設定情報から、指示されたSidelinkリソースプールに含まれるslotを確定することができ、そして、指示されたSidelink SFI indexに応じて、具体的に利用可能なシンボルの位置を確定できる。ここで、Sidelink SFI indexは統一的に設定することができ、すなわち、各slotに対して同じSFI indexを利用し、各slotにそれぞれ独立に設定されることができ、異なるslotにおけるSFI indexは異なっていてもよい。ここで、Sidelink SFI indexは統一的な設定を例として、システムは、Sidelink SFIにおけるDL symbol指示がSidelink symbolであることを採用するように予め定義されると仮定し、SFI index=18(表1に示すように)を例とすると、図6(a)の雪花点ハッチング小格子で示すように、SFI indexが18と設定されたslotにおける最初の3つのシンボルがSidelink symbolであることを示す。システムはSidelink SFIにおけるUL symbol指示がSidelink symbolであることを採用するように予め定義されると、SFI index=24(表1に示すように)を例とすると、図6(a)の雪花点ハッチング小格子で示すように、SFI indexが24と設定されたslotにおける最後の2つのシンボルがSidelink symbolであることを示す。システムはSidelink SFIにおけるFlexible symbol指示がSidelink symbolであることを採用するように予め定義されると、SFI index=42(表1に示すように)を例とすると、図6(a)の雪花点ハッチング小格子で示すように、SFI indexが42と設定されたslotにおける4、5、6番目のシンボルがSidelink symbolである。
好ましくは、第2の様態における第2の状況に対して、
一方で、システムは、Sidelink SFIにおけるあるシンボルタイプが第1のシンボルタイプであることを予め定義される。他方で、システムは、セルラーリンクリソース設定を確定することを指示するあるシンボルタイプが第2のシンボルタイプであることを予め定義され、又は設定される。ただし、あるシンボルタイプはDL symbol又はUL symbol又はFlexible symbolであってもよく、そして、第1のシンボルタイプと第2のシンボルタイプとは、同じシンボルタイプであってもよいし、異なるシンボルタイプであってもよい。好ましくは、表2に示す以下の場合のいずれか1種又は2種以上を含む。
Figure 0007199449000002
第2の様態における第2の状況の指示の意味は、Sidelink slotにおいて、Sidelink SFIが指示した第1のシンボルタイプと、同じslotにおけるセルラーリンク設定が指示した第2のシンボルタイプとが重なるシンボルを有する場合、重なるシンボルをSidelink通信のためのリソースとすることを含む。表の中の組合せoption 3-2を例とすると、すなわち、第1のシンボルタイプがFlexible symbolであり、第2のシンボルタイプがUL symbolである時、すなわち、Sidelink SFI指示のFlexible symbolが同じslotにおけるセルラーリンクリソース設定におけるUL symbolと重なるとき、重なるシンボルがSidelink時間領域リソースであることを示す。例を挙げてみると、UEは、基地局からセルラーリンクにおけるリソース設定を取得し、slot #nにおける最初の10個のシンボルがFlexible symbolであり、最後の4個のシンボルがUL symbolであり、slot #n+1における最初の6个シンボルがFlexible symbolであり、最後の8個のシンボルがUL symbolであると仮定する。そして、UEは、Sidelinkリソース設定のシグナリングからSidelink SFI指示を取得し、SFI index=24(表1に示すように)を指示して、Sidelink SFIが統一的な指示であり、すなわち、全てのSidelink slotに対して有効である。
そこで、図7に示すように、slot #nにおいて、第1のシンボルタイプと第2のシンボルタイプが重なるシンボルはsymbol #10、#11を含む。slot#n+1において、重なるシンボルはsymbol #6、#7、#8、#9、#10及び#11を含み、これらの重なるシンボルはSidelink通信のためのリソースである。図7において、横線ハッチング小格子はセルラーリンク設定指示されたUplink symbolを示し、雪花点ハッチング小格子はSidelink symbolを示し、白抜きの小格子はセルラーリンク設定指示されたFlexible symbolを示す。
本発明の実施例は、第1のシンボルタイプと第2のシンボルタイプの異なる組み合わせを予め定義することにより、より柔軟なSidelink時間領域シンボル設定指示効果を提供する。
slotにおけるSidelink通信のためのシンボル位置を指示する第2の様態において、NRシステムにおけるSFI indexを採用してSidelinkリソースプールに含まれるslotにおける実際にSidelink通信のためのシンボル位置を指示し、一方で、指示オーバーヘッドを小さくするのに有利であり、他方で、既存のセルラーリンクのリソース設定と合わせて、より柔軟な指示効果も達成した。なお、本文では、セルラー通信におけるセルラーリンクUEを指示するSFIが指示した意味と異なり、SFIを用いて前記第2の様態における第1の状況又は第2の様態における第2の状況の意味で設定を指示するためのSidelinkリソースを指示する。
好ましくは、第2の様態において、SFI指示に基づいて、Sidelink symbolを確定する様態には、次のいずれか1つ又は複数の組み合わせも含まれる。
SFIが指示したSidelink symbolがネットワーク側、例えば基地局によって、セルラーリンクのDL symbolとして指示されると、SFIが指示したSidelink symbolが無効である。
SFIが指示したSidelink symbolがネットワーク側、例えば基地局によって、セルラーリンクのUL symbolとして指示されると、SFIが指示したSidelink symbolが無効である。
SFIが指示したSidelink symbolがネットワーク側、例えば基地局によって、セルラーリンクのUL symbolとして指示されるとともに、該UL symbolはUEをスケジューリングしてセルラーリンク上り伝送を行う場合、SFIが指示したSidelink symbolが無効である。
SFIが指示したSidelink symbolがネットワーク側、例えば基地局によって、セルラーリンクのUL symbolとして指示されるとともに、該UL symbolがUEをスケジューリングしてセルラーリンク上りリンク伝送を行っていない場合、SFIが指示したSidelink symbolは、Sidelink通信に用いることができる。
対応するUE側は、以下の態様を更に含む。
SFIが指示したサイドリンクシンボルは、ネットワーク側によってセルラーリンクのDL symbolとして指示された場合、前記方法は、
UEはSFIが指示したサイドリンクシンボルが無効であると確定することを更に含む。
SFIが指示したサイドリンクシンボルは、ネットワーク側によってセルラーリンクのUL symbolとして指示された場合、前記方法は、
UEはSFIが指示したサイドリンクシンボルが無効であると確定することを更に含む。
第3の様態:1つのslotにおいて、Sidelink通信のためのサイドリンクシンボル数nと、Sidelink通信のための開始シンボル#kとを指示する。
対応するUE側について、UEは、前記サイドリンクシンボルを確定することは、前記サイドリンクリソースプールのリソース設定において、前記スロットにおける前記サイドリンクシンボル数nと、開始シンボル#kに対する指示を取得することを含み、UEは、前記スロットにおけるシンボルkの最初から連続するn個のシンボルをSidelinkシンボルとして確定する。
好ましくは、サイドリンクシンボル数nと開始シンボル#kの指示の意味は、
スロットインデックスに対応するslotにおけるシンボル#kから連続するn個のシンボルは、Sidelink通信のためのサイドリンクシンボルであり、すなわち、slotにおけるシンボル#kからの連続するn個のシンボルがSidelinkリソースプールにおけるシンボルであることを指示する。ただし、#kは開始シンボルの1つのslotシンボルにおけるシーケンス番号であることを含むことができる。
例を挙げてみると、基地局は、Sidelink リソースプールに含まれる複数のslotを指示するとともに、各slotにおけるSidelink通信に利用可能なシンボル、すなわち、シンボル数nの値と、開始シンボル#kの値とを指示すると仮定する。そこで、UEがリソース設定を受信した後、指示されたSidelinkリソースプールに含まれるslotが確定されるとともに、指示されたシンボル数量nと、開始シンボル#kとに応じて、slotにおける利用可能なシンボル位置が確定される。本実施例において、n=4、k=5と仮定すると、対応するslotにおける指示されるSidelink symbolは次のようになる。
好ましくは、サイドリンクシンボル数nと開始シンボル位置#kの指示の意味は、
スロットインデックスに対応するslotにおけるシンボル#kから連続するn個のシンボルは、Sidelink通信のためのサイドリンクシンボルであり、すなわち、slotにおけるシンボル#kからの連続するn個のシンボルがSidelinkリソースプールにおけるシンボルであることを指示する。ただし、#kは開始シンボルの1つのslotシンボルにおけるシーケンス番号であることを含むことができる。
例を挙げてみると、基地局は、Sidelink リソースプールに含まれる複数のslotを指示するとともに、各slotにおけるSidelink通信に利用可能なシンボル、すなわち、シンボル数nの値と、開始シンボル位置kの値とを指示すると仮定する。そこで、UEがリソース設定情報を受信した後、指示されたSidelinkリソースプールに含まれるslotが確定されるとともに、指示されたシンボル数量nと、開始シンボル位置kとに応じて、slotにおける利用可能なシンボル位置が確定される。本実施例において、n=4、k=5と仮定すると、対応するslotにおける指示されるSidelink symbolは次のようになる。
slotにおけるシンボルは0から始まる番号付ければ、そこで、図8(a)に雪花点ハッチング小格子で示すように、k=5はシンボル#5から始まることを示し、この時、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7、シンボル#8はSidelink symbolである。又は、slotにおけるシンボルは1から始まる番号付ければ、そこで、図8(a)に雪花点ハッチング小格子で示すように、k=5はシンボル#5から始まることを示し、この時、シンボル#5、シンボル#6、シンボル#7、シンボル#8はSidelink symbolである。
第4の様態:1つのslotにおいて、Sidelink通信に使用されていないシンボル数mを指示する。
好ましくは、シンボル数mの指示の意味は次のような状況を含むことができる。
第4の様態における第1の状況は、スロットインデックスに対応するslotにおける開始シンボル(すなわち、1番目のシンボル)から、連続するm個のシンボルがSidelink通信に使用されていないものであり、又はslotの最後の1つのシンボルから、最後から前に連続するm個のシンボルがSidelink通信に使用されていないものであり、ただし、0≦n≦14。
第4の様態における第2の状況は、あるスロットインデックスに対応するslotにおける一部のシンボルがDL symbolとして設定される場合、mの指示の意味は、最後の1つのDL symbolの後の1番目のシンボルから、連続するm個のシンボルがSidelink通信に使用されていないものであり、すなわち、DL symbol及び指示されたm個のシンボル以外、残りのシンボルがSidelink通信に利用できる。
第4の様態における第3の状況は、あるスロットインデックスに対応するslotにおける一部のシンボルがUL symbolとして設定される場合、mの指示の意味は、該slotにおける1番目のUL symbolの前の1番目のシンボルから、最後から前に連続するm個のシンボルがSidelink通信に使用されていないものであり、すなわち、UL symbol及び指示されたm個のシンボル以外、残りのシンボルがSidelink通信に利用できる。
第4の様態における第4の状況は、あるスロットインデックスに対応するslotにおける一部のシンボルがFlexible symbolとして設定される場合、mの指示の意味は、該slotにおける1番目のFlexible symbolから、連続するm個のシンボルがSidelink通信に使用されていないものであり、すなわち、指示されたm個のシンボル以外、残りのFlexible symbolがSidelink通信に利用でき、又は、最後の1つのFlexible symbolから、最後から前に連続するm個のシンボルがSidelink通信に使用されていないものであり、すなわち、指示されたm個のシンボル以外、残りのFlexible symbolがSidelink通信に利用できる。
UE側について、UEは前記サイドリンクシンボルを確定することは、前記サイドリンクリソースプールのリソース設定において、前記スロットにおけるサイドリンク通信に使用されていないシンボルのシンボル数mに対する指示を取得し、取得したシンボル数mに応じて、前記サイドリンクシンボルを確定することを含む。ただし、シンボル数mは非負整数である。
好ましくは、シンボル数mは、各slotにそれぞれ独立に設定されることができ、すなわち、異なるslotにおけるシンボル数mの値は異なっていてもよい。
UE側について、UEは前記サイドリンクシンボルを確定することは、前記サイドリンクリソースプールの設定指示情報において、前記スロットにおけるサイドリンク通信に使用されていないシンボルのシンボル数mに対する指示を取得し、取得したシンボル数mに応じて、前記サイドリンクシンボルを確定することを含む。ただし、シンボル数mは非負整数である。
本発明の実施例は、シンボル数mに対する異なる定義により、slot状況に適応するSidelink symbol設定を実現し、連続するm個のシンボルがSidelink通信に使用されていないものに設定される役割を果たし、Sidelinkリソースの設定に一定の柔軟性と適応性を持たせた。
好ましくは、本発明リソースの設定を実現する方法は、
ネットワーク側は、設定された前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースをトリガするか又はトリガしないことを指示するために利用されるトリガ指示情報を指示することを更に含む。
対応するUE側は、
UEは、トリガ指示情報に応じて、設定された前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースをトリガするか又はトリガしないことを確定することを更に含む。
好ましくは、ネットワーク側は、トリガ指示情報により、前記サイドリンクリソースプールにおける全部又は一部のリソースの利用をトリガするか又はトリガしないことを指示する。
好ましくは、設定されたSidelinkリソースプールに基づいて、トリガ情報が指示可能な意味は、以下のうちの1つ又はいずれかの組み合わせを含む。
一定の時間範囲内において、前記Sidelinkリソースプールにおけるリソースが利用可能又は利用不可能であることを指示し、ただし、時間範囲の値は、システムで予め定義してもよいし、ネットワーク側で指示されてもよい。
一定の時間間隔後のSidelinkリソースプールにおけるリソースが利用可能又は利用不可能であることを指示し、ただし、時間間隔の値は、システムで予め定義してもよいし、ネットワーク側で指示されてもよい。
現在のslotにおけるSidelinkリソースプールのうちのリソースが利用可能又は利用不可能であることを指示する。
SidelinkがSFI(Trigger SFI)をトリガすることを指示し、サイドリンクTrigger SFIが指示した第3のシンボルタイプに対応するシンボルが、Sidelinkリソースプールに含まれるsymbolと重なるシンボルは、利用可能又は利用不可能なSidelinkリソースであることを指示する。ただし、第3のシンボルタイプはシステムで予め定義してもよいし、ネットワーク側で設定してもよく、第3のシンボルタイプはDL symbol又はUL symbol又はFlexible symbolのうちのいずれか1つである。
好ましくは、前記の方法は、前記ネットワーク側は、前記トリガ指示情報を送信しなかった場合、又は前記トリガ指示情報において、対応するリソースが利用不可能であるように指示された場合、対応する前記サイドリンクリソースプールにおけるリソースはサイドリンク信号をベアラするために利用することができないことを示すことを更に含む。
対応するUE側は、
UEは設定された前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースをトリガするか又はトリガしないことを確定することは、以下のうちの1つ又はいずれかの組み合わせを含む。
UEはトリガ指示情報に応じて、一定の時間範囲内において、前記Sidelinkリソースプールにおけるリソースが利用可能又は利用不可能であることを確定し、ただし、時間範囲の値は、システムで予め定義してもよいし、ネットワーク側で指示されてもよい。
UEはトリガ指示情報に応じて、一定の時間間隔後のSidelinkリソースプールにおけるリソースが利用可能又は利用不可能であることを確定し、ただし、時間間隔の値は、システムで予め定義してもよいし、ネットワーク側で指示されてもよい。
UEはトリガ指示情報に応じて、現在のスロットにおけるSidelinkリソースプールのうちのリソースが利用可能又は利用不可能であることを確定する。
UEはトリガ指示情報に応じて、SidelinkトリガSFIが指示した第3のシンボルタイプに対応するシンボルと前記Sidelinkリソースプールに含まれるシンボルとが重なるシンボルを、利用可能又は利用不可能なSidelinkリソースとすることが確定される。ただし、第3のシンボルタイプはシステムで予め定義してもよいし、ネットワーク側で指示されてもよく、第3のシンボルタイプはDL symbol又はUL symbol又はFlexible symbolのうちのいずれかである。
以下に具体的な実施例を参照してトリガ指示情報の実現について説明する。
一実施例において、システムは時間範囲がt個のslotであることを予め定義されたと仮定すると、UEはトリガ指示情報を受信した後、t個のslotにおけるSidelinkリソースプール設定におけるリソースが有効であり、Sidelink信号をベアラするために利用することができる。本実施例において、さらにシステムで予め定義しるSidelinkリソースプール設定が図9(a)に示すようにすると仮定し、雪花点ハッチングはSidelinkリソースプール設定のSidelink通信に利用可能なSidelinkリソースを示し、Sidelinkリソースプールにおけるリソースが実際に利用可能かどうかは、トリガ情報の指示に依存する。本実施例において、UEがslot #nで利用可能であることを指示するトリガ指示情報を受信すると、図9(b)の縦線のハッチング部分に示すように、slot #n+1からのt個のslotのうちのSidelinkリソースプールにおけるリソースが利用可能であり、すなわち、このリソースがSidelink信号の送信又は受信に確かに利用可能である。
好ましくは、UEがトリガ指示情報を受信しなかった場合、又は、トリガ指示情報において対応するリソースが利用不可能であることを指示する場合、そこで、対応するSidelinkにおけるリソースプールにおけるリソースは、Sidelink信号をベアラするために利用することができない。
別の実施例において、システムは時間間隔がt個のslotであることを予め定義されたと仮定すると、UEはトリガ指示情報を受信した後の第tのslotから、Sidelinkリソースプール設定におけるリソースが有効であり、Sidelink信号をベアラするために利用することができる。本実施例において、さらにシステムで予め定義しるSidelinkリソースプール設定が図10(a)に示すようにすると仮定し、雪花点ハッチングは設定されるSidelinkリソースプールに含まれるSidelinkリソースであり、Sidelinkリソースプールにおけるリソースが確かに利用可能かどうかは、トリガ情報の指示に依存する。本実施例において、UEがslot #nで利用可能であることを指示するトリガ指示情報を受信すると、図10(b)の縦線のハッチング部分に示すように、slot #n+t以降のSidelinkリソースプールにおけるリソースは利用可能であり、すなわち、このリソースがSidelink信号の送信又は受信に確かに利用可能である。
対応するUE側は、
UEは、受信したシグナリングに応じて、サイドリンクリソースプールの時間領域リソースのリソース設定を取得することを更に含む
好ましくは、本発明リソースの設定を実現する方法は、
ネットワーク側は、シグナリングによって前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースのリソース配置情報を指示することを更に含む。
対応するUE側は、
UEは、受信したシグナリングに応じて、サイドリンクリソースプールの時間領域リソースのリソース設定情報を取得することを更に含む
好ましくは、シグナリングは、以下のうちの1つ又はいずれかの組み合わせを含むことができるが、これらに限定されるものではない。
セル共通設定シグナリング、専用上位層シグナリング、下り制御情報(DCI、Downlink Control information)シグナリング、Sidelinkブロードキャスト情報、Sidelink制御指示(SCI)シグナリング。
なお、衝突しないことを前提として、Sidelink通信のためのリソースの指示情報をベアラする様態は、前記のシステムシグナリングのうちの1つ又はいずれかの組み合わせを使用することができる。UEはシステムで予め定義した設定又はネットワーク側の設定に応じて、受信すべきシグナリングのタイプを確定し、そこから対応するSidelink リソースのリソース設定を取得することができる。
好ましくは、リソース設定は、
前記サイドリンクリソースプールの周期、前記サイドリンクリソースプールに含まれるスロットのリスト、前記サイドリンクリソースプールにおけるサイドリンクシンボルを指示するサイドリンクリソース指示SFI、前記サイドリンクリソースプールにおけるサイドリンクシンボルを指示するサイドリンクリソース指示SFIにおける予め設定されたシンボルタイプ、前記サイドリンクリソースプールにおけるサイドリンクシンボルを指示するサイドリンクリソース指示SFIにおける第1のシンボルタイプ、セルラーリンクの第2のシンボルタイプ、前記サイドリンクリソースプールにおけるリソーストリガを指示するサイドリンクトリガSFIにおける第3のシンボルタイプ、前記サイドリンクリソースプールに指示されるサイドリンクシンボルが位置するスロットにおける前記サイドリンクシンボルの数n、前記サイドリンクリソースプールに指示されるサイドリンクシンボルが位置するスロットにおける前記サイドリンクシンボルの開始シンボル#k、サイドリンクリソース設定を指示するための無線ネットワーク一時識別子(Radio Network Tempory Identity、RNTI)、のうちの1つ又はいずれかの組み合わせを含む。
以下は実施例を参照してリソース設定をシステムシグナリングに携帯して送信する具体的な実現を説明する。
一実施例において、リソース設定をセル共通設定シグナリングに携帯して送信することを例として、それに対応じて、UEは受信されたセル共通設定シグナリングに応じて、Sidelink通信のためのリソースのリソース設定を取得することができる。
セルラー通信システムにおいて、基地局は、セル共通設定シグナリングによって、セルにおけるUEに統一的なリソース設定を行うことができ、リソース設定は、時間領域slot及びslotにおけるシンボルタイプ、周波数領域RB区分の指示等を含む。Sidelinkリソースプールは、セルにおける複数のSidelink通信を行うUEで共有することができるので、Sidelink通信のためのリソースは、セル共通設定シグナリングを採用してリソース設定をベアラすることができる。Sidelinkは、受信したセル共通設定シグナリングに応じて、Sidelink通信のためのリソースのリソース設定を取得することができ、そして、設定されるリソースに応じて、Sidelink信号の受信及び/又は送信を行う。
好ましくは、システムで予め定義した規則に応じて、UEは、共通設定シグナリングからSidelink通信のためのリソースのリソース設定を取得し、具体的なシグナリングのベアラする様態に従って対応する受信を行う。
図12に示すように、本実施例において、システムで予め定義したSidelink通信のためのリソースのリソース設定は、基地局がシステム情報(SI)で搬送されると仮定すると、次のステップを含む。
ステップ1200:UEは、SIを周期的に受信する。
ステップ1201:UEは、受信したSIから、Sidelink通信のためのリソースの指示情報、例えば、Sidelink slot indexリスト、Sidelink SFI、Sidelink RBsなどを取得する。
ステップ1202:UEは、指示情報の意味に応じて、Sidelink通信のためのリソースを確定する。
好ましくは、次のステップを更に含む。
ステップ1203:UEは、指示されたSidelink通信のためのリソースで、Sidelink信号を送信し、及び/又は、他のUEのdelink信号を受信する。
別の実施例において、リソース設定を専用の上位層シグナリングに携帯して送信することを例として、それに対応じて、UEは受信された専用の上位層シグナリングに応じて、Sidelink通信のためのリソースのリソース設定を取得することができる。このような様態で、ネットワーク側、例えば基地局は、各UEのSidelinkリソースプールをより柔軟にスケジューリング設定することができ、リソース設定效率の向上に有利となり、ネットワーク側リソース管理制御の精細度を向上させることができる。
専用の上位層シグナリングは専用のRRCシグナリングであることを例として、UEは、基地局と接続を確立した後、基地局からの専用のRRCシグナリングを受信し、その中から、Sidelink通信のためのリソースのリソース設定を取得する。
好ましくは、RRCシグナリングでSidelink通信のためのリソースのリソース設定を携帯する時、UEの属性に応じて、1つ又は複数のUEを1つのグループに分け、RRCシグナリングは、同じグループに属するSidelink UEに対して、同じSidelink通信のためのリソースである同じSidelinkリソースプールを設定することができる。
例を挙げてみると、UEは、基地局からRRCシグナリングを受信したと仮定すると、ここでRRCシグナリングは、Sidelink専用設定シグナリングであり、Sidelinkリソースプール、Sidelink信号モード、Sidelink送信及び/又は受信パラメータ等のリソース設定が携帯される。ここで、Sidelinkリソースプール設定については、RRCシグナリングにおいて、Sidelinkリソースプール周期と、Sidelinkリソースプール周期においてSidelink時間領域リソースとして設定されるslot indexとが指示され、1つ又は複数のslotを含むものと仮定する。さらに、RRCシグナリングには、Sidelinkリソースと配置される各slotに、Sidelinkのシンボル位置に利用することができることも指示される。本実施例では、UEがRRCシグナリングを受信したと仮定すると、これから解析すると、以下の構成情報を得ることができる。Sidelinkリソースプール周期が80slots、Sidelinkリソースプールに含まれるslot indexリスト=[0,5,10,15,20,25,30]、各Sidelink slotにSidelink通信のためのシンボル指示が、各slotにおける開始位置から4シンボルがSidelink通信のためのものである。そこで、UEが取得したSidelink通信のための時間領域リソースのリソース設定は、図13に示すようになる。
更に別の実施例において、リソース設定をDCIシグナリングに携帯して送信することを例として、それに対応じて、UEは受信されたDCIシグナリングに応じて、Sidelink通信のためのリソースのリソース設定を取得することができる。具体的には、UEが基地局と接続を確立した後、基地局は、UEがSidelink通信を行うことに、専用の無線ネットワーク一時識別子(RNTI、Radio Network Temporary Identifier)を設定し、サイドリンクRNTI(SL-RNTI、Sidelink RNTI)と称することができる。このように、SL-RNTIを識別子として、UEは、Sidelink制御に関するDCIシグナリングを受信して、その中から、Sidelink通信のためのリソースに関する指示情報を取得する。
例を挙げてみると、UEは、基地局からRRCシグナリングを受信したと仮定すると、ここでRRCシグナリングは、Sidelink専用設定シグナリングであり、Sidelinkリソースプール、Sidelink信号モード、Sidelink送信及び/又は受信パラメータ等の設定指示情報が携帯される。ここで、Sidelinkリソースプール設定については、RRCシグナリングにおいて、Sidelinkリソースプール周期と、Sidelinkリソースプール周期においてSidelink時間領域リソースとして設定されるslot indexとが指示され、1つ又は複数のslotを含むものと仮定する。さらに、RRCシグナリングには、Sidelinkリソースと配置される各slotに、Sidelinkのシンボル位置に利用することができることも指示される。本実施例では、UEがRRCシグナリングを受信したと仮定すると、これから解析すると、以下の構成情報を得ることができる。Sidelinkリソースプール周期が80slots、Sidelinkリソースプールに含まれるslot indexリスト=[0,5,10,15,20,25,30]、各Sidelink slotにSidelink通信のためのシンボル指示が、各slotにおける開始位置から4シンボルがSidelink通信のためのものである。そこで、UEが取得したSidelink通信のための時間領域リソースのリソース設定情報は、図13に示すようになる。
更に別の実施例において、リソース設定情報をDCIシグナリングに携帯して送信することを例として、それに対応じて、UEは受信されたDCIシグナリングに応じて、Sidelink通信のためのリソースのリソース設定情報を取得することができる。具体的には、UEが基地局と接続を確立した後、基地局は、UEがSidelink通信を行うことに、専用の無線ネットワーク一時識別子(RNTI、Radio Network Temporary Identifier)を設定し、サイドリンクRNTI(SL-RNTI、Sidelink RNTI)と称することができる。このように、SL-RNTIを識別子として、UEは、Sidelink制御に関するDCIシグナリングを受信して、その中から、Sidelink通信のためのリソースに関する指示情報を取得する。
一実施例では、リソース設定をSidelinkブロードキャスト情報に携帯して送信することを例として、それに対応じて、UEは、受信したSidelinkブロードキャスト情報に応じて、Sidelink通信のためのリソースのリソース設定を取得する。たたし、Sidelinkブロードキャスト情報は、Sidelinkノードによって送信され、Sidelinkノードは、Sidelink UE、Sidelink中継ノード(Relay node)等を含むが、これらに限定されない。
Sidelinkブロードキャスト情報には、本発明の1つの又はいずれかの組み合わせを用いたSidelinkリソースプール設定のための指示様態を採用するリソース設定が含まれており、周辺Sidelink UEに関連するSidelinkリソースプール設定を指示するために利用することができる。
セルラーネットワーク情報の設定が無効である場合、例えば、セルラーネットワークをカバーしない場合や、Sidelink専用リソースでなどの場合、UEは、ネットワーク側からSidelinkリソースプール設定を得ることができず、この時、Sidelinkノード間の伝送に基づいて、Sidelinkリソースプールリソース設定を共有して、有効なSidelinkリソース設定効果を達成することができる。例を挙げてみると、UEは、受信したSidelink制御指示(SCI)メッセージから、Sidelink通信のためのリソースのリソース設定であるSidelinkリソースプール関連リソース設定を取得するものと仮定する。ただし、SCIは、Sidelinkノードによって送信される。Sidelinkブロードキャスト情報と異なり、SCIメッセージは、ポイントツーポイントのユニキャスト情報であり、例えば、SCI送信端UEから対応する受信端UEに送信され、SCIには、本発明の1つの又はいずれかの組み合わせを採用したSidelinkリソースプール設定のための指示様態のリソース配置情報が含まれ、受信側UEに関するSidelinkリソースプール配置を指示するために利用することができる。SCIメッセージを利用してSidelinkリソースプール設定関連情報を指示し、より柔軟なリソース割り当て効果を達成する。
なお、衝突しないことを前提として、本発明において、1つ以上のスロットがSidelink通信のための時間領域リソースであることを指示するためのリソース設定をシステムシグナリングにベアラするためのシグナリングベアラ様態と、Sidelink通信のための時間領域リソースを指示するためのリソース設定の様態に対して、上述したいずれか1つのシグナリングベアラ様態、又は、いずれかの組み合わせを採用することができる。例えば、システム情報ジシグナリングベアラを採用し、指示されたSidelink slotにおけるシンボル設定を指示することを組み合わせて使用する。さらに例えば、指示されるSidelink SFI indexはRRCシグナリングベアラ等を採用することができ、他の場合は同様に組み合わせて利用することができ、ここでは説明を省略する。
セルラーネットワーク情報の設定が無効である場合、例えば、セルラーネットワークをカバーしない場合や、Sidelink専用リソースでなどの場合、UEは、ネットワーク側からSidelinkリソースプール設定を得ることができず、この時、Sidelinkノード間の伝送に基づいて、Sidelinkリソースプール設定情報を共有して、有効なSidelinkリソース設定効果を達成することができる。例を挙げてみると、UEは、受信したSidelink制御指示(SCI)メッセージから、Sidelink通信のためのリソースのリソース設定情報であるSidelinkリソースプール関連設定情報を取得するものと仮定する。ただし、SCIは、Sidelinkノードによって送信される。Sidelinkブロードキャスト情報と異なり、SCIメッセージは、ポイントツーポイントのユニキャスト情報であり、例えば、SCI送信端UEから対応する受信端UEに送信され、SCIには、本発明の1つの又はいずれかの組み合わせを採用したSidelinkリソースプール設定のための指示様態のリソース配置情報が含まれ、受信側UEに関するSidelinkリソースプール配置を指示するために利用することができる。SCIメッセージを利用してSidelinkリソースプール設定関連情報を指示し、より柔軟なリソース割り当て効果を達成する。
なお、衝突しないことを前提として、本発明において、1つ以上のスロットがSidelink通信のための時間領域リソースであることを指示するためのリソース設定情報をシステムシグナリングにベアラするためのシグナリングベアラ様態と、Sidelink通信のための時間領域リソースを指示するためのリソース設定情報の様態に対して、上述したいずれか1つのシグナリングベアラ様態、又は、いずれかの組み合わせを採用することができる。例えば、システム情報ジシグナリングベアラを採用し、指示されたSidelink slotにおけるシンボル設定を指示することを組み合わせて使用する。さらに例えば、指示されるSidelink SFI indexはRRCシグナリングベアラ等を採用することができ、他の場合は同様に組み合わせて利用することができ、ここでは説明を省略する。
好ましくは、本発明はリソースの設定を実現する方法は、
ネットワーク側は、Sidelinkリソースプールに含まれる周波数領域リソースを指示して、次世代通信システム、例えば5GシステムにおけるSidelinkリソースプール設定に対する指示を実現することを更に含む。
図15は本発明に係るサイドリンクリソース設定を実現する装置の構成の模式図であり、図15に示すように、設定モジュールと、送信モジュールと、を備える。
設定モジュールは、サイドリンク通信のためのサイドリンクリソースプールの時間領域リソースを設定するためのモジュールであって、前記サイドリンクリソースプールは、時間領域において、少なくとも1つのスロットを含み、前記スロットの少なくとも1つのスロットシンプルは、サイドリンク通信に利用され、前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースは、サイドリンク通信専用リソースであり、又は、サイドリンク通信と、セルラーリンク共有リソースである。
送信モジュールは、サイドリンク通信のためのサイドリンクリソースプールの時間領域リソースのリソース設定をユーザ装置に送信するために利用される。
本発明は、リソース設定を実現する装置であって、プロセッサと、メモリと、メモリで記憶されるプロセッサで動作可能なコンピュータのプログラムとを含み、前記プログラムは、本実施例のいずれかに記載のリソース設定を実現する方法のステップを含む装置を提供する。
図15は本発明に係るサイドリンクリソース設定を実現する装置の構成の模式図であり、図15に示すように、設定モジュールと、送信モジュールと、を備える。
設定モジュールは、サイドリンク通信のためのサイドリンクリソースプールの時間領域リソースを設定するためのモジュールであって、前記サイドリンクリソースプールは、時間領域において、少なくとも1つのスロットを含み、前記スロットの少なくとも1つのスロットシンプルは、サイドリンク通信に利用され、前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースは、サイドリンク通信専用リソースであり、又は、サイドリンク通信と、セルラーリンク共有リソースである。
送信モジュールは、サイドリンク通信のためのサイドリンクリソースプールの時間領域リソースの設定指示情報をユーザ装置に送信するために利用される。
好ましくは、前記サイドリンクリソースプールに含まれるスロットにサイドリンクシンボルが指示されることは、以下の態様を含む。
前記スロットにおける前記サイドリンクシンボル数nを指示し、ただし、nは正の整数であり、又は、
スロットフォーマット指示SFIに基づいて、前記サイドリンクシンボルを指示することを指示し、又は、
前記スロットにおける前記サイドリンクシンボル数n、及び開始シンボル#kを指示し、又は、
前記スロットにおけるサイドリンク通信に使用されていないシンボル数mを指示し、ただし、シンボル数mが非負整数である。
好ましくは、設定モジュールは、更に、前記サイドリンクリソースプールに含まれるスロットにおいて、サイドリンク通信のためのサイドリンクシンボルを指示するために利用される。
又は、前記サイドリンクリソースプールに含まれるスロットにおけるサイドリンクシンボルを予め定義して、サイドリンクシンボルの数およびスロットにおける位置を予め定義することが含まれる。
好ましくは、送信モジュールは、具体的には、シグナリングにより前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースを指示するリソース設定を送信するために利用される。
図16は本発明に係るサイドリンクリソース設定を実現する他の装置の構成の模式図であり、図16に示すように、受信モジュールと、処理モジュールとを備える。
受信モジュールは、サイドリンク通信のためのサイドリンクリソースプールの時間領域リソースのリソース設定を受信するためのモジュールであって、サイドリンクリソースプールは、時間領域において、少なくとも1つのスロットを含み、前記スロットの少なくとも1つのスロットシンプルは、サイドリンク通信に利用され、ただし、前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースは、サイドリンク通信専用リソースであり、又は、サイドリンク通信と前記セルリンク共有リソースである。
処理モジュールは、前記リソース設定に応じて、サイドリンクSidelink通信のための時間領域リソースを確定するために利用される。
好ましくは、送信モジュールは、具体的には、シグナリングにより前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースを指示するリソース設定指示情報を送信するために利用される。
それに対応じて、処理モジュールは、具体的には、前記リソース設定に指示されるスロットインデックスに応じて、前記リソース指示周期内において、前記スロットインデックスに対応するスロットのうちの少なくとも1つの時間領域シンボルが前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースであると確定するために利用される。
又は、リソース設定に指示されるビットマップに応じて、前記リソース指示周期内において、ビットマップにおいて有効と指示されたビットに対応するスロットのうちの少なくとも1つの時間領域シンボルが、前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースであることを確定する。
好ましくは、前記処理モジュールは更に以下のために利用される。
前記リソース設定に応じて、前記サイドリンクリソースプールに含まれるスロットにおいて、サイドリンク通信のためのサイドリンクシンボルを確定し、又は、予め定義された前記サイドリンクリソースプールに含まれるスロットにおけるサイドリンクシンボルに応じて、予め定義されたサイドリンクシンボルの数およびスロットにおける位置を確定する。
好ましくは、前記サイドリンクリソースプールに含まれる前記サイドリンクシンボルを確定することは以下の態様を含む。
前記スロットにおける前記サイドリンクシンボル数nを確定し、たたし、nが正の整数であり、又は、
スロットフォーマット指示SFIに基づいて、前記サイドリンクシンボルを確定し、又は、
前記スロットにおける前記サイドリンクシンボル数n、及び開始シンボル#kを指示し、又は、
前記スロットにおけるサイドリンク通信に使用されていないシンボル数mを指示し、ただし、シンボル数mが非負整数である。
好ましくは、前記処理モジュールは更に以下のために利用される。
前記リソース設定指示情報に応じて、前記サイドリンクリソースプールに含まれるスロットにおいて、サイドリンク通信のためのサイドリンクシンボルを確定し、又は、予め定義された前記サイドリンクリソースプールに含まれるスロットにおけるサイドリンクシンボルに応じて、予め定義されたサイドリンクシンボルの数およびスロットにおける位置を確定する。
好ましくは、受信モジュールは、具体的には、
シグナリングを受信して前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースのリソース設定を取得する。
好ましくは、処理モジュールは、更に、
トリガ指示情報に応じて、設定された前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースをトリガするか又はトリガしないことを確定するために利用される。
好ましくは、受信モジュールは、具体的には、
シグナリングを受信して前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースのリソース設定指示情報を取得する。
本発明は、ネットワーク側とユーザ装置とを含む、リソース設定を実現するシステムであって、ネットワーク側は、前記図15に示すいずれか一項に記載の装置を含み、ユーザ装置は、前記図16に示すいずれか一項に記載の装置を含む、システムを更に提供する。
本発明の技術の様態は、ネットワーク側は少なくとも1つのスロットがSidelink通信のための時間領域リソースであることを指示する。本発明によれば、次世代通信システムにおいて、Sidelink通信を実現することに保障が提供される。

Claims (16)

  1. ネットワーク側は、サイドリンク通信のためのサイドリンクリソースプールの時間領域リソースを指示し、ただし、前記サイドリンクリソースプールは、時間領域において、少なくとも1つのスロットを含み、前記少なくとも1つのスロットの各スロットのうちの複数の時間領域シンボルは、サイドリンク通信に利用され、
    ただし、前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースは、サイドリンク通信の専用リソースであることを含み、
    ただし、前記サイドリンク通信のためのサイドリンクリソースプールの時間領域リソースを指示することは、ビットマップでリソース指示周期におけるスロットを指示し、ただし、前記ビットマップにおいて有効であると指示されるビットに対応するスロットが前記サイドリンクリソースプールであり、前記ビットマップにおいて有効であると指示されるビットに対応するスロットのうちの複数の時間領域シンボルが前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースである、ことを含み、
    ただし、前記リソース指示周期は、指示されるサイドリンクリソースプール設定の反復時間間隔を示す前記サイドリンクリソースプールの周期を含み、
    ただし、前記サイドリンク通信のためのサイドリンクリソースプールの時間領域リソースを指示することは、
    前記サイドリンクリソースプールに含まれる各スロットにおいて、サイドリンク通信のためのサイドリンクシンボルを指示することであって、ただし、前記サイドリンクリソースプールに含まれる各スロットにおいて、サイドリンク通信のためのサイドリンクシンボルを指示することは、前記ビットマップにおいて有効であると指示されるビットに対応する各スロットにおける前記サイドリンクシンボルの数n及び開始シンボル#kを指示することを含むこと、又は、
    前記サイドリンクリソースプールに含まれる各スロットにおけるサイドリンクシンボルを予め定義することであって、ただし、前記サイドリンクリソースプールに含まれる各スロットにおけるサイドリンクシンボルを予め定義することは、前記ビットマップにおいて有効であると指示されるビットに対応する各スロットにおける前記サイドリンクシンボルの数および位置を予め定義することを含むこと、を含む、
    サイドリンクリソース設定の実現方法。
  2. 前記サイドリンクシンボル数nは、
    前記スロットの開始シンボルから連続するn個のシンボルが前記サイドリンクシンボルであり、又は前記スロットの最後の1つのシンボルから最後から前に連続するn個のシンボルが前記サイドリンクシンボルであり、
    又は、前記スロットにおける一部のシンボルが下りシンボルとして設定する場合、前記サイドリンクシンボル数nは、該スロットにおける最後の1つの下りシンボルの後の1番目のシンボルから、連続するn個のシンボルが前記サイドリンクシンボルであり、
    又は、前記スロットにおける一部のシンボルが上りシンボルとして設定する場合、前記サイドリンクシンボル数nは、該スロットにおける1番目の上りシンボルの前の1つのシンボルから、最後から前に連続するn個のシンボルが前記サイドリンクシンボルであり、
    又は、前記スロットにおける一部のシンボルが柔軟なシンボルとして設定する場合、前記サイドリンクシンボル数nは、該スロットにおける1番目の柔軟なシンボルから連続するn個のシンボルがサイドリンクシンボルに利用され、又は、最後の1つの柔軟なシンボルから最後から前に連続するn個のシンボルが前記サイドリンクシンボルであることを示す、請求項1に記載のサイドリンクリソース設定の実現方法。
  3. 前記サイドリンクシンボルの数nと前記開始シンボル#kを指示することは、
    前記スロットにおける開始シンボル#kから連続するn個のシンボルは前記サイドリンクシンボルであることを含む、請求項1に記載のサイドリンクリソース設定の実現方法。
  4. 前記開始シンボル#kは前記開始シンボルの前記スロットにおけるシンボルのシーケンス番号である、請求項に記載のサイドリンクリソース設定の実現方法。
  5. 異なるスロットの前記サイドリンクシンボル数nの値が同じである、請求項1に記載のサイドリンクリソース設定の実現方法。
  6. 前記サイドリンクリソース設定の実現方法は、
    ネットワーク側は、シグナリングによって、前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースのリソース設定を指示することを更に含み、
    前記シグナリングは、
    セル共通設定シグナリング、
    専用上位層シグナリング、
    下り制御情報DCIシグナリング、
    サイドリンクブロードキャスト情報、
    サイドリンク制御指示SCIシグナリング、
    のうちの1つ又はいずれかの組み合わせを含み、
    前記リソース設定は、
    前記サイドリンクリソースプールの周期、
    前記サイドリンクリソースプールに含まれるスロットのリスト、
    前記サイドリンクリソースプールに指示されるサイドリンクシンボルが位置するスロットにおける前記サイドリンクシンボルの数n、
    前記サイドリンクリソースプールに指示されるサイドリンクシンボルが位置するスロットにおける前記サイドリンクシンボルの開始シンボル#k、
    サイドリンクリソース設定を指示するための無線ネットワーク一時識別子RNTI、
    のうちの1つ又はいずれかの組み合わせを含む、請求項に記載のサイドリンクリソース設定の実現方法。
  7. 前記セル共通設定シグナリングは、
    システム情報SI、
    マスターシステム情報ブロックMIB、
    システム情報ブロックSIB、
    他のシステム情報OSI、
    残りのシステム情報RMSI、
    のうちの1つ又はいずれかの組み合わせを含む、
    請求項に記載のサイドリンクリソース設定の実現方法。
  8. プロセッサ、メモリ、メモリに記憶されたプロセッサで実行可能なコンピュータープログラムを含む、リソースの設定を実現する装置であって、前記コンピュータープログラムが実行される時に請求項1~のいずれか一項に記載のサイドリンクリソース設定の実現方法を実現する装置。
  9. ユーザ装置UEは、サイドリンクリソースプールのリソース設定に応じて、サイドリンク通信のためのサイドリンクリソースプールの時間領域リソースを確定し、
    ただし、前記サイドリンクリソースプールは、時間領域において、少なくとも1つのスロットを含み、前記少なくとも1つのスロットの各スロットのうちの複数の時間領域シンボルは、サイドリンク通信に利用され、ただし、前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースは、サイドリンク通信の専用リソースであることとを含み、
    ただし、前記UEは、前記サイドリンクリソースプールのリソース設定に応じて、前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースを確定することは、
    前記サイドリンクリソースプールのリソース設定が、ビットマップでリソース指示周期におけるスロットを指示する場合、前記UEは、前記ビットマップに応じて、前記リソース指示周期内において、前記ビットマップにおいて有効であると指示されるビットに対応するスロットが前記サイドリンクリソースプールであることと、前記ビットマップにおいて有効であると指示されるビットに対応するスロットのうちの複数の時間領域シンボルが前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースであることと、を確定することを含み、
    ただし、前記リソース指示周期は、指示されるサイドリンクリソースプール設定の反復時間間隔を示す前記サイドリンクリソースプールの周期を含み、
    ただし、前記サイドリンクリソースプールのリソース設定は、
    前記サイドリンクリソースプールに含まれる各スロットにおいて、サイドリンク通信のためのサイドリンクシンボルを指示することであって、ただし、前記サイドリンクリソースプールに含まれる各スロットにおいて、サイドリンク通信のためのサイドリンクシンボルを指示することは、前記ビットマップにおいて有効であると指示されるビットに対応する各スロットにおいて、前記サイドリンクシンボルの数n及び開始シンボル#kを指示することを含むこと、又は、
    前記サイドリンクリソースプールに含まれる各スロットにおけるサイドリンクシンボルを予め定義することであって、ただし、前記サイドリンクリソースプールに含まれる各スロットにおけるサイドリンクシンボルを予め定義することは、前記ビットマップにおいて有効であると指示されるビットに対応する各スロットにおける前記サイドリンクシンボルの数および位置を予め定義することを含むこと、を含む、
    サイドリンクリソース設定の実現方法。
  10. 前記UEは、前記サイドリンクリソースプールのリソース設定に応じて、前記サイドリンクリソースプールの時間領域リソースを確定することは、
    前記UEは、指示された前記サイドリンクシンボル、又は予め定義された前記サイドリンクシンボルに応じて、前記サイドリンクシンボルがサイドリンク通信のための時間領域リソースであることを確定することを含む、請求項に記載のサイドリンクリソース設定の実現方法。
  11. 前記サイドリンクシンボル数nは、
    前記スロットの開始シンボルから連続するn個のシンボルが前記サイドリンクシンボルであり、又は前記スロットの最後の1つのシンボルから最後から前に連続するn個のシンボルが前記サイドリンクシンボルであることを示し、
    又は、前記スロットにおける一部のシンボルが下りシンボルとして設定する場合、前記サイドリンクシンボル数nは、該スロットにおける最後の1つの下りシンボルの後の1番目のシンボルから、連続するn個のシンボルが前記サイドリンクシンボルであることを示し、
    又は、前記スロットにおける一部のシンボルが上りシンボルとして設定する場合、前記サイドリンクシンボル数nは、該スロットにおける1番目の上りシンボルの前の1つのシンボルから、最後から前に連続するn個のシンボルが前記サイドリンクシンボルであることを示し、
    又は、前記スロットにおける一部のシンボルが柔軟なシンボルとして設定する場合、前記サイドリンクシンボル数nは、該スロットにおける1番目の柔軟なシンボルから連続するn個のシンボルが前記サイドリンクシンボルであり、又は、最後の1つの柔軟なシンボルから最後から前に連続するn個のシンボルが前記サイドリンクシンボルであることを示す、請求項10に記載のサイドリンクリソース設定の実現方法。
  12. 前記UEは、前記サイドリンクシンボルを確定することは、前記UEは、前記スロットにおける開始シンボル#kからの連続n個のシンボルを前記サイドリンクシンボルとして確定することを含む、請求項10に記載のサイドリンクリソース設定の実現方法。
  13. 前記開始シンボル#kは前記開始シンボルの前記スロットにおけるシンボルのシーケンス番号である、請求項12に記載のサイドリンクリソース設定の実現方法。
  14. 前記サイドリンクリソース設定の実現方法は、
    前記UEは、受信したシグナリングに応じて、前記サイドリンクリソースプールのリソース設定を取得することを更に含み、
    前記シグナリングは、
    セル共通設定シグナリング、
    専用上位層シグナリング、
    下り制御情報DCIシグナリング、
    サイドリンクブロードキャスト情報、
    サイドリンク制御指示SCIシグナリング、
    のうちの1つ又はいずれかの組み合わせを含み、
    前記リソース設定は、
    前記サイドリンクリソースプールの周期、
    前記サイドリンクリソースプールに含まれるスロットのリスト、
    前記サイドリンクリソースプールに指示されるサイドリンクシンボルが位置するスロットにおける前記サイドリンクシンボルの数n、
    前記サイドリンクリソースプールに指示されるサイドリンクシンボルが位置するスロットにおける前記サイドリンクシンボルの開始シンボル#k、
    サイドリンクリソース設定を指示するための無線ネットワーク一時識別子RNTI、
    のうちの1つ又はいずれかの組み合わせを含む、請求項9または10に記載のサイドリンクリソース設定の実現方法。
  15. 前記セル共通設定シグナリングは、
    システム情報SI、
    マスターシステム情報ブロックMIB、
    システム情報ブロックSIB、
    他のシステム情報OSI、
    残りのシステム情報RMSI、
    のうちの1つ又はいずれかの組み合わせを含む、
    請求項14に記載のサイドリンクリソース設定の実現方法。
  16. プロセッサ、メモリ、メモリに記憶されたプロセッサで実行可能なコンピュータープログラムを含む、リソースの設定を実現する装置であって、前記コンピュータープログラムが実行される時に請求項9~15のいずれか一項に記載のサイドリンクリソース設定の実現方法を実現する装置。
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